　双発複座戦闘攻撃機〈Ｙａｋ－２Ｆ〉

・全長：３０フィート８インチ（９．３４ｍ）

・全幅：４５フィート１１インチ（１４．０ｍ）

・全高：１５フィート１０インチ（４．８４ｍ）

・翼面積：３１６平方フィート（１４．５平方メートル）

・全備重量：１３，２００ポンド（５，９８７ｋｇ）

・発動機：空冷式複（ふく）列（れつ）星型（ほしがた）１４気筒エンジン×２

・離昇：９７５ｋｗ（１，３００ｈｐ）（過給機１速式）

・プロペラ：固定ピッチ全金属製３翅　（直径：１２６インチ（３．２m）

・最大速度：２８６ノット（５３０ｋｍ／ｈ）　（高度：１３，０００フィ（約４，０００ｍ）ートにて）

・航続距離：５００マイル（約８００ｋｍ）

・乗員：２名（操縦手１名、偵察兼通信手１名）

・武装：５０口径（１２．７ｍｍ）機銃×６門　１インチ（２５．４ｍｍ）機関砲×４門　

　１３００ポンド（６００ｋｇ）爆弾×１または６５０ポンド（３００ｋｇ）爆弾×２　

　１８インチ（４５７ｍｍ）航空魚雷×１（この場合、燃料・搭載弾数を要調整）

・採用国：フォルモール帝国、及び東ヴォルフ自治区

　フォルモール帝国が開発した双発機。１機種で偵察、輸送、対空・対地・対艦攻撃が可能な高性能汎用機を目指した機体。

　あらゆる戦況に投入できる万能性を備え、火力、機動力、航続距離、搭載量ともに優秀な機体だったが、採用から１０年が経過しており、性能の陳腐化が進んでいる。

　海軍偏重、巨艦巨砲主義が根強く、航空戦力はあくまで「艦艇の補助」として扱う帝国の風潮から、本機の改善・後継機への更新目処は立っていない。

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