-21- 同窓生
裕太はもう幼稚園の年長さんだ。大きな声でお歌も歌えるし、お遊戯会ではダンスもする。真夏と昌彦に似ず裕太はやんちゃで、真夏は大星を思い出す。
お遊戯会の帰りに、真夏は大星からのLINEに気付いた。
「今度、どこか行かない?」
「裕太も一緒でよければ。」
「オッケー。乃木ユウナも呼ぶ?」
「え、めっちゃ久しぶり。会いたい!」
初恋の甘酸っぱさが蘇ってきた。裕太もユウナもいるから、変なことにはならないと思う。でも、懐かしさで胸がいっぱいだった。
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