18日目(5/1)毒親育ちビンゴ
5月1日。5月になってしまった。熱は下がっていないけど調子はよい。この際熱はもう「平熱が1度上がった」程度に考えて、体調が悪くない時はできる範囲で色々やっていこうと思う。
午前中は鬼滅の刃を読み進める。みつりちゃんかわいい。
最近、ツイッターの通知が多い。例の「親ガチャは甘え」への悪態が異様に広がってしまい、「自分のは親ガチャ失敗なのか」「虐待や毒親と言っていいのか」と悩む方が散見されたので、ひとつの基準になるように、厚労省の虐待の定義をスクショしてツイートしてみた。ここにも共有しておきます。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/about.html
虐待に悩んでいる人はすぐに警察や医療機関、児童相談所へ。
午後になって、ふと思い立って「毒親育ちビンゴ」を作ろうと試みる。定規をもっていないので妹に借りる。妹は快く貸してくれた。「なにするのー?」と屈託なく訊かれて、毒親育ちビンゴを作るとは言えず、曖昧な笑みとともにはぐらかす。
こちらも厚労省の定義(と自分の経験と見分)をもとに作ってみる。と、思ったより反響が多く、派生して教育虐待版や過干渉・モラハラ版などを作ってくれる方も出始めた。ありがたし。
また、私の作ったものは「明らかな虐待」がほとんどなものなので、「虐待ではないけど毒親である人向け」のものも作ってくれる人が現れる(その人のスペースを聞きながらこれを書いている)。その人は「総合版」と、「宗教系」「過干渉系」などいろいろなジャンルに特化したものを作ってくれるそう。毒親と一口にいっても、本当に様々な人がいる。私の満たせなかった需要に応えてくれるのは本当にありがたい。
私のビンゴをやって、「そこまであてはまってないな……うちはやっぱり毒親じゃないのかな」と悩む人は、こちらなら「やっぱり毒親だった」と思えるだろうし、「私は苦しんでいてよかったんだ」と気持ちが楽になる人もいるかもしれない。また、「自分の親はこのタイプだ」とカテゴライズできることは、言語化できていなかったものに名前がつくことであり、それだけでスッキリするものだ。
始まりは私の些細な思い付きだけれど、少しずつ輪が広がっていくのは嬉しい。
たくさんリツイートしていくので、皆さんもぜひやってみてね(フラッシュバックの可能性がある人は気を付けましょう)。
自分の親が「毒親」かどうか、気付くことがまず、精神の回復や自立の第一歩につながる。
世間は「家族愛」思想が強く、親からの被害や苦しみを吐露すると、「親には感謝するべき」「親不孝」「産んでもらったのに」「子どもを愛さない親はいない」などの二次被害に受けることも多い。マジでゴミである。セカンドレイプという言葉は徐々に認知されつつあるが、こちらも虐待の二次的な加害であると知られるといいなと思う。
今家でしんどい思いをされている人が、少しでも救われますように。
P.S. 経済的虐待編と二次加害編も作ってみようかな。
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