⑥ 神の持ち物
「父と母を仲介して私は人の世に出た
先祖の意思であり、それ以前の神の御心であった
私は選ばれたのである。我が先祖、我が神から
だからこそ、私は価値ある人生を送らねばならぬ
価値ある人生とは、どんなことか!
そのまま生きることであり、神の御心を知ることである
人は皆、神の御心を知ることに人生の大半を費やさなければならぬ
生命消える日まで、私は生きる
神の御胸に抱かれるのを我が心にとめて
人に生まれたことを、父母の子に生まれたことを
神より選ばれたことを、最高の糧として
長く短い歳月を楽しく、豊かに送る
神よ!先祖よ!父母よ!
兄弟達よ!我が同胞達よ!
本当に、ありがとう
価値ある我が人生、未来ある我が人生
進歩する我が魂、おおいなる我が魂 」
軽い昼食を済ませると詩を書いた。
絵を描くことも難しいが、詩を書くというのも難しいと思うである。
私がこの世に生まれたのは、やっぱり先祖と神の意志の現れだと思うのである。
神という言葉は知っているが、神がどんなものか私は知らない。
人の心で測る事が出来ないのが神(宇宙の法則・不可思議な力)ではないかと私は考えている。
この地球上でわからないものが数多くある。
これも皆、神の仕業ではないだろうかと思うである。
地球上の全ての生物は、個々の力で生きているように見えるが、神によって生かされているのではなかろうか。
例をあげれば私の心臓である。
心臓は私自身のものであるならば、私の命令をなんの躊躇いもなく命令を書くはずであるが、私が心臓よ止まれ!と言っても止まることは絶対にない。
つまり、止まらないということは、私自身の持ち物ではないということである。
はっきり申せば神の持ち物ということである。
だから、生物全ては生きるも死ぬも神の意のままであるということである。
人は皆、自分自身が何の為に生かさせているのかを考えねばならない義務があるのである。
義務を怠るものは神の意に背くものであるから、人としての進歩がないのである。
魂の進歩がないということは、人間失格である。
私は人間に生をうけて、断じて、人間失格にはなりたくない。
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