第19話
ある日の会話で。
部屋で勉強を教えてもらってた。
「ハル、あのさ。俺に英語を教えてくれるようになってもう二ヶ月くらいになるけどさ...」
「ん?」
「明日のテストかなりいい点取れると思うんだよね」
「そうかもね...」
「もしかしたら幼馴染ちゃんより良い点取っちゃうかもね。いや、ひょっとしたら...」
ハルは少し考えてから、
「学年10位以内に入って、そうね、、
幼馴染ちゃんより成績よかったら、私のこと
好きにしてもいいよ?とゆーか、、もう
好きにしてもいいんだけど、何かしらの
キッカケがあった方がシンジ的にはアクション起こしやすいかもね...」
ふふっと魅惑な笑みを浮かべて、ハルのやつはくるくるとシャーペンを回してみせた。
「好きにしてもいい...??」
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