楽勝

ふっ。テストに於いてこんなに時間が余ったのは久しぶりだった。

小学生の時に受けた理科の単元テスト以来か。


出来過ぎな位にできた。

これはもう、良い成績間違いなしだと思う。

やがて、テストが終わり、後ろから前へと集められ俺は背伸びをしてみせた。

かつてないほどの充実感だった。


この日の放課後、ハルにテストの手応えを聞かれたが、バッチリだったと答えた。

帰宅後。俺宛てのLINEメールが来てたが、

幼馴染のヒナタからだった。

しばらくぶりのメール。内容は、

試験どうだった?か。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る