第9話 驚愕
ソフィアが専属担当に決まった俺は、自分のスキルについてソフィアに説明する事にした。
「じゃあ先ずは、俺が持ってる
「み、
俺が
「あぁ、俺は2つ
「2つも!?それって一体どうやって!?」
余程衝撃的だったらしく、ソフィアは先程までの冷静さを失っていた。
「え、あ、あぁ色々あって…。」
「し、失礼しました。私は先天的には鑑定系スキルしか持っていなかったので…。新しいスキルの習得に躍起になっていた時期があったもので少し過剰反応してしまいました…。」
「スキルの習得を目指していたと言う事は冒険者か何かを目指してたのか?」
「はい。子供の頃から自由と強さを兼ね備えた高ランク冒険者に憧れていたので…。
落ち着きを取り戻すと今度は羨望の眼差しを向けてくるソフィアに少し話しづらさを感じながらも、俺は今度こそ説明を始めた。
「先ず1つ目は『
「飛斬撃と言うと王国直属の騎士団でも上位の騎士や、相当高ランクの冒険者の方でないと扱えない技になりますね。
俺が『
「あ、私ったらまた…。次のスキルについての説明をお願いします。」
少し顔を赤くして現実に戻って来たソフィアに、俺はもう1つの
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