(最終回)この連載を振り返って

 突然ですが、この『週末フリーエッセイ』は今週が最終回です。

 二輪にわほむらの次回作にご期待ください。

 ……え?なんで急に最終回なのかって?

 オーケイ、順を追って説明しましょう。


 最近、この『週末フリーエッセイ』の存在意義を考えていた。

 確かに毎週書きたいことはある。ただ、それが「推しのこと」だったり「ヘヴィメタルのこと」だったりするのだ。前者はカクヨムで連載中の『推しへ感謝を、そして愛を』で書きたいテーマだし、後者はむしろブログ記事にしたい。

 小説も書きたい。筆が乗らなくなったので事実上休載している『サイケデリック無人島』の扱いも問題だし、新作のアイデアも考えている。

 そんなことを考えていて、ある疑問が浮かんだ。

「何のために『週末フリーエッセイ』を書いてるんだっけ?」


 そもそも、この連載は私の推しのVtuber、シスター・クレアさんがやっていた「まいにち動画」にヒントを得て始めたものだ(現在「まいにち動画」は休止中)。

 確か当初は「クレアさんを見習って、少しずつでも活動を継続していこう」という目的だった。

 そう考えると、別に一つのシリーズにこだわる必要はないし、カクヨムという媒体にこだわらずとも、ブログの週があっていいわけだ。

 要は「毎週末にカクヨムかブログに文章を投稿する」という方針でも、定期的に執筆できるのは変わりない。

 ブログ収益化と小説の創作を考えると、むしろ書くシリーズやジャンルを固定しない方がいいだろう。


 僕には目標がある。

 ウェブ作家としてでもいいから、小説を書いて「小説家」としての実績を積むこと。必ずしも小説でなくてもいいけれど、出版社から自分の本を出すこと。ブログを収益化して、収益は少なくても長く続けること。

 もっと根本的な「目的」を言うと「自分の文章を通じて、読者が活き活きと日々を送る手助けをしたい」。特に、障害などで生きづらさを抱えた人、僕と同じような感性や趣味を持った人(僕自身も発達障害があるし、感性も一般的とは言い難いところがある)。

 そのために、自分の執筆活動との向き合い方を改めて考えた。

 そして、「エッセイに偏らず、他の書きたいこともバランスよく書くため」という前向きな理由で、連載終了を決断したのだ。


 それでは、『週末フリーエッセイ』はこれまで。

 また別な文章でお会いしましょう。

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週末フリーエッセイ 二輪ほむら @wno-41592

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