【書き手と読み手】それは嬉しいですか？ 傷つきますか？

第215話 第14回ウディコンにエントリーしているゲーム制作者の方の意見を読んで『ゲームの感想って難しいなあ』と思ったことはありますか？

第14回ウディコンにエントリーしているゲーム制作者の方の意見を読んで『ゲームの感想って難しいなあ』と思ったことはありますか？

第14回ウディコンにエントリーしている、とあるゲーム制作者の方が『技術的にできないことを要望しないでほしい』というようなことをツイッターに記載していたんですけど、私、その意見を読んで思ったのです。

ステータス画面？　に次の行き先を記載してほしいというような要望が届いたらしいんですけど……。

「そのプレイヤーの方は、次の行き先がわからなくて迷子になったんじゃないの？」と……。

プレイヤーの方の迷子問題を解決するのは簡単で、メモ帳に次の行き先を書いてあげればいいのです。

『ゲームの中で迷子になること』が問題だったら技術力とか全然いらずに解決できるよね……という……。

ゲームをプレイして出てくる不満って大雑把にいうと二通りあって『嗜好に合わない』『ゲームをプレイしていて困った』というものに分かれると思うのです。

『嗜好に合わない』は本当にもうどうしようもなくて、私の『女子キャラしか登場しないゲームをプレイしても面白くないのでプレイしない』はこちらのカテゴリーに入ると思います。

『可愛い女子キャラがいっぱいいるよ！！　女子キャラしか出てこないよ！！』という売り文句を見ると「じゃあ私はプレイしなくていいかなあ……」と思います。

嗜好は人それぞれなのです。

女性プレイヤーの多くは絶対、男女キャラが混在しているゲームを好むと、私は思います！！　異論は認めます！！

『ゲームの行き先を提示してほしい』というのは『ゲームをプレイしていて困った』カテゴリーの要望だと思うんですよね……。

だから「技術力が足りなくて対応できない」っていうのが……それは優しさが足りなくて対応できないのでは……？　という気がします。

ゲームを制作できる方なら、メモ帳に行き先を書くのなんて簡単だと思うので。

私も、書いているＶＲＭＭＯ小説で「ゲームの説明はいらない。読者は早くゲームをプレイしたい」的なコメントを頂いたことがあるんですけど「小説の紹介文にお好みのところからお読みください」と記載しているとお伝えして「読みたくない時は飛ばしていただいて大丈夫です」ということもお伝えしました。

私は『私が』『ゲームをプレイしている感』があるＶＲＭＭＯ小説を読みたい上に、ゲームの基本設定がしっかりしてないとゲームが進行しないので、ゲームの説明は必要だと思ってます。

でもゲームの説明を読むの、強制したいわけじゃないのー！！

なので、ゲーム制作者の方も、できる範囲で負担にならない対応をすればいいんじゃないかなあという気がしました。

ゲームの感想って読み解くの難しいですよね……。

個人的には『ゲームをプレイした時に感じた不満』が少しでも和らいだり、解消されたら、それでいいかなあと思うんですけど。

『移動速度が遅い』という不満に対しては『移動速度を上げる』『ワープを導入する』『移動がないゲームを作る』等の解決策があるかなあと思います。

あと『これでいいの！！　現状維持なの！！』という選択もできると思います。

私、自分が書いている小説では『これでいいの！！　現状維持なの！！』という選択もよくします。趣味で書いてるからいいの……！！

修正した方がいいと思ったことは修正します。

私が応援しているゲーム制作者の方が、無理な意見を微笑んでスルーして、ゲーム制作を穏やかに続けてくれたら本当に嬉しいです。