第漆話『寝夢出響』
お次に紹介するのは『🍻🐝
彼女は3人1組の配信で、ハートの数とイベント用限定SPOONの合計で順位を争う『SPOON DJ Fighter』で『†. メ イ メ イ』『🇸🇴あおい あお』とのコンビ、『Teamぶるきゃれ』で見事1位をGETした超有名配信者。
渋谷ビジョンで広告になる事が確定している彼女を今さら僕が紹介する意味あんのかい!?という御人なのだ。
「3人1組!?私SPOONに友達おらんのよ~」
と、自分の配信で語っていた彼女。寂しいからもう1人漫才するわ~と『【ひとり漫才】アイドル』というCASTを上げていた程、実はイベント直前までチームメンバーが見つからずに
・・・うん?そうだね、説明が足りないって言うか色々順番がおかしいよね?知っとるわ!
彼女を語る上で欠かせないのは、まず”朝活お姉さん”
SPOONの朝というと、”2度寝してく?”的な配信が目立つ。
早朝に起きて2時間の通勤に出向かなければならない自分にとって、これは正直イラっとする。
そんな中で、時報と共にとっても元気な明るい声で仕事に送り出してくれるありがたい配信をしてくれる。
しかし実は彼女、朝と太陽はとても苦手なのだ。じゃあ何故朝枠で元気なお姉さんなのか?
その一方、彼女は夜18時台にも配信をする。入る枠を間違えた!?と思える程、男性の様な声がメイン。声を使い分けると言うよりも、朝と夜とで配信の雰囲気すら変えてしまっている不思議さが面白い。
夜配信で彼女にハートを投げるとこんなコメントが返ってくる。
「貰ったハートは、響とひびきで大事にするね」
うん?文章の限界・・・辛い。頼むから配信を聴いてくれ。
声を変える配信者は先述紹介した通り、実は割と珍しくはない。ただ朝と夜、どちらが本当の彼女?と考えさせられるのが、彼女の配信の真骨頂なのだ。
朝と夜の"変身"については、こんなエピソードがある。
「地声、迷子なんですよね~強いて言うなら眠くなると雌になりがち!?」
とある配信者との会話の中で彼女はこう言っている。
寝起き15分でハイテンションな朝枠が出来る訳は、ここら辺にあるのかも知れない。
先述した【ひとり漫才】アイドルでは、この両声類ボイスを見事に使いこなしたCASTなので、うん、この子、友達いらんわと、おかしな納得をしてしまう程の芸達者なのだ。
ところで彼女、
彼女は元々聴く方がメイン。当時最推しだった配信者の専属マネージャーをしていたのだが、その最推しが配信をしている時の想いを理解した上で、マネージャーをすれば、より良いマネージャー業が出来るだろうと思ったからなのだ。とても真面目な”推し活”ではないか。
そして朝も夜も、BGMと点呼の時の曲を例のまだ売れてないだけのシンガーソングラッパー『ふた丸』に依頼して、ずっとそれを宣伝している。
これまた何とも真面目な性格が出ている。
ふた丸自身、ひびきちゃんに依頼されなかったら、僕のSPOONでの音楽活動はここまで来られなかったかも知れないと、感謝を伝えている。
個人的には朝配信の『僕らのMorning routine-』が、
言い出しっぺは彼女ではないらしいのだが、2時間リスナーが、ひたすらSPOON数1の『オレンジジュース』をまとめる事なく、投げ続けるだけの配信『オレンジジュース2時間耐久枠』
僕は残念ながらこの配信にはお邪魔出来なかったのだが、なんと4000を超えるオレンジジュースが飛び交ったらしい。
そしてこれはおふざけではなく、本人は実に真面目にやったのが、大晦日に『108人とコラボする!』というチャレンジ。6時間半にも及ぶ配信をしたのだ。
やってる方は大真面目なのだろうが、大晦日に家族や彼氏への連絡をしないで、こんな事をやっていたのかと思うと気の毒だが、笑ってしまう。
彼氏もSPOONの住人らしいので、もしかしたら、我々の知らないうちに、公開で話をしていたのかも知れないが、コレをほじくると、本気で怒られそうなので、やめておこう。蹴られたくない。
コラボ朝配信は、毎週土曜日の朝にもやっていて、僕もお話をしているのだが、初コラボを試みた際、緊張のあまり吐きそうになってこっそり落ちた事がある。彼女の名誉の為に言っておくが、僕がチキンなだけである。いや、ホントよ。やっぱり蹴られたくない。
最後に忘れちゃいかんのが、彼女は『劇団もどき』の"き"。彼女が言い出しっぺらしい。もうここまで語ったから、彼女の声劇スキルは言うまでもないね!
ん?らしい?そんな所拾うなよ、だから蹴られたくないんだってばさ。
って言うか文字数・・・最後にこれを言わせてくれ!
「ひびきちゃん!そしてぶるきゃれの皆さん!本当におめでとうございます!渋谷で会おうぜ!」
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