返信

返信はいたってシンプルなものだった。

かなりできたよ。

たったの一行という素っ気なさ。

やはり、冷たいんじゃないの?

という返信がすぐに来た。

俺は既読スルーを決め込んだ。かくしてテスト結果が先に廊下に

貼りだされ俺もハルも息をのんだ。なぜって俺とハルが一位と

二位を取っていたから。

ヒナタの悲鳴が背後から聞こえてきた。

「うそでしょ、、、!?」

順位表を眺める人ごみの中で。

俺はハルとハイタッチを決め込んだのだった。

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