第59話
『初めまして、マスターのご友人、私の名前はトリスタンです。』
トリスタン....
アーサー王伝説に出てきた騎士の名前だっけか。元はトリスタンとイゾルデっていう物語がアーサー王伝説に吸収された形で、登場したんだっけか。
「ガントレットが喋ってる。」
このガントレットはどういう原理で喋ってるんだろう?
『解、魔力コアには発音用の魔法が入っているため、それで会話可能です。』
そうなのかぁ
「それで、練習はしなくていいのか?」
あぁそうだ。ガントレットが喋った事とトリスタンの印象しか無かったから
忘れてたわ
「練習はします。」
でも....
「でもこのガントレットの大きさじゃ、少し不便ですね。」
「確かに、シルキーの手に反してあまりに大きすぎる。」
具体的には自分の手の2倍か3倍大きい。
『大人化魔法が魔法領域内にインストールされていますが、使用しますか?』
え?そんな物あるの?
「どうします?ティアナさん、アルシェさん」
「うーん、魔法解除した時に元に戻れるならいいんじゃないか?」
「同感ですね。ですが、あまり無理しないでください。」
「ですので、トリスタン、起動お願いします。」
『了解。大人化魔法起動。』
あれ?そういえば、服ってどうなるんだろ....
お?服が悲鳴を上げてるな。
びりっびりと音がして、服が破れ、まるでイヤーンなちょっとハレンチな感じに服が消し飛んでしまう。
「なっ!?服が!?」
あらー服がびりっびりですね。これはハレンチ
某と〇ぶるに出てくる風紀委員がやってきそうな服装だなぁ
というかこれ服か?もはや布切れを通り越して裸に近いと思うんだけど...
これで男の人が来たりしたら....
「おーい、シルキーちゃーん....ってなんじゃこりゃ!?」
あ男が来た。ラインハルトさんだ。
「あ、ラインハルトさん...何見てるんですか?」
「目つぶし!男は見るな!」
「ギャー!?目がぁああああ!?」
「すみませんでした!!」
判断が早い!
つづく
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