花粉
凍った道も勿論だが、雪解けの道も結構危険である。
「もう溶けちゃった、もったいないねぇ」
「雪の季節もあっという間……」
「もっと雪ふってほしかったなぁ」
「……春なんて来なくていい……」
「……大丈夫だよ今年は花粉あんまり飛ばないってミコノスさん(スキル:気象予報)さんが言ってたから」
雪が降らなくると、花粉の季節がやってくる。名前は違うが、スギやヒノキと似た性質の植物が存在するのだ。異世界転移しても花粉症の心配をしなければならないなんて……。黒猫は遠い目になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます