第54話

これは1ヶ月前のとある出来事についての話。

私ことシルキーは高台に登って

最近ハマっている修羅場観察....げふんげふん、人間観察をしていると....


下の方で此方を向き呼びかける人が居た。

「シルキーちゃーん」

ん?あれは.....金髪の小僧...じゃない方のラインハルトさんか。

この世界のラインハルトには赤髪の腰巾着は居ないようだ。黒髪のメガネは居るけどな!

「はい。何か用ですか?ラインハルトさん」

「普段居ないから、遂に実家に連れ戻されたと思いましたが...生きてたんですね。」

「そうそう、この前実家から帰ってこいって言われって、ひどいな!」

「まぁいいや、この前大戦期の遺跡から蚕妖精に関する書物が大量に見つかったんけど観に来る?」

ほう。それは見てみたいですね。どんな内容なんだろう

「見たいです!」

「了解〜それじゃあ行くかぁ!」

おーー!

「でもウィリップくるまで待ってね。あいつも行きたいって言ってるから」

「えー先行ってましょうよ。あの人どうせ遅れるんですから。」


「いやね?あいつが最初に発見したからシルキーちゃん誘って一緒に行こうって言ったからなぁ。」

「なるほど。なら仕方ないかなぁ」


「そう言うこと。適当に魔法の練習でもして待つか!」

おっそうだな。

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