　植付け一週間目のパトロール。苗はまだ弱弱しい。傾いて植わっているものもある。

　二週間目。どうやら根付いたようだ。素人目にも生き生きとしている。

　三週間目。保護キャップの中がワサワサになっている。完全に根付いたようなのでキャップを外した。ここでマニュアル通りの「摘芯」をしてみる。

　摘芯――すなわち、親蔓の本葉が５～６枚に生育した頃、子蔓に実が付きやすいので親蔓をちょん切ってしまう――作業のことだ。蔓が伸び過ぎてどれが親蔓かわからなくなる前に摘芯し、実の付きやすい子蔓に養分を行き渡らせる。

　そして、同時に整枝。

　整枝とは子蔓の中でも生育の良いものを３本残し、それ以外の芽は摘み取る作業だ。

　何か微妙だがネットでググった通り、お隣の畑師匠の指示通り、試行錯誤しながらやってみる。

　果たしてこの作業、上手くいっているのであろうか！？

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