人は誰しも幸福でありたいと願っています。

そして、また全ての人々から愛されたいと願っています。

では、一体幸福とは何なのでしょうか？

そして、何を基準にして人は幸福というのでしょうか？

私は思いますに、人間は全てこの世に生まれたその時点から幸福なのではないでしょうか。

本来人間は幸福者でありながら、幸福になりたい幸福になりたいと常に思っています。

幸福になりたいと思っている反面、人間は争いをしたり、憎しみを起こしたり、嫉妬したりしますが、それでは何にもならないのではないでしょか。

人間が真に幸福になりたいと願っているならば、

争いをしたり、憎しみを起こしたり、嫉妬したりしては幸福の条件に反するのではありませんか？

一口に言えば、金と愛の二つを持って幸福の基準にしていますが、これも確かに正しいのでありますが、真実ではないのです。

人間は、何はなくても幸福なのです。

幸福だからこそ、

私たち人間は人間に生まれてきたのです。

私は心底、そう思っています。

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