前のエピソード――１８日目（5/1）毒親育ちビンゴ

　５月２日。今日は気持ちのいい天気。こちらは日差しは強いが、気温はそれほど上がらないので過ごしやすい。朝４時まで起きてしまっていたので激しく寝不足だったが、熱は少し下がっていた（３７.０度）ためお散歩にいく。

　その後、ずっと忘れていた電気代の支払いへ。車で２０分ほどかかるコンビニ（隣町）に行く。３月分の電気代が９５００円もしたのは驚いた。普段は高くて５０００円代とかなのに。聞くところによると、今はもりもり電気代が上がっているらしい。電気代も物価も燃料費も上がっているのに賃金は上がらないところが日本の闇である。

　そしてお昼過ぎ。今日もちょっと調子がいいかもな、と思っていた矢先。

　奴が来た。

　女性には月イチでくる血祭りこと、生理である。

　生々しい話で恐縮だが、私は生理がひじょーに重い。まず２、３日は寝込む。ロキソニンが効かなかったり、痛みでのたうち回ったり、失神したり。高校生の時、深夜２時ごろに薬が切れて眠りが覚め、這いながら薬を飲みに行き、父に「救急車呼ぶか？」と訊かれたこともある。（私見だが、毒親育ちは生理が重い人が多い気がする）

　大学生になって婦人科に受診し、低用量ピルで月経困難症をコントロールし始めてからは、ようやく「普通の生理痛」レベルに落ち着いた。それでも生理が来ると調子が悪くなる。

　ずっと下がらない微熱ももしかしてPMSかなあ、と思ったり。

　そんなこんなで昼過ぎからダウン。チビたちが帰ってきて、「お姉ちゃん今日は元気？」と顔を覗き込んでくる。「生理だからしんどい」というときょとんとするチビたち。そっか、知らないよな。「お股から血が出てくるんだよ」と言うと妹がぎょっとした顔をする。

　そこからなんだかんだと「生理とは何か」「どんな症状が出るのか」などの話になり、気付くと母による性教育講座が始まっていた。妹だけでなく、弟も同席。素敵な紳士になっていただくための英才教育である。

　さて、なんだか最近常に通知が多い気がする。数日に一度は何かしらでバズってる？　気がする。今日は「まだ信じられている迷信」で「子どもを愛さない親はいない」と共に虐待の二次加害について言及した奴がバズった。広がれば当然クソリプも来て、自ら二次加害の体現となってくれる。ついでに「毒親育ちビンゴ」が伸びててくれて嬉しい。すべてのものが出そろったら記事にする予定。

　ついでに他の友達（普通育ちメイン）にビンゴを送り付けて、普通ならどんなものかというのを探ってみる。今のところ、普通の子はだいたい０から２、多くて３か４といったところ。２４個中２１個当てはまってた私やっぱやべーな、よく生きてたなという気持ち。

　そんなこんなで夕飯を食べ終わるころには３７.８度にぶり返している。久々に外出したからなのか、ずっとスマホを見てるせいか（寝てたらそれしかやることないんだもん）、クソリプのせいなのか。たぶんクソリプのせい。そうってことにしておく。

　いつまで経っても本当に熱が下がらないなあ。