第6話金田一登場

「皆さん、新しい部員が増えました。喜ばしい事で、杉村さん、中川さん、金田一君」

「ねえ部長、金田一君って誰だい?」

部長は嬉しそうに、

「実は金田一一二三きんだいちひふみ君は、あの金田一耕助の孫なんです。さっ

、みんなに挨拶して」

金田一はふてぶてしい態度で、

「今日から皆の仲間になる金田一一二三です。難事件いくつも解決してきたんでヨロシク」

田島と山岡は、

「なんか、うさんくせぇな~」

「マスクはいいがアイツはバカだせ!」


「では皆さん席に着いて」


キャー


「どうした中川?」

山岡が声を掛けると、

「ちっちやな糞が落ちているの」

「みんな!動くな!」

金田一が言い放った!

「これは、ウサギのクソだ!ジッチャンの名にかけて犯人はこの中にいるっ!」


山岡がぼりぼりお菓子を食べながら、

「金田一君、これは麦チョコだよ!」

みんな、クソと麦チョコを比較した。

やはり、麦チョコであった。

「何が犯人はこの中にいるだ?馬鹿かが」

「金田一君にはがっかり」

田島と山岡は散々金田一を罵った。


部長は、金田一君をなだめた。こうして、部員は6人に増えた。

すると、いきなりドアが開き、

探偵団の方至急体育館に来て下さい!


緊急事態だ、6人は体育館に向かった。

凄惨な事件の幕開けであった。


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