加速
俺は幼馴染を忘れるべく、勉学に明け暮れた。ちょうどハルのしごき(勉強に於いて
の:勘違いしてくれるな、読者くん)
も相まって俺は聡明になりつつあった。殊に英語という教科だけに於いて。
そんな訳で。
いつもは答案用紙が配られた時点で俺は眠りにつくパターンだったのだが、この日は違った。目は爛々と輝き、問題文まで英語で書かれている鬼畜な問題用紙を丁寧に読み込み、
理解し、解答することになった。
そんなわけだから、俺のシャーペンのカリカリ音は止まない。普段はカリカリ音は名前だけ記載してその後に止むのだが。
今日は違った。
いままでの俺ではなかった。
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