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from ハヤト


✎ …


初めて家族以外が作ったご飯は何処か懐かしい味がした。いつも和食が多い宮下家で育った僕からしたら洋食は年に何回かしか食べないので舌が慣れなかったけど、ルカさんが作ったものは前にも食べたことがあるそんな気がする味だった。…初めて会った人なのになんでだろうか、この懐かしい気持ちは。


「ご馳走様でした。」


洗い場に皿を持っていけば、ゆーたがせっせと洗ってた。


「ここに置いとく」


「あぁ」


ぶっきらぼうにそう放つ言葉には何処か優しさを感じた。大丈夫この人は悪い人では無いそう確信したもの確実。


リビングに戻れば、人それぞれ過ごし方が違った。見ていてとても面白い。


「あ、そうだ!!皆に伝えなきゃ行けないことがあるんだった!」


自分の部屋に戻ろうとした時、とても大きい声で放つリン。煩いこのちびガキと思いつつも口に出しては行けないことを父から教わっているもので


「伝えなきゃ行けないことって?」


と聞いた。


「いい質問だねハヤト。それはね…

とりあえず皆集合ー!!!!!!」




強制的に集まさせられた皆。

その真ん中でドヤってるリンは、すっと息を吸って放つ。



「これからの話をしよう。」


一気にシーンとなる空間。

それもそのはずいつも笑ってばっかのリンが真顔でトーンも芯が通っている声だったから。


「なんで今…?」


「それは僕の気分~」


思わず松島さんがいった疑問も何となくわかる気がする。まぁここに来て1日も経っていない。それに昨日これからの話なんてしたはずだ。まさか記憶力弱いのか?



「これから1人ずつに過去を乗り切って貰うためにミッションを1個ずつ解決してもらうよ」


「子供が考える発想だな」


「なんかゲームみてぇ…!!」


「少し胡散臭いような…」


「ユ、ユアちゃん!!」


「ドヤ顔で言われてもね。。?」



それぞれが自由に放つ。

まぁたしかに気持ちはわかるそんな気持ちで乗り越えられるものでは無い。そもそもミッションってなんだよと…。まぁでもすんごい目でこっちを見てくるものだから助け舟を出してあげた



「そのミッションってなに?」

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