第17話

ハルと付き合い出してから俺の英語の成績はめきめきと上がった。ハルに俺の部屋で発音とか教わり、英文法も教わり、更には

夜の勉強も教えてあげようか?と意味深なことを言われたが、階下に親がいるときは

そんな勉強を教わっちまったら歯止めが効かなくなりそうなので現状、未だ俺は先に進むことを遠慮している。一応まぁ、キスと手繋ぎとかのデートは済ませ、おうちデートも済ませたのだが、その先は未だしてない。

ハルのいいところはやはり、

俺が未だ陰キャ属性でいても特段気にせず、

一緒に歩いたりしてくれるところだと思う。

幼馴染は昔から俺の家に出入りして宿題を勝手に写したり母さんがいないときは

冷蔵庫を勝手に開けてアイスを食ったりしてたのだが、ハルが出入りするようになってからは平和な日々が訪れている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る