第142話 キャラクター表など(141話まで)

※そろそろお気づきでしょうが、作中で出た情報のみ記載するはずなのに、いつものように軽微なネタバレがあります。


※そんなわけで相変わらず五名ほど、第三部以降で出てくる者がいますが、作者の利便性の為に載せています。ごめんなさい。



【キャラクター表】


◆セロ

主人公、第六魔王、愚者、最近影が薄いかなと思い悩む。

◆ルーシー

吸血鬼の少女、真祖カミラの長女、トマトが好き、最近ヒロインらしくないと思い悩む。


◆ヤモリ

モンスター、超越種、土魔法が得意、ヤモリ工房。

◆イモリ

モンスター、超越種、水魔法が得意、血反吐や赤湯に生息。

◆コウモリ

モンスター、超越種、毒と音波による搦め手が得意、意外と力持ち。

◆かかし

ゴーレム、人造人間エメスが作成、超電磁砲レールガン、融通がきかない。

◆かかしMarkⅡ

巨大ゴーレム、次はきっと『Z』になって変形するに決まっている。


◆エーク

ダークエルフの元リーダー、近衛長、性癖がとても・・・おかしい。

◆ドゥ

ダークエルフの双子姉妹、セロの付き人、少年っぽい、無口、ニュータイプかもしれない。

◆ディン

ダークエルフの双子姉妹、ルーシーの付き人、お淑やかな少女、博識な女豹・・

◆ヌフ

ダークエルフのドルイド、年齢不詳、認識阻害と封印の第一人者、真面目、陰キャ代表の女豹・・


◆アジーン

人狼のリーダー、執事、性癖がすごく・・・おかしい。

◆チェトリエ

人狼、メイド長、母性的、調理と仕入れ担当。

◆ドバー

人狼、メイド、好戦的、掃除と洗濯担当。

◆トリー

人狼、メイド、冷静、裁縫と修繕担当。


◆エメス

人造人間フランケンシュタイン、元第六魔王、実験と拷問大好き、クレイジーサイコ女豹・・

◆フィーア

屍喰鬼グール、料理長、わりとお姉さん気質、腐女子。

◆リリン

吸血鬼の夢魔サキュバス、真祖カミラの次女、外交官、でも目指せ料理人、ボーイッシュ女豹・・

◆モタ

魔女、ハーフリング、若女将(仮)、でも目指せニート。

◆ノーブル

百年前の勇者、高潔、筋肉馬鹿一号、性癖はおかしくないのだが実は童――

◆ジージ(別名、ジジイ)

巴術士、モタの師匠、最近何だか若返ったと話題、聖女パーティーを抜けて第六魔王国へ。


◆クリーン

第二聖女、セロの元婚約者、聖女パーティーの名目リーダー、そろそろ性癖あれがバレる。

◆ヘーロス

英雄、冒険者、聖女パーティーの実質リーダー、人族最大の良心。

◆キャトル

女聖騎士、ヴァンディス侯爵家の令嬢、王女プリムの幼馴染、可愛いは正義。

◆ドゥーズミーユ

ヤモリ、可愛い、キャトルといつも一緒、ジージの穴は埋まる模様。

◆パーンチ

モンク、セロたちと付き合いが長い、孤児院出身、子供好き、筋肉馬鹿二号。

◆トゥレス

狙撃手(本当は暗殺者)、エルフ、『古の盟約』に縛られているらしいが……


◆シュペル

ヴァンディス侯爵家当主、キャトルの父、武門貴族の筆頭、最近毛根が……

◆ヒトウスキー

王国北側に所領を持つ伯爵、名前で全てを語れる人物、まだまだ出番はある。

◆モーレツ

聖騎士団長、子爵家出身、人族の良心その二、筋肉馬鹿三号。

◆マッスル

王国の冒険者ギルドのギルマス、モタにおけつを破壊されたので括約筋の修行中。

◆サモーン

魔術師、巴術士ジージの高弟、お手伝いのおばちゃん。

◆マジック

魔導騎士、巴術士ジージの高弟、武門貴族に雇用された五児の母。


◆オッタ

ドワーフの族長の息子、火の国の外交使節団代表、開明派、筋肉馬鹿四号。

◆ハダッカ※

島嶼国のマン島にいる海賊、葉っぱ。

◆リザ※

島嶼国のリザー沖にいる蜥蜴人リザードマン

◆ドス

エルフの現王。

◆ミル

エルフの姉妹の姉。

◆シエン

エルフの姉妹の妹。

◆ウーノ※

エルフの悪霊レイス、霊界にいる、多分訳あり。

◆オキュペテー

有翼ハーピー族の女王。


◆ゴライアス

土竜、超越種、いまだに血を吐いているらしいがそんな描写が一切ない。

◆血反吐

ゴライアスが源泉垂れ流し中、影の主役、多分セロより役立っている。

◆四竜

空竜ジズ、土竜ゴライアス、水竜レビヤタン、火竜サラマンドラのこと。


◆王

王国の現王、王国で一番偉いのに洗脳されて寝込んでいる。

◆プリム

王国の王女、バーバルの婚約者、その身に天使を受肉した、ろくなことしていない。

◆ゴーガン(故人)

王国の宰相、公爵、泥竜ピュトンが認識阻害して化けていた、もう出番なし。

◆ムーホン

王国の伯爵、北の守護家、名前からして怪しい……

◆ハックド(故人)

王国の辺境伯、東の守護家、自己像幻視ドッペルゲンガーアシエルが化けていた、もう出番なし。

◆イービル

主教、次期教皇最有力、名前にコンプレックス。

◆フェンスシター(故人)

主教、イービルの腰巾着、もう出番なし。

◆アネスト

第一聖女、まさに聖母、クリーンは神学校でのスール、このグループに入れられて本当に可哀そう。

◆バーバル

元勇者、現|人工人間(ホムンクルス)、セロとは同郷、わりと強くなった。


◆アタック(故人)

戦士、高潔の元勇者ノーブルのパーティーの一人、子孫が神殿の騎士ストーカー

◆キャスタ(故人)

暗黒騎士、高潔の元勇者ノーブルのパーティーの一人、ヴァンディス家の大叔母。

◆アプラン・ア・ト・レジュイール十三世(十五世)

遊び人、高潔の元勇者ノーブルのパーティーの一人、屍喰鬼になった、正直おじゃるは二人もいらない……


◆カミラ

吸血鬼の真祖、エメスの後の元第六魔王、なぜ故人って書かないのかな?

◆ラナンシー※

吸血鬼の妖精、真祖カミラの三女。

◆モルモ

吸血鬼の公爵、第二真祖、ルーシーにお見合いをせっつく。

◆ブラン(故人)

吸血鬼の公爵、もう出番なし。


◆ピュトン

アバドンの配下、泥竜、魔王代理、宰相ゴーガンなどに化けていた。

◆アシエル

アバドンの配下、自己像幻視ドッペルゲンガー、王国の要人に化けていた。

◆みけたま※

柴犬、アシエルがその影に憑依、ドゥが可愛がっている。

◆アルベ

アバドンの配下、飛蝗(孤独相)の虫系魔人、情報官、トマト畑でスローライフ楽しい。

◆サールアーム

アバドンの配下、飛蝗(群生相)の虫系魔人、指揮官、トマト畑でスローライフ楽しい。


◆冥王

???

◆ルシファー

冥王の配下、本人曰く「使い走り」、絶対に性癖がおかしい。


◆第一魔王 サタン

地獄長、地獄を統治。

◆ベリアル

サタンの配下、悪魔、俺様系のイケメン。

◆ネビロス

サタンの配下、悪魔、人形好きなゴシック少女、ベリアルの相棒。


◆第二魔王 ベルゼブブ

蠅王、魔界を統治。

◆アスタロト

ベルゼブブの配下、蠅騎士団副団長、多分シュペルと分かり合える。


◆第三魔王 ファフニール

邪竜、南の魔族領を統治、真祖カミラとはマブダチ。

◆ラハブ

海竜、ファフニールの義娘、そろそろ動き出す。


◆第四魔王 レトゥス

別名タナトス、死神、霊界を統治。


◆第五魔王 アバドン(故人)

奈落王、東の魔族領を統治するも元勇者ノーブルに討伐された。


◆第七魔王 リッチ

不死王、西の魔族領を統治、レトゥスの元配下、魔核を砕かれて消失……?

◆いぬたろう

リッチが転生して憑依した猫の死体、ドゥが可愛がっている。

◆デュラハン(故人)

リッチの配下、不死将、もう出番ない。

◆バンシー(故人)

リッチの配下、デュラハンと同格、もう出番ない。


自称・・第八魔王 クラーケン

巨大蛸、雌、島嶼国の最果ての海域にいる、性癖的にあれな人たちにとって触手は大事。

◆ジンベイ

クラーケンの配下、鮫の魚系魔族、絶賛溺死中のバーバルを助けちゃった。






【世界地図】※追記あり


世界地図は菱形をイメージしてください。

(※小野不由美さんの『十二国記』が分かりやすいかもです)


その中心に人族の王国があります。その王国を取り囲むように魔族領があります。いわば、世界の大半が魔族領に当たります。



◆北の魔族領(第六魔王国)


王国の北には第六魔王こと愚者セロが治める魔族領があって、主に吸血鬼が生息しています。この領土は主に、林、平原や岩山などで構成されています。比較的穏やかな気候で緑が豊富です。


魔王城の裏山の地下にある地底湖では土竜ゴライアスが血反吐はいています。その血反吐が地下水脈を通じて、第六魔王国に様々な実り(?)をもたらしています。


その裏山のふもとの洞窟入口そばの丘にトマト畑があります。まだまだ拡張中です。魔王城前には二つの坂道があって、溶岩マグマと氷の断崖絶壁で閉ざされています。魔王城正面には露天風呂(女湯)があります。また、その坂下には温泉宿泊施設もあります。


魔王城からは地下通路によって、温泉宿泊施設、トマト畑、地底湖、そしてダークエルフの住む迷いの森に通じています。また、魔王城の地下にあった牢獄は改修されて、エメスとヌフの共同研究施設となりました。


さらに魔王城自体にも改修が加えられて、浮遊城となっています。共同研究施設内に司令室もあります。


ちなみに吸血鬼のマイホームは棺で、夜行性ということもあって、街も、砦も、いわゆる防衛拠点らしきものが第六魔王国には一つもありません。公爵級以上が見栄の為に城を持っているそうです。ただ、王国から出て北の街道が、封印を施した入り組んだ街道にビフォーアフターされて、その周辺にも田畑が広がって危険地帯に変わりました。



◆北西の魔族領(迷いの森と砦)


王国の北西にはダークエルフが管轄する森があって、ドルイドによって封印がかけられて『迷いの森』とされています。食人植物などの巣で非常に危険な場所です。現在はダークエルフが第六魔王国に恭順した為、その支配下に置かれています。


その森と湿地帯の緩衝地帯に砦があって、呪いつきの人族、魔族が共同生活をしています。魔族領の中では最も人族の文明を色濃く残している拠点なので、変わった魔族に支持されているようです。実際に、料理大好きなリリンはここに家(棺)を持っています。ルーシーのファンシーグッズも、モルモの配下によってここで購入されて渡された物のようです。


砦のリーダーだった元勇者ノーブルが第六魔王国に移籍したことで、新たなリーダーが立つ予感です。



◆西の魔族領(第七魔王国)


王国の西には第七魔王こと不死王リッチが治める魔族領があって、その配下は無限湧きの生ける屍リビングデッドです。


ほとんどが湿地帯で、晴れの日を見ないほどじめじめした気候です。墳丘墓は意外と寝心地がよさそうです。その石室には金銀財宝が眠っています。リッチ亡き今、果たして誰の物になるのでしょうか。なお、リッチがいなくなったことで亡者の統制がきかなくなって、王国の西の拠点などに負担がかかることが予想されます。



◆大陸南西

島嶼国とうしょこくで形成されていて、人族の海賊たちが支配するマン島、蜥蜴人リザードマンたちが集まるリザー沖、自称第八魔王こと巨大蛸クラーケンが支配する最果ての海域に分かれています。



◆南の魔族領(第三魔王国)


王国の南には第三魔王こと邪竜ファフニールが治める所領がありますが、ほとんどが険しい山で、ファフニールはそのうちの『天峰』と呼ばれる場所にいるそうです。ずいぶんと高い場所のようなので、もしかしたら軌道エレベーター絡みかもしれません。


たまに北の魔族領にトマトを食べにやってくるそうですが、今年は真祖カミラの喪にでも服しているのか、いまだ動きはありません。


王国から出て南の街道には『竜の巣』があって、産卵期の竜などが暴れたい放題なので、英雄ヘーロスが討伐依頼を受けて単独で討ち取ったこともあるようです。



◆大陸南東


エルフの管轄する森林群があります。『迷いの森』ほどではないものの、封印などがかけられています。



◆東の魔族領(第五魔王国)


王国の東には第五魔王こと奈落王アバドンがいたのですが、百年前に高潔の勇者ノーブルによって封印されました。もともとこの所領には今の王国よりもよほど大きな帝国がありましたが、蝗害によって滅びたとされていました。


実際には、かつて天使であったアバドンが奈落の瘴気によって呪われて魔王と化し、同じように呪われた配下と、魔王討伐を目指した帝国兵とが長い間戦い合ったことで帝国は滅びました。その廃墟をアバドンは治めていたわけです。


アバドンは元勇者ノーブルによって改めて討伐された為、現在は第六魔王国によって暫定的に支配されています。



◆大陸北東


火山に囲まれた『火の国』があってドワーフたちが治めています。独自の文明を持っているようです。


かつて王国南東にある森に住むエルフと団結して、帝国兵と共にアバドンを討つべく戦いましたが、その敗戦を受けて鎖国政策が長らく取られてきました。最近は保守派と開明派に分かれていましたが、後者の代表ことオッタが第六魔王国を訪問したことによって大きな変化が訪れようとしています。



◆その他


その他にも、地下世界こと冥界もあって、そこに冥王、第一魔王こと地獄長サタン、第二魔王こと蠅王ベルゼブブ、第四魔王こと死神レトゥスがいます。それぞれ、地獄、魔界、霊界を治めています。また、天上の天界もあることが示唆されています。

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