page 24


from カコ


「んふふ〜聞いて驚くなぁ〜!!

それはね〜」


待ってましたと言わんばかりの顔で、ドヤ顔で決めたリンはみんなの顔を一通り見た。そして


「まだ決めてない、えへ☆」


あははやっぱり。。そういうと思った。

りんの事だからきっとノープランでユウタくんに怒られるのが目に見えてる。


「リン…お前な…」


「うわぁ!!ユウタそんなガチギレしないでよ〜。ちゃんと用意してるもん!」


「でもさっきまだ決めてないって言ってたじゃない」


「ルカ鋭すぎー。まぁ明日になったら分かるからさ!」



お楽しみに〜!!と言いながら

何処かに行こうとする。そして何かを思い出したかのように



「あ、そうだ。昨日組んだペアで早速交流深めて貰うためにその机に置いたから見てね!」


と、笑って言って去ってしまった。

交流を深める…。ちらっとユウタくんを見れば眠そうにしていた。



「あれじゃ、やる気なさそう…えっと。。

んえ。。。」


-------------------


ユウタとカコへ!


2人は他の人よりも少しだけ関わってる

時間が多いので、お買い物を任命~!!


しばらくの間 食料品などの買い物は

2人に任せた!!ってことで仲良くね!


りんより


----------------


よりによって買い物って…

まぁ、タケルくんやハヤトくんからしたら話しやすいけどでも1番怖い。。


「リンはなんて?」


「ふぁ!?びっくりした…」


「そんな驚くかよ」


「背後からこられたらびっくりするよ。」


「そうかよ。で?」


「あうん。買い物を任命されました…」


「うわだる…」



わかりやすく顔に “行きたくねぇ“と書くユウタくんに思わず笑ってしまった。


「おい、行かねぇの?」


「え?」


「か、い、も、の。今日の分もしっかり書かれてんじゃん」


「あ、確かに…。そうだね」


「おいおいしっかりしてくれよ…」



そう煽りながらも荷物は俺が持つから安心しろなんて言うユウタくんは。きっと彼女が居たら幸せだったんだろうな。



ん。。?彼女。

そういえばユウタくんってどこかで会った気が

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る