　蓋が閉まる大きなゴミバケツの底をくり抜き、庭の土壌に深く穴を掘り、蓋の部分だけ顔を出すような格好でも生ゴミ堆肥を作ることができる。

　名付けて土壌型生ゴミコンポスト。ホームセンターで売られている蓋付き小型バケツコンポストに対比して、愚生はこう呼んでいる。

　小型バケツコンポストは蓋をすると完全に密閉されるので虫が入る余地はないが、土壌型は完全には密閉されず、かつ外に置くので生ゴミを投入しようと蓋を開けたほんの瞬間、ハエが卵を産みつけにくる。夏場などは二週間もすればもうホラー映画さながらだ。

　しかししかしこのウジ虫くん、本当にいい働きをしてくれる。

　とにかく生ゴミの分解速度が早い。数日前に放り込んだゴミは跡形もなくなる。ウジ虫くんを介して良い窒素堆肥に変換されているのだろう。

百聞は一見に如かず。ここで興味のある方は動画をＵＰしておきます。

Instagram：https://www.instagram.com/linyechiku/

　ただしゴメンナサイ。実際に肥料として土中に撒く時は、よくかき混ぜてウジ虫くんには成仏していただきます。旨い野菜となって生まれ変わることを祈るばかりです。

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