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from リン (過去話✕)
今日の、報告しなきゃ
じん、聞こえる?お話したいんだけど。
僕は、天に向かってそう呟いた。
その数秒後、クロゼットから天界に来いとのこと。言われて直ぐに入った
「わぁー久しぶりに来たー」
「よぉ、リン。順調か?」
「じんー!!!うん、今のところはね」
「そうか、引き続き頼むぞ。んで、話ってなんだ?」
じんはいつでも優しい。
僕が会いたいって言ったらその道を開けてくれる。
「しゅーご元気かなって思って」
「あいつなら元気有り余ってる。今日も俺と喧嘩してたからな」
「えええ!?」
佐倉柊吾。
僕の記憶の持ち主。意地っ張りで頑固、でもあったことは無い。脳に直接話しかけくるの嫌だって本人に言おうとしたけど、今は留守みたい。
「あ、悪いな。リン、そろそろ帰ってくれ」
「えーまだいたーいー」
「リン」
「分かったよぅ。。」
久しぶりにじんと会話出来て僕嬉しかったな。ルンルンの気持ちで僕は帰った。
「隠れるの下手くそかお前は」
「うるせぇよ…じん」
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