第696話 ドラマ『弁護士ソドム』最終回まで見ました!!(2023年6月25日)
ドラマ『弁護士ソドム』最終回まで見ました!!(2023年6月25日)
最終回は違和感ありまくりで残念でした。必要なシーンがなくて、冗長なシーンはあるっていう感じ……。脚本家の方がやる気なくなっちゃったのかなあと思いました。
違和感はたくさんあるんですけど、まずは……。
・男主人公のお母さんと、男主人公のお母さんを殺すことになる犯人が『USB』の取り合いをしている
というシーンです。普通『USB』だけじゃなくて、いろんなところにデータ保存してるよね? という……。自分のパソコンとかスマホとか、クラウドとか、自分が信頼している人にデータ送ったりとかしてるよね……? なんで『USB』をそんなに必死に取り合いしちゃうの……? という……。
それで、取り合いの結果、男主人公の母親は事務所の窓から落ちて『自殺』扱いになるという話なんですけど。
あとは……。
・事故に遭い記憶喪失になっていた男主人公の父親が唐突に記憶を取り戻す
これね。記憶喪失設定からのー。記憶を全部取り戻すー。よくある話なんですけど、違和感はここからなんですよ。
・記憶喪失状態だった男主人公の父親は、病院の一室に軟禁状態だった。所持金は無しだったはずなのに、どうやって病院を抜け出した上に『10円玉を何枚も使って』公衆電話から息子のスマホに電話を掛けたの、変だよね?
ということです。その何枚もの10円玉はどこから持ち出したのよ。
一枚だけなら、道で拾ったとか言えるかもしれないけど……。
まだあるよー!!
・男主人公に公衆電話から電話を掛けた父親が、その後全然出て来ないで終了。
これね。男主人公は父親を助けに行っている気配が無いのよ。どうしたの、お父さんは。
・男主人公の母親を殺した犯人は自首したのか?
これもわからずに終了。
・男主人公に協力した三人はその後どうしてるの?
これもわからないで終わる。最後はドラマ『HERO』っぽく海が見える場所で男主人公とヒロインっぽい女子キャラが喋って終わるという、とてもつまらない終わりでした。男主人公が「自分はこの仕事が好き」って言ってるけど、弁護士じゃなくなって子どもに法律を教えているだけで、何の仕事をしているというのか。
その他にも、とにかくエキストラ系の人がいなくて、主要キャラだけでドラマを撮影しているのが、すごくしょぼい感じでした。
中国ドラマ『明蘭』を見せてあげたい。すごいいっぱい役者さんが出ていて、画面が埋め尽くされるほどに人がいるドラマは、すごく迫力があります。
中国ドラマ『明蘭』の第13回は三回見ても面白かったです。人がすごくいっぱい出て来てるから、何度も見ないとわからないんですよ。
ドラマ冒頭に、馬車に乗っている中年女性と若くて美人な女性がいたんですけど、一回目見た時は「誰……?」ってなって、二回目に見た時は「正妻の側近が中年女性で、後ろに控えていた美人な侍女が隣に乗っていた美人な女性?」ってわかって、三回見たら「側近女性と美人の侍女は親子……?」ってなりました。
中国ドラマ『明蘭』は、本当に、何が起きるのかわからなくて好きです。
正妻が側室(女狐)を棒でぶちのめさせるんですけど、でも、正妻は棒で打たれる側室(女狐)から思わず目を逸らすんですよ。正妻はお嬢様育ちだから、残酷な場面を見慣れていないからだろうなあと思います。役者さんがすごいのよ。
今は、ポンコツ夫の寵愛を一気に失いかけている側室(女狐)という感じなので、どうなるのか楽しみです。
やっとポンコツ夫が側室(女狐)の性悪さに気づいた……!!
でも側室(女狐)にも言い分はあって、父親がある日突然流刑になって、突然売られそうになっておそろしい思いをして、それを回避するために、なんとか盛家の側室に潜り込んだと言っていました。だからと言って、弱い立場で妊娠中だった明蘭(女主人公)の母親を殺していいわけじゃないけどねー!!
明蘭(女主人公)の母親は、側室(女狐)の手先となった侍女たち(表面上は親切)に、お腹の子どもが育ちすぎるように栄養を取らされて、子どもが大きすぎて産めない状態で出産になり、出産中に産婆が消え(女狐の指示)それでも古参の侍女なら赤ちゃんを取り上げた経験があるはずだから、と呼びに行ったらお酒を飲まされて酩酊状態で使い物にならず、それでも諦めずに子供だった明蘭(女主人公)が医者を呼びに行って連れ帰って来たけど、時すでに遅し……もう手の施しようがない……という状態になって亡くなったのです。
本当、側室(女狐)は罰せられて欲しいなあ。
そして側室(女狐)の娘、墨蘭のことも大嫌い。
墨蘭って、自分に都合がいい時は威張り散らして、自分に都合が悪くなると相手を下げ、または泣きわめき、自分を溺愛している父親に縋って、自分以外の娘たち(如蘭と明蘭)を悪者に仕立て上げるから、本当に大嫌いです。常に墨蘭だけが得をするように立ち回っている汚い心の持ち主なのです。
正妻の娘の如蘭は、立場の弱い明蘭(女主人公)をいいように使っていますが、明蘭(女主人公)を陥れようとはしないので憎めない感じ。でも面倒くさいから関わりたくない子、みたいな……?
明蘭(女主人公)は、弱い立場の自分と、自分を庇護してくれるおばあ様(先代の正妻)のために、目立たず控えめに、うまく立ち回っていて偉いです。でも優しい女の子というわけじゃない。自分がひどい目に遭わされても我慢するけど、相手がひどい目に遭っていても助けない、みたいな。
明蘭(女主人公)が盛家(自分の家)で心を尽くすのは、おばあ様と、子どもの頃から側にいてくれる侍女だけのような気がする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます