第711話 フリーゲームにおいて『良いRPG』ってどんなゲームか? を考えてみる。
フリーゲームにおいて『良いRPG』ってどんなゲームか? を考えてみる話です。(2023年7月5日)
私、今、遊ぶフリーゲームがなくて「あっ。そういえばウディコンの季節?」と思ってウディコン公式サイトを見てたら、ツイッターの仕様変更でちょっと大変そうでした。不便になるって切ないね……。
それで、その関係で去年(2022年)のウディコンのレビューを楽しく読んでたんですけど(自分がプレイしたゲーム以外は流し読みの斜め読み)「えっ!? なんでこんな感想になるの!?」と思う感想があったので。
『シヴァーラの塔』というフリーゲームなんですけど。
そのレビュワーの方が『ウディコンの良いRPG枠の一つです』と記載しているんですけど、全然意味が分からない。なんで『シヴァーラの塔』が『良いRPG』になるの……?
だって、私がプレイしたフリーゲーム『シヴァーラの塔』は、意味わからないくらいに移動速度が遅くて、マップは素材グラフィックしか使ってないシンプルでのっぺりな印象、キャラに話しかけてもだいたい一言しか返事がなくて、全然面白いと思うこと言ってくれないし、街マップは歩いてても全然楽しくないシンプルな作りで、しかもオブジェクト調べても全然反応ないし、アイテムも取得できなかったと思います。
もうこの時点で私は『シヴァーラの塔』をプレイする気がなくなってゲームをやめ、もちろん投票もしてないんですけど、それでなんで『ウディコンの良いRPG枠の一つです』ってなるのか全然わからない。どうして……?
そもそも私はツイッターの感想で『シヴァーラの塔』が神ゲーって言ってるプレイヤーの方の言葉を信じて『シヴァーラの塔』をプレイしたのよ!! どこが神ゲーなのよー!! と心の中で叫びました。もう本当、教えて欲しい。あのゲームのどこがそんなに良いの?
『シヴァーラの塔』を『ウディコンの良いRPG枠の一つです』と記載しているレビュワーさんは、私がめちゃくちゃ推していた『Helios Order -賢者の石と輝炎の王-』のことも褒めてくださっていて、その感想は私のプレイ体感とそんなに変わらなかったので、私と感覚が全然違う方というわけではなさそうなんですよね。
私よりずっと、根気があって心が広くてゲーム上手なレビュワーの方だという印象ですけど。
私、自分がプレイできなくても、自分以外のプレイヤーの方が褒めているゲームって「確かにそういう良い部分もあるし、面白いと思うプレイヤーの方もいるかも」って思うことも多いんですけど『シヴァーラの塔』に関しては、本当に、面白いと思う部分が理解できない。『シヴァーラの塔』の何がそんなに面白かったんだろう……?
私が思う、フリーゲームにおいて『良いRPG』の印象は『自由度が高い』ということです。
私が言う自由度というのはプレイヤーのゲームのプレイスタイルの多彩さを保証してくれる……という感じです。
バトル重視で進めてもいいし、街をくまなく巡ってツボとか本棚とか調べまくって進めてもいいし、NPCに話しかけてみたらアイテムを貰えたり、イベントが起きたりするけど、でもNPCを全員無視しても、バトルを頑張れば先に進めるとか、そういう自由さを求めます。
隠し通路を見つけてもいいし、無視してもいい。
行ける場所は一か所じゃなくて、生き延びられるならどこに行ってもいい。
そういうゲームって素敵だなあと思います。
強敵も、負けてもストーリーが進むけど、頑張れば勝てる……というのが好きです。強敵のイベントバトルは、負けても何度も繰り返して勝利を目指したりします。心が折れたら負けてストーリーを進めます。
今年(2023年)のウディコンって、AIイラスト使った作品、どれくらいエントリーするのかなあ?
私は、投票するとしたら「このグラフィックAI作成?」と感じた場合は最高得点は8点にするかも。
AI作成のグラフィックって、そのベースには勝手に絵を使われた人がいるのではないかという気がしてしまうので……。
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