第5話
「私の名前はハル...。四組。あんたは?」
「俺の名前は山吹シンジ。一組。
それにしても変だな。四組にこんな派手なギャルがいたなんて俺知らなかったけど...」
「今日、転校してきたの。
それで、今日、早速、嫌がらせをされたわけよ...」
「え!?転校生なの!?通りで見たことないと思ってた...」
俺、この学校の底辺インキャ。
しかもぼっち。こんな俺に話しかけてくる輩、てか女子なんてひとりしかいないはずなのに、金髪ギャルが話しかけてきたことで
少なからず俺は面食らっていた。でも。
今しがた声かけてきた女子が転校生であることから納得がいった。
まぁ、ちょっと語弊があって、つい今日の朝までは幼馴染が
俺に話しかけてくる唯一の女子だったわけだが、それも、イケメンとキスしてたことで
皆無になったが、不思議なことに今、目の前にはど派手な陽気なギャルがいた。
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