第7話VS殺人者

ミステリー研究会こと高校生探偵団は、 みんな体育館に向かって走った。

体育館の入り口に、倒れている者、腕を押さえている者が数人いた。

部長がこれは誰にやられたの?とバスケ部の女子に聴くと、体育館の入り口の隅を指差した。


スズメバチ


「おいおい、オレらは業者じゃねえぞ!」

そう、金田一が言うと防護服を着た田島と山岡が現れた。

新入部員は知らないだろうが、探偵団は害虫駆除も受けもっていたのだ。

殺虫剤で巣の中の成虫を殺し、50cm大の巣をノコギリで切り落とし、ビニール袋に入れた。

周りからは、拍手が起きた。


刺された部員は救急車で運ばれた。

報酬は賞状であった。

あの、金田一も2人を見直した。

6人はいつもの、お好み焼き屋で飲食した。

金田一は酒に弱く、帰り道で何度もリバースした。

田島と山岡は金田一を引き摺りながら、家に連れ帰った。

保護者は、

「皆さんありがとうございました。この子はお酒に弱いんですよー。もう、18にもなって!」

「失礼します」

と、山岡が言うと、2人は解散した。


★お酒、タバコは20歳からです。これは、架空の物語なので気を付けましょう。



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