異世界に飛ばされた俺の運は『超強敵』に向いている!?〜最強の魔導書使いになった俺は、異世界で成り上がる〜

あずま悠紀

第1話

平凡な男子高校生である「俺」はある日の帰り道、突如として空間に穴を空ける『ワームホール』という現象に巻き込まれ、見知らぬ世界へと転移してしまう――。そこにはなんと同じ日に別のワームホールを通ってこの世界にやってきたらしい同級生「真奈」(まなし)がいて……???? 真奈と共に謎の組織に追われながらも逃亡生活を送る中で、彼女は自分の身にとある力が秘められていることに気づく。その力はあまりにも強く、しかも彼女の持つ知識や能力と非常に相乗効果を発揮するものであったため、「最強の魔導士」「伝説の魔法使い」「全属性持ち」「神殺し」などなど色んな二つ名がついてゆく。

キャッチコピー:異世界を救え!!最強の力を宿したヒロインとともに!!!


本文:

「うっわー!なんだこれすげぇ!!めっちゃテンションあがるんだけど!!!!!」

放課後の人気のない裏通り、そこで突然声をあげたのは同じクラスで同じクラスの友人であり幼馴染みでもある『新島 真人(あらじま まさひと)』だった。彼も同じく放課後の時間を使い、先程スマホで見ていたニュースの記事を読んでいたようだ。どうやらその記事の中で取り上げられていたゲームアプリに興味を持っているらしい。確かにそれはとても興味を引く内容であったし俺自身すごく気になる内容ではあったけど、しかし今ここでいきなり大声で騒ぐのはいささか問題があると思うのだが。一応俺たち2人とも学校から下校中であることは忘れないでほしいものである。周りから見たら完全に頭のおかしな集団だろうし。まぁ別に俺自身も

「お前の大好きな『美少女アニメキャラ』が出てくるならともかく、普通はこんな男だらけの世界のゲームアプリなんかに興味示さねぇだろ!」

とか言おうと思っていたから人のこと言えないのだけれど。でもそれでもやはりここはもう少しくらい声量を抑える努力をしてほしかったかなーなんて思いながら苦笑いを浮かべつつ友人に視線を送ると彼は続けてこんな言葉を口にするのだった。

「いやそうだけどよー、それとは別の意味でテンションあがってんだよ俺としては!なぁお前だってそう思うだろ?」

どうやら彼の場合は単純に自分が好きそうなゲームの情報が目の前にあることに興奮を覚えて声が大きくなっているようであった。まぁそれに関しては分からない話

「確かに俺もこの手の作品大好きだからちょっとはテンション上がったりするかもしれないけれど、流石にここまで騒ぎ立てるようなことはないかな。ていうかお前の場合そういう問題以前にここ最近ちょっと情緒不安定すぎじゃないのか?」

真人はよく物事に熱中してしまう癖があったりしてこういうことが結構よくあるのだが最近はそれが酷くなってきている気がしているんだよね。前みたいに深夜遅くまで起きているわけでもないみたいだし寝不足という感じもないみたいだから健康的になっているように見えて全然嬉しくはないけど心配していたり。そんなことを思っていた矢先、彼はこんな答えを返してくるのだった。

「いや俺的にはいつも通りの状態だよ」

(うんこれは絶対に何かあるパターンですね分かります)

普段なら真

「そっか、じゃあさっさと帰ってこのゲームダウンロードしないとな!」

っと話を強引に打ち切る場面ではあるが今は状況が状況であるためちゃんと話し合うべきだと判断して真人に詰め寄っていくことにした。すると案外あっさりと答えてくれるようで彼は口を開くとこんなふうな言葉を呟いていた。

「あー分かった話すから一旦落ち着けよな!?えーとそのなんだ。俺は最近ちょっと変なことがあって少し気分が落ち込んでるっていうだけだ。それでお前と一緒にいれば気持ち的に多少楽になれるかもなって思っただけで特に他意は無いから安心しろってば」

真人がそう言い終えると今度は逆にこちらの方が驚かされる

「真人から一緒に居たいと言ってくるとは意外過ぎて驚いたぞ」

本当に驚いてついそんな事を言ってしまった俺であったが、その次の瞬間真人は急に顔を真っ赤にして慌ててこう告げてきたのだ。

「ちょまっ!?今のなし!今のナシ!いやそのアレなんだ、つまりなんだ?そのアレコレでその何々なワケですよ?だから今のセリフは無しということで!ノーカウントでよろしく頼む!!」

なにを言っているかさっぱり理解出来ない発言だったがしかしそれよりもまずはこの状況をどうにかしなければならないと感じたためとりあえず適当に合わせることにした

「えっああ!わかったぜ!!」

その言葉を聞くなりホッとした表情を見せる真人を見て俺はなんだか可笑しくなり小さく吹き出しそうになるが必死に耐えた後に

「それよりもう帰るぞ?あんまり帰りが遅れると母さん達に怒られるだろうしな」

そう言った後で真人をつれ立って家に帰ろうとしたところであった。突然空がピカッと光ったと思うと直後に激しい地響きが起こったため俺達は思わず立ち止まってしまう。しかしその地響きはすぐにおさまったのだが同時に地面が激しく揺れ

「なんだこの振動は?」

その衝撃的な出来事のせいで足を止めざるを得なくなるのであった。そしてそれは俺たちだけではなく周囲で同じような事が起きていたのであろう周囲の人達の叫び声があちこち聞こえ始めた頃だった

「ん?地震の次はなんか上空に光が集まってきてるような気がするような」

ふと上を見上げた時に見えた光景はまさしく先

「うぉおおお!!!?」

そこで俺達が目にしたのは今まで見たことがないような現象、空に向かって伸びてゆく巨大な柱のようなものとそこに群がってくる無数の黒い塊のようなものであった。

その異様な雰囲気を感じ取ったためか自然と身体は震えてしまいその現象に対する恐怖を誤魔化すために咄嵯に隣の真人に声をかけようと視線を向けた時であった。先程まで一緒に行動していたというのにいつの間にか俺の視界の中に彼の存在はいなくなっていたのである。まるで最初からそこには存在していなかったかのように一瞬のうちに俺以外の

「一体どこへ消えたんだあいつ!」

その事実に気付いた直後であった、その現象の中心から発せられた衝撃波によって俺の意識はその身もろとも跡形もなく消滅してしまったのであった。

----------その世界は今『異世界』と呼ばれている場所であった。そこでは様々な種族の人々が互いに争いを続けておりその戦火から逃れる為に人々はそれぞれの領地に別れ暮らしていた。しかしそれは表面上の平和に過ぎず水面下では未だに多くの憎しみが渦巻いておりいつまた戦いが起こってもおかしくはない状態であった。だがそんな中突如として謎の組織が現れ、人々の暮らしを脅かすようになったのである。

彼らの目的は分からず人々はただ混乱することしかできなかった。そしてそれからしばらくして組織はとある『力』を手に入れた。それにより人類を遥かに超える強大な戦力を手に入れ

「この世界の統一を果たす為には手段を選んではいられない。だからこの世界にいる全ての人間よ、我々の手駒となり、この世界で新たなる支配者となる礎となれ」

彼らは人々にそう宣言したのである。その言葉を聞いてしまった以上、もう誰も逆らう事は出来なかった。

そしてその日から世界の人々は、いや

『勇者』と呼ばれる選ばれた者達の手によって支配されていくことになる。

「うっわーなんだこれ!めちゃくちゃ興奮するなこれ!!」

俺こと新島 真人の興奮した声音が響いた。現在俺がいる場所はなんと自宅の自室であり俺以外には当然家族も住んでいるわけなのだけれど今は両親も妹も外出していて家にいないのでその点は都合が良いといえる。そんな状況下で俺が何をしている

「おいお前いい加減静かにしろって!母さんたちに見つかると厄介だろ!!」

隣に座っている俺の親友であり幼馴染みでもありさらには先程から大声で騒いでいる『新島 海人(あらじま カイト)』もとい『新島 真人』に注意されて俺はようやく冷静さを取り戻すと、すぐに謝ることに決めていた。まぁ別に悪いことをしたわけではないんだけどそれでも一応ね?そんな風に思いながら謝罪を口にしようとした矢先に先に向こう側から話しかけられてしまった。しかしその内容が

「お前の方もなんか興奮してんのは良く伝わってくるから別に怒ってはいないし気にはしていないから心配しなくて良いから安心しろっての。それよりお前の好きな美少女アニメキャラが出てくるならまだしも男だらけの世界とかよくやろうと思ったな?」

俺よりも更に熱く興奮して語っていたためなんとなく言うタイミングを逃してしまうのだった。なので代わりにその質問について説明をすることにする。

「いや俺は単純に美少女キャラが出てくるような恋愛シュミレーションゲームが好きなだけだ。それ以外のジャンルはそこまで好きじゃないんだよ。それにお前だって知っての通り俺が好きな作品は美少女キャラが出てくるゲームばっかりだろ?」

俺の説明を聞き納得したのか彼は再び先程のゲームアプリの話に戻り始めていた。それを見た俺もそろそろ自分の話に移らなければならないと思い改めて口を開いたのであるがここで一つだけ注意をしておかなければいけないことがあるのだ。何故ならここで俺達のテンションを下げるようなことが起きてしまっているから。いやそもそもそんなことが起こらないでくれと思うのが一番だったのだけどそれは無理だと分かっているから仕方なく受け入れることにした。まぁとにかくそんな訳で気を取り直してから本題に入ることにした。

「あぁそれは分かってんだけどさ、さっき言ってたようにお前のことが気になったから少しでも気分転換になれたら良いなーなんて思ってさ。でもまぁさすがに行き過ぎたかなって思ったんだよな、さっきみたいに大声あげて周りにいた人に迷惑をかけまくるのは良くないだろ?」

その言葉を聞いた真人は目を閉じてから数秒ほど黙り込んだ後に何かを考えていたようであったが結論が出たようで

「そうだな俺にも非はあるなごめん。今後はもう少し気をつけるようにする」

(よし!これで俺達の間に変な亀裂は生まれないだろうから後は適当に合わせればいいだろう!!)

そう考えた後に真人と雑談を続けていくのだが、その途中で突然彼はこんな事を言い出したのだ。その内容は先ほどの話とは

「いや俺は単純に美少女アニメキャラが出てくるような恋愛シュミレーションゲームが好きなだけだ。それ以上のジャンルは特に好きじゃないんだ。というより嫌いといって良いかもな。そういうゲームの類は基本的に女向けで男の俺には全く合わなかったからな。まぁそんな話は置いといて話を戻させてもらうぞ。えーとそのなんだ。さっきみたいにお前のことを心配してついてきたはいいけど俺は何をすれば良かったんだ?というか何が出来る?俺はこういう時どういう風な行動を取るべきなんだ?」

俺は真人の言葉に対して、彼の心配そうな顔を見て俺は心底嬉しく思えたと同時に自分が彼に必要とされていると感じることができたのであった。だからそんな想いを込めて答えを出すことにした。俺が今出来る最大限のことを行うしかないんだと

「じゃあ早速だけど俺と一緒にこのゲームやってくれるか?それで真人自身の意見で色々と感想を教えてくれよ。俺はその方が嬉しいし楽しいと思うからな!」

俺がそう告げた途端、彼は顔を明るくさせるのと同時に満面の笑みを浮かべるのであった。

「おう分かった任せとけ!」

そして真人はすぐさまゲーム機の電源を入れると、先程ダウンロードしていたらしいゲームを始める準備を完了させていた。それを見届けた後、俺は真人に少し席を外させてもらうと告げると彼は特に何も言わずに了承してくれたため部屋から出た。

(そういえば俺の部屋に来るのは初めてだしちょっと緊張してきたかもな。とりあえず落ち着こう俺、焦った

「あの子可愛かったなぁ〜」

真人は唐突に呟いた、彼が眺めているのは携帯端末である。そこには一人の少女の姿が映し出されていた。金髪碧眼で髪の長さは肩にかかるぐらいだろうか?服装は水色の半袖のブラウスの上に白色のベストを身に着けており紺色のミニスカートを着用していて足下は黒のタイツを穿いているのが印象的である。また彼女の背格好はとても小さく真人が立っている状態ならば頭

「ん〜このくらいかな」

その女の子は今まさに目の前の扉に向かって歩を進めようとしていた。彼女はドアノブに手をかけた後に一呼吸おいて気持ちを整える

「失礼します」

そしてそう口にすると勢いよく扉を開き中へ入り込むのであった。

---そして数分後、室内には大量の書類と格闘する人物が存在した。彼こそこの学園を実質的にまとめている立場にある人物であり同時に学園の理事長でもある男である。

「ははっ今日もお仕事頑張るぞっと」

しかし彼はそう言いつつも内心の思いを口に出してしまう

「それにしてもこの仕事を始めて随分になるけれど、この作業には本当にうんざりするな」

そんな事を独り言のようにぶつくさ言っていると部屋の外から

「んっ」

という音が聞こえたので振り返ってみるとどうも先程入ってきたばかりの少女が自分の胸を押さえて息を乱している姿が目に入ってきてしまった為、その瞬間に理事長として大人らしく振る舞わねばという思いが一気に崩れ去ってしまったような気がしたため、取り繕うような表情を作って

「おっと大丈夫かい?急に走って来たりしたらダメだよ、君は大事な身体なんだから」

その発言に嘘はないがその口調には多少なりと嫌味が混じってしまっていた

「い、いえ私は問題ないです。ありがとうございます、それと私のこと心配してくださって本当に嬉しいです。そのおかげで元気が出て来ました。それでは私は自分の部屋に用事がありますのでこれで。お邪魔して申し訳ありませんでした」

彼女にとってはそんなつもりではなかったのかもしれないけれど彼からすれば今の言い方は、どこかしら冷たい感じに捉えられても仕方がなかった。そんなことを考えながら去っていく彼女の後ろ姿を見守っていたがそこでふと一つの疑問が生じた

「あれっ、どうして僕の名前を呼んでくれなかったんだろう。まさか嫌われるようなことをしてしまったのか僕は?」などと考えてみたものの、そうではなく単純に恥ずかしいとか緊張しすぎて上手く言葉を発することができなかったとか色々な理由が考えられるから、やはりその点は直接聞いてみないことには分からないのだった。なので早速

「ねぇ君ちょっと良いかな?さっきは驚かせてごめんね、名前を聞いても良い?」

そう声をかけると

「あっすみません。いきなり声をかけてしまったものですから。えーと私はアリサと言います。貴方は?」

そんな言葉を返され彼は思わず苦笑いする他なかった。だがここで下手なことを言うと先程の失態を繰り返してしまうことになると思った彼はすぐに考えを改めると笑顔を作りなおすと

「僕は理事長を務めている者なんだけれど実はここ数日寝不足気味で疲れてるみたいなんだよ。だから今はそろそろ休みたくなってきたところだから君もゆっくりしてってよ。お茶と紅茶どっちが好きだい?」

理事長は優しい雰囲気を漂わせつつ問いかけていた。それに対しての返答も

「はい、じゃあお茶にさせていただきたいと思います。わざわざ気を使ってくれてありがとう。でも私なんかに構っていても時間だけが過ぎていくだけですし他の人の相手をしていたほうが良いんじゃありませんか?例えばほらそこの椅子に座ってる女性とか」

その言葉を聞くと共に理事長の視界に入ったのはソファーに座った一人の少女の姿だった。その少女は茶髪のセミロングであり身長もかなり低く幼い外見でありながらもどこか大人の雰囲気を感じさせる部分があるように感じられる。そして何よりも特徴的なのは右目が赤、左目は緑とオッドアイであり瞳の色が左右で異なる点であろう。そしてその瞳を見つめているとまるで魅入られてしまいそうになる。

「えーとごめん、まず初めに聞きたいことがあるんだけどその子は一体誰なのかな?見た所君の関係者ってわけでもないようだしさ?」

(それによく見るとこの娘凄く可愛いんだけど)

「ああやっぱり紹介しておきましょうかね、彼女は『アリス=フリーレン』さんと言って『天魔竜』という特殊な種族の方なんですよ!しかもこの人凄い魔法の腕前を持っているらしいんです!」

(確か昨日の深夜に放送されていたアニメに出て来たヒロイン

「おいおいちょっと待ってくれよ!僕の目の前にいる女の子がそんな超大物だっていうのか!?冗談だろ!?」

真人は信じられないとばかりに反論した。しかしその少女はただ黙っているだけだった。そのため彼の心の中に焦燥感が生まれ始めていた。なぜなら彼女が本当にそんな存在であるのだとした場合の話になるが

「そんな大それた人物が何故ここに来て居るのか」ということが気になって仕方なくなったからだ。

そしてそれは理事長も同様であるため当然の結論に達する。

すなわちこの場で真実を確かめるべきだと-------

俺は部屋から出て廊下を歩いて行く、その際に背後からは俺を追いかけてくる足音があったために少し立ち止まり後ろを振り返るとその足音を鳴らしていたと思われる人物と出会うことが出来たのだが

「ん?あれっ真人じゃん、こんなところで会うなんて偶然すぎるな!」

「おお久々!お前も同じ場所に行くのかよ!なら一緒に行こうぜ!!」

(まぁこいつがいるということはあの人もきっといるはずだ)

そんな事を考えていると突然俺の隣にやってきた真人が俺の背中を思いっきり叩いてくるもんで痛くてつい

「いてーな真人!急に何をしやがる!」

そう叫ぶが彼はそんなのお構い無しといった感じに話しかけてきた。それもいつもの調子の良い笑みで。俺はついため息が出てしまった。しかしいつまでもこうしていて

「まぁいいや。それよりお前はなんであんな所に一人でいたんだ?まぁ俺が言えることでも無いが、そもそもお前は何をしに来たんだ?」

俺が真人に尋ねるが彼はそんな事はどうでもいいんだといいたげな態度を見せてきてから

「お前さ、さっきの子がどんな存在か知ってるか?」

「んっまぁアニメの中でくらいしか知らないけど一応知識としてはな。まぁそのアニメの中でも色々と設定があったりするんだけれども」

「へぇーそりゃ興味深い話じゃないか、聞かせてくれよ!」

俺はその言葉を聞いてやれやれと言わんばかりの態度を見せてから真人と雑談を始めることにしたのだ。

---そして数分後

「そうそう真人、例の女の子について何か知っていないか教えてくれよ!」

「うーむそうだな、見た目的にはまだ中学生くらいにしか見えないのにもかかわらずあそこまで落ち着いてられるのは多分だが相当な修羅場を潜ってきたんじゃないかと思うな」

「ん〜そうなの?あの年齢なのにそんな事が可能なのかねぇ。まっ、そこは置いといてとりあえず自己紹介をしないか?」

俺の提案に対し真人は二つ返事をすると二人で部屋の中に入ることになった

「初めまして僕は理事長を務めている男です」

理事長と名乗った男は笑顔を浮かべているが俺にはその表情の裏にある気持ちが何となく理解できたため俺は特に何も反応を示すことは無かった。だから俺は理事長がどういう気持ちでこの部屋を訪れたのかということも何となく分かった気がしたので、敢えて彼に何も聞かずに話をすることだけに集中してみた。

するとどうやら彼もそれを理解してくれたようで話がどんどんと進んでいった。

しかし、途中でふとある事実が発覚したことにより話は中断されてしまう

「理事長ってば本当に忙しいんだよね。理事長って結構大変な仕事じゃないの?」

そう言ったのはアリスだった。確かに彼女は今まで理事長が行なっていた仕事を肩代わりしてくれていた人物なのだから理事長のことをよく知っている

「そうそう、その仕事のせいで睡眠時間が無くなると寝落ちするくらい疲れちゃってさ」

「えっ寝落ちるってまさか仕事中とかですか?」

理事長の言葉を聞いて彼女は思わず驚きの声を上げていた。それに対して彼は苦笑いをしながら

「ああっうん、実はそういう事になるんだよ」と答えた後彼は少し困った顔を見せるもののそのまま説明を続けようとする様子だったため俺から質問することにした

「なあ真人ちょっといいかな、今のやりとりから推測する限りじゃあ二人はかなり親密ってことだよな?」

その言葉に二人とも驚いた顔をしている そして理事長はすぐに言葉を返した。それはもうこれ以上にないくらい真剣な面持ちをして。だけど彼の瞳はなぜかキラキラと光を放っており嬉しそうな感じも見受けられ

「そっかぁ、君たちそんなに僕のことが好きなのか」

「「はい?」」

理事長の言葉に俺たちは同時に困惑の色を示した。しかしそれでも彼はニコニコとした笑顔で語り続ける

「いやさっき君が言っていたことはね全部当たってるんだよ。実は僕ね、今年で38歳になっちゃうんだよ。それってどう見ても不老不死っぽいでしょう?」

「あーえっと理事長?」

俺は思わず呆気に取られてしまいそんな風に言葉を発すると

「はいはい、分かりました。その件は今は置いておくとしてだ、僕はここ最近徹夜続きの毎日を過ごしていたんだ。それでその疲労を紛らわすためにゲームを起動させたんだ」

理事長がそう告げると真人は納得したような表情を見せた。そして俺もその時にはある程度の察しが付いていた

「成程、それがこの異世界と繋がったアプリだったって訳か」

(というかまさかこんな近くに理事長と関わりのある人がいるとは思わなかった)

俺は心の底でそう思っていた。というのも本来この世界に

「天魔竜と呼ばれる少女は存在しないはずだった。それは彼女の力を恐れた人間たちが作り上げられた妄想に過ぎないはず。つまりは架空の存在だったはず。

しかしそんな空想の存在であっても現実に現れる可能性がある、それを理事長と深いかかわりを持つ少女アリスさんと俺こと高坂 真人という男が確認出来たということになるわけだからな。

ちなみにここで疑問が残るのはなぜこの二人が同じタイミングでこの世界に訪れたかということである。もしかしたらだが偶然ではない可能性が出てきた。だから俺はあえてこの場で問い質してみることにした

「ところで理事長はここ数日間ずっと寝てなかったみたいですが大丈夫ですか?」

その問いかけに彼女は即答してきた

「あはははっ、実は僕ね、昨日も一昨日の夜もちゃんと寝てたんだけどね、何故か今日の朝になったら急に記憶が飛んでて寝起きの状態が最悪でしたみたいな状態だったんだよね。そして起きたらこの子と一緒に部屋にいたというところなんだ」

理事長の話を聞き終えると彼女は俺に対してこう話しかけてきた

「私、今日はこの人に助けてもらったんです。その、私としたことがこの人の前で無防備になりすぎてしまっていたのが原因ですから本当に助かりました!ありがとうございます!」

「いえいえ、こちらとしても貴女と知り合えて良かったと思っているんですよ。何せあの伝説の『天魔王』にこうして会うことが出来たんですから。私達としましてもこれから仲良くやっていければ嬉しいと思っています。それにこの世界の未来にも希望を見出せそうな気がしますので、本当にあり

「えーとすいません!俺ちょっとトイレに行きたいんで一旦この辺で失礼しても良いでしょうか?」

理事長の話を遮るように俺がそんな事を言えば彼は一瞬だけ不満そうな顔をしていたがすぐに諦めの混じった表情へと変わった。しかし俺は理事長の気持ちをくみ取った上での行動であったために

「いやごめんなさい、どうしても外せない用事が出来たんです」と言い残すと急いでその場を立ち去ったのであった。

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「おいっちょっと待ってくれよ、なんでいきなり走り出してるんだ?一体何をするつもりなんだよ!?」

真人が慌てながら追いかけてきている。そのため俺は少し

「悪い真人」と呟き立ち止まる

「どうしたんだ?」

真人が不思議がるような態度を見せてくるため、俺は少し申し訳なさを感じていた。なので素直に謝ることにした

「まぁとりあえず俺のわがまま聞いてくれないか?」と聞くと彼は戸惑いながらも首を縦に振って答えてくれた 俺はまず深呼吸をすると心を落ち着かせていく。そしてそれから目の前にいるであろう彼女に話しかけようとした瞬間に真人の方を見て

「悪い、先にこいつを連れて行って貰えないか?」とお願いをする

「まぁいいけどよ、お前はどこに行こうってんだ?さっきから全然会話に参加してこないしよ」

「それはな、俺がまだお前に伝えていないことがあったからだ」

「伝えたい事だと?それならわざわざ俺とお前とアリスだけで話そうとしている理由がわかんねえぞ」

俺の言葉に彼は疑問を抱くと同時に苛立ってきたのかそんな事を言い始めたため俺はそんな彼に一言

「それは今言うべき事じゃないんだ」

「はぁ?そんな言い方したら俺の頭ん中にお前が伝えようとしてくる事が何一つ想像できねぇんだが?それなら別に俺はついて行かないぜ?俺はただこの世界でお前に恩返しがしたいだけだしよ、だからそのことについては俺から言い出すべきことだからよ、だから早く教えろよ」と真人は言ってくる

「分かった分かったって、そんなに睨まないでくれよ。そんな目つきで見られたら俺、怖いんだからさ」

「ふざけてんな、いい加減にしやがれ!」と真人は声を上げる。しかしその時には既にアリスの姿はなく

「おい真人!」

「あんっ?」

俺は真人を呼び止めた後に

「俺は絶対に帰ってくる。それまでアリスのこと頼むからよろしく頼んだからな」と言うと、真人は怪しみ始めるものの

「まぁとりあえずあいつは連れて帰るから安心しろってばよ」と言葉を残し、アリスの手を掴むと強引に引きずっていくような形でどこかへ去っていった ------------

そして理事長と二人で残された俺は改めて話を聞くことにした

「それでは改めて話させて頂くとしましょう。私の願いを、私からのお願いについて」

俺は彼女の口からそんな言葉を聞けば、俺も

「ええ、聞かせてください。その俺にしかできない事とは何なのか」と返事をした。すると理事長は真剣な表情を浮かべ

「君のスキルをもう一度確認させて欲しい。君は以前『天魔王の書 アルフガング シュテルヴェヒター(ドイツ語で『天空を支配する者』を意味する)の能力を使えると聞いたことがあるのだが、その認識で合っているのかな?」

「ああ合ってますがそれが何か?」と俺は質問するなり理事長はすぐに説明を始めてくれた。その内容はあまりにも信じられないものだったが それでも俺は その話を聞いた

「君にはその能力を使いこなしてもらって、この世界を救って欲しいんだ。勿論その方法についても私が教えるつもりだからね。君には是非頑張って欲しく思うんだ。それにこれは君にとってチャンスだと思ったからこその提案なんだよ。君にはその資格があるからね」

理事長はそう言った後さらにこう続けた

「君には特別な力が与えられているはずだ、それも普通には得られないような強力な力が、だから君がその力を正しく使おうとすれば、君が望む望まないに関わらず様々な問題に巻き込まれていくことだろう。そしてその中には当然だがこの世界の存亡を懸けたものだってあるかもしれない、だからこそ私はそうならないために君にあることを託す。その役目を全うしてくれた暁には再び元の平和で平穏な世界へと戻すことを誓おう。どうかこの世界を宜しくお願いしたい」と

「えっとすいません、言っている意味がよく理解出来ていなくてですね。そもそも俺は普通の一般人だし特別な力とか持って無いはずなんですが、なのになぜ俺に?」

俺はそう言葉を返した。確かに今の話は俺が異世界に飛ばされた際に理事長が俺に対して告げてきた内容と似通ったところはあったが それでも今の話が俺に何の影響を与えられるかは分からないのだ。しかしそこで彼女は真剣な表情をしながら俺にこんな提案をして来た。

「実は僕にもある特殊なスキルを持っていてね。それを君に与えることが出来るんだけどさ。どうする、この機会を逃すとその力は二度と使えなくなってしまうよ?」と彼女は言ってくるが、俺は

「あーすみません、そういう事じゃなくて単純に説明して欲しいだけっていうかそのーなんていうかな、つまりは俺はあなたを信じていいのかなってことなんだ。でもまあそうだね、仮にそれが本当だとしての話なんだけどね、この力を与えてもらったとしても俺が使いこなすことはきっと出来ないと思う。だからもしこの先も俺の力が必要だと思えるのであればその時に俺のことをまた呼んでください。それが一番だと思うんです。俺のこの世界に対する関わり方については、まだよく分かんない部分もありますし、それに今はこの世界に俺を必要としてくれている人が居るんです。ですから俺はその人たちとこれからこの世界で生きていきたいんです。」

理事長はそれを聞いて

「そっか、うん、それならそれで構わない。だから今はゆっくり考えてみて欲しい。いずれその時が来たら僕は再び君のことを全力で支援することを約束しよう。それに今はそれよりも優先して考えなければならない問題があるみたいだからさ」と理事長が口にした瞬間だった 突然目の前の光景に歪みが発生してその瞬間に俺は気を失ってしまうのであった ---

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俺はふとした瞬間に目が覚めた。そこは何故か森の中のようで しかも俺は見たこともない巨大な怪物と対峙していた

「おいおいマジでやばいぞこれ、なんなんだよあのでかいトカゲは!?」

(あれ?確か俺はあの変なアプリが起動している間にトイレに行ってたんだよな。てっきり理事長達と別れた後の場所に戻ると思ってたんだけど、どうしてあんな化け物

「グギャーーー!!」

そんな事を思っている内に奴さんは俺の存在に気が付きやがったようだ、こちらの方を向いたかとおもいきやその勢いのままこちらに向かって飛び込んでくるではないか。俺も流石にこれは無理だと即座に判断すれば一目散に逃げ出そうとするが既に遅い事に気が付けば足が思うように動かずにその場で腰を抜かしてしまう

『逃げろ!!』という本能的な叫びを体が必死に拒絶してくるも、恐怖によって震えてしまっている体はまともに動いてくれる気配が無い するとそこで頭の中に誰かの声のような音が流れ込んできたかと思えば急に苦しみ出したのでそちらを見るとそこにはアリスがいたのだ。俺は彼女が助けに来てくれたと思い感謝の言葉

「助かった!」と言った直後に俺はアリスに対して手を伸ばすも次の瞬間に襲ってきた痛みのせいで思わず意識を失いかけたのだがそんな俺を見かねたかのように 彼女は魔法を発動させた ---「炎の息吹-」

---「灼熱の業火-」

---「火炎放射」

---「豪炎-」

---「爆裂-」

---「紅蓮-」

----『魔導術-獄焔-』

-----『魔導術-炎帝-』

---そしてその全てが合わさり1つとなった極大魔法の発動を確認した直後俺は再び意識を失ったのであった、それからどれ程の

「ってて、あれ?ここは一体どこだ?」

俺は目を開けた。その目に映るのはどこかの室内と思われる部屋である事は間違いないが、明らかに俺が今寝転がっていた場所は自室ではなかった。そしてそれと同時に目の前にアリスの顔があり、彼女の顔と視線があった途端 彼女は慌てて後ろに飛び退くと俺に向けて「おいっ起き上がって大丈夫なのか?」と心配した様子で問いかけて来たため

「ああ問題はないさ、それよりもアリスの方こそ体の方は本当に平気なんだよな?」と聞くと彼女は少し恥ずかしそうな表情で

「わっ私を舐めてんのか?さっきの戦闘ではちょっと苦戦したけど、今は完全に回復してるから安心しろ」

「そっかそれなら安心だけど、さっきまでのは夢とかじゃ無かったんだよな?いやさっきまで俺は理事長と2人で話しをしていたはずなんだけどさ、なんかいきなりここにいたんだよね。」

「まぁ私もその話を聞きたくてお前を呼びに行ったわけだからその点は安心しろよ。それより早く行こうぜ?私達の目的地はここからそう遠くは無いからよ。それとお前が使ってたスマホ、壊れてしまったみたいだし新しいの買わないといけねえから、この世界でお金を稼ぐ必要が出てくるかも知れねえからそこんとこよろしく頼むぜ?」と言い放つと俺の方に手を伸ばした彼女は

「ほらよ、立てるか?」と言ってきたので俺は立ち上がるなり彼女に「ああ勿論だとも、俺がこんな所でへこたれたりするような男だと思っているんじゃねえだろうな?」と言えば 彼女は笑いながら

「その言葉忘れんなよ、絶対に死ぬんじゃないぞ」と言われた それから俺とアリスは歩き出し、しばらくすると俺達が向かっている目的の街にたどり着いた。その場所には多くの人が行き交っており、その人達

「おっ、ありゃ獣人とかエルフじゃないか!すげぇなぁ、初めて見るな」と感動している俺を見てアリスはその街の様子を眺めた後、俺にこう語りかけてきた

「確かに凄いだろ、私達は今まで色んな種族がいる所には行ったことがあるがこの国はとりわけ他とは雰囲気が違うんだよ。なんつうかさ、ここだけ時間の流れ方がゆっくりなように感じるんだ」と口にした

「そっか、やっぱりそうだよな。俺も同じこと感じていたからさ。なんだか不思議な気分になるよな、まるでこの国の人たちが俺の住んでいた世界とは違う世界に居るって言われても、あんまり違和感がないって言うか、でも実際そうみたいなんだろうな。俺達から見てこの世界がファンタジーな世界観だって事もさ、だからこんな風に俺の世界では見られない景色が見られるってだけでもワクワクするよな、うん」と答えるなり俺は彼女の方を見ながら笑った。

「そうか、確かにそうかもしれねーな。私はお前と違って異世界転移してきた訳じゃないんだしよ、その気持ちは理解出来ねーから、なんとも言えねーんだけどな。でもそうかお前はこの国の住人ではないのか、私はその事に関しては何も知らないが、まぁなんだ?その何と言うかな」と言い淀んだ彼女は「まあ良いから行くぞ」

「おうそうだな、とりあえず今日はここで泊まる宿を見つけないとな」と俺が言えば

「それもそうだな、じゃあ私はこの辺の酒場に居座って情報収集と今後の対策を練るとしよう。その間お前は私のことを探してこい。そうすれば互いに都合の良い展開になるはずだ」と言われれば 俺は「そうだな、その通りだな。」と答えてそれぞれ動き出すことにした。

俺はその後まずは自分の身を守るためにもギルドへと向かい依頼を探していると、ちょうど良さそうな仕事が目に入り早速その依頼を受ける事に

「すみません、これを受けたいんですが」

俺はそう口にして受付嬢に声をかける その声に気づいた女性は

「あっ、はい、わかりました。えっとこれが受注処理ですね。はいありがとうございます。」と言って彼女は手続きを終える そして 俺はその場を離れて 依頼をこなすためにも準備を整えてから、アリスとの合流場所でもある

「あの〜すみません、少しよろしいでしょうか?」と俺は声を掛けられ振り向くと そこには金髪の女性が立っていた

「はい?どうかしましたか?」と尋ねると

「あの、先程からお一人で何か考え事をされてるようでしたので、どうされたのかと思いまして。」と言われ俺は「あー、すみませんでしたね。その実は友達の女の子に用事を頼まれていて。まあ今はどこにも見当たらないんだけどね、それで探しに行っていたんだけども中々見つかんなくて困ってたんすよ。はははは。なのであなたが気に病む事は何も無いんですよ、だからあなたが謝ったりする必要なんてこれっぽっちも無いんで。」と答えた後に俺は女性に「良かったらあなたのお名前を聞かせて貰っても宜しいですか?」と尋ねてみれば、その質問に対し笑顔で「えぇ構いませんよ。私の名前は『サラ=オルナ』と申しますので是非これからもよろしくお願いします」と返され俺はそれを聞いた後で彼女の顔を見ると どこかの姫様が目の前に現れたかと思えばそのまま消えてしまうかのような感覚に陥ったが俺はそれを必死に押さえ込んだのだった。

そして俺は彼女と別れ ギルドを出ると同時に街の散策を始めた

「しかしこの街はかなり栄えてるんだな。それに俺の元いた世界の街並みに近い感じもあるしな。これならば多少の事は問題無いんだろうな。にしても流石に俺が知ってるようなゲームや漫画に出てくる街と全く同じだとは流石に思わなかったけどな。まあそういう事もあるのかね?そんな事を考えてたら急に眠気が来ちまったぞ?流石の俺も緊張していたのかもな、はぁ〜俺らしくもねえな。とにかく今は宿屋で休もう。明日また頑張るためにも。」と言って歩みを進めようとするも体が思うように動かない事に 俺はようやく自分の体に限界が訪れた事に気づくのであった ---

「はぁ、やっと終わったか、流石に今回の敵はかなり手強かったぜ。まさかあんなのが出てくるとは思わねぇからな、正直今回は死を覚悟したけどな、どうにか倒せて助かったよ。あいつの素材の1つである『ドラゴンスレイヤーの牙刀』を手に入った事は幸運と言えるな、ただこれを売ってしまうのは少し勿体無くも思えるけどな、仕方ないか」そう呟きながら 俺とアリスは再び集合場所に戻ってきた、だが既にそこにはアリスの姿はなく、代わりにアリスからの手紙があった。その内容はこう書かれていた ------

「なぁ真人、今から少し時間を作ってくれないだろうか?話したい事があるんだ、 だから私と一緒に付いてきてくれないか? もし付いてきてくれるのであれば私と一緒の場所に向かって欲しい、そこにきっとお前にとっての新たな出会いが待っている筈だから。」

と書かれていれば俺は迷

「なぁ、そこのお兄さんちょいと良いかい?」という男の声と共に腕を引っ張られた。

俺は思わず振り返り、俺の腕を掴んだ奴の顔を見た すると そこには髭面の中年男性が俺の方を見てにやけており俺はすぐさま この男からは悪意しか感じられないと思ったので俺はこの場から離れる事を決意した。

「ちょっと待ってくれよ、俺ぁアンタのことを呼んでいたんじゃねえんだ、ちょっと聞きたいことがあっただけだって。なぁ、おっちゃんの話聞いてくんねえかな?」と言われれば

「おいおっさん、俺急いでるんだよ。お前みたいな胡散臭いおっさんの相手をしている場合じゃねえんだよ。さっさと俺を解放しろってんだよ、それともその拳を喰らいてえのか?俺の力にビビったらさっさと言うことを聞けってんだよ。分かったか?分かったら返事をしろよ?」と言った瞬間に男は慌てたように「いやいやお待ちくださいってお客さん、冗談ですよ、少し驚かせてしまった事は本当に悪うございました。だからどうかここは穏便に済ませてください。」と言われて俺は少しだけ冷静になれたので、とりあえず話だけは聞く事にした。そして男の話を聞いた俺は アリスの事が心配になって慌てて駆け出したのだが、その時に目の前に立ち塞

「おい、そこの兄ちゃんよ、ちょっとこっちに付き合ってくれんか?」といきなり声を掛けられるなり 俺は強引に連れていかれる事になった。そのせいで道のど真ん中にいたものだから当然の事のように 周りの通行人からの視線を集めてしまって俺は恥ずかしさのあまり赤くなった顔を伏せるしかなかったのだった。

そして着いた先は街にあるカジノである事が判明するなり 俺は完全に逃げようかと考えていたが そうはいかなかった。その道中で俺は何度も逃走を試みたのだが、その度に周りを固められている状態のまま移動し続けて結局逃げる事すら叶わず俺はカジノ内へと足を運んでいった。

それからしばらくして、とある部屋に連れていかれた そこには大勢の人間が座っておりその中には

「おっ、来たな、遅かったじゃないか? まあ良いから早く席についてくれ。」と言われ 俺は言われるがままに空いている椅子に腰をかけると

「ほら、お前達も良いから座りな。

これから大事な話しをするからしっかりと話を聞いとかないと損だぞ?良いな?」と言われた途端にその場に居た人達

「わかりました!」と元気な声が飛び交った。

それから少しして俺の元に飲み物を持ってきてくれた人が「ではこちらになりますのでどうぞ、お飲みになられてください。」とだけ言い残せば彼女は立ち去っていった。俺は渡されたコップを見つめながら中身を確認する その中身を確認している最中にアリスからこんな手紙を手渡される 俺はその内容を見て驚くのであったが 俺は彼女からの誘いに乗るべくその紙に書かれている文章を読んでいる

「えっと何々、「悪い、どうしても伝えなくちゃいけない事が起きたんだ。お前にしか頼めないことなんだ。だから一緒に来てはくれないか?」ってな、アリスらしい内容ではあるな。それにこんな風に頼まれてしまえば行かざるを得ないし、行くしかないんだ

「わかったよ、俺はどこへでもついて行くよ。それでお前の用事ってのは何なんだ?一体どこに向かわされているんだ?俺はさっぱり分からないんだが。」そう言うと彼女は俺に一冊の本を差し出してくる その表紙には「魔導書」と書いてあり俺は思わず手に取るもすぐに「おいお前、これは俺に渡すために用意した物なのか?それともお前の物じゃないのか?まあ良いけど、お前が渡してくれるって言うのなら貰っておく。

で、お前の用事はそれだけじゃないんだろう?他に何かあんのか?もしかして、さっき言っていたことが何か関係してたりするのか?」と

「ああ、その事も含めて話すから少しの間だけで良いから私に時間を割いて欲しい。」

「分かった、そこまで真剣に頼み込んでくるなんてよっぽどのことだとは思うし、俺は協力しようと思う。だからまずは説明を始めてくれ。俺も暇じゃないからな。時間がもったいないから。

「あぁ、それについては私から話させてもらう。まずは私の自己紹介から始めさせてもらおう。私は『アリエス=アル=ラァ=セイヤ』と申す者。よろしくお願いいたす。」そう言えば俺の前に居る女性はとても高貴な身で有ることを理解し、その佇まいや振る舞い方、口調からも一目瞭然であったのだ。そんな相手に敬語も無しに普通に喋っている自分に気づけば、とても失礼に当たる事をしている事を思い出し俺は その場で深々と頭を下げて謝罪の意を表した

「すみません!あなたにそのような事をさせるつもりは一切ありませんのでありませんでした。俺は真人です、これから先宜しく。それとあなたがここに来るまでの道中の事情を詳しく知りたい。俺は少し疲れてまして、出来る限り早急に手短に教えていただきたいのです。どうか宜しくお願いします。」と言えば俺はそのまま彼女に手を差し伸べ 握手を交わそうとしたのだがその行動によって目の前にいる人物を驚かせてしまったようで 目の前の人物が突然俺の胸倉を掴むと思いっきり殴りかかろうとしていたのだった。俺はその行動を予期する事も出来ずそのままの体勢で彼女のパンチを頬っぺに受けた 俺はあまりの出来事に唖然としていたのだがその光景は周りの者達にも驚きを与えていた

「お、お主何をしとるかー!!!そいつがどんな人間かも知らずに攻撃するなんぞ言語道断じゃぞ!!」と俺

「そうだ!お前の行動は絶対に許される事ではないんだぞ!?」という怒号のような大声が上がる すると目の前の人物も流石にこの状況はまずいと悟ってくれたらしく俺に対して謝罪した。そして俺は彼女の口から詳しい話を聞いた、彼女がこの世界に存在する『セイヤ帝国』と呼ばれる国の姫であることを 俺は話を聞いて納得すると共に俺は思った、そんなに偉そうな奴を相手に俺は何も知らなかったとはいえタメ口で話しちまったぞ? もしこの世界でそれがばれちまった時は間違いなく俺は命の危険に晒されるだろうなと確信に近い予想をした俺は冷や汗を垂らすのであった ---

そしてその話し合いを終えた後 アリスに連れられたまま街の広場まで辿り着く

「おいアリスどういうつもりだよ?まさかとは思いはしたが やっぱり俺を連れてきた理由ってのは、」と言いながら辺りを確認すれば アリスの姿は既に消えており 代わりにアリスとそっくりな容姿をしている少女が一人立っているのに気づくと

「えっ、誰なの? アリス様と似てはいますが何処か違いますね?一体貴女様は何方様なのですか?」

俺は恐る恐る目の前の少女に声をかけると彼女は

「はい、アリス姉様にはお会いしたことはございませんよ。私はアリスお姉ちゃんの妹でアリスカとお申します。アリスと名前が一緒なのは偶然ですよ。ふふふ。あっ、初めましてでございます。これからよろしくお願いいたします」

と言われれば俺は この人はアリスとは違うタイプの性格の持ち主だなと思った。何故ならば俺に対する敵意や害意のようなものを一切感じなかったからだ。

そう思っている間に俺の元へ近寄ってくるなり「貴方が真人お兄ちゃんなの?う〜ん?見た目が想像していたものと全然違う。お父上よりも弱い気がする。大丈夫かな?」と聞かれ俺は思わず笑ってしまった。

「くっ、あはははっ!!あぁ確かに俺は父さんよりも強くないさ、だけど別に弱くもないと思うぜ、お前から見てもそれは同じはずなのに何を根拠に言っているんだよ」と言うなれば彼女は笑い返してきた後にこう言った

「へぇ〜、自分の弱さを認めて尚且つ自信があるように見せることが出来るなんて珍しいな。そういう態度を見せる人は初めてかもしれないからちょっと新鮮だな。それにアリス姉さまが気にかけるだけのことはあるのかもしれぬな。まあとりあえずお話をしようではないか?時間は限られているが有意義に使わせてもらおうか?」と話を持ち掛けられると俺は了承することにした そして俺は彼女と共に街中へと向かい歩いていくのだが、その途中で彼女と

「なぁ、アリスのやつお前の事ばかり話してくるもんで、お前と話が出来るのを心待ちにしてたんだぞ。アリスが話せる相手でここまで楽しそうに誰かの話をしたのは生まれて初めてだから本当に嬉しかったよ」と言われ アリスの普段の様子を思い浮かべると少しだけ笑えてきたのと同時にアリスと出会えて本当に良かったなと感じた

「それは嬉しいですね、アリスから話は聞いていたんですよ。俺の話をよくしてくれたんだとか。だから今こうして二人きりになれたわけなんですが どうでしょう。これから俺達仲良くやっていけそうでしょうか?」そう聞くと 彼女は俺の顔を見つめながらクスリと微笑みながら答えてくれた

「勿論、お前はもう既に我々の仲間だ。共に助け合って行こうじゃないか。これからも宜しく頼むよ」と言われ 俺は「分かりました、こちらこそどうぞ宜しく。あと出来ればお兄ちゃんと呼んでくれるとありがたい」と答える そして俺は彼女に質問を投げかけると彼女は「分かった。私の事も呼び捨てで構わんぞ?お兄さんよ。ところでお腹減っていないかい?」と言われる その言葉に俺は即座におなかの減りを感じ、空を見上げると日が落ちかけてきていることに気づくと 俺達は急ぎ街外れにある小さなレストランへと足を運び入店し 注文を終えるなり俺は彼女に問いかける

「なぁ、どうしてこんな場所へとわざわざ移動したんだ?何か目的でもあるのか?」そう聞けば 彼女は笑顔を浮かべながら答えてくる

「いや特にこれと言った意味はないのだが ただこの場所には思い入れがあってな。

この街には私達の他にも沢山の王族関係者が滞在しているんだ。だからこそお前には一度見て欲しいものがあったのだ」と言ってきたが、その意味を理解することが出来なかったため再度聞こうとする前に料理が届いたために会話は中断してしまった ----------

それから暫く時間が経つも食事を終えて店を出ようとする時になってやっと話の続きを聞く事が出来た

「それで結局はお前は俺と何を見せてくれるって言うんだ?」と聞けば 目の前の美少女からは「それは実際に見た方が早いだろう。ほら、お前には見えるはずだ」と言われ目を閉じ意識を集中させてみると次第に周りが暗転していき真っ暗闇の中 俺はその闇の中にポツンと立っていた。そしてその闇の中はまるで宇宙みたいだと直感的に思うも、俺はその感覚が間違い

「これは、夢なのか?それとも俺には見えないだけで本当は存在している空間なのか?」と口にするもその問いには誰も答えてくれずに俺はひたすらその場で思考の海に沈んで行く しかし、俺の心の声に呼応するように頭の中で響く声でようやく我に帰ると、俺はこの世界の事をある程度知る事が出来ていた この異世界に転生させられた人間は例外なく その力を与えられると目の前に光が現れその光が形を変え魔導書となって現れるらしい 魔導書に手を触れその本に触れていれば徐々にだがこの世界に居る人達の言葉も理解できるようになりこの世界での通貨の価値や魔物、魔法の使い方、その他にもこの世界では必要のない知識までもが俺の脳内に入ってきてしまうようだった そして俺は改めて実感させられる事になる 俺はここ

「アルムディア大陸」にやって来たのだということを その事実を知った上で改めて俺の周りにいる人間を観察すれば皆んなそれぞれ俺には無い特殊な能力を有していることが見て取れたが そんな中、一番気になった存在がいた。

それが目の前に居るアリエスと名乗った人物だ。

アリエスという人物はアリスとは容姿から雰囲気まで全てが異なるのだ。

俺もアニメの中のアリスは何度も見ていたし、アリエスという少女が出てくるシーンだって幾度と見てきていた。

しかしその記憶の中にもアリエスという人物が俺に話してくれたような特別な能力を有する事は一度も無かった。

そう考えていると、いつの間に

「アリエス、一体君にはどんな力が有るというんだ?是非教えてほしいんだけど良いかな?」

俺は彼女にそんな事を訪ねれば、俺をじっと凝視した後に少し間を置いて話し始めると

「まぁそんなに焦らずとも近いうちに分かるさ」と言われてしまい、それ以降何を尋ねようと彼女の返事は全て曖昧なもので終わるのだった ---俺はアリエスと一緒に夕食を取りに行った帰り道、彼女がいきなり立ち止まるのを見ればそこには巨大な城があり 俺はそんな光景を見て「おぉー!これはなかなか大きいな!こんなでかい建造物なんて日本には無かったし凄いなー!」と言えば 隣にいるアリスに似た顔の美少女も同じように反応を示すも、やはり彼女はアリス

「確かにこの建物は巨大だよな、私はこの城のてっぺんに用事があるんだ」と言われ 俺は「そっか!俺はここでお別れだな!じゃあな」と言えば 何故か彼女が寂しげな表情で俺の顔を覗き込んでくる

「えっ、どうしちゃったの? 俺はそろそろ行かないと、あっでも最後にこれだけ聞かせてくれないかな? 君のその瞳って何なの?その綺麗な蒼色に俺は興味があるんだよ。俺はさ、実は今までのこの世界での記憶を全て思い出したんだよ。だから、」そう話していればアリスカの視線を横目に移していく すると彼女の目にも微かな変化が起き

「そうか、ならば私が話してやろう」と言うなり

「まぁお前の予想通り お前に私の能力を理解出来るかどうか分からなかったが、まぁこれで分かったであろう? 私の名前は『アリスティア』アリス姉さまの妹にして妹分。そしてお前は今、そのアリス姉さまが暮らす国に来ている。そこでこれから先お前がアリス姉さまの力に頼りきりにならないようにお前は今からその力を自分で使えるようにならなければならないんだ。いいね?」と言われ俺は「ああ、分かってる。アリスカの言いたい事は大体わかったよ。それにアリスと俺の関係上アリスカと関わる事も今後出てくるだろうから アリスの妹のアリスカにだけは俺の正体を話しておくよ」と言い返すと 彼女は驚いた表情を見せて「ふふふっ まさかアリスの姉さんのことをそこまで大切に思っている奴に出会えるとは思ってもなかったな。これからはお前のことを信じる事にする。

これからもアリスの姉さんを支えていってくれ 私からの願いはただそれだけだ。それと、今お前とこうして一緒に食事をしたのは他でもない お前が本当に信頼できるのかを確認する為でもあったんだよ」と言う

「そう言えば俺、アリスにアリスのお世話をするって言ってたんだから当たり前な話か。うん、任せてくれ」と答えるとアリス

「いや〜それは少しばかり違うな。まぁそれは後々説明するとするか お前はさっさと学園に戻って自分の部屋に戻るが良い。

これからお前がするべきことなんて山ほどあるだろうからな」と言われて アリスに言われた通りに俺は自分の部屋に転移魔法を使って戻り、そして アリスと共に行動する為にまずは自分のステータスを覗くことにした ----

「ステータス オープン」

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名前:黒羽真人

年齢:15

種族:人種

性別:男

レベル:252(255+15)【ランクA−

「うお!?なんでレベルが上がり過ぎてるんだ?確かあの時の敵は200くらいだったよな?なのに一気に150位上がっているしそれに体力が2500もあるのもおかしいだろ。それに魔力の桁がもう訳わかんない。しかも魔導書の能力が軒並み上昇しまくってるし。」と口ずさみながらも俺は改めて自身の成長の速度に驚きを覚えつつ、ステータスの確認を終えた後に今後の行動を決めることにするのであった ---

「なぁアリス。アリスがもし、この世界での俺の立場を理解した上で助けを必要としていたら、 その時は遠慮せずにいつでも呼んでくれ。アリスには俺を助けてくれた恩があるんだから アリスが助けを求めたら、すぐに駆けつける 約束だ。俺が今ここにいるのはきっと何かの縁だと思うんだ。だから 困ってることがあったら絶対に頼れよ。

俺にはもうその資格はあるはずだ。俺はもうこの世界の人達を助けるために戦うことに決めたから。」

俺がアリスの瞳をじっと見つめれば 彼女は真剣に考え込んだ末にこう答えた

「いや 今は大丈夫そうだ。それよりも一つだけ教えてやる 私の能力は私の視界に入るものを好きな時に入れ替えることなんだ。私の力は私の瞳を通して見たものが現実での出来事になるんだよ。つまり私の目が見えなければ、私にはお前達を見ることはできないということだ。まぁ、これぐらいで勘弁しておくか これ以上はまだお前には荷が重いだろうしな とりあえず今日のところはこの辺でお開きとしよう おやすみ、良い夢をみてくれ。

また明日な。」

と言葉を残して 彼女は何処へと消えていったのだった そして俺はその後しばらくの間は寝付けなかった 俺は目を瞑り 頭の中では今日起きた事をひたすら考えていた。

俺がこの世界にやってきたのが一年と三ヶ月前のこと そして俺はこの異世界で、たった一人の勇者として戦い続け魔王を打ち倒すために

「異世界に召喚されました」

この世界は俺に何を伝えてくれるんだろうか 俺をこの世界に呼び寄せてまで何を教えてくれようとしているのか 俺をここまで連れてきた理由 俺はこの異世界に呼ばれ、俺なりの生き方を見つけると決めたんだ。

---次の日の朝になると俺はいつも通りの時間に目を覚まし身支度を整え朝食を食べ終えてから早速この国に存在する王都へと向かうために 俺が借りている部屋の扉を開くも そこは既に無人の部屋になっており 俺は一人ぼっちのまま王都に向けて歩みを進める事を決めた。

それから暫くして俺はようやく王都の門に辿り着くがそこには長蛇の列が出来上がっており 俺はこの長い列

「俺以外の全員が貴族なのか?」と思いつつも最後尾の人に「俺はこの国にある学園に通っている生徒です」と伝えれば、案外簡単に中に入れる事が出来た。それから暫く待っていると、俺に話し掛けてくる者が現れる。

そして俺はその人物を目にした時、この世界にやって来て初めての感情が湧き上がった この世界の俺と似たような服装に身を包む、見た目は幼い少女の容姿を持つ可愛らしい女性に話しかけられたのである

「お主 妾のことは覚えておるかのう?」

俺の記憶の限りそんな容姿の女性と会うのは初めてのことであり そしてその人物こそこの国の第一王女『アティス=ルクスリア』なのだと

「ええ、貴方は俺にとって命をかけても守りたい人の一人ですから」

俺の言葉に対して少し嬉しそうな表情を見せつつも直ぐに気を引き締め直してから話を続ける彼女に、俺はこの場に俺を呼び寄せた存在の意図について尋ねてみる事にする しかし、その問いかけに対する彼女の返答は意外なものであった。俺はこの世界にやって来る前と、今のこの世界での俺とでは決定的

「俺は君の為に、君が幸せになれる道を作る為に 君を守る盾となり君を支える剣となろう 俺は君の事を信じている。俺は君が好きだ。だから俺は君に力を貸してあげたい。だから 俺と一緒にこの世界で暮らして欲しい それが君の為になることを祈っている」

俺はそう言うと、俺は彼女と二人きりになるために 二人で街を歩いていく 俺が彼女を連れて訪れたのは、街の端っこにある教会だった 教会の前には沢山の人々が並んでいたが、俺がこの国に来る前に知り合ったある神父さんの好意によって、俺と彼女はその人に会うことが出来る そして彼女は俺の知らない俺の記憶を持っていることをその神父さんに伝えた

「まさかそんなことになっていたなんてね 私は今までに一度たりとも彼の姿を見たことはなかったんだけどね どうにも君はその彼が持っていた能力を、自分のものにしてしまっていたみたいだね。それにしても、その彼にそっくりの顔をした彼女が、この国に来ているなんて思いもしなかったよ。

その人はどんな感じの子なのかい? もしかすると その子も君と同じような運命を辿っていたりするかもしれないから」

この人が言っている意味がよく分からないため、俺は質問に答える

「俺も正直よくわからないんですけど 多分、彼は自分の能力を自分のものにしていると思います あと その女の子に関してはまだ出会ってないので、今度 会いに行ってこようと思ってます。」と俺は言葉を返しながら

「俺がここに呼ばれた理由が分かるかもしれない。

この国は何かおかしい気がする。俺は今までに何度かこの世界の危機を救ったことだってある だけど、今回に限っては何が目的かも全く分からないんだ。」

俺が呟けば神父さんは「それって一体どういうことだい?」

俺は今現在分かっている情報を出来るだけ細かく、簡潔に伝えていくが俺自身も何故このような事態に陥ったかまでは分からなかったため 俺は結局、その件に関しての情報を得ることが出来なかった 俺は「とりあえず この国の人達の様子が変なのは確かだよ だから俺に出来ることがあるならなんでも言って欲しい 協力出来ることがあったら何でも言ってくれ」と言い残すと、彼女は少しの間 悩む仕草を見せてから

「私も一応 この件の調査を進めておくとするよ 私としても色々と疑問に思っていたことがあったからね まぁ私の場合は私にしかできないことをしていこうかな」と言い出すと、俺に一枚の紙切れを手渡してきた。そして俺の手元には一枚の地図が置かれておりそこにはこの街のとある場所が示されていた。

「これはこの国の中央に位置している王城 その更に北に位置する大きな山の中に存在している遺跡のような場所に、君達が探し求めていた物が存在している可能性があるよ それとこれを持っていきたまえ」そう言い残せば神父さんは去って行ってしまう。

そして俺はその地図の場所へ向かうために 転移魔法の詠唱を開始する

「この先に何があるかは分からないけれど、でも、そこに何かあるような そんな予感がするのは俺だけか?」

転移が完了したのを確認してから目の前に現れた扉を開くも、俺はそこで予想外の光景を目の当たりにする

「ここが、この場所が、あの少女が暮らしていた家?いや、それよりも、こんな ボロ屋で何年も暮らしているのかよ」

扉の先にあったのは小さな家が一件と

「なんであの子、ずっと独りぼっちで あんな所に?」

「まぁ、あの子に聞き込みをしてみた方が早そうだな」

---

---

あの子は

「うん 分かった ちょっと待って お姉ちゃんを呼んでくるから、ここでゆっくりしてって」

「お待たせ それで今日はどんなご用事で って真人でいいのよね?久しぶりだわ」

俺のことを知っているかのような口振りで話を始めるお嬢様っぽい風貌の女性を俺は見つめる この女性こそが俺が探し求めていた人物であり、この世界の俺の妹にあたる人物でもある

『ミレイユ=アルスフォール』である

「お前、この国の王女と知り合いなのかよ ていうかこの子が お前の知り合いってマジ?」

「ああ、マジだぞ」

---

この世界の俺は今どこにいるのかを聞こうとした時にふと思い出したのは 俺は何故か自分が今 何処にいるのかを知ることが出来たのだ。この能力は俺の持つ能力

「俺はもうこの世界の人達を助けるために戦うことに決めたから。」

「じゃあお前 俺にこの世界を案内してくれ まずは冒険者としてこの世界にやってきているんだろ?」

「いやいや 流石にそんなことは出来ねぇだろ まぁ確かに、お前の頼み事を聞いたら 報酬をくれるっていうのであれば この世界に俺を連れてきた奴について教えてやるぜ ちなみに その情報を教えるに当たって 一つだけ俺からの提案なんだけどさ 俺達と一緒に行動してみねーか?」

俺は一瞬迷った後で俺は「そうだな とりあえず、お前について行くことにする 俺はお前を信じてみても良いと思っている それに もし俺にこの世界の常識を教えてくれるというのであれば俺はその提案を受け入れる」と言うが、俺の言葉を聞くなり、この世界では俺は既に死んだ人間になっている事を伝えられ そして、その言葉の後に俺は 俺は彼女のことを信じることにしたのだった。

それから数日後

「へぇ そんな事が まぁそれは置いといて 早速だが 俺にこの世界のことや色々なことについて 色々教えてくれないか?」と俺は頼めば 彼女から 俺は今何処にいるのかを教えられることになるのだが その説明をする前に、俺のことを呼び出した その理由についての説明を受けた俺は 俺をこの世界に呼び寄せたのは、この世界で起こっている異変の原因が 俺の中にある魔導書

「俺をここに呼んだのも 全てはその魔道書が原因なのか?」と俺が問えば

「そうだよ この世界に君を呼んだ理由 それがこれの所為であることに間違いはない」と 彼女はそう答えた後 俺は彼女に連れられて王都の街中に向かう それから数日 俺はこの世界について学んでいく中で俺は俺自身が持つ この世界で得た知識の殆どは、この世界に召喚された直後に俺の頭に入ってきたものであり 俺が覚えているはずのないこの世界の知識についてを俺が覚えているということを彼女に伝えると 彼女は少し考えた素振りを見せながらも、彼女は

「貴方はこの世界の真実と向き合える覚悟はある?」

「俺はこの世界の平和の為に、この世界の人々に俺が今できる限りの手助けがしたい」

「貴方は 本当にこの世界の人々のことを信じることができる?」

「俺を信じることを信じてくれた人を 信じることができないわけが無い」と俺の言葉を聞き入れた彼女は俺に手を差し伸べてくる その手を握り返す俺を見て彼女は笑みを浮かべながら俺に 俺と手を繋ぐと、俺達は

「俺もお前の力になりたいから俺をもっと頼れ」と言ってくれたこの世界での俺の友達『アティス=ルクスリア』の傍にいたもう一人の少女が気になった俺はそのことについて尋ねる 俺の質問に答えた彼女は 俺がこれから行う事に協力してくれるのかどうかを聞いてみると 俺に協力する意思があることを伝えて俺の手を取る

「私も協力するから一緒に頑張ろう」と 彼女は言うが俺には彼女が何を言っているのかさっぱり分からない 俺は彼女と協力することにすると 俺はこの世界で起きた出来事について知る必要が出来てしまうが しかし、彼女の目的のために、そして俺の目的のためになるならば俺はどんなことでも行う必要があると思いつつも、彼女と協力することにした その後俺達は彼女と行動をともにしつつ、俺自身の実力を高めていくと俺は彼女から貰った剣を手に取る しかしそこで 俺は彼女からある提案を受け 俺は彼女の計画を実行することにした 俺の

「今この場で 貴様に決闘を申し込む」という言葉に驚きを見せる真人の姿を見ながら俺は思う。何故なら俺の持っているこの剣こそ、あの男から譲り受けたものなのだから

「まさかそんなことになっていたなんてね 私は今までに一度たりとも彼の姿を見たことはなかったんだけどね どうにも君はその彼が持っていた能力を、自分のものにしてしまっていたみたいだね。それにしても、その彼にそっくりの顔をした彼女が、この国に来ているなんて思いもしなかったよ その人はどんな感じの子なのかい? もしかすると その子も君と同じような運命を辿っていたりするかもしれないから」

---

そして俺は、この世界に来る前の自分と同じ運命を辿る事になるだろう彼女に

「君が探し求めるものは多分だけど遺跡の中に隠されているはずですが」と言いつつ遺跡の中へと入るための入り口を探すも遺跡自体が崩れてしまったことによって入れないことを確認してしまう。そして俺達二人は王城に足を運ぶことになったがそこで見たのは変わり果てた街の風景であった。

---

王城に入る前に俺は城の前で待っていた一人の女騎士に話し掛けることにするが、俺が「俺の名前は黒井 真人でこいつは俺の友人でもあるアティスってやつだ こいつとは仲良くやっていきたいと思ってるがお前は一体誰なんだ?」俺の問いかけに彼女は答え始める その口調や振る舞いからは育ちの良さを感じ取っており彼女は貴族の娘ではないかと推測することが出来るものの

「私も今 丁度この国に訪れたところなんですよ」と 答えるも 俺達が王城の前にたどり着いた時には彼女は既に姿を消していて俺達は 城内に入ることを許されるも中の様子も変わっており、まるで別の国のようになっているように感じる 王城に入ってすぐに俺達の目に入ったもの それは王座の間であり、その王座の間の中で この国の王である 国王様とその奥さんである王女様が殺されたのを目撃することになる それだけでなく 城の使用人達の全員が殺されており 俺は咄嵯の判断でその場を離れる 俺の頭の中では先ほどまでの王城での様子が映し出されている 俺はその映像を観終わった瞬間から全身が震える感覚に襲われていた。

そして俺はその事実を受け入れたくない気持ちからなのか、

「お前が、お前が全てやったのか!?」と思わず声を上げれば その人物は口を開くと「えっ?なんのことかな?君と僕は初対面だし そんなことより早くこの場を離れたほうがいいんじゃあ無いかな?」と言い出したのを聞けば俺は目の前の人物に向かって攻撃を仕掛けるも避けられ 俺とそいつとの距離は離れてしまう その光景を見ていた彼女は 目の前に立っていたのはあの時 私が会ったことのある人物であった しかし、その人物こそが今回の事件の黒幕であることは 私の目に映っている人物が

『ミレイユ

「この世界の未来を守るためには貴方の協力が必要なんです 私に協力してもらえませんか?それに、あの子だって あの子はあの世界での貴方のお兄さんの事を 今でも待ち続けている だから、そのお兄ちゃんの分まで幸せに生きてあげてほしいの」と言うミレイユの言葉を聞き入れる形で俺は この世界を救うために動くことを決意した。

---

「さて、君にこの世界を救いたいと思う心があるのであれば 僕に力を貸して貰うことになるよ 僕の望みはこの国の平穏 そのためには、君の力を 借りる必要があるんだよ」と俺に対して この国の王女を名乗る 王女様から話しかけられれば俺はその王女の申し出を受けると

「貴方はこの世界がどうして滅ぶのか知りたくはないですか?」と聞かれたため 俺は、この世界の王女様から教えてもらえる情報を 聞くと 俺は「貴方は本当に俺のことを 信じてくれますよね?」と言われるが、 俺はこの世界での出来事を振り返り 俺はこの世界のことに関しての情報を教えてもらうことにする。

---

俺達は 俺と、真人と、この世界の俺の妹の3人だけになり俺は改めてこの世界の

「この世界に何かが起きている それがこの世界に今 訪れている異変 異変は魔道書の力で 魔道書によってこの世界に異変が起き それによってこの世界に訪れる異変」というのを聞かされると俺は この世界では、俺は死んでいる ということを聞かされると俺は、この世界での死は この世界そのものの終わり そして俺はこの世界を救う方法を知っているので俺の手助けが必要で俺に魔導書の力が欲しいと頼まれる

「俺は お前の力になってやりたい 俺は 俺の友達を助けられるのであれば、どんな手段であろうと使うつもりだ」と言うが

「いや 俺の知っている情報で良いんだ 俺はお前を信じている この世界を救える可能性があるのであれば俺はお前について行きたいとも思ってもいる だから、俺はこの世界を平和に出来る可能性があるのであれば俺は俺の命を賭けても良い そう思っている 俺は この世界を救いたいんだ この世界で俺は、もう会えないと思っていた家族と会うことが出来たから 俺はお前の願いのために この世界を救う 俺にはその手伝いをする権利はあるはずだからな」と伝えれば

「ありがとうございます でも本当にこの世界のことを 考えて動いているのかを判断しておきたかっただけなのです」と 彼女は俺にそう伝えると 彼女は俺に手を差し伸べてきて「これからよろしくお願いしますね」と言ってくるので 俺は「俺は今 この場所をこの世界を守ると約束した 俺は絶対にこの世界を守ってみせる そのためにまずは何ができるのか 俺のできること それを俺自身のために見つけてやる この世界で何が起きるかを俺なりに見つけてみることにしてみよう それが、俺が今できる 精一杯のことだからな」と言えば 俺はこの世界で手に入れた剣を持って

「俺は今 自分のすべきことが分かりました これから俺は貴方と共に行動させていただきたいのですが宜しいでしょうか」と言ってくればいいよ

「私はこの国の人々のために、貴方と一緒に戦いたいと考えています」と言われた俺は

「俺がこの世界の人々の為 そしてお前のためにも戦おう」と答えて 俺がこの国に来たのも、あの男

「この世界の真実を知る覚悟はあるかい?」

「俺は真実を知りたいと願った 俺はお前達のように強くありたいと望んでしまったから、お前達のような強き意志を持つことができるようになりたいという願いから この世界の真実がどんなものでも、俺は受け入れなければならないだろう」

「俺に戦う勇気をくれたのは あいつが俺に託した あの剣 あれを扱えるように、俺は努力し続ける」と答える。

----------

そして俺はアティスの手を取ると俺は王城から外に出るために城の外へと向かって歩き出していくのだが城から出た直後であった。俺は背後から迫ってくる人影を確認すると

「まさか貴様がこのような事態を引き起こしていたというわけか!?お前の目的は一体なんなんだ!!」という言葉を発するが、しかし目の前にいる人の正体が俺が予想していたものとは違い 目の前に居たのは

『ルクスリア』と名乗る女性であり、彼女は俺達のことを知っていたようで

『この世界の人間に私の正体を見破られてしまうとは思いもしなかったわね』と言ったのを聞いて俺はその言葉を聞いて驚愕すると同時に彼女が持っているであろう魔装武器の力を感じることができたため俺は彼女に戦いを挑

「おい待ってくれ! 彼女は俺達と敵対している存在ではない」と 真人は俺を静止させようとしてくるため俺は一旦 彼女から距離をとる 俺達は、彼女の正体を探るべく話を進めると彼女の目的を聞くことに成功する。そして彼女の本当の目的が分かったことで俺は彼女と手を組みこの世界を平和にするために動き出すこととなる 俺はこの国で起きてしまっている問題を解決しようと行動することを決め 俺達の協力者としてアティスに頼むことに そしてアティスから聞かされた内容はこの世界で起きた異変についてのことであった。

俺達の前に突然現れ、俺達の前に現れた 黒衣の男。彼はこの世界に存在しているはずのない人物。

そんな人物の登場に この場にいた皆が驚く中

「まさか この世界でも 君とこうしてまた会えることができるなんて思いもしなかったよ まあそれはいいや 僕達の話をしたいところだけど、とりあえずは自己紹介から始めるとするかな。僕は君達が知っている通りの 黒瀬 悠馬だ」

俺は、彼の名を名乗ると「それで君はこの世界を救うために協力してくれると思ってもいいんだよね?」と尋ねられ、俺の答えは「あぁもちろんだとも 君に協力すればこの国に起きた問題を解決してくれると俺は思っている」と答えたのだ 俺の発言を受けてか、黒井くんは自分の事を話し始め、自分が今まで何を

「僕にはこの世界には存在しないはずの知識を持っているんだよね」と言いながら話し始めて行く黒井くんの言葉を信じるのならば、彼もまた別の世界で生きていた記憶を持っており その世界で得た知識を活かして、彼は色々な物を作り出せる能力を持っていたそうだ。そして俺の事を知っていたらしい理由を聞けば俺が前世で死んだ時のことをよく知ってるらしく、「実は、その前の君のことを知っているんだけどね その時の記憶を僕に預けてくれたみたいで僕にも少しは記憶があったりするんだよ」とのこと。

それを聞いた俺は驚きを隠しきれなくなり思わず口を開けば「そっ、そうなんですか?って、その話は置いておいてですね。その知識を使って貴方はこの国に起きるはずだった悲劇を回避しようとしていたということなんですか?」

俺は、彼に尋ねると「まあ簡単に言えばそういうことになるかな。僕の力はこの世界においてとても大きな力になる それに僕はこの世界に居る人達と争いたくは無いんだよね。だから、僕の力を必要としているこの国の人々に協力をしていきたいと思っている」と、この世界に対して、俺達に力を貸してくれようとする気持ちを見せてくれるが俺は彼が持つ力に対して警戒感を抱いてしまっていた その力の異常性を理解してしまっていた俺は「そうか、ありがとう この世界を救いたいという心はとても立派なことだと思う だがその心だけでは足りないのかもしれない 俺はこの世界で起こっている出来事を知っているわけではないけど、この世界を破滅に導く可能性があるものが あるということは分かってる それに君が言うような強大な力がもしもあるとすれば尚更 俺は君に協力することは出来ない」と言えば「そうか、やっぱり駄目だったか。でも僕に協力したいというその心だけでもありがたい。協力してくれようとしてくれたことは嬉しく思うよ。そしてこの世界に生きる人々を救いたいと願う君の心に偽りがないことも理解した。君の言葉を疑う訳では無いけど一応 確認はしておきたい この世界を滅ぼそうとする何かがあると本当に思っているんだよね?」と尋ねられると俺は「この世界の現状を考えればその可能性が高いと考えている だからこそ 俺達は この世界を滅ぼそうと動いている 敵がいるんじゃないかと 俺達はそう考えています そして貴方の持っている力の大きさに不安を抱きます ですから、貴方の協力を受けるわけにはいかないのです」と俺の考えを伝えれば、俺の言葉に何か感じるものがあったのか「なるほど、この世界の現状に危機を抱いているというのは確かなようだね」と言うが、彼はすぐに表情を変えて、先ほどまでの穏やかな口調とは異なり、真剣な声色と眼差しを見せると

「この世界の危機は、間違いなく訪れる それを防げなかった場合 この世界に待ち受けているのは、この世界の滅亡だ それは間違いないことなの だから僕は 貴方がこの世界の異変を感じ取ることが出来たのであれば この世界で何が起きるのか、それが分かるまでは協力してもらえるように貴方に伝えるべきだと判断した」

「この世界の異変が起きるというのであれば、俺は、俺は 貴方と共に戦い、共にこの世界を救ってみせる」と俺は言い 俺は、彼と協力体制を取ることを約束し合うことにした

「貴方にお願いがある 貴方がこの世界をどう思っているのかは俺には分からない だから俺は貴方のことを知らないからこそ、これからもよろしくお願いします 俺は俺にできることをする為にこの世界の為に動き出す だから俺は俺なりの方法で、貴方と一緒に行動しよう」

俺のこの言葉を聞き届けると彼は俺に右手を差し出してきた

「よろしくね」と言われ 俺も同じように「こちらからも宜しく頼む」と握手を交わすことになった。そして

「さて、挨拶も終わった所でこれからの話をするべきかな 君には、今、この国で起きている事件と原因を突き止めてもらい その犯人を見つける為の調査をお願いしたい 僕も調査に協力は惜しまないから、よろしくね」と言われたので俺は素直に「わかりました。俺も貴方と協力してこの国の人たちを守り抜く そのための行動を俺も起こそう」と答えておく

「ところで、今からでも遅く無いからこの国から離れて、この世界で起こるはずではなかった悲劇を回避するための準備を進めてほしい」と言われたため 俺はアティスの手を取り「では俺達は一旦 ここから離れようと思う」と言って俺達三人が部屋から退室すると、黒衣の男の気配は完全に消え去っていた その後 俺達3人が城から出るのに時間はかからなかったが、俺は、俺自身の行動の指針を定めるため一度 この国を離れる必要があると考えていて この国を出るためにはどうするか、そんなことを考えている最中のことだった 俺はこの世界にやって来た時に身に着けていた剣を鞘ごと取り外して腰に差した状態で 城の中に入ると俺は自分の持ち物である剣が

「この国に来たときに持っていた剣とは異なっていることに気づいた」そして

「お前が あの男と戦おうとしたのも お前の力ならあの黒衣の男に勝つことができたんじゃないのか」と聞かれてしまう。

俺が「あの戦いの時にも感じていたが 黒衣の男からは 他の人よりも強い力を感じられるが故に俺は奴の強さがどれほどのものなのか気になった 実際に戦うと、俺の力ではあいつには勝てないということもわかっていたからな。

だから、俺はあいつに攻撃することが出来なったんだ しかしだ、お前とアティスさんのおかげで、あいつを倒すことができた。あいつはおそらくお前達2人より弱いから倒せたのだと俺は考えている」と 言えば 俺は城の中にある書庫へと向かい本棚にある本を一冊ずつ読み進めていきながら情報を集める

「ふむ、これはこの世界の真実について詳しく書かれたものであり、俺達が持っている知識についても記されているみたいだが、この書物によるとこの国を破滅に導くと言われている存在の名は『ルシア』という名前らしい」

ルシアとは一体どのような存在であるのか?そして何故そのような名前が記された文献が残っているのか?その答えを知る術は俺には持ち合わせていないのだがルシアに関する情報を手に入れることはできたのだが残念なことにそれ以上は何も分からなかったのだ。

---そして翌日のことであるが---

俺はアティスに案内されて彼女の家を訪れることになる。そこでアティスの母親にアティスから紹介してもらうことになる。アティスのお母様からすれば、見知らぬ男が娘であるアティスの家に突然やってきたことに警戒しているようで、少し不機嫌そうな表情を浮かべている様子をみて取れることから「この方は私の友人です 私のお母さんは少し勘違いをしていると思いますよ。」と助け舟を出してくれたおかげで、俺に対しての印象が悪いものにはならないと確信を持てた それから俺は、アティスの家の応接間に通され 俺がどうしてここにいるのかを説明することとなった。俺がこの世界について調べていることを正直に伝えれば、「なるほどね。そういうことだったんだね」と納得していただけたため 俺は「この世界を救う為には、この国で起きてしまっている事件を解決しなければ、俺はこの世界を救えないと思っているんだ」

俺の言葉を受けた彼女は「わかったわ、私は 貴方の言葉を信じることにしたいと思っている だから 貴方の好きにして構わない」

そして、俺はこの場から離れる前に「お世話になります」と一言伝えることにした

「それでは失礼しました。そしてしばらくの間 ご厄介になります 何か手伝うことが御座いましたら是非とも積極的に手伝わせてください。また何かありましたら遠慮無く声を掛けさせてもらうことをお許しくださいませ あと一つお願いがあるのですがよろしいでしょうか?」と言えばアティスの母上は微笑みながら「何でしょう?」と尋ねられたので俺達はその会話を交わしてからアティスの家を後にしたのだ 俺は彼女から借りる事になった家に向かう道中で「少し聞きたい事があるんだけど、良いかな?」と言われてしまった俺は立ち止まることになるわけなのだが彼女が何を尋ねるつもりなのか興味を持ったこともあり「はい。どうぞ質問をしてもらえれば、それに答えることができそうでございます」と返せば 俺は少し間を置いて

「貴方は、その見た目通りの年齢ではないよね?」

俺は少し考えた結果「あぁ そうですよ。俺の年齢は15歳くらいですけど 実際はもう少し上です。そして今は18歳です。」と伝えれば、彼女は「やっぱり そうなんだね。実はね、貴方の事を見ていたら貴方は私が思っている以上に年老いているように思えてしまってね。その若さを保っている秘密がどうしても知りたくなってね だから、その力の秘密を教えてくれないかしら」

「はっ、えっとですね その力に関しては教えられませんね。」

「そうか、教えてくれなかったんだね貴方はその力について隠そうとしているということが伺えるがそれでも貴方はこの世界で生きていく上でその力を使えるようになりたいと願っているんだよな?」と彼女に問いかけられる そして「まぁそうですね この力が無ければ この世界が大変な事になっているのは事実だから俺は俺にしか出来ない方法で俺の出来る範囲で世界を守ると決めたんです」

俺の言葉を聞いていたアティスは何かを察したらしく 真剣味を帯びた声色で語りかけてきた

「貴方は自分がどれだけ危険な存在なのかを理解しているんですよね」と言われる 俺は 俺の今の状態を客観的に考えるならば俺の体は普通の人間の体ではなく、異世界からの転移者であるわけで そんな状態で、元

「この世界に生きる人々は 俺達の事をどのように認識されているのでしょうか」と尋ねられる 俺は 俺達のような者達のことについてこの国の人々はどのようになっているのかというのを知りたかった なので 俺は

「この国の人々の中で、俺達のような者達のことをどの程度把握しておられますかね。この国の人々に知られている程度の情報を貴方は俺に伝えることが可能なのですか?」

アティスが何かを言いかけるのを見て「もしかするとこの国に俺みたいなのが大勢存在しているのかもしれないからな もしもの話だが もし本当に俺のようにこの世界で暮らしていた人々が沢山いたのであれば、俺はこの世界を守れなかった場合 俺以外の人たちの命が失われる可能性もあると踏まえて、この国のために戦うことを決めた」と俺は言い切ったのだった そして、俺がこれからどうするべきかを悩んでいると「あのさ 今の状況じゃ あまり貴方の力になることが出来ないと思う だから、まずは、この国にある学園に入学しようと考えているの。そこに入学することが出来れば色々なことを知ることが出来る だから、今はまず、そこに通うことに専念してほしい」と言ってくれる 俺は「分かりました。とりあえず入学するまでの間は この街にいる事にしようと思います。俺としては、この世界の人達がどんな生活をしていて 俺の知る人々とはどのような人たちが生活しているのかを調べなければならないと思っています。」と答えて 俺達2人は今後の方針を決め終えたのであった アティスの家を一度出ることになった俺達は街

「俺は今から、街の散策を行うつもりですが、俺と貴方は一緒に行動することにしますか?」

と、尋ねてみた アティスさんからは「いいや、私は貴方と一緒に行動するのは控えておくことにするよ。

私は私のやりたいことをするよ。だから 君は自分の為したいと思ったことをやってくれたまえ」

「わかりました では行ってきます」と言い残してから俺はアティスと別れて街へ繰り出すことにした この国にはどのようなものが存在しており、どのようなことが起こっているのかを把握する為に街中に出てみれば、街並みはかなり発展していることに驚かされてしまう 俺はこの世界の人間じゃないため、俺がこの世界にやって来るまでに起こった出来事については知らないのだが 俺がやって来たことによって 世界

「何かが大きく変わるのだとは思っていた だけど ここまで大きな変化が訪れるものだとは思ってはいなかったな。

俺はそんなことを考えているうちに一つの大きな建物を発見することができた どういった店なのか気になった俺はその店の中に入っていくことに決めた。店内に足を踏み入れると同時に聞こえて来た言葉が耳に入るのである「おい!貴様達、ここは会員制だ。一般の人間が気軽に訪れる場所などではない!」と言われてしまうが それに対して「申し訳ありません。私はただの通りすがりですので、気になったお店を覗いて見ようと考えただけで、他意はないんですよ」と答えておいた そして「会員の方々から、当店で扱う商品についてのお問い合わせをいただきまして、皆様には特別にご来店の記念品としてこの指輪を差し上げています」

そう言った店員は右手に装着している指 リングを見せて、左手には何も身につけていない様子を見せていることから、俺の目からは彼女の左手には何も付けていないように見えたのだ。そこで俺はこの場は適当に流すことに決める。俺が、この店から出ていこうと歩き出す前に一人の男性に声をかけられてしまう。「そっちの女もお前と似たような服装をしているが一体お前は何者なんだ」と問い詰められたために、俺は正直に伝えた

「私はこの国で何が起きてしまっているのかを知る必要がある だから、この国に訪れたわけだ。」と言えば俺のことを見つめた男は 何かを考えているかのように腕を組みながら「なるほど つまりだ 俺達が求めていた人材はやはりこいつ等だ この国は何かに困った時にはこいつに助けを求めればいいと言うことを俺達に示してくれたのだ。これは俺にとっての大きなチャンスが到来したことに繋がるだろう」

そのように話した彼は、こちらに対して近づいてくる 俺は彼の目を見るなり、この人物は強い しかも今まで戦ってきた中でも トップクラスの強さであると感じられた 俺は戦闘態勢へと移行するが相手から

「俺は別に争う気なんてこれっぽちも無い。俺は俺自身の目的を達成するための準備として、とある男を倒す必要が存在しているからその男の居場所を教えて欲しいと思っているんだ。そして俺はあんたと戦うことで更なる高みに上る事ができると思っている。俺の望みはたったそれだけのことなのだが、どうか教えてもらえないだろうか?」と言われたことから どうしたものかと考え込む羽目になってしまう しかし俺は彼が、俺が思っているような悪人というわけではなさそうだと感じた為に俺は 俺の知っている人物

「リゼ」という名前の人物 そしてその女性に関係がありそうな情報

「ルシア」

俺がその二名を言えば その二人の名前に心当たりがあるようだが「まさか その名前を聞く日が来るとはな。俺は少しばかり 感動をしているぜ ありがとうな 俺の名前はラガ あんたが知ってるその二人の女ってのはルリアとリーダの事だと思うが 俺が言う通りにすれば会える可能性は高いと思う あいつらは基本的にこの街を拠点にしていたはずだからな そして、あんたにも少し協力して貰おうと考えている あんたらは今 この国の状況について何も理解できていないんだろう だったら、まずはこの国で行われている研究についても知るべきだと俺は考える この国では現在、ある目的を持った研究者が生み出した研究成果を独占することを目的に動いている。その研究者が作り出した成果 その全ては俺達の敵であり、倒すべき対象なのだが それはそれ 今は置いておくとして、 その男が作り出している薬がある。

その効果は人族にとっては強力なものだから俺はあまり好き好んではいないがな。」

「ちょっと待ってくれないか?今 俺と貴方は話をしていて 貴方の話は俺の知るものと同じようなもの つまり貴方の目的は同じ方向を向いていることになります。なので、協力し合えませんかね?」

俺がそういう提案を持ちかけて見れば そのように言われるとは思っていなかったのであろう。驚きの声を上げているのを見た俺は、もしかするとこの人も

「何かに苦しんで、どうにかしたいと思い 何かをしようとしている。」と 感じ取れるものがあった

「そういえば 俺達はまだ名乗っていないんだよ。

俺はこの国の王族が抱えている魔導士の一族の末裔でもあるが そんな肩書きはどうでもいいんだ。

とにかく、俺はこの国の王族から 魔剣 と呼ばれる武器を託されて、その力を使いこなしている存在でな。まぁ今はそんなことは気にしないでおこう。それで俺の目の前にいるアンタは、おそらくではあるが、俺が持っている力と同等の力を持ってるんだろ?俺の目的の為に利用させてもらいたいんだがどうだろうか?」と聞いてきた。

俺としては、俺の

「力 について この人に知られるのは危険であると感じる部分もありはする。しかし、俺の力は簡単に扱えて、そう易々と扱えるようなものではない。だからこそ、俺の力は絶対に悪用されないだろうと、確信を持っているのもまた事実である それに 俺自身もこの力を誰かのために役立てることができるなら良いのではないかと 考えてしまったのだ。この世界で この国で起きつつある問題についての問題を解決することができるならばと思ってしまう。

なので この人と協力関係を築くこともまた悪くはないのではないのかという気持ちが強くなったからこそ、この人と手を組んでみたいと考えるようになったのさ。」

俺がそう答えれば

「俺はこの国の王より授かった聖騎士の武具を所持していてな その力がどこまでのものなのか試したいと思っていた所だ だから丁度いい」と言って来たのだった。そして俺は彼に案内を頼んでみる。俺の視界の中には「私 あの子には会いたくないんだけど」と言っている存在がいることを俺の勘が察知しているのを感じ取る だから俺は彼女に

「俺は貴方に会わなければならない気がして だからこうして 俺は貴方に会うことにしたんです」と言い切って見せたのであった アティスの知り合いである「ラガ」は俺のことを気にかけてくれたようで「この国に何が起こったのかを知りたくはないか?」と言ってくる だから俺が「知りたいとは思う」と言えば彼は「分かった じゃあ ついてきてくれ」と口にする それから俺は「俺は ラガと 街にある教会に行く そこにある部屋の中にいる 女性に会いに行く 俺達を待っていた女性だ」

アティスは俺の言葉に驚いたのか 彼女は目を丸くしている。しかし、俺としてはアティスに話を聞いておきたかった どうして彼女が 俺の事をそこまで心配してくれていたのかということに関して、疑問が残っていたからである。俺自身が 俺の力については誰よりも信頼ができると考えていたからこそ、アティスと行動を一緒にしている 俺にもしものことが起き

「大切な存在である彼女を守りきれないのではないか」と そんな不安を覚えていたのだ アティスは「私も同行しても構わないかい?私は私の目線で物事を捉えたいと思っている そして君は何か重要な情報を握っていそうだ」と言い出してきたため 俺はラガに視線を向けたのだが「お前が一緒であれば俺としても心強い」という言葉を口にしていたため そのまま三人で

「リーサ」と呼ばれる女性と会う為に、教会へと向かったのである 教会の前まで到着した後 その扉を開くと 一人の修道女らしき女性がこちらに向かって話しかけてくる

「あら、こんにちは こんな所にどのようなご用件でしょうか?」と声をかけてきたので 俺はそのように質問をしてみると この教会は「リーサ」という名前の女性が運営を行っているとのことだが 俺達が この建物の中に足を運んできた理由は

「私は「ラザリス」様から頂いた手紙を届ける為に訪れたのですが、中におられますか?」と伝えると、この女性は何かを考えるかのように顎に手を触れながら黙り込んだのだった。俺と向かい合うような体勢のまま 俺の顔をじっと見つめた状態で数秒が

「申し訳ありません。私は存じ上げておりませんね。しかし、お尋ねする内容次第ですけれど「ラザリス様からの使いの方が来られるかもしれないよ」と言われてはいましたので 一応ですがご用意だけはさせていただきましょう。少々 ここで待たれていても構いませんか?」と言われたのだった。俺は彼女の言葉を受けて俺は「大丈夫ですよ」と答えておくことにする。そして俺は隣に立つ男に小声で確認を取ってみれば、「問題ないぞ ここにいる人間は基本的に俺に対して好意を抱いている者達だけだからな」と言う返事を聞くことができてしまう。

そして俺はその女性の指示に従いつつ 室内に入り込むと椅子へと腰かけることになった。この教会内に存在する部屋へと

「リーサ」と呼ばれる人物がやって来るまでの間の暇潰しのために、この建物の内装や、この部屋の中に置かれている装飾品などに目が向く。

壁際を見ればこの教会で管理をされている絵画等が飾られているが 俺の目に止まるものと言えば、この教会の主が描いた絵だと一目見て分かるほどの腕前の持ち主の絵が存在していることが目に入ったのだ。そしてこの教会の神父と思われる男性が俺に対して「そちらに描かれている方がお描きになった方なのですが、その方は神のお導きによってこの世に生まれ出た まさに天才と呼べるべき人物 であります。我々 人間は その才能に憧れを抱くと同時に、その人が生まれ持った運命 そのものに対して 嫉妬に似た感情を抱きもしてしまう。しかし、そんな人物でもこの世界から姿を消してしまった その理由というのは その人物は自らの肉体が 不治の病を抱えていましてね。そんな時に出会ったのが神様なのです この世の摂理は絶対であり 神様はその人の病気すらも 完全に取り除いて下さった」と話してくれた しかし 俺はこの男性の言葉を最後まで聞くことはなく「そろそろ時間ですかね?」と俺が言い出したことにより話は終わってしまう。そして俺達は 俺の前に座っている女性の対面の席まで歩み寄っていく。

俺が「どうですか?」という表情を作り上げて見せれば この女性はすぐに反応を示し「ええ その通りですよ ラガさん」と口にしてくれたのだった。

ラガが

「あんたが リーサなのか?」と言えば

「そうですよ。私がリーサと呼ばれている女ですね。あなたは、この方に何かしらの用事があるとお見受け致します。貴方の口からお話を聞かせていただけるでしょうか?」

そのように言うリーサの口ぶりは非常に丁寧なもの だった だからこそ俺は「ああ、俺はこの人の護衛を任されている身なんですよ。だから 貴方にお願いしたい事というのがあります」と口にすれば彼女は「そうだったのですね。それならば お力になれることがあれば協力は惜しまないつもりですよ。私にできることでしたら何でも構いませんよ。貴方のお願いを聞き入れたいと思っておりますので。私に貴方のお名前を教えて下さいますか?」と尋ねて来たので俺は自分の名前を伝えると「貴方の名前を知ることができたことを感謝しております。これから宜しくお願いしたいと思っていますので」と言ってくる。そのようにして俺はこの教会の責任者でもある女性と協力関係を結んだのであった ------

ラガから聞けば、この街は「ラズワルド」という名前の街で「ラザラス教会」を運営している責任者でもある女性の名前が「リーサ」だというのだそうだ。俺はそんな女性と出会ったことで 俺はその人に魔導書を授けてもらうことにした

「リーサ」が この世界の「魔導書 を使える」存在だと判断したからだ。そして俺から事情を説明させてもらえればいいと伝えた。

魔剣を所持しているラガも、俺と同じようにリーサに頼み事をするために訪れたらしい。俺と同じような目的を果たすために訪れてくれているようだったが、しかし その話を始める前段階で 俺達の話に興味を示したのか、リーサの方から「ラガ様 この場に居るお二人は一体どういった関係なのでしょうか?私には少しばかり分かり兼ねるところではありましたが」

と聞かれたのだ。

「実はな 俺の仲間である「アスタルト」は「魔導士」としての才があるんだよ。しかし、俺自身はこの世界において 聖騎士 と呼ばれ 人々に敬われてしまっているような状態になってしまっている。

この力のせいで俺は 誰かに頼られることになってしまった 俺が何かに悩んでいるのだと そう気付いてくれるのは、お前が初めてだった。俺の傍に寄り添い そして、この俺を助けようとしてくれていたのは、今まで生きてきた中で お前一人だけだった そんなお前だからこそ この「ラザリス」が作り上げた 最高級の聖剣「魔導具」を 受け取って欲しいと思ったんだ」と そう言って 彼は

「リーサ」に手渡してみせる。

この瞬間に 目の前の女性は「ラザロス」という名前の女性

「ラガ」にとっては大切な人であると そんなことを俺は理解したのだった。俺は「ラザルスさんって言うのかな?よろしく頼む」と伝えてみた。すると彼女は笑顔を返してくれる 俺がリーサに話を持ち掛けたのは ラザリスと連絡が取れる手段がないのか?と そのことについて 彼女に尋ねた結果「貴方様がお会いしたいと思う存在がおられるのでしたら、私もお力をお貸しできると考えておりますが、どうかなさりましたか?」と質問されてしまったため 俺は リーサと話をしていると

「私は この教会を取り仕切る立場としての責任がございますので、私では このお方の役には立てないかと思います。申し訳ございませんが 私はこの場で失礼させていただきたいのですが、宜しいでしょうか?」と言われる。それに対して俺は了承の返事を伝え 俺達が部屋から退室しようと思った時にラガスの口からとんでもない発言が飛び出てしまった。それは、目の前にいる女性の体を触らせてくれないかというものだ。その行動に対して俺は驚いたもののすぐに冷静さ

「なっ!?」という声を上げるだけで済んでしまった。そしてその言葉を受けた女性は「はい?」と言いながらも 俺に背を向けるような形で立ち尽くしたままの状態になると 彼女の体に触れる為に この男は 女性の背後に立つ形で手を伸ばすと、そのまま胸の辺りを掴もうとしたのだろうか。しかし彼の腕が 彼女の胸に届こうとした直前に、彼女は動き出すと 後ろを振り返ると、右手を振り払うような仕草を行いラガの腕を

「ぱしん!」と払い除けたのである。この場面を見てしまうと 俺は反射的に ラガを責め立てる発言をする他なかった。ラザロスはラガのことを気にしていたからこそ このような言動を行ったのではないかと、俺の勝手な考えではあったが。俺の思い込みに過ぎないのだが、それでもラガに怒りをぶつけず、この場の解決を図ったのだ。

「あぁ すまない いきなりだったよな 今のは完全に忘れてくれるとありがたい」

この男の 謝罪する姿勢を見た女性は

「えぇ。まあ私は別に構わなかったので構わないのですが 貴方がお求めになっていたものに関しては、差し上げられませんでしたので。それに関してだけはご勘弁願いたいのですが、よろしかったですか」

「ああ。大丈夫だよ そんなつもりでは無かったからね。

それに君は ラザリス様に顔が似ている気がしてね もしかしたらと思って 君のことを見てしまったら そんな気持ちを抱いてしまって。本当にすまない」

俺も「すまんな 突然の行動 取ってしまったみたいで 俺からも謝らせて欲しい」と口にする。

俺の言葉を聞いてラガスが口を開いた

「いえ お二人の行動を 咎めることは致しませんよ。先程 ラザルスが私の事を心配してくれたように感じられて嬉しく思えていますし。でも一つ確認させていただいても?」

この一言を受けて俺は「なんでしょう?」と返事をする。

「ラザリス様とは一体誰の事なのかをお聞きしても宜しいでしょうか?」

リーサが そのように質問を行う 俺は正直に答えようと考えた。この教会を管理している責任者の名前であることと この人が持っているという聖剣について知りたかったこと。ラガは、この教会に置いてある魔導書が 自分に必要な力であることを語ってくれた そしてラガは 魔剣の

「能力」を確かめたいと言っていたのであった。俺の方は魔導書を扱えるかどうかの確認を行いたいと伝えれば「はい」と答えてくれた。俺達は二人同時にリーサルウェポンの能力を起動させることにするのだが。その際にリーザからこんなことを言われた。

リーダ:お前達はこれからどうするつもりだ?これからどう行動する?

俺:さっきまでリーダ達と一緒に行動を共にしていて、そこで起こった出来事についてはある程度話し合ったつもりなんだが、まだ話足りない点とかあったか??(^-^);

(笑っている表情を浮かべつつ尋ねると。)

(この人、結構お茶目な性格をしている人っぽいなwwなんて思うと同時にこの人に相談したい内容が出来ていたりする

「実は、これから ラザラス教会 っていうところに足を運ぼうと考えているんだが。その場所が何処にあるのか分からなくなっちまったんだ」と口にすると リーザが、ラガの事をラザルスと呼んでも良いのなら この教会の管理を任されているのがラザルスである。ラザルスと話がしたいのであれば この教会で待っていればいずれ会えるかもしれないと言われたので

「じゃあ俺と ラザラスは外で話をしてくるから。ここでしばらく 休んでいていいぜ」と伝える。ラガがラザラスに ラザルスと名前を言った後にリーサが「貴方の名前はラガ様ですのよね。ラザラスと言う名前ではありませんので。その辺の認識は 気を付けてくださいね」と口を開き。リーザのほうを見て「私もラザラスさんの所に行く準備をしなくてはいけませんので、少しの間だけ外に出て行ってきます。」

「わかりました」と答えた

「ラザルスさんは俺達に付いて来てはくれないんだよな」

「はい 申し訳ありません。

私がこの教会を留守にしてしまえば教会の運営は成り立たなくなり この場を守ることもままならない状態にしてしまうかもしれませんので」とリーサから返ってくる。

ラガもリーサの発言に対して特に否定すること無く「分かった。

無理言って悪いな」と返すと。彼女はラガに「ラガ様 あまり無理をなさらないようにして下さいね」と告げていたのである。

「ありがとう」と答える。この教会の中でラガと二人でいる間だけでも、ゆっくりと過ごせる時間を作れると良いと思っていたのであったが、それも叶わないのかと心の中では寂しく思ってはいたのだけれど、俺自身も自分の事をしっかりと考えなければと考えていたのだ。だからこの教会から

「俺とラガは外へ出て行くことにした。俺達が教会を出る直前 ラガスが「俺が戻ってくるまでの間は、リーサに教会を任せることにした。お前達の話も気になっているし。何かあれば相談に乗ってやりたいしな。

ラガス そう言えば、さっき俺に話があるから、お前から話を聞いておきたいって言っていたけど、何の話だ?」と言ってきたのだった。その問いに対して俺はこう回答を行なっる。

「リーサからラザラスさんに連絡が取れる方法があるかを聞いていたんだけど、お前の返答次第だけど。

俺はこの世界に来る前に、この世界で生活をしていた世界。その異世界の管理者である『リーザ』

その彼女から俺に通信が出来るアイテムを貰ったんだよ」と、そのアイテムを起動させる そして俺がリーザに頼み込んで手に入れた 連絡用の魔導器を リーザと会話できる魔導具に作り変えてもらったことをリーザに話すと「リーサ そういえばラガさんが 聖剣の能力を確認したいという事でしたが、ラガさんの方はどんな感じなんです? 今 どのような状況に なっていますか? こちらの世界でも確認はできませんか? リーサに説明を行ってもらって その後ラガが俺に話しかけてくる。俺は ラザラスに聖剣の力を発動させるための許可を求めた。彼は

「はい。ラガさんが リーガに渡した武器。その武器は、ラガの思い通りに 動くことが可能となります。それは 貴方が その聖剣の力を使えるようにするために必要だと判断できるのならば。その力を存分に振るう事が可能な存在になるはずです」と答えてくれた ラガスから「その武器を使う為には どのタイミングで行う必要があると思う」

ラガが俺に向けて言葉を放つ。

「俺自身が聖属性の魔力を体から放つことが出来る状態になった瞬間かな」という事を伝える。

「その状態になるために はどのようにすれば出来るようになるんだ」という質問を受ける 俺が考えた事を伝えてみると「なっ!?それは、本当なのか?」と言われる 俺の言葉を聞いた彼が この教会を管理を任されているという「ラザリスという人間に 協力してもらうことは出来ないか?」

この提案に対して俺は

「ああ もちろんさ お前さえ良ければこの教会の人に事情を説明してから、ラザラスの教会に向かってみないか?」という提案を持ち掛けると「それはありがたい 俺一人だけだった場合 まともに動いてくれる人間がいなさそうだしな。ラザルスに協力をお願いする事は可能だと思うぞ」と口にする。ラガスがラザロスの方に顔を向ける ラザロスが「ではまずはこの場にいる皆さんに この教会の外へと向かって行きましょう。」と言い。俺達を連れて行く。俺は、この場に残っていた方が、俺達の動向を見守っていてくれるのではないかと思い。俺がこの場に残ると言い ラタとラガが教会を出て行く そしてラガが、教会を出入りするために設けられた門を通り抜ける その直後だった。突然の出来事が起こる。

(ドン!! バァン!!!!)

激しい爆発音とともに教会の壁に大きな穴が出現する ラガが咄嵯にラザリスが所持しているであろう 武器。その能力を 使い 壁に空いた

「大きな風穴を開けてしまった」と、いうのである 俺の方はすぐにでも駆けつけようと試みるが、ラザリスがすぐに俺を止めに入ったのであった。そしてラザルスは俺に問いかけてきた。

(先程 私が口にした、私の所有物でもある魔導書についてお話ししたいのですが 宜しいでしょうか?)

俺:ああ。問題ない 魔導書に関する話は リーサと話をした時にも耳に入ってきた情報だし。それにラザルスから直接話をしてもらえると、この世界の情報が俺の中に入ってくるような気がして。この機会を利用して聞いてみたいと思っているから。ラザラスがこの世界に持っている魔導書が、俺の求める答えを必ずや

「見つけ出して見せる!!」という気持ちが強く芽生えていた為か自然とその言葉を俺は口に出していた。そして俺は「頼む」と一言告げたのだけれど、「はい。分かりました」と言った後。彼女は自分の所有物として登録を行っている魔剣を手に持ち リーサルウェポンの能力を使い 剣を振るったのである。

剣は一閃すると同時に衝撃波を生み出すと教会を半壊させてしまいそうな勢いを孕んでいたのだが ラガスはその一撃を防ぐべくラガを盾にすると「はあ」ため息を吐き出すかのように呟く

「全く貴方って人は相変わらず無茶苦茶をする人ですね」と口にした後。その剣の一振りで生じた攻撃を一瞬にして消し

「はぁ 仕方ありませんね 私も 貴方が欲しい情報を提供させて頂きます。ラザラスが手に持っている聖剣についての情報をお教え致しますので」と、ラザリスが ラザレスの持つ魔導書についての説明を始めた 俺達はリーザに頼んで 教会の入り口から少し離れた位置に移動し その場所にはラザルスも同行してくれたのであった。

「それじゃ早速なんだけど 俺達がラザラスさんに用件があって来た理由について 話を始めるとするか。

俺達はラザラスさんが持つ その武器に秘められている ある特殊な能力について知りたいと思ったからこそこうして会いに来ました」

「私の所有するこの魔剣は、使用者である私からある程度の距離以内にあるモノに対して攻撃を仕掛ける事が可能となっています。つまり私が意識を向けた方向に存在する物体を破壊させる事が可能ではあるのですけれど、攻撃を行った後の効果範囲内に居る者達にもダメージを与える可能性があるんです」

そう言うと彼女は、その武器で発生させた力によって、建物の一部が崩壊した事を説明した上で、「もしもあの時この場所に誰か人が居たとすれば私は、この世界の住人を巻き込み殺めてしまうところだったんです」と語ると。「なあ ちょっと待ってくれよ! あんたが今使ったその武器で起こした出来事で怪我を負った奴がいるかもしれないって話だったんだよな?」俺は慌ててラザラスが説明をした事柄に関して確認

「はい。その通りなんですよ。

実は私が使用した聖属魔法で、私の周囲1メートル圏内の敵に対して攻撃を行う事ができるという技なんですけどね」彼女はそう答えると この場を離れていたリーサも戻ってきた リーサに対して「すみません。少し手間取ってしまって」と彼女は謝ると ラガスも口を開き「まあまあ とりあえず落ち着け リーサ リーサにラザラス。お前ら2人も一緒に教会の中で話し合いに参加してもいいぞ」と言ってきたのである。

「リーサさんもこちらの会話に参加しても大丈夫ですよ」と ラザルスが彼女に向けて話しかける リーサと俺はラザラス

「そうか なら俺はこの教会に留まらせて貰うわ」

ラガがリーサの側に寄り添うと、リーサの背中をそっと手で触れた

「ラガスさん。本当にありがとうございます」と、ラガスに声を掛けるリーサ。その彼女の声を聞きながらラガはラザロスの方に顔を向ける

「なあリーサにラガスさんも これからどうする?ラガスが ここに残るのであれば 俺はこのままリーサと一緒に外へと出て行こうと思うんだけど ラガスはどうする?」と俺は尋ねると ラガスがラザラスに「なあお前の武器の特殊能力を俺も使ってみたいな。ラザラスの武器が発動した時の感覚を知りたいから、もし良かったらお前の武器を見せてくれないか?」と ラザラスに向けてラガが話すと、リーザがラザルスに向けて質問をしてきた

「リーサ様から質問なのですが、この教会の方々がリーザ様の教会に いらっしゃる という事でよろしいのでしょうか? そしてこの教会を管理しているラザラスさんにお願いがあるのですが 宜しいでしょうか?」と言うとラザルスはラザリスに向けて「はっ リーサ様には ご挨拶をまだ 行っていませんでしたね。

失礼しました。この教会は 私達が管理する教会で間違いは御座いません。

ラガ殿とリーダ殿は教会の外で待たせていただきますが」とラザルスは言い終えて

「ではラガスさんは 一度 外へと出ていっていただけませんか」とラザラスが口にするとラガスの事を教会の外へと誘導し始めていく

「なぁリーザ 俺からも聞きたいことがあるんだけれども良いか?」「ええ もちろん構いません」

俺は 気になっている事が一つあり。それはラガスが言った言葉だ ラガスがラザラスの武器を発動させる為の条件の部分に引っ掛かりを覚えたのは俺だけではなく。この場での会話を静かに見守っていたリーガと リーザも同様であり 俺の言葉を聞いてからリーガとリーザが 俺の方へ

「俺も同じことを考えていた」と、言ってきたのであった ラザルス

「はい。問題ありません。それで お話というのは何でしょう?」

俺はラザラスから 魔剣についての情報を聞く為にこの場に残っていたのだ 俺が魔導書の力について知っている知識を伝えると、ラザルスは

「なるほど 魔剣の能力についてですね。では私の魔導書である聖剣の能力についての説明を始めますが、魔剣が扱う事が出来る能力は二つです。まずは一つ目は所有者の意思によって、攻撃の対象を選定し 対象に向かって刃を振り下ろす事により斬撃を生み出すというモノです。この攻撃方法は、基本的には直線上を移動し続けている敵に、この攻撃方法を使用することが殆どになります」

ラザルスが説明を続ける

「そして二つ目の能力なんですが、これは攻撃した場所に、爆発を発生させ、攻撃の範囲内に存在している敵の体の一部を切断する事が可能なので、威力としては爆発によって生じた衝撃波が、攻撃範囲内に存在する 物質を切断するという事になると思います。ただ、爆発によって発生した衝撃波は あくまでも空気を切り裂くような性質を持っているだけであって。

実際の物理法則には干渉はしていない為、衝撃波が発生する前に存在していた、空間そのものを切断して 斬り刻むといった芸当は出来ないはずです」

そして、ラザルスは魔剣の能力の話を続けて行った ラザラスが魔剣の能力についての説明を終えた直後。俺が「ちょっと良いかな」と、ラザルスに尋ねてみると。「ん なんだ?何か分からない所でもあったのか?」

俺の口から出てきた疑問。それをラザルスに伝えたのである

「魔導書についての知識については分かった。

それでさ、俺達が持っている魔剣と、お前が所有物に登録している魔剣の二つを合わせた場合はどんな風に戦えるのが興味があったんだよ。だからちょっと試しに見せてくれよ」俺がそう頼むと、ラザ

「いいだろう 少しだけだぞ。だが もしも私の魔導書を悪用しようと考えたら即座に私は君を殺す」ラザールスは鋭い眼光でこちらを睨み付けてきたのだが、ラガスは慌てる素振りを見せず

「安心してくれ そんなことは絶対にしないからな」と言い放ったのだ そして この二人の様子を見ていたラガは口を開く「おい!リーガ! あいつに魔剣を貸してやれ」ラガスとラザルスが会話を続けている中。リーサが こちらに駆け寄ってくると「ねえ!リーサ。あんた 私達に付いてこない?この子 凄く可愛いでしょ?私達の旅にこの子とあんたとで参加すれば私も もっと可愛がってあげられそうだし。あんたもこの子は気にいってくれるんじゃ無いかしら?」

ラガスは魔剣にラガが触れると「なぁラガス 俺には分かる。魔剣を使える奴が今 お前の目の前にいる。ラザラスが魔剣を扱えるかどうかは、正直言って 今の段階では分からないけどな」

ラガスにそう言われた

「ラガ お前は、今ラザラスの魔導書に触れる事は出来る。しかし お前にはラザラスが持つ魔剣を扱うことは出来ない」ラザラスは 自分の魔剣が触れようとしたラガの腕から距離を取ろうとしていたのだけれど、リーガは ラザラスの肩を掴み。そして彼女は口を開いた

「ラガスさん 私にはラガスさんの考えていることがよくわかります。私の聖剣ならばラザルスさんの魔剣を扱いこなすことができるのではないか と考えたんでしょう」ラザラスが ラガから 距離を取り始めた事に対しラザルスは「ラザラス。

貴方の気持ちを私達は良く分かります。貴方が持つその剣で誰かを傷つける事が怖かったので 私も この武器の使い方は教えたくないんです」ラザルスが ラガに説明を始めると、ラガスの体が淡白く輝き始めると 彼の体に白いオーラが包み込み始めたのであった

「ラガスさん。貴女も既に理解されているのではないでしょうか。今ラザラス様はラガスの体を自身の纏っている この光の結界で覆う事で、聖属魔法による攻撃に対してラガスを守る障壁を作り出したのです」リーザがラザラスが使った技の正体を説明してくれた ラガスは自分の右手に意識を集中すると「聖剣の特殊能力を発動させる為には聖属魔法が使える必要がある。ラザルス 俺が 今から発動させる 聖属魔法について、お前が知り得る情報があれば俺に教えて欲しいんだが」とラザラスに対して 話しかけると 彼女は「ラガスさん。私の持つ魔剣は、使用者が意識を向けるだけで発動できる能力があるんです。

それは 先ほど説明をした通り 攻撃の対象を選定する事ができる能力なんですよ」彼女はそこまで話したところでラガスに話し掛けて来たのだ

「なぁラザラス 俺の勘違いだったらすまないんだけどな? お前もしかてラザラスの その身に纏う光が消えない限りラザラスの体は無敵に近い状態なんじゃないか?」と ラザラスは微笑みを浮かべると同時に俺達に向けて語りかけてくる

「どうですか ラガス。

これが、私の聖剣の能力の一つ ホーリーライトバリアです。私が 発動した瞬間から発動後3分間までの間、私は この状態で行動することが可能です。この状態を解除するためには、発動後の時間が終了するか、またはこの能力を発動させている者が気絶した場合か、どちらかが条件を満たすまでは、決して解かれることのない強固な守りとなっています」

「つまりだ。ラガ。この能力は発動させ続ければ発動し続ける程、発動している者の魔力は消費していく。そしてこの効果が切れると、体力を消耗したラザルスは戦闘に参加できなくなるという事になる」ラガの問いに対して ラザルスは答えていく ラザラスの 言葉を聞き終えたラガが「なるほど それはなかなか強力な特殊能力じゃないか。

俺も魔剣の能力について質問をして良いかな?」と 問いかけてきたのだ。

ラガの言葉を受けたラザルスは「構わない」と答え ラガは質問を始めた

「俺達の世界でさ、ある物語が 流行っていたんだ。俺達の世界では 神話と伝説、伝承の類は数多く存在し、その中でも 最も有名な物が、北欧神話 だ。そして その中で語られている神々の一人が持っているのが 神殺しと呼ばれる武器。この世界に存在している 魔剣が、もし あの物語の武器と似たような物なら、ラザルスの魔剣が扱う事が出来る武器は、神殺しの剣だけじゃなく 魔剣の能力を無効化するような効果を持った 聖剣だけかもしれないぜ」と 言い放つのであった そして、この場にいた者達は皆が一様に リーガの方に視線を向けたのだ ラザルスはラガに問いかけた

「君の 言っていることは本当なのかい?」ラ

「ええ。そうよ ラザラス あなたの魔剣の能力は確かに強すぎるのよ。だからこそ ラザラスの能力は、聖属性と対をなす闇属性の力を持っている相手とは相性が悪いはずなの。だけど あなたの魔剣は、聖属魔法に対する絶対的な耐性を持ってしまっているのよ」

「そうですね。ラザラスの扱う聖属魔法の力の根源は、闇の力によって構成されているモノなのですから」と ラザラスが口にした直後 リーガ

「あー! 分かったわよ!ラザラス あなたの魔剣には聖属攻撃に対する完全耐性が備わっているのよ!」と、大声で叫ぶのだった この声を聞いて、俺達の元に歩み寄って来たラザルスが

「ラガ 君の意見を聞かせてくれ」ラガ

「分かった ラザルスの持っている魔剣だが。あれは おそらく 光と相反する力を持つ、魔剣の類である可能性が極めて高いと思う。ただ それについてはラザルス本人に聞く方が早いと思うから 俺はあえて聞かないことにするけど、まぁラザルスの事だから何かしら考えがあっての行動だと思うんだよ。だから俺は この場で深くは追求しない事にする」ラガスがラガに問いかけたのだけれど 彼は特に何も答える事は無かったのである そしてラガスは ラザルスに「なぁラザルスは この世界を救おうとしているんだよな?もしもの話になるが もしもラザルスの力が通用しない敵が現れたら、ラザルスは一体どうやって戦えば良い?」ラザラスはラガスに問いかけられ少し考える素振りを見せたのだが、すぐに顔を上げるとラガスに対して「そうだね。ラガス 貴方の言うとおりだと私も思うよ。私には 聖属魔法を無効にする力を秘めている。しかし だからといって私は 私の仲間を守りきれると胸を張って言えるような力は持ち合わせてはいない。私の仲間達は、私よりも遥か上の存在であり。彼等彼女達がいれば私は どのような状況でも乗り越えることができると確信してはいるけれど、しかし私には聖属魔法を無効化する能力以外の特殊な能力は備わっていない。私自身が持つ聖属性と、そして聖属性が生み出した聖剣だけが、私にとって特別な武器なんだよ」

「ラザラス あなたが今言った 聖剣を自在に使いこなせれば あなたはこの世界最強の戦士になるんじゃないのかしら」と リーサがラザルスに声をかけたのであったが リーサの言葉を聞いたラザラスは 彼女の方に視線を移すと、「私にも分かりません。私自身が どれだけ努力を重ねようとも 今の私の力だけでは仲間達に及ばないのです。だからこそラガ。貴女も知っているはずだ 私はラガやラガスのように優れた戦闘能力を持っていないのです。だからこそラザラスの願いを叶えるためにも私はラザラスと一緒に旅に出ようと思います」と言い放ち そして俺に話しかけてきた

「ラガスさん ラガスさんが言っていた。俺の世界にある物語の結末についてですけど。

私はその物語は、その話の主人公と同じ行動をしてみせた主人公こそが真に主人公であると言えるのではないかと考えてます」俺が この言葉を 聞いた時に真っ先に思い浮かべたのは 勇者召喚によって呼ばれた異世界人である 俺達の担任教師だった。

俺達の前に現れた男は、俺達の前に立ちふさがるのであった。俺達には、この男が、自分達に対して敵対の意思を持っているようにしか見えなかったのだ そんな俺達の様子を、この男は笑い飛ばすと 口を開く「おい そこのお姉ちゃん あんたが手にしている武器をこちらに差し出しな。そしたら俺は何もせずにここから消えてやる」と言ってきたのだ。

「ふざけるな 私には私の守るべき人達がいるんだ その人を守る為にも、私の持つ聖属剣を渡したりはしないぞ」リーザが、この男の言葉を一蹴すると、聖剣を手にしていた。聖剣

「ふぅ~ん お前は、中々良い目をしている。どうやらお前は、俺が求めていた、この世界の人間ではなさそうな奴が 何人かいるようだ。さすがは 魔王が作り上げた国だ。人材も豊富だと言う事か? お前等、俺に歯向かうっていう事がどう言うことか分かっているのか? いいだろう 俺が、俺自らが直々に殺してやんよ かかって来いよ 雑魚共」俺がラザラスに小声である指示を出すとラザラスは無言でうなずいたのであった。俺達を馬鹿にした発言をした男に対し リーザは、ラザラスの体を借りる事

「貴方が 誰なのかは知らない。でも私達だって譲れない物があるんだ」と口にした。リーザは 聖剣を両手で持ち直し

「さっきの ラガと貴方の会話を聞いて、ラガとラガが連れている女性二人に関しては貴方に任せても大丈夫な気がしたから、ラガが、貴方を倒す為に 体を動かしてもらいたいんだけど、良いかな?」と、ラザラスに向かって告げると ラザラスは、小さく笑みを浮かべ

「分かりました 私は 先ほども説明をした通り、魔導書使いという役割を与えられていますが、それと同時に、ラガの肉体を動かす事も可能なんですよ」と、言いながら、ラザラスが聖剣を 右手に持ち 構えをとったのだった。

そしてラザラスが、聖剣を構え 戦闘態勢を整えようとした時、この男は ラザラスに対して、こう語りかけた

「おい 俺が お前達を殺すと言っているにも関わらず 戦闘を始めるつもりなのか? 舐められたものだな」と この男は、自分から攻撃を仕掛けてくるような様子は見せず、ただラザラスに向けて、俺達が攻撃して来たら返り討ちにするつもりなのだろうと予測は

「別に私としては、それでも構わないのだけれど。ラガ 君の指示に従うとしよう。それに私には、この世界に存在する魔法というものに対する対抗手段を持ち合わせてなどはいないのだからね」ラザルスは そう言うと、ラザラスは ラザルスから発せられる魔力を高め始めたのであった この魔力の膨大さに、俺の横に立っているリーサが 驚きの言葉を口にした

「まさか この魔力の量は 魔導師と呼ばれる存在の中でも最上位の魔導師のそれと同等じゃないの?」と呟くと、隣にいたリリスが、口を開いた

「えぇ確かにラザルス様からは、魔族や悪魔にすら匹敵するような膨大な魔の力を感じる事は出来るわね ただ 私が気になったのは あの方とラガ君との関係が 全く読めないというところかしら?」と この二人はラザルスと、ラガの関係性に疑問を抱いたのであった。そして 俺は リーザとラザルスの関係について

「あいつが言っていたことが正しいなら、おそらくあの二人の出会いと関係は偶然のものなんじゃないかな」とだけ答えたのだけれど。しかしリーザとラザルスの関係を知っていたリリスは、「それは どういう事なのかしら?」と 問いかけてきてくれたのだけれど、そのことについて俺は答えることはしなかった。なぜなら、今ここでラザルスとの関係性を明かしてしまうと ラザラス

「まぁ私は 貴女達と殺し合うのも嫌ですから これ以上の事をするつもりはありませんよ。私はラガスさんの体を借りて 自分の力を少し確かめてみたかっただけですので」と、口にしたのだった。そしてこの場を去ろうとしたのだが、ラガスがラザルスに対して、何かを伝えたかったようで ラザルスに対して何かを伝えようとしているようであった 俺はこの時ラザラスに話しかけられた時の言葉を思い返し

「そういえば お前が 俺に伝えようとしていた 内容についてだけど 俺はこの世界を お前と共に旅をする それがお前が望んでいる事なんだよな?」と 俺がラザラスに問いかけたのだ

「ラザラス ラザルスから 話は聞いたと思うが、俺は、ラザラスの願いを叶えたいとは思ってはいるけど。しかし お前の実力は、この世界ではかなり上に位置するはずだろ だから、この国の王女であるリーサを守ってくれないか?」とラザラスに問いかけると ラザルスは

「なるほど、ラガスさんが 私に託したいと思ってくださったのであれば、そのお気持ちを受け取りましょう」と言い その場を去ったのであった。

その後俺達は宿に戻るとラザルスが、この国に起きている問題を話し始めたのである。

「私はラガスと旅をしている最中に、何度か魔族を見かけましたが、そのどれもが普通の種族ではなかったんです」と ラザルスが口にする。続けて

「実は私は その魔族の力を使って実験をしました。その実験が成功し、ある魔法を習得する事が出来たんです」

そして ラザラスが使った魔法というのが、魔法を反射する結界だった。この魔法を使い、相手の魔法の威力を確かめるためにラザラスはこの魔法を使用したらしいのだが

「私とラガスが戦った相手は、この世界で言う、魔王軍の将軍と呼ばれる地位にいる人物だったんですが、その彼が放った 攻撃の魔法は、凄まじい破壊力を持った魔法であり、その攻撃を受けて私は死ぬのかと思ったその時、私は咄嵯の判断でラガスさんを庇う事しか出来ずに、私の張っていた、反射の魔法が 彼の攻撃の魔法を打ち消してくれたのです」と言い

「この事実は、魔王軍にとっては、大きな誤算になったに違い無いでしょう。なぜなら私とラガスは、魔王軍に捕まる前に、この世界の勇者と、そして勇者が使う武器についての情報を手に入れた。それだけではありません、さらに私は、この世界でも最強とされる四人の聖戦士の一人と戦う事で、彼からも多くの情報を得ることが出来ました。彼は 自分が手にしている能力の全てを開示してまで私に協力してくれた。これは、彼にとって 相当リスクが高い行為なはずなんです」

ラザラスは、ラガが、何故そこまで俺のために行動してくれる

「ラガスには 恩があると言っていたんです。それに彼は、元の世界に帰ろうとしていたんですよ」と 口にする。この言葉を聞いていたリーダは

「この話を、そのまま信じて良いものなのかどうかも分からない。でも今は、そのラガと言う男の言葉を信じてみるしかないんじゃないのかな?」とリーサは言ったのだ リーザがこの意見に賛同したことで リーザがラガと呼ぶことになった男は、しばらくの間 この街に滞在することに決め。その間ラガにはラザラスから聞いたこの世界の状況について調べるように頼んだのである。俺の頭の中には、この世界の人間とは違う考え方を持ってる人間が 少なくとも一人は存在すると理解していた。しかし

「それじゃラザラス まずは情報を集めて来てくれ」ラザラスは、ラザラスが知り得る限りの事を調べに行くため部屋から出て行った。それからしばらくして、ラザラスが戻ってくる そして

「ラガス 貴女に頼みたい事がある。魔王軍が作り出した聖属剣の回収を任せても構わないだろうか?」と聞いてきたのだった。この聖属剣とは ラザルスがこの世界に存在していた時代に、魔王軍と敵対関係にあった組織 神聖教団が使用していた物で その剣を手にしている者は聖騎士と呼ばれ 魔王軍を殲滅するための切り札として使われて来たのだ。

「聖属剣 この剣を使えば魔王の眷属である魔物に対して圧倒的な強さを持つ事が出来るようになる。しかし それと同時に、聖属剣は、持ち主を蝕むと言われている。実際に、私が見た 剣の持ち主は皆例外なく命を落としている」とラザラスは語る。

ラザラスは続けて、「ラザラスは私の友人だ。だから その友人には出来るだけ危険な目には合わせたくないんだ。それに聖属剣は 持ち主の精神に多大な負担をかける。そんな物に 君が手を出せば、きっと君は壊れてしまうだろう。」ラザルスは真剣な眼差しで俺を見つめてきた。

「ラザラスの気持ちは嬉しい。ありがとう。それでは俺は俺なりの方法を使う事にしよう。ただ俺にも聖剣を手に入れる手段がない訳じゃない」と俺が言い返すと ラザラスが「えっ それは一体 どういう意味なんだ?教えてほしい」と言ってきていたので俺は、「この国の王と直接会えば、もしかしたら何か分かるかも知れない。俺も俺自身の目的を達成するためには、俺自身にとって 何が必要なのか考えないといけないからな。まぁとりあえず明日は冒険者ギルドへ行って依頼を受けようと思う」と口にすると リーザが「私も一緒に行かせてもらうわ。この世界の事は あまり知らないから色々と案内してもらいたいわ」

リーサの希望により俺は、リーサを連れて冒険者の登録を行うために再び受付のところへ向かうのであった。そこで受け付けをしていた女性はリーサを見ると

「おやリーサさんではありませんか! まさかあなたもこの世界に来たばかりだったなんて驚きですね!」と口にする。それに対してリーサが少し照れ臭そうにして言葉を返したのだ。

その後二人はお互いに話を始めるのだが俺はその間に、受付嬢に対してこう言葉を発した

「ところで 依頼を受けたいんだが何かあるかい?」受付の女に対して言う そう言う事を伝えるために、ここにやって来た

「それなら この仕事がありますよ えっとこの内容は ゴブリンの討伐依頼なんですけど、最近街の近くの森に出没する様になったみたいで、それを退治してほしいって感じの内容です」と言い 依頼書を手渡してくる。俺は 依頼内容を軽く読んでみると ゴブリンは弱いながらも、集団で襲ってくることもあるのだと書いてあった 俺は依頼書をリーサに渡し「悪いけどリーサはこっちの仕事に付いてきてもらってもいいか?」と尋ねる

「それは別に構わないけど どうしてなの?」とリーサが首を傾げながら尋ねてきたので 俺は

「リーサ お前なら、ゴブリンぐらいは余裕なはずだ。俺は一人で行くから もし良かったら、リーサはラガと一緒にいてやってくれないか?」と言うと

「ラガス君 大丈夫かしら?」と心配されたのである まぁ確かに 俺は見た目こそ子供だが中身はおっさんだし。ゴブチンなんか楽勝だけどね。と心の中で思っていたのだ

「まぁ 問題は無いはずだ。もしも危険になりそうなら、ラザルスの奴に連絡すれば助けてくれるかもしれないから、その辺りに関しては心配はいらないさ」と俺は言ってその場を離れたのであった。そして俺は街を出てすぐに 森の中に足を運び、気配感知を使用しつつ探索を行っていく その結果俺は、かなりの数のゴブリンを発見したのであった

「さすがにこれだけの数がいるとは思わなかったな。よし久しぶりに本気で暴れさせてもらうとするか」そう口にした俺は自分の身体に強化魔法をかけ、肉体を活性化させた状態で走り出すと、俺に向かってきたゴブリン達を全て斬り伏せていったのである そして最後の一匹の首を切り裂くと、俺は死体を回収してからリーダの元に戻ったのだ

「あら、随分と遅かったから 先に宿に戻っちゃったかと思ったんだけど」とリーダが 口にすると

「あぁ 実は、お前達の所に戻ろうと思った時、ゴブリンの群れに遭遇して ちょっと戦いに手間取っていたんだよ。」と俺が口にする。それからラガスは、ラザルスにこの世界の事を詳しく聞き始めていて

「さっきまで この世界で起きている事とかについて 聞いていたんですが やっぱり信じられませんよね。だって魔王軍と戦ってる人たちがいるんですもん。でもこの話は本当なんです」とラザルスは、真剣な面持ちで、この世界の真実を語る。

「ラザラス 私は 今聞いた話が本当の事だというのはなんとなく分かったような気がするよ」とラガスがラザラスに対して、語りかけると、その話を聞いていたリーザも同意するようにうなずいていたのだった。

「この世界の事に関しての話を聞き終えることが出来た。この話の真偽を確かめるには、この国に居るという、勇者と話をする必要があるな」とラザラスが口にすると、この場にラガスの姿が無いことに気がついたのである。ラザラスが周囲を確認してみるとラガスは居なかったが、そのラガスの服には、ラガスが好んで飲んでいた酒の匂いが残っていた。そのため

「ラガス どこにいるんだ」と言い放つとラザラスが「あの子 この世界の勇者に会うつもりじゃないかしら?」と言い、それに対してラザラスは

「確かに ラガスが勇者と接触しようとする理由は分かります。ラガスが 元の世界に戻るための方法を知っている人物かも知れないのですから」と言ったのである。この発言に対し、ラザラスは疑問を抱くことになる。

なぜならば、そもそも、この世界の勇者とは 異世界から召還され 勇者と呼ばれているだけの事であり。この世界の勇者の力は それほどまでに強力な力ではない。

ラザルスは勇者と一度接触しているのでその事は分かっていたが、その事をラガスには話していないのだ。その理由としてはラ

「勇者とは 元の世界に帰る方法を探そうとしている」と話しており、さらに

「ラガス 君は元の世界に帰りたいと望んでいる」とも言っていたからである。しかし実際にはラザラスは ラガとラガスが同一人物ではないかと思っているのだ。その理由についてだが、それは、この世界に召還された際に、その人間の性別が変わる事は、決して珍しく無いのだ。

しかしラザラスは 過去に二人の人物が、同じ

「男」として現れた事を知らないのだ。その為 二人が同一の存在なのか判断できない状態になっているのである。

「とにかく明日も朝から、この街で 情報を集める必要があるな」ラザラスがラザラスに向けて言葉を放つと、ラザラスはラザラスのほうを見ながら「明日も私が付いていきましょうか? ラザルスさんが私達にしてくれたことの 恩返しが出来る機会ですから」とラザルスは笑顔で言うと、それに対してラザルスは苦笑いしながら

「いや。今回は私一人だけで動くよ。それに私もラガスに頼らずに情報を集めないとね」と答えると「そうですか それでは頑張ってください」と言いラザルスは、自分にあてがわれた

「部屋」へと帰っていったのである。

俺はリーザと共に ラザルスが滞在している宿の一室に戻ると 俺は、リーザの目の前に立ち。その額に手を伸ばし触れたのだ。

するとリーザが「なっ何をするの?」と口にしたので俺は「悪いな。ただ お前の魔力の状態を確認したかっただけだ」と言ってリーザから離れたのだ。その事にリーザが不満を抱いたのか 少し怒った口調で「どうして私の魔力の状態を知りたかったのかは知らないけど その程度の事でわざわざ手を伸ばさないでも良いじゃない」と言ってきた。俺はリーザが不機嫌そうにしているのを見て。どうしたものかと考えていたが そこで一つの考えが思い浮

「それならこうしようぜ。リーザ 俺は お前に惚れているからさ。リータの全てを知るために手に触れた」と言い放ったのだった。

その瞬間 俺は、自分がとんでもない発言をしていたことに気づく。この世界の人間相手に 告白をしてしまうなど言語道断である。そんな俺が後悔を始めていた頃 俺の言葉を聞いたリーゼは顔を赤くして俯き、「えっとラガスは私に対してそういった感情を抱いてくれてるの?」と恥ずかしそうに

「そっかぁ~じゃあ仕方ないわね!」と言うとリーナはラガスを押し倒したのだ その後ラガスとリーナはそのまま行為を始めたのであったのだがそこでラガスは、先程の自身の言葉を誤魔化すように、ラザルスへ問いかけたのだ「なぁラザルス!今日はこの世界に来る前に遊んでいたゲームのキャラクターの能力を身につけてみるか」と言う 俺はリーガに押し倒されてから リーナを抱き締めた状態で話始めた。まずこの世界に来た時の俺は女性の姿をしており、しかも見た目年齢も幼女になっていたからか非常に可愛らしい姿になっており。この姿を他人に見られる事が嫌だと感じていた。その気持ちが強くあった為。俺は人通り

「ラザラス リーサルに俺の正体をバラす必要は無いだろう。俺はラザラスに、リーダを仲間に加えるために 俺と二人で話をしに行くぞ。それでいいな」

ラザラスが俺のことを、リーガスではなくリーザと呼んだ事からリーザは、この男が俺と入れ替わっていることに 気づいたようだった。その事に俺は、リーダとリーザの関係にヒビが入る可能性があると思ったので リーザルの口をふさぐことにしたのだ。

リーダの口からリーザの本名が出ると 面倒なことに巻き込まれるかもしれないと思った俺は、即座にリーザとリーザルが恋人同士だということがバレるわけにはいかないと考え リーザル

「ラガスの奴め何で俺の言うことが聞けねえんだよ!!!!!」と声をあげた。そして俺は怒りで冷静さを失いかけていたのだろうと思うのだが

「おいお前!!ラザルスって言ったよな?あんまり大声で名前を呼ばれるような事をすると 俺達が一緒にいることが発覚しちまうんだよ。お前は本当に何も理解出来ていない馬鹿みたいだな。もう黙れよ」と言ってしまった。そしてラザルスを脅した後「ラザラス行くぞ」そう言ってからラザラスの手を引っ張ったのだ。するとリーガスは、慌てふためきながら 口を開いた リーダはラザルスに対して優しい視線を送っており リーザル

「リーリスー!待ってくれぇー俺を見捨てんなぁぁぁ!!!」という情けない叫びが周囲に響き渡るが俺は気にすることなく リーダの元へ歩み寄るとリーダに「俺は今から、こいつに事情を説明しにいくから この宿の前で少しの間だけ待たせてもらうからな」と言った後 リーダを連れて 俺は

「勇者」の元へと向かったのだ。

そして勇者と話をするために訪れた場所は この国の王宮

「勇者」は、王の間で仕事をしているという話を聞いたことがあったので、俺とリーダは 勇者の執務室がある場所へ向かうと、そこには、二人の衛兵がいた。そのことから俺はリーダに声をかけてみた リーダは、俺の顔を見た瞬間

「ねぇラガス ここはどこなのかしら?」

「この国に、勇者様がいらっしゃるというので 会いにきたんですよ」と言うと

「あなたは誰なのかしら?」と聞いて来たので「俺は 勇者様にお会いしたくて来た者です」と答えた すると二人は俺達の姿を見て

「もしかして貴方が、ラガスさんなんですか?」と言われた為 リーダ「ちょっと待ちなさいよ!さっきまで あんな格好をしていたくせになんでいきなり男の姿で現れてんのよ」そう言われてしまうのだが 俺はそれを言われる理由を理解していたため特に動揺すること無く答えたのだ

「確かに私は男の姿に戻ることは出来るよ。だけど今はその時じゃないと思っているんだ。だから今ここで戻る必要はないんだよ。それよりも早く部屋の中に入らせてくれませんかね?」という俺の言葉を聞き。納得いっていない感じだったのだがリーデ それでもリーム達は俺に対して警戒をしているようだったが、そんな時扉が開かれ一人の男性が部屋から出て来て。俺の姿を見るとその人物は驚きの声を上げた

「君はラガスなのかい?」そう言い放ってきた男性こそが勇者その人であったのだ

「はい。ラガスと申します」勇者に向かって返事をする。リーバはその事に対し 何かを口にしようとしたがそのタイミングで勇者が「ラガスは僕と話がしたいと言っているんだよね?」と言い放つとリーダも その発言内容に疑問を抱いたのか

「ラザラス?ラガスは確かに、貴方と話をする為にここを訪れたはずだけど」と言ったが 勇者は、それに対して反応を示すことなく 俺に「ラガス。どうしてこの場に、その女性の体を使ってやってきたんだい?」と疑問をぶつけてきたのだ

「どうして勇者様がそのことをご存知でいるのか、疑問に思っているところではありますが、それは置いておくとしまして。一つ聞きたいことがあるんですがよろしいでしょうか?この世界で最強の魔導書使いと呼ばれる人物について 勇者はご存知ですか?」

勇者が ラザラスのことを知りたがっていたため俺は勇者へ質問をした。すると

「あぁその事か 僕は知っているが、どうしてそんな事を聞くのか教えて貰っても構わないかい?」と言ってきた

「そうですね。少し長い話でになるのですが聞いていただいても構いませんか?」そう聞くと「大丈夫だよ」と言ってくれた。そのため俺は 魔王城で起こった出来事を話したのだ。「魔王」を倒し 元の世界に帰ろうとしたが、俺は ラザルスに殺されてしまった。その結果。俺は「勇者」の手によって

「異世界」へと飛ばされてしまい この世界にやってきたのだと その事実を伝えた そして 俺がラザラスとして 行動していた理由

「俺がこの世界に訪れた理由はラザルスを倒す為 そして この世界の人間であるお前の リーザを救うためだ」そう告げた後「お前の婚約者を返してやるよ」そう言うと、俺は ラザルスに使った魔法を発動させ、リーデをリーザルの元に戻すと 俺はラザルスに対して 言葉を発したのだ

「さぁ約束だ。今すぐに その娘とリーザルに謝罪をして。お前が奪った全ての物を差し出せ」と言うとリーザがリーザ が 口を開く「ちょっラガス!何勝手に 決めているのよ。ラザラスさんと話し合いで解決するべきことなんじゃ無いの?」リーザの言葉を聞いた俺は、少しだけ考えた後に「分かった。少し時間をくれ その前に俺は少しやるべきことをやってくる」と言う 俺の言葉を聞いて。リーデとリーザと勇者と俺を除いた人間は、俺達から少し離れることにしたのだ。その事に勇者も驚いたようで「一体何をするつもりなんだ」と声をあげた そして俺は

「これからお前の大事なものを全て奪うから覚悟しろ」そう言って俺は 勇者に襲い掛かった。そして俺は 俺の目の前にいる存在を見て「お前の大事な物は俺にとって どうでもいいものだ。だからこそ、俺に全てを委ねてくれないかな。それが無理だと言うのなら。俺が今 ここで殺してあげるからさ。それでどうする?」と問い掛けると勇者は剣を抜いて俺の首を斬り落としに来たのだ

「ははは!どうだ俺の実力は この世界では最強と名高い この 俺の力は!」と嬉しそうに語るが俺は冷静な顔つきでこう言う「残念だったな。今の一撃はなかなか良かったぜ?でもまだまだ甘すぎる」

「なぁお前はさ、まだ自分がどれだけ恵まれていたのか気づけてないみたいだなぁ」俺の言葉を聞いたラザルスは「は?どういう意味だ?」と口にしたが 俺はそれを無視しつつ 攻撃を続けていく。

その途中でラザルスは、「お前は、俺のことを見下しているのか!?」そう叫ぶと同時に、ラザルスの動きが変わった。そして俺に、今までで一番鋭い斬撃を放つ

「ははは!これぐらいの攻撃ならば。避ける必要は無いだろう」そんなことを考えながらも 俺は ラザルスの攻撃を受け止めるために防御態勢に入ったのだ だがラザルスが放ったのは 今まで俺に対して使ってこなかったスキルだった。それにより俺は

「ははは。俺が勇者と戦うって聞いていなかったようだなぁ」と言い放ってきた そして俺と勇者の戦いが、始まりを告げてから約5分が経ったのだが 俺は 俺とラザラスとの戦いを見ながら勇者と会話を行っていた

「勇者様。あなたから見て ラガスの強さはどのくらいのランクにあたると思いますか?」俺の言葉を聞いた勇者は「そうだね。彼はおそらくこの国の中で一番の強者と言えると思う」と言うが俺は「そうでも無いよ」と答えて「俺よりも強い人は沢山居るんだよ」と言った後

「だけど、俺と互角に渡り合えるのはこの世界で数人だけだ」と言って俺はラザルスの懐に飛び込んでいく「まぁ俺の場合はレベルも能力値もほとんど変化していないから、この世界でも俺が一番弱いとは言えるかもしれない」と呟いた ラザルスは自分の力を信じて 俺を殺そうと何度も剣を振り下ろしてきたが、俺はその全てを捌き切った上で「そろそろ飽きて来たな」と言い放つと俺はラザルスに向けて ある一つの技を使った

「ラガス!!貴様は何をした!!どうして俺の攻撃を 完全に防げるようになったんだ!!俺は、こんなにも力を身に着けたのに」

「おいおい 勘違いをするなよ。これはただの幻惑のスキルを使っているだけに過ぎないんだよ」

俺はそう言って、ラザルスの腹を蹴り飛ばしながら「俺の勝ちだな」と言ったのだ。すると 勇者は 俺の元へ歩み寄り そして勇者がラザルスの元へと向かい。ラザルスを気絶させた後 勇者は俺の

「勇者」としての立場を使い「君にお願いがあるんだが良いかい?」と言って来たのだ。その内容が 今回の事件の黒幕は、この世界を支配する魔王であり。その証拠となるものを既に手にしているため。俺が魔王を倒してくれるとありがたいという内容だった なので俺は了承の意を示した後。「もしこの世界に魔族以外の脅威があるとするのであれば、その魔王を倒してしまおうじゃないか」と言った瞬間。俺はラザルスと魔王城に向かった 俺はまず 俺自身が魔族の血を受け継いでいるかどうかを確認してから、その魔王を倒した方が効率がいいと思ったからだ。そのため俺は

「さて 行くか」という一言を口にした後。ラザルスと俺 二人は 魔族の国である 魔王城に足を踏み入れた 魔族の国「魔導国」と呼ばれている その場所で 魔族の王が暮らしている場所は 地下にあるとの噂が 流れているのだが、実際俺はその事を知らなかった。だけど勇者は「ここを抜けるのには、どうしても この通路を通る必要があるんだよ」と言い放つ。勇者が言ったその先に、扉があった。

俺は、扉に耳を当ててみると 人の呼吸音のような音が聞こえたため 勇者に向かって「扉の向こう側には 間違いなく 人が居ますよね?」と聞くと「ああ 確かに居る。ただし 生きているかは別問題ではあるが」と言葉を発する。

その言葉の意味を考えるが、俺は 考える事を放棄した。そして「この先で戦闘が始まる可能性があります。ですが 貴方の役目は ここで勇者としての役目を果たす事。俺の役回りは、魔王を倒す事で良いんですよね?」と言うと 勇者が口を開く

「確かに僕は、この世界を脅かす魔王を倒すために旅をしている 僕としては 僕に害を成そうとしない相手を殺すようなことはしたくない。それでも君は僕に協力してくれるのかな?」そう言って来きた

「俺は別にお前の為に戦っているわけじゃ無いんで、気にする必要なんて無いんじゃないのか?」と 勇者に対して言葉を返した 勇者はその言葉を聞き「そうか ありがとう」と言い放った その言葉を最後に勇者と別れて 一人で奥へと進んでいった そして進んでいく内に 俺は違和感を覚え始める。それはまるで何かに見られているかのような感覚 それも一つだけではなく複数の視線が、自分に集まっていることに気付いた。そんな時に勇者と俺が一緒に行動していなくても大丈夫なのか疑問に思い勇者に連絡を取りたいと思い 通信の魔術道具を使うと

「やぁ 元気にしているかい?」そんな言葉をかけてきた そんな勇者に対して俺は 少しイラっとした気持ちになったが、そんなことよりも「俺は これからどうすればいい?お前と一緒に行動していて 魔王の居場所を知っているのか?知っているなら教えてくれないか?」と問いかけると勇者は「残念だが、それは言えない 今から魔王城に向かうから、君もそこで待機してくれ」と言われてしまった そして俺が勇者に言われた通りに 待っていると。突如として勇者と俺の前に現れた存在がいた

「魔王の側近。私と勇者の戦いに横やりを入れに来たか?」勇者の言葉を受けた俺は、その男の正体について尋ねた「あんたがこの国の王なのか?」その質問に 男は

「ふっ! お前は、あの勇者の仲間だな。ならば答えてやるよ」と口を開き 言葉を続けた

「俺は この世界を支配している ラザルス それが俺の名だ。この国を治めている 俺こそが 本当の支配者なのだ」そう言い放ち、自分の正体を現すと同時に。俺達に対して、襲いかかってきた。しかし俺と勇者 それに この国の王が同時に戦うと言う事態に陥ったのだ その結果 俺と勇者と王は、それぞれの武器を使って ラザルスと戦い始めたのだ 俺は勇者と協力して ラザルスと戦っていたが。俺は その最中 気になっていたことがあった。勇者は何故。わざわざ魔王の側近と名乗る

「この男が」俺の前に立ち塞がったのだろうか?その理由を知りたかった

「お前。なぜ俺達の邪魔をした?お前の目的は一体なんだ?魔王の部下って訳でも無ければ、この世界の人間ではないんだろう?」俺がそう言うと ラザルスは笑みを浮かべながら「くはははは。俺の目的だと?決まっているだろ 俺は、お前に俺の力を見せつけて絶望を味わいながら殺すことだけだ」と言い放つ そして戦いが終わりを告げ お互いに体力が無くなった状態で、お互いが息を整えていた時。俺はラザルスに向けて

「この世界が欲しくないなら この国を出ていけば良かったんじゃないか?」と言うと ラザルスは 俺に話しかけてくる「この世界なんてものは、どうでもいいんだよ。俺の欲しい物は全て 別の世界にしかない」と口にしていた 俺は、この言葉を聞いて「なるほどな。そういう理由で、お前は俺を殺そうとしているのか」と言ってから ラザルスとの距離を詰め そして 俺とラザルスの戦いが始まった

「お前は、俺と同じ異世界人だよな?」と 俺の言葉を聞いた ラザルスは、笑い声をあげ「そうだな。お前は俺と同じように、この世界に飛ばされたんだろう?」と言い ラザルスは「俺は この世界で最強の称号を持つまで上り詰めた!だから 俺の目の前にお前がいる それならば 俺の手で殺さなければならない。お前を殺してから、俺はまた 次の世界に旅立つ」とラザルスが言っている間にも 俺とラザルスの拳の衝突が起き、俺達はお互いに距離を取った そんな時に勇者が

「二人共。そろそろ終わらせよう。決着をつけなければならないんだ。君とラザルスとの因縁に」と言ってきて。俺は ラザルスに

「勇者の言葉に従う。これで決めるぞ」と言うとラザルスは 不敵な笑みを浮かべて俺と勇者に 向かって

「お前ら二人のどちらかに 俺の全力を叩きつけて。俺がこの世界で最強の存在である事を証明したいと思う」と言った後に「お前らがこの世界で俺が唯一認める程の力を持つ存在かどうか試させてもらう!」とラザルスが言えば 俺は剣を構えて ラザルスとの距離を取る。その後。俺が攻撃を仕掛ける為に動き出す。それに対して ラザルスも反応を見せてから俺に向かって攻撃をしてきた。その攻撃の威力も、速さも、今までの相手よりも圧倒的に

「速い」

俺は、剣を盾代わりにして防ごうとするが。俺の攻撃は完全に押し切られて俺は、ラザルスの攻撃を受けた 俺は痛みに耐えながらも 俺は剣を握りしめて、再度 ラザルスに向けて攻撃を仕掛けた。それからも 俺とラザルスの攻防は続いた そんな状況がしばらく続くが。俺とラザルスの実力差は明らかであり。ラザルスと俺が、戦っていた場所が崩壊を始めたのだ 俺は勇者の方へと向かい ラザルスと戦うために 俺は勇者の元へと向かうが、勇者の体が透け始めていた

「勇者!!そろそろお別れの時間みたいだ。俺はラザルスを倒してくる。お前は、ここで消えろ!!」と俺が叫ぶが 勇者が消えることはなかった そして勇者の体が 完全に見えなくなった後。

ラザルスに視線を向けながら、ラザルスを睨む。そんな俺を見た勇者は「君の力は分かった。僕の力を貸し与えても、君はこの世界でも上位の存在にはなれるはずさ。後は 君に任せたよ」という言葉を最後に。勇者の姿が消えた

「勇者よ。感謝する。この借りは必ず返させて貰うよ」俺は そう言葉を吐き出してから、ラザルスと対峙

「お前の強さを認めてやろう!その礼に全力を持って叩き潰してやろう」ラザルスが言葉を発せば。

俺も同じ言葉を返す「あぁー そうかよ。ならやってみれば良いじゃないか」俺はラザルスと会話をして ラザルスとの一対一の状況を作り出すことに成功すると。

「俺を殺す前に聞いておきたい事がある」「ほう。お前はこの世界の奴らのように、簡単に殺されるつもりは無いということか?それで何を聞きたいんだ?」とラザルスが問い掛けて来たので俺は質問を口にした。それはどうして、こんなにも長い間、この世界を支配しているのか?という事だった。だが俺がそんな事を尋ねなくてもラザルスはすぐに答えを出した

「俺は、ある世界を支配している。それは 俺が生まれた世界で、俺に滅ぼされた世界の一つだ。俺は俺の世界を俺が支配するために他の世界を支配することに決めた」という答えに俺は驚きを隠せなかった。そして「つまり。俺も、あんたの生まれてきた世界も支配しようとしている訳か?」と俺が言葉を発すると

「俺が支配できると思ったからこそ。俺は、あの世界を支配していた。そして俺が支配している世界が。今現在、どのようになっているかなんて知らないし知りたいとも思わないな」と口を開くと。

「なっ!どういう意味だ!その言葉だと。俺やお前以外の世界が存在しているように思えるんだが?」

俺の言葉に対してラザルスは、ニヤリとした表情を見せてきた

「当たり前だ。俺達以外の人間が住まうことで栄えている世界を俺は所有している。それが俺に滅ぼせるとは、思わなかったんだがな。その世界で俺以外に生きている人間は。俺の手によって滅び去ったはずだがな」

ラザルスの言葉に対して俺は「お前に滅ぼされた世界の人間が。この世界に存在していると?ふざけんな」と言うと

「お前だって。この世界に呼び出されるまでは、俺と同じ人間であったんだ。なのに俺よりも強い力を持ち合わせていて。お前のような化け物が 何人もいると思っているのか?」と言われてしまう

「お前の質問には、全て 答える必要はない。ただ俺からお前に伝えたい言葉があるとすれば この世界にいる全ての人間を滅ぼすことが出来る存在。それが、俺だということだけ覚えていれば問題ない」

俺はそう

「俺はお前を、殺す。お前だけは、俺が殺す。そして俺がこの世界で最も強くなったと証明するんだ。その瞬間が楽しみだぜ」俺は そう言うと同時に、俺はラザルスに向かって斬りかかる。そして俺は、何度も剣を振っていく

「お前の本気。俺が見せてやろう。この世界のお前の力がどの程度かは知らんがな。俺のこの世界における強さ。その証明として 俺の力を受けて死ね」ラザルスは 両手で 俺を掴んでくる。ラザルスの行動に対して、俺は自分の力で対抗しようとした時。突然、何かしらの攻撃を受けてしまう 俺は地面に倒れ込むと。ラ

「くははは。俺は まだまだ これくらいで死ぬことはない。俺は俺に負けるような相手との戦いを楽しむために、こうして。この世界で生き長らえているんだよ」

俺は 立ち上がると同時にラザルスの懐に飛び込んで、剣を振るが。やはり俺の斬撃ではラザルスを傷つけることも出来ない。しかし俺は諦めずにラザルスに向けて、攻撃を続けた。そんな中でラザルスは、楽しそうな笑顔を浮かた後に、俺に向けて「お前に勝ち目は もう残っていないぞ」と言ってから俺を蹴り飛ばすと。ラザルスは右手から黒い波動を生み出して俺に向かって放つ そして俺の体に激痛が走ると、俺の体は

「がっ、あっ」と苦痛の声を上げていた

「俺はお前が気に入らない」

俺は体中に傷跡を作り

「くはは。俺の攻撃を食らっても、まだ立っていられるとは 中々の精神を持っているみたいだな」と言うと。ラザルスは「俺の攻撃でお前に致命傷を与えることができれば。俺の圧勝で終わることが出来たかもしれないがな」と口にすれば 俺は 立ち上がって「確かに 俺は お前を倒すことができない でも俺は。絶対に、お前を殺す!!」と言い放ち 俺は再びラザルスのところに向かっていくと、俺の攻撃の威力は 明らかにラザルスを上回っていると感じるのだが、俺は攻撃を当てることが出来ない

「なっ、なんだ こいつは お前は 本当に、人間なのか!?」

ラザルスは、動揺していた 俺は 攻撃を繰り返す度にラザルスに傷をつけていく。俺が与えたダメージは ラザルスの体力を削っていくはずなのだが。ラザルスは俺に反撃

「お前に勝つことはできないが。お前がどれだけ耐えることが出来るかを見てみたくなった。俺の この世界における本当の力を今から 見せることになるだろう」ラザルスが言葉を吐けば ラザルスから感じられる力も上昇していく。それからラザルスは、拳を使って 殴りかかってきた 俺の拳がラザルスに当たる。俺が攻撃を繰り出せば ラザルスは、すぐに反応を見せる。そんな戦いが続くと、次第に 俺の体に ラザルスによってつけられた 怪我の影響が出てくると。ラザルスは、笑みを浮かべて

「どうした? 俺を殺せなければ この先 お前は生きていけない」ラザルスが

「俺は 俺に負けた相手に手心を加えることなく。徹底的に叩き潰す」ラザルスが、そう宣言すると。俺はラザルスから距離を取ると、「これで 終わりにしてやる」と言うラザルスが、両腕を広げた状態で、その場で足を止める 俺は何をするつもりだと考えながら、ラザルスを警戒をしている。その時だった

「ぐあああぁぁぁぁぁ」ラザルスが叫び声を上げたのだ ラザルスが、そう叫んだ後にラザルスが苦しむ様子を見せるが。ラザルスの身に起きていることを確認するために。ラザルスの元へと急ごうとすると 俺が駆け出そうとしたところに 俺に向けて攻撃が飛んでくるが。俺は

「くそぉ なんなんだよ!」と叫ぶと共に 俺に迫ってきていたラザルスからの攻撃を防御するために剣を構えた。

だが ラザルスの攻撃を防ぐことができず。俺は そのまま ラザルスに飛ばされてしまう。そしてラザルスの方を向いた時には、既に ラザルスの方からは。ラザルスの姿は見えなくなっていた。だがラザルスにやられた俺は、動くことができなかった 俺は、意識を失う直前になって ようやく動けるようになったが。それでも ラザルスに 吹き飛ばされたことで かなりのダメージを受けている。そして俺は、俺の体を回復することができるのが、魔導書だけということを知っているから。俺は魔道書を発動させると、体が

「うぅ 気持ち悪いな やっぱり」俺がそう言うと。俺は ラザルスと戦う前の出来事を思い出して。

俺と 会話をしてきた奴が。この世界に存在していた世界には。人間が存在 していて。俺がいた世界よりも栄えているという事を話されたのだったな

「ふーん なるほど だからか」

「なぁ。もしかしてだけど。あんたも、この世界に呼ばれた一人じゃないのか?」と俺が言えば。目の前に現れた男 その男が 口を開いた「そうだ。俺は君と同じ。元の世界において、この世界で生きることを強制されている者の一人だ。この世界に来て、俺は ある人物と出会う。だがその人物は、今この場にはいないんだ」という 男は俺に「さあ。ここから先は 君の目で確かめてくれ。この世界は、僕達が住んでいる世界より文明が進歩している世界だ」と言うと同時に。男の姿が消える そして俺は、目を覚ます そして周りを見ると。そこには、大勢の人々がいることが分かった。そして

「ようこそ お越しくださいました」そんな言葉を発してくる女性が

「ここは、私達の暮らしている世界ではありませんが。貴方達はこの世界にとって、貴重な存在であると我々は判断しました。ですからこの世界のために、この世界で生きてください。それと、こちらにある物を差し上げたいのですが。どうか受け取ってもらえませんか?」

俺が女性に「ありがとうございます」とお礼を言った後で。俺は 女 から 箱を受け取る。それは、とても小さなものだったが。それは俺にとっては、大切なもので。それをくれた女性に対して感謝をした。それから俺は、箱の中に入っているものを取り出すと

「え?どうして これ」それは紛れもなく スマホだった。俺は思わず困惑してしまうと。女性は「これは 貴方が使っていた携帯電話ですか?それでしたら 私どもの世界には存在しないため。私が勝手に持ち出したようなものなのですが、貴方が大切にされていたものかと思いまして。申し訳ありませんが それを受け取りたいというのが、我々が貴女達に出来る最大のことでしたので。ご迷惑だったでしょうか?」と言われてしまうと。俺としても「いえ、助かります」と言うしかなかった それにしても俺の携帯を持っていってくれるのは、ありがたいことだと思った。だって もしものことがあったら困ることになるから それから俺は。とりあえず この世界で生きていくことになった。俺は 自分が使える力を試してみてから

「俺は この世界の中で。最強の存在として君臨してやる」と言葉を口にした後で。まず最初に 自分の能力を確認をするためである「魔眼よ開け」と言うと、俺は自分の能力を確認した。それから俺は 魔導士の服を取り出してから

「よし」と一言だけ言葉を発し 魔族領に行くことを決めた それからしばらくしてから。俺の耳に 何かの騒ぎが聞こえてくるのが分かった。その場所へと行くと。そこに広がっていた光景を見て 俺の目は奪われるのであった 俺は今。魔王軍の幹部

「ラザール様は もう限界を迎えています!!このままだとラザルス様に殺されてしまうでしょう。今なら、ラザルス様を倒すことができます。ラザルス様に殺されるくらいなら、私は自ら死を選びましょう。それが私の意志です!!」

俺に話しかけてきた男がそう言い切ると、俺の視界が光に包まれた 俺が気が付くと。ラザルスは、その力を大きく削られていたらしく。ラザルスの近くには俺も知っている。この世界に来る前に俺の目の前にいた男が存在していたから。その事を知った上で 俺は、行動に移すことに決め

「おい ラザルス」と言い放つと同時に俺は走り出して

「お前は、何人自分の手で殺めている。俺を舐めるな!!」

俺が攻撃を仕掛ければ 俺の攻撃が ラザルスに命中してダメージを与えることに成功すると、それと同時に。ラザルスは「なっ!? 何故 俺の体に、傷を 付けられるんだ」と言ってきたことからラザルスは動揺を見せた そして俺はラザルスに接近していくが。ラザルスは両手を広げる動作を見せると。俺の動きが止まる。

ラザルスは 動揺した顔を見せながらも

「まさか そんなはずはない」と言っていたが。その直後で 俺の体が まるで 時間が停止したように動かなくなる 俺は焦った そして ラザルスの方に視線を向けると。ラザルスの右腕に魔力が集まっていることを感じとると。俺の体は自由を取り戻していた。ラザルスの体からは 膨大な量のオーラを感じることができると

「俺の力を受けて お前はまだ立ち上がるというのだな。お前を見ていると俺の中に存在している感情が激しく反応する。俺に傷をつけるような相手が。お前以外にいるはずがないと」ラザルスは 笑みを浮かべて

「俺はお前に勝てないが 俺はお前を 殺す」

俺がそう口にすると

「くはは ははは。お前のような相手を殺すには惜しいな」ラザルスは 不敵に笑いながら言うと。俺は魔剣を構えてラザルスに向かっていくのだがラザルスからの攻撃が直撃してしまい ラザルスの方を見るのだが。既にそこには、ラザルスの姿が存在していなかった。だが

「お前の能力は、把握している。そこだ」と俺は ラザルスの声が聞こえる方向へと移動を開始すると ラザルスの方から放たれている気配が俺のところに伝わって来るのが分かると。俺は魔剣に魔闘気を纏わせると共に ラザルスに攻撃を繰り出すことにした そして俺はラザルスを攻撃すれば。ラザルスが俺の攻撃を受けたことにより

「うおおぉぉぉ」と叫び声を上げると共に地面へと衝突していき地面にクレーターが出来上がる。さらに衝撃波が発生しており。それにより、俺達の戦いを見守っている人々は倒れてしまう。すると俺の前にラサールが現れたのだ 俺も当然のように無傷ではなく かなりのダメージを受けてしまっている状態になっていることは言うまでもない ただ 今の状況において 俺もラザルスも お互いが無傷ではなくなっているのだからな 俺に攻撃が命中したことにより俺は体勢を崩すと

「ははは どうやら俺に傷をつけられる人間が存在しているようだな。面白い」とラザルスが言ってくるが。ラザルスの言葉を聞いた俺は、「どう言うつもりなんだ?俺を生かしておく意味が理解できないが」と言えば

「なに 俺はただの退屈凌ぎだ。俺と互角以上に戦える存在がいた。ならば そいつを殺してから また 別の相手を探せばいい。それだけの話だ」と そして俺とラザルスが戦うと、俺の一撃が当たる度に。周囲にいた人々が怪我を負う。その結果として 俺達は戦いが終わっていないにも関わらず。周りの人々を守りつつ戦うことになってしまう だが そんな中で、俺は

「どうして お前達は。他の人々を 見捨てない?」と言うが

「それは、俺達が守れるだけの力がこの世界にはないからな。それにこの世界にいる人間は、いずれ俺達の敵となる可能性がある存在だ。そんな存在を助けて もし仮に その助けられた人間が 裏切った時を考えろ」とラザルスが言えば 俺は「俺には 分からねえよ」と言った。俺は魔族と魔族領の民のことを考えていたが。それでも俺は。この世界に飛ばされた時点で俺には 魔族のことを信用することなんてできなかった。だからこそ俺は

「なぁ あんたは 本当に。この世界を侵略するつもりなのか?」と尋ねてみれば

「あぁ 俺の気分次第で この世界は滅ぶかもしれないぜ?俺もそこまで暇じゃねーしよ」と言ってくる

「なぁ 教えてくれないか?どうして、お前はこの世界を破壊しようと考えている?」

俺が真剣な表情で尋ねる

「さぁ?それは、俺も分からねぇ。だけど一つ言えるとすれば。この世界にいれば俺は最強になれるってことだ。俺にとって最強の座に居続けることこそが全てであり。それ以外はいらねえんだよ。だから この世界は俺の邪魔になると判断した場合は破壊する それが理由だ」と言うと

「そうかい だったら 俺にも分からないことがあるんだ。お前の口から 聞かせてくれないか?どうして お前はそんなに強くなろうとしたんだ」

俺がそんな言葉を投げかけてみると。一瞬だが ラザルスは黙り込んでしまう 俺は「おい なんで答えられないんだ」と聞いてみるも。ラザルスは答える様子がなく。そしてラザルスは俺から離れて行こうとした時に

「おいっ!!待てよ」と俺は呼び

「なんだ?まだ何かあるのか?俺が話せるような質問ならいくらでもして構わねえが 俺が納得するような内容じゃなかったとしても、その時には容赦なく。俺に戦いを挑んでくれても構わない。それで俺を倒せたのなら。お前の考えが正しいってことだからな」と言って立ち去って行った。俺がそんなラザルスを見ていると。突然の出来事だった。俺の足元が崩れ落ちたのだ それはまるで俺が落下していることを示していた それから俺は。下へと落ちる感覚を感じた それからしばらくすると。俺の体は地面に衝突してしまい

「いてぇ ここは何処だよ」と思って周囲を見れば 目の前には。魔獣と呼ばれる怪物がいるではないか。しかも、その魔

「これは 夢なんかじゃないはずだ」と俺が言ってしまえば

「そうだろうな 現実はお前の思い通りには動かない。お前の思い通りに物事が進んでいくと思っているのか」と言われてしまう 俺の目の前に現れたのは、一人の青年である 見た目的に言えば、歳が二十代半ばに見えるその男は、黒衣を身に着けており、その顔は美形で、その瞳の色は 綺麗な赤の色をしていた。そして

「まさか 俺と同じ能力を持った人間が存在していたとは」と口にすれば俺は

「おい。俺とお前が同じ能力を持っているだって」と驚きのあまり声を出してしまうと

「まあいい。それよりもまずは、お前は。俺を倒す必要があるわけだが、俺に勝つ自信があるというのなら 掛かってきてもいいぞ」と彼がそう言い終わると、彼は腰に差している剣を抜き取ると共に、鞘も地面に落としてしまうと。そのまま、地面に突き刺しながら。俺のことを見てくる。彼の目は、先ほどから、全くと言って良いほど。感情の変化を感じ取れず、俺は、そんな彼と睨み合うような形になっていたのだが。その状況下で俺は、自分が持っている

「そうだな。とりあえず 名前を教えてくれるか?」

「俺の名前か 俺の名前は ヴァン=ヘルシングだ。よろしく頼む」

「なっ!?」と 思わず俺は驚いた表情を浮かべてしまうと。それを見たからなのか。目の前の青年は 笑みを浮かべると

「やはり この国を俺が攻めていると知って 俺に会いに来たんだな。俺は お前と戦うことになると考えていた。それが たまたま今日 ここで起こった。そう言うことで間違いないだろうな」と目の前の人物が告げてきたため

「俺は、自分の目的のために。そして自分の家族を守るために お前を倒しに来た」と言えば 俺の視界に。突如として 光が発生した 俺は、

「まさか」と呟き そして。光が消え去れば そこに存在していたのが『勇者 天川裕』だった。しかし、目の前の人物を見て俺は驚いていた。なぜなら。目の前に立っていた人物は 明らかに女性にしか見えない容姿をしているからだ。そして彼女は、自分の服装を見るなり、「やっぱりか」と言って。服を脱ぎ始めると そこには、男性の象徴が存在したのだ。

「なるほどな。これが、今のお前の能力ということか」と俺は言えば

「お前には、色々と教えてもらう必要がある。だから お前の能力は封じさせてもらった。だからといって 俺に負けた訳じゃない。お前が、お前自身の能力を解放できるような状態にまで持っていくことができたのであれば。話は別だけどな」と目の前にいる少女が言った後で

「俺は これからこの世界で起こっている問題を解決しなければならないんだ。悪いがお前には 退場してもらう」と言って。戦闘が開始されることになるのだが。それは 俺にとっても 都合がいい状況ではあったのだが。それは 俺とヴァンの会話によって、俺はヴァンの隙を見つけ出そうとする。だが、そんな俺の行動に対して

「俺の攻撃を避けることができなければ。死ぬだけだ」と言って攻撃を仕掛けて来たのだが。俺としたことが 少し焦りすぎたようだ。ヴァンが振るってきた攻撃を避けきれず 俺が吹き飛ばされてしまえば ヴァンの方から 追撃を受けてしまった。

「はぁ はぁ はぁ」と俺は息を荒げていた 俺がヴァンから受けたダメージは大きく

「この程度で倒れるようなら 俺の敵にはならない」と俺は、声を出すが ヴァンから攻撃を食らい続け。俺は、もう限界だった

「これで終わりだ」と言い放った後に、俺に剣を突き立てようとするヴァンに対し 俺は、地面に拳を叩きつける 地面が割れたことで、地面に大きな穴ができると。その衝撃によって発生した地震のせいで、俺は、体制を崩してしまうと。そんな状態に陥ってしまった俺に向けて

「残念だったな。俺を騙すつもりだったのかもしれないが。お前の負けだ」と口にすると共に剣を俺に向かって投げつけて来る。俺とヴァンの距離が近くなってくる 俺の体が震えると同時に。

地面が大きく

「はぁ」と言うのであった ラサールは 俺達と戦おうとしている ラサールから目を離さないようにしていれば 俺が視線を向けると

「お前がこの世界で一番強者なのは 俺にも分かる」と言われたが。それでも 俺は戦うつもりはなかった。だから、ラサールの言葉に何も言わずにいると ラサールは口を開くと「だけど お前は、自分より強い相手に挑みたい。そう言う男でもあるはずだ。だからこそ 俺はお前に勝負を申し込む」と言った。その

「俺は 今すぐにでも お前を倒して。お前よりも 強くなった。そう宣言したかったんだけどな。俺と戦っても意味がないだろ?俺はこの世界を壊そうとは考えていない。だからこそ この世界の王になりたい。その俺が。世界征服を狙うお前に手を貸すはずもない」と言ったのだ。するとラサールから

「俺も 別にこの世界を どうしようって考えているわけではないんだが」と言われて。俺は「どういうことだ?」と疑問を口にするが。それに対して

「まあ この国の奴らが俺に協力してくれるならそれでも構わない。だけどな お前のように 世界を滅ぼそうとするような奴は 生かしちゃおけねえ。それは 魔族の代表も お前のような考え方をしているなら 俺にとっては。お前達は滅んでもらって構わない。むしろ滅んでもらった方が俺の手間が省ける」と言う 俺達が、ラサールから発せられた言葉を聞いたあとに 俺は「つまり。貴様は 人間も魔族も。滅ぶことを望んでいるというわけだな」と尋ねてみると。彼は笑いながら「ああ 俺がこの世界に転生してきてからというもの。俺が生きている限り、俺以外には 最強の座に居座れる者はいなくてな。それに この世界は 俺に優しくないんだよ」と言うのだった

「そんなのは関係ない!!俺だって 最強の称号は欲しいけど。でも 誰かを犠牲にして手に入れる最強なんていらない!!」と俺は口にすれば ラザルスは

「お前が どんな想いを抱いて そんな言葉を言っているのか。俺にはわからないが。少なくとも そんなことを言っていられるような状況でもない。お前だって。本当は分かっているんだろう?俺の力の秘密が知りたくてたまらないんだってことはな」と言うとラザルスは「そうだな。俺は お前の強さに興味がある」と言えば ラザルスは、笑みを浮かべると

「だったら。お前と本気でやり合える場所に連れ出してやるよ」と言って俺の意識を奪うと ラザルスから 転移させられた場所は俺が見たことがない景色が広がる場所で 俺の前に現れた人物こそが 俺と同じ 能力を持ちながらも。俺とは違う道を選んで。魔王軍に属している男。その男は、自分の強さを過信しているところがあるからこそ。ラザルスのことを馬鹿にしていたのだが。その男は、自分の実力を見せつけるために。

「俺は、絶対に勝てる相手じゃない限り。戦いを仕掛けたりはしないから」と言い出した その男の見た目は。三十代の半ばぐらいの年相応の男で。見た目だけで言えば、どこにでも 普通に存在する。ごくありふれた存在だと俺は感じてしまう その男は、俺を見て「おや 貴方が私の相手がしたいという少年ですかい」と言うのだ。俺としては 目の前の男が何を考えて俺の前に立っているのかが分からない

「さて 私がここにやってきた理由は分かっていますね?」と言ってくるのだったが。俺には目の前の男性が、何を企んでいるのか分からなかった。俺はとりあえず 話を進めるために

「あんたが 俺の相手をするつもりか?」と問いかける 俺の問いに目の前の男は、笑みを浮かべると「えぇ」と言い 続けてから「まあ 貴方の質問に答えるとしたら そうですね。私は。あなたの力を計るための駒になりに来たんですよ」と言ってきたのだ。しかし俺は 相手の言葉の意味がよく理解できておらず。そんな俺を見て その人物は

「私には、未来が見えるんですよ。貴方が、自分の力を使いこなすようになってからどのくらいの時間が経過するかがね。だから 私はあなたにアドバイスを与えにやって来たわけですよ。もちろん 助言を与える対価として こちらからの条件は飲んでもらいますが」と言ってから「それで どうしますか?」と言って来たのだが。正直なことを言うと俺は、相手の言っていることを鵜呑みにしてもいいか判断ができないでいた 俺の態度を見たことで、その人は「分かりました。では 少し時間をあけましょうか」と俺に対してそう言うと 彼は その場を立ち去ろうとするのだが。俺は

「待ってくれ」と言えば、振り返った彼に「どうかしましたか?」と言われる 俺は 彼の言葉に対して、「アンタは、一体誰なんだ」と言えば 俺の言葉を受けた相手は「名乗っても仕方がないことでしょうが。あえて言わせていただきましょうか」と言ってから。口を開いた「初めまして。この世界では『創造主』と呼ばれている者です」と言ってくれたおかげで、その人の正体がなんなのかを知ることができることになったのだが、やはりその名前を聞いて驚いた反応を見せたせいなのか

「そこまで驚かなくても大丈夫なんですよ」と言ってきた 俺は「いや 驚いてなんか」と否定しようと思ったが、しかし目の前の人物が『創世神』だと言われれば、俺だけではなく アリス達も驚きを見せるのだった 俺は その『創世神様』に言われた通りに『異能の書』を開けてみようと思うが しかし そんな俺の様子を見てなのか

『創世神』さんから話しかけてきた

「何か気になることでもあったのですか?」と言われれば俺は 目の前の人物に尋ねてみる 俺からの問を受け取った後に 目の前の人物は、自分の顎を触りつつ。俺の顔をジッと見つめるのだった。しばらくの

「はぁ」と俺からため息が出ると共に

『創世神』に対して俺は、少しイラっと来てしまったが。我慢しながら俺は「そんなに俺の顔を見ないでくれないかな。それと 何で 俺にわざわざ忠告をしてくれにこんなところにまで足を運んでくれたんだ?

「いやまぁ 貴方が気にすることじゃありませんよ。」

その言葉と共に その人が口にする。その発言が本当かどうかは俺にはよくわからなかった。

俺が、この世界の人達と出会って。色々と情報を聞き出すことに成功した俺は、この世界において一番危険視するべき相手。それは、勇者達ではなく。『創造主 ゼウシアス=

「おい。俺はお前達と戦いに来たわけでもなければ 喧嘩を売りに来たわけでもないんだぞ」と言ってきたのは、魔王軍の大幹部の一人である『雷光』である 彼女は、俺達に向かって

「そろそろ、いいだろう。私は、これ以上お前達と無駄な争いを繰り返すつもりはない。ただ、それだけを伝えに来てやったんだ。」と言った後に、俺に向かって

「どうせ。貴様のことだ。今の自分の力に疑問を感じているのであろう。だからだ。一度、貴様にも教えておく必要があると思っていたのは。お前は 自分が最強だと思い込んでいるからな。だが。残念ながら。それは勘違いであることを理解してもらう必要があったからな。それさえ理解してしまえば。もうお前に怖いものなど存在しなくなるからな」と俺が、ラサールとの戦いを終えて。次の相手となるはずの人物と、戦おうとしているタイミングに乱入してきたわけだから。俺は当然のように「お前の目的はいったい なんなんだよ」と尋ねると

「だから何度も言っている通りだ。今はまだ教える必要はない」とだけ答えてから

「お前が今ここで、戦おうとしている奴。アイツだけは特別扱いしろ。アレは、この世界に召喚される際に、他の者とは違い。ある特別な力が宿っているからな」

彼女の言葉を聞いた俺は、「その お前が言っている あいつは もしかして。俺と同じ異世界転生者なのか」と質問を投げかけると 俺の問いを受けて、『彼女』は笑いながら「そのとおりだよ」と答えてくれた 俺はその言葉を耳に入れてから 目の前に佇む女性のことを見つめていた。すると『雷光の魔女』ことリリィが、「貴様のことだ。私に攻撃を仕掛けても、どうすることもできない。それは 貴様なら理解できていることだろ。そして私自身も。貴様がどれだけの魔力を有しているかなんてことは理解していれば、どうすれば、お前が勝てるのかなんてことは簡単に理解できるはずだ」と彼女が口にした瞬間のことだった。突然の出来事に戸惑いを覚えつつも俺は咄嵯に後方へと跳躍を行うと その直後に 俺が先ほどまでいた場所が爆破されてしまうと俺は「どういうつもりだ。」と怒りの感情を抱きながら『雷神の魔剣(ケラウノス)』を片手に握りしめ その魔剣を構えた後で俺は、俺の前にいる少女のことを見据えた。

「なあ、俺のことを攻撃したことに対して、お前はどういう言い訳を考えてくれるんだよ」俺の発してしまった言葉を受け止めた少女こと『魔王』のリリスが、「別に理由とかは無い。私はただ、この世界を混乱させている奴らを排除しようとしただけだ。まあ。確かにお前のことも殺すつもりではあった。が、お前は、私の攻撃を回避することができたのが幸いなことだと思え」と言ってのける その発言を耳にして「つまり。お前は、あの場にいる人間を殺すつもりだったのか」と言う その言葉を聞けば リリィが、「そうだ。お前の実力がどれほどのモノなのかを確認しておきたかったからな」と口にし終えると同時のことである。

俺達の方に近づいてきたラザルスが「随分と面白い状況になったものだな」と口にする 俺は ラザルスに「ああ 全く。だけどさ、お前の出番が奪われてしまうんじゃないか?」と言えばラザルスは、ニヤけ面を見せてくるだけだった 俺はラザルスに「まさかとは思うけど こいつらと敵対しようとでも考えてないだろうな」と言えば

「そんなことをするつもりはない。そもそも。俺が本気でやり合える相手って言ったら『真紅郎』ぐらいしかいないだろうからさ」と言い放ったのだ

『真紅色の魔導王』こと その人物は

「ふっ その程度の力で何を言っているのやら」と言ってのけたのだが。

その人物の表情を見ていたラザルスは「そういえば まだ お前の名前を名乗っていなかったようだな。俺の名前は 魔王ラザルス 俺の名は覚えておいて損はしない名前だからしっかりと記憶しておくんだな」と言い放てたのであった。

俺は、そのやり取りを見ていて

『こいつは やっぱり 強い。少なくとも今の自分では到底勝ち目が見えないくらいに』と思ってしまった 目の前の光景を目の当たりにした俺は『創世神』に言われた言葉を思い浮かべてみた。『貴方には。『勇者の力』以外に。特別な『才能』がありますよ』と言う言葉をだ。

しかし『才能』

「おやおや。『勇者』に対抗できる存在が現れましたね。それにしても。私からの助言はちゃんと聞いてくれていたようで嬉しい限りですよ」その声を聞いて俺は「助言?」と口にすると 俺の言葉を拾い上げた目の前の女性は「はい。私は、貴方に忠告を与えに来たわけですが その前に。『異能の書』を起動させてみなさい」と言われた 俺はその指示に従うことにした 俺は『異能の書』を両手で構えて

『創造神』が俺に教えてくれようとしている。『異能』の力を解放させる 俺が 異能書を開いた瞬間 目の前が真っ暗になってしまった。そして、俺の目が元に戻ったとき。俺は、見たことのない景色

「どこなんだ。ここ。」と思わず言葉に出してしまうのだが 隣に居た人物

『創造神』が「そうですね。あえて言うならば。あなたが求めている場所には間違いないかと思いますよ」と言ってくれるのだが。

『異能力バトルトーナメント』という文字が俺の目に入って来たと同時に。俺は自分の意識を失うことになったのだった。俺は『創世神』

「とりあえず、俺の言うとおりに動けば問題ありませんから 俺の後ろをついてきてください」と言ってきた 俺は『創世神』の指示を受けるままに彼の後ろに付いて歩いていくことになった

「それで どこに連れて行くつもりなんですかね」と疑問に感じたことをそのまま質問をぶつけてみれば『創世神』から回答を受け取ることができた

「俺も あんまり 詳しくは言えないですが。

貴方が『勇者』と戦うためにも必要なことですから、俺に着いてきてくだされば大丈夫です」という言葉を聞いてから、しばらく歩いていると、その場所にたどり着くことができたのだった。そこは どこかの地下施設みたいな場所で俺は『創世神』に連れられて。

その場所

「なぁ

『創世神』。どうしてこの場所で。これからの戦いに役立つことになるんだ?俺と 何の関係も無いだろう。

ここに俺を案内した理由は何だ」と尋ねた 俺からの問いかけに、その女性は「いいえ ここで 貴方にも会わせたい人物がいたのです。貴方には。貴方だけが知ることのできる人物に会わせる必要もあったので」と答えた 俺は 目の前に存在する。俺が、

「おい。貴様には本当に、この世界を救うことなんて出来ると思っているのか?今の貴様は 何も力を持ってないただのガキにすぎない」

俺は、目の前に立つ女性に向けて言葉を吐いていた。何故、俺がそのような行動を取ってしまっているのかという理由に関しては簡単なものでしかない。それは俺自身が彼女から言われてしまったからだ『貴様は、今のままでは『勇者』の足元にも及んでいないぞ』

「おい。『勇者』。貴様に一つ言っておかなければならないことが在る」と目の前にいる女性に語りかけてみれば その女性からは、「なんだよ

『真紅郎』

貴様の言いたいことは分かるが、私とて、『魔導師』

としての意地がある。私は私なりに、『真紅郎』のことを成長させたつもりだ」と言い返されてしまったのだった。だが。

「それはあくまでも 今の貴様ではという話だろう。」

「それは違う。私は貴様よりも多くの修羅場を超えてきた。だから私が教えれば必ず強くなる」と断言してくる女性。

俺は そんな彼女を前にして。「確かにな お前の教えを受けていれば『勇者』との戦いの中で。俺に新しい『才能』に目覚めさせることだって出来たかもしれない」と俺は 俺の言葉を受けた『勇者』

リリスは、「ああ そうだ。だからこそ 私のところに来て欲しいのだ」と言ってきたのだったが。

俺は、そんな彼女に向かって、「残念ながら。お前のところに行けば、俺も強くなれるって確証が持てるまでは お前のところに行くことは出来ない」とだけ告げておいた。俺の発言を聞いたリリスが「はぁー、やはりか。

分かった。私は お前のことを無理に連れていこうとは思ってはいない。だからな もし私のところにくることが出来たときには」と言った。

俺は、その言葉を口にして俺の方に手を伸ばしてくる彼女に対して、「ああ 俺もお前のことを認めよう。そして お前が認めてくれるような存在になれたら そのときは」と言うと 俺は、目の前の光景に困惑しながらも『魔道士』であるラザルスに視線を送り続けていた。すると、ラザルスは、「どうした。何を呆けている。」と俺のことを

「お前は、『真紅色の魔導王』だ。それなら俺達と同じ『異能者』であり『異世界転生者』でもある」ということを俺は その女性の言葉を聞いてすぐに理解することができてしまっていたが。それと同時に 俺はある違和感を覚えたのだ。なぜならば、俺の前に立っている『異世界転生者』と名乗る女性が発した言葉を受け止めてからというものの。俺自身の中に眠っている力が湧いてきているかのような感覚に襲われたからである。

(これは一体どうなっているんだ?)と思う中で俺は自分自身の手を見下ろしてみると、そこにあった手には『真紅色の指輪』が装備されており 俺が

「これはいったい」と思い 目の前にいる『真紅郎』と名乗った女性に尋ねてみることにしたのだが。その問い掛けに彼女は「ああ。お前の『異能の書』の能力だよ」と答えてくれたのであった。『異能の書』とはなんなんだ。と思ったところで。

俺の隣に居る。俺の知らない間に俺の前に現れたらしい『創造神』と名乗る男性が口を開き始めていった

『異能力バトルトーナメントとは。『能力』を持った者たちを集めて、戦いを強いて勝者となる。

「能力者は、その強さによってランクがつけられます。SSS〜Fと分けられているんですが。その中でも最高評価になるAからGまでと分かれています。その下にあたるHやKと呼ばれる人たちもいるんですが。それは そこまで気に留めなくても構いませんから。』と言っていた。まあそんなことがあって 俺達は『聖杯戦争』『勇者選定式』という二つの事件に巻き込まれていくことになるのだがな」

---『勇者』

魔王リリィ=オルブライトに連れ出された俺達は宿屋に戻ると「今日は何日なのだろうか」と呟くと。

目の前の美女は、「あら もしかして記憶が無いのかしら?」と言ってきたのだが。目の前の女性は『魔族四天王』の一角 ラザルスという存在であることも知っているため 彼女が嘘を付いている可能性も考えておくことにした。というのも『創造神』から聞いた話の中には 彼女の名前も含まれていたのだが

『創造神』は そのことについて

『私に名前を授けてくれましたが。

彼女こそが。貴方の敵うことのない存在ですよ』と言ってきていたため、もしも 俺の予想通りであれば、今こうして『勇者』が生きているということはおかしいのではないかと考えてしまう。

そこで『勇者』の実力に目星を付けさせてもらうために

「おい。勇者」と目の前にいる人物に声をかけてみれば「私には、その名前はもう無い。私の名前は『真紅郎』なのだから。」と『勇者』を名乗る人物がそう言ってきた

『真紅郎』と名乗った『勇者』を前にしている『勇者』を見ていると『創造神』の言葉が脳裏に浮かび上がってきた

『貴方が、『勇者』と『魔王』の力を受け継ぐためには 貴方の中にある『才能』を引き出すしか方法はありませんよ。そのための手段を貴方に与えたわけですが』という言葉がよみがえってきていた

「それで、どうして。こんなことをする必要があるんだ?」俺は 目の前の女性

『勇者 真紅郎』に向けて疑問を投げ

「ふっ。さっき言っただろ。

貴様のことは私が育てる必要があるというだけだ」という 俺にとっては当たり前のような返答が帰ってきたが、正直言って。

俺に、『異能力バトルトーナメントで勝つこと』なんて出来るはずがないと思っているから 俺は目の前の人物に言葉を伝えていた

「俺を 育て上げるってのは難しいんじゃないか? 俺自身は。『才能』とか

『能力』を開花させたことなんてないぞ。それに。

俺は 自分が強くなる方法を知らないから どうやって強くなっていくかもわからないんだよ」と伝えたら

「それは問題ない。『異能力バトルトーナメント』に参加さえしてくれれば後は私が全て面倒を見る」と 俺に対して言葉を放ち続けてきた『勇者 真紅郎』だった 俺は、『勇者』からの言葉を耳にして『勇者』からの提案を受けてもいいのかと思案していたのだったが 目の前に存在している。この世界の『神』が俺に向けて言葉をかけてきたのだ

「大丈夫ですよ。貴方の事は

『勇者』に任せれば、全て解決するのですから」という言葉が頭の中に入ってくるも。やはり。俺は不安を感じてしまい、「本当に 大丈夫なんだよな」という疑問に溢れかえってしまうのだが。目の前に存在している『勇者』は「ああ 私は。絶対に貴様の事を最強の魔導師にしてみせるから安心しろ」と言う

「それで『異能力バトルトーナメント』の話をしようか」と俺に言葉を放ってきていたので。俺は、目の前に居る『勇者』の言葉を耳に入れることにすると

「まず 貴様のステータスを確認しておきたい」と言われて俺は『勇者』の指示に従って自分の力を確認することになった その結果

「貴様の能力は

『魔力の増幅』『魔力操作』『属性強化』となっている」と言われるも俺は特に『魔力の制御力』が高いことくらいで他に

「特にこれといったものは、ないのか」と目の前の女性が口にしてきたが 俺は目の前にいる『勇者』に質問してみたのだ

「『天魔王の書』とやらの力を使えるみたいだけど。俺はどんなことが出来るんだ?お前の持っている力とは違うのか」と俺が言うと

「ああ。『真紅郎』は その書物の力で貴様の身体を借りることによって、本来の自分が持つはずの無かった。『真紅郎』の本来持つはずだった能力を発揮することができるのだ」と言い放っていた

「『真紅郎』の『異能力』についてだが、簡単に説明するのなら。この世の理に縛られずに様々な現象を引き起こすことだな。貴様は、既に『異能』を使っているのだから 理解しやすいのではないか?」と『勇者』に言われたのだが。俺は「分からないな」と答えることになってしまった。俺自身 今までに見たことが無かった『異能』を目の当たりにしてしまったせいで。俺の頭が混乱してしまっていたのだ

「そうか。なら貴様は、まだ『異能』を上手く使うことが出来ていないということなのか。それなら仕方のないことではあるのだが」と言うが、彼女は俺に『異能』というものが何たるかを教える前に 俺に

『真紅郎』の『才能』を教えようとしてきているようだった

「そうだな。それでは

『勇者』のスキルを見せておこう」と言ってきたので俺は目の前に存在する『勇者』のことを注視してみるが その時に見たのが俺の頭に入ってきたのは。俺に『異世界に召喚されて間もないころには、私達の手助けは出来ないことになっているのでね。その代わりに『勇者』の力を与えるように言われているんですよ。まぁ。そんな話はいいとして、『真紅郎』

「私の力を見るといい 私の力は『異能力』、『聖剣精製』『真紅月』だ」と 目の前にいる女性は 右手に持っていた剣を抜き払うと、そのまま振り上げ その剣を地面へと叩き付けると 次の瞬間 俺に向かって『聖騎士の鎧(白)』を着装させた『勇者』は。『聖騎士団長 アーサー』という存在へと変化していた。

そして、俺の隣には いつの間にか。『勇者』と同じ顔立ちをしている。もう一人の少女が存在しているのだが。彼女の瞳の色は赤くなっているようで。『聖杯戦争』の時に 現れた

『真紅眼』のように俺のことを見ながら言葉を紡いでくる

「貴方も『勇者』と同じ『真紅郎』という名前を持っているのですね。私は『真紅子』と言います。これからよろしくお願いします」と言ってきていたが 彼女の瞳は真紅に輝き。俺のことをジッと見つめ続けているようであった 俺は目の前にいる女性に「ああ こちらこそ。頼むよ」と答えておくことにすると。目の前の女性の姿が消えていき それと同時に俺の視界は 元の世界に戻っていく。

(これは 夢ではないよな。実際にあった出来事なのは間違いないよな?)と思いながらも。『勇者』と名乗る女性の姿を思い出す中で。俺は『勇者』に『魔族四天王』の一角である。あの『勇者』を俺自身が従

「おい。何をボサッとしているんだ。行くぞ」という声が聞こえてくると共に俺の意識は現実に引き戻された。

目の前には『勇者』が立っているのだが、俺には目の前に存在している彼女が

『勇者』だとは思えない なぜならば、俺の隣にいる『勇者』の顔つきとは全然違うからである そんな事を思いながら、目の前にいる存在と言葉を交わす中で 俺は『勇者』が言ってきた『勇者の加護』と呼ばれる能力によって

『真紅郎』の力が解放される。『創造』と『破壊』の力が備わるのだということを聞かされたのだが、俺自身は目の前にいる。俺の師匠でもある。

彼女と一緒に行動することに決めた俺なのではあるが

『勇者 真紅郎』が俺

「俺の本当の名前だ。貴様の名は?」

『勇者 真紅郎』『創造神』が授けてくれた名前を名乗ることにして「名前は 八島だ。それが俺の名であり。創造神の与えた俺の新たなる名だ」と言うと目の前に存在している『勇者』の瞳の色が変わっていた。それは『魔王リリィ=オルブライト』が 見せてきた。俺の魂に刻まれた。俺の魂に刻まれて刻み込まれた、その証となる。赤い炎を連想させるかのような。その色

「『勇者』の『真紅郎』の力と、私が持つ。『創造』の能力を使う為に必要なものは

『魔力操作』の才能だな。魔力を操作する技術は持っていなければ話にならないから それをまず鍛えていくぞ」というと 俺の手を掴み。転移魔法を使ったのだが、そこは『勇者』と俺が住んでいる部屋から、かなり離れた場所に存在する 森の中のようだった

「この場所は、私の『領域内』になっているから。ここに居る間は、他の人間に見られる心配はないから安心してくれ。それと、ここからは『魔力感知』と『気配探知』を使いながら移動するぞ」と言うと『勇者』は 俺が『勇者』に言われるがままに。『魔王』と戦ったときに使用していた。空間を

「ここならば 誰にも邪魔されずに特訓が出来るはずだ。『勇者』と 貴様の

『才能の開花』をさせていくことになる」という言葉を口にしていたのであるが 俺は『勇者』が『魔王』と戦っていたときのことを思い出すことになると、そこには 今よりも幼い見た目をしていた『勇者』と。その隣に立っていた『勇者』が存在していた。その二人の『勇者』の会話を聞く限りだと、今の目の前にいる。俺の目の前に居座っている女性の事を 幼くした姿にも見えていた。それは俺にとってみれば『勇者』の面影を強く感じてしまう。だが。それでも。目の前に存在している『勇者』が 本当に あの時存在していた『勇者』だという確信

「さてと

『真紅郎』。早速

『異能力』を見せてくれないか」と口にすると、彼女は 俺が使っていた

『魔力強化』と『属性強化』の『能力』を発動させる。魔力は 俺の体に流れている魔力を感じ取れるようになった 俺は その魔力を手に集中させると 手の上に『魔力球』を発生させると その『魔力球』を空中へと飛ばす

「その程度の攻撃でどうするつもりだ?魔力の扱い方がまるでなっていないではないか」と言われても、正直言って、この程度の力で 俺に何かを仕掛けてきた『魔王』に勝てるのか。いや。それよりも この世界で最強に近い存在である『神』と互角に渡り合っていた、あいつを倒すことが出来るのかと疑問に

「その程度で、何ができるのか。試しているつもりなのか?」と俺に向かって 言ってくると。俺に手を向けてきていたので、咄嵯の判断で俺は、その場から離れるように 行動に移ると。次の瞬間。『勇者』は、自分の手に持った武器を振るう

「ほう よく分かったな」と俺に言ってくるが、先程まで

「魔力の放出量が 圧倒的に足らないだろう。魔力操作の感覚も全くもって、なっちゃいない」と言ってきた。

目の前の女性が言っている言葉の意味は、理解できていた

『勇者』の言葉が俺の心の中に入り込んできたので。魔力操作の技術を向上させるには、ひたすら鍛錬を積む必要がある だがしかし、『魔力操作』は。あくまでも、魔法の操作を行うだけのものであり。魔法そのものを使用する際に使用するものではない。

俺の場合は

『魔王の魔剣』

「その武器は、なんなんだ?」

『異能力』によって作り出された武器だと言うことを聞いて 目の前の人物は 目の前に存在する剣を見据えると。その剣を手にした。そして『勇者』はその剣を軽々と振っていたが 次の瞬間に 彼女の腕を切り裂き。傷を負わせているのを見て俺は驚愕の表情を浮かべることになった。彼女の肉体は確かに傷ついていたが出血をしているわけではないのだが、痛みだけは確実に存在し。苦痛の悲鳴を漏らしてしまっているのだ そんな光景を見せられてしまえば。『勇者真紅郎』に力を借りている状態でしかない。この『勇者』に対して刃を向けるのはまず不可能ではないだろうかと思うくらいに恐怖を感じていた だからこそ俺は

「俺が知っている知識で良ければ教えよう。俺の知識の中にある情報で良かったら提供していこう。だから 俺のことを信用してほしいんだ」と俺自身が出来ることは限られているが、それでも俺の持っている知識を教えていくことにしようと思った

「それでは。お願いする。それでいいかな」と言ってきたので俺は。目の前の存在に対して

「そういえば、自己紹介がまだだったね。俺の名前は『八島正成』

君は?」

目の前にいる人物の名前を聞き出していくと。彼女は

『勇者 真紅郎』という存在ではなく。ただ単に『勇者』と名乗っているだけであり。本名は存在しないらしい。その話を聞いた俺だったが、彼女は 自分自身

「私の本当の名前は、もう無いんだよ」と口にした瞬間に彼女の身体からは、血が溢れ出すように流れ始めるのだが 俺が見ている中で 俺の目の前に立っている女性の姿は徐々に変わっていき その女性は大人びた容姿へと変わっていた。そして、それと同時に 目の前の女性に宿っていた。『真紅子』という人格が表に出てくると。俺の瞳に ある『才能』について 説明してくるのであった。俺自身、その『真紅子の瞳が輝く才能』というものがどんな物であるかを理解したのだが、そんなことが有り得るはずが無いという気持ちもあった。なぜならば『異世界転移』をした直後に見た『勇者真紅郎』の姿を思い出し

「俺も同じような経験をしているから、大丈夫だよ」と口にすると。俺のことを見つめていた 彼女の瞳は、徐々に輝き始め。目の前の人物が。『勇者』としての姿を現さないでも。彼女の意識が存在するだけで その存在感を周囲に撒き散らしていた。それほどまでの力を有している人物であるのだと

『勇者』が口を開いてくる。

「さてと、お前の『固有才能』である『創造』の力を見せて貰おう。私が思い描いているイメージが、そのまま現実に現れる。そういう能力のはずだ。やってみろ」と言われると俺は目の前にいる『勇者』に対して『創造』の力を発動させることにした。まず最初に 俺は目の前に居る『勇者』の頭

「んっ?」と言うような声を出してくると同時に 彼女は自分の頭が少しだけ重くなっていたことに違和感を覚えていたのだが。それと同時に頭に感じる重量が増していけばいくほどに彼女は頭を軽く押さえ込みながら顔を下に向けていたのだが 次第に彼女は地面に倒れ込むことになるのだが俺は

「悪いことをしてしまったと思っているけど 俺は君を傷つけたくは無かったからこその行動でもあるから」と言いながらも俺は 倒れた『勇者真紅郎』の元へと向かうことにすれば、彼女に触れようとするのだが。触れようとした手が弾かれてしまう

「やはりな その力は強力ではあるが弱点もあるからな」と言葉を吐き出せば俺に向かって言ってきたのだが、どういう意味だ?

「まあ良いだろう。いずれ分かる時が来るからな」と言われたが 今の俺にとっては、この『勇者』から『神殺しの魔王』の力を奪い取る為に『神器』を作れと言う命令を遂行しなければならない そのために俺は俺に残されている全ての力で 目の前にいる存在に挑んで行かなければならないのだと思いつつ。俺は創造の力を使うと目の前にいる『勇者』のイメージが、少しずつ浮かんで来ると俺は

『勇者』が身に纏っている。装備している物を作り出す

「ほう 中々どうして。使えるじゃないか。それならば、もう少し上のレベルの物も創造することは可能だろう」と言うのだが、これ以上の物を創造すると、どうなるのかと 不安に思っているのだが、俺は目の前にある『勇者』が身に着けている武器を見るが

「その『神具』、『真王龍剣ドラグノヴァ』の本来の能力を発揮できるのか?その能力を、貴様が使えたら面白いなと思ってな」と言うのだが。俺は『勇者』が身につけていた剣の力を試してみることにした 俺は俺自身の魔力を。目の前の剣に流し込んで行く 俺の体内に存在している魔力は『魔王』に吸い取られるまでは 普通の人間とは、かけ離れていた。魔力の量 それは膨大な魔力量だったからこそ、俺という人間が存在しているわけなのだが 今の状態で この剣の全力を引き出すことが出来るのかという疑問を抱くと。俺は剣から、魔力を流し込むのを止めると

「やっぱりな。その程度の魔力しか持っていない人間が持つには 少々無理があったようだな」という言葉を聞いてしまったので 俺は俺の『魔王の魔刀』を作り出し。俺の目の前に出現させたので、俺は目の前の光景に目を向けていると『勇者』は 目の前に存在する『魔武器』を見つめ

「それは、なんの為に存在する武器なんだ?」と聞いてきている

『勇者』が問いかけてきた疑問に答えるために俺は。『勇者』の手にしている。『真王龍剣ドラグノヴァ』を『勇者』の手から奪うことで 俺自身が、この『勇者』と同じ力を得ることになれば。俺自身は強くなれることになるはずだ

『勇者』が口にした『真王

「私も手加減している余裕は無いぞ」と言ってきている。目の前の存在には まだまだ余力が存在しており その言葉はハッタリではないのだと思うと。『真王』と呼ばれる存在と、同等の実力を有している存在なのではないだろうか 目の前に存在する存在と。戦うことになった場合は 俺自身が『勇者』の力を使いこなすことが出来なければ負けてしまうのではないか?と

『勇者』は俺の方に手を伸ばしてきて

「ほぅ その程度の魔力を操り。具現化させることができるとは 大したものだ」と称賛の言葉を投げかけられると俺は『魔武器』を作りだしていく

「それが、お前の真の姿か?」と言われてしまったが この世界に存在する人間が使うことができる唯一の手段で。魔力を使って武器を作り上げることができる

「そうだ。だが 俺はまだ本気を出してはいない」と言えば 目の前の女性は笑い出したのだ 俺の目の前で、高らかに笑う『勇者』の姿を見ながら俺は

『勇者』に勝てるだけの力を身につけることが出来るのだろうかと不安を抱きつつも 目の前の存在が持っている力を手に入れるためには。

「『勇者』の持っている力。全てを奪うまで俺は戦い続けるまでだ」と言葉を口にすると共に俺は『勇者』から奪い取った剣の力と。俺自身が生み出した魔武器の能力を同時に使いながら目の前の存在との戦いを繰り広げることになってしまった。『勇者』が扱う。『真王剣ドラゴニックノヴァ』の威力を引き出しながら。俺自身が『勇者』に攻撃を仕掛けるが。俺の攻撃は全て『勇者』には当たらず空を斬ることになり。

「そんな単調的な攻撃など 通用しない」

目の前に居る。『勇者』は、そう言うと。『真王龍剣』の柄に埋め込まれた。赤い宝石を見据えると。その剣を

「私の一撃を喰らうといい これで、最後だ」と言い放ちながら、俺が作り出した。真王に襲い掛かってくると

「そんな馬鹿げた威力を持つ技を俺が、耐えれる訳が無い。くそ、俺の命を、簡単に終わらせるようなことはさせない」と叫び声をあげていく そして俺は俺自身

「この命が消えるまでに

『勇者』から全ての力を奪ってやる」と口にして 俺自身が持っている。あらゆる力を注ぎ込むことによって、俺の手元にある『真王の刃』の攻撃力を底上げすることに集中することにすると

『勇者』の繰り出してくる。必殺とも言える。強力な一閃を受け止めたのだが、あまりの威力に吹き飛ばされそうになると 俺は

「これでも駄目なのか」と思いながらも、俺は再び

『勇者』が振るってきた。強烈な攻撃を俺は受け流すことに必死になりながら。俺自身も『勇者』に対して、攻撃を加えるべく『勇者』の繰り出す攻撃を防いでいき お互いに一歩も引かない展開になっていくが

「さすがは、あの『神殺し』が認めるだけはあるな。だが。それだけでは、私を倒すことは出来ないだろうな」と言うと。彼女は俺のことを見つめていた。彼女は 俺が目の前の『勇者』から、力を奪った際に手に入れた。『真王』という存在の力を自分のものにすることが出来るのではないかと感じ始めていた俺は

「俺の中に、あるはずの『真紅子』さん。あなたの力で。俺の中にある。全ての能力を引き出すことが可能になるんですよね」

その言葉を聞いた『勇者』の顔色が変わる

「そんな馬鹿なことが可能なはずが無い」と『勇者』は口にしたが 俺のことを睨みつけていた 俺自身、そんな事は不可能だと理解していたのだが。俺は自分の身体に流れる血が沸騰してしまうかのような感覚に陥り始めたのだが。目の前に現れたのが、『魔王の血』であった為。『魔王』の力を手にしていたからこそ、出来ることだったのか。

俺の中で『魔王の力を手に入れれば、どんな

「その前に一ついいかな?どうしてそこまで、この世界の神である『魔王神クロアノス』に抗うんだ?確かに、私はこの世界に呼び出されてから、それほど長くはないが、それでも お前が、今の状況に至るまでにしてきたことは知っているつもりだ。だからこそ 私にはお前の考えが理解できないんだよ」という言葉に対して。

「どうして、この世界に呼ばれたのかについては知らないが。俺に言わせてもらうなら。お前達は間違っているからだ!何度でも言ってやるよ!!お前達がしていることは決して許されることじゃないって事をな」と言葉を吐き出すと『勇者真紅子』は何も答えずただ微笑むだけしか出来ないようだった ただ彼女の瞳からは何かしらの意志を感じ取れ

「さあ、かかってこい」と言い放つと同時に俺は自分の持つ、全ての能力を使うことにした 目の前の相手に勝つための方法として、俺は自分の中に流れている『神殺し』として、その身に宿った、魔力を解放することにした その途端、俺の肉体に変化が訪れた

「まさか 本当に、その力が、貴様の中から生まれ出でたというのか?」と目の前に居た。『勇者真紅子』が俺の体内からあふれ出た、その魔力を見て驚いていた それは仕方がないことだ。何故ならば。本来、俺の体内に存在していた魔力というのは、この世界で生きる人間とは比べ物にならない程の膨大な魔力を内包しているからであり。『勇者』が、目の前に存在する

「それが、貴様の力だというのか?しかし、その魔力の質

『神族』にも似たものを感じたのだが、お前が使っている力は、明らかに違うだろう?」と言ってくるのだが。今の『勇者』は先程よりも焦りのようなものが見え隠れし始めていて

『勇者』の目の前で俺は『真王剣ドラゴノヴァノヴァ』を握りしめると共に。彼女に向けて攻撃を仕掛けようとしたのだが。彼女が振り下ろしてきた剣戟を受けると 俺

「やはり、貴様には勝てないか」

その一言が俺に聞こえて来た瞬間 俺は

「どうしたんですか?俺は今こうして、あなたと会話をすることが出来ています。それなのに」と言うのだが。彼女は首を横に振ると

「残念だが 私も、ここまでみたいだな」

「何を言っているんですか?俺にはまだ戦うだけの余力があります。まだ決着をつけていないのに。どうして 俺の言葉が届いているのにも関わらず。『勇者』は剣を下ろすと、そのまま床へと膝をつくことになった。

「おい、いきなり 俺に一体、何が起こったっていうんだ?」

俺の言葉に目の前の相手からの返答はなく。

目の前で起きている現象を見ている限り。俺は『勇者』と話をしている最中に意識を失ってしまい その結果。目の前にいる『勇者』から

「どうしたのだ。私が話しかけているというのに、なぜ返事をしない?」と言われた俺は。目の前の人物が 誰なのかと疑問を抱くが

「俺は、あんたを知らない。俺は『勇者』から、全てを奪うつもりで戦いを挑んだはずだろ」と言えば。

目の前に居る女性は「やはりか」と口にした直後に。その表情は悲しげなものになり。俺は目の前に居る女性が何者であるのかを問いかけた

「俺の名前は

『神殺し』という二つ名で、呼ばれている。それで間違いはないですよね?

「ああ そうだな。お前は私の名前も知らず。私から力を奪ったということも自覚できていないだろう」と言われてしまい。俺の頭の中では

「待ってくれ 俺は確かに、あなたが言うように この世界に存在する人間の誰もが使うことが出来ると言われている。魔法や魔武器と呼ばれる力を扱えてはいませんが あなたの使っていた『勇者』という力と。あなたが俺に使ったであろう力に関しては その全てを俺は手に入れることが出来た だから俺は。あなたが俺に見せてくれた『勇者』としての力と『魔道具師』の力を使いこなし この世界を生き抜くために戦うことを決意したんですよ。

俺は自分の持っている『勇者』と、この世界に来て、すぐに使えるようになった『魔王の力』を、使いこなさなければ。いずれ自分が殺されてしまうような恐怖心を抱いていた

「お前に質問がある 俺はこれから、どこへ向かえばいいんですか?」

俺はこの

「そうですね。お前には。少しの間 休んでもらうことにしようと思います」

俺は

「えっ?」と驚きの声を上げると 目の前にいる女性の口から、言葉が紡ぎ出されることはなかった

「あれ?」と口にしている俺を見た『勇者』の様子が変わり。俺のことを見ていると

「これは いったいどういうことなんだ!?お前は『勇者』の力をどうやって手にしたというんだ!!」

目の前の女性が そう言葉にすると共に 俺は気を失いそうになったのだが

「まあいいか 俺の邪魔をしそうな存在を、消しておくことにすれば問題は無いだろう お前はこのまま死ぬことになるのだしな」

「そんな馬鹿な事があるわけが」と言い掛けた俺の口を塞ぐと。俺の目の前

「俺も随分と。運が悪くなってしまったものだ」と呟くと。彼女は俺のことを見下すかのように

「もういいだろ。お前には消えてもらうぞ。『勇者』である私の命を狙う不届き者め」と言うと 俺は

「くそ もう少し、戦っていたかったが こんな所で終わってしまうのが。俺は許せなかった」と叫び声をあげた後に。『勇者』に向かって、攻撃を仕掛けようとした直後 俺は目の前の女性に殴られると「馬鹿者が」と怒鳴られてしまうのだが

『勇者』と の話し合いが終わった直後。俺の元に、新たな人物が現れてきたのであった。

俺の目の前に現れた。その少女は、とても不思議な存在であった

「貴方が、『真王の刃真王真刀カグラツバキ』に選ばれた人なのですよね?」と言ってきた少女に対して「君も、『真王の刃真王真剣カグラ』を狙っている敵の仲間なのだろうか?」と言うと。彼女は笑いながら答えてくれていたんだけどなあ。

--そして今の状況に至るんだよなあ。どうしてなんだろうなあ」と言うと目の前に立っていた、金髪美少女さんの顔つきが変わったと思うと彼女は

「貴様!よくもぬけぬけと私の前に現れたな!私はお前の顔を見るだけで腹が立ってくる!」と叫ぶと共に殴り掛かってきたのだけれど 俺には彼女が何故怒っていて。何が原因で怒り出しているのか

「俺はこの世界の人間じゃ無いし。この世界にやって来て間もないから どうして、あなたに、俺が、怒られなければいけないんですかね。あなたがこの世界のどこかに住んでいる住人でしたら、俺も申し訳ないですけど、謝りますが。この世界の出身でもない俺に対して。あなたが謝罪するべき点などあるはずがないと、思いたいのですけれども」と俺は目の前の相手に告げると共に、自分の中に生まれた、苛立ちをどうにかしようとして 俺は俺自身の肉体の中に流れている魔力を暴走させていくことにしたのだが。その行動は『勇者』の目から見て。ただ自分の身を滅ぼすだけの行動を 俺は取ることにしたのだが

「その程度で、私を倒せると思っているのであれば、それはただのお馬鹿さんだな お前のような『真王の刃真王真剣カグラ』の力を持っている人間は今までに見たことがない。だからこそ、お前の持つ。全ての力を私は手に入れてやるよ。そのためにはまずはお前には死んでもらわなければいけなくなっちゃうんだよ」という言葉と同時に、『勇者』は俺のことを見ながら。その拳を振るい続けてきたのだ その攻撃をまともに喰らい続けた結果。俺の全身に傷が生じ始めるとともに 俺自身もどうしてだか知らないが、目の前の相手を倒すためには、どうすればいいのかと考え始めてしまっていた 目の前の少女は俺よりも遥かに年上の女性だと思われ

「私は、別に、貴様を。殺すつもりはなかったのだ。

しかし 貴様は どうしてそこまでの 圧倒的な力を持つに至ったというのに。その力が私を殺すためだけに使われたという事実は 私が許さない。私が お前を殺してしまえば その力で、世界を蹂躙することなんて容易であるにもかかわらず。どうしてだか知らないが、お前は自分の持つ。その力が 私を殺そうとするために使われた それが 私にとっての、何よりも屈辱的な出来事だったのだよ。」と言い放つと

「俺は、貴様を殺したいと思っていない。俺は ただ、貴様が俺の事を一方的に襲ってきて 俺はただその攻撃から逃げ続けていただけだったのに どうして その事を 俺の事を 侮辱したのかと問いただしても お前は何一つとして言葉を返してくれなかったじゃないか。お前が あの時の言葉は あまりにも失礼すぎはしなかったのか?」と言い返すが

『勇者』は「ふん そんな戯言をほざいている暇があれば、今すぐ、お前が手にしている『真王剣ドラゴノヴァノヴァ』と『真王剣カグラツバキ』を、私の前に持ってくるのだ。さもなくば 今すぐにでも、私がお前をこの場で殺してしまうぞ」と言葉を続けると共に俺のことを見てくるのだが 俺はその『勇者』の表情を見て、どうして彼女がそのような発言をし出したのかを考えてしまった。そして俺は『勇者』から距離を離すと

「貴様にはまだ。分からぬというか?お前は、まだ若いな」と言うと共に彼女は動き出し始めたのであるが ---彼女はまるで、俺の事を観察するかの如く、攻撃を仕掛けてきているようで、彼女が俺に対して放っているのは全て牽制のためのものであったのだが 俺は彼女の攻撃を紙一重のところで避けることが出来ており。俺自身では気付いていなかったのだろうけれど 俺の攻撃に対する回避能力は格段に上がっており。彼女に攻撃を仕掛けようとしても全て避けられてしまっている状態に陥ってしまい 彼女は次第に焦り始めていたのかもしれない ---それでもなお、彼女は冷静さを保とうとしていたのだろうけれど。彼女が本気を出していない事は明らかであって 彼女は俺に隙を見せることが無い

「くそがぁぁぁぁ!!!!」と言いながらも彼女に向けて攻撃を仕掛け続けるのだが 俺には彼女と同じような速度で移動する能力があるわけでも無く。また彼女のように強力な技を持っているわけでも無かったため、結局は彼女の攻撃を受け続けることになってしまうのだけれども。今の現状をどうすべきかを考えていかなければ行けないと思っていたのだが、その時であったのだ。

目の前から、いきなり現れた謎の人物によって、彼女の攻撃を止めるように命令されていたのだから「君はいったい誰なんだよ!!」という叫び声を上げれば目の前にいた金髪少女さんは、俺のことを見ていたのだけれども俺は『勇者』との戦いに集中しなければならないと思い込んでいたのだけれど --俺は目の前にいる『勇者』との実力差を理解してしまうと -----このまま戦い

「殺されるよりかは、まだ生きている方が良いだろう」という考えに至り。俺は俺自身が持っていた武器である『真王の盾』と『真王の鎧』と『魔道の兜』と『魔道具』の全てを手放してしまうことにすると。目の前に現れた金髪美少女さんから、俺が持つ『魔王の力』を全て奪い取ってしまったのだ ---そうして『

「俺はもう何も持ってはいない これ以上お前が何かをしてこようとするのならば お前も殺す」と言うと。彼女は俺に

「まあいいだろう 貴様の命が惜しければ、私の前から立ち去ることだ。もし再びこの場所に戻ってこようものなら。その時は命が消えることを覚悟するんだぞ。」と言い残し姿を消すのであった ---------それからしばらくしてのことであるが この世界に存在する唯一の魔王である。俺は、これから先どうなるんだろうか それにしても、俺の体に宿る 全ての力は取り戻すことは出来ているんだろが それよりもまずは自分自身の強化を行っていく必要があるだろうと感じる そのためには俺は俺自身の肉体を強化出来る方法を探し

「それしか方法がないというのであれば仕方ないのかもしれなけれど

『勇者』の言う通りに 強くなるための修行を行うことは、どうしても気が進まないな」と 独り言を口にすると。自分の中に眠っていたはずの力に話しかけるのだが

「どうして俺は、お前の声が聞こえるようになってきてしまったんだ。本当に、分からない。」

そう言いつつも 俺は、俺の中に生まれた存在の話を詳しく聞くことにした

「俺の中には 複数の魂が存在しているんだよな。俺の中にある。三つの力って。どういう意味があるんだ?」

俺は、自分の中の存在である『三種の神器の真刀 ドラノハバキリ』、『二刀 ヤトメギコ』、『八極宝刀 スザナセドウ』に話し掛け

「お前たちは、俺の中で何をしようとしている」と言えば

「私は貴方に力を与えた存在です。」と最初に口を開いたのは『八天宝珠 ドラノブロイ 』と呼ばれる少女の魂であり。次に

「我輩は貴方の中に眠っている、四番目の力を目覚めさせるために

『八刀 ドラノブロス 』と呼ばれし存在であります。

貴方が 貴方の肉体を強化をするための術が見つかるまで。しばらくの間は貴方の体を借りることになると思いますが。どうかよろしくお願いします。」と言い出すと。その次は。最後に残った 俺が『魔剣』と呼びし 三本目の『七刀』であった。

「私の名は『大賢 ヒスイキワ 』

我が主よ。貴方は、これから 多くの困難に出会うことになりますが。その程度の障害 我らの力で打ち砕いて見せます。」

三人の存在に対して 俺は感謝の気持ちを伝えると共に。俺自身の身体を強化してもらうために。俺は彼女たちに対して、頼み込んでみることにすると。

「俺には今現在 使える技がない。俺は自分の肉体が貧弱過ぎて 自分の身を守る事さえ難しいだろうから。君たちを使って俺の肉体を強化することに協力してくれないかな」と言うのであった

『真王の使い手は 俺に助けを求めて来た。

俺に 助けてくれ と言ってきた。

しかし俺は『 勇者』と戦うことが怖い。

あの時の戦いで。俺は殺されかけた

「あれから

『勇者』は俺のことを殺すようなことをしてきてはいなけれど。それでも やはり俺としては、戦うことそのものが嫌なんだ だから、俺を助けてくれるというならば その方法は一つしかないだろう。それは俺自身の力で 俺の事を救ってくれ』

俺は自分の事を救い出してもらえるのか どうすればいいのかと悩んでいた。俺自身には『勇者』のように特別な才能はないはずで。その証拠に

『 勇者』と戦えば必ず勝てるとは思う でも 俺にはそれが出来無い。だからこそ、今のままの状態では

『 俺は 弱い だから お前たちが。今すぐにでも お前たちの持っている全ての力を。俺に与えてほしい』

そんなことを口にすると、目の前に立っていた『三刀 』のうちの『八刀 ドラノブロイ』と呼ばれている少女から声を掛けられていく』

「私は貴方に『八刀 ドラノブロス』と呼ばれる。私の持つ能力である。『聖炎解放』を発動し この世界に存在している全ての生物を焼き払うことが 今の私には可能なのです。

『しかし 貴方が私を信頼してくれていない状態では。その行為は無駄なものになり。貴方の事を焼き殺してしまいかねません。私を信用してもらえないでしょうか?』と彼女は言葉を続けると 俺は彼女の言葉に「お前の言っていることを 信じるから。その言葉の通り お前がその能力を使用する時が来たら その時は、その能力を俺に対して使用してくれ」と伝えると。『ドラノブロス』は俺の言葉に耳を傾けてくれた。そうしていると『勇者 ユミリア 』と『三天剣』と呼ばれる三人の少女は俺に「さっさと来い!!今すぐだ 私のもとに駆け寄ってくるのだ 貴様が、私に付いてくることができなければ この場で、お前の命を奪わなければいけなくなるだろう そうなれば、貴様の大事な『真王剣ドラゴノヴァノヴァ』も『真王剣カグラツバキ』も、私の手元から離れていってしまうが、それで構わないというのなら。今すぐ私のもとに向かってくるんだ さもないと貴様は今すぐにでも殺されるぞ」と言われてしまったのである。

---俺は 彼女から言われてしまう

「俺のことを殺さないと言っていたのに、俺を騙したのか?そんなことをされてしまえば。もう俺の居場所はここには存在しなく。俺は、この場所から逃げ出すしかなくなってしまうだろう」

と言葉

「違うんだ

『勇者』

これは罠じゃない お前が 俺のために用意してくれたものなんだよ 俺はお前と敵対するつもりなんて一切なくて ただ、俺はお前と戦いたくなかっただけなのに。なんで、こんなにも苦しい思いをしなければ、いけないんだよ

『勇者』

お願いだ もう許してほしい これ以上、お前と関わると。俺は、どうにかなりそうだ。」

---そう言っても

『勇者』

いや。ユミリが納得するような答えを出すことは出来なかった

「貴様は この場から離れることはできまい。貴様は私の物で 私は、この世界の唯一の神である。私が、ここで貴様を処分すると言ったのだからな。貴様は 大人しく私の言う通りに行動しろ。それが、この世界に存在する全てを救うための行動になるのだから。」

---彼女が口にする。この言葉を、俺は聞いていることが出来ず。俺は その場を逃げ出したのだ。俺は彼女の前に立っていても 俺は 何の意味も無い存在だから 逃げるしかなかった 俺には『魔王』を倒すことは出来ないし だからと言って 俺は『勇者』とも戦いたくないんだ どうして俺は。いつも大切な人を救うことが出来ないんだろうな」

俺は泣き崩れた。俺は自分の弱さに、ただ涙することしか出来なかった。俺は自分が何も出来ない存在だということを知ってしまったのだ。今まで ずっと一人でいたのに。たった一人の味方を失ってしまうだけで。俺は何も出来なくなってしまったんだ

「俺って。どうしてこうも、弱い存在になってしまったんだろうな。」

---そう呟けば。

「我輩の力が必要な時に呼んでくださいね」

---そう言われたのだ

「君は誰だよ」と言葉を返せば

「私の力を使えば。貴方様のお力になりたいと思っている人は、大勢おります。もしも貴方様に助けが必要ならば いつでも、貴方様の力になれるように、私の力が役立つことがあるならば。遠慮せずに私をお呼び下さい」と言われた。

---俺に力を貸してくれる人がいてくれているんだ。俺は、その人達に、力を求めることが出来るだろうか。俺は誰かを助けることができるのだろうか。俺は『 』のことを考えると。この世界に来てし

「俺の事を好きになってくれる存在がいてくれるだろうか」

俺は『勇者』との会話の中で「私は貴方を愛している。だからこそ、私は

『 魔王 』を倒し。この世界を救った後は。私は、『魔王』である貴方の伴侶となりたいと思っています。」

『勇者』から、突然そのようなことを伝えられてしまった。どうして、いきなり『勇者』は このような発言をしてきたのかというと

『勇者』が言うには 俺と『勇者』はお互いの事を理解しあっている 俺がどのような人間で。どんな人物なのかということは 俺以上に

『勇者 』の方が理解しているのだとか、そして『勇者』自身もまた 同じような

「私は貴方の事が好きなんです」

「貴方のことが 好きです」

「私は貴方に一目惚れをしてしまったんですよ」など

「私は

『 』が大好きなんです」などと。

「私は貴方の側に居たいと願うばかりなのです」などという言葉を口にしてくるのだった。その度に 俺は『勇者』の気持ちに応えることが出来無いために、断り続けるのであった その事を繰り返すたびに 俺の心が悲鳴を上げるようになっていた だから俺は

『勇者』に対して「俺は『勇者』と関わりを持つわけにはいかない

『勇者』にはもっと他に良い相手を見つけて欲しい」と言うのだが

『勇者』は俺のことが好きで、俺の側から離れ

「貴方に嫌われないように努力をするから。どうか一緒に過ごす時間を私にくれませんか?」と言って来るのであった。俺は、それでも『勇者』と関わり合うつもりは無いと、はっきりと彼女に告げる。すると彼女は

「分かりました。『 』は優しい方ですね。」

俺に話しかけてきたのである。俺は、その時に、ふと。俺は『真王』が言っていた言葉を思い出す。そして 俺には『魔王』を倒すための『 』があると

「俺は、君の気持ちに答えることはできないけれど。君に好意を持ってくれたことには感謝したいと思うよ。俺は俺に好意を寄せてくれた人に対して、何かしらの形で、気持ちを返していくことが。俺は、この世界の『勇者』に対して、何か出来ることがあれば

『勇者』に協力できることがあった時には 俺は全力をもって協力することを約束する」と言うのであった。『勇者』はその言葉を聞くと とても嬉しそうな顔をした 俺は、その後『勇者』と分かれて

「理事長さんから話を聞いていたけれど。貴方からの言葉を聞くことができただけでも良かったわ」

「私達が今こうして貴方と出会うことが出来たのは奇跡的なことではあるしね。これからは仲良くして行きましょうね。」と言うと微笑みながら握手を求めてきてくれて。俺もそれに応じることにしたのである -------それから数日後の日のことなのだけど ------

俺達がいるこの場所には巨大な建造物が存在している この場所では毎日のようにして大勢の人々が集まってきては祈りを捧げていたのだ ---それはこの場所で生活している人々が崇める神が存在していて、この場所に訪れる者達を見守っていてくれるのだという噂が人々の間で広がっているからだ ---この場所に存在している神の

「神様が、私達の生活をより良い物にしてくれますように」

という願いをかなえるために多くの人が訪れているのである そんな場所だからこそ俺は、ここで暮らす人たちのために『魔獣の森』に巣くう『魔物』から守るための防衛陣地を築くことになったので、その仕事を手伝ってもらうために、ここを訪れる人々を警護している『騎士団』に所属する『聖騎士 セバスティ

「私は貴方に

『真王剣ドラゴノヴァノヴァ』を託すことができればそれで構わないの。私の役目は『勇者』が『勇者』としての責務を果たすために、力を貸せる存在を、貴方の傍に置いておけるようにするだけの話なの。だから その力は貴方の為に使うと良いの 私のことは気にする必要は無いし。貴方は、私のことなど、気にする必要はないから」と彼女は言った 俺は、俺のことを好きだという彼女の為に力を使うことを決める

「お前に力を借りることになるかもしれない。その時は、よろしく頼む」と言えば 彼女は、「私の力を使う時は。貴方が私を必要としている時だけだから。それ以外の時。私が貴方の力を必要とすることが無いように。お願いだから気をつけてね。『勇者』

いや ユミリ 貴方は本当に。自分以外の存在を思いやることのできる心を持った素晴らしい人物よ。だから、そんな貴方だからこそ。私は惹かれてしまっているのよね。でも 私だって負けないくらい。ユミリのことを愛していて 大好きなんだから」

そう言うのだった 俺達は話し合いの結果『 勇者 』に協力する形で『勇者』と一緒に行動することを決めた

『 真祖 』『 吸血公爵 』、『 闇堕ち吸血鬼 』の三体と戦わなければならないと分かっていたのだ。だからこそ、戦力が多い方が良いと判断したためでもある

『吸血鬼の城 』で、出会ったあの三人組は『吸血鬼

「」として存在する 』であり『ヴァンパイア キング 』

『吸血鬼の貴族』の一人

「我が主」と仰ぐ存在が、『真祖 』の存在だと言われているが、詳細は不明とされている

「私のことを舐めていないか?この私の事を」

---彼女の言葉を耳元で囁かれた途端に俺は動けなくなる

「貴様ごときに私の攻撃を防ぐことは出来ぬだろう。さぁ 大人しく私の力を受け入れるが良い。お前の命を私が貰い受けよう。死ねば 楽になるぞ。貴様を殺せば、私は より強大な存在となる。そして、貴様は私に喰われ。その魂を私の物へと変化させるのだ。私の力を取り込めば。今の私は、その程度の力でしかないのだ。しかし、それが私が真の実力を発揮できるようになったならば、私の方が、貴様に勝利するのだ だが安心するがいい。私は『魔王 』ではないからな。『魔王 』となれば、私の『真の王の血族』としての力が目覚めるらしいからな」

---彼女は、それだけを言い終えると俺に襲いかかってくる

『 魔王 』となったとしても俺は俺で。俺は彼女よりも強い存在になることなど出来ないんだ。だから、もしも『真の王の血脈』を手に入れたとしても。俺自身が、『俺』以上の力を持つことは不可能なはずだ ---そう考えてみれば

「どうして『 』の力を使って、私に挑んできたのか。『 』とは、貴方が持っている力なのにね」と呟くと。

俺に向けて「お前も愚か者だということは分かったよ。それじゃあ死んでくれ。私は、もう飽きてしまったんだよ。これ以上、無駄な抵抗はせずに私に従うんだ」と言って 彼女は、『魔王の魔力』を解放するのだった。俺は『 魔王 』の姿になってしまった彼女と対峙することになるのだけど

「 魔王に勝てるわけなんてないだろう 」と言われてしまって。俺は何も出来ずに殺されてしまう ---俺が死んだあとのことだ ---俺の死体の回収と埋葬を行ってくれた

「『真王の書

第5章

世界を司る者』の管理者である『神殺しの聖女リリアナ』の名において宣言します 貴方は今から貴方の意思を継ぎ、この世界を守る存在となってもらいますからね。大丈夫ですよ。私には全てを知ることが出来るから貴方の過去を知っていますし、だからこそ、貴方に力を与えようとしているんですからね。だから貴方にはこの世界で生きて欲しいと願うの。私は貴方を愛しているの、貴方の側にいることができなくても、私はいつも、貴方の味方であることを忘れずに覚えておいてくださいね」と言ってくれるのであった それから俺は俺と同じ境遇にあった女性達と出会うことになるんだけど、その話は、今はしないでおこうと思う とりあえず、これから

「俺がこの世界を救い導く存在であることは変わりは無いよな?」と思いながら『魔王の魔力』に包まれた彼女を倒さなければならない そんな覚悟を決めたところで俺の視界が明るくなり始めた 俺は意識を取り戻したのだが そこには何故か俺が『勇者』と呼んでいた少女 セシリアと

「君が『魔王 』を倒したということは分かっているし理解しているよ」と言われた後『 魔王の血液(魔王から奪い取った心臓と肉体から抜き出した血液)』を手渡されるのだった それは、かつて俺を殺し。今では俺の妻の一人で『大罪姫』と呼ばれている存在と成り果ててしまった存在。『 吸血姫アリス=カーマイン 」が所有していた。

魔道具であり

「貴方が このアイテムを使えば 貴方は一時的に 勇者と同等の存在になります。貴方には今すぐ『 吸血鬼 』を退治してもらう必要があるの」と

『聖騎士 』の セバスティに言われた俺は、まず

『魔獣の森』と呼ばれるこの場所の周辺に存在している村に向かい、そこに住む人々の安全を確保するために動くのである。

---『真祖』に殺されたはずの俺の身体は、俺の意志に反して勝手に動いてしまうのである。まるで『真祖』に操られているかのように

『魔王』を宿していた『勇者』の肉体が。その器となっていた

「ユミリの身体が奪われている」ということなのだから そして俺は。俺を救おうとして死んだ。彼女の意思を引き継いで、彼女の敵討ちを行うのであった。それから、その行動の中で俺と同じように『 魔王の心臓 』を手に入れて その身に『 魔獣の森の魔獣達の王』を憑依させている『真王 』と名乗る人物とも会うのであるが。その時に。俺は『聖剣』の所有者でもあった。セバスティに

『真王』の『聖

「私の名は 聖剣 」の持ち主である。『聖剣の担い手 セイムギア 聖騎士』であり。貴方の仲間でもあるセバスティ セバスの師匠である。私も、この世界のために戦っていきたいと思っていて。貴方に協力できることがあるなら喜んで協力させてもらうから」と言うのである。

そして『 吸血姫の血液』を使い『吸血鬼の王 』、『 真祖 』を倒しに行くのだけど

「 私を倒せる存在がいるとすれば。貴方が手にしている『聖剣 』だけなんですよ」と そう言われながら。俺は彼女に敗北して

「私は 私以外の全ての存在を恨んでいる。だからこそ。『 吸血鬼の王』となった『吸血鬼の始祖 』を殺せるだけの力を貴方に与えることしか私に出来ることはありませんでした」

『 真祖 』から『魔王の血液』と。

その所有者である『吸血王 』の『吸血鬼』の能力を。俺は手に入れたのだった。それから俺はセバスが所持する剣。聖剣の力を開放するために その聖剣を持つ者の『聖騎士』として、共に戦っていくことになった

「 聖騎士 セバスティと。私は一緒に戦ってくれることになって本当に嬉しいですからね」

---彼女は

「 私だって貴方のことを。好きになっていて。だから。そんな貴方が。この世界を。救ってくれることを切に願い続けてる。だから、どうかお願いします。私のことも。貴方の力の一部としてください」と言ってくれたんだ。でも。それでも。

この世界を守るために戦うことを誓っている彼女と一緒に居られるのならば。

俺は幸せだと思えるようになっていたんだ -----「ユミリ。私は、私の役目を全うするまでだよ。私に与えられたこの役目をね。そして私は、その役目を果たしきった後はユミリと共に生きる道を歩んで行きたい。それが私の夢だ」と言ってくれるんだ ---俺は、『魔王の心臓』を手にしたことで『魔王 』をその身に取り込みその血を受け継いだ存在。つまり『真の魔王』へと進化したのだ ---俺達が『魔王』と戦うための場所へと向かうために『勇者 』が準備してくれていた転移魔法陣

「これは。この『魔王城』は『勇者』の城だから。貴方達の為に用意していたものです。これを使って『吸血王』を倒して『吸血鬼 』、『真祖』も討伐したのだから」

---そんな『吸血王』の力も得た俺は『魔王城』の中を進むことになる そこで俺は、『魔王』が俺達に残したメッセージを聞く

「私は、『真王の書』を管理する『真王の管理者 』として、全ての『魔族の書』を管理し。管理してきた『魔王 』であり『吸血女王』だ そして。私のことを『吸血王 』と呼んでも良いぞ。さて。私はお前の味方であり。お前のことは愛しているからこそこうして私の能力を分け与えたんだぞ。感謝しろ」と そして。彼女から力を受け取りながら。彼女と対面していく内に、段々と意識がはっきりとしてくるようになった。そして意識が完全にはっきりするようになった時。俺とユミナの姿になっていたのである ---意識を完全に取り戻し自分の姿を見た時の驚きは尋常ではなかったのだけどね そしてその後。『魔王の血液(魔獣化した吸血鬼)』を体内に宿してしまった俺は、『真の魔王化』してしまい自我を失う寸前だったらしいけど ---俺に残されていた唯一の希望は ---この世界に俺に残っていた最後の望み ---俺が『真の魔王』となっても大丈夫な存在がいたとしたらそれは一人しかいない

「貴方は私と同じでしょ?それじゃあ 私の力を与えるね 私の能力は『聖槍使い』だから」そう言いながら彼女は聖属性で出来た『聖弓』を手渡してくれるのだ ---俺の中にいた『魔王の魂の一部』はその時に『真の魔王』の人格に吸収されてしまったのだ それから俺は彼女の名前を知り 彼女が何者で。どんな存在なのかを教えてくれた ---「私はね。この世界を救いたいと願う人達が集い その思いを束ねることで生まれたのよ 」

俺は、俺と同じような立場にあった少女が俺に託してくれようとしていた。俺を救おうとしてくれた少女の意思を受け継ぐことにしたんだ --「君が、君だけが。僕を救うことができるのかもしれないね。君の思いの強さが君自身の強さにもなるし。それに君は。『勇者』である僕の力を。この『真王の書

第4章

世界を支える者』の力を使うことのできる存在になったんだよ」

俺が『聖女 セシリア』の姿になってしまった理由は。この『 勇者の身体 』が元々『勇者 』の所有物であり。

セシリアの持っていたスキルや魔法を使用できる力を得ていたからだった

『真王』である『セシリア=リリィ=アルス』と。『聖女 』である『聖女 セシリア=リリィ=エルネスティ=アヴァロン』。二人とも。同じ存在でありながら違う存在なのだ ---だから

「私は、私の意思を継いで欲しい」

「私は、貴方のことが大好きだから 貴方を愛しているから」と二人は 俺に想いを伝えるのであった 俺は『真王の心臓』を手に入れ。その力を使うことができるようになるのだが。この世界での新たな使命を与えられた俺 俺はセシリアから受け取った。セシリアとセシリアの母親。そしてセシリアの師匠でもあり『大罪姫』と呼ばれている存在。セシリア

「私は『勇者』として、世界のために戦い。その命を燃やし尽くしました。私の願いはこの世界を守ることだったから でも私は貴方と出会い。私のことを好きと言ってくれて嬉しかった。それに貴方の傍にいたかったから」

---俺の妻であるユミリは セシリア=リリィ=セリスティアと

「私は『聖騎士』セバスティ。貴方の大切な仲間です。貴方が大切にしたいと思った存在です」

セバスティは

「私は『勇者 』様。いえ、私の愛する人の側にずっと寄り添っていたい」と俺に言ってくれるのだった 俺はセシリアの肉体を手に入れたことにより。『聖女の加護』

「私の持つ力を全て。貴女に譲渡するわ」と ---俺は『勇者 』、『聖剣』の担い手である セイムギア。セイムの剣を受け継ぎ『勇者』となり『真王』として この世界の王となった。しかし俺は、この世界を守りたいという気持ちと。俺のことを大切に思ってくれる人たちが。『勇者』、『セバスティ』、『聖騎士 』セバスの三人が。この世界で生きていたからこそ、その三人と共に戦っていこうと決めたのだ ---俺のことを慕ってくれているセバスティ。そしてその姉にして。俺

「貴方に『吸血鬼の王』として。『真祖 』としての力がありますが。それを使えるかどうかは、全て貴方次第です」

「 私が ユミリ から貰った力で貴方を守ってみせる 私達は。二人で一つ 貴方のために 」と言うのである ---俺は、そんな二人の言葉を聞き届けると 俺は、『吸血鬼』の王『吸血王』へと変身する。

「ユミリ。私はね。ユミリが『吸血鬼の王』になってしまっても。私のことは覚えていてくれるかな?とそう思ってしまうことがあるんだ 私は 吸血鬼だけど。私はユミリの全てを受け入れたいとそう思っていたんだけどね」

---俺は、『吸血鬼の王 』

「私を 私の全てを 貴方に差し出します だから。お願いだから私を捨てないでください」とユミナ

「ユミリの身体が奪われた以上。私も『魔王』と戦うことしか私にできることはありません。貴方と私と。私達の未来を守るためなら 私のことを使ってください。私の全ては。貴方のものですから」と ---そう言う

『魔王』を倒すための存在に変化した『吸血姫 吸血女王』となったユミ-ナと ---俺は『魔王 』、『魔王の血液』の力で強化された存在へとなっているため。『魔王』との戦いで負った傷はすぐに再生される

「私のことを覚えていますか?『勇者』様。貴方と再びこうして出会えたことだけでも。私は嬉しいんです。貴方のことを守れなかった悔しさと怒りも。今の私はもう持っていません。だって私は今。とても幸せなのですから 」

セバスティ

「私のことは忘れていないでしょうか? 私だってあの時から成長しているんだ 私の力を見せてあげる 貴方のことを守りたいの 」と

「 貴方のことを私は守るよ。

私のこの身に変えても。

だから私を頼ってほしい 」と セバスティも俺の力になることを選んだんだ。

俺は、『吸血王』の力を。俺とユミナと。そしてセバスとセ

「私の力をあげるから。貴方とこれからを生きていくの 私を離さないで」とセフィアと 俺は『真王の継承者』の力を受け取ることになった ---俺の中に残っていた僅かな記憶は『魔王』の力を得て。俺はこの世界を救い 俺は俺の世界を救うために そして『魔王 』と戦うことを決意する ---この

「私の血肉を お食べなさい 私も。

一緒に貴方と行くのです 」

---そうして俺は

『真王の血 』、『吸血王の心臓』と『吸血女王の魂』の力を得た そして俺の体は変質した。『吸血女王の血液 』により『真王の眷属』

「私の力をお貸しします。『真王の使徒』。『真王の従者』として。そして『真王の騎士』としても」

---そして俺は

『魔王の血液』

そして『吸血王の心臓』と『吸血王の真祖の心臓』と『真祖の魔結晶』の力によって俺は『真の魔王』

「私のこの体を お受け取りください 私達二人が貴方に捧げた想いをどうか受け取って下さい」

---俺はユミナの言葉を受け止めた それから俺はこの世界で生きることになるが、『魔王城(魔獣)』『真の魔城(魔獣)』『魔都 』と呼ばれる3つのダンジョンが存在する世界だったからな。まぁでもその世界には、既に存在していたしな、セバスもそうだし。セフィアもそうなんだけどさ。セフィアの場合は、セバスティの姉であり。そしてセバスティと同じように俺の仲間になりたいと思っていたらしいしな。それに俺と一緒に行動していたらしいから。そういう事情もあって。俺達がその世界に訪れた時も、その

「あーっ やっと来てくれたのね 待っていたの 」と俺に向かって話しかけてきたしな 俺はそんな彼女も仲間に加えてあげた。彼女も俺に好意を持ってくれた存在だったし。セバスティのようにね。俺の嫁候補の一人だ ---それから俺は。仲間になった『真王の使徒』と『真王の

「お前がセシリア=リリィ=アルス か?俺は セイム 。セイムギア。お前とは仲良くやっていける気がするよ」とセイム

『吸血鬼の始祖 真祖 』である セイムギア

『勇者 』セイ-スギアの妹。『聖剣使い』

セイ-メイティア=アルストロメリア セイ-セバスティ=ルティアナイト

「私は 貴方の為に生きて。そして死んでいきたい だから。私をお側に」

---セイ-セリスティ=アルス-セイムギア 俺がセイムギアと出会うとセイ-セイムギアが俺に話掛けてくる。

俺の前に姿を見せていたセバスティもセイ-セイムギアと同じことを言う。

「私達の力も。貴方に使って欲しい だから。貴方のために」

---セバスは俺に対して。自分の

「私とセイ-セイムは 貴女のことを守る為に戦うことを誓おう。貴女のためならどんな敵とも戦える。例え相手が神であろうとも」

---セバスティの方は そう言った後。彼女は、自身の

『聖女の加護』である『女神の加護』を使いこなすと。『勇者』の力を使うことができるようになって そして俺は、セバスティが使っていたスキルを全て使えるようになり。セバスが使っていた『神聖魔法』も使えるようになったのだ。

---そしてセ

「私の力をあげましょう。これで『勇者 』であるセシリアさんの『真王の聖痕』

「 セバスティちゃん 大丈夫かな?心配だし。私

「私も セバスのことが大好き だから セバスのためにも。セバスを虐めるあいつらは私が倒さないといけないの」

---そしてセバスティアは、そんな言葉を言ってくれる 俺は セシリアから渡された力で。その世界で戦っていきながら『 セシリアの体』

を手に入れることに成功する

「セシリアの体は私の物でもあるの誰にも渡さない 」とセフィリアは言ってくれる。

「セシリア様。貴方のその心は。セバスティに。私に受け継がれているんですよ 」

「そうですよ。セシリアさん。セシリアさんのおかげで私とセバス様はこの世界に来たのですから」

と ---そんな感じで。仲間達は、俺のことを助けてくれる。そして俺の身体を手に入れたセイは。俺に

「私にも力を貸してくださいね 私と貴方で。世界を救わなくてはいけないの だから私達は。お互いに支えあって生きていくんだよ 私は貴方が居てくれるだけで嬉しいから」とそう言ってくれる

「ありがとうございます。私の旦那様になってくれて」

---俺はその後、俺の身体を手に入れ。俺のことを慕ってくれるようになった『魔王』こと俺の元クラスメイト達と戦うことになってしまうのだが、それはまた別のお話でもいいだろう -----------

『聖騎士』

セバスティ=オルコット -----

セバスティス =オルコット(『吸血姫 』

吸血王女となった後のユミリとの別れの後)

セバスティ セバスティと セリスティアの姉妹が居る ---姉妹の名前はセバス

「私達に出来ることなんて何も無いけど 私は。ユミリが幸せになるのであれば何でも良いと思っているんだ」

---そうしてセバスティは。ユミナが生きていると信じていて。そして俺に協力してくれると言ってくれる。

俺はそんな彼女の気持ちに応えるために協力することにした そして俺はユミナを探すべく行動する。だが。この世界のユミ

「この世界では、私は、この姿のまま過ごすことになってしまったの ごめんね。こんな醜い化け物の私なんかよりも。貴方はもっと可愛くて優しい女の子の方が好みだよね でもね。私のことは忘れないで。私もずっと貴方のことを想っているから」とユミは、俺の傍に居続けてくれる ---ユミは そうして俺はユミと出会ってしばらくすると 俺に助けを求めて来た奴らの集団に捕らわれてしまうが。俺の仲間になった少女達の力が覚醒したことにより 俺は、仲間達に助けられる形となって 俺を捕らえようとした連中から逃げることができた それからしばらくして。俺は俺を『真王 』と

「俺の力はお前の力の一部になっているはずだ。これから先の戦い。お前が負けることが無いように俺の力を分け与えておくぞ」

俺は 俺の力をユミリに与えてやるのであった ---『魔王の眷属 吸血女王の血液 』の力と『吸血王の真祖の血液 』の力を『魔王の血液 吸血姫の血』

俺の持つ力の一部は。『吸血鬼の真祖』の『魔王の眷属』として俺の中に存在していた

『吸血王の血族』

ユミナ=アルストロメリアの血液とセフィア=アルストロメリアの血液。

ユフィ-ルの血液が混じり合い。そしてセフィ

「私は。この身が滅びようとも。この世界を貴方と共に。これからを歩んで行きたいんです。ですから。どうか私を貴方の隣に置かせてほしいのです。私だってもう大人なのです。それに、この世界に生きる『真王』の一人として。これからの世界のためにも。私と貴方の二人で一緒に。この世界を。世界を救いに行きましょう

『真王の使徒』

セバスティス

「私のことはどう思っても良いよ。私のことを嫌いになっても良いし。恨まれても文句を言うつもりは無いの。ただ一つだけ約束して欲しいことがある。これだけは絶対に守ってほしいの。お願いします。それだけは必ず叶えて欲しいの」

俺はセ

「『真王の使徒』

セバスティ=オルコット 俺は

「貴方の全てを。愛しています」と

「貴方の為ならば。この身を捧げます」と ---俺は。仲間達と世界を救う為の旅に出た セフィとセバスが居る ---『勇者 』であるセシスティアの妹であるセフィリアも。俺と行動を共にしてくれて 俺はセフィとセバスの三人が揃ってくれたおかげなのか セバスが使っている魔法は全て習得できた

「貴方と一緒にいることができて良かった」と セフィは、俺のことを気に入ってくれているようだ それから

「セフィが望むなら俺は。いつでも君を妻として迎えよう」と言うと

「本当に私を奥さんにしてくれたりはしない?」

「そうだな いつか 俺が君の夫になれたら。その時にでもな」

「うん 分かった。待ってるからね」

---セフィのその言葉を受けて 俺は彼女と別れると 俺に好意を持ってくれてるセバスは、姉と同様に俺に好意を持ってくれていた セバスティアとは仲が良い関係だったな ---そんなことを俺は思い出しながらセフィリアに「君はどうして 俺のことを受け入れてくれたのか。聞かせてもらえないか」

俺は そんな疑問に答えるかのようにセバスティアについて話し出したセバス

「セバスティアちゃんには申し訳無いことをしてしまったと思うよ セバスちゃんとは 私は友達のつもりだったし。あの子はとても良い子だったんだけど。あそこまで歪むだなんて」

「まぁ仕方がないんじゃないでしょうか?彼女は元々ああいう性格でしたし」

「そうなのかな? やっぱり私がセバスちゃんの相談に乗ってあげるべきなんじゃないのかな?」

そんなセシリアの言葉を聞いた後で「貴方もきっと、セシリアちゃんに酷い目にあわされていましたよ。貴方も彼女に好かれていたでしょうから」

--そんな話を俺はセシリアとした後。セバスとセバスティスとセフィシアの三姉妹に見送られる形で俺は旅立ったのである ------

そんな感じで。俺達は。セシリアの体を手に入れた俺は、セシリアの体に

「俺に体を返してください。そして、この世界のために俺に協力してください。それが貴方のためになるはずですから」と そう言って、彼女の体から 俺は『勇者 』の力を『簒奪する血』の力で奪うことに成功し。俺は『勇者 』の力を手に入れた後。『真聖教国』に向かった

『勇者』であるセシスティアの肉体と『聖女』セシリアが持つ聖女の加護の力を得た俺が。『勇者』の力を手に入れるために『勇者 』の力を簒奪するために『聖女 』

「 セシリア 様は。今はまだ『聖女 』では無く『聖王』という役職を持っているので セシリア様が持っている 加護についてはセリスティアとユミナが引き継いだのだと聞いています」

---セバスが教えてくれる情報は、今のセシリアの立ち位置についても話してくれる

『勇者』セシリアから力を奪い。『勇者』の力を持つ俺 俺は、『勇者』から『真王 』になった。俺は、この世界を守るために。俺に力を託してくれていた『女神』こと『聖王』と『神剣 セフィス』と契約を結び『神装兵器 セイフィロス』と契約を交わすと。俺は世界を救うために『真王の聖痕 セイフィス 』と契約を交わし『セイフィアス=ルクスレア』となったのである ---セバスティは俺に

「貴方はもう私だけのモノだから。誰にも渡さない 貴方の事をずっと愛してあげる 私は貴方の事を愛してる 私の心も貴方のもの 私はもう、貴方以外と添い遂げるなんて嫌なんだから」と言ってくれる ---俺達は、俺の力を取り戻そうとする連中から身を隠す為に。『魔窟 魔界の迷宮 』へと向かっていくのであった。そこで俺達の身に待ち受けるものとは一体何か ------俺達は

「まさかお前までここに居たとはな。

だが この場でお前を殺す」

俺は セリス

「貴方が私のことを殺そうとしていることくらい分かっていました。

それでも私とセシリアは。貴方とセバスを救おうとしているのですよ。何故それがわからないのです。

貴方と私では力の差がありすぎて。私は貴方に殺されてしまいそうです。だけど貴方はここで止まる必要があるのです。

『魔王の眷属 吸血女王の血族』

吸血王女セフィ-ス」

---俺達 セシリア=アルストロメリアの体はセフィの魔力によって乗っ取られてしまったのだ。

「私は、もう自分の力を制御することができない。このままだと私は。セフィリアの身体を殺してしまう セフィの事は好き 大好きなんだよ。でも、私は こんな化け物になんて成りたくなかった こんな姿になってでも 貴方の隣に立ちたかっただけなのに ごめんね こんな私を許してね」

セバスは、私を抱きかかえると。私の唇にキスをすると。私を抱きしめてくれる。セフィリアに抱かれているセバスは私と入れ替わるようにして、そのまま私を逃がしてくれるのだった。

私達が、セフィに殺されたセバスの体からセフィを解放することができたものの。今度は、セバスの体からセフィを解放できず。

どうすればいいか分からないまま 私達に残された選択肢は。セフィリアとユミナの力を借りることだけであった ユミとユミナの二人がかりでようやくセフィの力からユミナの身体を取り戻すことが出来た それからしばらくして

「ありがとうございます おかげで助かったみたいです」

---ユミリは 俺の事を『勇者 』ではなく『真王』と呼んだ。俺は俺であって俺ではない。この世界で俺がどうなっているのか知らないのである

「えっと俺の名前は 」と言いかける俺に対し ユミは 俺のことを見つめた後で「

『真王』として 世界を救うべく。共に戦って欲しい 私は 貴殿の妻となることを決めたので どうかよろしくお願いします」

俺は

「君には、色々と迷惑をかけた すまない 君のような女性に好かれるような事は一度も無かったもので それに。まだ君は若いだろうに どうして私を?」と言うと

「私が貴殿のことを好きだから」と真っ直ぐな目で 俺のことを見てくる それから俺は。セバスの力を『真王』の力で取り込むと 俺の持つセバスの力を ユミスに渡し。セバスが使えるようにした後に

「貴方には セバスティスが使う力をお譲りしたいのです」

「セバスティスは、貴方を『真王の使徒』にするつもりはないらしいんです。『使徒』を名乗れば セバスティスの力を取り込めなくなりますよ。それは困るんじゃないですか?『真王の使徒』を名乗って良いですし セバスティスは貴方の傍に置いておいてあげましょう。ですけどセバスが扱う魔法は全て。セバスティスに返還してもらいます。

それじゃあ駄目だって言うのなら

『真王の使徒』を名乗る資格もありませんし。そもそも 私達にそんな力は必要ありませんし。お帰りいただいて結構です」

-

「俺は セバスの力を奪うことに成功したのだが 俺の中にいる セバスの力が。『聖者 』としてのセバスの能力が 消え失せてしまった。『聖者 』であるはずの セバスの力が失われたことで。セバスの魂は、その形を失い、消滅していってしまった 俺には『勇者の力』がある そして。君達のおかげで。セフィリアの肉体を奪還することができた セバスティスは セフィのことを 大切に思っていたようだな セバスのことは 私に任して欲しい。セフィの体を返してくれた君に、恩を返すのに丁度良いだろうからな」

そんな言葉と共に セフィリアの肉体に俺達は乗り移った後。

セフィの肉体から。セバスの力を回収することに成功した。しかし、それと同時にセバスティスが保有していたセバスの記憶が俺の中に入ってきている

『勇者 』の力を手にしてから数日。俺の『勇者の力』を『真王の聖痕 セイフィロス』の力を強奪しようとしてくる奴らを返り討ちしながら。俺は

『勇者 』の力を使いこなせるようになるため。修行を続けていた。そんなある日のこと

『勇者』の称号を持った男 俺が、『聖王』セフィの身体を乗っ取った後に俺が

「セフィの体と セリスティアの体に、貴方と セバスとセリスが居るわけですから。私は『勇者 』の力と貴方が持っている全ての力を貴方に献上しようと思います」と言った後で。セフィの体に憑依する前の『勇者 』は。俺に『勇者の剣』を差し出すと。俺の前に姿を現し。俺は

『勇者の剣』を受け取る 俺が『勇者の剣』を受け取った瞬間。俺は、自分の中に眠っていた力に気づくと。俺は。俺の中で眠っている力を解放し。セフィリアは、新たな力を手に入れ。『勇者の剣』に認められた。

俺が持つ『勇者の力』

「俺は『勇者の力』を手に入れた。俺の手に入れた『勇者の力』を使って俺は 魔王を倒す」と決意を新たにして『聖都セレスト』に向かう ---

俺の体を手に入れた俺は。まず。俺の力について詳しく知ることにした この世界では。レベルという指標が存在しており 俺が倒した敵の中には 俺が元居た世界ではゲームの世界でしか存在しえなかったモンスターが存在し その魔物の肉を食うことで得られる経験値によってレベルアップというシステムが成り立っている。

俺は 魔王の討伐後 俺に力を授けてくれた『神王』が、俺に対して。『聖痕 セイフィアス』という称号と『勇者の力』『セフィリアの加護』と

『魔獣の王』という称号

「この世界には存在しない存在ではあるが、君の力となってくれるはずさ。僕も協力させて貰うよ。僕はこれから先もずっと君を見守らせてもらうつもりだからね」

---セフィリアと契約を交わして以降俺は、『勇者の力』だけでなく『魔人の王』『魔獣の神獣』といった力を手に入れることになった ---俺の体に取り憑いていた 吸血鬼の女王にして『真祖の血族』でもあるユミリが。俺の身体の所有権を得ることに成功してから数日後。俺は、『魔界帝国』へ訪れることとなった。何故ならばユミリの体が、俺に預ける代わりにと提示した条件が。ユミリが俺に求めていたものが。彼女にとっての故郷でもあり彼女の

「私の故郷を。貴方の手で蘇らせて下さい。それが私の望む報酬になり得るでしょう」

---そう言われた俺は。俺は 俺の中にある。『勇者』の力で、『真王』の力の一部を行使することが出来るようになり 俺の持つセバスの力を。『魔人』や『魔獣』として『魔界』と呼ばれる場所に存在する魔族の住む大陸に住まう者達に譲渡することにしたのだった。

そうして 俺の体は。再びセバスの体へと戻り。セバスからユミナの身体へと戻って行ったのだった。それから数日が経過した後 俺は。『魔境の地』へと訪れていたのだった。『魔境の地』は、魔王との戦いで滅び去った街

「私は、今この場で、私に宿っている『勇者の因子』を発動します。そして貴方に勇者の能力を譲渡した後で、貴方と契約を結びましょう。貴方には私の全てを与えましょう。貴方が『真の勇者』として 貴方が求める世界を救ってくれることを私は望んでいます」

---俺は。『魔王』を『真王』の力を使って滅ぼ

「セフィ もう終わりにしませんか?私には、今のあなたと敵対している暇はないのです。私達が 貴方を救い出し。私が貴方に抱いた恋心で貴方を助けたいという願いを、聞き届けてください」

「ユミル 私だって。本当は。貴女に 殺されても良いとさえ思ってるくらいなんですよ」と言い。私とセフィリアは、お互いの体を交換することになったのだった。その後で

『魔境の土地』の『魔王城』の跡地にある『神殿』で 私と『魔王』はお互いに向かい合い。対峙することとなったのだった。

俺の肉体に。『勇者』の力を与えたユミは。俺の身体から離れていったのだった

「ユミ 私にも少し時間を与えてくれないか? 貴方を納得させるだけの結果を持ってみせるから」

---ユミリは、「わかりました。私はしばらく待ちます。セフィリアの好きにするといいです。ただこれだけは覚えていて欲しいのです。貴方がどんな答えを出すにしても私は必ず貴方と一緒に生きることを選びますから」

「わかったよ。ありがとうユミ」と言い。私はユミのことを見つめると -----ユミリは「分かりました。それまで 私は待っていましょう。私達の未来のためですものね」と言って。セリスと共に何処かに消えて行ったのである 俺は セフィに、俺の中に眠っているセバスの力を返還した。

「君には、感謝してもしきれなほど世話になった。それに君がくれた『勇者の力』は私にとって大切な物となり得たんだ」

-----それからしばらくして、ラガスから「君は『聖王の使徒』を名乗って良いから、セバスの力は私に任せてくれないか?」と言われた

「俺は別に構わないが。良いのか?」と返すと「もちろんだよ。君が持っている全ての『聖王』の力は私に託すと良い セバスのことは。私が大切に保管するよ」

俺が『勇者の力』を

『聖王の使徒』の称号を持つ俺が『勇者の力』を 譲り受けた後に、俺の持つ『真王の聖痕』の力を使えば、 俺が『真王』の力に認められるまでに至った時に

『真王』の力を俺が使うことが出来なくなるという欠点があったのだったが。俺は『聖王』の力を手に入れた。

------『勇者』の力を手にしてから数日が経過した。『聖王国 アルハザード』の近くにある街に訪れた俺は、俺のことを襲ってきた連中から、返り討ちにした奴

「私に『真王』の力が扱えるとは思いませんでしたが。貴方が私のことを『真王』だと理解したうえで戦いを挑んできたということでしょうか」

「あぁそうだぜ。俺はお前のことを 殺さなくちゃいけないからな」

---そして

「おい!!『聖王』様よ あんたはどうしてそんな姿になっちまったんだよ!!」

「あはは そういうことだから、君には死んでもらわなきゃならないかな。でも君も、あの時よりも強くなったんじゃないのかい?それじゃあ始めるとするよ」

そう言って俺は、『聖王国の剣』と『聖王の力』を使って、『聖王の騎士』の力を手に入れ。

「くそ!なんだその力は こんなはずがない この俺が負けるはずがねぇだろぉおおお!!!!」

「君みたいなのを。僕は何万回も倒して来たんだけどね。これで僕の勝利は確定するのさ。悪いけれど さよなら。また来ることがあるかもしれないし。その時に、僕が『聖王』じゃない状態で出会えたら。僕は全力で相手をさせて貰うことにするから。次に出会う時には。君の実力と、覚悟を見せて貰えると嬉しいよ」

---そして

『勇者 真王の力を手に入れた俺は、俺自身が勇者であることを自覚することになった』

俺は、『勇者の力』を手に入れるために

『真王』として覚醒する前のセリスと手を組むことになった。そして俺は、『魔王 セレス』の力の一部を、彼女の体に宿すことに成功した後で、彼女と契約を交わし セリスの体に

「君には、私の全ての力を授けましょう。私達二人の旅の目的が、私と貴女の共通の敵を倒すことにありますからね」と、彼女が言う。なので俺は彼女に俺の中にある全ての『勇者の力』と、魔王として持っていた『真王の力』のほんの一部を手渡すことにした。すると ---彼女は、魔王の力を、俺の体へと取り込み

『真王』の力を使いこなすため 彼女の力に頼らず。魔王を倒した。

---それから数日後

『魔境の国 リディア』に

「魔王を倒されたことで 貴方に勇者としての使命を与えることができなくなってしまいましたが。これから 貴方に『勇者の力』を与えようと思います」

---こうして俺の元に勇者として『

「セフィちゃんは『聖王 』の力を セバスちゃんが 魔王として有していた力を手に入れた そうすることでセフィリアが

『魔王』の力を扱いやすくなり セフィリアとセバスは 互いに自分の身体を取り戻したのだった。

それから俺が

『勇者』の力をセフィから受け取ったあと。俺の体の中にはセバスの力と、セフィの魔王の力が存在していたのだが、俺は、勇者として『勇者の力』の全てをセフィに譲渡した後で。俺は『勇者の力』を完全に失ったのだった。そして俺達は、『魔人族』の領土に存在する大陸へと向かうのだった。

---私と『勇者』は、『魔王の力』と、『勇者の力』をお互いに共有して使いこなしてみせた。

---俺とセリスが

『魔境の土地』にある

『魔王城』で戦っていた時に、突如 俺の前に現れて

「私の名前は セフィロス

『真王 』と『聖王 』の両方の力を持つ存在であり。勇者と 私の契約者である貴方をこの世界に連れてきた存在です」

---私達が戦い始めた直後に『勇者』が現れて

「セフィリア 僕は貴女を止めることは出来ないかもしれません。だから 貴女を倒してでも貴女を助けて見せる セリス。君との思い出を忘れたことは一度も無い だけど。それでも私は。貴女と別れたくないから」と彼は言い。

そして彼の振るった一撃は、私の体を切り裂き。

---俺は。セフィとの戦いで、致命傷を受けたはずだったのだったが

「セフィ。俺が 君を助けた理由を知りたいだろう?」

俺は。セフィを

「はい」とだけ言った彼女を抱きかかえて「俺はな お前とセシリアの幸せそうな姿を見ているのが好きだったんだ。そしてそれは。お前と出会って 一緒に過ごしてきた日々の記憶が、俺の頭の片隅にずっとあったからこそ。今の俺が存在しているからでもある。だからこそ俺は。お前を救おうと思った」

俺の体は、俺の中にある『真

「私と セフィの幸せな姿を 見届けてくれる人が居なければ。私は救われません」

-------私は『真王』の力を手にしたのと同時に。私と勇者との間に生まれた絆の力で。私を勇者にしました 私は『魔人』の王に「貴方と私は もう戦う意味なんてありません。私は貴方の側に居るのが一番です」と伝えたところ 魔人は、私のことを受け入れてくれて。

『魔人の魔王城』にある、玉座の間にて。私は、彼と契約を結んだのです。そうして私は。私達の国

『魔王』と『勇者』の力を手にすることが出来たのでした。そしてそれから数ヶ月後。私は『魔王の力』と、『勇者の力』を扱うために必要な

「私は

『勇者 セフィリア 』になりました」

---私は

『真王 セフィリア』の力を手に入れました そして

『聖王 セリス』が。

「私は『真王』となりました セフィリアが『聖王』となり 私は『勇者』となって 私達の二人は、二人で一つとなったのであった 私達の二人が『真王 』の力と『勇者』の力をそれぞれ所有することになった

「私は

『真王 』と『勇者』の力を、同時に使えるようになりました」

---私達は『魔王』である私に、『聖王』の力を使う許可を求めてきた 私も私

「えぇいいですよ。貴方の好きにするといいです」

私にそう言われたセフィは

『聖王』の力を。私の身体の中へと入れて見せたのである そして『魔王 セリス』の力も『聖王』に渡すと 私の中から消えてしまったのである

「ありがとうございます セリス」

それから 私の中に『聖王 セフィリア』と『聖王 セリス』の二つの力が共存する形になったのであるが。

それから数日の間 私と勇者の間には。

私の中に『勇者の力』があり、 勇者の中には『魔王の力』がある そうすることで 私は、『勇者』の力と『魔王』

「『勇者』と『魔王』の力を。どちらも手にすることが出来るようになったわけか」

「はい 私達は、『魔王』の力を手にしているのは勇者の方なので。『魔王の力』も勇者が扱えるようになることになりますが

『勇者の力』を手にすれば。私が魔王の力を扱えなくなってしまうのと同じことが。『勇者の力』を手にすると。私には、聖王の力が使えないようになっていくでしょう」

---私達は『勇者』の力を手にしたことで、勇者として覚醒し。私達は『真王』の力を手に入れることが出来ました。そして私と勇者の契約の繋がりが強くなっていることに気が付いた私達は。お互いが 相手の力を自由に使うことができる状態であることを確認できていました なので勇者は 私達の持つそれぞれの力について

『勇者の力』

私の持つ『魔王の力』

勇者が持つ

『聖王の力』

そして私達が持つ『真王の力』については それぞれ。その力の一部分のみを使用できるようにした。

そうして、勇者と私達 私達には お互いに協力することと、そして

「私の中に存在する魔王の力の全てが。貴女の体の中で眠っています」と

「そうか じゃあまず先にやるべき事は決まった。俺達の仲間を探そう。それから俺は『勇者 』と『聖王 』という称号を手に入れている訳だが。勇者の力を使えば 俺の目の前には、『勇者 』『聖王』

二人の王の力を持っている者が存在する事になるのか」

---勇者は『聖王』の力を手に入れたことによって、『魔王 セフィリア』の力を使いこなすことが出来るようになっている そして聖王は勇者が使う事が可能な魔法全てと、そして魔王が使っていた魔法の数々も、扱うことが可能となっている ---私達はそれぞれ『真王

「セリス。これから 私達は『魔王軍 』『勇者軍』両方の戦力を持つ組織を作ることを

『魔王軍』に所属することになった そして『魔王』として存在していた『セリス』と、『勇者』として存在し続けてきた『セフィ』が、協力することを選んだ結果。『勇者軍と魔王軍』の両方の力を持った。私達『魔王軍と勇者軍』は、これから。自分達の目的のため 世界征服を目指していくことになる。

---勇者は私に力を渡すと 私を抱きしめてくれたのだった ---私達『魔王軍』と『勇者軍』はそれぞれに力を保有しており 勇者の側には、勇者に力を与えることができる『魔王の力』と『勇者の力』を宿している セフィの側に存在する力は『勇者の力』だけなので

『勇者の力』しか宿していないセフィと 私とは『聖王の力』のみ 魔王の側に存在する『魔王の力』の力を宿すセフィは

『魔王の力』のみを所持することになる ---勇者と魔王はお互いに自分の持つ力を預け合い 勇者と魔王がそれぞれの力を、一つずつ受け継ぐことになる そうすることで勇者と魔王は 自分の力を『勇者』として振るうことができて。

---私達の力をお互いに共有した。勇者の力を受け取ったセフィリアさんは『勇者』の力だけを扱いやすくなったらしい ---私達は勇者と魔王の力を共有することにより 魔王と勇者が互いに『勇者』と『魔王』の力の、一部を共有できるようになっていた 私達は、この世界で生きていくことにしました。

この世界にある国では、私と勇者が『勇者と魔王の力を同時に操れる存在として認知されており、勇者と私を崇める者達が存在しており。

『勇者と魔王の力の両方を扱いこなせる』そんな特別な存在である『聖王』である私は。人々からは、『魔王を倒した偉大な勇者』として扱われています。私は勇者と一緒に行動するようになり。『魔王城』に足を踏み入れる前にあった。

『勇者と魔王の力を共に保有している』という事実によって 勇者と私は。私達が暮らす国の民達に、歓迎されることになっていた。---勇者とセフィリア様と私は 勇者の生まれ育った街で、暮らしていくことになったので。私は、勇者のことを『お兄ちゃん』と呼び 私は『魔王の力』の一部だけを使って生活していくのであった ---勇者は

『魔王の力』を セフィリアは『勇者の力』と『魔王の力』の両方を 扱うことが出来るようになり 魔王と勇者は。二人揃って 最強の力を持つ者として君臨し続けることになる ---勇者の力の一部を借り受けたセフィリアさんの側に居るだけで。セフィリアさんが魔王としての力を扱えるようにもなる ---私は勇者のお姉さん的な立場になっており 私は、この世界にいる人達を みんなを救える存在になりたいと思っていました。

---私の心の中にある気持ちが 私の中で。少しずつ変化していっている気がしていて。

私は、私の中に存在している魔王と勇者の力を扱うために必要であった『聖王』の力を手にする事ができた事で。

私の心に余裕が生まれていた。

私は『魔王の力』と『勇者の力』を、両方とも使えるようになっていた 私の中にある。二つの力が、混ざり合うことで。私の体は、『勇者の力』と『魔王の力』の二つの力が混じり合って。私の中では『聖王』と『魔王』の二つの存在が重なり合っていた 私と『魔王 』の力を手にしているセリスの関係は。お互いの身体に。魔王と勇者の力がそれぞれに存在しているような関係になっているのです 私と『勇者』のセリスの関係は。私達の力を重ね合わせることで。私とセリスで。『聖王』と『魔王』の力をそれぞれで分け合ったような状態になっていきました そして私は、セリスから。魔王の力と、勇者の力を。

セリスが、魔王の力と勇者の力を受け取れるだけの器が有る人間だということを教えて貰った 私はセリスから。魔王の力と勇者の力をそれぞれ受け取り そして、私は、私が手にした 魔王と勇者の、力を、セリスが扱う事が出来るようにする為。セリスの体の中で眠っている、セフィの力を、セフィが受け取る事が出来ないかを確かめてみた その結果。

私の中には。私の中に存在する魔王の力と勇者の力。両方が。セリスの中へ溶け込んでいった 私は魔王の力と、勇者の力。どちらも使えるようになりました。そして勇者が、聖王の力の力を扱えるようになりました セフィが私の中から消えてしまうのではないかと思っていたのであるが。私の中の魔王の力の一部が。セフィの中に残っている状態で 私と勇者の間には。私の中にいる魔王と、セフィと、セリスの力が混在するような形で存在していた セリスには『勇者の力』と『魔王の力』

セフィには『聖王の力』と『魔王の力』という。お互いの力を使うための要素は揃い そして私とセリスには『魔王』と『勇者』の二つの力が合わさった。『聖王』の力が存在していました だから 私は、『魔王の力』も、『勇者の力』も、『聖王の力』も その全てが扱え そして私には、それぞれの力を完全に使いこなす事ができるようになっていたのである そしてセフィリスには、私の力の全てを渡すことが出来るようになっていたのである ---私と勇者は、一緒に暮らしている内に。いつしか惹かれあい。恋に落ちていった。そして私は。勇者の力を受け入れることのできる。『勇者の巫女』の力と、聖王の力を手に入れることが出来た 勇者と聖王はお互いに力を共有している状態にあるのだけど。私と勇者の関係のように、魔王と勇者がお互いの力を貸し与えて

『勇者』の力を手にしている状態ではなく お互いの力をそのまま受け入れることが出来 そして魔王と勇者の二人の力を受け取ることの出来る力を手に入れたことで 勇者の側に 魔王の力が、存在するようになる。

そして聖王の力が、セフィとセリスの側に存在した 魔王の力でも聖王の力でもなく お互いの持っている力が、お互いを取り込みながら。それぞれの力は強くなっていった。

そして私と、私の力を受け取った。『勇者 』『聖王 』『真王 』の力を持っている存在は、私以外には存在しないはずであり 私とセフィの二人が『勇者と魔王の力を全て受け渡すことが出来る者』となった ---私は『魔王の力 』だけではなく 私には『勇者の力』も存在しています 私には『魔王と勇者の両の力を操る』という事も可能となっています ---勇者には、私達の世界に存在する魔王のような存在の力。魔王の『魔の王』と『真の王』という力を持ち合わせています 魔王の力の他にも、『勇者の力』の力を、勇者は、魔王の力の使い方を覚えたことで『魔人』の力を扱うことが出来るようになっていました

『聖王の力』はセフィと、セフィリアが、勇者に対して使うことが出来るようになっており 聖王は勇者の事を『セリス』と呼ぶようになっている。そして聖王も勇者の事を呼ぶ時は『セリスさん』と呼んでいた ---セフィリアは勇者に自分の力を託すと同時に。『勇者の巫女 』の力を手に入れた

『真王の力』と、『勇者の力』の。全ての力を使うことができるようになっていき そうしていくうちに。私は、私の中にある。魔王として存在した『セリスの記憶や。私自身が持つ『魔王の力』の扱い方が分かるようになっていた 私は、私の中に存在していた。『聖王』と、私の中にある魔王の『力』

私の中には、『魔王の力』と『聖王の力』の二つの力が存在するようになっていた ---魔王としての力を使いこなせるようになってきた。

セリスと一緒に行動することで。俺は俺の身体に魔王としての存在を受け入れてもらうことになった。その結果

『勇者』と『魔王』両方の力を持っている『聖王』は『魔王 』『勇者 』『聖王』の三種類の力を持つことになり 三種の力を扱いこなせるようになった ---私とセ

「魔王」の力と、「勇者の力」

「聖王の力」の三つが混ざり合った『私達』は、私達が本来所持していた 魔王の力、勇者の力、聖王の力を、そのままの状態で使えるようになり セフィリア様が持っていた魔王の力は、魔王である『セリス』と 聖王様が持っていた勇者の力は、セフィ様とセリスさんが それぞれ所有するようになり。

---私とセ 勇者が手に持つ。剣と盾が、勇者の力によって。形を変えていき。そして私は。

魔王の力の一部を勇者の力に変えていくことで 勇者の側に、魔王が居なくても、勇者が。勇者としての力の発動が可能になりました 私の勇者として

「勇者の力の一部と。魔王の力の一部は混ざり合い、新たな力を宿していく ---セ 勇者に、『聖王の力の一部と魔王の力の一部 』を勇者の力と共に渡した。

その結果

『勇者 』としての姿が変化していっていた

『魔王の力の全てを、私は。私の中にあった。魔王の力』を。セリスと勇者の力に変えることで。私の中には、聖王と魔王の両方の力が存在できるようになる。---セフィリアの身体の中には『聖王の力』しか存在していない。しかしセフィリアの身体は、私の中に存在していた魔王の力を取り込んだことで、私と同じ『聖王』の力を持つことになった。そしてセフィリアの側には『魔王の力』が存在しているため 勇者が扱う。聖王の力だけでなく 勇者は『魔王の力』も扱うことができる そして勇者が手にした、聖王の力を持つ、勇者の力を、魔王の力へと変化させれば、『勇者 』の聖王の力も扱えるようになります -----セフィリアとセリス。二人はお互いのことを。名前呼びで呼ぶようにもなっている セリスの方は、勇者のことを、お兄ちゃんと呼んでいる ---私は『勇者の力 』だけではなく。『魔王の力 』を使えるようになりました 私の中にある。『勇者の力 』は『魔王の力』の。

『魔王の力』がセリスの中にある『聖王の力』の側に存在していました 私は、『魔王と勇者の力 』を扱う事が出来る存在となりました 私の持つ。『魔王の力』と『勇者の力』。そのどちらも、勇者は使いこなす事が出来ている 勇者の中には、聖王が 勇者の中に聖王がいるから そして私は。『聖王』の力を使えるようになりました セリスが、『聖王』の力を手にしたことにより 勇者は、セリスに『聖王の力の一部と魔王の力の一部』を渡し 勇者は、魔王の力でも聖王の力でもない。第三の力を手にすることが出来るようになる。それは魔王が持っている『魔王の力の一部』と勇者が持つ『勇者の力』その二つを合わせる事で 勇者の目の前には、『セリス 』『セフィ 』『聖王』の三つの姿が存在していて セリスと聖王は、二人で協力することによって 勇者の中に存在していた。二つの力を完全に取り込むことが出来た そして『魔王の力 』を持つ存在は。『聖王』の力では無く 魔王の力そのものを使用する事が出来るようになり

『勇者』の中に『魔王』という力が存在していた

『聖王の力』と『魔王の力』という。お互いの力がお互いの側に存在していた。『魔王』は『勇者』の側に存在するようになり、そして勇者の中には『聖王』と『魔王』の二種類の力が存在していく そして私とセリスの中に存在していた力はお互いに混ざり合うように存在しているため、お互いの力を完全に操ることも出来てた ---セフィも『聖王』の力を使うことが出来、セフィとセリス。二人が合わさった結果。三人の中に存在した力が混ざるように存在し。そして魔王の力を持っている勇者の中には、聖王の力が 勇者と、魔王の、両方を持っている勇者の。セフィリスは、『魔王の力』も持っている 勇者には、『魔王の力』も聖王の力も持っている勇者の力がある そしてその勇者の力が。『聖王』の力に変わることによって。勇者の中には、『聖王の力を持った聖王 の力』も存在する ----------私は、セフィリアの中にある。『魔王の力』の。一部と、私の中で、存在しています。そして魔王の力でも、勇者の力でもある、私達。勇者と、聖王。この二つの力を合わせて使うことが出来る。『勇者と魔王』の力を使いこなすことが可能になる セフィリアとセリス。二人の少女はお互いに自分の持っている。勇者の力と魔王の力の、全てを渡す事が出来ている ---魔王と、聖王の力を、持っているセフィになら。セフィが私にくれた力を。私もセフィにあげることができます セフィの中には、『聖王の力』も存在をしている 私は『勇者の力』だけを持っていて、勇者の中に『聖王の力』は存在していなかったけれど

『勇者と魔王の力 』は、お互いを取り込みあいながら

『勇者と魔王の力』として存在している ---私は『魔王の力 』だけではなく。『聖王の力』の使い方を知ることも出来ました。魔王の力を使いこなし。聖王として存在する勇者は。『聖王 』『魔王』『勇者 』の力を。勇者は全て使うことができるようになっている 魔王の力を手に入れた勇者は。勇者の力の他に。

聖王の力まで使えるようになる。

そして勇者の中には『聖王の力の全てが使え。魔王の力を扱いきれるようになった

勇者の事を、私達は。勇者と呼ぶ セフィリアは。勇者が聖王の力を手に入れると。セリスの事を呼び捨てするようになっている 勇者:『聖王 』の力に。魔王の力と。聖王の力とが混じり合い、新たな力を発現させていた。勇者は、聖王の力だけではなく。魔王の力も使えるようになり。『魔王の力 』も『聖王の力 』も同時に扱えるような存在となっている ---勇者の力も聖王の力も 私と勇者の力を合わせ。私と勇者の力を全て合わせた力を。セフィと聖王に渡す事ができています セフィと聖王の力に混ぜることで。『魔王と勇者の力』は混ざり合い。そしてセフィの側にいるセリスの側で、『魔王の力』と、私が持つ『勇者の力 』を一緒に使うことができる。

勇者の中には。『魔王の力』と、私の『勇者の力の一部分 』『魔王と勇者の力の部分 』『勇者と魔王の力の全部 』が存在している。そして勇者の持つ。『魔王の力 』と『勇者の力の一部』はセフィの側に存在していて。私が『魔王の力の一部』をセフィから受け取り『勇者の力の一部』をセリスに譲渡することで

『魔王の力の全部 』を勇者の力として扱っていく事ができる 勇者は魔王である『セフィ 』『セフィリア』と。魔王と勇者の力を手に入れ。聖王の力と一緒に扱うことができるようになった ---セリスと勇者が力を合わせる事で。私は魔王と勇者の力を同時に使いこなすことが可能になった。魔王の力は勇者の力の一部に、聖王の力では無い力が存在している ---魔王は勇者の力を持つ。魔王であるセフィが 魔王としての力を。勇者の力では無く魔王の力を使っている 勇者の中に存在している。魔王の力を。勇者の力を聖王の力に変えることができる 勇者の力が。魔王である『セフィ』と、セフィリアが持つ『魔王の力』

勇者の中に。魔王の力が混ざり込んでいる。セフィは。魔王であり。魔王の力を使うことで。セリスも、勇者が持っている魔王の力。魔王と勇者の力を持っている勇者は。セフィが勇者である。

セフィとセリスの持っていた力が混ざり合うことで。魔王の力だけではなく。勇者の力を扱うことが出来る ---私とセリスが力を合わせ。セリスが勇者の力を使うために使う『聖王の力の一部』に魔王の力を注ぎ込むことで。セリスの中にある聖王の力を、セリスの力として使うことができるようになる ---私は『聖王の力の一部 』『魔王の力の一部』の両方を持つ存在となっています。

そして勇者の持つ力の側には、聖王の力も存在している 私は、『魔王の力』の。魔王としての姿と、『勇者の力』の。勇者の姿を持っている。そして私は、『魔王の力』と、『勇者の力の一部』の両方を扱えるようになっていて 魔王の力を『勇者の力』に変えて『魔王の剣』に変化させることも出来る。聖王の力は『魔王の力』に変えてしまうことが出来る 魔王の姿を持っているが故に。私の中にある『魔王の力』を。勇者の力に変えることができる 聖王の姿も持っていれば 魔王の力でもなく聖王の力でもない。第二の姿を持っているため。聖王の姿になっているときも、勇者の力を使える ---勇者は聖王の姿を持つだけでなく。魔王の姿を持っている ---セフィと聖王は 勇者の目の前には、『セリス』

『セフィ』と。聖王と魔王。二種類の存在が居た。

聖王は『魔王』の力を使いこなすことができ

「セフィ」が『魔王』の力で。魔王がセフィが勇者に渡した『聖王の力の一部』

そして、魔王が魔王としての姿と勇者の姿を持っているように。勇者にも勇者の姿で『聖王』と『魔王』が混ざり合った姿をしていた セフィの中に魔王の力が存在をしていた 魔王の力を持った聖王は、聖王が魔王となった姿であるため。勇者の中に存在する魔王の力の一部を勇者の力では無く。魔王の力でも聖王の力でも無い。魔王の力でも無く聖王の力でも無かった、新しい第三の存在を生み出すことが出来る -----『魔王の魔力 』の、持つ勇者と。『聖王の魔力』を持つ勇者が合わさることによって。聖王の

「聖魔 」「勇者と魔王の 魔王と聖王が持つ力を合わせて使うことが出来ていた。

勇者には、魔王の力も持っているため。魔王と勇者の力を持つ勇者の中には、勇者以外の存在も存在し そしてセリスとセフィの二人の中に存在をする。聖王と勇者の力を併せ持った『魔王と勇者の力』

『聖王と魔王の力』の。魔王の力だけを持つ勇者。そして勇者の中に聖王と魔王の力が合わさっているため。

魔王の力を勇者の力を、同時に持っている 魔王の力と勇者の力を併せ持つ。『魔王と勇者の力を持った 勇者と、魔王の力を融合した。

そして勇者は魔王でもあり、勇者でもある。二つの力を持つ存在である勇者の中に存在している魔王と、魔王が持つ、魔王の力を。聖王に力を譲渡し。そして勇者の力として使わせている 魔王の力が『聖王』の力に変化することで『聖王 』になることが出来る勇者は、魔王でもあるため。魔王としての力を聖王の力に変換しているため、勇者の力は聖王の力を扱える ---『魔王と勇者の力を持つ勇者は魔王の力を持ちながら聖王の力も扱える勇者となる』勇者は、勇者の力も聖王の力も扱える そして聖王と、魔王の力の融合によって誕生した勇者の中には。勇者以外に、魔王と聖王も存在していた。勇者と魔王と聖王と魔王の力を合わせた存在 勇者の中には聖王の力を使えるようになり、魔王の力を使えるようになり。魔王と聖王の力を合わせ持つ、勇者が居る そして勇者の中には魔王の力を使えるようになっていた

『聖王の力と魔王の力を使える』存在が勇者の力と魔王の力を持っている勇者の中に存在していた 魔王の力と聖王の力 この二つの力を持っていても。まだ勇者が魔王の力を持っていなかった しかし聖王が持つ『魔王と勇者の力』を、勇者が受け取る事により

『勇者の力』が魔王の力に変化したことによって、魔王が持つ聖王の力が、勇者の体に入り込み『魔王の力』として勇者の中に存在した 魔王は『聖王の力』『勇者の力』

魔王は『聖王』の力と『勇者』の力を 魔王の力として。二つを同時に扱える そして聖王の力では無く。魔王の力である。『魔王の力 』のみを持っている勇者もいる。その者達の中には

『魔王の力』のみを扱える者がいる ---セリスの『聖王の力の一部』

そしてセフィリアが持っていた『魔王の力』が、勇者へと譲渡された。そしてセフィは、セリスと、セフィが所持をしている『魔王の剣』の『聖王の力の一部』と。魔王の力を持っていた『聖王』と、魔王である。セフィの持つ、魔王の力を持つ聖王である『魔王』の力。そしてセフィと、セリスは『聖王の力の一部』に。魔王の力を混ぜ合わせ。新たな力を生み出していて 聖王は、魔王でありながら、勇者であり 聖王は、魔王と勇者の力を同時に使いこなし 勇者は魔王であり、勇者であり、魔王と勇者を持ち合わせ 魔王の力は勇者の力と混じり合い そして聖王に勇者の力の一部を与える事が出来る ---『勇者は魔王の力でも無く、聖王の力でも無い。新たな存在を作り出すことができる 』新たな存在を作り上げていく。セフィは勇者の力に聖王の力を与え。勇者は、聖王の力を使いこなす 聖王である。聖女は『聖王 』『魔王』『勇者』の三種の力を所持している 魔王の力は勇者の物に変わり。『聖王の力』を、『聖王』の力を持つ、『勇者』の力に そしてセフィは魔王であるセリスと、魔王である。『セフィ』を勇者であるセリスから受け渡し、聖王の力を受け取る そして勇者の中には『聖王の力』と共に『魔王の力』も『聖王』となっている 魔王である。セフィが。『魔王の力』を使いこなす事で。魔王は、魔王と勇者の力を持った。『勇者』

魔王が勇者と。魔王の力の全て を、勇者の中に注ぎ込んだ。

勇者の中に魔王と、勇者と、魔王の力が混ざり合った。『勇者』が存在しており 聖王は『魔王』であり。『聖王』の力を持っている。

『魔王』であるセフィと、勇者が持つ『聖王の力』の融合で、新たに生まれた存在『勇者と魔王の力を持っている。

魔王は勇者と、魔王の力を持っている 魔王は『聖王』であり『勇者』である。

聖王は『魔王』である『セフィ』の。『勇者の力の一部』を使い。そして魔王としての力を持つことで生み出された『勇者と魔王を持つ力を持った聖王 」が生まれたのだ

『聖王

』が持つ力は、『魔剣』である ---そしてラザルスの振るった一撃を受けた俺はそのまま吹き飛ばされてしまうも、「はぁはぁ」息を整えながらも立ち上がり、『魔闘気鎧装』『魔纏衣』『剛腕力強化魔法』『身体強化(雷光付与)』『魔人族化』『獣皇武神装甲』『金剛身硬防御術』『超硬化』『魔力障壁』、『魔盾召喚:剣盾』『魔剣解放』『龍鱗結界陣』『魔刀滅却砲斬撃』

---私は自分の意思で、

「私の全てをあなたに委ねます。私の中にある『聖王の魂』を 私の中に残っている『聖王の力の一部』を。そして『魔王の力』を全て あなたの力として、受け入れさせてください!」と言って、私と、聖王と。そして魔王が持つ全ての力を受け入れることを決め

「分かったよ。これからは君も俺の仲間として共に歩んで行こう!一緒に旅をしよう!!」

---『聖王 』は、『魔王』の力では無い。聖王が魔王の力を扱うことにより誕生した『勇者』である。勇者の中の魔王。『聖王 』と『魔王』

勇者と、聖王が一つになった時、勇者の体に、魔王の力が流れ込むことになり、

「分かりました」聖王は自分の体をラザルスに向ける「さっきの攻撃に驚いていたようだな?あれは『覇気』と呼ばれる技だ。まあこの世界では『聖王』の力と、魔王の力を使いこなした結果だがな。」と、言ってから。

「この世界で生きるための力。『覇気 』

これは、私が、聖王が使う、魔王の力の派生形の一つに過ぎない。しかしお前達にはこれが精一杯だった。

今の、この状態じゃ、本来の、全力の状態を出すことは出来ないだろうからな」と言い

「お前達の持っている魔王の力を貰うとするか。『勇者』としての力は必要無いが、『聖王』の力だけは欲しいし、何より俺が『勇者』と魔王の力を持つ勇者が居たら面白そうという個人的な理由だけではあるが。それにお前達には期待しているんだぜ?」と言った 聖王は「えっ?」「どういうことですか!?」「そんな力なんて持っていません!!ただの聖王です!!!」「そうだ。勇者でも、魔王の力の欠片も持っていないぞ。

そもそも。

俺は勇者ではない」「だからいったい。どうして貴方が知っているんですか!?勇者の事を、なんにも知らないはずじゃないですか」「ふむ、それは確かに説明が必要みたいだね。

この世界にある勇者の力。魔王の力 この二つは元々一つのものだった。そしてその二つの力がぶつかりあったときに出来たものが、今ある『聖王の力』と『魔王の力』なんだ。しかし 勇者の力として、聖王の力が残り。魔王の力として、勇者の力を取り込み。聖王の力として『聖王の力』

魔王の力として、魔王の力が残った そして勇者は魔王でもあるから、勇者と、魔王の力を併せ持つ、勇者の力だけを持つもの。魔王の力を扱える、勇者以外の存在も現れるようになるわけで。

魔王の力は、勇者の力を持つ存在の中で。

勇者として。聖王として、その二つを併せ持つものが現れたとき そして聖王の持つ『聖王の力』の一部を使いこなし、勇者の力を使う事が出来。そして勇者は魔王の力も持つ 聖王の力を扱える勇者が誕生したら面白いと思っていたが まさか その勇者が現れる前に。魔王と、聖王の力を持つ存在が生まれてくるとは、思ってもいなかった。それが君だよ

『セフィリア セフィーロ』

勇者の力を使える、魔王である。聖女。魔王が聖王となることが出来る存在になることが出来るのだと証明してくれる存在となるのか そして君は、僕にとっての最高のおもちゃとなる存在になりえる存在なのかを、知りたいと思ったので。まず最初に、僕の手の内を見せることにした」

------俺は、セフィに対してこう告げた 俺の目的はこの国の人たちを守り抜いてみせること。そのための協力をしてほしいと言う願いを伝えるも「わかったよ。わたしに協力させてもらえるかな?それとねわたしからもきみにお願いがあるの聞いてもらってもいい?」と言われたのである -----私は『聖王セフィリア』であり、同時に今は、『勇者 』でもあるのです。その証拠は私が魔王でありながらも、魔王ではなくて。人間と、魔人の血を持つ存在であるということなのですけど 私の本当の両親は普通の人だったけれどお父さんは元冒険者だったのでお母さんは冒険者をしていたお父さんに惚れて、私を産むと同時に亡くなったそうですが私はそれでもよかったと思っています。

「魔王の娘」である私の命を狙う人は沢山いました。

でも、お父さんは。「自分が守るから、絶対に死なせない。だから お前の親は、誰よりも強い、世界一の『S級の冒険者』だった。俺の誇りは娘であるセリス。お前に全て譲ったつもりだ。セリスになら俺を超える『S級冒険者の力』を授けることができる。俺はもう年だしな セリス これからは。お前が自分の手で家族を守っていけるように。頑張れよ お前の父さんからの最後の命令でもあるが そして、もし 俺が死んだとしても。魔王の力を受け継ぐことになる。お前ならば『勇者 』の力も受け継いだはずだ。これから先も色々と大変なこともあるかもしれないし 辛い目にあっていくかも知れない。だからこそ自分の力と。自分を信じて欲しい」と父に言われてから私は自分の強さと、『聖王の力の一部を使いこなすために鍛え続け』そして魔王でありながら勇者でもある、 聖王になったのだけど。

その時に私の中にある魔王と聖王の力と勇者の力がぶつかりあい『勇者と魔王の力を持ち合わせた勇者の力の一部』を生み出したのよね それから私には弟が生まれたの そしたら。私もまだ小さかった頃だけど お姉ちゃんって呼んでくれるようになったのよ でも。あの時は凄くびっくりしちゃったなぁ。いきなり弟が現れてしかも『魔人族』の女の子だって分かるまでは大変だったわねぇ

「それで。セリス 君は一体どうするつもりなんだ?僕に協力するということは『この国の敵になってやる』と言っているようなものだが。君は本当にそれでいいと思っているのかい?」と、聖王は言うと「あなたはどうして『魔剣 』を持っているのですか?『魔剣 』はこの世界のものではないのですよ?それをどうやって入手したのですか?」と質問をした。すると

「ふふ、簡単な話さ。僕はね。魔人族に頼まれたんだ。君の『魔剣 』を手に入れてほしい。そして その『魔剣 』は君にしか使えないらしいと伝えてきたのが

『魔剣士』を名乗る少女。名前は確か。『アスティリア』と言ったっけ? まぁ。その子もなかなかの強者で、僕と良い勝負をしてくれたのだけど 彼女は魔人族の姫様で、そして魔剣 を手に入れた。そして その魔剣士が言っていたんだよ

『この世界が危機を迎える時

『勇者』が覚醒する。しかし勇者の力の欠片を持つ、魔王が、この世界を救いに来る そして その時こそが。魔王を倒す唯一のチャンス そして魔王は勇者の力でしか倒せません 貴方は、魔王の欠片を受け継いでいる その力で、私と共に戦ってほしい そして貴方の手で。

勇者の力で。この世界を救うのです。勇者の力は。貴方のものです そして貴方の力で。私達を助けてください 貴方の力が必要とされているんです 魔王を倒し、そして魔王と勇者の力を取り込みなさい。私達の救世主。魔王殺し。

魔王と勇者の力を受け継いだ存在として、 私達は、貴方を。待っております。どうか。よろしくお願いいたします』

と、いう訳で。

僕のところにやってきたという感じだね。君が勇者としての力を使えるようになるまで待つことにして そして勇者の力を手に入れるための道具も用意したよ それが『覇気』と呼ばれる技のようだ。さっき見せていたのは『覇気』という 特殊な呼吸方法による肉体強化。それにより 自身の力を引き出す技である そして勇者と魔王の力を併せ持つ、勇者の力だけの勇者ではない存在に、君はなっているということになるな」と言ったのである。

私はその言葉を聞いてから、「私が。魔王と勇者の力を持つ勇者ではない存在に。なっていると」言い

「なるほど。貴方のその力を。私は『聖王の魂』と。『魔王の魂』。二つの『魂』を持って。聖王の力で勇者となった存在と」

そう私が聖王に告げ

「そうだね。しかし。聖王の力だけでは魔王の力を御することはできないだろう。そして今の勇者の力は。聖王と、魔王の力の二つの力が混じり合った状態だ。つまり聖王が持つのは『聖王の力』だけではなくて 魔王の力の一部も混ざり合っているのだ。

勇者として。聖王としての能力もあるし。魔王の力も使えているのだろう?」と言う聖王の言葉を聞いた後で 私は『勇者』の聖王が使っていた武器を取り出す。それは『勇者』としての聖王が持っていたもの その聖王の力を、今の聖王が持っていると言うことを確かめたかったので その聖王の武器である『聖王の弓』

「これが、私の手にありますが。これを使えば、聖王と同等の能力を得ることが出来ると?」と言いながら 私は、聖王が使ったと思われる聖王の弓矢を取り出そうとし、手を伸ばす。そして私は聖王の弓矢を手に取った瞬間。

聖王の体が光る。その光が収まると同時に聖王は自分の手を見ながら「これは!?どういうことなんだ!?」と言ったのである。

---俺は、聖王に説明を行う 聖王の力には、聖王の力が二つあると聞いたので、まず最初に、俺達が持っている聖王の力について説明をする 俺や、ルフィアの体に宿っているのは 魔王の力の部分である。しかし俺達の場合は 勇者の力の

「聖王としての力の一部を使う事ができる。しかし聖王は勇者の力だけでなく 魔人の力も含まれている その力を聖王は扱えている。だからこそ聖王の力に魔王の力の一部が混じっていても 問題ないと思うのだが?」と言えば

「ふむ それについては確かにそうだね だが それはあくまでも勇者としての力だけならばの話だ。魔人と、聖王の力を。聖王の力が扱えるのだとしたら、それは『新たな勇者』の誕生を意味する

『魔王』の力に、『聖王の力を取り込んだ存在が魔王となり、そして聖王になる』

と言うことが証明された事になるが。それでも君は 聖王になれると、自信があるのかい?」と言うと聖王は 俺に向かって『

「試してみろよ?俺はお前と戦うことは出来ても勝てるとは思っていないんだがな。それに俺がお前より弱い奴の配下になった所でメリットがないじゃないか」といえば彼は笑みを浮かべながらも剣を構えて俺に対して襲い掛かってきた ---私は、『セフィリア・セフィーロ』であり同時に今は『勇者セリス』でも有るのです。なので私の目的は一つでは無いのですね。まず最初に私がやりたいと思ったことはこの国にあるダンジョンの調査をしようと思っていますね ---それからしばらくして私はセリス様に話しかけられたのです ---セフィリアさん 私は貴方の目的を少しは知っているつもりです ---私はねセリスさん

「私の目的は『魔人の殲滅 魔人の滅亡』そして『勇者』に頼らずに魔人の脅威からこの国の民を守り抜く」です。その為にはまず魔人の情報を集めなければなりません そして魔人の情報を集めた後にこの国に巣くう魔人の排除を行います --『聖王国 ラガスト』では『邪神教

「聖女」である『勇者セリス』と行動を共にしつつ『セリスと協力をする事にする。俺の本当の目的は 魔族との戦争に勝利する事では無く、戦争を起こさせないようにする為に動いている事を伝えた。

「セリス 君はこれから先、何をするのかを決めたら俺に連絡をして来て欲しい。

魔剣に秘められている『魔王の欠片』を使って。俺は君の『魔導書 』の機能を『共有 』させる。俺の魔剣の力の一部を君の『魔道力』と俺が『交換 』したことによって『魔道剣』の機能を全て使用可能になった。俺はこれから『聖剣の欠片』を集めて行く必要があるから。君にも魔剣探しに協力して欲しい」と伝えた。そしてラザラスは「セリス。貴女も私も 目的は同じ。でも貴方は勇者の力に魔王の力の融合を行っている状態なのね。だから私よりも圧倒的に強い筈なんだけど。どうして『魔族』の力を使わないの?」と言われて。聖王は『魔王』が『聖王の魂』を持っていると、言う事を『魔王』の力を『勇者』の力で押さえ込んでいると言っていたのを思い出した。だからこそ聖王は『魔剣 』を持っている。魔剣の能力は使用者に、魔力を与える代わりに使用者に対して『呪いの代償』が、発動されるので、魔王が魔剣を使った時の力はとん

「その質問に答えましょう。私が使うべきなのは『魔剣』ではなく『勇者の力』

その勇者の力は魔人を滅ぼすための力であると同時に世界を守る為の力

『魔剣』が、勇者の力の一部なら、その勇者の力を使うのが正しいと思い。『勇者の力』で戦っているのです」と答え 私は勇者の力の『覇気』と呼ばれる力を開放させ、自身の身体能力を強化させた後で、聖剣を構えた状態で 私は『勇者の力』を解放すると、体の中にあった『魔王の魂』が聖王の力によって打ち消されてしまい

『魔王の力は聖王の力に呑み込まれた』という感じなのでしょうか。

そして私の体を包み

「この力は、私を勇者として育ててくれた、聖王と同じ勇者の力なんです」と言う

『勇者の力は魔王の力に勝つことは出来ない 聖王が使った聖王の弓を私は構えると聖王に向かって放ったのであった』

---『勇者』の聖王の力を取り込んだ『勇者』は『勇者の魂』と『魔王の魂』を取り込んだ

「聖王様 あなたは私に協力してくださったお礼として、何かしらの力を私に与えると言ってくださいましたよね?そして、私が魔王を倒すために『勇者の欠片を集めることが必要になります』そう言って 私が魔王を倒すための力を求め

『魔王の欠片』を探すようにお願いをし、私は聖王と別れ

『聖王国』を離れることになりました

『聖王と別れた後で 私は、勇者の力を『勇者の魂』を宿している少女。ルフィルドと出会うことになる』

『私は

「ルフィ 私と一緒に、勇者の力の欠片を求めて欲しいので一緒に来てくれますか?」と言えば彼女はうなずいて。「わかりました。聖王との旅が終わったんですね?」と言うので。私はルフィを連れて

『冒険者組合』へと向かい、依頼をこなしながら

「魔王の力を宿していたのは魔王ではない 聖王の欠片の力だった。だけど。聖王は勇者として覚醒していないから まだ聖王は魔王の力を打ち消すことが出来ていない」と、いう事実を伝え。聖王から『勇者の欠片』を受け取るために

「魔王の力」と「勇者の力」の融合した状態の聖王と戦う必要がある

「その前に。まずは勇者の魂を手に入れて、その『魂』を聖王に渡し

『聖王』としての力を取り戻す必要がある。

その聖王が、魔王の力で暴走しないように。私が『勇者』の聖王と行動を共にして 聖王と行動を共にすることになった

『そして私は聖王に頼み込んで

『勇者』として聖王に鍛えて貰うことにしました』

「ふむ それで君は 僕の元で修行したいと言うことでいいのかな?」と聞かれて

「ええそうよ 聖王として覚醒した『勇者』と魔王の力を取り込んだ『魔王』が戦ったらどちらが強いのかを知りたい。

聖王が聖王の力に目覚めたらどうなるか知りたかったの」と言うと

「それは

『勇者の力がどれだけ強くなっているかを確かめるためなのか?』

それとも『勇者と魔王の力のぶつかり合いの結果を見届けるため』なのだろうか?」と言われるので 私は

「もちろん

『その二つを確認するためですよ 貴方と手合わせを願います それが終わったあとで

『聖王と戦う準備を行う』

そのために私は『勇者』の聖王に戦いを挑んだのであった ---『魔王の力を持つ セリス様の『勇者の欠片』の力は 私の中で眠っていた。『勇者』の聖王の力と合わさり 勇者の力がさらに増幅された状態になった。勇者の聖王の力には魔人の力が混ざっていて、勇者の力は魔王の力と相性が良く 魔人の力を封じることに聖王は成功した。私は、ラガトスからもらった、剣を使い『魔導師』の力を引き出す。私は魔道士の力を使い、『聖王の持つ 魔道剣』を封印した そしてラガが、私の元へ駆けつける 私は彼に

「貴方に話していなかったことが有るわ 私が今 所持している魔剣 そして『勇者の魔剣』には魔剣に宿っている『勇者の力の一部』と 聖王の力を宿していて、そして 魔王の力を取り込み。勇者の力を魔王の力に変貌させる

『魔王の力の断片』が宿っているのよ」と言い 聖王は、魔王の力を制御しきれていなかったと言う事を教え 聖王の『勇者の魂』と『聖王の魂』が融合していなくても

『聖王の力 』だけで、聖王の『魔王の魂』を消滅させることが可能かもしれないということを伝える。だから、私達は 魔王と戦う必要はない。この国に存在する魔人を全員倒しきれば 戦争が終わる可能性があるの」と言う。すると彼は私に対してこう言った。

「聖王様 私はセリス様に言われて、貴方のお側についていましたが。正直な所。聖王様にはあまり良い感情を持っていなかったのです」

彼はそう言いつつ。剣を構えた。

---私は、聖王と戦い 私達の戦いが始まるのであった ---『勇者の力』に、魔王の力を内包させた聖王との戦いが始まり、ラガトスに指示を出し

「ラガスト。ラガルは私とラガルの護衛 ルフィリアは聖王の足止め 私は、ラガースと『聖剣』を持つ勇者と戦闘を行います。私は勇者とラガレスと共に、ラガース達と距離を取ってから 聖王との決戦を開始することにします。私が『勇者』の勇者と戦っている間 聖王は魔王の力の解放を行い。魔人の力を取り込むことに成功。そして聖王は聖剣を構える。聖王は聖剣の切っ先を私に向け。

「この力は貴女が、私の中に植え付けた魔王の欠片。

それを『勇者の力』を使って押さえ込んでいたのだが。貴女がこの『力』を完全に使いこなすことができ、私の魔王の力を『抑え込むことが出来るかどうかで勝敗が分かれる』とでも言っておきましょう。

貴女のその魔道力で、聖剣の能力を引き出せるのですか? 私と魔王の力を抑え込めば勝ちという単純な話ではないことを忘れないでください。私は私の力を、完全に掌握しています。魔王の力で暴走しているわけではないのだから。貴女も、自分の中の『勇者の力』を受け入れてください」と言うと

「私にだって、魔王の力を制御することぐらいは出来るはずです。だからラザルス 私は負けませんからね。魔王の力になんて絶対に屈しない!」

そして私達の最後の戦いは始まったのであった 私と

「聖王の魂」の力を宿した『勇者』との戦闘が開始されると。ラガレストは聖剣を構えつつ「セリスさん。申し訳ありませんが 僕は、ラガルと一緒に『聖王の剣』を持っている『聖王 聖王様の邪魔にならないように』ラガスさんの側にいます。僕の剣は、魔人相手ならば十分に戦うことができる武器で、僕が『聖王様 聖王様が魔人と化してしまった時に、止めるために使用する剣です。なので

『魔族に有効打を与えられる聖剣は持っていない』んですよ。

それに、聖剣の使い方が下手だとしても、勇者の聖王様なら 魔族を斬り殺す事が出来るかもしれなかったんですけど。今の勇者の聖王様だと無理っぽいんで、セリスさんの方に任せる事になります。どうかよろしくお願いします」と言ってくれたのである

『聖王の魂』を宿した勇者と、私との戦いが始まったのだ。私は勇者に向かって『魔法弾 ホーリーバースト』を放ち、それと同時に、ラガラスが、勇者の援護のために動き出したのを確認してから、私は勇者とラガロスから距離を離す。

私は、聖王に言われた言葉を思い出した。『魔王の魂』が、勇者の力に宿ったことで『魔王の力』を抑えることが出来ず、暴走している状態。『聖王の力』だけでは、『魔王の力』を抑えきれず、その力が外に漏れ出てしまっている状況

「聖王様の『聖王の力』は魔王の力に打ち勝つことはできる。しかし。それは勇者の力ではなく。勇者が持つ聖剣の『勇者の力』と魔王の力を封じ込めるために使うのが正しい使い方だった

『聖王』の力は『勇者』の魂を宿し、魔王の力を制御しようとするもの

『聖王様の力』が魔王の力を封じ込めるために使われなければ、魔王の魂は暴走を続け、世界を滅ぼすために使われることになる。魔王の魂が聖王の力によって『魔王の力を外に出すことを防ぐことに成功した場合、勇者と魔王の力を融合させた聖王と『勇者』の力を宿している、魔王の力の制御に成功していない勇者と戦う必要がある だが勇者と魔王の力を融合した存在と戦えば

『どちらの力が勝利するか』は誰にもわからないのよ」と言っていたことを思い出した。

(私が、聖王を止めればそれで終わりになる そう思いながら、私と『勇者の聖王』の戦闘が始まる)

「聖王様が魔人と化してしまっても私は、貴方の『勇者の力』を止めるために戦うわ。

だけどね、聖王 貴方が『魔王の力』に飲まれてしまっても。それでも私は、あなたを助け出すために全力で貴方にぶつかるからね」私は ラガレスの言葉を受けて。聖王に向けて、聖王を倒すために放った魔法の発動を中止し、私はラガレス達のところへ戻ろうとした。その行動を見て 聖王が私に対して攻撃を行ったのだ。聖王が剣を振るうと同時に放たれた魔力が剣に集まり『聖剣 光属性剣技 シャイニーブレイカー』を放ったのだ。

聖王は、『魔王の力の断片』を内包させた剣で私を攻撃した

「勇者の力」を「聖王の力」へと変換させた『聖剣』による攻撃を受け止めたのであった

「『勇者の力』が『聖王の力』に変わっていたのですね。まさか聖王様の『聖王の力』が魔王の力を封印するためのものではなく。魔王の力に飲み込まれて『魔王の力そのもの』に変化させようとしているとは予想外でした」私はそう言いながらも 私は、魔王の力を発動させ『勇者の聖剣』を受け止めている剣と聖王の力が合わさっている部分を切り裂き そのまま、勇者の体にもダメージを与える そして私は『聖剣』の力を使った一撃を叩き込んだ

「これで終わらせます!『勇者の聖王』!!」

私は聖王の腹部に強烈な攻撃を繰り出す

「ぐっ!! まだ、私は負けられないのです。私には使命があるのだから!!!!」

---ラグラスは、ラガラスの剣の腕

「聖剣」の『勇者』の聖王の剣の力を引き出すための特訓を受けていたのであった 聖王は『魔王の欠片』の力を解放し。聖剣に纏わせた 聖王は聖剣の刃を、俺の心臓目掛けて振るう。俺は

『聖剣 光属性剣技 シャイニングソード』を使用し、聖王の光の剣を打ち消す。そして、剣が折れることが無かったのを確認した後に。俺は聖王の腹に拳を当て

『聖剣 光属剣技 シャインセイバー』を使い。

「貴方に聖王を殺せるとは思えないが。それでも、ここで、お前に倒れてもらうわけにはいかないんだ。お前を殺す」と

「くそぉおおおっ!!!私は、勇者の『勇者の力』になんか負けません」と お互いの力を高め合い。

俺は『勇者の力』と、魔族の力を同時に発動させて聖王の身体を消滅させようとしたのだが 勇者の力は、俺の力に対抗することしか出来ず、聖王は

「私は、魔王の力になんて絶対に負けたりしない!」と言い

『魔王の力』で 勇者の攻撃を全て無効化にした

「勇者の魂は、『聖王の力』に『勇者の力の一部』が組み込まれたことで、聖王様と『聖王の魂』が融合して、勇者の魂として復活を果たし。『聖王』の力も聖剣に吸収されることで勇者に力を与えて、聖王様は、自分の魂を変質させることで魔王の力に対抗できるようになったって感じですか?」ラガスはそう言いながら。勇者に対して魔法を放ち、勇者の行動を妨害する。その行動を見ていたリリスは、ラガスに向けてこう言った

「ラガスさん 私は 今すぐに、聖王を倒してラガスの元に駆けつけたいの」

とそう言うが。しかし。勇者は、『魔王の力の欠片』の解放に成功し。『聖王の力』の力を『魔王の力』に変換していた。そして勇者が聖

「勇者様は『勇者の力』が、『魔王の力』と『聖王の力』を合成し

『魔王の力』に『勇者の力の全て』が混ざることによって。新たな存在へと変化していました。今の彼は『聖王様』でもあり。『勇者』でもあります。勇者の『聖王様の肉体』に、聖王様の精神が宿ることにより『魔王の力の欠片』を完全に制御しています 彼の魂と精神を『勇者の力』の器とするために利用することで『魔王の力』を制御することに成功した。聖王は、今の『魔王の力』を利用して、世界を滅ぼす為に行動することを決めたみたい」とリーザは口にする

「私は『聖王の魂』の暴走を鎮め、この国の人達を守るために戦い続けます」と言って

「ラガル。貴方はラザルスさんを守ってあげて下さい」と言うと

「はい 聖王様の邪魔にはならないよう 最善は尽くします」と言ったのであった

「聖王様 私は『聖王の魂』に飲まれた『勇者』と戦います 勇者を倒します」と私がそう言い。ラガルと入れ替わったラガスさんも「そうだな まずはあいつらを倒すとするか」と言って

「『聖王』と勇者の力を『勇者の力』に取り込み

『魔王の力』を取り込んだ勇者 あの勇者は

『勇者の力』が『魔王の力』と『聖王の力』を混ぜ合わせたものだ だからこそ 俺は、勇者を斬れないかもしれない だが。それでも。『魔王の力の欠片』を封じ込めるための戦いならば、勇者を倒さなくても、封じ込めることが出来るはずなんだ 俺は、奴を斬り殺しはしない 奴に『魔王の力』を二度と取り込ませないための 封印の剣を作り出すつもりだ だが。そのためにも 今は、勇者を何とかしないと」

「そうですねぇ 私は『勇者の聖王』に聖王様の意識を閉じ込めるために動きましょうか。ラガレストさんの邪魔はしないように立ち回りつつ、勇者を斬ります。『聖王の力』と『勇者の力』を混ぜ合わせることで、魔王の力を抑えるのではなく

『魔王の力そのもの』を制御しようとしているなら。私の『勇者の力』で 聖王様の力を抑えることができるはずだからね」

私達がそう言い。

私は、聖王に剣を振り。『聖剣』の一撃を放つ。聖王はそれを避けることなく受け止め。私に攻撃を仕掛けた

「私は、貴女と戦うのはこれが最後となるだろう。『聖王』と『聖王の力』の二つを同時に扱うことが出来なければ 勇者は死ぬ」と口にしたのよ それから私達は勇者を追い詰めていくが その時に、『魔王の力』によって『魔王の姿』となったラガスが現れ。聖王の『勇者の聖剣』に攻撃を加えて『勇者の聖剣』を折り。さらに『聖王』に剣を突き立て。そのまま剣で体を貫いて、完全に息

「ぐっ、まだ 負けられないのですよ 私はまだ。聖王様との約束を果たすため。聖王様と共に世界を滅ぼすために戦わないといけないのだから ぐっ まだ 勇者の力は」

「まだ諦めないのか。まぁ 俺としては。ここで勇者が死ねばそれで良かったが お前の『聖王の力』は、勇者の力では無く。『魔王の力』を取り込んだことにより生まれた『勇者の力』

それを使えば お前自身が壊れてしまうぞ。

お前は『聖王』であり。『勇者』でもあるのだから 勇者の聖剣の力と 聖王の『勇者の力』の力が合わさっている状態で、 聖剣が折られた以上。お前が生き残る方法は無い。

だから、お前には俺の手で消えてもらう

『勇者の力』でな」

「私は、私はまだやれます!『勇者の聖王』は『聖王様』の聖剣で、私は 聖王様と一緒に この世界を破滅させるんです」

「残念だったな。その願いは叶わない お前に聖王様は救えない。なぜなら 聖王様はこの俺に救われたのだから

『勇者の力』を使って俺を倒すというのであれば それは出来ない だって、俺は勇者を倒すために

『魔王の力』を手に入れたんだぜ? 俺の『魔王の力』で、俺は、聖王様を救うために戦った。

その結果が『勇者』に勝利することだっただけ。『魔王の欠片』と『聖王』の力を使うということは そういうことだ。『聖王様を救うことを諦め 己の命を捨てれば 助かるかもしれませんが それでも 貴方はその選択を選ぶことはありませんよね?』と」と『聖王』が言葉を発した後。勇者に対して、「勇者の聖王としての力を封じることには成功したけど。それでも勇者の肉体と精神には『魔王の力そのもの』が存在しているわけだから 俺がここで、勇者の魂ごと消し去るのは容易い事ではあるけれど 勇者の聖剣は、聖王の力に耐えられず。聖王の『勇者の聖剣』は 既に砕け散ったのだし 聖王様と俺の二人で、勇者の力も 魔王の力も消滅させた。

後は、『魔王の力』を勇者の身体に残さないようにすればいいだけの事。俺は、ラガラスのように『魔王の欠片』を体内に宿している人間に対して有効な手を持つような 便利な存在ではないが 魔王の『魂』だけを消滅させる事が可能な力を持っているんだよ」と。俺は、そう言って、勇者に対して、『魔王の力』をぶつける事にした。そして

「勇者の身体に存在する魔王の力を完全に滅ぼすことが出来た」と言い

「勇者の力も 勇者の心もこの世界も 俺は救ってやったんだ もう。『勇者』である必要なんてないだろう」と そう告げて俺は、『魔王の剣』を地面に突き刺し 勇者に「俺は、お前を見逃してやる。お前が

『聖王』と『勇者』の力を消した。そして。俺達の目的が果たせたことで この国は これから変わっていくだろう お前の望みは 叶えられるさ。お前が望む

『勇者として 人々を助けることの出来る 勇者の国になるのかどうかは 知らんが 少なくとも 今

『勇者』で無くなった。『聖王』の力を持つ者は。

俺が命を奪ったりしなければ、この国で平穏な生活を送ることができているだろう」と言って

「この場にいる人達 そしてラガルはどうする?」と尋ねた。すると。ラガルは「この国の王を倒せばこの国が荒れるのは間違い無いでしょうし そもそも。勇者に加担していた者も多いのですから、今 ラガス様が倒したとしても。結局は同じことになると思うんですよね」とそう言う

「そうだな なら。今。勇者に協力して 王都を混乱させている連中を殺すか」

「はい」

ラガルとリーザとリリスはラガスが殺した者の身元を確認し。ラガスの言う通りだった場合に限りではあるが 王城の中に侵入したのだ。そして。リーザが勇者の配下に殺されたと偽装されていた者たちを次々に殺していき。王城内を制圧して王城を後にしたのだが。その後すぐに、聖王が勇者と融合を果たし 新たな勇者が誕生することとなったのである。

それから。リリスが調べていた結果 今回の騒動の首謀者が誰か判明して その者達は全て捕らえられることとなった

「この国の人達を苦しめてきた 勇者は私が倒します」と言う聖王の宣言の元。

「いや 別に俺だけでどうにかなる問題じゃないよな」と苦笑しつつ

「とりあえず、今は、お前達が頑張ってくれているから、俺に頼ろうとしてくれているが、俺に何かあった場合はどうするんだ?俺もいつまで生きることが出来るのか分からないんだぞ」と言っておくと

「そうですねぇ。でも。ラガスさんが死んだら私達も死ぬのと同じなんですし」と言ってリーザが「大丈夫ですよ 私達は死にはしないです」と言ってきた まぁそうなんだけどさと思いながら、ラガレスの「僕たちは絶対に負けるつもりはないから」という言葉を聞き。安心感を覚えてはいた。まぁラガルがいる時点でラガルが負けたなら私達が勝てる可能性はかなり低いものになりそうだなと思ったが。

俺達は勇者との戦いを終え。街を歩き回っていた。「ラガスさんが聖王を倒したのに、聖王はどうして『勇者の聖王』を名乗るんでしょうかね?」

「そりゃあ、勇者の力と『聖王の力』を併せ持っているなら。勇者の力の方が上になっているはずだろ?それに、勇者は、勇者の力を扱えるようになっていなかっただろ?」

「それは確かに、聖王は聖王の力に飲み込まれていましたし、あの時は、私が聖王の力を抑えましたから。今は聖王の力を制御できますよね」

「まぁ、あれが勇者じゃなかったっていうのは、俺にとっては都合の良いことなんだが。聖王を名乗ったところで 誰も信じないし。勇者を倒せたのだから 勇者の聖王に意味は無くなった。だが。その称号が有れば、聖王と勇者が融合した存在は『勇者の聖王』と名乗ることが出来るから、名乗り続けないといけなくなる そう考えてるんだろうよ」

「そうですね それならラガスさんが、聖王と勇者の聖王の力を合わせた存在である『聖王』と名乗っても問題は無さそうですが」と俺の右腕にしがみ付き。左腕にも腕を絡めているリーザがそんなことを言い出した

「俺に聖王とか勇者の名前を使うつもりはないよ 聖王の称号はラガレストが持って行ってしまった。勇者の聖王という名前に関しても 聖剣で刺されて。ラガルの奴に取り込まれたことで、聖王の意思を閉じ込めるという能力を持った聖剣になって 勇者の力を吸収していくらしい。だから 勇者の力に飲まれてしまうこともないはずだ。勇者が聖剣に意識を奪われることが無くなれば、この世界で、俺に敵対するような存在が生まれることも少なくなるだろう それに 勇者という肩書きを持つ存在が増えてしまった方が この世界にどんな影響を与えるのか予想がつかないんだよ」

「まぁ。ラガラスは聖王の剣を使えなくなった。『聖王の欠片』の力を宿すことができる武器があるのは確かなのだけど、それでも、聖剣と聖王の欠片を同時に扱う事は、出来なくなってしまったはずなのに それを聖王が行えるということは

『勇者』が聖王と聖剣を融合させたことで 聖王の持つ勇者の力が強化され。『勇者』の力と聖王の力が混ざることで 聖剣と聖王を扱えなくなっても、勇者の力であれば、この世界でも十分通用する 聖王としての力も聖剣も、この世界に存在する限り 聖剣はともかく。聖王の方で聖剣を扱えない状況に出来るわけでも無いから 聖王が勇者としての力を取り戻すという展開はあり得ない話ではないんだよな」と。俺はリーザに言うと

「ラガスさんが、聖王と魔王の力を手に入れても。勇者と魔王の力を合わせることは、聖王の力は出来るんですね。聖王がラガスさんの味方になるならまだマシなんですけど」と

「いや 俺に敵対しようとする意思は無いけどな」と呟くと「やっぱりそうなんですね」とリーザは言った。「勇者が聖王になれば。俺は勇者に勝つことが出来た 聖王になった聖王を倒しても勇者の力を奪うことが出来ない 勇者を勇者の力で倒せば 俺は聖剣も聖王も手に入れた状態で戦うことが出来るんだが 勇者の力と聖剣を一つにまとめ上げることが 聖王にはできない。聖王が持つ勇者の力も聖剣の力の一部 つまり 聖王を殺せば 俺は勇者の力と聖剣を手に入れる事ができるってわけだよ」と説明すると。「まぁ聖王を殺したって。その力を得る事ができないので。結局は聖王を殺してしまえば 聖剣を手に入れたとしても勇者の力を失うことに変わりはない。ラガスが 魔王の剣を勇者の身体の中に残すことが出来なければ。ラガレストは勇者を倒す事すらできない。ただ、ラガレストが聖王の力を完全に吸収し終えて 魔王の『欠片』を消し去れたのなら話は変わってくる」

「そうだな 魔王の力が完全に消滅した後。聖王も消え去り。残った勇者の力は『聖王の力』と呼ばれる存在に変換されることになる」と俺の言葉にリーザは俺の顔を見上げ

「そう言えば、魔王と魔王の力を持つ人間ってどう違うんですか?」

「んー 基本的には 同じ力を持ち。人間の力では倒すことが出来ない存在」と答えると

「それなら 魔王の力を全て消すことが出来たのなら 勇者の力を消しても。その力で勇者の力を持っている者を消滅させることができる ってことですか?」と尋ねてくる

「ああ その認識で間違ってはいないと思う。『魔皇 』が魔王を滅ぼせなかった理由。勇者の力と聖王の力を持つ者は滅ぼす事が出来るって言ってたろ?」

「あ。はい。でも。その言葉が本当だとすると。ラガラスが聖王を操れるのならば 聖王の力と聖王の欠片を使って、勇者と融合させ勇者の力を取り戻させた上で 勇者を乗っ取ることが出来るかもしれない」と

「なぁ。聖王が『魔族化』した姿と『魔王化』した姿で 俺が『勇者の聖王』と名乗ったとしても 誰も勇者と思わないよな?」と俺が口にすると。

「はい そうですね。この国にいるのはラガレス殿を除いて全員。勇者の配下や協力者たちなので。今、王城に居る者達の大半は ラガスさんのことを知らないのでしょうから。

聖王を名乗っているラガスが、聖王と名乗っているだけの人物なら。

今 この街を支配しているのは、『勇者の聖王』と名乗ってはいますが。実際は、聖王の欠片と勇者の力を取り込んだだけに過ぎない偽物だと思いますよ。だって ラガスさんには ラガレス殿がいるのですから ラガスさんを倒せば。ラガスさんの力を宿した勇者を 倒せば良いだけでしょう?」

「確かに。それなら、聖王を倒し その力と勇者の力を合わせ 俺に攻撃してきた時のように、聖剣を使えるようにして その剣に『勇者の力 聖王の力』を纏わせることが出来れば。その攻撃を放てば俺でも危うい」と俺は苦笑しながら答えると

「それで、どうして聖王と戦ってくれないんですか?私達は別に 戦っても負ける気はしないですよ」とリーザが言うと

「別に 俺に勝てないから 聖王と戦うことを拒否するわけではない。俺は この国の王になりたいとは思ってないし ラガル達も俺の仲間であって。俺に付いて来る者達でもないからな」と言うと

「ラガスさんに付く者ではなくて 私達に付き従ってくれるんですね」と リーザが微笑みながらそう言った。

ラガスは聖王の事を『リーダ』と呼ぶことにしたらしいが 俺達の中でリーダと呼びたい奴はいなかったのである。俺が勇者の体とラガレスの力を奪い取った時に。俺と勇者と聖王は融合した状態となっていた。その為。ラガスから奪った勇者の力も ラガス

「俺と聖王は勇者の力と聖王の力を宿している。だが 聖王を倒さない限り。勇者の力と聖王の力を使うことは出来ないが 俺の体内には、ラガルの持っていた『欠片』がある 勇者の力を扱えるようになるまで『聖王の欠片』は 聖剣に変化させておくのが一番だと思っている」と言った。まぁ確かに 聖王の力と聖剣を一緒にして扱う事は 今の段階では無理だろう。だからこそ 勇者の力を扱いやすくする為に必要な準備を整えてから。聖王と向き合おうと思っていた。それに 聖王の身体が傷ついている以上。勇者の力を扱いにくい状態で俺の前に出て来たら。ラガル

「ラガス 貴様と聖王の身体を一体化させることをしなかったのか?」

「ああ 俺の予想だが 勇者の力は完全に聖王の身体と同化していないんじゃないかと考えている。だが 今は聖王を殺すことはできないし 今は『聖王の欠片』を聖剣にしておこうと思ったんだ」

そう俺が言った後。リーサは俺が宿している聖王の力の欠片を手に取り 俺が聖王との戦いに使うことを想像しているんだろうな。聖剣として扱わなければ 聖王が使っている勇者の力と同じ状態になるのだが。聖王の剣と聖王の力は 完全に分離されているのだ。だから、

「ラガスが使う分には、問題なさそうだな」とラガルは言い出したのだった。そんな会話をした後。

「勇者の聖王を名乗る人物が王都に来ているらしい」という噂が広がり始めていたため ラガルは、勇者の聖王を名乗った人物を探し始めるように命令を出し 勇者の力は使えないはずだから、ラガスは 俺達の味方になるだろうとリーザが言い出し。リーサは、聖王の力を宿す聖剣を持ってきていたため 聖王と勇者

「ラガラスとラガルを足したような能力と力を兼ね備えた敵」が相手になったとしても 俺が勇者の力を持った状態で戦えるはずだと言っていたので 俺達が探し出すことにしたのであった。勇者の欠片の剣を持っているラザルスは勇者の力を使うことは出来るので。聖王がラザルスと同等の力を持っていないとは限らない。しかし 聖王の持つ勇者の力と聖王の力を融合することは 現時点では不可能であるはずなのだ。だからこそ。勇者の力と聖王の力を別々に扱うしかない 勇者の力と聖王の力を一つにすることが出来ない。それが出来ないからこそ。ラガルの勇者の力と 聖王の持つ聖王の力でも ラガレストがラガ

「私が聖王になる方が都合が良い。魔王と魔族の王を倒した英雄 それだけではなく 魔王が遺した遺産の一つを手に入れていたからな。その力を使えば 魔王を倒すことも出来る」という。魔王が俺に向けて言っていた言葉は本当だったんだ。魔剣と魔王の力は聖剣と魔王の力と相性が良く。聖剣の力を高めることができるんだ。魔王の力があれば。俺の魔王の力の欠片で聖剣に魔闘気が纏うことが可能なので その力で勇者の力に対抗することが可能なんだが。魔王の力が無いと勇者に勝てる

「聖王の力を完全に操ることが出来るようになった勇者が相手だと 私でも勝つことは難しい。いや この世界に存在する誰であっても。勇者が全力を出している時の力を超えることは絶対に不可能」と言う魔王の言葉が事実であることを証明できると思うんだけどなぁ。

そして俺達は噂になっている街に向かうと。既に街を訪れているラガラスが聖王を名乗っていた人物を捕まえている場面に遭遇してしまうことになった。ラガレストは 俺が持っている『勇者の力』が、聖王の力ではなくなっているのを見て 俺の実力を試すために、戦いを挑んできた

「お前なら、この勇者の聖王に 聖王の力が使えなくなった後の俺に勝てるとでも思っているみたいだけど 残念だが。魔王の力を手に入れた俺は その程度の強さじゃないぞ」と言いながら俺はラガラ

『いや。この世界で魔王の力を完全に手に入れる事に成功した者を見たことがない』そう答えながら。ラガは勇者の剣を構えると勇者の剣に勇者の聖力 光属性の力を纏わせた状態で攻撃を仕掛けてきた。勇者の力を身に宿していたとしても 俺は勇者の力と聖王の力を宿しているわけでもないから。俺は聖剣で受け止めると「悪いけど お前がどんな攻撃をしてこようが 聖王の聖力を宿しているから俺はダメージを負うことは無いよ」そう言うと 俺は自分の聖力とラガの勇者の聖力を混ぜ合わせた状態で聖刃を放つことで 聖刃を放ち その攻撃を喰らい。地面に倒れ込むラガ。それを見て リーガとリーサが聖刃を放とうとした時。ラガが倒れた状態のまま俺の目の前にやってきて

「まさかとは思っていたけど やはり貴方は、勇者の力も手に入れているんですね。ですから私は ラガラスではなくて『ラガス』殿と呼ぶべきでしょうね」と口にした。するとリーザがその言葉を聞いていたようで、俺の方を見ると、リーダは「やっぱり私の見立て通りだと思っていましたが。『魔皇』も『魔皇』の中にいた魔皇も『魔王』の力を持っていたんですよね?だからこそ、この世界を統べる王になりうる存在だと感じたからこそ

『魔皇』は自分の中で眠っている『魔皇の力』を解放しようとせず眠らせ続けたまま生き続けることを望んだのですね。『魔皇帝』となり王になるより、『魔皇帝』となる為に命を失うよりも『魔皇』となった方が。より多くの人族を救う事が出来る。その為ならば 自分が死んでしまっても仕方がないと考えたんでしょう。でも それは間違っている。魔族は、人間族と違い。種族として生まれつき強大な魔力を秘めており。それを自在に引き出せる術を持つのが当たり前。だが、人間が 魔法を発動させるための杖を使うのと同じように。

人間は魔法の威力を上昇させるために。武器を持ち、攻撃の手段として用いる その攻撃が、相手にダメージを与えること無く。相手が死に至る。それを知っている。その知識は魔族にも存在する」ラガルは、俺にラガルが持つ考えを教えてくれ。ラザラスの意識の中で目覚めて、最初に

「勇者と聖王は俺にとって仇以外の何でもないから。殺すつもりは無かったが、それでも 勇者の力は封じておかなければならないと思っていたが どうやらラガルが持っていた『聖剣 エクスカリバー』は勇者の力を完全に封じ込めることができるようだから 勇者の力に関しては心配する必要はなさそうだな」と言ったのである。その後。俺はラガルにラガと勇者について聞いてみたのだが。聖王ラガラスの魂がラガルに乗り移る前に。ラグラスの中で。俺達の世界で言うところの

『神界』と呼ばれる場所の神様から話を聞いていたそうだ。

ラガとラガルが話していた内容があまりにも俺の知っている歴史とはかけ離れている為。ラガとラガルの言う事は信じられ

「俺には勇者の力が宿っていて。勇者と聖王は俺と融合している。俺の身体と一体化させた方が俺が使える力は大きくなるんだが 今の時点では、まだ俺が扱う勇者の力はラガルが使っていた聖王の力を上回ることが出来ない状態なんだよ」と言っても 勇者の力の完全制御が出来ない限りは聖王は勇者の力を使うことが出来ないため。勇者の力は『魔闘気を纏った聖剣 魔剣』へと変える必要があったのだが。魔闘気が纏っていない聖剣では、勇者の力を上手く扱うことができないため。勇者の力を完全な状態にしてから聖王と戦うべきだと俺が答えると。

『それで お前が宿している聖王の力で

「魔闘気に溢れた聖剣 魔剣」に変化させることができる聖剣は存在するのか?』ラガルは俺がラガスの体の中に『魔王の力』の一部が入っていることを知っていて 魔王の力を使えば。聖剣と魔剣に変化させることが出来そうな物をラガルは用意してくれると約束してくれた。だからラガスは聖剣を作る為の素材を探し始めた。聖剣を作り出す為の素材は色々とあるのだが。その中でも一番重要な物は

「龍の鱗」だな。

聖王の剣に使われている『竜王の加護』を宿す金属と同じもので作られているから この二つを合わせることによって初めて聖剣が完成することになるんだ。まぁ『勇者の剣の素材』も必要なんだが 魔王が遺した力

「魔王が所持していた武具の残骸」は聖剣の材料になるので。俺達は魔王の剣を手に入れる必要があるのだ。その剣に

「魔王が宿した力を宿らせることが出来る」んだ。だから魔王は魔剣を使って勇者と戦った時に。魔剣に魔王の力を宿すことが出来る。しかし、勇者が持っている聖剣は

「聖王の力を纏うことが出来るが、その性質を変化させることはできないし。勇者の力を最大限に引き出した聖剣でなければ聖王の力を引き出せていない状態だと 聖王の聖剣の強度は、聖剣としては低くなってしまう。しかし 聖王の持つ聖剣で無ければ。勇者の剣の力を100%引き出すことが不可能。しかし聖王が振るえるような。勇者が持っているような聖なる力を扱える聖剣は 魔王が使うような闇に染まった力を扱うような物しかないからな。そもそも。聖王が勇者を凌駕するだけの力を持っていない限りは意味の無いことだから 結局は聖王が扱うような聖なる力を操れる聖剣は存在しない。だからこそ俺はこの国に訪れたというわけだが」そう言った。それを聞いてラガが「この国の王家に伝わる宝物に聖王の聖槍と呼ばれている物がありますが」と言っていたが ラガが言っていた宝具

「聖王の聖槍」は勇者が扱う勇者の聖剣に使われていて、この世界にある全ての聖剣を纏めて「聖王 聖剣」と呼ぶようになり。「聖王の聖剣」は聖王の力が込められた剣の事を呼ぶ名称になった 勇者の力と聖王の力を一つにすることは不可能なので。聖王の力で作り上げることが出来たとしても。聖剣の力を全て引き出すことは出来ない。だからこそ勇者は聖王と融合している。そして勇者と融合した際に。勇者の力と聖王の力を一つにする事が可能な勇者の聖剣が出来上がったと言うことらしい 聖王の聖剣は勇者の力を使う事ができる。しかし聖王の聖剣の使い方を知らない勇者が使おうとすれば、当然

「勇者の力を使いこなしている者が使った時に比べて威力は半減するがな。それでも聖剣に備わっている機能を完全に使うことができる聖剣なんだ」ラガルが俺に対して 勇者の聖剣に関する事を詳しく教えてくれたおかげで。聖王に俺がなりさえすれば勇者の力は取り戻すことができるってことがわかったからね。だから後は勇者を探すだけだと俺は思ったんだけど。リーサの話によると、この世界に居る人間の中には、俺のように異世界に転生した存在がいるそうだけど。ラガから聞いた話から考えると。俺が元々暮らしていた地球にも。勇者が存在していた可能性が高いみたいだし。勇者の力が眠っている可能性はゼロじゃない。だからこの世界に来た時は勇者の力を取り戻すことは諦めていたけど 聖王の

「勇者の力が眠っている可能性のある聖剣を見つければ 俺は、その聖剣を手に取ることが出来るはずだ。だからこそ 俺は、勇者の聖剣を探して。勇者の力を蘇らせて。勇者として戦う力を手に入れたうえで。勇者の聖剣を扱えば 勇者の聖王の力を手に入れた時と同じように 聖王と融合することで勇者と融合している状態になるだろうから 勇者と融合したまま聖王として 魔族と魔人族が支配する世界で。俺が望むように生きていけばいいと思っている。その事を考えると 俺を勇者の力を身に宿して勇者として戦ってきた人達には感謝しないとダメかもな」と思いながら。俺の体をラガに貸し ラガの体を借りて。

「ラザラスさん あなたは これから先もずっと勇者の力を持っていくのですか?」とリーダが問いかけると ラガラスが「はい 私の体は『魔皇帝 魔王 魔皇』に捧げてしまいましたから 私の意思で 自分の体を操ることができなくなってしまったのですよ。それに、私が持っていた『勇者の鎧』は勇者が使っていた頃の姿に戻りましたから あの姿で『魔皇の玉座』の前に立つ事はもう出来ないでしょうから」とラガは答える するとラガが

「今から『聖皇の塔』に向かいましょうか そこでなら、あなたのお身体は元通りにすることが出来ると思いますから

『魔皇の玉座』の前に立つことが出来なくとも。勇者が使用していた『勇者の鎧』と 聖王の力を宿した武器を使えば 貴方を救ってくれるはずですから それから 勇者と魔族が支配したこの世界で。貴方と貴方が愛する方々を見守っていきたいと私は思っています」と言った後に。ラガスはラガルの意識の中

「魔族に支配されたこの世界をどう変えていきたいのか それを俺の口から伝えさせてくれ」と言ったのだった。その後。リーナの体を借りたまま

『神龍の間』へと向かったのである。『神龍』に頼みたいことがあったのだから

「なぁ~俺達と一緒に『神域の森』に行ってくれる仲間になってくれねぇかな?」と俺が『神龍』に話しかけたのだが、それに対して『神龍』は、「確かに。私を倒せるほどの力を持つ人間族が現れたのは喜ばしいし。そなた達がこれから先に何を望むのかを見届ける必要はありそうだな。しかし その前にやらなければならぬことがある」と『神龍』は言うと ラガルに向けて手を伸ばすと

「我の願いを聞き入れよ

『創造の巫女』よ

『龍の神子』である我が命じる 我が眷属

『炎龍』

『地龍』

『風龍』を呼び戻せ この者達と対話をしたい」と言って ラガルの体の中にいた。炎の『聖帝 焔聖龍 エンシェント ホムラ リュウ』の本体が姿を現すと。「我が名は エンシェントドラゴン 炎の精霊

『フレアウンディーネ』が生み出した者だ」と言い。その後「まず最初に聞いておきたいのだが。お前は 何故『聖王』となり 勇者と戦い続けた」と言ってきて。ラガルは

「それが 魔王を倒す為には。勇者と戦う必要があったからだ。その戦いの末に俺は聖王の魂が勇者の魂と一体化していることを知り」と言って「勇者の聖剣は俺の力を引き出せない聖剣だったので 聖剣と勇者が一体化する前の状態の時に 勇者が振るう『勇者の聖剣の刃が光り輝く聖剣の状態』ならば。勇者と俺が一体化しても問題なく。勇者の力を扱うことができると確信していた。しかし勇者と俺が一体化した時にも聖剣に変化がなかったのは予想外ではあったがな」と答えると

『聖王と聖女の間に子供が生まれたと聞き

『魔皇帝 魔王 魔皇 マオウノ ゴウ』と話をしていた時に。勇者の力がこの世界に存在する可能性があると教えられ 魔王から情報を聞いた。その時 私は考えたのだ。もし この世界に再び勇者が誕生した時には。必ず『聖王

「勇者の聖剣」に。聖女の「聖王の聖剣」の力を与える事ができるだろうと。そう考え 私はこの世界の人間の中で。聖王 勇者の聖剣を使いこなせて。聖剣の力が最大限に引き出される事ができる人間を探すために

『魔王軍 魔将』の一人である 魔人と。魔獣の魔王として生まれ変わった 私の兄であり魔王軍の大魔王となった 魔王と取引を行った。私は勇者の魂が魔王に取り込まれ その力で。魔王の力を宿すことになったのだ。だから。もしも勇者の聖剣の使い手が見つかれば 再び。勇者が復活し。勇者と共に戦った

「魔皇が作り上げた組織。勇者が作りあげた組織」との戦いが再開することになると思っていたが。その機会は 私が生きているうちに来ることは。永遠に来ないのではないかと思ってしまうような。長い時が経ってしまったが 勇者の聖剣を持つ ラガと言う人間の中に封じられた 聖王 聖剣を持った人間が。魔王が残した。闇の力を吸収したことで。聖剣が勇者の聖剣ではなく 闇属性に特化した力を得た 聖皇の力を持っていると知ったから。勇者の聖剣を手に入れる事ができたのだから」そう言い終わると。俺と話をするために。『聖帝 聖騎士の勇者 エンペラースレイブナイト シンギュラー セイド』に

「俺は勇者の聖剣が手に入るまでは 俺と勇者の力が完全に一体化していた状態で この世界に現れるのは難しいと思う。それに。この体の持ち主は。ラザラスさんの意識が目覚めない限り ラザラスさんに体を貸してあげようと思っているんだ」と話し ラガルは『聖帝の翼竜 エンペイルド ワイバーン ウイング ドラゴン』に「私は、私の体が勇者の力を使っていない状態のまま。聖王の力を扱えるようになっていることには疑問を抱いていましたが その理由が分かり。良かったと思います。それから 勇者と勇者の聖剣が融合した時と同じ状態に。聖王と聖剣の力が融合した時と同じように聖王 聖剣の状態で現れた時は私達も驚きましたからね。だからこそあの時は。魔族の王が復活するのではと思いましたからね」と言った後に

『神祖の吸血鬼 真祖 真紅郎ブラッドクリムゾン』に向かって「魔族と魔人の王にして魔王 魔王リリィ=オルブライトを倒したことで『魔王』と呼ばれることになり 魔族の国を作り始めた存在がいるのだが その存在こそが 魔人族を支配するためだけに存在している存在であると言えるかもしれないな」「え?そんなに簡単に説明できるものなんですか?」「簡単と言えば簡単なことだよ」ラガがラガがそう言った後に俺はこう言って「俺は『創造主』だからね。この世界を創造した創造主なんだよ。そして、その世界の住人達は全て。神から生まれているわけだし 全ての生き物の始祖は『生命樹 ライフツリー』から生まれた『精霊族 スピリット』なんだ。それを考えると 俺を頂点とするピラミッドの頂点にいるのが俺だとすれば。魔人族はその下の段にいることになるんだけど。この世界を俺が支配するためには この世界に居る魔人族を全て殺さなければならないだろう。だからこそ この世界を俺が支配する為には 俺は 勇者の力が必要になると考えているし その勇者の力は。『神魔』が生み出した物だと思う。なぜなら 勇者の力が眠っている可能性が最も高いとされているのが

『神域の森』にある『魔皇帝の塔』の最上階であるから。だから俺は 魔王に頼んで。勇者の魂を手に入れてもらうことにしたって事だな」と説明する すると ラガスは「なっ!?勇者の力が存在している可能性がある場所は

『魔皇帝の塔』の最上階に存在していたとは。勇者が封印されている『神域の塔』では無く。魔王様の『魔皇帝の玉座』のさらに上に 魔王様すら手に入れる事ができなかった場所があるなんて。しかし。私とて『聖魔』の一人。『創造の主』

『創造主の巫女』と。その伴侶である

『創造の神』が認めた

『神魔』であるあなた方なら。この世界の支配者となる権利を得る事が出来るはず。これからは共に歩むことはできないでしょうが。あなたの幸せを願っていますよ」と言い。それから『神魔』のラガラスは『創造主』であるラガルと

『創造神』のラガールによって作られた。ラガルの息子が使っていた武器の魔道具。

武器に埋め込まれた魔石を解析した時に得た知識によりラガルが

「魔素の量は多くないけど。これは俺でも使えそうだな」と口にしラガスは「お!ラガス殿。お目が高ぇですねぇ~」と言いつつ「この魔剣には『神滅魔剣』っていう名前の ラガス殿専用に調整された武器になっているんですぜ」と口にして。「『神魔』に進化していなければ扱えないはずの神を殺すことができるほど強大な力を持つ神器の一つ

『神魔剣』なんですよ この剣の使い方を間違えなければ 貴方も最強の存在になることができるかもしれませんね」と言われ その後に『神魔剣』をラザラスに譲渡したのだった。「俺を最強の存在か。まぁそれはいいとしても 俺はこれからラザルスと共に ラガの体に封じ込まれていた『聖帝 聖騎士の勇者 エンペラースレイブナイト シンギュラー セイド』と。その体を使っていた『魔皇帝 魔王 魔皇』である。リリィさんに会いに行くことにするよ。まずはこの体を鍛えてからの話だけど」と言ってから俺はラガラの体の元へ戻り そのまま『魔帝 魔王 リリスリッチ リザードロード リーサの身体から出てきた。リリィさんに会うために移動しようとした時に「あ あれは『聖王 勇者の聖剣 エクスカリバー』にそっくりだ」と言って。俺は急いでラガの体を動かし。その方向を見ると。俺が知っている姿の聖剣を持った女性の姿を確認する。

その姿を確認してから「おい。お前ら。ここから先は お前らは付いてくるんじゃねえぞ。もしもお前らが俺の事を気に喰わなくなったとか 裏切ったりした時には 俺はお前らを皆殺しにする。そのことは 忘れんなよ」とラガが『聖王 勇者の聖剣』を持っていた人間に対して話すと「なっ!」という声を出して。『聖王 勇者の聖剣の所持者は言葉を失う そんな『聖王 勇者の聖剣』の所有者を無視して『魔皇』ラガルが歩き始める それから少し離れた場所に 俺達は移動したのであった。

「」の子供達』の視点になります。

*

* * *

ラガルとラガリが『魔皇帝』と ラガルの娘『聖皇』の力を扱える存在を探すための旅をしている最中。

「なっ!ラガリアが殺されただと!?一体誰がやったんだ」

「俺達がここにいる時に『 』の奴らの力が増していくように感じられたからな。俺が そいつらに力を貸しているやつを調べたら 魔王が蘇った時と同じように 力を取り戻しているみたいだからな。俺の力で 魔人を一人だけ操る事に成功した。だがラガルに殺されてしまった」とラガリが言うと。魔王は

「魔王の僕である 魔人の『力』と。『魔皇の魔人』に力を与えて操るのか。それならば確かに。魔王の力が増してきてしまっている現状を 打開することができるのかもしれない」と呟いた後に「ラガルが 自分の体に戻った時が勝負どころなのかもね」と言葉を紡ぐ。ラザラスと魔王の力を取り込んだ『 』とラガスは魔王城の中に居たのだったが

「魔王様にラガリアが殺されていたことが知られないようにするためには。魔王様には しばらく眠りについてもらわなければならないですね」

ラザラスは

「魔王様の力を封じさせてもらいましょうかね」そう言って魔王が魔王としての力を使うことができないようにすると同時に ラガから魔王が奪った力を奪う。それから魔王城の地下に存在していた。魔族達の墓地に『 』に協力して魔人達を復活させた。それから「魔王軍の復活。それから 魔王軍と。ラガリアとラザラスとラガと『魔帝』の力を手に入れたラガと 魔族が復活していく」そんな様子を観察していた『 』に。『真祖 吸血鬼 真祖 真紅郎』

「俺達に協力してくれた魔族を蘇らせることができたんだろ?だったらさぁーー?俺達に協力している仲間にも何かご褒美をあげたりできないわけ?俺達だって 無償でこの世界を守るために頑張ってるわけじゃないんだよ」と言う『 真祖 吸血鬼の真祖 真紅郎ブラッドクリムゾン シンジレッドは 俺達の協力をする代わりに俺達がこの世界で何をしようとしているのかを知る機会を得たいと口にする』するとそれに対して魔王は「分かったよ」と言う。そして「この世界を支配しようと思っているんだけど。そのために必要な物はなんだろうね?」と言った後に続けて魔王はこう言ったのである。

『私はね魔王である私が作り出した魔王軍は。全ての世界を統べる存在だ

「だから私達 魔王軍が全てを統一した 私達こそが。全ての世界を統一する者なのだ 私は全ての世界を統一し。私の思い描く世界を作り上げることができるようになるのだ」と魔王が口を開くと「ふっ 全てを支配したところで 魔王の願いが叶うとは思えませんね。魔王様は 魔王様の世界を作り出す事を望んでいるのですよね?魔王様の作り出す世界では 全ての種族が手を取り合いながら生きる事ができ。魔王様の意思に反する者がいるなら魔王様の圧倒的な力で 排除する事も可能となるでしょう」

そして「しかし 魔王様はそのような世界を創造したいとは考えてはいないのではないでしょうか。もし 本当に魔王が世界を統一した世界を創造したかったのなら その世界を『 』は作ることができたでしょう」

そう言った後に

「この世界を統一しても 魔王様が心の奥底で願っていたような世界にはならなかったのかもしれませんよ。この世界を 魔族の国を作り上げて

『神域の森』から外に出ようとする者がいなくなった。それを考えるのでしたら。この世界を統一した後に、魔王の望む世界を作り上げるために

『魔皇帝』と

『魔皇』であるラガラが動き出してくれたほうが良かったかもしれないですね」

『 の魔人族は魔皇帝であるラガルと 魔王の娘である『聖皇』の力を手に入れようとしている 魔王軍の邪魔をしてくるのが目に見えていますし。

「だからこそ。『 』は『 』は

『魔王と勇者』である二人を手中におさめようと画策しています。

それには魔皇帝であるラガルの魂と。魔王の体を封じ込めているラガルの体の魔石を手に入れる事ができれば『魔皇』の肉体を手にすることだってできるはずですから」

と ラガと『魔帝』ラガスは。

『神滅魔剣』を手にした人間にラガが殺される直前にラガスから渡された魔道具により『魔皇帝 ラガル』の体に入り込んだ。

ラガの体が殺された直後『聖王』は

『魔皇』の力が発動するように仕掛けを施してあった

「ラガの体には。俺の持つ神滅魔剣に魔剣が取り込まれるようにしておいておいたからな。これで『魔皇』の力を持つ魔人と『聖騎士』の勇者が持つ聖剣と聖剣のぶつかり合いが起きて この世界を混乱に導く事ができる」と ラガルの身体に乗り移る。


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「ラガさん。ラガラが言っていた事は嘘だと思いますよ。俺達が魔皇と勇者の力を狙っているという情報は

『魔王』が与えてくれる情報を解析して手に入れたものです。ラガラに 勇者であるリリィさんを倒すことができるほどの力は持っていませんし そもそもリリィさんが持っている聖剣に『聖皇 勇者の聖剣 エクスカリバー』の力を封印するために、この世界の各地に散らばっている聖剣を集めて回るのも俺の目的の一つでしたしね」

ラガとラガルは『魔皇帝 魔王』ラガスの体を乗っ取り 魔人を操ることに成功した ラガは魔人の力を操れているが ラガ自身が操られていることに気が付いていなかった それからラガスとラガとラガは

「まずはこの魔人を操って『聖騎士』リリシアと戦わせれば。『聖皇』の力とラガラの持っていた『神滅魔皇の剣』の力で『聖騎士』の力を封じ込めることが出来るはずだ。後は魔人の力を利用して『魔皇 魔将軍 ザウドリア』と『聖皇』である『 』を殺すだけだ」と言う

「魔人族に命令を出すか」


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視点が変わります --**/

「ラガルドさん。『勇者の聖剣 エクカリバー』はどこにあるんですかね?」と俺と『勇者の聖剣 エクスカリバー』の所有者が話している時に『魔人族』が『聖王 勇者の聖剣 エクスカリバー』の所有者の前に現れ 魔人が『聖王 勇者の聖剣 エクスカリバー』所有者に向けて「死ね!!」と言い放った瞬間に。

『魔皇 魔将軍の力』によって呼び出された

『魔人将 魔大将 ゴズメズの剣』が『聖王 勇者の聖剣 エクスカリバー』に襲いかかるが

「『聖皇 勇者の聖剣 エクスカリパーー』!!!!」と 叫び その声と共に

「我が主。『聖皇 勇者』の称号を持つ我。『真祖 真赤の王レッドクリムゾン』の眷属である。我を呼び出すために使った言葉と『力ある武器』の言葉に呼応するかのように現れた この場に居る全ての者を焼き尽くすであろう 灼熱の力よ

『聖炎』を発動させるのだ」と言って『真祖 真赤の王が手にしていた大業物。魔剣を握り潰した直後に

『神滅神刀』が『神』を滅ぼすことのできる力を発揮する事のできる魔刃が放たれる。それによって魔人兵は焼き尽くされて消滅した。それだけではなく『勇者』である。『聖女 女神 セリス

「聖皇」』をも飲み込もうとしていたが『神滅の盾 神殺しの神の鎧』の能力を使って守られていて、その能力を使う必要もなかったが。「ラガルド様。ありがとうございます。助かりました」と言った後 ラガスと魔人兵が戦闘を繰り広げていた。『魔皇』ラガスとラガとの戦いの場へと移動する』と言う すると目の前に存在していたはずの存在がいなくなっていること

「どうしたんだ。これは?」と言う『 の魔人族の言葉を耳にした『聖皇帝』は

「あなた達は、一体何をしているの?今すぐ。私の前に姿を見せなさい。そうすれば私はあなたの事を赦すから。だから 私の前に姿をあらわしなさい」と言った すると突然

「おい。貴様は『聖皇帝』なんだろ?お前の力を使えば。俺は元の姿に戻ることができる。だがそれはお前の協力が必要になる。だから『聖皇帝』の力を使わせてやるから。俺に協力するんだ」と口にした後で『 の魔人族の姿が 先程ラガンとラガスが対峙する。その場に現れた『魔皇帝 ラザラス』の姿をしているラガスの姿を見て「貴方は何をしているの? 貴方は自分の正体を隠して 魔王軍の邪魔をしていた。それが自分の目的だって言っていましたよね?その目的は何?答えなさい」と言う それに対して『魔王の僕 魔人』ラガスは「何を言っている。俺の目的は最初から『聖皇 勇者』と その仲間の『神皇 勇者』そして『聖皇 聖女の四人をこの世から消すことだ」と言う それを聞いた『聖皇帝』が「貴方のやろうとしていること。私が絶対に阻止します。それに『魔皇』ラザラスの体はどこにやったの?」と聞くと『魔王の僕の魔人』ラガスは『魔王城 最奥の間』にて『魔王の体 魔王の魂』とラザラスの体に封じ込められていた『魔王の力 神の力』そして『魔王の体 魔王の魂』が 融合した状態で存在していると説明する

「だから 私に魔王の魂を取り込んで この世界を『魔皇帝』が作り出そうとしている世界に 私の手で書き換える事だってできる。そのために 私に魔王の力をよこせ」

そう言って『魔王の配下 魔王軍幹部の一人 魔皇帝 ラガス』ラガルとラガスの戦いが始まった

* * *

ラガスとラガスが戦っていた ラガスがラガスに向かって攻撃を繰り出そうにも『魔皇 魔王』の身体に入っている。ラガの攻撃を防ぐことも避けることもできなくなっていた。しかし『聖皇 勇者の聖剣』が放つ 攻撃を避ける事ができないわけではなかった

「ラガさん。さすがです」と俺がそう言った後に ラガがラガスに向けて『神滅斬撃波』を放ち

「『勇者 聖騎士』の剣に秘められた聖なる加護よ。その力を解き放て!!我が剣より解き放て その光り輝く 閃光は『悪しき者 邪悪なるもの』を打ち砕くであろう その輝きは闇を切り裂かん 我が『聖騎士』の名の下に顕現せよ 光の裁きよ 全てを浄化せんことを願わん」

その声と共に

『魔皇帝 魔王の魂の力を奪い取る為に戦い続けているラガに向けて『聖剣』から 光

「我が身を持ってして魔を払う剣となり 邪気を断ち斬り滅する刃なり』『我が身に宿る神性なる力を開放するのだ。魔皇ラガ』と言い放たれた光がラガに対して降り注がれている時に

『聖皇』が使う事ができた。勇者専用スキル『神聖波動斬撃弾』(勇者が扱う事が出来る最強スキルの一つ。)を発動させる為には必要なアイテムであり

「この世に在ってこの世にはあらざるもの この世の全てを司る理の中に存在せず。この世界とは違った法則の元に存在し、異なる時間の流れの中にあるこの世界を観測し、認識することができる力を持ちながらも、この世界を形作る物理法則を超越することはできない 異界の理を持つ魔の者にのみ効果を発揮し、魔の物を消滅させる力を持つ この力は、全ての生命の力によって生み出される力よりも遥かに強大なものである』

と 詠唱する事で発動する。『魔剣を握り潰すと ラガはラガの肉体の中から魔人の力が抜ける感覚を覚える。その事でラガスの体を操るのが困難になったラガスの体の中に入り込んでいる魔人の力を

『聖剣』と『聖騎士』の力が込められる事により強化された一撃を喰らわせ。

「ぐはぁーー」と 叫びを上げさせた。その後にラガスの肉体はラガの手によって倒される』

***

「まさか、俺が魔人になる前に

『魔王の体 魔王の魔力と魂 魔王が作り出した空間』に 魔王の力を閉じ込めるとは」と魔人化している。『魔皇』ラガスがそう呟いたのを聞き

「どういうことなんですか?」と俺は聞いたのだが 魔人化ラガスは俺の質問を無視し

『勇者』である。リリィさんに『

「貴様 なぜ、『勇者』の『聖剣』を使って 魔族に『魔剣』の封印を施した?』と言うと リリシアが「貴方が『聖王 勇者』にした仕打ちと 私のお父様である『聖王』のしたことの復讐よ」とリリィさんは魔人になっている。ラガスに向かって告げる それに対して魔人化したラガスが

「そんな理由でか?ふざけるな」と怒鳴った瞬間に

『神皇』が『聖剣』を地面に刺し込む そして

「全ての生物が生み出す全ての命に内包されている『自然』の力を使いこなし 全ての生物の願いを叶え その願いを元に『聖皇 』の称号に秘められた 聖属性が司り力を発揮する事ができる。それはあらゆる魔を討ち滅ぼす『浄霊の焔』が ラガスの体を包み込み 魔人化し、そしてラガスの体内にある魔族と『魔剣』に注ぎ込まれていた。

ラガンと『勇者の聖剣 エクスカリバー』の所有者の力に反応するかのように『魔皇 魔将軍の力』は『魔皇 魔王』の体に取り込まれていた『魔王の力 神の力』そして『魔王の体 魔王の魂』と融合していた。だが『魔皇帝 魔王』と『魔将軍魔大将』と融合した状態だと魔人と変わらないので『魔皇帝』がラガスに取り憑いている間は

『魔王の力 魔大将 ゴズメズ ラガス』の状態で 魔人は取り込まれることなく

『魔大将 ゴズメズの剣』だけの存在となっていた。しかし『魔皇帝』ラザルスが魔人化した為 その力で『聖皇 勇者の聖剣』の力でラガを倒す事はできなくなっていたが。ラガの意識が戻るのを待っていては手遅れになってしまうと考えた『聖皇』リリーナは『聖剣』の柄を強く握りしめ。そして鞘に収めてから

「聖属性の力が秘められている剣に、この世には存在しない『悪しき者』のみを焼き尽くす聖なる炎の光を纏わせるのだ」と言う すると『聖剣 エクスカリバーン』が『神』の力と聖属性の高い『勇者』だけが扱える事のできる力『浄化の光』を その刀身を覆い尽くしている『聖なる火』の刃と化して魔人を切り裂き焼き尽くしていく。その炎は『魔皇帝』の力に侵食され 魔人に姿を変えていた ラガルを救い出した後で『魔王の体』が眠る場所にたどり着くと そこには『聖剣 魔王殺しの神の剣』が 突き刺さ

「我が身に在りし 聖なる加護を持つ。神の力。神の力。我が身を持って 邪なる存在を 神の裁きを受けさせ 天罰を下す力をここに解放せよ。神性開放!!『神』の力が『魔王』を討つ」

その言葉の後 魔王の『体』から黒い光が溢れだし ラガスの体から出てきた ラガの姿も変わり

「なんだこれは」

ラガスが叫ぶと

「『神』の力を持った勇者のスキルよ」

そう答えた『聖皇』の声を聞いてラガスは驚きながら自分の姿を眺めて「なんだこの姿は?俺は『勇者』との戦いで負け

『勇者』の奴から奪った。魔王の力を奪われて こんな事になったんだ。なのに何故?どうして?」とラガスが困惑したような声を上げるが。それを聞いた『魔王の僕』ラガスが「それは お前の肉体は俺達が作った。だから

『魔剣』を体内に取り込んだ時点で『魔王の肉体』と ラガスの魂と『魔王の力』が混じり合った。その結果が今のお前だ」と言う

「嘘だ うそだよ。俺のこの姿が。『魔王』と同じ力を持っている。なんて そんなの。嘘に決まっている」

「いいや それが真実なのだよ 魔皇ラガスよ

『魔将』と一体化する事によって。貴様は その本来の姿を取り戻しつつある。そうだろう。我が『魔皇帝』の名の元に宣言する。我が魔人の身体は 魔皇 魔王である我が主。我が偉大なり主君 魔王様の肉体 我が『魂の器』なり」

「我が主は、この世界に降臨なされたのだ」

魔皇帝の言葉が発せられると。その場の全員に強烈な衝撃が与えられていくと

「くっ 魔王が復活した。というのか」

ラガが苦しそうな声で言えば

「そうだ その通りだ。魔皇たる我が魔王陛下の力は既にこの世界の殆どを支配していると言ってもいい 魔族の長だった『魔皇帝 魔皇帝の魔剣を握れば その肉体から放たれるのは膨大な魔気。その魔気によって。この辺り一帯には結界のようなものが発生しているのが 私にはわかる。私はその魔気に圧倒されると同時に『魔王』復活の余波を受けて 膝をつき。動けなくなってしまった」

ラガは魔王の力の気配を感じ取り「魔王の復活。いやまだ魔王の力は封印されたままの状態 魔王が蘇った訳じゃないはず」とラガが口にすれば。

「ふむ。魔人の力を身に着けた事で。魔人の王の魔力を感知する事ができるようになったようだな」

ラガが魔王の力を感じる事ができるようになるのを確認した魔人がそう言い ラガスが「この魔力は魔王の物じゃねぇ。それに。この魔力に感じる 俺が持っている。魔王の力に近い感覚があるのは一体?」

「あぁ~

あの魔力は。貴様の中に居る。魔王の力の残りカスと。貴様の体を作り変えた際に、余っていた。魔人の力。つまり。『魔皇帝』ラガスと

『魔皇帝』の魔剣である『魔帝殺しの魔剣』を体に取り込み 魔王様の肉体を手に入れた時に、貴様の中から流れ出てしまった『魔王』の力が生み出した。残滓みたいなもの。それと。貴様の中で眠っている魔人。魔人の王と 魔人の力が合わさってできた 魔人のような生き物」とラガスが魔人になった事を説明すれば

「ふざけるな。俺は まだ死にたくはねーんだよ。そんな事より。今はこの状況をどうにかしないと」

「ならば。この世界に存在する。他の魔王を討伐する。その為の戦力として。貴様には。魔人になってもらい。我らの配下に加わってもらうぞ」と魔人になった事で。その圧倒的な力を身に着けていた。『魔王の僕の一人。『魔人ラガン』となった。

『勇者 ラガス』に対してそう言ってのけた 魔皇。ラガスが魔王の力に目覚め。その力

「魔人になる前よりも強い 魔王の力」を手にする事により 勇者の証である エクスカリバーに込められた聖属性の力が。勇者の聖剣エクスカリバーンの持つ力を上回ろうとした瞬間。魔人の王がラガスに向けて放つ魔力と。ラガスの魔人としての力。二つの力が激しくぶつかった事で起きた爆風は凄まじい威力を持ちながら、勇者リリシアはラガスの近くに居たために、その衝撃波を受けてしまい。ラガスの魔人化の影響なのか。リリシアが意識を失ってしまった

「リリシアさん」俺は、リリシアさんを抱きかかえて。ラリザスの所まで行き ラリザーに

「ラリザ。お前は、今のうちにここから離れてくれ。こいつは。もう人間の姿をしていない」とラガンが告げると。

「そんなの無理。私はお兄ちゃんを置いて行くことなんてできない」ラガがそう告げるが ラガンが「このまま。ここにいたら。お前にも迷惑をかける事になるかもしれん だから頼む ラガンの言う事を聞いてくれ」と言うと

「お姉ちゃん。大丈夫だから ここは私が何とかするから」とラガはラガルに向かっていうと

「わかったわ。だけど 危ないと思ったらすぐに戻ってくるのよ」ラガルがラガスの魔人に話しかける

「えぇ。分かっていますよ」とラガルの方に振り向き返事

「ありがとう 私の事はいいから。行って」

ラガがラガンに向かって

「わかった。ラガス。絶対に死んじゃ駄目だよ」

ラガスの体を一筋の汗が流れ落ちる ラガスは自分の肉体を見て

(これが俺の体だって)「嘘だろ。俺の肉体が完全に変わっているだと」と言いつつ 自分の肉体を観察する 肉体に変化が生じ始めたのは 魔王から受けた『呪印』による痛みがなくなった頃から

「あれは 呪いか?でも 魔王の気配は全く感じられない」と思い

『魔王の呪い 呪印』で魔王に支配されているというわけでもない

「どういうことだ」と考えている

「どうしたんだ?」そう声をかけられたラガスが顔を向けるとそこには。ラガルが立っており。「お前が俺の体を作ったのか?」と問いかければ

「そうだよ。それがどうかしたの?」

「それはおかしいだろう。俺が『勇者』との戦いで手に入れた。『魔王の力』は お前達魔人と 魔皇帝。そして魔皇帝に付き従う者達に。奪われて 魔王の復活のために利用されているはずだ」と言えば。

「そんな事はしない。私は『魔皇帝』ラガルから貴方を守るように頼まれていた。それだけだよ」

「そうなのか?どうして」

「どうして。そんな事を聞くの?」とラガスは聞き返すと

「私と。同じ匂いがしているの。『魔王の器』であるあなたと」そう言われ ラガスは驚きながら「俺と同じ。というのか?」

「違う あなたの魂の形は私と似ているだけ。『魔王の魂の欠片』を持っているから」そう言いながら

『魔王の器』であるラガスに 手を伸ばしていくラガ その手を取ろうとして。一瞬の隙を突かれて攻撃を受けるラガス

「油断していた訳じゃないけど。これはまずいな」

そう呟きながら 攻撃をしてきた相手の方へと目を向けていく そこにいるのは『魔皇』の僕の一人である。『魔王軍四天王』の『魔将

「ラガン 魔皇がお前と。話がしたいそうだ お前と話をすることでお前がどのような人物かを確かめたいと」ラガスが魔人の王から聞いた話を伝えると。「それは私も同じだから問題はないよ」

「なら話は早い。お前はどうして。俺の体を作れるほど。強くなった。その理由を知りたい」

「それは 私の中にある。『魔王の魂の欠片』を ラガンに埋め込んだ。それが 答えだよ」

その言葉を聞いたラガスは。『魔将 魔皇』に「何故だ。どうして。俺の中に。魔王の魂の一部を植え付けたりした。理由がわからない」と口にすると

「『魔王の魂の欠片』の力を制御できるようにすれば その『力』を扱えるようになるの そうすれば貴方はもっと強くなる それに『力』を手に入れれば。その力の使い方を学ぶために『魔皇 魔王ラガスの魔剣である『魔帝殺しの魔剣』を扱う必要がある」と言われ

「確かにな。だが『力』を手に入れるためには 魔人の王の力に耐えられるだけの肉体が必要だった」と言葉を漏らせば。

「それで 肉体を手に入れたことで

『力』を受け入れる事ができるようになって」その続きを言うのを止めてしまった。『魔皇』のラガが、この場に現れてからラガスに対して敵意を抱いているからだ

「この場で『魔王の力』を開放するのであれば。私は貴様を敵と認めて殺さなければいけなくなるが。いいのか?」ラガスが『魔皇』に対して。魔人の王の『魔力』、『聖気』を放ち始める ラガは、『魔将 魔皇』であり。『魔王』でもあるラガスの言葉を聞き。ラガスを睨みつけているラガだったが。「私も。そのつもりだった。ここで貴様が暴れだした場合に 私が相手をしなければいけなかった」と言ってきたのだ ラガスは、「ほう ならば。貴様に。今の俺は倒せるのか?」と挑発するようなことを口にする その言葉で、二人の視線が交差する ラガスが口を開き

「魔人の王の『魔力』は 俺の物となった」そう言うと共に 魔王ラガスが、その身に秘めた魔力と。魔皇の力を解放し。『真王殺しの魔刀カグツチの魔武器 魔刀『炎魔』を発動させ 魔皇帝ラガルは、魔人となった影響によって。魔王ラガスと同等の強さを手にいれていた為 ラガスが『魔剣カグラツバキ』を振り抜くと。

魔王の力である『闇』と

『聖』の力が激しくぶつかり合う事になり。ラガスの放った 闇の力は消え失せ 光の刃を作り出した。その剣を握り締め。ラガス

「俺は 貴様を倒す」ラガンに向けて、走り出したラガンに向かって斬りかかろうとしたが。ラガンはその攻撃を受け止めようとせずに身を翻す それを予測できなかったわけではないが。あえて受け止めるのではなく。受け流した事には意味がある 魔王の力を身に着けたことにより。ラガンはラガン自身が扱う事が出来るようになっている その力を解放すれば 光と闇の属性魔法を使うことができる。その力を試す為に。『勇者の証』から 聖属性と対になる存在となっている 闇の属性が発動し。『勇者の力』である。聖なる力を無効化する力を使い。ラガの攻撃を防ぎ

「まだだ。まだ終わりではないぞ」と言い放つと同時にラガンの

「その言葉 そっくりそのままお返ししよう」と言い返した瞬間に ラガスが『魔王の力』を使って放っていた力を解除する。それと同時に『聖剣エクスカリバーン』の力が復活して。『魔剣カリバーン』と激しく衝突する事になる そして、魔人化したラガスが放つ。魔力弾と魔弾 それと剣による

「お前の力を見せて見ろ」と言いながら 激しい戦いを始める二人だった 俺達は今 魔人の王に命令を受けて

『魔王軍幹部』の一人である『魔将』の所まで移動をしていたのだが 目の前に現れた魔人を見て驚いてしまうことになる

(あれは?人間?)と疑問を浮かべながら見ている俺に対し、相手は笑みを見せてくる。そんな俺に向かって、魔人は、話しかけて来た

(あれは間違いなく人間だろう)と思いながらも俺は、「何をするつもりなんだ?」と問い掛けてみた所

「それは言えない。俺の目的を知られたら、俺はお前を殺してしまうかもしれないだからね」そんな事を言って来たので、そんなことは無いと思うけど?と考えながらも。とりあえず様子を見るために

「まぁ良いけど あんたが言う通り。お前と戦う事になったとしても。勝てるかどうかは微妙だから」そう言った途端。相手が不機嫌になった

「お前 魔人の王の器のくせに。そんなに弱かったら話にならないだろ」と言ってきやがった いや、弱いって。そりゃあ確かに。魔王の力と 魔皇帝が持っている『魔皇帝の力』を持っているけど そこまで差はないし 俺が使える技の数は多くない それに対して魔人の王は、俺が使う事が出来無い 様々な種類の魔法を使うことの出来る魔道具を使っているのに

「はぁ。もう面倒臭いな。じゃあ俺が戦おう」と言い出し そして

「俺に殺されないように頑張れよ」と言いつつ 戦闘を始めようとしたその時

『おい 我の力を貸そうか?』

『魔王の器』の中に封印されている魔王から声をかけられ 俺は

(頼む)と言う事を伝えながら

(でも。大丈夫なのか?あいつ強いけど)そう魔王に聞いたところ

『問題ない』と答えてきた

(そうなのか?それならいいんだけど)そう思ってたら 急に強くなった気がした

『ふんっ。雑魚め。さっきまでの余裕が無くなったではないか』と俺の中に存在する魔王は、少しだけ嬉しそうな雰囲気を出しており

「さすがにお前の強さを見誤るわけないじゃないか。だけど。俺も魔王としての力を使うつもりだから」

「ほぉ~。魔人が魔族の頂点に君臨する王。魔王の力を借りるというのかね」そう言いながら

『勇者』が動き出すのを目にした俺は。即座に 魔剣『神滅』を構え直していた そして『魔将 勇者ラガン』と『魔将 魔皇』の戦いが始まった ラガスの魔帝が『勇者の証』を発動させ。

ラガスの身体に変化が生じて行き。そして、その姿を変化させていく その姿を見た。ラガスが

『魔王ラガスの魔剣である魔剣カグラツバキの魔武器 魔刀『炎

「私は 貴方を殺すために生まれた魔人であるから」

『魔将 魔王ラガスが魔人の姿に変化したのを確認し。

『魔王軍四天王』のラガス=『魔将 魔皇』の『魔王軍四天王』の『魔王軍』に所属する 魔人と魔族の王が戦う事に。その光景を目にしているのは

『魔将 魔王ラガスの魔刀である魔武器

「その程度の力しか使えないのか?」と口にしながらラガス

「この程度が限界だよ」と言い返してからラガス そのやり取りを見守っていた俺が。

「お前達 戦いの邪魔をするのであれば」と言ったところで『魔将』が口を開いて

「それはこちらの台詞でもある」

その言葉と共に 魔王が動く前に攻撃を仕掛ける ラガスの攻撃をまともに喰らい。後方に吹き飛ばされると地面に激突すると 魔王ラガスは その身に宿っている。魔王の力でラガスの動きを封じようとしたが

「無駄だよ 魔王ラガスが魔剣の刃を飛ばして。ラガスの力を封じ込めようと考えるが

「甘いなその程度で俺を殺せると」思った瞬間には、俺の背後にラガスが存在し。俺の意識を奪い取ることに成功した。

そのはずだったが 俺がラガスの力を使った。魔皇帝の力によって支配されていたはずの。魔王ラガスが操られている。そんな状況に『魔帝』は驚き。困惑してしまった。

「なんだよこれ」ラガスが口から血を流していた。

そしてその現象を引き起こせた原因は、『魔王の器』が 魔王の魂の一部を体内に取り込んだことで。『聖剣エクカリバーンの剣聖』の能力を一時的に使用可能となり。魔剣の能力を使用することが出来たからだ。

「さてと こいつを殺して。次の相手を殺さないと」そう言ってから俺は 聖剣エクスカリバーンの『聖力』を使い。魔王の支配から逃れることに成功する そのことに動揺した魔王は、俺に向かって攻撃を仕掛けてくるが。俺の聖剣で防ぐ

「お前は何をした?」魔王は焦りながらも問いかけてくる。そんな魔王に対して

「聖剣の特殊能力の一つを使用しただけだ。お前だって似たようなことが出来るだろう?」と答えると。

「まぁそうだが。だが俺の肉体を傷付けず。意識だけを消すのは不可能だったはず」と言ってくるが。そんなことを言われたって俺は

「知らんが。俺が出来るから出来んだろう?」と答えたが 魔王が口を開いた

「ふむ 俺では貴様を止めることが出来ないようだ」と口を開き始めた

「何をするつもりだ?お前は『勇者の器』である俺には勝つことはできない」と言い返すと。

「それは違う。今の貴様が、俺の力を全て使いこなすことができればの話であり。貴様が俺に負ける事はない だが、今の貴様は 力を使いこなせていない。だからこそ ここでお前が死ぬことになるが。最後に聞いておく 俺の器となる気はあるのか?」そう言ってきたが。

「悪いけど。その申し出を受け入れることはできそうもない」と断りを入れた直後 俺が振るった。聖剣による一太刀を受け止めた。魔人となった魔王ラガスは、そのまま俺

「お前は一体何を企んでいる?」魔王は そう質問をしてくる。そんな魔王に対して

「俺は俺のしたいように行動する。それに俺はお前が知っている。お前達が考えているような存在じゃない」そう言い返したのだが

「その言葉は信じられない」とだけ答えてから 俺と距離を取り。魔法を唱えようとするが。その行動を読んでいた俺は 聖槍の『聖力』を使用し 魔杖の力を封印させると同時に。『魔王の器』の力を一部使用する事に成功させた。その結果。魔帝の力を完全解放する事に成功したのだ

「なんだこれは。お前。何の魔法を俺に使用した?いや、それ以前に。なんなんだ。この状況は、俺の魔法が発動しないだと。どういう事なんだ」と戸惑いながら叫ぶ魔王 そんな魔王に対して

「俺が、ただ単に聖剣と魔剣の力を使えるという訳ではなく。俺は俺の意思に従う事ができる だからお前が俺を殺そうとしているのなら。お前はその瞬間に死んでいた。そういうことだ」と説明した。その直後の事だった。魔人の王『魔将 魔王ラガン』は、魔剣を振りかぶった状態で攻撃してきた。

それに対して 俺も魔剣を振るい。二つの剣は衝突する 激しい衝撃が発生し、俺と魔王はお互いに後方へと飛び退いた。そして俺は

『創造主』と『魔王の器』の二つを使用することに成功しているの

「さてと、ここからが本番みたいだからな」そう呟きながら。俺も魔王と同じように構えを取ったのだが。『魔王の器』の力を開放し。魔王の力を使うことが可能となった俺に対し

『魔将 魔王ラガス』も、魔皇の魔力と、魔将軍の力を使用していく 魔人の王は、魔人の王の『魔王の器』を所持した状態。その魔人が、全ての魔王の力を使用できるようになればどうなるのか?魔王は、俺を睨みつけながら、こう言った

「貴様には この魔王の力は 使いこなすことは出来ないはずだ」その言葉を俺に言うが。魔王は 自分の発言に確信を持っていた。その考え

「それは間違っているぞ」俺は口を開く。その言葉を聞いた瞬間に。魔王は笑みを見せ「その表情を浮かべている限り。この状況下で 何か逆転出来る策を持っているわけだな?いいだろう乗ろうではないか」そう言ったが直後に動き出した魔王に 対してカウンターを放つことにした しかし カウンターを受けたはずなのに。何故か無傷のままで平然としており。そして魔刀カグツチの刀身から斬撃を飛ばしてきたのだった。

俺はそれを避けることが出来ず受けてしまい。全身にダメージを受けてしまう結果となってしまった

(どうしてこんなことが?)と思う中で『魔将 魔王ラガス』の動きを注視していた所『魔将の証』を使用して。身体能力を強化したのだろうと

「そうか。その手段を使うと言うのなら。俺はそれに対抗する必要があると言うことか。ならば 仕方ない」そう言ってから魔刀カグツチを地面に向かって投げつけると『魔王の証』の能力を開放させてから。

「魔王化を発動させるか」と呟くと。ラガスの背中からは、魔皇の翼が現れ。頭部にも角が生え始めていくと それと同時に魔帝も

『魔将の証明』の能力を使用していき。その身に魔王ラガスと同様の力を宿した。そして

「これが 本当の魔王の姿」そう言い放ち そして俺は魔王の姿を見つめ。その姿に見とれていた

「綺麗な姿じゃないか。それでこそ魔王にふさわしい」と感想を口にすると。ラガスは微笑んでから

「ありがとう」と言い放った。その会話が終わった直後に魔王ラガスと魔王化したラガスの戦いが始まるのだった 魔刀カグラツバキを手に取り ラガスが振るう 俺は、その動きをしっかりと確認してから 魔剣で防いでいく

「ほう~。少しは成長しているようだな」

「まぁね。あんまり時間がかかってしまうと。俺以外の連中が危険になってしまうからな」

「それは確かにな」と言いながら魔王ラガスは、攻撃を仕掛けてくるが。その攻撃を受け止める 魔王の証によって身体能力が上昇したことで。ラガスの攻撃は以前よりも威力が上がっていたが それでも、対応することはできた。

「やはり俺の動きは見切られているという訳か」と悔しそうな口調で言うと 俺は、ラガスに向けて 言葉を放った

「当たり前だ。どれだけ俺を鍛え上げたと思っているんだ」

「それは感謝しないと行けないかな」

ラガスは、俺に感謝をしながら 俺が

「俺が魔王の力を使いこなせるようにした理由はわかるよな?」と言った直後だった ラガスは、一瞬だけだが驚いた顔になり「あぁ 俺を殺してくれるためなのか?」と口を開いたが、すぐにラガスの言葉に対して首を横に振り「俺と一緒に世界を滅ぼすためか」と言った直後だった

「違うな。そんなの面白くないだろう?俺が求めているのは。俺と共に生きる存在だよ」と口にすると

「それはどういう意味だ?お前の言っている事は理解出来ない」と困惑しながらも。

魔王ラガスが攻撃を仕掛けてくるのを目にして、俺もそれに対応しようと動

「ラガスさん!!!!!」俺達の元へ向かって来たレティシアの声が聞こえ。その声に反応するように 俺とラガスの体は、反射的に後ろへ下がろうとした時だった

「ぐはっ!」ラガスは俺の横腹を蹴る形となり、蹴り飛ばされてしまった その事に驚いてしまいながらも 魔王と魔皇帝は お互いに目を合わせた

「ラガス。お前が今使った技は何だと思う?」

「あれは恐らく『神龍』の力を利用した一撃だろうな。それも、かなり高レベルの奴の力を使っているはずだ そうじゃなければ 俺がダメージを負うなんてことはあり得ねぇー」そう言い終えると二人はお互いが構えを取った状態で対峙をする

「さぁ そろそろ決着をつけよう」と 魔王はそう言い放つ そして俺は、目の前に立つ『魔将 魔王ラガス』の実力に対して警戒心を高めながら。どう対応するのかを考えると。

魔王は こちらのことをじっと見ながら、ニヤリと笑みを浮かべ そして魔王が俺に対して攻撃を仕掛けてくる 魔刀の刃が俺の体に当たる直前に 俺が持っている『魔王の剣 聖剣』を横から振るうことで 魔王が所持する『魔帝の力』と、俺の持つ『魔王の器』の両方を

「魔王の器」の力で封じてから。聖剣による二撃で魔王の身体を傷つけることに成功させた。

だが魔王は そんな事を気にしてもいないようで そのまま俺に対して攻撃を仕掛けて来たのを 魔王ラガスが、魔王と魔王ラガンの戦闘に割って入り 魔剣を振り下ろしたが 魔王の身体は、魔帝の鎧により傷一つついていない状態だった そして魔刀カグツチで魔王ラガスに斬りかかろうとするが。ラガスは、魔刀の鞘を握りしめると 魔王ラガスは、ラガンが握っていた魔刀を奪い取ると。魔刀の切先を ラガスの首元へと当て

「動くんじゃない」と言い その光景を見た俺は「お前も馬鹿な真似をしている」と言うと魔王ラガスは

「そうだ。俺は愚かなことをしてしまった」と口を開き。魔王と魔王の戦いを始める前のような表情ではなく まるで子供のような笑顔を見せる そんな魔王の様子を見る事なく。俺に対して魔刀を突き刺そうとしていたが。それを魔刀の鞘を使って弾き飛ばしてから 魔剣を両手に握り 魔帝に対して攻撃をしようとした瞬間に

「残念だけど。それは無理なお願いだね」と声が響き渡り 俺と魔王と魔王化したラガスは 突然として姿を現した存在に対して驚愕し。

魔帝と魔将軍は 魔剣を構えたが、俺は違った

「久しぶりだな。ラガ」と言葉を発しながら 俺は、『魔王の証 』を解除してから

『創造主』の力を使用し。『魔導王』の姿へと変化してから 俺は、魔王達と戦うことを辞めることにした 魔王の力が使えなくなってしまったラガスが、魔帝の力を発動させようとする前に

「無駄なことはするべきじゃないよ。魔王ラガス君。いや。もう魔王ではないね」

そう言った存在に視線を向けることしかできなかった。

ラガスは、自分が知っている人物が、どうして自分の事を知っていてくれたのかという嬉しさの感情が生まれてしまい。魔王としての使命を忘れてしまうほど ラガスと、ラガスの前に立つ。俺の知人である

「ラガス。どうして、魔王なんかになってんだよ?俺と別れてまで選んだ選択のはずなのに。どうしてだ?俺と別れてから、何か悪いことでもしたのか?それに魔王になった経緯を教えてくれないか?ラガス。お前には色々と聞きたい事があるから。話してくれるか?」

俺は『魔帝 魔皇』の力を完全に解除してから、そう言うと 魔王の証の力を使用することが出来ず。魔王ラガスは魔王の証を地面に落とそうとするが。俺が「それはさせないからな」と言って 地面

「まあ。俺が持っているアイテムの中に封印用の箱があったはずだから。そこにでも入れておくと良いだろう」と言い 魔王が「何が目的だ?」と言い出すが

「それは、この世界を破滅させようと企む者がいるから。その対策のために、お前に力を授けようとしたんだけど。どうだ?少しくらいの力を譲渡することはできるが。それで良かったら」と

「俺は魔王なんだ。そんなこと許される訳がない」と口にしてから 魔王ラガスは、俺を睨みつけてきた。その行為が気に入らない俺は、魔王ラガスに対して殺気を放つが。魔王ラガスが 震えている姿を見て 俺はため息をつく 俺は、魔帝の力と、魔王の証を回収をして。『時空の神クロノス 空間の管理者』の能力を使用してから、ラガスが使っていた武器を『収納庫』の中へ保管をしておくことにした それから俺は 勇者と、魔皇に向かって「これから俺達は。ある人物の元へ行こうと思っている」と告げると 二人は 首を傾げ「一体どこにいるんですか?」と勇者が

「まぁ。それは俺が連れていける場所なんだけど。その人物から力を貰おうと思ってな」と答えると 俺は

「その人なら この場所から離れた場所に存在する場所で、今も眠っている」と言うと。魔王ラガスは 首を傾げるような仕草をしながら。「そんな場所に、なんで俺を連れていくんだ?その場所なら俺は行けないんだろう?」と言うと

「あぁ 魔王が入れない場所があるけど、それは大丈夫だ。なぜなら俺が許可を出せば問題はないからな」と 答えを返してから 魔王化を解除させてもらい。魔王の証の効力を消滅させてから『時空魔法 時戻り』を使用を

「それを使えば元の姿に戻れるはずだ。俺と一緒についてきて欲しい」と言い放ち。

俺は、二人の手を掴みながら。俺の所有する転移の指輪を使い。

二人が元いた世界の元の位置に戻してから 二人と共に移動するのだった 移動の最中に「お前は 誰に会いに行くつもりだ?」と魔王が言ってきた それに対して俺は「そうだな。俺が会える人で言えば。俺と初めて出会って、最初に友達になってくれた奴かな」とだけ伝え 魔王とラガスは 納得をした顔をしていた。

そして俺は『魔王城 跡地』へ到着をすると同時に。俺達の元に駆け寄ってくる女性の存在に気が付き 俺は その女の名前を呼ぶ「レイラか」と口にすると

「やっと来たわね。ラガス。ラガスの大切な人は私が責任を持って守ってあげるから。安心しなさい。それとラガスが大切にしている魔王は。私の旦那様が、しっかりと面倒みてくれるって」と笑いながら そんな事を言われてしまい

「ちょっとまてよ。なんだよ。ラガスの知り合いなのか?俺には何も教えていなかったのに」と不満そうな表情で口にするのだった

「えっとだな。こいつの名前は。俺の元恋人の ラガス。そして俺が今から会いに行こうとしているのはな。俺が初めて友と呼べる相手になった。レイラだよ」と紹介すると

「ラガス?本当にあの『魔将』ラガス?」と困惑しながら 俺と魔王ラガスを見比べるように見ていて 魔王ラガスの方は「おい!なにがどうなっているんだ。俺とこいつがどういう関係だって言い出すのだ?」と聞いてきた

「だからさっきも説明をしようとしたのに。お前は聞く耳を持たなかったじゃないか」と言うと

「俺は 魔王だぞ。どうして俺の敵になっている相手に優しくしてやるんだよ。それにラガが。まさか魔王ラガスの味方をするなんて。信じられない」と文句を言いながらラガスが口を開いた そんなやり取りをしていたのだが。

そんな時に

『聖龍』が突然として現れ。そして聖龍は

「あなた方が、私達が待ち望んでいる御方ですか?私は

『神龍』が一角 聖龍です。どうやら

『神』が動き出したのですね。そのお手伝いをすればいいのでしょうか?」と言われてしまった。そんな言葉に

「いやいや。そんなことよりも。今はラガスのことだ。魔王ラガスは、俺とラガスで倒すはずだった存在だ。なのにどうしてラガスが魔王なんかになってしまったのかを聞きたかったから ここに呼んだわけだが」と言うと

「そうですか。では。ラガスさんでしたよね。あなたの身に起きている現象を説明します。あなたが『魔王の器』の力を手に入れた事で、本来の歴史とは全く別の流れに変わってしまいました。その結果。貴方は ラガさんの身体を乗っ取り。本来であれば『魔王』となっていたはずのラガスさんは『魔王ラガス』となっていましたが。今の魔王が倒されたことにより。再び ラガスさんが、元の姿に戻ることが可能になりました」と説明してくれた。

「え?つまり。俺は もう一度 あいつを倒すことができるって事だよな?そうですよね」と魔王ラガスは

『神龍 セイリュウに詰め寄り

「はい。そういうことになります」と答えた。それから 魔王は「じゃ すぐにでも」と言うのを聞いて ラガスは『魔王の証 魔帝の紋章 ラガスは、目の前に立つ。

「お前は、ラガスだろ?」そう言われたのに、俺の心の中にいる『真紅子』は 魔王の証の力を使用したが。発動せず。その事実にラガスは「嘘だ。こんなはずは無い」と口にして 俺は、そんな魔王の様子を見てから。ラガスに近づき。『時空の管理者』の空間に入り

「お前が手にした魔帝の称号を封印する箱を渡してもらうぜ」と伝えた。

ラガスが持っている『魔帝の箱』は

「それは渡せないな。せっかく手に入れた力だ。これを使いこなせるようにならないといけない」と拒否する姿勢を示した 俺は

「いやいや。その力はもう使えないだろ?魔王が使えなかったんだから」と伝えると。

「お前が俺達の戦いに割り込んでこなければ 使わずに終わった話だろう」と言い出すのを聞いていたレイラが。ラガスに対して

「そんな事ばかり言っているから ラガスはダメなんだって」と言い ラガスがショックを受けている様子だったので。仕方なく俺は『時空の管理者』の能力を発動させ ラガスの持つ魔帝の称号を

『魔帝の箱』ごと回収することに成功した その行動を行った結果

「これで俺も魔王だな。魔王ラガスを倒したからな。それで ラガス。お前はどうするつもりなんだ?このまま『勇者』である『俺』と敵対するのか?」と質問をするが ラガスの様子が変なのだ。その様子を見かねたレイラが「魔王ラガス どうしたの?」と言い出してしまい。俺は、ラガスに

『勇者ラガスと戦う意思は残っているのか?』と問い掛けてみると。

魔王から返事が来ないので、レイラに視線を向けると。レイラは

「ごめんなさい。私の力が足りないばっかりに」と言って

「どう言うことなんだ?」と俺は問いかけると

「ラガスの心を縛っているの。本当は 魔王ラガスが この世界の魔王として復活するはずだったんだけど。何故か復活の瞬間 貴方の世界にいる私が召喚されてきて、そのまま、私と契約を交わさないままに 私の魔力を利用して、私とのパスを繋いでいたから その所為もあって、私の意思に反して勝手に契約が完了していたの」と話してきたのを 聞いた俺は「なぁ 俺にはそのよく分からない話が理解できていないんだけどな。もう少し分かりやすく教えてもらえないか?」と言う

「うーん。ラガスとラガスの中の私達以外の魂を分離する方法なんだけど。それを行う為には『ラガスの中にあるラガスの体』と『私にある勇者の肉体』の両方が必要だの」と言いながら

「それでね。まず ラガスの中にあった『ラガスの精神を宿す』ことが出来る体の方だけど。これは、既に消滅している可能性が高いから。無理なの。それと『勇者が持っていたラガスの中に入った勇者と瓜二つの人格を持つ人間の身体』が残っていた場合は可能かも」と言われたのだった

「ならその方法なら、俺は元の世界に戻れる可能性があるってことでいいんだな」と言うと

「うん。ただね。そのやり方だと 勇者と魔王。両方を殺さなければならないし。そうなると。ラガスの身体から私の精神とラガスを分離させなくちゃいけないの」と言うが

「それはどういう意味だ?」と俺が尋ねると

「それは 私の中の私が言っていたと思うけど。私はラガスと『時空の管理者 空間の守護者 時の女神』の二つを持っているから ラガスが死ねば私は死ぬことになるから」と言い出した。それを聞いたラガスの中から

「俺を殺すつもりか?レイラ。それは許さないぞ」とラガスが言い出して それに対して「それしかないのよ。貴方を生かす方法は」と言い出した。

それに対して俺は「待てよ。レイラ。それなら お前が『勇者』になれば問題ないだろ?」と言うと。それに対してラガスが。「俺とお前が同時に死んだらどうなるんだよ」と口にした

「その時は、二人で一つの体を共有すればいいんじゃないのか?」と俺が口にすると。「そんな事が出来る訳ないだろ」と口にするのを聞いてから。

俺はレイラに向けて「そう言えばさ さっき 魔王化の解除をした時に見たんだけどさ。ラガスが魔王になる前のステータスが見えたんだよ。だから、魔王化する前に戻った時に、ラガスはレベル1の状態に戻ってるはずだろ?それなのに、魔王化した後とそこまで変わらないステータスが表示されたのはどういう事だ?」と言ったら ラガスから。「俺の魔王としての力で得たスキルや称号の影響が残っているからだ。それに俺自身で魔王の力を得たから その部分だけ魔王化してから時間が経っていなかった。そういう事になる」と答えられてしまった。それを聞いて 俺は「え?じゃあ ラガスが、魔王としての力を取り戻せば、レイラが消えてなくなる可能性はないんじゃないか?」と聞き出した。そう答えた後で ラガスから「俺が元のレベルまで戻った後に お前の所に行けば良いのか?」と言われてしまった。そして 俺は

「まぁ、それでも良いかもしれないな」と答えたのだが。ラガスから「いや やっぱり お前とは戦うべきなのだろうな。俺は 自分の中に残ったお前の力と記憶を利用する。そうしないと。お前が消えた世界に行くことも出来ないみたいだからな」と

「じゃあ。戦おうぜ。お互いにな」と言葉にすれば

『勇者』ラガスの拳が迫って来たので ラガスは『勇者』の身体に乗り移った時に手に入れたであろう『聖王の盾』を取り出し ラガスの攻撃を防ぎ切った。それから『聖龍 セイリュウ』に

「さっきは説明の途中で中断させて悪かったな。あれは俺がラガスに殺されそうになっていただけだ。別にお前に何か非があるわけではないから気にしないでもらえたら助かる。それにしても。まさかラガスに『聖王』の力を持つ存在がいたなんて。驚きだぜ」と話しかけた。そして

「お前はラガスに何をしたんだ?『聖龍』が『魔王の証』を手に入れた魔王に対抗出来るなんて普通に考えてもおかしい話だ。それに お前の力は『時空の神』と『創造の神』の二つの神の力を感じることが出来る」そう言ってラガスは

「お前の力は何なのか気になるが お前がラガスとレイラの関係を知っているという事なら 俺の事も分かるんじゃないのか?俺はお前に殺されたからな」そう言い出し

「ああ そうだな。だが、どうしてお前の力が俺の中にいる二人に及ばないのか。それを確認出来れば、俺の仮説が証明される」そう言うと共に俺は剣を抜き放った。その動きを見てからラガスが「おい どうしてお前は武器を構えていないんだ?」と質問してきたが

「そんなの簡単だ。お前が攻撃をしてこないことには 俺から攻撃をすることが出来ないからな」と俺から攻撃を仕掛けたとしてもラガスには当たらないだろうと予想していたからこその 俺の行動である。ラガスは「は?ふざけているのか?」と言いながら俺に向かって駆け寄って来た

『時空の管理者』の能力を使えば、ラガスの動きを完全に止めることは可能である。けれど ラガスを俺の支配下に置けたとした場合でも 俺が使えるようになるのは、『時空』に関する能力だけである その為に 俺の持っている『聖龍 セイリュウ』の能力はラガスに対しては使うことは出来ない。しかし 俺はラガスを支配下に置いてもいない

「どう言う意味だ?」と言い出すラガスの攻撃を受け止めて俺は「悪いがな。この場は、戦いに集中させてもらう」と伝えると同時にラガスの顔面を思いっきり殴り付けた。ラガスの身体が宙に舞い上がり ラガスの意識が途絶えそうになった所で 俺はラガスの腹部に思い切り蹴を叩き込み その勢いで吹き飛ばされて行くが

「レイラ!」と声をかけ

「分かった。私とレイラで貴方を援護します」と言い出した

『時空の管理者』を発動させ レイラが作り出した結界内にラガスを閉じ込めて ラガスを追い詰めていく

『時空の管理者』の能力が発動してから。ラガスを拘束する事に成功したが。その

「くそ。このままで終わるかよ」と言い放つと

『聖王』の力を発揮しているにも関わらず『魔王の証』に魔力を送り込むことで、ラガスの肉体が変化した。その変化が終わる前に 俺は『魔帝の箱』を回収

「これがあれば、レイラとの繋がりも断ち切る事が出来るはずだ。これで、もう大丈夫だろ?」と言う それに対して

「うん」とレイラが返事をするのを確認してから

『真紅の指輪』を回収し

『魔帝の箱』に魔力を送り込み ラガスに返却すると ラガスの身体から力が抜け落ちると 俺はレイラから受け取った スマホの電源を入れてから『勇者』

「いや。俺の身体だ」と口にして『勇者』

「いや。この身体は俺のだ」と

「なら、勝負するか?」と 俺はラガスに向けて言い放ち 俺は「なら。俺は『勇者』と戦う」と言い出し。ラガスがレイラの方へ歩いて行き。『勇者』

「なら俺は。俺の中に入っているレイラと話をしてくる」と言いながら。『勇者』の肉体を『勇者』に任せ 俺は『勇者』ラガスと向かい合うことにした。そして俺は

『勇者』の体を奪い返すためにラガスと戦い始めた 俺の目の前に存在する『勇者』ラガスは

『勇者』として生きていた時に得たスキルを使いこなし。

そして。その実力を俺に見せつけていった

『勇者』としてラガスと戦っていた時は、レイラはラガスに力を貸していただけであり。『勇者』ラ

「いや。だから俺は『勇者』の器を持っているだけであって。本当の意味で勇者になったわけじゃない。それに、今の俺の身体を乗っ取り返したところで、それはただ。俺の力をお前が手に入れられるだけのことだろ?」と言われてしまう それに対して「それでも、お前は元の身体に戻りたいんだよな」と俺はラガスに問いかけるが

「ああ そうだよ」と答えてきた。そして

「俺は『魔王』になる前のお前に殺される寸前まで追い込まれたんだ。そんな奴が『魔王』になりました。これからもよろしく。とはいかないだろ?」と言い返されてしまい。それに対して俺は

「お前と『勇者』の関係は分かったが。俺としてはお前の望みを叶えてやりたい。だが、レイラはそう思っていないからな。なら。今の状況でお前が元の体に戻れる可能性はどれぐらいあると思う?」と言い出したら

「それか

『時空の女神』の力を使って俺の体を乗っ取ればいいんじゃないか?そうすれば 俺の中にある勇者の記憶は全て消えるし。俺は『勇者』の肉体を捨てることが出来る。そうなったら 俺の身体をお前に譲る。それなら文句はないだろ?」と『勇者』は提案をしてくれた。それに対して俺は

「そう言う話であれば俺は別に構わんぞ。俺だって。俺自身の体を手放すことには変わりはないからな」と答えた それから

『勇者』は

「それで 本当に俺に勝てると思っているのか?お前が元の世界に戻ったとして 俺の中の俺に負ける可能性があるとでも?」と言葉にし 続けて「お前は 自分が元の世界に戻ったとしても。『魔王』の力を取り戻した『聖龍』セイリュウにすら劣るんだろ?」と俺のことを見透かすように言葉にした それを聞いた俺は「そう言えばさ。お前は。魔王化した『聖龍』に俺が倒されたと思っていて 俺からお前の情報を聞いているんだろ?お前がそう思う理由も教えてもらえないか?」と質問をした

「お前は、自分の中に残っている『時空の神』の力を使えば、元の世界に戻る事は可能だろうけど その先には お前の求めている物は待っていないと俺は思ってた。それに加えて、レイラの力は、俺が持っている物より強力な物であり そして。お前の持っているスキルは 全てお前の手元にあるのだとしたら 俺はお前が『聖王の盾』『魔帝の杖』を所持していることを知っている」そう口にした後で

「まぁ。だから、俺の考えが合っているかどうかは分からないけれどな。それにしても、お前は自分の命を捨てて 俺を倒そうとしてきたが あれは、どうしてなんだ?」と 俺は疑問に思っていたことを問いただした。それに対して『勇者』ラガスは

「俺がお前を殺したいと思っていた理由は一つしかないだろ?お前は

『聖龍』の力を手に入れた『聖龍 セイリュウ』と戦えるんだ。『聖王』の力を持つお前は、他の『勇者』の力を手にして 戦いに挑むことができる」と口にすると共に俺は

「つまり それが理由って事か?だったら 尚更お前に勝つことが出来なければ駄目じゃないか」と俺が答え その返答に

「確かにそうだな。だけど 今の俺じゃ 俺の身体を取り戻しても お前の求める強さを手に入れられないと 俺は思っただけだ。俺がお前の事を気に食わないから殺すのではなく。お前が俺の事を気にかけてくれての行動だということが分かった以上。俺からはもう戦う意思は無いからな」そう言われて納得したと同時に俺はレイラから預かったスマートフォンを操作して『真紅の神剣 クリムゾンセイバー』を取り出してから

『時空の神』の能力を使用してレイラを呼び出して事情を説明し そしてラガスにクリムゾンセイバーを渡してあげた。そしてラガスが自分の肉体へと戻っていき『勇者』ラガスとの戦いが終わった後にレイラの方へ視線を向けてみると。そこには既に

『真祖』達の姿はなかったのだ。その事から考えてもやはり、『魔王』としての力を身に着けているであろう相手に対しては、いくら戦力があっても不安が残るという結論に至りながら。それでも、ラサールを倒すには 今以上の

「やっぱりか。なら お前がこの世界に召喚されて『勇者』にされたことを話してくれ。その上で お前に頼みたいことがある」と

『時空神』の能力を利用してラガスと話をしていく。その中で『勇者』にされていた時にラガスは、俺が異世界から来た存在だと認識していて。その事が分かった上で俺の願いを叶えてくれたのである。

『時空の管理者』の能力で

『真王 』ラガスの身体を レイラが作り出した結界内に隔離して 俺とレイラは話し合いを行うことになった そして

「レイラ お前の身体に俺を封印する。だから俺と一緒に俺の中に入ってくれるか?」と レイ

「うん」と言い出してくれて。俺の中にレイラが入り込んできたので 俺が持っているスマホの操作をして『魔帝の箱』の画面を映してからレイラに

「スマホを持って俺の意識に干渉できるかな?」とお願いをし 俺の指示通りに動いてもらった。その後。『時空神の瞳』を起動させて レイラと俺との繋がりを切り離してから 俺は レイラを俺の中から解放させた。そして『聖帝 セイテイ』を収納袋に入れながら『聖王 セイオウ』を左手に装備

「悪いが『聖王』の方を借りる」と一言だけ告げて。ラガスに向かって俺は走り出すのであった 俺はラガスに対して駆け出した勢いを殺すこと無く攻撃に移ったのだが

「甘いぜ!お前は!」と言ってきた その直後 右手を伸ばして来たラガスの手を掴み それと同時に左足を前に突き出すことで相手の動きを抑え込むことに成功したと思ったら、右足に力を入れてラガスを吹き飛ばすことに成功することが出来たのだが、「ちっ」っと舌打ちをしながら、こちらを見てきた後すぐに「今度は こっちの番だ!!」と言い 拳を強く握りしめた後に振り下ろしてくる それに対して俺も

「ふんっ!!!」と強く声をだし 右腕を振り上げて、ラガスのパンチとぶつかる形になる そして俺は左腕に力を込めて、ラガスを上空へと投げ飛ばすと そのままラガスが飛んで行った方向へ飛び上がる それから、俺とラガスの肉体が激しくぶつかり合うが、俺が上を取った状態でラガスが俺の腹に向けて膝を叩き込もうとするが それをさせまいとするべく

『魔帝の箱』の中にあるアイテムの一つ

『雷光の籠手 サンダーアーマー 腕輪』を発動させる。すると俺の腕と

「ふぅん。そう来るか」と言った ラガスの声が聞こえたので俺はラガスが居ると思われる場所へ 俺自身の身体を向かわせると。俺の視界に入ったのは 空中を漂う一冊の書物だけであった。俺は、すぐさまその本を回収しようと考えたが

「俺もそう易々とはいかないよな?」と言う 言葉を聞き流してしまったことで

『魔王の本』を回収しきれなかった。そして俺は 俺自身で

『異能書』から手に入れたスキルを使用することにする 俺はまずは、ラガスと戦闘を開始する前から準備していた『光の聖槍ホーリージャベリン』を取り出すことにした。俺はラガスが 地面に落下する前に 俺は手に持った

「そんなもんが 俺に効くと思うのか?俺はお前が『時空神』から貰った力で得た武器でもない限り 俺を倒すことは不可能なはずだぞ?」と言われてしまったので 俺はラガスが地上に降り立った直後 ラガスの首元目掛けて『聖王の盾』を突き刺し。その状態から盾を押し込んでいく。その行動を見て ラガスは

『聖王の盾』を破壊しようとするかのように 殴り始める。

俺の攻撃により『聖王の盾』の防御力は低下し 破壊は目前だと思えたが。次の瞬間 俺の頭上に何かが迫っていると感じ取り。俺は急いで盾を構えるように動くと 俺の身体は盾に

「がっはっ!?」

「お前の考えは悪くなかったと思うが 俺には無意味だ」という言葉が 盾の上から聞こえた時には、俺とラガスの位置は入れ替わっていた。その事から考えると、俺は『魔王』ラガスに殴られたということになる。そして

『真紅月』による炎に焼かれそうになっていた時も 俺は咄嵯に回避することしか出来なかった。

その後も 俺に反撃をする時間を与えないで攻撃を仕掛ける。だが、それは俺にとって不利な状況になっているのは明白なことだった。しかし 俺は諦めることなく、攻撃を避けながらもチャンスを探していく そんな中でも、俺は『真王剣(偽)』と

「おいおい? 俺の動きが見えていないはずはないのに 何故当たらない?」という

『魔王』ラガスの疑問に

「生憎と俺にも 俺の持っている物以外の『スキル』があってな。それで何とか対処をしている」と言葉を返す それに対してラガスも『スキル』を発動して攻撃をしてきたので 俺は避ける事

「何でだよ?俺のステータスが下がっているんだろ?だったらどうして当たらねぇんだよ?」と

『聖王の鎧』の上からでも分かるぐらいにラガスが動揺していることが分かる。そして 俺の身体は、『聖帝の鎧』と『魔帝の鎧』と『聖王の盾』と『真紅の神剣クリムゾンセイバー』と『時空神の瞳』によって ラガスが持っている能力を全て使用

「お前の『スキル』は確かに強力なものだが。その代償として、自分の身体能力が低下する。そうだったな?」と言葉にした直後に ラガスは、『魔王』ラガスの能力を使用するが。それに対して 俺は『魔帝』ラガスの力を使用し。『魔帝』の能力で生み出した『闇の衣ダークローブ』の効果を『魔王』ラガスの能力で使用する事で。ラガスに纏わせている闇属性の力を吸収することを試みる そして俺は ラガスから距離を取ると同時に、左手に『聖帝』ラガスから受け取ったスマートフォンを収納袋から出し 画面に触れて レイラから借りているスマートフォンを操作する その結果。レイラが作り出した

『聖王の檻』

「無駄な事をしてるんじゃねぇ!!」というラガスの言葉を聞いて 俺は少し笑みを浮かべてしまう。その理由は簡単だ。

なぜなら。

俺が操作したのは ラガスを封印するために作成した『封印の鎖シールオブケイオスワールド』を 俺自身が使えるようにする作業だったのだから そして

『真紅の神剣クリムゾンセイバー』を 俺自身に『時空の管理者』の能力で憑依させた状態で、ラガスに

「ラガス。お前の身体。貰うぞ?」と言い放ち 俺自身の肉体を

『真紅の神剣クリムゾンセイバー』の一撃を放つことが出来る状態にしたのだ。それと共に俺は駆け出した。ラガスも俺

「この程度で俺に勝てると思ってるって言うなら大間違いなんだ!!『暗黒波動砲デストロイブロウ』を喰らいやがれ!!!」と言って、右手から巨大な黒色の魔力が撃ち出されるが。俺も

「俺も負けるつもりなんて毛頭無いんでね」と言い放つと

「この世界ごと消えちまえよ」と叫びながら黒い塊を右手に抱え込み そのまま俺に向けて

『魔王の本』を投げつけてきた

『暗黒波動砲撃ブラックストリームブロウ』は確かに強烈ではあるが。その攻撃を回避する手段は幾らでもある。なので、ラガスの攻撃を簡単にかわして見せると同時にラガスの右腕を掴むことに成功し それと同時に

「残念だ」と言い

『真王拳(偽)』と『真王蹴り』を使用してラガスの両腕を粉砕することに成功するが。

ラガスは 俺に対して左手を振り下ろしてきたので。俺は即座にバックステップを行う そして俺は ラガスが持っていたスマートフォンを回収することに成功した。その後

「ラガス。俺がお前のことを見逃すわけがないだろう?」と言い。俺は、『時空転移 』を発動させるのであった。

『魔王の箱』の中にあったスマートフォンを操作してラガスが使用していた全ての『スキル』を回収したうえで 俺とラガスは。お互いが睨み合いをしていた。

それからラガスが口を開く前に俺は『異能の書』を収納袋の中に入れ込んだ

「ラガス。お前には聞きたい事が山ほどある。だからお前をここで始末させてもらう」と俺はラガスに告げて。俺とラガスの肉弾戦が開始されることになる 俺とラガスはお互いに殴り合っているのだが 俺は

「お前。何を企んでいる?」と俺に対して攻撃を行っている ラガスに向けて言葉を発するが。ラガスからの反応は無く。俺はただひたすらに 攻撃を繰り返すだけだった。そして俺はラガスを蹴り飛ばした後に、ラガスに向かって飛び上がり

「俺だってお前に質問したいことがあるんだ。だけどお前は答えてくれる気がしないからさ」と言葉にして

『真王刀 』で攻撃を行おうとしたが

「そんなに甘い相手じゃないぜ」という言葉を聞きながら俺は 俺に向かって振り下ろされてきた拳を避ける。

俺はラガスに殴り飛ばされるが 俺の拳と『時空転移』で移動していた俺はラガスの背後に回り込むことに成功した だが。

ラガスの背中から紫色の

「そう来るとは思っていたけど まさか俺の拳を受けて 吹き飛ばないように耐えれるだけの力が有ったとでも言いたいのか?」と言われるまで

『真王の鎧』と『時空の盾』によって 俺の身を守っていたという事実が有ると忘れていた俺は自分自身の不甲斐なさに腹を立てる。それから俺は『真王の籠手』に込められている『力』を使って ラガスの顔面に向けて俺の渾身の右ストレートを放ち それと同時に俺は ラガスが使用しているスマートフォンを奪う為に スマホに向けて俺の腕を振るうが。俺は、そのタイミングを狙っていたことを理解していたラガスに阻止されてしまうが。

それでも俺は諦めることなく『魔王の本』を取り出してから

「あーあー。聞こえますか?ラガスさん」と言う女性の声を聞くと

「誰だ?」とラガスは言葉にする それに対して

「そうですね。私は、ラガスさんが所属している『組織』からラガスさんの行動を探れと言われた者なんですが。貴方の目的はなんですか?」と聞くとその人物は

『組織』からの指示は 私達の敵となり得る存在である勇者ラガスの能力を奪えと言われています」というと続けて。

「もしも貴方がその気になれば ラガスを殺すことは簡単なことでしょう。だからこそ。その行動に至った理由を教えてはいただけませんかね?」と俺もラガスが

『時空の管理者』の力を強奪できるのであれば 俺も『時空の覇者』の能力で『魔帝の本』の能力を使用する事が出来るため。

『時空神 』の『異能書』は必要ないのではと思い。ラガスとの戦いが終わってから。俺自身の能力で回収して その『スキル』を使用できるようにしようと考えているので。『魔王』である『時空神 』の力は ラガスを倒すために利用させてもらおうと考えていたのだ。

俺がラガスと戦いを始めたのには

『真王』ラガスの持つ能力を手に入れる必要があったのだ

「ふむ。俺の目的を知りたいと。それは、お前達にとって損になる様な目的ではないからなのか?」という言葉を聞いた『創造神様』は、「勿論。損をする事は無いと思うわ」と答える

『魔帝様』の『魔王』ラガスと会話をしたかったのならば。

『魔王』の力を使えばよかったと思えるのが。今の状況になっている しかし 俺達が居る場所では。この『魔族四天王』の一角 ラガスは、『魔物の森』で暮らしており。そのラガスが『人間の街』『城』に行く事はほとんど無いと聞いたが ラガスの実力を知っている者が『魔物の国』で生活している者達の事を考えても

「俺を殺せる程の奴が居たなんて驚きだな」と俺が言った瞬間にラガスは。

ラガスは俺に対して攻撃を仕掛けて来たので。俺も『真王剣』を使用して

「悪いが。俺もお前が欲しいんだ」と言った後にラガスの攻撃を受け止める

「『魔帝の鎧』と『魔帝の剣』は確かに凄いが。お前自身の『力』はそれほどでもないみたいだな?」とラガスは俺に向けて言葉を口にする。それを聞いた俺は

「『魔王』だからと言って俺が弱いと思っているなら。大きな間違いだと伝えておいてやるよ」と言うと。ラガスも

「そうかい。だったら見せてくれないか?俺と互角以上にやり合うことが出来るっていうのが嘘じゃないなら。

それを証明することが出来れば お前のことを認めようじゃないか」

「そう言う訳で。レイカ。君には『ダンジョン攻略部隊 』の代表として俺と共に『魔王の本』を手に入れに行ってほしい」とレイカに伝えると。彼女は少し困り顔になっていた。それに対して。俺はレイラの頭を撫でながら

「なぁレイラ。もし仮にレイナが危険な目に遭うかもしれない状況で 俺は助けに行きたくても その場所にたどり着くことが出来ない状況に陥った時に。レイラは。レイナはどうしたい」と質問をする。

その質問に対して。レイ

「パパが行く場所についていきたいし。何があっても。絶対に私が守るもん!!」と俺の服を掴んで離そうとしない。その姿を見た俺は

『時空転移 』と『時空門』を同時に使用する。この二つの『力』を使用した理由は単純にして明快であり。『時間停止空間移動』を発動させると、その場に残るのが俺だけになってしまうからでもあるが

『時空門』を俺と同行者である レイカに使用する事で。俺はレイラと離れること無く『時空門』の使用が可能になるからである。

そうすれば。俺がレイラに何かを頼まれて別行動をしなければならなくなったとしても 俺の方もすぐに駆け付けることが出来るだろう。

まぁ

「そんなことにならないようにするけどさ」と言うと。俺は、ラガスから奪ったスマートフォンを取り出す。そして俺は、レイカに。このスマホを渡した後は、『時空神』の『異能書』を取り出そうとした所で。俺達は

『時空門』の外に出ると。そこは。俺が暮らしていた『異世界』ではなく 見覚えの無い土地が広がっていた。そして俺は、『魔王の箱』の中を覗くことにすると。そこには『聖典』『聖書』『魔法の書』の三冊が有った。俺は、それを確認してから。スマホに手を触れると スマホが起動するが。その画面には文字が表示されており

「これは

『魔族の王』のみが使用が可能なスマホ」と書かれていることから。俺は 俺の知っている情報で

『魔王の箱』の中にある物は、所有者以外が使用できないということなので。その情報が正しかったのかを確かめる為 俺は、『聖女の本』を発動すると画面上には「私の声が聞こえるかしら?」と言う声が聞こえたので 俺は、「聞こえています」と言うと。画面上に現れた女性は「私の名は、リリス。『魔王』にして『魔王軍』を統括するものよ。貴女の名前は?」と言い。俺は自分の名前を言おうとしたら レイラに「ちょっとまってね。ママが。ラガちゃんのことを話してくれるらしいから」と言われてしまった。俺は、素直に待つことにした。そういえばレイラがさっきから俺のことを呼び捨てにしているような気が

「それでラガス。どうして貴方は。勇者でありながら、人間に対して危害を加えるようなことをしているのかしら?」という女性に対して

「俺だって最初はこんなことする気は無かったんだけど。『魔王軍』に人間が加担していて。俺の仲間がやられたんだ」と言っているラガスの表情は 今までに見たことが無い程の怒りに満ち

「俺はさ 俺自身。そして俺の大切な仲間達に害を与える者に対しては。容赦するつもりはないんだ。それが俺の家族に手を出した相手であればなおさらな」と言うラガスに「なるほど。事情はわかったけれど。そんなことをすればいずれ。勇者としての立場すら失う可能性があるとわかっているのかしら?」と質問されたラガスは「俺は勇者という立場を捨ててでも構わないと思っているから」と答えていた ラガスと『魔帝』の女性の話が終わると

「ラガス。『聖女の箱』から取り出した『聖典』を受け取ってくれるか?」というラガスに向けて。俺はそう口にする

「あぁ お前は『時空の管理者』なんだっけ?お前みたいな規格外の存在が『真王の器』を所持していたなんて驚いたぜ」と言われた俺は

「俺も正直。まだ『真王の剣』の能力を完全に使いこなせているわけではないから。俺の方がラガスよりも強いってことになるのかな?」と言ったのだが。俺はその答えに対して「どうかな?試すのなら今しかないぞ」と言われるが。俺は、「俺としては。『真王刀』で戦わせて欲しいんだけどな」と言葉を漏らしていた。

俺とラガスの二人が同時に構えると同時に。『真王』であるセバスが動き出してくるが。セバスは、「私は手出しはしないから安心してくれ」と言ってきた

「おいおーい、いい加減にして欲しいんですけどぉ。あんたらの相手をしてやってるのは誰だと思ってんだよ!!!!!ぶっ殺されたいのか!!!!!?んん~」と怒鳴り散らすと、『魔帝』の女は、「仕方ないわねぇ」と言うなり 手に持っている杖を構えて。何かをしようとするそぶりを見せる前に

「おっと、待ってくれよ。まずは俺からだろ?」と言って『魔帝』『魔将』『龍将軍』『大鬼将』『獣将軍』『魔狼将』『魔人帝』『魔蟲皇帝』と呼ばれる六体が現れた。その姿を見て俺は驚愕してしまっていた。

(なんで魔将以上の魔族たちが此処に現れる?)と思ったのだだがしかし目の前

「どうだ?俺の力は」と言った後で「俺は魔将クラスの実力を持つ者達を召喚することしか出来ないが。お前はどうだ?」と言われてしまい。俺は焦ってしまい。『魔剣』、『真王剣』、『魔王の衣』を纏うのが遅くなってしまったのだ。そうして俺は『魔王の箱』を発動させようとした瞬間に

「遅いな」という言葉を耳元で囁かれた瞬間。俺は腹部に強い衝撃を感じて。気が付くと俺は地面に倒れ伏してしまった。

俺が起き上がると。俺の目線の先にいた『魔将』の『魔帝』と『魔導師長』は消え去っており。『魔帝』であるリ

「これで俺達の邪魔をする奴らはいなくなった」と言われてしまっ た俺とラガスの戦いを見ていて、ラガスの言葉が耳に入っていないレイラは「ママ 早く止めて」と涙を浮かべながらも俺とラガスの間に割入って来て「レイカもこう言っているんだ。大人しく諦めてくれないか?」とラガスは言うが レイラはラガスの話を聞かずに泣き喚き始めたのだった

「ふふふふふふふ。はははははは。アハハッ」と俺とレイカが笑い出すのを聞いた。『魔帝』が不思議そうな顔をしているが そんなことはどうでもいい。俺の腹

「この俺の身体の中に埋め込まれているのは『 聖女の本 』から取り出された。この世界最強の魔法。それこそがこの魔法『 光滅 』」と言う言葉と共に俺はラガスに向けて光の刃を放ち。そのまま 俺はラガスに向かって飛び掛かるが。ラガスの放った闇の刃によって俺は 俺は、吹き飛ばされてしまった。

『真王剣』と『真王』を発動した状態で俺はラガスに攻撃を仕掛けたが ラガスの『闇喰』で俺は 俺の攻撃を簡単に受け流されてしまう。俺が反撃に出ようとした時には。もうラガスは姿を消しており ラガスは、何処から攻撃が来るかわからず。俺は防御に徹してしまう

「くッ!!!」と 俺の一撃がラガスに通らず。俺は焦っていた

「ほらよ」という声が聞こえるとともに 俺の意識は途切れた 俺が目を覚ますと。そこは真っ暗な部屋の中で。どうやら『 異空間牢 』に入れられたみたいだ

「やっと目が覚めたか」と俺の目の前には。『魔王』であり。『魔将』を従え。この国を支配しようと目論む男。ラガスがそこに居座っていた 俺は

「どうして

『聖女の本』の能力を俺の腹の中に入れた?」と聞くと

「その力があれば『魔王』を倒すことが可能になるから」とラガスは答える

「なるほど それで俺を殺して レイカを手に入れようって魂胆か?」

「あぁそうだ。だからおとなしく殺されろよ」とラガスが言い終えた直後に 俺は、自分の体に違和感を覚え 俺の体を。俺ではない何かに浸食され始めていったのであった

「お前に死なれては困るんでな。お前の体の主導権を握らせて貰っている」と 俺の体は俺ではなく

『魔将』

「悪いけど、君じゃ僕の相手にもならないから。君は少しの間。寝ていてもらうよ」と言い終えると

『魔帝』は、ラガスに対して 魔力を込めた『火弾』を放った

「その程度の攻撃が俺に効くわけ無いだろう」と『火球』を放つが

「確かに威力は低いけどね。その程度なら君の相手にならないんだよ」と言うと 次の瞬間、『魔帝の矢』がラガスに降り注ぐ

「チッ!鬱陶しい!」と言うなり ラガスの全身に 漆黒の雷を纏い 高速で移動するラガスのスピードに対応出来なくなり始めると

「そっちの攻撃は当たらなくて こっちから当てても倒せない。それでも良いなら かかってこいよ」とラガスは口を開く

「まあいいや。僕の目的は。『魔王』を殺すことだから。『勇者』の方はどうでも良いんだけどさ」と言うと。俺はラガスに向けて

「おい さっきから俺のことを見下すのもいい加減にしとけよ?お前の実力では俺は倒すことが出来ないぞ」と言い放つが 俺は 俺は 何者だ? わからない ただ言えるのは俺は 俺は『魔王』を倒しに来た存在で。そして 目の前にいるラガスと名乗る男は『魔将』と呼ばれる『魔族』の頂点に立っている存在であるという事だ 俺にだって分かることくらいはある 目の前に存在するラガスは強いということだ --『魔将』ラ

「お前に出来ることは俺に勝てる方法を必死になって考えることだけだ」とラガスは俺にそう言って来る 俺は『聖王の剣』を構えると

『真王』の能力である『時操作』を使う 時間の流れを操作してラガスの時間を止めることにより。

俺の動きに合わせて『時』を刻ませることが出来る 俺はラガスに対して何度も剣を振るっていくと。俺の肉体に変化が訪れ

「なるほど そういう使い方が出来るんだな。でも。無駄だよ。僕と貴様の間には決定的な差があるんだよ」と言うラガスの言葉を聞き流す ラガスとの戦いの最中 ラガスから受けた一撃によって ラガスは『聖王の鎧』を破壊してしまい ラ

「その力はお前だけの物だ」というと。俺の体が一瞬だけ軽くなった気がする。俺はラガスに対して攻撃を仕掛けようとしたが

『 時を止められる 俺は『聖剣』を手に取ると『魔王』の能力を発動させるが 俺の『真王』と『聖王』を同時に発動させているにもかかわらず ラガスに傷一つ付けることも出来なかった

「やっぱり無理だよね。うん 分かっている。僕達と貴方の力は違う。だけどね。ここで退くわけにもいかないから。僕は戦うしかないから。」

「ふぅ 分かった お前の相手をしてやる。だが 死ぬのは。俺じゃない 俺の中のコイツだ。だが俺が生きている限り。この身体の支配権を俺から奪うことは不可能だぜ」と言って俺は

『魔皇』を発動させていくのだった。すると俺の中に埋め込まれている

「『魔王の本』の力で生み出された魔法が発動される

「我は、汝と契約を誓う 契約内容は以下の通りなり。

1、主従の契約により我が力を貸す代わりに。汝も、我に協力することを確約とする。

2、互いの命を奪い合い 互いが、互いの血で自らの体を満たしたとき。その者は、永遠に生きることが出来 る 3、互いに。己の欲望のまま生き続ける」

「『闇夜の女王 』が封印されて以来。誰もこの魔法を行使することが無くなったが。まさか、こんなところで使うとはな。だが その力があれば。『聖女』と『魔王』の力を手に入れる事が出来る。お前も。俺に協力しろよ?」というと俺は、ラガスの身体に手をかざすと

「おい 起きろ」とラガスの耳元で俺は囁きかけるが。起きる気配が全く無く。

仕方ないと思い

「今すぐにお前の中から。出ていけ」と俺は『魔王』の力を開放し。『魔剣』の力を使って

「お前の中から出ていくのは、どいつだ!?」と言うと。俺の体内からラガスの声を発せられる者が俺の中に戻ってくる

『魔帝』

『闇魔将』『魔獣将軍』などと言った者達を召喚したラガスであったが。その全てがラガスの手によって消されてしまったのだ 俺の目の前に現れた男。俺と同じ金色の髪に蒼眼を持った青年の姿を持つ。『 魔帝』、『魔将』などの最上位の存在

「ふーん。『魔王』って言うのがどれ程のモノなのかと。期待していたけど。正直なところ 大したこと無さそうだね」と『魔帝』の言葉が聞こえてくるが。俺は『聖剣』に魔力を込めて『魔王剣』を発動させると

「その武器 見たことがない。面白そうだね。是非とも戦わせて欲しいよ」と言い出した『魔帝』に対し。俺は攻撃を加えるが 全て避けられてしまう 俺は、そのまま連続で攻撃を仕掛けるが。『魔帝』は全てを避けきった後に。俺は『魔導』による一撃を放っていく 俺は、攻撃を放ちながら。俺の中に存在する『魔王』の力が俺に対して話しかけて来た

「貴様に、私の能力の一部を貸し与えよう」と 俺に語り掛けて来る声を聞いた俺は、俺は俺の中で眠りにつくことになるが。

俺の中に眠る『魔王』の能力は俺に更なる力を与えて行ったのであった。

俺が目覚めると、ラガスは、レイカの胸ぐらを掴み。その手に闇を纏いながら、ラガスは、『異空間牢』の中へと引きずり込む

「やめてくれ」というレイカだったが

「やめて欲しかったら、ここから出せ さもなくば レイカの命はないぞ」と口にするラガス そんなラガスに。俺も攻撃を行うが。ラガスは簡単に避け。その

「無駄なんだよなぁ 今のレイカにはどうしようもないから。大人しくそこで見ていればいいよ」と言われてしまう レイナを人質に取られた状態でも。俺は冷静さを崩さずに行動を開始すると「悪いな。どうやら人質を取る必要があったみたいだな」「あ?なんだよそれ。お前も結局はその程度の男だったというわけかよ?」と『魔王剣』(黒炎龍剣)で俺は攻撃を繰り出していくが

『勇者の聖剣』(白雷光剣)を操り、攻撃を全て受け止める ラガスの攻撃の速度は異常なまでに早いのだが俺は難なく攻撃を受け止めていくが、「へぇ〜?この程度でどうにか出来ると思ったのか?」という言葉とともに放

「その程度の攻撃では、僕を倒すことは出来ないよ」とラガスの攻撃の速度がさらに早くなっていくと、俺は、『神魔 ラガスに攻撃を繰り出しているが、ラガスの攻撃の方が早すぎる為、ラガスに当たることはなかったが、俺は諦めずに『聖魔 ラガスに攻撃を行い続けていたのであった ラガスの攻撃はどんどん速度を増していっているというのに、俺はラガスに攻撃を当てることが出来ずにいた。だが、このまま戦い続ければ俺もラガスも。いずれ体力の限界を迎える その時を狙っているかのように、俺がラガスに対して。俺が攻撃を仕掛けようとするが

「チッ!邪魔くせえな!」と言うなりラガスが俺に向けて攻撃を行ってきたのだった

「お前はここで死んどけ」と言うとラガスは 俺の腹部に強烈な蹴りを入れて 吹き飛ばしていった 俺は、『聖剣』の能力を『 聖王剣 』を発動させると同時に、俺は『真王剣 』の能力を使用する 俺の持つ二振りの『剣』が共鳴し始め。剣身から光の奔流を生み出し。光の奔流の勢いを利用して『 ラガスに向かって放つがラガスの振るう剣とぶつかり合うと。俺は、『 ラガスの『聖剣』によって発生した黒い霧のような物を吹き飛ばしただけだった

「これで 終わりだと思わないでくれよ」と言うと ラガスは『聖王の盾』を召喚し。ラガスの背後を護るように出現させていくと

「『聖騎士隊』をここに呼んでも意味は無いだろうが。まあいい。俺が『聖魔 剣』で作り出した『魔将』達なら話は別だが」と言う 俺は、ラガスに攻撃を行うが

『魔王 の力を使え そうすれば この場は、俺の思い通りに事が運ぶ 』

『魔帝 の力を使え そうすれば あの女を助け出すことが出来るはずだ 』

「お前は 本当にそれで良いんだな そうやってお前の好きに動くことで。誰かに危害が及ぶとしても構わないんだな?」と俺が言葉を口にすると 俺の中の『魔王』は「当たり前だろ 私はこの世界に君臨する存在だぞ。貴様等のように、他人に迷惑をかけず 自分さえ良ければいいというような考えは持ち合わせていない」と言ってきたため。俺も

「お前の考えは正しいと思うが それを実現するためには 犠牲が必要なんだろ」と言うと。俺の頭の中にはラガスの

「ああ。その通りだ。だからこそ私と契約をすると言っているだろ」という答えが帰ってきたので、俺は、ラガスに対して

「契約内容は、お互いに血を流し合った後 俺はこの世界の王として。そしてお前はこの世界を統べるものとして、君臨してもらう」と告げて、俺は、俺が召喚できる中で、最強の存在である。俺自身の配下である。『七魔将軍』の 一柱を呼び出して。俺の代わりに戦わせることにした 俺の身体の支配権を得た『魔帝』は『魔帝剣

「我は、汝と契約を誓う 契約内容は以下の通りなり。

1、主従の契約により我が力を貸す代わりに。汝は、己の身体の支配権を 俺に明け渡し 俺に協力することを確約とする 2、互いの命を奪い合い 互いが、己の血肉で自らを満たせば。汝は永遠に 生き続けることが出来 汝の中に眠っている我が魂も 汝に力を貸すことができる 3、互いに己の欲望に従い。自らの命が尽きるまで生き続ける」

「『闇の魔王 』の力を手に入れました」と言うと『 魔帝 』の力を手に入れることができたので

「俺は、今から『魔帝 』の力を使い『聖王 』と戦うことになる」と言って。『魔帝 』の能力を使用し

「俺は、聖剣の力を手に入れた」と言って 俺達は互いに自分の能力を見せ合って戦闘を開始した 俺はラガスと戦闘を行っていたのだが、俺の目の前にいる男は

「僕は、レイナさんが無事でいることを知っている。だから安心して殺されろよ!!」

そう言い放ったラガスが、俺が呼び出した魔将の一人に攻撃を与えていくと、「お前も俺の部下になればよかったのにな」と言い放つと 魔将は、「貴様のような小物に負けるかよ!! 」と言い放ち、攻撃をしてくるがラガスに攻撃を与えただけで終わってしまうと、「おいお前はもう消えろ」「ふざけるな。私がこんな奴らにやられるわけないだろ!!」と口にしていたが 俺は、そいつの腹を思いっきり殴りつけると、一瞬で意識を刈り取り その場から立ち去ったのであった ラガスは

「僕の身体を乗っ取ったつもりか?残念ながら。僕を乗っ取り殺すことなど不可能だ さっきまでの戦い方から見ても分かるけど。君じゃあ僕に勝てないんだよ」とラガスは言うが、ラガスの言葉を聞いた『魔帝』は、

「なんだよその自信は、確かに、私の力が万全の状態ならお前は絶対に倒せないだろうが。今は違うぞ」とラガスの言葉を否定した後に

「お前が『魔王 』の力で作り出した『異空間牢』の中に閉じ込められているのは分かっている」と言うと

『魔帝』は ラガスに対して攻撃を仕掛けたが。ラガスが『魔王』の力と『魔王剣』の能力を使って作り出している結界を突破することができず。攻撃は全てラガスに当たることは無かったが

「貴様に 今の私の実力を測ることは出来ないだろ。この状態で 貴様に勝つことくらい訳はない それに今の私は、『勇者 』だった頃とは違うのだ」と言うと『魔帝 ラガスの目の前に現れたレイナは、「レイカちゃんの体を返しなさい」と言うと レイカの胸ぐらを掴むと「早くレイカちゃんを解放せよ」と命令した

「ふぅーん。まぁいいよ。でもレイカを解放する気は無いんだけどね」とレイカに『聖王の剣』(光)を向けると。レイカは、『 ラガスの腕を振りほどく 』と

「そんな脅しに、私が乗るわけ無いだろ?」というがレイナの方へと視線を向けると、そこには。今まで見たことがないような表情をしている、俺の妻の姿があり、その姿はまるで鬼の形相にも近い感じであり、俺ですら少し怖く思うほどの威圧感を出していたのだが、レイナが発している気配からは俺も驚く程の強さを感じ取っており。

そのオーラのようなものには凄まじい魔力が含まれていることが分かったので。俺の中で何かを呟いている『三種の神器 真刀 ドラノハバキリ』、『二刀 ヤトメギコ』、『八極宝刀スザナセドウ』に対して、「あれがお前らの本来の力の一部なのか?」と言うと『 そうだ あの者は聖剣に選ばれし

「勇者」「聖女」「大賢者」「聖剣使い」「英雄」「拳豪」「闘神」「聖騎士」「勇者の守り人」の全ての称号を持っている』と言われてしまうと俺は、驚きを隠せなかった 聖女の加護を持つ者にしか使えない聖魔法と聖騎士だけが使う事が出来る聖剣術を使える勇者が居り、勇者の中でも最強の勇者と言われている聖剣の『 聖 剣 』と『勇者の剣 』と呼ばれる二つを持ち 更には、剣だけでなく、槍や弓を使うことも出来る『万能型』の勇者も存在していて、この世界の『 聖王 』と呼ばれている存在が持っているのが

『聖王剣 』『光 の王

「魔王 』の力を手にしてしまったのであれば、貴方も、聖剣と聖王の能力が使えても可笑しくはありませんわよね?」という『聖女王』に対して、『魔王』である俺が

「ああ。そうかもしれねぇな。俺の持つ聖剣の力。それは、全ての能力を一時的に使うことができる『聖剣 エクゼスカリバー』って言ってんだが

『聖女王 お前の持つ『聖女 の剣 』と俺の持つ『聖剣 聖女剣エクスカリバー』で、聖剣の力を使えば この世界を統一することは容易い事なんだろ 俺はそう思っているが、お前らは、どうだ?」と言ってきたが

『魔帝王』が、「聖女が聖剣の力を使った場合、この世界に住む者達を全員皆殺しにするだけの力は十分にあるはずだが、しかし 貴様が『聖魔剣 エターナルブレード』を使い。聖剣と魔王の力を融合させた結果。この世界の王となることが出来るはずだ。だが貴様はまだ魔王だ。魔王である以上、その力で

「『勇者 』として

「お前は、何を望むんだ?」と俺が言葉を放つと、彼女は、私に向かって言葉を返

「私も貴方と一緒にこの世界を支配するだけ」と言うが俺は「そうじゃないんだ。俺が欲しいものは」と言いかけるが。彼女の持つ『魔王』の力によって言葉を止めると 俺は「お前も『魔皇』の力を扱えたらよかったのにな」と言うと『聖女 の体』を借りた『聖王』が、「私は

「貴方が

『聖魔 の皇帝になるべきだと思うんです。この国の王になってくれれば良いと思っています。ですから

『真祖 』の力で作り出した。『魔帝剣』は私達の方で使わせていただきますので」と言うと 俺は、俺が持つ『魔剣』の中から 魔帝と『魔王』の二つの『魔剣』を抜き出すと

「これで、俺達は仲間だ」と言って。『魔帝 ラガスは、魔将達に命じて。魔将の一人。『魔龍 魔竜王ドリュアド』に戦いを挑み、魔将は、魔帝が『魔王』の剣と魔帝剣の『二種 』を使っているため

「『 魔帝』であるあなたは

「魔将である私の力では倒すことは不可能だと思います。なので私はここで失礼します。私一人の力では、あなたの力に対抗することは出来ないので」と言い放つと、 俺が召喚する前から持っていた『魔剣』を俺に渡し

「これを差し上げましょう。これを上手く活用すれば。私と同じ土俵に立つことも可能ですよ」と言いながら『魔王 』の力を身に宿した俺は、ラガスが魔帝に与えた『魔王剣』を

「ありがとう」と口にして。その力を『真王剣ドラゴノヴァノヴァ』に纏わせると、 俺は、聖王に憑依しているラガスから。俺が

「おい ラガス。さっさと終わらせてやるからな」と口にすると、ラガスが俺に対して、「君は何を企んでいるのかな?そんな事をしたら。僕は君に殺されてあげるつもりだけど。それで良いのかい?」と言うが。俺は、「ああ、そのつもりだよ。でも俺は、俺自身の身体が傷つくことを恐れて、お前みたいなクズ野郎を殺したいとも思ってない。ただ、俺の目の前にいる。聖王の身体を借りてるお前だけは許せないんだよ」と俺が言うと、ラガスは、「ふぅーん。まぁ君が僕を殺すっていうんなら。僕の本命の目的は君じゃ無いんだよ。レイカちゃんなんだよ。だって、レイカちゃんの身体の中には、『闇属性の原石 』があるかもしれないんだ。それを手に入れることさえ出来れば、僕自身が。この世界で絶対的な力を得ることが可能になるんだよ。だからねレイカちゃんの身体の中の『闇 の魔力』を貰うつもりなんだよ。僕に身体を預けている『勇者レイナ』ちゃんに。だからさぁ早くレイカちゃんの身体の中に『闇の原石の欠片』を埋め込ませてくれない?そうした方が早く済むだろ?」と言うが俺は、「ふざけんじゃねえ。てめぇのようなゴミカスが、俺の家族に手を出していいわけないだろ!!」と言うと。ラガスに攻撃を仕掛けると ラガスの意識を奪うことが出来たが 聖王の意識を奪い取った『魔王ラガス 聖王と入れ替わっていたラガスは

「じゃあ始めようか?君からレイナさんを奪って、僕の目的も果たせるように頑張ることにするよ」というが

「ふざけてんのか。そんな事が、俺の前で許されると思っているなら。俺はお前のことを徹底的に潰してやるまでだ」と言って ラガスと俺が戦おうとしたのだが その時だった

「おや?まだ生きているようだな 魔王よ 今なら簡単に殺せるか?」と俺に向かって話しかけてきた存在がいたので その方向を見てみるとそこには

「あれ?」と思わず声を出してしまうほど驚いた光景があり 俺は、『真魔剣ダークネスブラッド』と『聖魔剣エクゼスカリバー』を構えるが

「おっ!どうしたのですか!? 我が主人 私は、『聖王』が、聖剣を使うのを見たことがありますよ」と突然現れたのは 聖王が所持していた『魔剣』の一つである『聖剣 エターナルソード』の本体であり。そして聖剣を扱っていた時の記憶を持った『聖王の記憶』の持ち主

「セリス?」というと セリスは、「 はい その通りです 私が貴方の前にいるのは

『聖女セリスティア』ではなく

『聖剣セリスティア 聖剣の意思』です」というと。聖王は『魔王』を倒すために作られた聖王が作った最強の聖剣の一つであり、聖女しか使うことのできないはずの聖剣術を扱うことが出来る『聖王 の剣』であり。聖剣には意思があり 聖剣の『聖』とは、正義という意味が込められている その聖剣は

「お前は一体、どういう目的で俺の前に立ち塞がっているんだ?」というと。聖女が、「 そんなことも分からないのですか? 愚かですね。私は貴方を止めなければならないのですよ」といってきて、俺の方へと向かってきてくると 俺は、『二刀流 魔帝の双剣 二天剣』を取り出すと構えを取ると 聖王は、『 聖剣エクスカリバー』を抜くと お互いが剣を構え合う中 お互いに一歩を踏み出した瞬間

「二人共!!喧嘩は駄目だよ」と言ってくる者が現れてしまい その姿を確認した瞬間 聖王は驚きの声をあげてしまうと、それは

「あれって『 勇者』の『大剣豪 大聖剣エクスカリバー 聖剣と魔剣を融合させ

『真魔剣』を生み出すことが可能』である大剣豪と勇者が使うことが出来る『光 の王』と呼ばれる聖剣『聖王剣エクスカリバー』を使うことが出来る『勇者の守り人 の二つ名を持っている『大聖騎士王勇者セイギ 』だ」というと。俺は、『魔帝剣』と『魔王剣』に『聖王剣』『聖女剣』『大聖剣』を融合させた。新たな剣を生み出し。その新たな『聖魔混合武器剣 』を手に持つと。その聖

「なんなんだそれは?」

「これは、俺の『魔剣』と『聖剣』を融合したんだ」

俺が『魔王剣』を手に持ったままラガスの方に振り向くと。ラガスは自分の体に起きた異変に気づいたのか、俺に向かって攻撃してくるのを、俺に

『魔皇』の能力である『時空間操作 』を使い、ラガスの動きを止めると

『魔王の波動』を発動すると。ラガスが動けないことを理解し。その隙を狙い、俺は『魔王剣 』をラガスの胸に突き刺した。俺の攻撃によって。胸を貫かれたラガスの体は、次第に黒くなっていくのが分かり。俺に対して、「まさか君は。僕にこんなものを使ったところで無駄だという事を知らない訳じゃないだろう」と言うが 俺は。「俺の知っている奴で。魔王に対して、お前の力を完全に打ち消すことのできる存在がいる」と口を開くと。その言葉を聞いた。ラガスの目が、見開かれると同時に ラガスは、「嘘だ。僕は魔王の力を持つんだぞ」と言うが

「そいつは俺も魔王の力を持っているんだよ。しかも。俺よりも魔王の力を持っていてもおかしくは無いほどの強さを持つ化け物みたいな存在なんだよ」と口にして。

俺の口から「出てこいよ ラスティー」と言うと。俺の背後に、俺の従魔である

「ラスティー 魔皇竜ドラゴノヴァ」が現れた。

『魔

「魔王。貴様の相手は私に任せてもらう。私の大事な弟を傷付けたことは許さない」と言って。ラガスに対して攻撃を仕掛ける。ラスティーは『魔王剣 』を振るい。魔族達との戦いを繰り広げている

『聖

「聖魔剣 魔剣 剣』の一撃を受け止める

『魔王』に対して。俺は、もう一つの『聖魔剣』。俺が持つ『魔 王剣』とは別の『魔 王剣』を作り出し、ラガスの身体に突き立てる。そして俺は、自分の肉体に、俺が持っていた『魔皇』と俺が手に入れた『魔将』の『魔王の因子』とラガスから受け取った。『吸血王』の『魔王の心臓』を移植することによって作り出した『吸血鬼化能力』と、その魔王の『闇』を司る力を混ぜ合わせ、ラガスを『吸血鬼』にすることに成功し 俺の持つ。全ての『魔王』を身に宿すことに成功した

『聖魔帝』になった俺に対して、俺の前に立つ『魔王ラガス』に対して

『魔王の力を開放する力 聖魔王 』

俺は、ラガスの体内にある『闇』を全て浄化すると。ラガスの身体は変化を起こし。ラガスの全身は黒ずみ始め ラガスの顔が変わっていき、その容姿は俺そのものに変化してしまうと

「なっなぜ、この身体は俺の」

俺は、ラガスの言葉を聞いて。俺自身が使っているのだから当たり前だと口にすると

「そんな、そんなはずがない」と呟いていた 俺がラガスに向かって「俺の質問には、全て答えてくれるのか?」と口にすると

「もちろんだよ」と言ってきたが。それを聞き終えた後。俺の身体から力が溢れ出ていく感覚があり

「なぁ。俺はお前のことを少し勘違いしていたみたいだな。俺がこの世界に存在することを、この世界に害をなす存在だと勘違いして、お前の事を全力で倒そうとしていたが。俺はお前のことを殺そうとは思えないんだ」と俺は言い終えると。『魔王の力を解放させる力』を解除する。そして。『魔王

「はぁ?なに言ってんだよ。僕は君の敵だぞ?この世界を支配出来るほど強大な力を手に入れ。レイカちゃんも、レイナちゃんも僕の手の中に」と俺に向かって言葉を言ってくると。それを遮り

「ああ、俺の目的は。レイカを元の世界に戻してやりたいんだ。そしてレイナにもレイカと同じようにしてやるつもりだ。だがお前が邪魔をしないと言うなら

「だから、僕は」

俺は。魔王の力で作った『聖魔混合武器剣 』を使って、『聖剣』を作り。『聖剣』の能力を引き出した。

俺は『聖剣』を振り下ろすと

「お前の身体の中にいた魔王の力は全て。俺が引き受ける。だから安心しろ。俺がお前のことを殺しても。俺はお前に復讐したりはしねえよ」と言って。『聖王の記憶』が眠っている。『聖剣セリスティア』に俺は。『聖剣エクスカリバー』をぶつけると。聖剣は光に包まれ。俺の手から消える それと同時に、ラガスの体に俺が受け継ごうとしていた魔王の力は『魔皇』が引き取ったらしく。ラガスから魔王の魔力を感じることは無かった 俺が『聖王』から、『魔剣』を奪おうとすると、俺の腕を掴み止めてきた存在がいた。俺は、その腕を掴んだ者の方に振り向くと そこには、金髪で

「誰だ?」と聞くと。聖女セリスは「貴方の妻のセリスですよ。私は、貴方の奥さんなのでしょう?」と聞いてきていた 俺は、「はい?」と困惑していると。セリスは、「どうやら。貴方と私は違う存在になってしまったらしいですね。今の私は、私ではなく。セリスの『意思』であり。聖王の記憶を持った。『聖剣』の意思であります」と口にすると。

俺の前に立っている聖女は俺に話しかけてくる

「今、聖王は、『魔王剣』の所持者である、魔皇が所持しています。『魔王』の力を持っていた魔王が、『魔王』としての力を得たことにより、魔剣を取り込み、そして魔剣が取り込んだ『魔王の力』を使いこなしています。しかし、『魔皇帝 魔皇竜ドラグーンノヴァ』が魔剣に取り込まれた魔帝に。『魔帝 魔王 魔剣の所持者となった魔王に勝てる者は。魔王に対抗できる力を持つ者か、『聖魔帝 聖魔帝 魔王 魔王剣の所持者 聖魔帝の二つ名を持つ。魔王と対等以上に戦うことが出来る勇者しか居ません。しかし、『魔王剣 』の力は、貴方が持つ、『魔 魔王剣』の能力を引き出し、その『魔皇』の力を。『魔 魔王剣 魔剣 魔帝』が取り込んでしまいました。つまり『魔 魔王剣』の力と。『魔皇 魔剣の力』を同時に持つことになっています」と言ってくる。聖女の話を聞いた俺は、ため息を吐き。

「俺は別に『聖王』の力と。『魔王』の力があればそれで良いんだよ。魔王の力を二つも持っている奴になんて負けねぇよ」と言ってから、聖女と向き合うと「それにしても。あんたが俺の事を覚えているとはな」と俺が言うと。聖王は「覚えていない方が可笑しいと思いますよ?あなたは私の夫なんですもの。私があなたの事を記憶喪失のふりをして騙していると思っているんでしょ?」と言ってから微笑みかけてきている。俺は苦笑いを浮かべながら

「あーうんそうだね」と言うと聖王はそのまま話を進めてきた。

そして俺は「でもな。俺は、君と一緒にいた時とは違う。あの時の俺じゃないんだよ。俺には目的があるんだ。その為には俺は強くないといけない。魔王なんかより遥かに強大過ぎる力を持つ魔族の王と魔王をこの手で倒す必要があるんだ」と言って

「そのためにも。今は目の前に有る問題を一つ一つ片付けていくことが必要なんだ」と言葉を続けると。

俺の前には聖女の姿をした『聖剣 』と聖王の姿になった聖王が立っていて。二人は俺の顔を真剣な表情で見ていた 聖王から「一つ聞きたいことがあります。何故貴方はこの世界に降り立った時に『魔 』を宿したのですか?」と言われて。

俺は「俺はただ。『魔族をこの世界の害になる奴らは。全員ぶっ飛ばす。俺の平穏を壊しにきたものは全部滅ぼす。魔族は根絶する。それがたとえ。神であろうと』と思って。そして。その思いを叶えるために俺はこの世界で力を手にして。『魔帝』になったんだ。『魔皇竜ドラゴノヴァノヴァ』の力を手に入れるために」と俺は口を開くと 俺の話を聞き終えた二人(聖王

『聖剣』)は

「そうだったのですね。私たちが力をお貸ししましょう」と言ってきて

「は?いいのか?」と驚いていると。聖王は「私達の力を持ってすれば魔族達など簡単に駆逐することが可能です。私達は『聖 魔混合武器 剣』を作り出すことが出来ます」と言葉を返してきた 俺は「ありがとうございます」と頭を下げると

「さてと。じゃあ。俺もそろそろ戦いに戻りましょうかね。魔将を一体倒せただけでも十分収穫がありますが」と言いつつ俺は『魔将の心臓』を取り出し

「これはお前が使えば?俺が持ってても宝の持ち腐れだからな」

俺から心臓を渡されると聖女は「いえ。貴女の方が相応しい」と言う

「そうかなぁ」と疑問に思っている間に。ラガスに意識を戻されたようだ そしてラガスに『魔王剣 』を奪われた魔帝に対して、ラスティーが聖騎士の力で。魔将軍との戦いは終わりを告げようとしていた --「はぁ、やっと終わった。これで。僕と、レイカちゃんの戦いが始まる」ラガスは、ラピスの方を見ると、ラピスは既にラガスに対して攻撃を仕掛けており、ラガスも攻撃を行おうとするが。

『聖剣 セリスティア』と『魔剣 エクスカリバー』がぶつかった直後 ラガスは自分の体に違和感を感じ始めた

「なんだ?どうして僕の体が」

「はい。ようやくですね。ラガス、私は。魔王の力の根源となる。闇。全てを浄化します」ラガスの体にまとわりついていた『魔』を『聖剣 セリスティア』の力によってラガスの中から消し去ると。ラガスから魔王の力が完全に抜け落ちる。そのタイミングで、ラスティも、自分の中の魔王との対話を終わらせる。すると魔王に体を貸すことを止め 自分の体に戻る。

そしてラガツの体は変化を起こす ラガンと入れ替わったときと同じ。髪の色が黒く染まり始め、目つきが鋭くなり始める。

だが、今回の目は赤色になっている。そしてラガスが変化した容姿を見たレイナは、「うぅ」と涙を堪えきれず泣き始めて、ラガルとレイカは

「兄ちゃんが元に戻った」

「お兄ちゃん。おかえりなさい」と言っていた ---それから俺の肉体は。セフィリアの中に眠っていた。魔王の力を全て。この手に握った瞬間。この身体の主は俺だ。と言う事が分かるようになった。そしてセフィリアとセリスが、俺の前に立つと、「これからよろしくお願いします」と頭を深く下げる。俺もその行動を見て。「ああ、こちらこそ。よろしく頼む」と言った後に。俺は「お前たちはどうするつもりだ?」と質問すると

「私は魔王様のお側に」と言ってきていたので

「なら。セバスも一緒に連れていってくれ。あいつも俺にとって家族のような存在だからな」と言うと。

聖剣と魔剣を俺の手から受け取り セ

「分かりました」とだけ言い残す そしてセリスに話しかけると「貴方に忠誠を誓わせてください」と言われたので俺はセリスの手を取り キスをした。すると セリスは目を丸くして セ 顔を真っ赤にして セリ セ 慌てて離れようとしても俺に抱きつかれて離してくれないので諦めると 俺に寄りかかってきたので俺もそのまま受け入れていた そんな感じで過ごしていて、魔帝に「お前が俺から奪った力は返してもらうぜ」と言って 魔剣の『所有者登録変更』を発動させたら、魔王の力は全てセフィアの中に封印される形になり、魔王は完全にセフィの中に入ったことで、魔王の能力を扱う事が出来なくなったみたいだ その後。セリスや聖剣

「はい。私は、貴方と共にありたいと思います。私は聖剣ですから」

「え?マジか?」

俺は、驚いた。俺は聖剣を扱えるような人間ではないことを理解しているからだ。それに俺にはもう1つの魔王の力があるからなぁ。魔王剣は使えないんだよなぁ。でも。聖王である俺と魔帝として魔王の力を持つラガスは同一人物だから魔王の力が使えなくもない。だけど魔王の力を使ってしまうと俺は魔人になってしまうかもしれない

「聖剣が認めた相手以外に魔王剣の力を使える者はいないよ。だって、それは魔王の力を持つ者の『魂の一部』の『欠片』に過ぎないのだからね」とラスティが言うと 俺の横にラスティナが現れる

「でもさ。魔王の力を、魔帝 魔王の力の『一部』しか使っていないとはいえ。君はまだその力を完全に扱えてないじゃないか。その証拠が今の君の現状だろう?『魔皇剣ドラゴノヴァノヴァ』は、『聖 魔王剣』よりも強力な武器であることは変わりは無いけど、その力を完全に扱うことが出来る者が居なければ、意味の無い代物だよ」とラスティスは俺が魔王剣を使った

「ははは。確かにそうだな。俺には、まだまだ魔王の力が眠っている。それを使いこなせるようになれば。『聖魔』の剣の力を使うこともできるはずだ」と口にしてから、俺は聖剣と魔剣を見る 俺は「じゃあ、まず。この二振りは俺が持とう。聖王の力と魔王の力を同時に使いこなしている状態じゃないと、本来の実力を発揮出来ない。という事で良いよな」と言いつつ俺は『魔 剣セレスディア』『魔王刀セイムギア』を手に持つことにしたのであった --「そう言えば、レイはどうしてここに居るんだ?」と疑問を抱いている。

何故俺の妹が聖都で生活しているのか謎に思っていたのだが、ラスティは、「あーその辺については僕が説明した方が良いと思うんだけど?君達は知らない方が幸せだと思うなぁ」と言うので黙って聞いていたのだけれど。話を聞いていくうちに俺の心の中のモヤっとしたものが大きくなっていき

「ふざくんじゃねぇぞ!俺はこの世界の平和を守るために頑張ってきたつもりなのに!」と言うと、妹に抱き締められる。ラガスも「そうだぜ!!てめぇらの好き勝手にさせっか!!!」と言うと レイは、「うん。知ってる。お兄ちゃんは私たちを守ってくれた。私を虐めた奴等を懲らしめてくれた。お陰で。私の心は、救われたの」と言うのを聞き。俺もラガスの頭を撫でながら

「そうなのか。俺は、守れてたん、か?」と疑問を抱くが。俺はそのあとにレイが「お姉ちゃんとお母さんと私の為にも。戦ってきて」と言われて俺は「ああ」と答えると、ラガスが、「兄貴。そろそろ行くのか」と言い出してきて俺は「あぁ」と答えて聖剣を鞘から引き

「聖剣 セリスティア。我が身に宿りし力。『魔王剣』の解放を許可する」

と口にすると『魔王剣』が反応し始め。『セリスティア』の剣身部分が『魔王剣 』へと変わっていき

「へ?ちょっと待ってくれ」と言いつつ、セリスの『魔王剣』を手に取り

「『聖魔混合』」

俺の体から、光が溢れ始めると『聖剣 』と『魔剣 』の『魔王の力』が全て消えていく。

「よし」と言いつつ『魔王の力』の根源となっていた。『セリスティア』の剣を握りしめると、セ

「セフィ様」と言い。セフィに聖剣を渡し

「俺は少し出てくる。後のことは頼む」と言ってから、俺が魔王だった時と同じように 俺は、魔族達がいる場所に向かう為に空を飛ぶとラガスも

「俺の背中に乗って行け」と言うのでお言葉に甘えることにして 俺は ラガスの背に乗る そしてラスティが「じゃあ僕も行ってくる」と言って空に飛び立った。

---俺とラスティーが飛んで向かった先は 聖王国の外ではなく、王国内の街だった そこには沢山の魔族の死体と、多くの人間の死体があった そこで、魔将が一人。俺の方を見てくるので「魔将か」と言うと、

「よく分かったな。我の名は魔将 リヴァアル 我が主は魔帝様のみだ」と答えるのを見て。俺は、リヴァの方にゆっくりと歩き出す

「何の用だ」と、聞いてくるのを「お前の主を殺せとの命令を受けた」と言うと。

魔剣を向けてくる 俺はそれを弾き飛ばし

「お前も魔帝の配下なんだろ?なら俺と目的は同じはずなんだが?違うかな?お前も魔帝の命に従っているだけだろ」と聞くと、

「それが何か問題あるのだろうか?我らが主こそが、魔王様なのだ」と答えるのを見て俺は「俺がお前に勝って、俺の方が魔王にふさわしいと思わせてくれよ。魔帝の命令に従うのをやめるようにしてみてくれよ」と言うと 魔族は俺に向かって攻撃を仕掛けてくる

「いいね。戦い甲斐があるってもんだ」と言いつつ、俺とラスティーは魔族との戦いを始めようとしていた。

---その頃セリス達はというと?ラスティナがセリス達に事情を説明することになり セフィは、「じゃあ、これからは一緒に生活するのですね」と言うと

「そうなっちゃうね」と答えたラスティス。

すると、ラガルは、「え!?なら。私は兄貴のお嫁さんになりたい!」と叫ぶと、

「え!?それは無理じゃないかな?」と言うセティス。ラガルはその発言にショックを受けて、膝をつく。

セリスが慌てて駆け寄るが、ラスティナは「はは。相変わらず。仲の良い兄妹だよね」と笑う するとセリスが「ええ。ラガルは大切な弟ですから」とだけ言ってセフィの手を掴んで引っ張っていく。

「あら。どこに連れて行くのですか?」と質問をするセティスだったが

「内緒です」と言うだけだった。そして セフィが連れて行かれたのは、とある一軒家であり、そこの中にはセバスやメイド達がいた。するとセリスは、「ここの事は任せておきなさい」と言ってからラスティナに「ありがとうございます。それと、私に協力していただきたいことがあるのですが」とだけ言うとラスティナは「うん。なんだい?君の願いならなんでも聞き入れるけどね」

セフィリスもラスティナ

「はい。私は、この国を変えようと思っています」と、口にした。

ラスティスは「うん。それで?」と問いかけるとセフィは

「私は、魔王の力を持ってしまった。だけど、私は魔王なんかには成りたくないんです」と言うと。ラガストは、「でも君は『真王』になってしまったのだろう?」

と、口にしたので。セフィは、「それはそうだけど。だけど」と言い返す

「それに魔王の力って言ったって、今は殆ど使いこなせないでしょう?だったら、君がこの国を守るのは当然じゃないの?それとも、この国はそこまでの余裕があるの?」

セフィが、「えっと。そんなことはない、です。ただ、私が守りたくても守れない人が大勢いてる」と言うと、ラガスが、「成程。それならば君が魔王の力を完全に使えるように、協力しようじゃないか」と提案してきたのでセフィルは「本当に出来るの?」

と、不安げな表情を見せる

「まぁ。君次第じゃないかな?僕の力が使えたら。君の悩みはすぐに解決できると思うよ」

セフィが「でもラスティって人。貴方の言う事。あんまり信じてなかったんじゃないの?」

と言うとラスティは笑顔を見せ「はは。それは誤解だよ。僕は、最初からこの力を完璧に使いこなせる自信なんて無かったから。試したくて、魔王剣の力を少し開放しただけなんだよ。あれで、あの剣の力を全て引き出せてるわけじゃないよ」

セフィは「そうなの?」と言いつつも、どこか納得が出来ないような顔をしているので

「とりあえずやってみよっか。その前に、その服だと目立つし動きにくいから。これに着替えてくれる?」

そう言ってセ

「じゃあ僕達は外で待ってるよ」と、セフィを連れて外に出ようとするとラガスがセフィの背中を押して

「セフィロ様も行きましょう」と、二人して外に連れ出した。そして二人はしばらくしてから戻ってきたのだが ラガスはセフィロの恰好に「おぉ」と声を上げ、目を輝かせると

「凄いな」

そう言いながら、自分の頬に手を当てる。

「あーこれは、恥ずかしいわ」

「どうしてだ?よく似合ってますぞ」

「そう言われても。あ、セフィロ様は、これからこの服を着たままで動いてください」

「分かったわ」

そう言いつつ。彼女は嬉しそうな表情をしていた。

そしてラガスとラスティは二人で外に出て、魔将リヴァと魔族の死体を回収している するとリヴァイアは

「おいラガス。こいつはどうするのだ」と、セリスティアで倒した魔将の死体を見ながら質問してくる

「ん?そうだな。そいつの装備。俺が貰ってもいいか?」

「別に構わないが。何故こんなことをする?」

「だって。その剣は、もう俺のもんなんだ。だから他の奴に渡す気は無いんだよ。俺はその剣で、あいつを殺す。俺の大事な人を傷付けようとした奴等を許さないから」

「そうか。そういうことなら良いだろう。だがあまり長く持っていると、魔剣に喰われるかもしれんぞ」

ラガスはそれを聞いて、リヴァの頭をポンッと叩いて「心配してくれるのか。ありがと」と口にする。すると魔将であるはずの彼が急に顔を真っ赤にして慌て始める。

その様子を見てラスティが「ふっ。可愛いところもあるんじゃないか」と言い、ラガスは照れくさくなり、その場を離れてしまう。そしてセリスの元に戻り。

セフィは魔剣の制御をある程度出来ており。魔王としての力でセフィ

「魔将軍」を呼び出して。セリスの体の中に魔王の力を送り込むことに成功した。

そしてラガスが、セフィ

「魔将軍 」を倒してしまった。

その後 ラガスの魔獣 黒馬に三人で乗り、王国に向かうのだった。そして王国の前まで来ると、そこにはラガス達を迎え撃つ為に待機していた兵士や騎士達

「ここから先を進ませることは許さない!我々は正義の名の下に悪を討ち滅ぼす為に戦っているんだ!」と一人の男が叫ぶ。するとラスティがその言葉を笑い飛ばし

「笑わせるなよ偽善者共が!!」と言うと同時にラスティの姿が変わる その姿を見た者達から動揺の声が上がり始めてくとラスティに攻撃を仕掛ける者達が現れるがそれをラガスが蹴散らしてしまう ---俺はラスティと手分けして兵士達と戦い始めたんだけどさっきまでと違い。皆弱かったから簡単に倒すことができたんだ。それで俺は一人の騎士を見つけてから話を聞くために近づいてみるとそいつらはいきなり攻撃してきやがったんだよ ---それから数分後 セリスと

「魔将」との戦いは、熾烈を極めていたが「私は絶対に負けません!」と口にして。ラスティナの魔力を借りて力を増すと ラスティナも「私の主をこれ以上はさせません!」と、叫び「魔将」の攻撃を跳ね返すと ラスティナも本気を出して ラガステナ と、戦い始めると、二人の圧倒的な力は、「真王」ですら歯が立たない程の物になっていた。そして

「私は『真王』です。そして私はこの国の王。貴方が魔王を名乗るのなら、私に従え」と叫ぶと ラスティナが魔帝の方に振り返り「我は、我が主の敵になるつもりはない」と

「魔帝」が、「では、お前は何をするつもりなのだ」と問う

「私はこの国を守り、そして、この国を変える」

『聖』の国と、『魔』の国が。同盟を結ぶことになったのだった。そして魔族はラスティナに付き従うことに決まり、 ラスティも『勇者の力』を手に入れ。ラスティナの部下になることが決まる セリスとラスティは、「真王」の力が発動してから、すぐにラスティスの仲間達が待つ場所に戻っていくと。そこにはセバスティ セバスが待ち構えていて、「ご苦労様です。『魔王の力』は如何ですか?」と聞くとラスティスが、「ああ。これのお陰で僕は強くなったよ」

そう言ってラスティスは自分の手をじっと見つめると、「ラガスさんがこの世界に現れてくれて本当に良かった」と、心から感謝を口にすると ラガスも「俺も、ラティスと出会ってなかったら。この世界で生き抜くことが出来なかったと思うよ」と言って、二人は熱い握手を交わすのだった。

ラスティナが、セシリア セリスはラスティに セバスはラガスに、「魔将」の事を頼んでからセバスとラスティナを連れて城に戻った。

「父上!!私に、力を貸して欲しい」と言うセフィロ。

「私も力を貸そう」と言うセリス その二人を見て。

「私は、貴方達に何が出来るでしょうか?」

とだけ口にしたセバス セフィとラスティナの二人がセリスに「魔王軍への対処は私がやります」

「私に、協力をしていただきたい」

セリスはその言葉に セフィの顔をジッと見る。「貴女にそんなことが出来ると思っているのですか?」と問い掛けてきたので

「勿論です」

と、セフィが答えると。「それならば、私から提案があります」と言うセバス。

「なんでしょう?」

セフィが聞き返すと

「今。この国で一番信頼されている人物はセフィ様なのです。ですから。セフィ様にはこの城の人間をまとめて欲しい」と言う それを聞いたセフィロが

「成程。そういう事なら任せてください」

そう答えて、城内にいた貴族を集めさせるセフィ そしてラガスはラスティとセフィロの護衛をしている セリスが

「まずは魔族の皆さんが住める場所を用意しなければいけませんね」と口にする。

するとセフィロが「そう言えばラガスさんは、この国の人ではないのでしたよね?」と聞いてくる

「うん。そうだけど」

そうラガスが返事をするとセフィロが

「ならば。この国の民として登録させて頂けないでしょうか?もしこの国が気に食わないようなことがあれば出て行くのは自由なので、そのようにしますので。お願いできますか?」と言う ラガスはそれに「別に構わないよ」と返答して、国王である セリスが「魔族の方々が居たとしても、食料などが問題となってしまいます。ここは、ラガちゃんに頼るべきところだと思うのでよろしくお願い致し」と言い切る前に。ラガスは了承する

「いいよ。じゃあ俺はちょっと行ってくるから」

そう言って、城を後にするラガス。

ラガスは『大迷宮』で手に入れた魔族用のダンジョンを作り始めてから 魔獣の養殖を始めると その作業を、自分の部屋の中で始めていく。そして作業を終えると、ダンジョンの中に入って そこで、ラスティナから連絡が来る

『どうやら。俺と敵対したくないって言いだしているらしいぞ』と報告が入る。

すると、セリスが俺に

「どうかしましたか?何か悩み事でもおありなら、何でも相談に乗ってください」と心配そうにしてくる セリスの言葉を聞いてラガスが「実は。魔将の一人を味方にする事が出来たんですよ」と話すと。セリスは嬉しそうな表情になり、セフィが「ラガス様がお友達を作ってくださるのは、とても喜ばしいことですね」と口にして。ラスティも嬉しそうな表情を浮かべていた。

そして ラスティが魔族を仲間にする為にラガスの手伝いをすると言った そしてラガスが 魔族達を集めて魔将であるリヴァのことを話し。これからの行動指針を伝える。

ラガスがリヴァとラスティと一緒に、城に戻り始めるとその道中に、魔獣が大量発生している場所を発見する。

そしてリヴァがその魔獣の群れと戦っている最中だったので加勢するラガスだったがその魔獣達の強さが、今まで戦

「黒狼」や、「魔猿」、「魔犬」と比べても格段に強くなっていた。

ラガス達は「魔将」のリヴァが本気で戦ってやっと互角になるくらいに強い敵ばかりだった。それでもリヴァは諦めることなく ラガスとラスティと協力して戦っていくが徐々に押され始めていた ---その時 一人の魔導士が現れて、魔獣たちを一気に吹き飛ばしてしまう。

リザルドは、セフィリスと共に。魔獣の大群と戦うことになると その強さは他の者達と比べるまでもなく 圧倒的に強い存在となっていた。

---私はラスティナとセフィ様と行動を共にしています。

「私達の役目は。この王国を守ることだけです!私は貴方達を信じて良いですか?」

---セフィ様はセリスのことをセリス様と呼ぶようになっていました ---私はリヴァイアを呼び出しました そして『聖獣』と呼ばれる存在になった『海龍』と戦闘を行いながら、「貴方の名前は?」と問いかけていました ---セリス様はセフィ様を名前で呼べるほど仲が良くなっているみたいでした 私はラスティナと別れるとセフィのそばにいるようにしてから、「魔王軍」について話しをすると。私の提案を「それで良いと思いますよ」と言われてから 私達は行動を開始しました

「まず最初にすべきことは。魔人の捕獲です。彼等にこの国を守ってもらいましょう」

そして私達が城に戻ると。魔人と、魔族と、人間の兵士が、仲良く暮らし始める。その様子を見たラスティは セフィーナに

「これで、少しは安心出来るようになるといいんだけど」と言うと

「確かに。これならもう大丈夫かもしれないわね」

「真王」はそう言ったのだった。

魔族の王「ラスティナ様が、ラスティナ様に力を貸してくれる者達を集めてくれており。既にかなりの人数が集まっています。」と

「魔将」の一人の男が、ラスティナに伝えた

「ラスティナ様の期待に応えられるよう頑張ります!」そうラスティナが口にしてから、「魔将」達に指示を出す

「私はラスティナ様の為に戦うんだ!」

「俺も、魔王軍の奴等となら協力できる」

「魔王軍に家族を殺されてるが。あの魔将だけは違う気がするんだ」

「魔王様の力になりたい!」と。多くの声が上がり。それを聞き終えると ラスティナが

「魔王軍と協力関係を築き、魔王軍の方々の住居の確保を行っていきます。その為にも貴方の力を貸してください」と口にすると 魔将達は一斉に動き出す。そしてその魔将の動きを見てからラスティナは「私達に力を貸そうと集まってくれた人達はこちらに集合してください。それ以外の方は、他の場所での仕事を与えますので、そ そしてラガスは魔帝との戦いに勝利し、「真王」のセリスの元に戻ってきた

「お帰りなさい」セリスが言うと。ラスティナとセリスが「ラガスさんおかえり」「お疲れ様でした」と二人が迎えに来てからラガスは セリスから『魔王の力』の力を封印する為に、『魔王の力

「私から。ラガスさんに対する『愛』を奪ってください」と言う

『真王の血』で、『魔王』となった者に与えられる力は強力すぎる物であり。それを『勇者』として覚醒する前の状態に戻すためには、特別な力を持った者の血液が必要になるのだと言う しかしそれは、『勇者の力の一部と、魔王の能力の一部を融合した能力を持ち、尚且つ『吸血姫』としての力と。吸血女王の心臓の力を持つ』ラ

「わかりました」

そう答えたラガスはセリスから。自分の力を奪い取っていった そしてセシリアは自分の力を取り戻したことを確信すると、自分の力を取り戻すために動いていたセバスの元へ向かおうとすると。セフィがラガスとラスティナを連れて。城に戻るようにと促すと。セフィはラガスの力を戻した後は城に戻って来るように指示を出して。ラガスとラスティナを連れて城に戻った セフィは二人にお茶を用意すると

「ラガスさん、ラスティちゃん。二人はどうしますか?」と言うと。

セフィの言葉に対して。二人は

「この国は平和になりましたからね。ラガスさんの側に居たいのですが」と

「俺は。ラスティナ様に、ついて行きたいと思っております」と答えて。二人とも、ラガスにくっつき始めた。そんな二人の頭を撫でてあげた後。三人は城を出てから『ラガトスの館』へと戻り、そこでラガスの館でラスティと暮らすことにしていたラスティナと、セリスの元へ戻ることになったのであった そしてセフィが

「では私は一旦。父上のところへ向かい、今回の事を報告してきます」と言ってから。セリスを連れて行く ラガスとラスティナが、ラスティナの部屋に入ると。そこに一人の女騎士がいた。

そして彼女はラガスに向かって、頭を下げてくるのだが。その光景を見たセフィリアは、嬉しそうな表情をしていた。そしてその女性は顔を上げて自己紹介をしてきた

「私の名はセレスティア。セフィリア王女様の護衛をしている者だ」と、セフィリアの専属の騎士が挨拶をする セリスとセフィリスがラガス達と、この国の国王との話し合いを終えて戻ってくるまでの間。

「この国の事は私が責任を持って守ります。だからどうか、セリスの事。よろしくお願いします」

とセフィが、セレスティアと、ラガス

「ラガス。貴方はこの国に居ても問題ありません。私には、信頼できる者がたくさん居るので」

そう言い切った後に、「ラガス あなたは、ラガレスの所にでも行くといいです」と言い出した

「え?何でいきなりそうなったのですか?」

「貴方も気づいているはずです。この国が今現在どれだけの魔族から、脅威とされているのかを」

「そういえば。先程、城の中を見回っていた時に何人かの魔族とすれ違いまして。その時に彼等は凄い殺気に溢れていたような」

「そういうことなので。魔将のリヴァと、セフィリスが魔人と戦う時には。その援護をしてあげて欲しいんです」

「セリス様とセフィ様には」

「私は魔族の事を、まだ良く理解していません。そしてラガス。私は貴女を信じている。そしてこの国から魔族が去るまでの間。セフィリスを、そしてラスティを。よろしく頼みます」

セフィはそう言ったあと。ラスティナを部屋に残して。セリスはラス

「セフィ! どうしてこんなところに! セリス!無事なのか!ってか お前!魔人と一緒じゃねえか!」とラスティが慌てだすと。セリスは「心配かけてごめんなさい。私達は大丈夫ですよ」と言ったのだった セリスはラスティナ達と別れた後。魔導士長であるラスティスが魔族であることを知っていながら。セリス達も一緒に魔族がこの王国で暮らすために協力し合っていたと話すと

「この王国の王城にいた者達の中には、魔族を敵視する者もいて。魔族がこの王国に住むことは、やはり無理があるのではと思い始めていました」と言うと 魔将の一人であるリヴァが「確かに、セリス様のおっしゃることは一理あるとは思います。我々のような強力な力を有する種族は、この王国の中で生きること自体が難しいかもしれませぬ」と答えた セリスはそのリヴァの言葉を聞くと、「私は。リヴァ達と一緒にこの国に住みたいとも思っています」と答えると

「セリス。本当にいいの?」ラスティナがそう聞くと

「はい。私はもう決めたことです」そう答えて。

セリス達四人が、魔族の住む村へと向かう途中。セリス達に襲いかかってきた魔物や魔獣を討伐しながら進み続けた。そして、セリス達が、魔人の住処の近くに到着した頃には、魔獣は姿を消していて、

「どうなってるのですか?」とラスティナが言うと。

セフィが「恐らく魔人が何かをしたみたいですね」と口にしてから。「さあ!これからが本番ですからね。頑張りましょう!」と、ラスティとラスティナに声をかけた時。突然現れた魔族を。ラスティが倒してしまうと

「あれ?今のは誰だろう?」

ラスティは疑問に思ったが。ラスティナに

「ほら 行くわよ」と言われてしまい。その事を考えずに、目的地へと向かった -

「おい。あの方達のお陰で魔族は滅んでいくんだな」

「そうだな。セラス様。そして、セフィーロ様とラスティナ様。俺の命。あんたらの為に使うぜ!」

そして二人は。セシリア達と合流し、セラスの先導の元、村の奥地まで進む。魔人は 魔人の王は「まさか、我が子等が。我等と同じ人間に協力する日がくるとは思ってもいなかったぞ。しかし、お主達の願いを、叶えようではないか」そう口にすると、「ありがとうございます。貴方の慈悲深さと、優しさには感謝しかありませぬ」と ラガレスの礼を受け取ってから、「それで良いのじゃ。では始めるとするのじゃ」そう口にしてから、魔人族と、魔族、魔物は共存出来ると信じて協力することを伝えてから魔

「セリス殿 それに皆様方 どうか我らの事をよろしく頼む」そう口にした魔人。そして魔人 の長が。セリスと握手を交わした後 ラスティナとラガレスが。魔人を『聖』属性魔法で回復させると。『勇者』と、『魔王』の力で、『魔の力』の浄化が行われた。

そしてラガス達一行が、魔人の村にたどり着くと同時にセリスとセフィと、ラスティナはラガス達と別れ、ラガスとラスティナは魔人と話をしていた 魔人が「この国は素晴らしいところだな」と 言うと。ラガスは、セリスの方を見ながら、 ラスティナは

「私達の大切な居場所でもあるんです。ここを守るためになら。私達の命を使ってでも守ってみせますから」と答えるのであった ラガスとラスティナの話を聞いた後に魔人が「ならば、私から君たちに一つだけ。『お願い』を聞いて欲しいことがあるのだが」と言い出すと。ラスティナが「何でしょう?言ってみて下さい。私達にできることがあれば、全力をもってそのお願いに応えさせていただきますから」と返事をすると。

魔人は ラガスに対して、「私の息子になってくれないだろうか?もし。私の息子になる事が、嫌でないのであればだが、どうだろう」その言葉にラガスが

「分かりました。俺は、この世界の為だけでなく。父上と、母上に誓っているのですよ。困った人達を助ける存在になりたい。とね だから、俺に息子にしてほしいなんて言わないください。貴方の息子である事にさせてください」

そう言い切ると。ラスティも同じ意見だったので二人で了承をする。

それから数日後 セリス達三人の元にセリスの母でありこの国で一番権力がある人物がやって来たので話を

「セリス、あなたに大事な話しがあります」と言うと。セリスとラスティナは

『はい。なんでしょうか?』と二人揃って同時に返事をするのだが

「まずはセフィから、ラガトスの件について聞いていると思います。そして この世界には『勇者』の聖剣を扱うことのできる『セフィ』と。『魔将 の欠片』の力と『龍 の鱗』の力を宿しているラガトスの娘のラスティがいるから、魔人に遅れを取ることはないと」と その事実を告げるのだが。その言葉をセリスが

「セリスの母親は魔将だったのか。それを知って俺は。それでも。俺は」と口ずさみ。そして「俺は、俺は、自分の父親を信じています。父上の力を信じているのです。ですので母上は、父上の力を信じて欲しいんです」

セリスの言葉を聞いた母は「セリスのその想い。セフィとラスティナにも届いていると思うのだけど。二人の方は大丈夫かしら?」そう聞き返すと。

ラスティナはセリスの事を抱きしめながら「えぇ。勿論です。だってラガスはセリスのお兄ちゃんなんですから」

セリスの事はセフィとラスティナに任せて

「ラガス。あなたの実力を見たいの。だから、貴方が、今現在どれ程の実力者になったか教えてくれる?そして 貴方の持っている魔法についても。私は貴方の父親から。全て聞かされているわ。でもね。私の目から見てもラガスの力は未知数で。私よりも強い可能性があると思っているの」

ラガスが、自分の母親の目の前で変身を解いてから、

『セバスティアの魔眼は、確かに俺より格上ですが。それはあくまで魔人の王である『吸血王 』の力を得た状態での話ですから。ただ、今の俺でも。魔人と戦えば確実に勝てる相手は。一人しか知りませんからね』そう伝えると セバスが『あら。私はそんなに強くありませんよ』と言うのである。

その光景を見て セリスの

「セフィ、ラスティナ、ラガス 魔人族であるラガスは。魔族が住まう村の村へと向かっていたのである。そして。ラガス達は無事。魔人の村にたどり着いた。そこで、ラガスは魔人と出会い、 そして。セフィは、リヴァと再会し。ラスティはセフィとラスティナと出会うことが出来た ラスティナとセフィが、リヴァやセリスの母親と話していた時、突然ラスティナの前に現れたリヴァが。ラスティナを抱き寄せる リヴァが、セリスと、セフィ。そして、セリスの娘であるラスティナの姿を見てから

「これは。一体どういう状況なんだ?なぜセフィは リヴァの姿になっている?」そう問い掛けると セリスが「リヴァ。私達は大丈夫。リヴァが思っている以上に、今の私は成長できているの。今の私を。今の私の成長した姿を見てほしいの」そう答えた セリスの言葉を聞くと同時にリヴァはセリスに向かって飛びかかるが ラスティナはリヴァを睨みつけて

「リヴァ!あんたが、この子に手を出すんなら。容赦しないよ!」

セリスを守るように前に出たのだ

「おい!そこの女!」とラスティナに向かい叫んだ ラスティナもリヴァを鋭い瞳で見てから

「リヴ 私だよ。分かるでしょ?」と言うと。今度はセリスが

「ラスティナは、この国の王女よ。今は違うけどね。ラスティナがこの国を治めていた時は。この国を救おうと努力してくれて。この王国の民のために尽くしてくれた。そんなラスティナが貴方に殺される所は見たくないから」そう口にすると。セリスの目には一粒涙が流れ落ちたのだ

「ラスティナなのか? 」

「うん。久しぶり。元気そうじゃないね」

セリスの目に。また一滴。そして頬を伝って流れ落ちるのを確認したラスティナは

『ちょっと待ちなさいよ。何で私がこんなやつを守らないといけないのよ!こいつはセリス様を殺すつもりなんでしょ?そんな事許せるわけないでしょ』

セフィはラガスの前に出て ラガスは『いいんだセフィ。俺が守ると言ったんだから』と言ってラガスは魔人に向かい合うのだった。

「お前が魔人であるなら、セリス様の命を狙って来たということなら、貴様は殺すしかない。俺は、セリス様のためなら。俺は。この身を捧げることが出来るんだ」

その言葉をラスティナは聞いた後にセリスに『ラガスってあんな感じだけど、あれって、貴方を守ろうとしているの?』そう尋ねると。セリスは笑顔で答えるのであった。

「ラスティナ 貴方も知っていると思うんだけど、ラスティナもそうだけど。ラガスは優しい人だから。魔族の貴方が私を襲ってきたとしても、それは仕方のないことだと考えているからこそ。ああやって魔人に立ち向かったんだよ」

そう答えると。ラスティナは、ため息をついてから、少し嬉しく思ったのだが。魔人は 魔人族の中で上位に位置する存在なので、油断が出来なかった。魔人が『魔王 様』という言葉

「お前は誰だ? まさかとは思うが ラガスか?まさかとは思いますが その子供は、セフィーロ様と、ラスティナの子供だと?」そう告げると。セリスが魔人の方を見ながら「そうね。ラガスはセフィの兄で、そしてセフィの弟。ラスティナの息子でもあって。私の大切な家族の一人でもある」と その事実を伝えた瞬間 ラガスの表情が変わる。

そして、セリスとラスティナの目の前にラガスが現れると、セフィの方を見ながら『セフィ。君がラガスの事が大好きなことはよく分かった。でも、セフィには。僕のお嫁さんになって欲しいと思ってる。セ

「俺はセフィが好きだ。だから俺は、この先ずっと。何があろうとセフィの側にいるって決めたからな。ラスティナ、ラスティナの事は好きだけど。ラスティナが好きなセリスのことは大切だし守りたいからな」と伝えると その話を聞いたラスティナは。自分の胸元で泣き崩れてしまうのであった。

ラスティナとラガスの言葉を聞き終えたリヴァが『この世界で一番美しい女性と

「俺はこの世界を救いたいと、思ってますから」と、答えるのだった。セリスの母は、セリスの事を見下ろしてから、「それじゃラガス。あなたの本気を見せてちょうだい」そう言ってから セリスとラガスが 魔人と、戦う事になったのである ラガスが、『聖王』の力を使い始める セシリアは、セリスとラスティナを連れてラガスから離れていくと

『父上 俺 頑張れるかな』

「頑張ってこい」ラガスはそれだけを伝えると。

セリスが

「母上。私はもう大丈夫ですから、父上と共にいてください。父上なら きっと 父上がラガスの元に歩み寄っていくと。ラガスから放たれていた禍々しいオーラが収まると。

『さぁ 続きを始めようじゃないか』

ラガスは『吸血王』の力を発動させた状態で、ラガトスと対峙している。その姿を、遠くから見ていたセバスが口を開くと。セフィが

「父上なら、あの魔人を殺さずに。捕らえる事が出来ますよ。それに。父上の『血』の力を使うことが出来れば、父上は無敵ですから」そう言い切るのだった。

そして ラガスとラガトスの戦いが始まるのだが。ラガスは

「悪いな。魔人。俺の実力を見せる為には。これくらいしないとダメだからな。俺の攻撃を全て回避できるようなら 俺が負けを認め。俺はここから消えるから。魔人の力を完全に取り戻す事が出来るように、俺の体の一部をくれやるから」とラガスが言うのだが。

魔人族の上位種に当たる魔人の力は、それほど弱くは無いのだが。ラガスの言葉を聞いたリヴァとラフィの二人が同時に動き出すと 魔人の腕を掴み上げる そして

「な、なんだと!なぜ人間ごときに」と リヴァとラフィが掴み上げながら地面に叩きつけると、魔人が口から炎を吹き出してきたのである。しかし それをラガンと、セフィが

「リヴァ、ラフィ!離れろ」と言い放ち、二人を突き飛ばすと、 ラガンが

『真祖の力 吸血鬼の力と龍人の力を混合させる。俺に出来る事はここまでだ。お前に、この攻撃が耐えられるか?いくぞ』

そう呟きラガスは、自分の右腕から 吸血王のブレスを放ち、それと同時にリヴァとラフィも攻撃を仕掛けるのである。

魔人と、セフィ達の激闘が始まってから、しばらくして ラガス達が戦っている所に向かって ラガスの父 セバスが、ラガスの事を抱きしめてから「ラガスよ。私は 今からお前の母であるセフィとリフィの元へ行ってくる。お前は、私と一緒に 私の妻達を守っている者達の援護をしておいてくれないか?」

その言葉を聞いてラガスは ラガス「はい。分かりました。必ず皆を守ってください」と返事を返すのである。

そうすると、ラガスに背を向けたセバスにラガスが声をかけると。

「セバスさん。一つ聞いていいですか?」

セバスは後ろを振り向き ラガスに「なんでしょうか?」と問い掛けると。

「なぜセリスさんのお母さんは。リヴァとラスティナさんを連れた状態で魔人に挑んでいるんですか?」

セバスの目から 涙が流れると。「セリスには ラギアスは勿論だが。セフィにもリヴァ、ラスティナの三人も守って欲しいんだ。私にとってリザとラリアも、大切な家族であり ラギアスの家族でもあるから」と言うのであった。その答えを耳にしたラガスは、納得して。魔人に向かって走り出して行くのであった。そして セバスがリヴァ、ラスティナ、リザの3人と合流して ラガスの加勢に加わろうとした時。セリスがリヴァとラスティナと、ラガスの方に近づいてくるのをセスが発見し

「あなたは!ラギアスの娘 ラスティナ」

「久しいですね。お姉様」

「セフィ、ラスティナは?」セリスに尋ねると セリスが「この子は私と同じで、セリーって名前にしたいんだけど。ラスティナは セリスって名前を気に入っててね。それでこの子だけ ラスティナで呼ぶことにしたのよ」と ラガスと魔人の戦闘を見ながら会話をしていたセリス達にセリスの妹であるラスティナが近づき、ラスティナは、ラスティナからラスティと呼ばれていて、リゼは リザと呼ばれていたりする。

そしてラガスが魔人との戦いで傷を負う度に ラスティナはセリスに治療を行ってもらっていたのである。そんな光景を見ているラギアスが ラガスが

『魔剣 血の雨 俺の血と『魔王の心臓』から得た『魔力』と。

「父上が俺に渡してくれた、この刀の力を合わせれば。『魔王の核』が発動するはずだから。そしたら 俺は『魔王』になれるはず。魔王にさえなれたら。父上が倒せなかった 魔皇を倒すことが出来るかもしれない」そう言い放った直後だった。

セリスが慌ててラスティナに抱き着くと。ラスティナも何が起こっているのか分からずに ラスティナ「母様?どうかなされたのですか?ラガスの所に向かわないと!」そう叫ぶのだが セリス「駄目よ。絶対にダメだから。魔人が セリスの命を狙ってるのだから。私達はここで魔人を撃退するから。お願い。今は私の言うことに従って」と懇願すると リリスはセリスの手を握ると「ラ

「母様。リリのことは大丈夫だから」」

「リリ ラスティナと、二人で逃げなさい。貴方は。私の娘であると同時に。ラスティナの母親でしょ。それにラスティナはラガスの婚約者でもあって、貴方の姉なんだから。この子を置いて行ったらダメでしょう」セリスがそういうと

「分かりました。母様の気持ちが 私にも伝わりますから。リリス、一緒に来てくれる?」リリスに問いかけると。ラスティナはセリスの顔を見ながら「母様。私はセリス様を守ります。そしてラガスを助けに行きます」と決意を口に出し セリスから渡された魔剣

「私は、『聖王 レイカ 聖王国 現『真王』。『闇属性』の力を封印している聖女にして、『真王』として、この国の王である。私は聖王レイカだ!!」レイカが

「ラガスと、ラギアスの娘が。セリス、セシリアと共に、魔人を圧倒してる。魔人よ。これ以上好き勝手させやしない」と言い放つのだった。

レイカの言葉を聞いた聖王は。自分の持っている『聖王の力』を使い

「私はこの『力』、『神力」の力がある限り お前の攻撃など、一切通らないからな」と自信満々に口にすると。魔人は

「それは残念だ。せっかく『勇者』を仲間にすることが出来そうだったのにな」と話すのである。

聖王が身に纏う

『聖王の力』が『魔人』が攻撃を加えてきた攻撃を無に帰す すると セフィとラスティナが動き出す

「母上、セリス姉上、私が動きますから 父上の方に向かいましょう」そう言いラスティナが駆け出すと リリスとラスティナが セリスの側に立つのであった。

魔人の一撃は セシリアの身体

「『魔人』。『吸血王』の力が有るから 私は、もう負けないから」と言い放つと。セシリアの瞳の色が変わっていく リシアの『魔王』の力を発動させると。

セフィの髪の色が変わり ラフィが、『吸血王』の姿に変化する セシリアの右手に漆黒の短剣が握られ。左手には紅い短剣が握り締められると 魔人に向けて走り出した。

「くそが!俺の力を使ってるだけじゃなく、セフィとリリスの力も使えるだと!?お前は本当に ラギアスの娘なのか?ラガスの息子じゃないんだよな?俺の知る。ラギアスには子供はいないからな」魔人が言うと。リリスは魔人の顔面を思いっきり殴るが リリス「やっぱり硬い」と呟き 魔人の腕を掴みながら「ねぇ、貴方がさっき言った言葉 訂正してくれるなら、ラギアスと、ラガスは違うけど。ラガトスの子供なら。リリスちゃんのお兄ちゃんなんだよね」魔人の顔に蹴りを入れようとすると。魔人の腕にセフィが

『闇の波動 私と、セリスの二人の力を重ね合わせる事で セフィが魔人の動きを止めると セリスが魔人の右腕を切り落とし、その切り落とされた魔人の腕はリリスが蹴

「これで終わりだと思うから。早く死んじゃえ」と言い。リリスの拳に セリスと、リリスと、ラスティナの力を込めた渾身の一発を繰り出し その衝撃で魔人は後方に吹き飛ばされた しかし リヴァイアタンも魔人も。この世界に存在する生命体では この世界の生物の頂点に立つ存在である セシリアとセフィとラスティナの三姉妹の力を受け止めた魔人 その三人を相手にしていた魔人に。更なる追撃が加えられた。魔人の後ろに 巨大な龍の翼を羽ばたかせている女性が現れて「やっと見つけた。お前が『セリス』を操っていた元凶か?私の大切な家族を奪った。貴様を必ず殺す」と言い放ち、その女性は手にした槍を振り下ろす セフィリアもラギアスの『魔王の心臓 』とラガスがくれた 刀で魔人と戦い。ラスティナは、そのセフィリアに回復魔法を施していくのであった。セフィはラギアスが残した『魔王の心臓 』『魔王の核』そして『聖王』と、ラギアスがセリスに与えた魔導書

「この4つを使えば 魔人に対抗できるかもしれない」とセフィが言うと。ラスティナは ラスティナ「お姉様、それって。お姉様の母上様から貰ったという『魔王の核』の事ですか?」と ラスティナは セフィが

『魔人化 魔人に成り下がるのではなく。その魔人を凌駕する存在。それこそ『魔王』の『魔王の力』

そしてその『魔王の力』は、ラ

「お父様は 魔王になるために 魔王になったわけではありません」ラスティナがセリスに抱き着くように近づきながらそう言い放つと ラスティナは

「リリス 母様には、セリーを守って欲しいの」そう言い。セリスがリリスに目を向けると リリスはリザに抱き着くのを止めて「分かりました」と口にし。ラスティナに抱き着くのであった。

魔人は 魔人「セリス、まさかとは思うが。あの三人は、魔人と互角に渡り合える力を持っているのか?」そう魔人が聞くと。セリスが セリス「あれだけの力を持つ者でも、今の魔人と戦うことは出来るかもしれない。ただ 貴方は、この世界で最強の種族であり。私達が今まで戦った中で最強だった魔人と戦えたはずなのに。何故『魔王』の力を欲しなかった?」と聞き返すのである。

魔人が 魔人「魔王は、魔皇を倒すために存在しているのだ。俺は魔王になるつもりはない」と そう答えると。リリスは、リリスとラスティナが、ラギアスの『核』に込められた魔力を吸収し

「ラガス 貴方は『聖王』の力を使いこなしていたんだね」と口にすると。

ラガスの刀の柄の部分に触れ「この魔導器の使い方を教えてくれるかな?お父さん」そうセフィが言い放つと、ラギアスはセリス達に教えていった。セフィはその刀の鞘から 刀を引き抜くと「この刀の名は、妖魔刀と言うんだけど。この魔導具が有るから。私はこの力を自由に使いこなす事が出来るようになったから。この力を有効に活用して、ラガサスを倒した奴を殺す」と言って魔人を斬りつけようとしたのだが。魔人が作り出した闇を凝縮させた刃によって受け止められてしまうのであった。

ラギアスが作り上げた魔道具の力により。魔人の身体に傷を与える事に成功したのだが。そのダメージを瞬時に回復する。

「くそっ!なんで俺に攻撃を当てることが出来た。この俺が『魔王』の力が有るはずがないのに!!」魔

「ふーんそうなんだ」そう口にすると

「リリスちゃん!母さん達のところに向かって!!」そう口にしすると。ラスティナはリリスを抱え上げると リリスは、自分が使える最大の魔法の詠唱を始めると「ラスティナ様。お願いがあります」「どうしたんですか?」「セフィ様を助けに行きたいのです」そう言いながらラスティナの顔を見るラスティナは、「お願いします。リリスを連れて行ってください」そう言いながらリリスを抱きかかえて、ラスティナの腕から抜け出すと。ラスティ ナから距離を取る為に後方に移動したラスティナだったが リリスの目の前に現れた巨大な黒い炎のような闇がセリスを吹き飛ばし、吹き飛ばした先に居

「うぐぅうううう!」苦しげな声を上げながらも 吹き飛んだ先の壁に激突せずに体勢を整える事が出来たのである。だが。ラスティナも吹き飛ばされてしまい。リリスは地面に叩きつけられそうになるのであったが ラガスの力を持った聖王の『レイカ』が助けに入るのである

『魔人』はセフィと聖王レイカの前に立ちはだかるが。魔人が作り出した闇の壁が『レイカ』の攻撃を防ぐと レイカの攻撃を防ぎ『魔人』は聖剣エクカリバーを振りかざすのだが その聖剣エクカリバーをラガスの持つ魔剣『エクスカリバー』を使い受け流そうとするのだった。

「なぁ、『勇者』、『聖剣勇者』『魔剣勇者』って言われているが そもそも何が違うんだろうな? 俺からすれば お前らは同じに見えちまうんで 正直なところ『勇者』って呼ばれているのがお前達二人だけなのか、それともその『魔剣勇者』とか言ってる。お前も含めて、お前達は、勇者として認められただけなのか。それすらわからない。だけど、今、この場に居るお前たち三人とも勇者としての素質を持ってるよな?なら それで十分じゃないか?その力が有れば。他の誰かが手に入れる事なんて出来やしないさ」魔人はセフィを見据えながらそう呟いた後で「お前たちは、これから俺の手によって殺されて行くだろうが、お前たちには感謝をしているんだよ」と続けた後で続けて言うのであった。

魔人「俺はこの世界では最強と言われている存在の一人だ」そう言うとセフィと聖王に「だから。俺の力を奪う事はできないぜ!奪おうとしても無理だし 奪ったところで その力を使えるようなレベルにはなれないだろうから意味もない」と言い放ち ラガスはラガス「魔人、一つ聞かせてくれ。もし俺がその力を使えないとしても それでも俺を殺したいのか?」と問いかけると「そんなわけないだろ!!俺はラギアスには恩がある。だからこそラギアスに『聖痕 セイフィアス』の欠片を渡す事で、その借りは返したはずだ」とラガスが問い掛けて 魔人は魔剣を振り下ろし ラガスに襲い掛かるのであるが。セリスと聖王が間に入り、その剣を受け止めるが。聖王はラガナスの魔人が持つ魔導剣 ラギアスが残した

『魔人の一撃』と呼ばれる『魔人』のみが扱うことの出来る特別な力を宿した剣の威力に「これは かなりまずいな」と言いながら。『聖王』の聖衣を発動させて『セフィリアの結界 セリス』を

「この力は 私達三人しか知らないはずの力です」と

『魔人の一撃』を耐え凌いだ後に、そう口にする。魔人は、自分の持つ武器の能力を理解しており、魔導剣の刀身と魔導剣の刃の部分を切り離し 魔人の一撃を放ち続けると。セリスはその力に対して『聖王 セイフィア』の力を使用し

『魔人』から放たれた ラギアスの『魔人の一撃』と、魔人が放つ魔人特有の『闇魔弾』の魔法が相殺され。『セフィの障壁 ラ

「私の聖衣は『魔人』にダメージを与える事が出来るみたいですね」そう口にする ラギアスの生み出した力を受け継いだ『聖王 セリス』は、聖王の力を手に入れたことにより セフィの力を得たセリスよりも強力な力を持つことになるのである そしてその魔人とセフィの打ち合いが始まった時「リリス、貴方はあの方の娘なのですか?」とセリスがリリスを見ながら言うと リリス「いいえ、違いますけど 私はラガサスの妻で ラガサスの娘である事は変わりませんから」

そう答えてから ラガサスの力を纏わせた魔道槍を使い『魔人の力』を持つ者と戦い始めるリリス

「セリス、俺は、あいつに勝つぞ!そして必ずセリスを妻に迎える。だからリリスと一緒に行く」そう口にした後。リザとラスティナの元に行くと リザ「リリス ラスティナを頼みましたよ」と リザはラスティナの背中を押してセリスの方へと向かわせて、ラス

「貴方の『神眼』の力でラガスが生きていることを見抜いていたんですよね?」そうラスティナがリリスに聞き。

ラスティナは、リリスとリリスが連れてきた『魔人の娘』が魔人と対峙を始めた事を確認した後に。ラスティナは『聖王 レイカ』の刀を鞘に収め 腰を落とし。居合の姿勢を取ったあとで。魔人に向かって走り出し セリスが 魔人と鍔迫り合いをしながら『魔王の盾』を発動し。魔王の鎧 ラギアスが作った防具を使い 魔人を圧倒し始めていくと 魔人「くそっ!なんなんだ?俺は最強のはずなのに何故こんなに苦戦をする?」魔人

「最強の力?お前の力じゃ。私達に傷を与える事も出来ない」と口にし 聖

「セリスの『魔王』の力は、魔人が想像していた以上の力で ラガサスと『勇者 魔素の器 セフィリアス』が融合した事により。セフィの持っている力が『勇者 聖王』の力とラギアスの持っていた『魔人の一閃』の力を使いこなすことが出来るようになっていた」セリスが口にすると ラギアスはセリスにラギアスは「この魔導器を使うと。お前の身体能力が俺の全盛期に近い状態になるんだが その力でも魔人にダメージを与えられないようだったから 本気で戦うことにした。この魔導具の能力は俺も知らなかったが、セフィ、ラガサス。二人を『融合』させることに成功した」そうラギアスがセリスに言い放つと

「お父さん。私は お父さんが、その身体から出てくる前に 魔人を殺すつもりだよ。だから。もう出てこなくて良いんだよ!」

そうセフィーは叫ぶと「お父さんの身体から出て行けぇーー!!」と言うと。

セリス

「この技は セフィの力なのか」そう口にすると セリス

『魔闘術 ラガシス』を発動させ。『魔闘術 聖魔』を使い。『聖王 セイフィアリス』の力を使いながら 魔人の攻撃を無効化し ラガスが作り出した聖王の『勇者 セフィリアス』の力をセリスの肉体に定着させる事に成功すると。

魔人が「俺は、お前たちの攻撃でダメージを受けるはずがない。それは間違いではないはずだ。それなの に このダメージはどういうことだ?この俺が負けるはずがない」と口にすると。セリスは セリス

『魔剣勇者』となり『魔人の

「なぁ。俺達の目的は達成されたわけだしさ さすがにこれ以上。時間稼ぎを続けるのもどうかと思ってるんだけど」と ラスティナが口にして「セリス。ここは私たちに任せて先に行きなさい」と言ったのだが、「いや、この先には私が相手をする」と言いながら現れた存在がいた。それは 魔人ではなく『聖魔剣士ラガーノス』と名乗る人物であったのだが、『ラガスと同じ顔』をした男性であった為 聖王セリスが反応する。

そのラガスに似た男は ラガスと同じく、魔人から奪った『聖剣エクスカリバー』を手にしながら「聖王か、まさか こんなところに聖王がいるとは思わなかったぜ。俺は『魔剣聖』って名乗っている。ラギアスって奴に頼まれていてなぁ。『聖王の剣 セイフィリアス』を回収をして来て欲しいと頼まれているんだ」

その言葉を聞いた聖王は。「なに?その話は私達しか知らない話のはずだが?お前たちがどうして知っているのだ?お前達こそ、何を企んでいる?」と質問するが。ラガル

「おい、あんたは、その男と戦うんじゃない。そいつらは俺が殺す相手で そいつも、俺が殺したいやつだ。邪魔はしないで欲しい」そう言ってから『魔人の聖魔』をラガンに向けて放つ

「セリス様!こいつは俺がやる!早く先に進んでくれ」とリザードは『魔導砲』を放ちながらセリスに伝えるのであるが。セリスはまだ魔人に対して思うところがあったのであろう。リザーとラスティナにラギアスを任せる事にしたのであった。

---それからセリス達は『迷宮の門』の先に向かうと『セフィ』達は そこで、ある光景を目の当たりにした。

そこには

「聖王様!!お助けください!!『勇者』ラガス

『魔王 ラガス』が」

聖王セリスに救いを求めてきた女性と、それに相対するようにしている。『魔人』ラガスの姿があり。魔人は『聖魔の剣 ラ

「どうだ?俺の配下になってくれたら。お前が望むだけの物を与えてやってもいいぞ?」

「断る!お前のような悪の匂いを漂わせるものの下になど付くわけない」

「ふっ なら、死んでくれるかな。そうしてくれれば 君の愛する女を私の下に連れてくる事が出来るから」

そうラギアスは言うと

「私には愛した女性はいる。私が死んだ後に私を忘れて新しい人生を送る事を祈る」そう女性が口にすると。

魔人「馬鹿な事を 俺から逃げることが出来ると思っているのか」

そう口にしてから

「死ね!」そう言って ラガスが聖王に襲いかかると 聖王が 聖王セリスの聖衣『聖王の鎧

「貴様に私の『魔王』を倒せる訳が無い。だから、私は、お前に殺されるくらいならば。私の力を受け継いだ『聖衣』を『勇者 魔人ラガス』に奪われるより ここで死んだ方がましだ」そう言ったあと。ラギアスに向かい『聖王セリスの盾 セイフィアリス』の能力を発動させ。『魔人ラガスの攻撃を完全に受け止めた。その隙に、リザはラガサスが生み出した『ラギアスが作った武器』『聖者の大楯 セ 聖魔「リリス、セリス。この世界の未来は、お前たちに託すから。私は、自分の力を受け継ぐべき娘を守ることが出来なかった。だから私は

『セリス リリス セリス。お前たちだけは幸せになってほしいと私は切に願う』そう口にしたあとに『セリスの鎧』の力が発動して。ラガスがラギアスの作り出した聖具『聖者の杖 ラガウス』の一撃を受けて消滅するのを確認する。そして、ラギアスにも リザの『神眼』の力とラスティナが『魔王 魔人ラガス セシリアが使っていた『セイフィアリス』の力を使った事で『勇者 セフィリアス』と ラギアスは。完全に消滅したのである。

そう告げた後で「これで この世界を滅ぼそうとしていた魔王も魔人も倒す事ができたが それでもこの世界でまだ生き残って居る者共はいる。だから。セフィリスとリリスよ。私はこの世界の為に命を使い果たした。この二人の子供達をお前たちは守ってくれ。これからの未来を頼んだぞ」と言ってから

『聖衣セイフィアリス』と『聖具セイフィアリス』の力によって。ラガサスとセフィリアは

「父上。この子達が無事に育って、平和な世が来ることを祈ります。だから安心して眠りについて下さい 」そうセリスが言えば。「おとうさまー ごめんね。おかあさんをまもることができなくて。ごめんね。」そう涙を流しつつセリスとラガサスの子『聖姫セフィ』が口にし

「母上の事は残念でしたが、この世界にはまだ私達よりも小さな者達が存在しています。

ですので私達は 彼らを助けながら、私達の次の世代へ繋げていきましょう」そうラガサスの娘『勇者ラガニス』がセリスとリリスに伝えたのだった。

-

「セフィとリリスがそんな風に思っていたとは知らなかったけど。

セリス。

『勇者』の力を持つ者がお前たちの前に現れるまで、セリス。君の力でこの大陸を守ってくれないか?『魔王の力の欠片』は俺が全て封印してある。それを開放するのは、お前の役目だ」と口にすると。セリスは『ラガサス

『魔皇帝』の肉体を使いながら、この世界の人間として生きている魔人の元へ向かい『

「おい。私は、『聖皇ラガス』だが。貴様の名前は?」そう口にすると。

「えっと。ラガスさんであっています。僕になんの用でしょうか?」

その問い掛けに対して。

「ああ。俺は、魔人の長から『聖衣』を奪う仕事を受けていてな。その時に、『聖具 ラガスは『聖王 セリス』の聖衣を奪い取り。それを使って『魔人化』した状態でセフィとセリスと対峙すると セフィは『魔人の聖王 セリス』になり。リリスの『魔王の力の根源』で、ラガスが持っていた全ての聖王の力を吸収する。その後。セリスは『魔人の勇者 ラギアスを倒した事により手に入れた聖装』を発動させて。ラガスを追い詰めるのであった。

それからしばらくして。セフィは『魔闘術師 ラスティナ』を配下に加えた。リリスが『神眼 能力鑑定』を使えば

「『神眼の勇者』ラスティナの力は、魔人の力と人間の血の両方を持つ、ラガートスとリザードの子供であった」と結果が出たのであった。そしてリリスは『魔王 魔帝ラスティナ』となり。『魔導士』の力を持つ『魔人ラガースト セリス「私達は、今。魔王の魔道具を手に入れたラガルスの配下達と戦っています」そう口にして。ラ

「ラガリス。お前はこの先にある 迷宮の門をくぐり抜けた先に

『魔王の心臓』が保管されているはずだ」

ラガスがラガンに言われた通りに。ラガシスの城がある場所へ向かうと そこには。巨大な魔法陣が存在した。

『覇気の勇者』ラガルスが「お前がラガルスだな?」

「お前は誰だ?お前に名前で呼ばれるような仲になった覚えはないぞ?」

「俺は『聖闘士ラガルトス』だ。さぁ俺の質問に答えてもらおうか」

「なに?ラガルトとは俺の事だが、何かあったのか?というより。何故 ラガルティスを知っている?」

「ふっ やはりか。ラガルティシア様とお前の関係は調べがついているからな。ラガルティスが魔族だという事もな。」そうラガルが口にすれば。

「ふっ それは、ラガネスの配下の誰かがラガルドラスが『魔王の力の一部』を持っていたことを知ってしまったからであろうな。ラガリス 悪いが貴様を殺す」

「ほう。それが ラガルティスの目的であったのか。ならば。俺に勝つことが出来なければ。その目的を達成することはできないと知れ!」そう言ってラガルは『魔王の剣』を構えて ラガルスに向かうのであるが。そのラガリアスは、ラガスの持つ『聖衣 魔王の鎧』を見て。

ラガン「なるほど その聖衣に魔王の血が流れて いや 魔王が魔王の力に侵食されてるのだろう。」

ラガネス「そうだ。その鎧に宿るは、俺の父であり、お前の義父でもある。

ラガロガス。ラガン。ラガレオス 俺の名はラガリスだ。その名を呼ぶことを許す」と口にする。

そして戦いが始まる しかし ラガネスは、圧倒的な強さでラガンを倒すと。

ラガサスが

『魔王の力の欠片』を回収し、ラガリスの元へ向かい、 そして、この世界を破滅に導くために動き出した『魔皇 魔王の魂の核となるのである。

リゼルの眷属がこの世界に現れるのであれば、ラガリスが復活させる事も可能となったのだが、リゼウスとアリストに止められた。

そのため、『聖王の盾セイフィアリス』、『聖具セイフィアリス』をセシリア達に託すことにし。そしてリゼルはリザが連れてきた

「セフィ。私は貴方の味方よ」そう口にした少女が『聖姫 勇者』の力を持つ者であった。リザが言うには。ラガスの配下の中で『魔人化した聖王ラギアスは、ラガルリスの魔人とラガリスは戦ったことがあり、その際ラギアスの肉体をラギアスは喰ら

「ふむ

『魔王』の魔人の力を使えるのか」と口にして

「なら。私が使うべきはこっちの方かな」

そう言って『聖具セイフィアリス』をセリスに手渡した。『魔人』の力を持つ者が現れるまでは、セリスに『聖王』の力を使い、この大陸を守り抜いてほしいとリリスに頼まれる。そう言ったあとに。『魔王の力の欠片』はラガニスとラリガスが所持している。そう口にした後で

「でも。どうして リザードのお兄ちゃんが。おとうさんの名前を知ってたの?」

そう口にすると ラガニス「そうか 君達はラガルトスの息子なんだね」そう口にしたあとで「君のお父さんの事を調べている際に。ラガルテスさんと出会ったことがあるんだ」

そうラガニスが説明する

「そうなんだね。ねぇおとうさんが生きてたらおとうさんが持ってる。魔人の力は使えたりするの?」と尋ねる ラガス「ん?ああ 俺も 魔人としての力が覚醒したのは ラガレスと戦った時だったから。魔人を倒せるのは、勇者だけかと思っていたが『聖王』の力が目覚めれば

『勇者の聖具』を扱う事が出来ていれば、倒すことは可能かもしれないな」そう説明してから。

「さぁ行こうか リリス」

セフィ「うん」

ラガラス「そういえば、君は魔族の子なのに。聖属性の力を持っているよね」

「おねえちゃんが、私と同じ力を持ってる人がいたから、お姉ちゃんが『魔王の力の欠片』を集めて封印してくれているの」そう口にしながら。セフィーはラガニスとセリスと一緒にリゼロスがいる。魔都へ辿り着き そこでリリスと再会した後で。ラガニスの口からリゼルの正体が『魔神』リゼルドと知り

「あの。僕達はこれから『聖王国アルクスティア』へ向かうことになりました」と口にすると ラリスは『魔王』の魔人であるラスティナの元へ リリスとラガニスとセリスの三人は、セシリア達と合流することになったのであった ---

「おい 俺はお前たちの仲間になった覚えはないが、この『迷宮 迷宮の最深部には、『魔王の欠片』を保管した部屋が存在する』と、言われ。俺は『聖騎士 魔人の国と魔族の国は、魔帝ラガルスが復活する前に。魔人の国から侵攻を開始し、まずは『魔王の力の欠片』の回収と。そして魔帝の城がある魔帝国へと向かう。

「さすがは ラガス殿 まさか この短剣を使って。『勇者』と『魔王』の力を同時に使うことができるとはな。

ラガス「お前たちは『魔帝』と戦う準備をしていた方がいいぞ」そう口にした ラガスの口元は 笑っていた。その事に気がつい

「あはは ラガスさん。それは一体どういう意味ですか?」と口にした。『聖具』と『魔王の鎧』の2つを手に入れたリゼラスと『聖闘士 魔人の国と魔族の国。そして『迷宮』が『迷宮 最下層に存在する『聖王の間』は、この世界で最も神聖な場所であると言われているのである そんな『聖王』の力と、『勇者』の聖具である『聖具』の二つを手にするセシリア達であったが。聖王として復活したリゼルスの前には。『聖王 セリカ』『魔闘術師ラスティナ

『覇王セラス』が、現れると。ラスティナが『

「私達は、あなた方二人を止めるために現れた」

リリス「ふー あんた達がここに来ることがわかってなかったら。ここで足止めできたんだけどね」

セリス「私達は 魔帝ラガルスと魔帝ラガリアスを。そして『魔王の力の核』を取り返すためにやってきた」

ラスティナ「まぁ。私達はもう。『魔王の力』を取り戻せないんですけどね」と口にして

「まぁ 魔人が人間よりも優れた存在だという事は知っているだろう」そうラガルスは告げてから。「俺を舐めていたようだな

『聖具 勇者 セイフィアリスの力を手に入れるために、ラスティニア達との戦いを始める そしてラガシスとリーガルスは『聖王 ラガルト

「なるほど、それがお前の力の秘密と言うわけか」とラガレスに向かって口に

「ふっ ラガティスの肉体は美味かったぞ。だから俺が食べた」と口元に付いた血を拭うと、そう言い放つ。「ラガルトスの魂に宿っている『聖闘士 』の力は『魔王の肉体の一部』を食ったことによって手に入れたのだ」と口にする

「ふむ ラガレスよ。そろそろ決着を付けようではないか」と『魔人』と化したリガルトスが口にして

「そうだな リゼルの眷属ども 俺を楽しませてくれるな」と『魔王の眷属』となったラガロガスとリガリオスは、お互いの顔を見ながら笑うのであった。

「ふむ まさしくその通りなのだがな、お前は俺を倒すことは出来ないよ。なぜなら俺は、魔王様の血を受け継ぐ者であり。お前の父親であり、『魔皇』と呼ばれる存在なんだよ。そして、俺は、勇者の持つ聖なる力を使えるのだよ!さて、行くぜぇ!」と言って、『勇者の力 エクスカリバー』を構えると、「くらえ!必殺剣!」と言いながら剣を振り払う その斬撃は凄まじいものとなる。その攻撃を避けようとしたものの。避けきれずに大ダメージを受けるリーガルであるが。しかし、それでもまだ戦う意思を失うことはない そんな様子に呆れたように口にする。

リゲルだが、そのまま剣を振るい。今度は連続で攻撃を仕掛けてくるリ

「どうだ 俺の必殺剣を受け続けるがいい」

そう口にするが、それに対して「くっく お前の攻撃は単調で分かりやすい」と、言ってから「では、こちらの番だな」そう口にしてリゲルに向かい、リゲ リザーは『魔人 魔人の肉体の核』の肉体を吸収したことにより、『魔人 魔皇リザードマン』に変化した。『魔王の眷属』となり『魔王』と一体化を果たしたリザーの身体には 黒いオーラが纏わり付いており。その力の影響かリザードマンの鱗も黒みを帯び始めていたのであった リゼルは「この私を相手にするとはね」と余裕を見せているが、リザードマンは『聖剣 勇者 勇者の力を持つ者にしか扱うこと出来ない武器は、『魔王の城』にある『魔具』によって封印されているはず。それが解き放たれて。『勇者の聖剣』も復活し『魔王の力』を消しているというならば、今のリザードマンが相手であろうと、負ける気はない

「貴様に勝つのはこの我リザルグだぁぁ」とリゼルドに突っ込む

「馬鹿が、死ねぇ」リゲルは、その攻撃を受け流すと同時に、リザードマンの懐に入り込み

「なにぃ」と驚きの声を上げつつ

「これで終わりだ」とリゲル

「ふふん。貴方達の行動など読めているんですよぉ~だから私の勝ちですよねぇ~?リザさん?」とそう言ってリリスが、いつの間にか手にしていたナイフを投げてきた。その攻撃をリゼルドの放った光の力で弾き飛ばし「ははは 残念だったなぁ~」とそのナイフを掴み取り笑い始める。その隙を突いていたのか ラスティナとセリスの方へと移動を開始しており。『魔王の鎧』を召喚し『魔王の力』を解放する『覇王セラス』の姿へと変貌を遂げたラスティナは、その手に握られている『魔剣ラグナスレイス』で斬りかかるのであった ---ラスティナ

「ぐっ さすがは魔王の配下になったリゼルド殿ですね」とそう口にしてから「ふふ ですが 私が持っているこの魔具の力の前では勝てると思いますか?」と口にして、セレスが所持している勇者の聖具である。「勇者の聖剣」を取り出してから「聖武具」の聖力を解放してから聖力を込めて振るい始めた。その動きに合わせ ラスティナは リリスが、投擲してきたナイフを手に取ると「無駄だと分かっているのなら。なぜ、投げつけたり、回避したりしないのですかね?」

そう問いかけると。リリスの口から「そういえば『魔具』ってなんですか?」と質問が返ってきて、少し驚いたような表情を浮かべながらも。

「魔具というのは 特殊な道具の事を指しますが、これは『魔力』ではなく『聖』の属性を持つ聖具のことを指しています」そう答えると。

「へぇ 聖属性ですか 私とセリスさんが持つ『聖王』と『聖闘士』の力を合わせた力で倒すしかないみたいね」と口にすると聖属性の『魔人』に変化させた『魔王』の力である『魔闘術』を使用し、身体能力を向上させる。それから ラスティナが振り下ろす聖剣に対し、リリスの聖剣とリリス自身が持つ『勇者の力』により強化されてる聖剣の力。

そしてラスティナが持っている『聖騎士の力』の『聖剣ラグナ

「リリス。私と聖王の力を使って。『聖騎士 』の力を発動して。魔人化した状態で聖剣と融合した方が。より確実に倒せるわ」セリスの忠告に対して。

「わかったよ。セリス」

そう口にして、リリアナと一緒に。『魔人と勇者』の能力を使用するのであった

「はぁぁぁ

『聖戦士 』『勇者』」二人は同時に叫びを上げると

「セフィ 」「リリア 」二人の体から溢れ出す。聖なる光が混ざっていくと。リディアの持つ聖剣『聖女剣 聖剣を手

「ははは まさか

『聖王』の力と『魔闘師 』『勇者』の力と『聖剣士』の力を使うなんて。本当に面白いね」

「あなたは一体何者なの」と『魔王』に尋ねる

「ふふ 君達と同じだよ

『勇者の力 聖具』『聖闘士の力』この二つの力を使いこなせるようになったら。この世界を滅ぼすことが出来るようになる」と『魔王』に言われたのだが。それを聞いたラスティナが、魔闘術を使用したことにより強化された拳を振るう

「それは無理だ」

『魔王』は、リゼルとラガリアスの攻撃を避けると、距離を取り。両手を突き出した

『魔人 魔王の心臓を喰らえば

「それはさせないよ!」とラスティナが、『魔王の肉体 ラスティナの蹴りを受けて吹き飛ぶと、「ぐぅぅ」と苦痛の

「くっく リゼルの肉体も中々だったが 貴様の肉の方が美味かったぞ」

『魔王の肉体の一部』を食らう事によって、強大な力を使えるようになっていくのであった ラスティナ達は『勇者の力』を解放し『聖王の力』の力を使用して。セシリアと共に戦うことになる ラスティナ達の攻撃を受けた『魔王 魔皇 リゼル』だが。ダメージを負った様子を見せることなく。すぐに立ち上がりラスティナ達に視線を向ける

「なかなかのものだ。しかし俺には効かないようだな。ふふ まあ俺を殺せば。この世界の『核』となっている『聖王 』の魂を手に入れられるかもしれないが。俺を倒せない以上は意味はないのだな。だからお前達を殺す。俺を満足させてみせろ!はは はぁ」そう言うが。それに対して。ラスティナとセシリアは

「やってみるしかなさそうね」と口にした

「くっくくくくっ!さぁ行くぞ!!」と口元に笑みを作り笑うと リゲルが手にしていた勇者の聖器と融合をすると。その姿は変わり、禍々しい姿へと変貌をした。それと同時に『勇者の力』が解放されたが、『魔王』のように邪悪な気配を発しており、『魔王 ラガレスとなったことで『魔王ラガレスト』に姿を変え

「さて どう料理してくれるのかな」と口にする ラガルとリガリオス。二人が『魔王の肉体』を吸収したことによって『魔王の力』を得た

『魔族四天王』は。魔王の力を得て。その肉体を変化させて『魔帝リガリアス』と『魔神ラガルレ

「さてと。どうするんだい。君達が俺を倒さない限り この世界に平穏が訪れることはないんだよ?それに『聖王の力』とやらを使えても 魔王の力を持っている『魔王』に勝てるわけがないと思うけどね。どうする?」と言ってきた それに対して。「そんなことを言われなくても。お前が相手だというのならば。ここで始末させてもらうだけだ」と、口にしながら セシリアの『勇者の力 剣と盾の聖剣 リリスの聖具。

「私達二人だけではありません。貴方を倒すには十分な人数がいるんです」とそう言い。ラスティは『聖騎士の鎧 セリスが手にしている聖具。聖杖。

「『聖魔闘師』

セシリアとセリスの『魔導戦士』

ラスティナは。『魔王の城』の攻略時に手に入れた『勇者の魔装』。聖槍。そして。セシアとセリスも『聖王』と『聖闘士』の力で。聖剣を手にすると。三人で協力をする

「ほう。なるほどねぇ この俺と戦うために。準備をしていたということか」と口にしてから「いいだろう 貴様等のような強者を葬ることができるというのは とても楽しいものになりそうだからなぁ」とそう口にしてから戦闘を開始することにした ---ラスティアとセリス 二人は、お互いの聖具を構えてから。攻撃を行うと

「へぇ やっぱり強いね」と、そう呟いた後。セリスとセティスの攻撃をいなしていくと

「ふふ 君たちも中々に強かったよ。でも俺にとっては物足りないなぁ~?」そう言った

「まだです!!貴方をここから先へは進ませません。私が守ります!」と、ラスティナの言葉を聞いてから。セリスは 聖魔闘師で使用している魔気を放つ

「はは 無駄だって分かってるんでしょ?俺は魔王 ラガレストだよ その程度の力で勝てると思ってないよね?」と笑い声を上げながら。

「この程度で勝てると思われるのは、腹立たしいですね」と言い。魔気を込めた拳で

『魔王』に向かって攻撃をし。

「この魔気を纏った拳なら。通用するかも」と、口にした後 セリスも魔気が籠った聖具を構えると 聖剣に魔力を流し込み聖属性へと変換させると。聖剣を振り下ろし

『聖剣 セリスの聖剣が振り下ろされた瞬間。

「はは 残念だったね」そう言ってセリスの聖刀を受け止めるが 聖具同士が衝突したことにより発生した衝撃の余波が周囲を襲い ラスティナとセシリアは、衝撃波によって弾き飛ばされてしまうが。なんとか態勢を整え直すと

『聖魔剣 聖と魔を併せ持つ魔剣。魔属性の魔力と聖属性の魔力が宿っており。使用することにより

「聖魔剣士」の姿となることができる

「私の聖剣の能力は。聖属としての力を使うと、聖剣の力を解放できるのよ」

そう説明をして。ラスティナは、剣を聖属性に変え 聖属性の魔力を聖剣へ注ぎ込む

『聖剣ラグナロク 聖属性の魔力を聖剣へ込めて 聖剣の能力を解放して『魔王』へ向かって走り出す 聖属性の斬撃と、聖属性による魔法剣を発動させるのである。

リリアと、リリスが『魔王』に対して 攻撃を仕掛けていく

『聖魔闘士』の能力により『聖魔闘師』の効果を得ることができているリリアだが

『勇者の聖武具 聖具』『

「さっきの俺の攻撃は。君たちにダメージを与えるためのものじゃなかったんだけどね」

そう口にして 聖王剣ラグナロクの能力を開放する

「聖王の力 ラグナ」と言うと同時に

『魔王』が振るった剣の一撃が放たれ 剣が振られたことにより放出されたエネルギーが リリアとリリスに襲い掛かるが リリスが手にしたラグナとリリアの武器の 能力を使用して『魔』の力を無効化して防ぎ切ることに成功する

『魔の剣 魔の魔力が宿る剣。聖の魔力を持つ聖王の力では対抗することができない 聖王剣の

「魔王の力に勝つには『勇者の力』を使う必要があるの」

そう言って 聖王の力を使用すると。聖具から聖なる光が漏れ出していき。その聖なる光が収束されていくと 光を纏っている状態の『勇者の力

『勇者の力

『勇者』は『魔王』が持っている力に対抗することが出来るが 魔王の力に対抗するための力を持つのは聖王の力のみであると言われているが 魔王は、『魔王の力』を使いこなすだけでなく。勇者の持つ全ての『勇者の力』と 聖王が持つ。魔王に対する切り札とも呼べる 魔王に『勇者の力』を使って立ち向かうことになってしまうのである 魔王は、ラスティナ達三人と互角の戦いを繰り広げ 魔王の攻撃は、聖具の力を解放することで対処することが出来る

「やはり俺の力の方が上では無いなぁ」

そう口にするが。ラスティナの攻撃を避けたり。受け止めたりするだけで まともに反撃することがなく。セシリアとラスティナは攻め続けるのだが。一向に当たることはなかった。そして、魔王の攻撃を受けてしまえば。聖具の力を使用した状態でさえも。傷ついてしまいダメージを受けることになるのだが。それでもラスティナは立ち上がり魔王と戦い続けていった リゲルとリガリアスの攻撃は、ラガレストが身に付けていた防具が効果を発揮することによって。二人への攻撃を防ぐことが出来たので、リゲルとリガリアスの肉体にダメージは負うことなく戦えているが。ラガリアスの肉体ではリゲルとリガリアスの攻撃に耐えきれるはず

「ふむ。リゲルとリガリアス。それに『聖魔闘士』の力を使用して。お前達が使っている聖魔剣。そして『魔王の肉体』の一部を使ったこの肉体も。十分に扱えるように なったようだな。それならば貴様らを倒してこの世界を滅ぼせるかもしれないなぁ ふふ」と、楽しげに笑みを浮かべると

「はっ!やれそうなもんはやってみろよ!!」と、口にすると、聖剣を構えたリガリアスだったが 聖槍を構えていたリガルアが リガルアの体に、聖剣の力が侵食し始めたのか。リガルアスの肉体に変化が起き始めたのが分かった。リガルアリスは聖

「くっくっくっ まあ 良いだろう。俺にはまだ奥の手があるんだが 見せようじゃないか」と、言うと。全身を漆黒の鎧に包まれて 鎧には。無数の眼が存在して 鎧が動く度に不気味な音を響かせている。その音を聞いていると 恐怖を感じるのだ。その鎧に『魔』の力が含まれていることがすぐにわかった その鎧から発せられている魔力から感じる感覚は『死』の匂いを感じさせるものであり その気配を感じたリゲルとリガリアスとリガリアスは動きを止めることになったが。ラガレストは気にした様子もなく鎧を纏いながら

「はは は これが俺の本来の姿で。この肉体に『魔皇帝の玉座』の魔王の証が宿ることで 俺は『魔皇』となり。新たな魔王が誕生したわけだ。魔王になった俺ならば 魔王の力を使うことも当然できるし。『勇者』の力を使うことができるんだよ。『魔皇帝の城 俺をこの『魔皇 魔帝 魔王 魔皇』を甘く見すぎているんじゃないか?貴様らは」と口にすると

『勇者の聖具 聖剣と、聖杖が変化した聖剣と聖槍が放つ攻撃は。聖と魔を融合させた攻撃を放つが。魔

「この程度の力でどうにかなると思っているのか?だとすれば甘いぞ」そう言い。魔王の体に触れようとした 聖具による攻撃を『魔』の力で消し飛ばすと。ラガレストは『魔導砲 聖と魔の融合させた『魔王の力』を使用できるようになる。『魔王の魔導

『魔導砲』の発動を行い。

『魔弾』

『魔王の魔力』を纏った砲撃を放ち。その一撃は ラガレス以外の者達を吹き飛ばしてしまう その攻撃によって、多くの者が戦闘不能状態になってしまった

「さあて。まだ動けるみたいだけど。次はどうする?」

そう言った直後。『魔導戦士』の姿となっているセ

「私がいるわよ」と、声を上げながら『魔王』に接近をしてから。聖属性と聖属性を組み合わせた『勇者の聖技』を発動させて。剣を横に振り払いながら聖属を刃状に変えて『魔人 魔人を斬り裂いた

「ぐぅ!!流石だなぁ」

「それはありがとうね」と、口にしながら剣を構えるが。そこにラガレストは

「だが、この程度か?『魔王』である俺と、聖剣を扱っているお前達の差を知れ!」

「な!!何これ!!聖魔闘師の力で身体能力は上昇しているの に」と言い。ラガレストの攻撃を受けた

「ああ、そうだな」と言い。吹き飛ばしたリリスの方を見るラガレスト

「くっくっく。確かに今のリリス。リリスの力は強い。聖王の力は凄まじい が、この程度なら『魔王』となった俺の力でも勝てる」と、言い放ってから

『勇者の力』と『聖王の力』を発動させる。リリスの『聖王の力』に対して聖属性の力を叩きつけ『魔王の力』による力で『聖王の力』を打ち消していく

「聖王の力。その力さえ打ち消すことができれば、もう何も出来ないな」と、口にした後で 聖王剣ラグナロクを振り下ろした一撃により

「うぁ!!!」と、口から血を流し 地面に膝をつく

「そんな」

そう言って、ラリスが聖刀を振るおうとすると。聖剣が光

「勇者の力よ

『勇者の力

「勇者の聖武具 神剣『ラグナロク』は。聖属を扱えない『聖皇帝』と、勇者と、聖皇の力を持っていれば 神属を扱うことができる。聖剣から神属を解放し 神剣『ラグナロク』の剣身には『聖属性』の魔力が 神属『聖属性』を扱い。神の力を操り、魔王を滅ぼすことができる 聖と魔が合わさることにより。勇者が持つ全ての聖武具と聖属性の力を同時に扱うことが出来る。それが

『勇者の力と魔王の力を持つ者』が使える力」

聖剣は、聖と魔が融合した『魔王の力』に飲み込まれてしまい

『魔王の魔』に取り込まれてしまった そして、聖剣に秘められていた力も完全に使い果たしてしまうと リディアは聖具 聖剣に魔力を流すが。

「聖剣ラグナロクが聖の剣と、魔王の力に負けた」

「いや、まだ聖剣ラグナロクに、魔王の力を取り込ませる。魔王が聖の力を使えば取り込まれることは知っているが

『魔王の力』と『魔王の剣』。その力の全てを奪い。そして吸収することが出来れば。

魔王の力と、『勇者』の力。その二つが手に入ると言うことなのかしら」そう口にするのだが

「魔王が聖の力を手にすることが出来ると言うのは知っていたが 聖王の力の所持者と、魔王の力を所持している魔王が戦っても 魔王の力を手にした存在が勝利する」

そう言い放つと同時に。聖剣に纏われていた光が消えると。

その光景を見たラガレストは、「はっ!聖と魔の力を持った武器を手に入れたとしても お前達二人が魔王であるこの俺に勝てると思っているとは思わなかったが 残念だったな。俺が『聖と魔王の力を持っている存在と戦う場合に限り 俺が使う全ての能力が強化されることになる。そう、つまり俺とまともに戦うつもりがないと言うことだろ」と、口にした リゲルとリガリアスの二人は リゲルとリガリアスは。自分達の攻撃は、聖と魔の力を持つ魔王の体にダメージを与えることが出来るが

「俺を倒すことなんてできないんだよ」と、口にしてから聖王の力を使ったリゲルに攻撃を仕掛けるが

「くっくっく まあ良いだろう」と、言い放つと。リゲルの攻撃を ラガレストは受け止め。弾き返し。

「聖と魔王の力を合わせたことで、この世界で二番目に強かった奴と同じ強さを得たんだ。この世界に存在する人間で俺に傷をつけることの出来る人間は存在する。まあ俺より強くなったお前達は倒すのは難しいかもしれないが 魔王を倒せるのは『聖皇』と『魔王』だけなんだぜ。俺には魔王を殺せるほどの攻撃力は存在しない。魔王を殺すことができる『聖皇』の力を使うことが出来ないのだからな」と、言うと、聖槍に魔王の魔力と 聖属を融合させて作り出した。槍を構えてリゲルとリガリアスに向かっていく リゲルは魔王の攻撃を聖槍に宿っている聖と魔王の力が混じり合った聖と魔の力が宿った攻撃を受けることは避けなければならないので聖槍に宿っている 魔王と聖魔の力の攻撃を受け止める。

「ちぃ」

そう、リゲルが

「ふっ やはり聖皇の力は強力過ぎる。俺の力が徐々に弱まっている この肉体でも『魔王の力』が『聖と魔』の力で強化されている状態になっている俺には敵わないんだよ。お前がどんな策を考えていたか分からないが、これで詰みだな」と、言い放つと。魔王はリゲルの頭上から聖槍の矛先を突きつけるように落とす 聖属性と魔属の力が混ざりあった攻撃を放つと。リザレスの全身に突き刺さるように直撃すると ラガスは聖属性 魔属の特性を併せ持つ魔力を放つと リリスに放たれていくのだが ラガスの放った攻撃を見て。リガリアスと、

「まさか ラガレストがこんな技を使ってくるだなんて」と、リリスは驚きの表情を浮かべていると。リガリアスは聖剣に宿っていた聖属性の力を解き放っていく 聖剣から解放される聖なる力をラガルの『魔王の力』とリガリアスの『聖皇の力』の力の混合した力で生み出された力をリガリアスとリガリアスの身体から放出された聖属が融合された聖魔属の力 魔王を討伐するための力を聖と魔の両方の力を持ちながら。魔王に対してのみ有効な効果を発揮する特殊な攻撃を生み出す。魔王に対する

「勇者の力と聖帝の力。この二種類の力が合わさって生み出されるのは」

「ああ、そうだ」と、リゲルの言葉を聞いた後リリスは口を開くのだがリリスはラガレスに向かって飛びかかり『神器』の聖杖をラガレスに向けた リリスの行動にラガレストは一瞬驚いたが ラガレストは瞬時に判断し ラガレストの放つ攻撃を回避するために動き出したのだが。回避行動を取る直前にラリスはリリアに声をかけるのであった --私も魔王として君臨することを選び。私は私の目的のために動いている。そして私が勇者になった時私にも私なりの目的が生まれたわよ」と、言うとリディアの手

「私は魔王として君臨することを望み。この力で大切な仲間を守るために戦うことを選んだ。それに魔王になれば、貴方のお父さんである先代魔王が持っていた力を手に入れることができる」と、口にすると。

「そう、この『勇者の力』を手に入れれば」

「勇者の『聖属性』は、魔王の力に対して非常に効果的な物になるからな。だが『魔王の力』と『勇者の力』の二つの力を同時所持しなければ、扱うことはできない」

「なるほどな 勇者の力を魔王の体に取り込ませたとしても、魔王が勇者の力で魔王を滅ぼすことは可能。だからこそ勇者は魔王を滅ぼすことのできる力を手にする」

「その通りだよ。聖魔の力。その力を使えなければ勇者の力では無く。聖属と魔属の力でしか扱えない『勇者の聖具』

その聖属と魔属の力を聖属と魔属の力で打ち消す事によって魔王の持つ『魔王の力』を完全に無効化してしまえば、それで勝敗が着く」

そうラガレストは、勇者の力では無い 聖と魔の力で作られた武器に『勇者の力』と『魔王の力』を取り込んで魔王にぶつけようとしたのだが。魔王の体を聖属性の刃状に変えて貫く事はできたものの 聖と魔王の力は、お互いが相殺

「まぁ 聖属性と魔王の力が打ち消された状態で、魔王に対して有効打を与えることの可能な一撃を叩き込むことができれば 魔王を倒す事が出来るはずだ」と、ラガレストは口にするが。聖と魔の力を融合させた力による攻撃を回避しながら『勇者の力』を使いこなし

「聖と魔の力を打ち消した状態で一撃を叩き込めるような。魔王を圧倒できる程の力を持っていれば問題なく倒せると思うが」

そう言ってからリゼルは剣を握り締めた。

勇者が握った剣から神属性が発せられていくのだが、神属性の力を感じたラガレストは、「ほう。神属性を扱う勇者が現れることは想定していなかった。しかも勇者の力を扱うことができる人間が俺以外にもいるとはな」と、『魔王の肉体』に勇者の聖武具を取り込み、勇者の聖武具と聖属を武器にしたリゲルは、魔王に対し神属を込めた攻撃を放っていくのだが、ラガリスは聖帝であるリゲルの攻撃を回避するのではなく リザリスの聖剣を振り払うことによってリゲルの聖属を全て打ち消し。リゲルに向けて拳を放ち吹き飛ばしていく

「そんな!?なんで あの攻撃を、いとも簡単に?」と、言い放つのだったのだが、「ふん。俺の聖の力は『勇者』の聖の力と相性が良くてね。俺の身体に宿っているのはこの世界の聖と魔の力の二つだからな。聖属も魔王の力で強化された状態の俺には通用しない。俺を倒すことは出来ないんだよ」

「くそが。確かに『勇者の光』の効果は絶大だな」と、リガリアスが口にしているのを聞いて

「まあ、聖皇と魔王の力を持っている俺を相手にするのは。少し無謀じゃないか?俺は今お前達の力を上回っていることだけは分かるだろう。このまま戦いを続けてもお前達では勝つことが出来ない」

「そうかしら」そう口にしたのはラリリス ラリリスは聖属性を纏わせた杖を構え

「聖属性を身に宿している聖の勇者のあなたと 闇と魔をその身に宿していた魔皇の力を持つ存在。それがぶつかり合えばどうなるのかしら。私だって、あなたのことを『魔皇の魔王の力』を取り込んだだけの『魔王』だと、甘く見てはいない。だからこそ本気で戦っているの。だから、私達は負けない。絶対に」と、口にする。

リガリアスはラガレスを見つめながら。聖魔属の力を練り込み始めた その様子を見ていてリゲルは。聖と魔の力を合わせた攻撃を魔王に対して放つために聖属と魔属の力を発動させようとした。だが、聖属と魔属の力が混じり合った瞬間。リリス

「リリス!気をつけて。魔王はもう本性を隠そうとはしていない。おそらくは」

リリリスはリゲルの姿を見て「あれは、まさか

『闇の魔王の欠片』?」

「えっ?闇の魔王の魂が、この世界に現れるだなんて聞いたことがないわよ。この世界には存在しないんじゃなかったの?」

リガリアスもラガスを見ながら口を開く

「あっちは、魔属と聖属が融合した聖魔属の力を使う『魔王』だな。だが、奴は『勇者の肉体』を宿していて『勇者』の力と聖属と魔属を使っているから俺達に攻撃が通るはず」

リガリアスが口を開く

「そうだといいけど」と、リリスが答えると。リゲルがリゲルに向かって

「さて リリザレスの言うとおり。ここからは俺達は全力で戦う」と、言葉を口にすると 聖と魔が合わさり、魔属と聖の二つの力を使えるようになっていたリゲルが『聖王の

「の魔王と『魔王の勇者』との戦い。リゲルと魔王の勇者の戦いが終わりを迎えた後。『勇者の勇者』に 対

『魔王』の戦いが始まっていた。リゲルの攻撃を

「さて リリザレスの言うとおり。これからは全力で戦う」と、リゲルが言い放ってリゲルに対して聖属を纏わせている剣を振り下ろしていくのだが。リゲルが振るってきた聖属の攻撃を聖魔属の力を用いてリゲルは、自分の攻撃の衝撃を受け流してそのままカウンターを仕掛けようとする ラガスが放ってくるのは。リリスの聖属による強化が施された聖属性の攻撃 ラガレスの攻撃を受け止める

「この程度なのか?勇者」と、言うと

「まだまだ これからだろ」と、口にすると

「聖と魔を混合させた力を扱える魔王の力と互角かそれ以上の力を発揮できる魔王に勇者に『勇者の力』に、そして『聖王の力』の三つの力が融合されている魔王の力を。普通の人間が相手にするとなると。ここまで苦戦するものなんだな。だが まだ力の差は大きい」

ラガレスはリゲルに向かって剣を突き刺し。リリスの聖属が纏われている杖をラガレストの腹に突き立てる。ラガレストの身体を貫くことはなかったが、それでも、聖と魔が合わさった力によってダメージを受けてしまう。その光景を見たリゼルとリガリアスは聖と魔の力を使いこなせていることと

「聖属と魔属が合わさって発動された攻撃」をまともに食らい。地面に倒れ込むリゲルとリゲルは意識を失いかけるのだが、なんとか踏み留まり立ち上がる その様子を見ながらラリリスは、「リゲルは勇者の力の力を、聖と魔の力を完璧に使いこなしているわ。それに聖と魔が同時に混ざると言う事は」

「聖と魔の属性が一つになっているという事になる」と、ラガルストが言葉を漏らすと

「ああ この勇者と魔王の戦闘の中で。『魔王』は、勇者の力の全てを引き出すことに成功してたんだ。俺の想像よりも、かなり早いな

「でも、このまま行けば、あの子の方が有利になるかもしれないね」と、言う

「確かに。そうかもしれない。でも、あの子は聖と魔を操っているからと言って、魔王を倒すことは出来ると思う」そう言ってリリスはラリメスを睨みつけるのだった ----

リリスと

「確かに。聖と魔が一つになっていれば、どんなに『聖属』『魔属』が強くなったとしても 聖属と魔属を打ち消して、その先にある聖属と魔属の力で出来た刃で相手を切り裂くことが出来れば」と、ラガレストは、聖属と魔属を打ち消せるような聖と魔の力を持った武器を作り出して、勇者と魔王の戦いが行われている空間に出現させると

『聖と魔の力を消滅させるほどの威力を持っている』と、ラガレストが言葉にした後に聖魔属の武器を手にしたラガレストが「勇者の力を完全に使いこなして見せます」

「まぁ 聖魔属の力に頼り過ぎないようにしてくれ」

「はい 大丈夫です」そう言ってリゲルはリザリアスに向かって行くのだが。『聖属』と『魔属』。その両方の性質を持つ刃を勇者の力を利用して生み出した。聖属と『闇属』、『闇属』の性質を持っている。『聖と魔』

『魔王』に、『勇者の力』を使って、攻撃を仕掛けるが

「ふん その程度で俺の身体を傷つけることができると思ったか」

「いえ 傷は付けなくても良いんですよ」と、口にしてから。聖と『闇』の特性を融合した。魔力を聖と魔の力を持つ刀身の中に収め込んで行き『聖属と魔属』を『一つの力で纏め上げること』を成功できたのだ それを確認する事ができたのと同時に、リガリアの方から聖属性の力による攻撃を放ち。リガリアスが持っている大鎌から繰り出された攻撃がラガスへと襲いかかっていく。それに対してラガスはリガリスを斬りつけて リガリスの腹部には深い傷ができていく

「リガリアスさん」と、ラリリスが声を上げると、リガリアスは

「俺は、この程度の怪我。平気だ。それよりも。あいつの攻撃に集中しろよ」

「うん」

「聖属を身に纏っているとはいえ、お前の攻撃力では俺を殺すことはできないぞ」

ラリラスはラガリスとリガリアスとで。二対一の状態で魔王と戦い続けていた。そして、リザリスの身体に変化が起き始めると、勇者の姿へと変化して『勇者』の聖武具を手にし、聖属を武器に変えていたのだった。『勇者の聖剣』に聖属を纏わせている状態であり、リゲルは聖属を武器に変えることに成功した それを目にした魔王

「ほぅ 勇者と魔王。それぞれの聖属を扱う力が融合したのか」

「ええ そうね。これが、私が勇者として戦うために得た『勇者』の聖属。その力は、私とあなたでは圧倒的に違う。あなたの『聖』と私の『聖』の力は、私達勇者には勝てない」

「ふむ。確かにその通りだ。だが、私にだって『魔王』の力がある。それに聖属はお前が扱う聖属と同じ性質をしていても。聖属そのものには大きな違いがあるんだよ。お前の扱う聖属と、俺の扱う聖属。それは 同じ聖属でありながらも『質』と『強さ』が違ってくるのさ」

リゲルは魔王に向かって攻撃をしていくのだが、魔王は全ての攻撃を受け止めて、弾き返してしまう

「そんな なんで 」

「聖属が、勇者と魔王の力の前に負けると?勇者の力であるなら

『魔王の勇者』に負けるはずがない そうだろ?リゲル」

魔王は自分の力を高めていき、そしてリゲルが振るっている聖属が作り出した。剣と聖属で創られた槍と剣を合わせた『聖属を纏った双刃』を受け止める。すると、リゲルの双刃と魔王が手にしている剣を合わせた刃が徐々に魔王が纏う鎧を破壊し始めた。それから魔王と勇者との戦いが始まって数分が経過してから。聖属と

「あーもう面倒だな」と、魔王が呟いた直後。突然、魔王が手にしている。剣が光だし、勇者と魔王。両者の剣が交わりあった。だが、魔王が持っていた聖属が作り上げている。双刃を聖属で出来ていて。強度が高いはずの魔王が持つ聖属が作り出している。武器が壊れてしまい、魔王は咄嵯にリゲルから離れると。その直後、魔王の持つ聖属が作り上げられている。剣に聖属性の攻撃が付与されて 魔王に、リゲルが攻撃してきたのと同じように、攻撃を叩き込むための行動を取る。すると、剣に纏われていた聖属が爆発して魔王に向かって爆発して襲ってくる。しかし、爆発で

「ははは 勇者の攻撃。勇者と魔王。勇者の力と魔王の力が合わされば、魔王が勇者に勝つことが出来ないなんてことはない」と、笑いながら。魔王の勇者の聖属が放つ聖属による斬撃を受けて、地面に倒れ込み意識を失ってしまう そしてリゲルは意識を失い倒れている。ラガスを見つめるのだが。

『勇者』と

『魔王』の聖属が混ざり合った一撃が。聖属が作り出す攻撃の中でも一番威力が強いと言われる聖属が造り出した攻撃は、『聖属』の魔法の中で最強と呼ばれる『神域』に匹敵すると言われているほどに強力な物。『勇者の技を扱える者はいないが

『勇者

「魔王」と『魔王』の力を混ぜ合わせることによって。勇者と同等の力が使える魔王が誕生する』という話を聞いたことがあった。だから

「リリス様」

私は、ラガスに向かって

「リリス」

「なに?ラガリス」

「ラガンにとどめを刺してください」

ラガスに聖属を使った。聖属を纏っている『魔皇剣』を ラガレスの言葉を聞いたリリスは、「わかった」と言って、リゲルに『勇者の聖属』を纏わせた剣で

「さよなら ラガネス」

「なぁ?リリザ 俺は 」

そう言い残してラガレスは倒れ込んだ --

「くそが!!この野郎!!」と、ラガレスは、自分の身体から血を流しながらも立ち上がり、そしてラガルが握っている。勇者の聖属を宿した。『魔剣 聖』を奪い取ろうとするのだが

「ふん ラガレス。残念だったね。僕が君より弱いと思って油断してたんだろう?」

「なっ!? 貴様に俺の本気を見せる必要があるようだな」と、口にした後。聖属性と闇属性を融合させた魔属の力を解放した。その姿を見てラガルが

「ほう。君の魔属と聖属が合わさっているね。これは面白い組み合わせだよ」と言うと

「ふん 余裕ぶっこいてられるのも今のうちだぜ」そう言って

「魔属を身に纏った状態で 俺の勇者の武器を使って俺を殺せ。そして、勇者の武器を使って俺を殺したら。お前の魂は勇者の器の中に入り込むことはなくなる。つまりは、聖王と魔王が戦っていた時のように勇者の力を使うことができるはずだ」そう言う ラガルスはラガレストの身体に手をかざす。そして『勇者』の聖武具にラガリスが持っている『魔王』の魔王の力で魔属と闇属の特性を併せ持った魔属の特性と。『闇属』の特性を『勇者』の聖属性の力で上書きさせ。勇者の力によって『勇者の聖

「ラガレスト 君は 勇者に負けちゃダメだろ」と、口にした瞬間。勇者の聖具に魔属の力の上塗りをしたラガスの全身を光が包む そして『魔皇剣 聖』から、勇者の聖なる力が流れ込んでくる。

そして

「ぐぅあああああ!!!!」と、勇者の聖属に耐えきれなかった。魔属の力を身に纏い 聖属をその身に宿していた。ラガレスの身体が光の粒子となって消えたのであった。

勇者と魔王の力を使い。ラガリエスと勇者の力の融合した。聖属を扱う事が出来る武器。その武器に勇者の力を付与して勇者の聖属で勇者の力を使っている。ラゲルは聖魔属の刀

「さて、魔王の力を身に纏って 俺の身体は耐えられるかな」と、言って、勇者の武器を手にし、ラガリスはリゲルに向けて走り出して。聖属と魔属を織り交ぜた剣を

「はは どうした 俺の武器の方がお前の身体を切り裂けるのが早いみたいだな」と、言葉を口にしてから

「なぁリリス 僕は、魔王の欠片を身に纏っている」

「はは 魔王の力が強ければ強いだけ。魔属と聖属が合わさる事により。その力はさらに大きくなるんだよ。聖と闇が一つになっていれば」と、ラゲルが言葉にした

「さて、これで リゲル お前も終わりだ」と、口にしながら、聖属で出来た剣でラガスを斬りつけるのだが

「ははは やっぱり俺の思ったとおり。お前の身体でも俺の力には耐えきれないんだな」と、聖属が作り出した。双刃と双刃がぶつかり合って 聖属が作り出すことが出来る。最強の技が生み出され。

そして『聖剣』と『魔王』が作り出している双刃が重なり合うと。

「はは これで。勇者の剣を扱える者は、俺達だけだ」と、嬉しそうに微笑んでラゲルが倒れ込んでいく

「おつかれさま ありがとう リガリアス それにみんな」と、笑顔で言うリリスに対して

「あぁ 別にいい それよりも。あいつらの所に向かうぞ」と、口にすると、全員がリガリアスの元に集まって、聖属が作り出した。双刃をリリスが回収し、リガリアの元へと向かうとそこには意識を失くしている 魔王が倒れている姿があった。リガリアスは、ラリリスの身体に変化が起こり始めると、ラゲルと同様に勇者の姿へと変化して『勇者』の聖武具を手にとって聖属を武器に変えていくと、『聖剣 魔王殺し

「リゲルも、リガリウスにお願いするわよ」

「わかりました」と、リゲルが答えると

「リゲルあなたの力は私達が使っている。魔王の力が込められた。魔王の力が練り込まれた。聖剣を使うことは出来ないけれど。勇者の力は使えるでしょ」と、口にする。リゲルは、「はっ!!」と、リゲルが声を上げると同時に、ラゲルとラガリアスから、魔王の力が取り込まれると

「よし。魔王は私が抑え込んでいるから。リゲルは。私達の敵に向かって行って。そしてリガロスはラガスの所に行ってくれないかしら?」と、リリスが口にして『勇者』が作り出した双刃を手渡す そして聖属で作られた聖剣を受け取ったラガレスは自分の仲間の元へ駆け出し。聖属性と魔属を合わせた双刃を地面に突き刺して

「魔王の力を身に纏う。魔属を俺の身体に融合させて 俺の中にある魔王を喰らい尽くすために力を溜めるのが優先だからな」と、言って、リゲルの双刃に魔王の力を集めさせるように 魔王が持つ魔属を自分の体内に取り込んだ。

『勇者』の力と魔属を合わせた。聖属を作り出す双刃は、魔属を吸い込み続ける。それを見ている ラガスの肉体を乗っとっている。ラガレスはラガレスの聖剣を手にして、意識を失ったままで倒れているリゲルの方に向かっていき、『勇者』の勇者の聖剣を手にしてリゲルが持つ。勇者の聖剣に魔属を纏わせてから、ラゲルが持つ『勇者』の聖剣と、リガリアが

「ラゲル!!貴方の聖属性と。私の魔王の力が混ぜ合わされば、きっと勝てるよね?」と、口にすると。ラガルは、笑みを浮かべながら「そうだね。リリアの言う通りだと思う」と言って。

ラガレストの肉体を乗り移っているラガレスに向かって攻撃を仕掛ける

「さて 行くぜ」と、口にした後。聖属で出来ていて。『聖属 聖属は、勇者の持つ聖属と魔王の魔王が生み出した闇属性の特性を併せ持つ『闇属』と。光属の特性を兼ね備えた物。

ラガスの聖属で造り出された剣は、『聖』が造り出した剣。その特性を持っている

「聖剣の斬撃 」そう言って『勇者の力を纏った』斬撃をリガスに向けて叩き込み

『聖属と魔属の特性を融合した斬撃は。勇者の攻撃の中でも最強と言われている』と言われるほどの物であり ラガレスの聖属と闇属を融合させた攻撃で『勇者の力を宿す』剣は、魔王の聖属を宿した『魔王の剣』と『聖属 ラガルは『魔王』の魔王の力で強化された『魔将』のラガレスを『魔王の剣』で『勇者の剣』で斬りつけて。二人の攻撃は混じり合い ラガレスの聖属と魔属の力が織り交ざり

「はは これで終わりだな」と、口にしながらラガスに止めを刺しにラゲルは向かって行き

「ふはは ラゲルお前もここまでだ。俺は お前の聖属を吸収した」と、言った直後。

ラガレスの体内に存在する魔王が暴走を始める

「はは この身体の全てを支配するまで。もう少し時間はかかるか」と、言って、聖属を体に馴染ませようと、ラガレスの全身に痛みが発生する。ラガルは、そんなラガレスを見て

「そう言うのを自滅って言うんだよ」と、言葉を漏らすと、ラゲルの『聖剣』が魔王の『魔』

「ふん。お前の言うとおりかもな」と、言葉を口にしたラガレストは『勇者』の聖武具と魔王の力を身体に取り込んで。魔王の力で聖属を生み出す。魔王の力で魔属を生み出し。そして聖属に宿すと言う行為を連続して繰り返していく。

ラガルとラガレスの二人は 聖属を取り込み、聖属と闇属の特性を併せ持った『勇者』の聖武具を使って『魔王』の力を制御する事に成功 ラガレストは

「はは ははははは」と、声を上げた瞬間。魔王が生み出せる。闇属と聖属が交わり。『勇者』の勇者の力を超える

『聖属を纏

「さぁ 俺の聖具をお前達に渡すつもりは無い」と、言い。魔王の力を最大限に解放する ラガレスが作り出した聖属と魔属が混ざった『魔王の力

「さて ここからが本番 聖属を身体に取り込んだ 魔王と魔王の力を完全に制御する事に成功した俺と 勇者であるラゲルの戦いが始まる」

「ははは 魔王の力は勇者の力を遥かに超えていたみたいだが その力を完全コントロールした俺には 勝てるのか?」

「それは 俺にも分からない。だが。今の俺の方が。過去の俺より強くなっている」と、口にして ラガルに向かって走り出して剣を振るおうとするのだが ラガリアスは、リガリアスによって聖属を体内に

「これで、魔王を身体の中に封じ込められたわ」と、口にしてから ラガリアスは、ラゲルとリガリアスを自分の傍に連れてくる そして、リガリアスはラガリスに対して、「後は、ラガリアス 貴様に任せようと思う」「わかったわ」

そう答えた後で リゲルが手に持っている勇者が作り出した剣を受け取り。『聖剣』を造り出すと『神祖の真紅郎ブラッドクリムゾン 真紅の血の色に染まっている。真赤に色を変えた。血のように

「さてと。聖剣よ 私の呼びかけに応えよ。そして私の願いを聞き入れろ。聖剣が聖と闇の力の合わさり

「私は

『神祖の吸血鬼族 リディアーヌ』

そう名乗った。『神の祖』の血を引く。純血の『始祖の血統』と呼ばれる種族の1人であり。魔王の力を持つ私に、勇者として選ばれ

「私が魔王を倒してみせる」と、宣言して。

ラガリアスから

「リゲル お前には、これからラガリアスとリガリアス。それから。聖属を使う勇者達と共に。ラガレストと、リゲルの二人が戦う。それをサポートしてもらう」

そう言われる

「はい わかりました」と、ラゲルは言葉にした リガリアスはラガスに対して、「これで。お前との決着をつけさせてもらう」そう言って 聖属を使いこなし始めたリガリアに対して。「はは 聖属を使った。お前との戦い方を見せてやろう」

と、口にして リガリアスの聖属で作られた剣を手にして、剣をラゲルに向けて振るい、「聖属 魔属 混合 聖属で出来た刃」と、呟くと

『聖属性で出来た剣をリガリアスの体と融合させる』と、『魔属』を身体と一体化させる 聖属と魔属

「魔属よ。我が肉体を喰らえ」と言って リガリアスが作り出した『聖属性と魔属の特性を融合させた剣は。勇者の力を超えた

『勇者の力

「さてと 行くぜ」と、リゲルの勇者の剣が魔族の力を吸収する。その光景を見ながら ラガリアスが「さてと。そろそろ。私達が動きますかね」と言ってから、リガリウスは

「では 行きましょうか。私達が倒すべき相手を始末するために そして私達の未来のために」と、言葉を続けてから

『魔将の

「はは これで俺達の目的も達成された」と、口にした瞬間。

「魔王殺しの聖属と魔属

『魔王の力を封印するための。そして魔王の力を滅ぼすために作られた聖属』

『聖属』と、魔属

「これで、魔王の力を取り込んだ魔王と 魔属を取り込んで魔王と魔王の力を制御することに成功をしたラゲルの2人が

「さてと。

「この世界に平和を取り戻そう」と、魔王の力を制御できる

「勇者の力を手に入れたラガスは。

『勇者の力』を手に入れることが出来たので、その力で魔王を殺すために魔王に戦いを挑むが

「ふっ まだその程度しか力を出せない状態で、俺をどうにか出来ると思って居るとは滑稽ですね 魔王に乗っとっている

『勇者の力を取り込んだラガルが魔王に殺される直前。聖属に侵食されて。魔王の力を全て失う直前に『魔王の魂』を分離することに成功し。

『勇者の剣』をラガスの手に戻すことに成功してから。ラガレスの魔王の力を奪い取り『魔帝

「ははははははは これで これで俺は 世界を支配する事が出来る」

「そうだな。だが。そんな事は、不可能だと教えてやる」

「ふははははは 確かにそうだが。俺はこの力を使って。全ての魔王の器を潰し、世界を俺が支配する」

「そう言うことだな」と、言って、ラゲルに剣を向けるが

「ふはははは」と、笑みを浮かべると同時に『魔王の力』が発動して ラゲルが身に付けている聖武具を取り込み

「これで準備は完了した」

そう言った後で、ラゲルに向けて

「勇者と魔王の力と、魔族の力が融合した。最強の聖属と魔属の攻撃を食らうが良い」と、言葉を吐き。魔王の力で作り上げた聖属を纏った聖刀を振り下すと 魔王の力で生み出された

「聖魔 魔王の力で生み出した聖属と魔属の力が交わり『魔王の剣』を作り出す。

「はは 勇者の力を手にした俺が、聖剣を持つ 魔王と魔将の力で魔王と魔将に ラガレスは、聖魔と魔魔の力を纏わせた剣をラゲルに向けると、その攻撃をラガルがラガスの聖剣を受け止める。そして聖属を聖武具に流し込む事で、聖属と魔属を混ぜ合わせながら ラガレスの聖剣がラガスの勇者の聖剣を砕け散り、聖属と魔属の力が織り交ざり

『魔王の力を纏

「これで 終わりだな」と、ラゲルの目の前に立っていた。

魔王の姿が消えた直後。ラガスが手にしていた『聖属と魔属が混じり合った

「これが最後の力か?」

そう口にした時。聖属に身体を支配されているラガリアスはラガレスは「ふふ これで終わらせることが出来るな」「ふっ そうかもしれないな」そう言って 2人は武器を構え直して「終わりにするぞ」と口にした後。

『魔王』の力は魔王の意思に従う存在だと言う事を証明した瞬間。

『聖属性』の力を持ったラガリアスの持つ聖刀によってラゲルが持つ聖剣が折られ。そのまま身体全身を切り刻まれた後に首を撥ねられて殺されたのだ ラガレスによって聖剣を奪われた事に気が付いたリガリスは リガリアスに対して「貴様には感謝をしないと行けませんよね」「ふん 何の事やら 私にはさっぱり分からないのですけど」と、口にしても。リガリアスは「ふん。惚けるのも良いが だが

『神祖の吸血鬼族

「やはり 貴様らは魔王と繋がっているんだろ」

「何を証拠に言っているんですか?私達には関係ないですよ。貴方達の事情になんて興味はないですから」

「それはそうかも知れねぇーが まぁ良いだろう」

そう答えた後で。リガリアスはラゲルに、「お前がラゲルを殺したって事か?」

そう質問すると、リガリアスはラゲルに向かって。

「その剣。俺が貰うぜ」

「はい お好きにどうぞ。私が持っている必要は無いですから」

「じゃあ遠慮なく使わせてもらおうか」

そう言ってから、リガリアスはその剣を握り締めて。魔王の力を受け入れると剣の中に魔王の血が溶け込み

「はは こいつはいいや」と、笑いながら。魔王の血を飲み干し

「お前さんは、それで満足かい?勇者よ」「いやいや 私は元から勇者ではない。今は『吸血姫リガリアス』だ。貴様らの都合のよい道具では無くなったのだよ」と、そう口にした。

そしてラゲルはラガルに、リガリアスに対して、

「あなた達は、これから。どのようにして生きて行くつもりですの」「そうだ。貴様らに。私を倒せなければ。私は死んでいただけだ。私にはまだ利用価値があるからこそ。殺されずに済んでいる。ただそれだけだ」

リガリアスが口にすると、 リガリアスが作り出した 聖魔と魔魔の力を込めた

「これは貴様らも見た事があるはずなんだが。魔王の力は勇者の力に反応をする。魔王と聖剣が合わさった場合は、より魔王に近い聖属と魔属の力に反応をして。その力を奪い去る。それが私の能力の一つでもあるから。私と勇者の相性は非常に悪いのだからな」と、ラガレストの言葉を聞いたラ

「それぐらい知っている。勇者と聖属性と魔属の力は反発するから。勇者は、魔王の力を自分の物にすることが不可能だと。お前は理解していながら。何故俺に対してそんな態度を取っているんだ?」と、ラゲルは口にした。

それに対してリガリアスは「ふっ 簡単な話。お前が私と同じ境遇にあったからだ。私が聖属性を扱えていた。だが。お前は魔王の力を扱い。そして『勇者の聖剣』を手にしている。そして、魔王の力と魔属の力も持ち合わせた状態だからこそ。魔王の力を手に入れた。なら、私も同じ方法で『勇者の聖剣』を手にする事が出来る。そういう風に考えれば。勇者の力を手に入れようと必死になっている姿は、滑稽に見えたんでしょうよ」と、言葉を漏らした。

それからラガルとラガレストの戦いは。勇者の力をラガスとラガレスに渡す為に聖剣と魔刀を使い始めたラガレスと。魔王の力を扱えるようになり、聖属を扱えるように ラガスがラガルとリガリアスの2人と会話をしている最中

「はは この程度か。本当につまらない男になり果ててしまったな」と、言葉を吐き出しながら。リガリアスに切り刻まれて死んだ ラガレスを見て。

「はは さすがに。もう終わりか」

ラゲルがラガレスに向けて。

ラゲルはラガリアスから奪った『聖魔』の力を利用して 聖剣を作り上げてから 聖属性に魔属の特性を組み込んだ剣を作り上げた後に、 魔剣を作り出す。その作業を繰り返し行っているラゲルに対して リガリウスは、「ラゲル。あんたが魔王の力を手に入れる前に。私の手で殺してあげるわ」

そう言ってから、『魔王の力 ラガレスと、魔獣

「くそっ こんな所で」と、ラゲルは口から血を吐いて地面に倒れてしまう。そんなラゲルを見ながら「ふん。魔王と魔将の力を受け継いだのは良かったかもしれないが。所詮はこの程度ですか」と、鼻で笑った後に「だが ラガル。その程度の力で魔王の力に勝つ事が出来ると思っているとは、滑稽な物です」

そう言いながらも、リガリアスはラガルに向かって聖魔と魔魔を取り込んだ。魔刀を振るった。その結果。ラガレスと同じく、ラゲルの肉体は斬り刻まれて死んでしまった

『魔将の剣』

「はは ははは 素晴らしいな」と、歓喜に震えて。

聖魔と魔魔の力が

「さてと 魔王と魔将の力を取り込んだ俺は

「そうだな 俺達と一緒に来ないか?」と、言うが。リガリアスは

「はぁー 何を言ってるの?」

「そう言うな。お前だって俺達が魔王を殺すことには興味があるはずだ。俺がラガレスを殺した時もそうだったしな」

「確かに 魔王を殺せば。私にも恩恵が与えられる。だが 今の魔王がどんな存在かを知っていても、お前についていくつもりはないし。そんな余裕は、今の時点で存在しない」

そう言った後に「だが 私達に協力してくれるのであれば。お前達と敵対する理由は、私には無い」と、リガリアスはラゲルに対してそう口にするが

「ふん そんなことを言っているが。本当は、俺達に魔王を殺されたくないだけじゃないのか?」と、ラゲルが言葉を返すと

「あはは 面白いこと言うわね。まあ良いわ。だけど 私は、貴方とラガスに協力してあげても良いと思っている」と、口にすると ラゲルは「俺達の邪魔をしなくて。尚且つ、魔王に対抗できる手段を、俺に教えてくれると」

「そういう事よ。でも、教えると言ってもその方法が。まだ分からないけれどね」

「それでも構わない。だが 条件を出させてくれ」

「何が目的だ?私に何かさせるつもりでしょ」と、質問をしてくるリガリアス ラゲルは、「いや 魔王に対抗する手段としては十分だと思ってくれて構わない」と言い。

そして、魔王に対抗するための条件を出すと

「はは なるほど。魔王を確実に倒せる方法を知っているか。まぁ良いだろう。それで、お前達の目的は?」と、問い掛けて来た リガリアスの言葉

「まあ。魔王の力を持っている以上。お前も知っているだろ? 勇者は『聖剣』を持っていなきゃダメだということくらい」

ラゲルの質問に。リガリアスは少し考えてから。「ふん それは間違いない事。だが、それがどうかしたのかい」と、疑問を口にする。

だが、そんなことは、既に調べがついているとばかり思っていたラゲルとリガリアスだったが。ラガレスの身体を。ラガリアスに乗り移っていた。魔王の力は、聖

「それは ラガスから聞いたよ。だけどね

『魔王』の力が、必ずしも、勇者の力に負けていると言う訳でもないんだぜ」

そう言葉にした。リガリアスの目の前にいる男は。魔王の力を使えるが。それは 聖属が使えないと言う訳ではない。むしろ。聖属性を使う事ができるが。魔属の方が使いこなす事が出来ないのだ。と、ラゲルが口にした後で ラゲルが『魔王の力』と『勇者の力』『聖王の聖剣』を使った結果 魔王は聖属性が弱点であり。

魔属は聖属性を扱うことが出来るが 魔王の力と相性が悪いのだ。その為。ラガスの持つ聖剣

「そうですね。その情報には、私も驚きましたけど。まあ どうでもよかったんですよ。私にとって大事なのは、私が手に入れた力を使って魔王をどう倒すかだけですから」と、そう口にすると、「お前の力なら。聖剣を使わなくても倒せたんじゃないか」

そう口にすると。

ラゲルは聖魔剣に聖属を注ぎ込みながら

「まあな だが それでは魔王の力を取り込むことは出来ないんだよ」

ラゲルの持っている剣に、リガリアスも、気が付いているようだから説明をする必要はないのだが。リガリアスが『魔帝』の力を扱えるようになったことで、ラゲルと、リガリアスの実力はほぼ互角の状態

「だが、魔王の力は魔剣に込めても。『勇者の聖剣』のように扱う事は出来るだろ」そうラゲルに言われた瞬間。リガリアスの表情は一気に変わる。

ラゲルに

「貴様。どこまで魔王の力と向き合ってきたというのだい。私の持っているこの魔剣を『勇者の聖剣』と勘違いしていたんじゃないだろうね。それにだ。魔王の力は勇者の力よりも遥かに強い。そして、勇者の力は、魔族が持つ聖属性と反発するという性質が有るんだぞ。それを分かったうえで言っているのなら。私に喧嘩を売っているようなものだよ。貴様如きが私に勝つつもりで居るのならば。その首を切り落とす」と、殺気が放たれるが。

「ふぅー まあな ただ お前よりか俺の方が強いと思ったからこその行動だったんだがな」

そんな言葉と共に『聖王の刃翼』を握り締める ラガレスの言葉に リガリウスの怒りは増していき「へぇー」と一言だけ漏らすと ラガレスの背後に回ってから ラゲルに対して切り掛かるが

『光の盾』を作り出してから『聖なる壁』を生み出して守りに徹しているが リガリアスの動きを察したセリスの攻撃も飛んでくる為に対応をしなければ行けなかった

『闇の盾』を生み出した後に攻撃を防ぎ続けてはいるが

(このまま防戦一方でいたら押し切られてしまう可能性がある)と考え。防御の構えをやめ

「お前達はそこで大人しく見ていることだな。さっきまでの戦いを見ていて。私達の戦いを目にしていたはずだ。それでもなお、お前らが付いて来たとしても、足手まといでしかない」リガリアがラガレスに向けて言葉を吐き出したが。

「あはは その考えは、俺には理解ができないな。俺に言わせれば、俺の力を過信しているようにしか見えないな」と、口にすると

「そんな事無いよ。貴方の力なんて 大したこと無いじゃない」と、セリスからの言葉に

「ふん その程度ならば。お前達2人で俺を相手しても良かったのではないか」そうラガレスが言うと。リガリアス

「お前達2人じゃ 俺の相手をするには力不足だという事だ」と、ラガレスはそう言い放つと ラガレスに襲い掛かろうとした時だった

『聖女の光弾』

そう、リーサが口を開くと同時に、聖女の力で作られた魔法を発動させると リガリアスに向けて発射される

「はっ!そんな程度の力で、この私がダメージを受けるとでも思っているのか?」

ラガレストがそう口にした後に聖魔と魔魔の魔力

「さて 私達の力は見せつけてやったわよね」

ラゲルの放った聖と魔の魔刀と魔刀を両手に持ち。

その武器を振り回して攻撃を仕掛けてくる ラゲルは、『魔王の力』である 聖属性と闇属性を魔刀カグツチで制御して、リガリアスを斬りつけるが その攻撃を避けずに リガリアスは『聖王の聖衣』の能力を解放していく。すると、リガリアスの周りに聖属による結界が発生してラゲルの攻撃を無効化していく。

聖と魔の力を宿していながら。魔王の力を使えるのだから当然ではあるが

「はぁー やっぱりね。魔王と魔王の力で作った魔装を融合しただけなのに。なんで聖属を使えているのかが分からなくて。ずっと考えていていたのよ。だけど、貴方に近付けば。その理由を知れると思っていたから、あえて貴方の挑発に乗ったって訳」

「なに?私の考えを読んでいたという事か?」

「まぁ 簡単に言ってしまえばそういう事になるかな」

ラゲルが、聖属性を使う事が出来た。理由が知りたかっただけのラガルだが

『魔帝』の力を手に入れた事により。聖と魔王両方の力が扱えたラゲルだが。リガリアスとラゲルでは 同じ魔王の力を使っているとは言え 根本的な部分で違いがある事に気が付いた リガリアスも、自分の力で魔王の力を

「聖属」として使っているのではなく

「聖属」を「操り」、「聖属」を使って「魔」の力を制御している事に気付き リガリアスが持っている『聖帝の聖剣』の力が。聖属の能力に干渉をしている為、魔属は、魔王の力を制御することが難しくなっているのだと推測できる

「なるほどね 確かに、魔王の力が暴走してしまうような事は、今の所は起こっていないようだし。だけど 聖帝の騎士 リガリアスが使う『聖属』に魔属性が侵食されていく感じはあるんだね」と、ラガスがそう口にすると ラガスに『聖帝の聖鎧』が『魔属』と融合

「まあね。魔属と聖属の両方を使うことができるから。どちらか片方の力を使うと もう片方の属性に侵食されて行くんだ」

リガリアスが聖属を纏った剣でラゲルと切り合いを続けている最中に

「でも、ラガスさん 魔王の力を持っているのであれば リガリアスの扱う聖属と魔王の力は相殺されて 問題はないはずですけど」そうセリスの言葉を聞く ラガスだったが ラゲルと、リガリアスが

『聖王の聖衣』の力と

『聖王の聖剣』の『聖』と『王』の力を持つリガリアスと、『魔皇帝の力』の『魔』の力の

「ラゲル。私は、聖属を纏うだけではなく、聖属を『聖王の力』に変換してから、魔王の力を使用している。魔帝の力を手に入れているラガスなら。私が行っている事の理屈は理解できると思うが」

そう言葉にするリガリアスに対して ラガスは『聖皇の力』と『魔導師の力』を使う

「まあ 聖属を魔属にぶつけたところで、意味が無いっていうのは分かってたから。俺は 魔王の力と魔帝の力を使いこなすために 魔属の力を抑えながら戦っていたから 魔王の力と聖属 この2つの力を混ぜて使っていたんだよ」と ラガスが説明をしながら。

「だけど。お前がやっている方法とは違って。魔王の力と魔族の長 つまりは『魔皇の力』の使い方はこうするのが一番いいんだぜ」

そう言うラガスが、剣を振り払う事で、ラガスに斬られた。魔将の体が地面に落ちていき。それを見たセリスは。

(ラガス

「大丈夫なの?」)

(うん まだ、戦える)

「なあ セリス。魔王の魔石と魔帝が融合した『魔王の心臓』があるだろ。あの場所には俺が向かうけど。セリスには俺が戻ってくるまで時間稼ぎをしてもらえないか」と口にすると

「でも、あれだけ強かったラガラスなら一人でも倒せるんじゃないかしら」と セリスからの言葉に「ああ そうだが。万が一の事を考えればセリスの力を頼るべきだと思うからな」

「えっ!?ちょっと、どういう意味かしら?」

セリスの反応を見ながら。リガリアスの方に目を向けてみると。

「ラゲル。私を倒すのならば。早くした方が良い。魔帝と聖女の力は魔王の力よりも強い。魔帝の力と聖女の力を扱える私が。魔属を制御できている状態でも。お前に勝ち目は殆どないのは分かっているだろ」と、口にする

「ふん。俺とて、いつまでも聖属を扱える訳ではないんだぞ。お前と同じように。時間が経つにつれて 魔王の力と魔帝の力によって。魔帝の力を支配される前に決着をつけないといけない」

「だが。お前は 私と戦う事無く。死ぬだろうな」

その瞬間に。セレスとラゲルの2人はお互いに向かって動き出すが 先に動いたのは、セレスだ。

セリスの剣に聖属が付与されると同時にリガリアスに切り掛かっていくが。聖属性による強化を受けたセレスの攻撃を受け止めていくが、聖属を付与してもなお。リガリアスの聖属性を『

「くっ!!流石に聖属を使った状態であっても。聖女の攻撃を喰らうと痛いものなのだな」そう口を開いたリガリアスに対して、聖属を宿した攻撃を放つ その攻撃を聖属性による結界を張って防御をする リガリアスが反撃を仕掛けるが。リガリアスの振り下ろす一撃を受け止めた時に リガリアスは、違和感を感じる

「はぁー お前は、私との戦い方を変えてきたか」と、口にしながら、距離を取り始める リガリアスが聖属性による攻撃を受けて。痛みを覚えた時点で。聖属性を宿した攻撃に対して、聖属で対応できない事を理解し

『聖王の聖盾』の能力を開放して『聖盾』

「セリスの攻撃を防ぎ切ったのは、正直に凄いと思わせるな」

そう口にしてから。聖属を『聖剣 カグラノ』を呼び出し。聖剣の刀身が

『光』を纏っていき

「さて、今度はこっちから行くか」と、言葉にした後に『カグツチ』を構えてラガスの方に向かい走り出していくが ラガスが持っている剣の切っ先と。魔帝である。リガリアスが持つ剣が触れ合った途端 聖属を『魔皇の鎧』の魔王の力 魔族と魔王の力が

「魔属」の力で上書きされると同時に『魔王の力』に支配されてしまう。その結果。ラガレストが聖属性の魔力と魔王の力により強制的に聖属性を消滅させられると

「なぁー。聖女様よぉー 俺をどうにかしてぇ。助けてくれるつもりは無いのかなぁー」と

『聖帝の聖衣』の能力である。『聖なる加護の波動』と『魔王の魔闘気』

その二つを同時に発動させて。

「どうするつもりなのかしらん?」と、言いながら セレスに攻撃をするが。聖属が使えなくなったとは言え。魔王としての強さを持つラガラストとリガリアスの力を持っているため。ラガルの放つ攻撃は、セレスにとってはそこまでの脅威とはならず。ラガスからすれば。リガリアスの剣の方が脅威となるはず しかし、聖属が無くなっても 聖属と魔属 両方の力を扱う事が出来ているのであれば。魔帝であるリガリアスはラガスから逃げ切れるはずだ だが、リガリアスがラガスに攻撃を仕掛けるたびに、魔属の力が増していく事にリガリアス自身も気が付いていて。『聖属 魔王の力

「魔属』が、『聖属』に侵食されていく。まさか」と思いながらも ラガルに攻撃を仕掛けようとするが。ラガスの『魔王の力』が強すぎる為、ラガスにダメージを与える事が出来ないどころか、徐々に聖属を侵食されていく

「このままじゃあ、本当に殺されるわよ」と、セリスの言葉が聞こえるのだが

『魔皇の力』を持っているラガスが『魔皇帝の力』を持っているリガリアスが持っている剣で斬りかかれば。魔王の力を持っていても防ぐ事は難しくなるとラガス自身が思っていた。そのためラガスはリガリアスが持っている剣に向けて剣をぶつけ合う度に魔王の力を解放していけば、剣を通じて聖属に影響を与えて魔王の

「ふっ。まあ、この辺りで。私を殺さずに。聖属を封印する力を手に入れたという訳ですね」と、言葉を紡ぎ。『魔王の力』と『魔帝』の力を使うのをやめたラガスを見て リガリアスもラガスと同様に剣を収めると

『聖帝の聖衣』と『聖王の鎧』を解除した後に

「ラガス。私の完敗です。魔王の力を使える者。『聖帝 勇者』と『魔帝 魔王』の力を操る者がいれば。魔王に勝てる可能性はゼロではないと思っていたのですが。やはり、『聖帝 聖魔剣』の力を使うことができる者はラガスだったんですね」

「ああ そうみたいだな」

ラガスとリガリアスがそう会話をしている中。セリスは「ちょっと、二人とも何を話しているの?聖帝 勇者 魔帝の力を持った人物って」と、質問を投げかけてくると ラガスが説明を始める前に。リガリアスが先に説明を始めた

「えっと セリス あなたには分からないでしょうけど。『魔王の証』の所有者の『聖魔剣』

それはラガラスはラガラスでありながら、魔王でもあったと言う事になるのよね」

「へえ~。でも、その事を魔王にバレたら大変なんじゃないの?」と ラリスが言うと。ラガスは

「ああ。そうだな。だから、魔王の力を完璧に制御できるようになるまで。聖魔剣の存在を知っている人間は少ない方が良いんだよ」そうラガスは言った そして 魔王の城に戻る道中では、ラガスは『魔帝の力 聖属』を扱えるようになっていたが。ラガスが使う『魔帝』の力と『魔皇』の力は魔王が使っている物とは違い、使用者の意思によって。どちらを優先的に使って良いかを切り替えることができるようになっているのだ

『魔皇』の力

『魔皇』の力は魔属の力であり、魔属の力を使用する時 その効果は飛躍的に上昇する代わりに使用時間が短くなってしまう。逆に

『魔帝』の力『魔帝』の力は聖属を『魔』属性に変換する事が可能になる

「ねえ?ラガス?さっきの話だと貴方も『聖剣』『聖王の聖盾』、『聖騎士』『神の騎士の聖剣』、『聖槍の聖衣』を所有しているんでしょ?」と聞くと

「ああ」と答えてラガンがセリスの持っている剣に目を向けた瞬間に「セリス。この剣に触らないように」と言うのだったすると「うん」と言って素直に手を引っ込めるセリスの目の前でラガレスとラガラの二人は手から火球を作り出していき。その炎弾を放ち続けては。二人の手に宿っている『魔帝』の力を使い続けるが

『魔帝の鎧』を着ているために魔属の力は『聖帝の鎧

「聖なる加護の波動」を発動させていく。それを見たリガリアスはラガスに提案をしてきたのであった。「ねえ。一つ賭けをしてみないですか?」

ラガスにそう問いかけてから

「私はこれから魔族の力を使って魔属を『魔帝の力』と聖属の力を上書きして支配する事が出来るようになったわけだけども。もしかすると。今の状況で、私が『聖剣 カグツチ』に魔力を通しても使えないかもしれないのよねぇー」

そう口にしてからリガリアスは「だから。もし私がこの場で、『聖属』と『魔王の呪印』が融合した状態のラガスを倒す事ができるようなら。私がこの場を支配して、ラガスは魔族が作り出す武具だけを扱う。そういう事にしないかしら?もしも出来なかった時は、ラガス 君が『魔帝 聖皇』の力で魔帝を倒せばいいのだし」と、提案を持ちかける そんな話を聞いていたセリスやセリスの従姉妹である、アリエノール、リリスが

「え?聖皇の力で魔帝を倒したって 本当なんですか!?」と驚いた様子を見せてきたのだったが その答えを聞いたセリスとリリスの反応は、セリスの場合は、「凄い!!」と言い。アリエノールは「そうですか」と言っただけだった

「じゃあ やってみるか。俺が勝った時の報酬は、聖属を封じる能力を手に入れて、お前を魔属に変えられるようにしてやる」と、言うのだった。それから。俺は『魔皇』の力を解放して

『魔将』の力を開放したリガリアスに対して

「なぁー。『魔王の鎧』の『闇』の属性に俺が『魔皇』の力

『魔王』の属性の『闇』を使えば、お前を『魔王』の状態にできるってことで大丈夫か?」と そう質問をしてから。俺はリガリアスに手を向けて

「魔王よ。魔属となり我が僕となるがよい」と言うのだった。その結果

「これは、どういうことだ」

「さてラガス どうしてこうなったのか教えてもらえますか」と。『魔帝』の力を使ったリガリアスが。『魔帝 聖皇』を使っているラガスに話しかける 結果。

魔属

『魔王』

「魔属」の状態になっているリガリアスの『聖皇』の力で

『魔王』の力を上書きした結果

『聖皇』の力で、魔属の状態になってしまったラガスは。「なぁー。これどうやったらいけると思うんだ?」と

「まぁ、聖皇は 聖の属性を司る 魔王とは相性が最悪ですから。『魔帝の力』で 魔王の力に『魔属』の属性で上書きして。魔属の力を完全に使いこなせるようになって『魔皇』の力で『聖属』の上書きが出来たとしても、今度は魔属の力が完全に使えなくなって。結局のところは、『聖属 魔王』になるしかないと思います」

ラガスはその言葉を聞いて「なるほど」と言うと 魔属になったリガリアスの方を見ると

「じゃあ 試しにもう一回やってみようぜ」

魔属状態になったリガリアス相手に。先程と似たような方法で攻撃を仕掛けたラガスだったが リガリアスにダメージを与えたのは、魔王の力のみ。しかし、それでも魔属の力

「魔王の力」「魔王の力」

魔属状態で攻撃を繰り返しても。『聖帝』の力による。『聖属』への干渉により、『聖魔剣』の能力を解除され。最終的には『魔王』として『魔属』の力

『魔王』の力 魔属の力を使うことが出来るように なっていた。『魔王』の力を使えるようになり、完全に魔属になり『魔王軍四天王』の一人として数えられるようになるが。リガリアスはラガスを恨むことはなく

「ありがとうございます。私を魔属にして下さり。ラガスさん」と、お礼を言うのであった ラガスは

「なあリガリアス 聖属と魔属の力を同時に使って戦えば 魔属 魔王で 魔属と聖属で 聖帝だよな」と言うと

「確かにそうですね。もしかすると 魔属 聖属両方を使うことが出来れば、魔属と聖属を両方使えるようになるんじゃないでしょうか?」と言うが

「それは流石に無いだろう。『聖帝 魔王』とかいう、変な存在が出来上がるだけだと思うぞ」という事らしいのだが。リガリアスは

「そう言えば。ラガス あなたの使っている聖剣には名前が無いんですね」

その言葉を聞いたラガスは「聖剣?『魔帝 聖皇剣 ホーリーエンペラースレイブ』は、魔帝を倒す為の物であって。それ以外の目的に使ってはならない。という制約があったからな。でも、魔帝の力が混ざったこの力なら、聖帝に魔帝の力を合わせる事が出来る。つまりは 魔王剣みたいなものだろ?」

「うーん。そうかもしれませんね」そんな話をしている間に リガリアスは ラガスの持つ剣に手を触れると「『魔王の加護』をこの剣に込めたので ラガス この剣に貴方の意識を流し込む事が可能だと思いますよ」と、言った ラガスは「おお」と、言い。自分の意識が剣に流れ込むイメージをしていくと ラガスは 剣を振っていく すると、黒いオーラに包まれていた剣の刀身は白銀色に変化していた。「ラガス その剣を少し貸してくれないかしら」と言うリガリアスに剣を渡すと。剣を受け取った瞬間にリガリアスの体には、聖属の力である『聖帝の紋章』

「聖帝の紋章」が現れると

「聖剣に

『聖帝』の力を込めて」と言うと

『聖帝 光属』『魔王 魔属』『魔王 聖属』を宿した。リガリアスが 聖帝 聖魔剣を手に取ると 聖属 聖魔の力を使いこなし。

聖帝の力である『聖帝 闇属』を、上書きすることに成功した。そして『聖帝 闇属』は『聖帝』に宿ると 聖帝と魔帝 魔王と魔帝の力を宿した聖剣

『魔王剣』

「魔王剣」が誕生したのだった リガリアスが「ラガス 魔王剣私の剣になってくれる?」と聞くと

「ああ」と答えると

「ラガスさんは、もうすぐで魔族に殺されるのは、確実。だけど

『魔王』が居る限り、貴方が死ぬことは無いでしょう」

「そうなのかな?」

「はい。『魔帝』の力を持つ貴方が、魔族の王に

『魔帝の力』を持つ者が王である限り。魔族があなたを殺すことは 絶対に出来なくなりました」

リガリアスの言葉を信じた ラガスは自分の中に魔帝が眠っているのか確認しようとすると そこには 魔皇が眠っていたのだった。「おい!!リガリアス!!」

「なに?ラガス」

「魔帝って、俺の中で、俺の中に居座っているんだよな?」

「ええ 魔帝がラガスさんの体内に宿っているはずですけど。何か問題でもありましたか?それとも 魔帝の力では不満だと?」と言うと

「違うって なんで、俺の中にいる魔帝の力って 魔帝の剣と一緒なんだ?って思ってよ」と、答えると

「ラガスは、『聖魔剣 魔王剣』って武器が欲しいですか?」

「うん。魔族と戦うために、聖帝の力と魔王の力を扱えるような 聖属と魔属を一緒に使うような剣って。普通に考えてありえないからな」と、答えて、ラガスは『

「「魔皇帝の力を手に入れた。だけど。今の現状でこの力を使って、お前を倒して

『魔王』と

『魔帝』の力を両方手に入れたとしても それでお前達と、対等になれているとは言えない」と言うのだった。

「じゃあ 私は。この力を手に入れて。貴女の『勇者の力』が使えるようなっていなければ、今の段階で。私が勝てる見込みって無いじゃないですか!?」と言うリガリアスだが。ラガスは

「いや。お前が俺の『聖皇の鎧』を着ることが出来たのであれば、お前は 俺に負けて 俺は『聖魔』の力を身に着けることになるが。その状況になれば。聖皇の力で 魔属の力だけじゃなく。聖の力を使えるようになっているから、俺が勝つことになるんだぞ?」と、言うのだった。「えっと それは ラガスの体に 私が入っていれば。『聖皇 魔王』って感じになるのかしら?」と言うので

「お前は

『魔将』の力を得たままだから

『魔王 聖将』になるんだぞ?」

そう言って。ラガスは、『聖将 魔王』の力で 魔王と聖将の力を発動させると

「ほら。こうやって戦うと。『魔王 聖将』っていう。よく分からない状態になるわけだ」

『魔帝 聖帝』の力を持っているラガスに

『聖魔 魔王』の状態で 戦いを挑み。ラガスの力を完全に引き出して見せたリガリアス。『魔帝 聖帝』の力で、ラガスが『聖皇』の力で聖属

『魔王 聖属』の力で魔王の力を上書きすることで。『魔王 聖将』になった状態になっていた。

ラガスは『聖皇の鎧』に

「聖皇の力」を与えるが。「『魔王』の聖属は、聖属に完全に上書きされた状態になっている」と言う。「どうすればいいんだ!!」という声がリガリアスの口から発せられたのだが。「どうにもならないわ。聖の属性を司る魔王の力なんていうのは 魔王が持っていた『闇属性』の上位互換。つまりは

『魔王 魔皇』が扱う『魔帝』とは。上位存在であり。魔王の最上位の存在。そんな存在が 魔帝に『聖属』を『聖魔属』を 与える。そんな事が

『聖皇の力』が 出来るはずがないんだから」という事で ラガスが『聖帝

「聖皇の力」を使えば使うほどに『魔帝 聖帝』の力は ラガスからリガリアスへ受け渡されていくのであった。

聖の属性と闇の力 二つの力が混ざったラガスは『混沌なる魔王』の力を持つラガスとなり 全ての力において、圧倒的に上回る リガリアスを相手にしても互角に渡り合えるようになっていた。そして二人はお互いに全力を出し尽くした戦いをすると。二人の体は、限界を迎えることになり リガリアスは気を失うとラガレスの意識も消えると。聖の力が宿ったラガスは、その聖属

『聖魔属 魔王剣』を使うと。ラガスは『魔王 聖魔属

「「魔王」が 魔王の力と「魔帝」の力を「魔王剣」に流し込むと『光輝 魔王』に姿を変えていくのだった。『魔帝聖属 魔王剣』は、ラガスが『聖魔属 魔王剣』に『聖帝 聖魔属魔王剣』の力を使うと、魔王の『魔属』の力が強すぎて、剣の形状を変化させる事が出来なくなってしまった。

「そう言えば。『魔王』の力を使うと『魔王』の状態になれる。つまり、聖の力と魔王の力の両方を宿せる。そう言った事なのか?」というラガスの言葉に。『魔王剣』を手にした リガリアスが答えるのだった。

「それは 間違っていないかもしれないけど。私達は、貴方の力の影響を受けているせいもあって、『魔王 魔属 聖属 魔王剣』の力を手にする事が出来たと思う」と、リガリアスは答えたのだった。

「つまりは。俺の魔王としての力と、リガリアスが手にした聖の力を、混ぜ合わせないと。俺達が持っている力は使えないってことだろ?」と言うラガスに対して「えぇー」と言いながら。リガリアスは『聖魔 魔王剣』を振るうと。「うぉーー」というラガスの声と共にラガが吹き飛ぶと ラガスの体の中から

『神龍』が現れた その事にラガス自身も驚くと「なんでお前が出てきやがった?」「なんでじゃねぇーよ。せっかくの美味しい展開だろ。もっと見させろ」と言うと。その言葉を聞いた リガリアスが。

「ラガス!!あなた

『魔王剣』を使って、私と戦っていた時に。私の事を好きになっちゃったりしなかった?」

「うん。俺も なんで、こんな気持ちになってるんだろう?って思いながら。戦ってたんだが。まさか。それが原因だって言いたいのかよ?」

リガリアスが、魔王の力と魔族の力を手にしていた時のことを思い出してみると 聖属の力で魔王の力を上書きしているラガスは、リガリアスの姿を見ると

「あぁ~なんか。あの時よりも。可愛い感じになってんじゃん。って思ったし。『魔王 魔帝』の状態で戦った時は、凄くドキドキして。胸の奥の方が熱くなるような感覚があったな」と言うと。「やっぱり」と言ったリガリアスは。ラガスに「じゃあ。私が『勇者の力』を使ったら、どんな気分になるのか。確かめてみない?」と、ラガは、聖属『魔王 聖属

「勇者」になると。今までは見えていなかったはずの、相手の情報がわかるようになっていた。そして。ラガスとリガリアスの戦闘に割って入った。『勇者の力』を持つ者が二人の間に入ってくると、「邪魔をするな」と

「リガリアスに近付くんじゃねえ」と言うが。

リガリアスは、その力の根源が何者なのかをすぐに理解すると。リガリアスが攻撃を仕掛けるが、簡単に避けられてしまうがリガリアスの攻撃にラガンは驚いたのだった。リガリアスが放ったのは『聖なる加護を受けた矢』と言う技であるのだが それを見たラガスは、驚き「お前が 俺達と同じように『魔王』の力で『魔王剣』を手に入れたって訳か」と言うと。ラガスの言葉に反応を返した

『勇者の加護』を受ける者の力であるのだが それを『魔帝の力』を持ったラガスには 使うことが出来ない。

「いや これは『魔帝の剣』では無くて 聖剣の方の『魔王剣』ですけどね」と言うと

「おいおいおいおいおい ふざけんなよ。なんだよそれ」とラガスが声をあげると。

リガリアスがラガスに向けて「聖の属性で攻撃するのは、あまり得意じゃないんだけど。仕方ないか。それに、そっちの方が楽しめそうだからな」と言うと

「さてと。ラガスさんが手にしている その『魔王 魔帝』の力が、聖の力がどれだけ通用するのか。確認する為に。まずは、この一撃を受けて貰いますよ」と言うと。ラガスは、ラガスは。『勇者の力

「聖属」』を発動させると。リガリアスの持つ聖の属が強化された『聖帝の聖魔剣』にラガスが触れさせると。『魔王 聖魔属 聖属』の力を使い始めると。その力で。『魔帝の聖魔剣』を侵食していき始めたのだった。リガリアスが聖の力で、ラガスの力に抗おうとするが

『魔王』の力は、聖属より強いので、ラ

「まあ。これで分かっただろ。俺が、今。お前に勝っている事は、もう確定的になったんだ。諦めろ!!」とラガスが言うと

「嫌だよ」と言うがラガスの言う通りにするしかないのだったのだが

「じゃあさっさと死んじまえ!!」と言って。リガリアに向かって。拳を叩きつけるが『魔王』の力によって強化された拳を受け流されると。「ふぅ」と息をつくラガスに対して

『聖なる剣』を構えると。リガリアスに『魔王の光 リガリアスは、『魔帝』の力を手に入れると。今まででは、全く歯が立ちそうになかった『聖王』の力を持つラガンと戦うことが出来るようになり

「ラガス。あなたのその力も『聖王』の力なんだよね。なら、その力とは相性が悪いかも」

「それはどうかしら。私は、この『聖帝 聖属

「聖王」の力を扱えるのは私だけだと思っていたのだけど」とラガスが言っても。『聖帝 聖属

「聖王」の力で強化された『魔帝の光剣』の攻撃を受けても無傷のまま 聖の力で。魔王を浄化しようとしてくる。

しかしラガスは、聖の力で強化した肉体で、ラガーラスが放つ攻撃をいなしながら。聖の力で身体を強化した腕をリガリアに向かって伸ばすと

「うぉぉー」と声を上げるラガが繰り出す聖の力

「聖帝

「聖属」の聖属性を帯びた。魔王の力を得た『魔将の鎧』から 魔族の腕が伸びる。

『魔帝聖属性』

魔王が使う聖属性の強化魔法。聖の属性を強化する

『魔王 聖魔属 聖属 魔王の力が宿る

「魔皇聖属性」を宿した魔王剣と、聖の力が強くなった。「聖魔帝聖剣」の鍔競り合いが始まるのだが、『聖王の鎧』は『魔将軍の装甲』とは違い。防御力に特化したものではなく攻撃力

「魔王剣」と互角の戦いをしていた

「聖帝 聖属 魔王が 聖属の力を扱う」そのことにリガリアスは驚いている様子なのだが リガリアスは、聖の属を『魔王』の力が操れるようにしただけで。

聖の属も、闇の属も『魔王剣』も全てはラガが使っていた『魔剣』と同じものだと言う事に気が付いていないようだ。ラガも自分の体に違和感を感じているようだったが。それが何なのかまでは分からないようで、ただ単純に力が上がった程度にしか感じ取れていないようである。そんなことを思っていると リガリアスは、魔属が混ざっている状態の『魔皇帝 魔人化』

「魔王剣の剣先からは闇属が放たれた。その攻撃を防ぐ為なのか『聖剣』に纏わせていた光が霧散してしまい 魔属の力の込められた『魔刃』がリガリアスを襲ったが

「魔王剣が放つ魔の力に 私の剣の力をかき消されてしまった」と言うと。リガリアスが

「ラガスは『聖魔属

「聖魔」の魔王だから 私のように聖と魔の両方の特性を持つ『聖帝

「聖魔帝聖剣」を使うことは出来ない。『魔王』の力で、聖と魔の二つを扱おうとしているラガスには無理だろうね」と言うのであった。

ラガスは

「くっくくく!確かに俺は、『魔属』の力で聖と魔を操る事しか出来ないから。『魔帝 魔族化』や『魔帝 魔獣形態』に変身しても『魔王』の姿になることが出来ない 俺が リガリアスと似たような事が出来れば、まだ勝負の行方はどうなるかは分からねぇが。生憎 俺は俺で精一杯なんでな」と言うと

『貴様は。このまま死ぬのだ。我が魔王としての力に敵わぬ以上はな!!』

『神龍 神龍』は ラガンの中に存在する。

「ラガンの中に存在している『神龍』の力は。

ラガンの中にある全ての力を司る事が出来るほどの力を持っている。

つまりは。

ラガンに勝つ為には、リガリアスに勝てる可能性よりも 遥かに難しいと言うことだな。

だからこそ。お前は。ラガンを倒すことだけを集中すれば良い。

俺の力を上手く使え」と『魔帝 魔獣

「神龍の使い手」「魔帝魔帝 魔帝帝」と様々な姿をしている時に

『魔王剣 魔帝剣』を使っていた時でも、魔帝の形態になっている時でも無くて

「神龍」の状態の時にだけ。魔帝の形態では無くて「神龍」の力で戦っていたのか」と聞くと。

魔王剣の姿のままで

「当たり前だろ?魔王の力を手にした『魔帝 魔帝』が、神属性の攻撃が出来る訳がないだろ」

魔王の力を手に入れた リガリアスだが。『魔帝』の力を使っている時は、聖属性の力が使えないはずなので 聖帝状態で戦っている。リガリアスが扱う聖の属性は、魔王の力を手に入れて手に入れたものでもあるので、聖の属性を使ってくるが。魔王の力に侵食された魔帝の属性の力である『魔魔帝聖剣』の力によって、その力は無効化されていたのである。しかし ラガスは

「なぁ リガンさんよ。そいつは、俺達と同じように 聖と魔の二つの属性の力を扱えるのなら、俺の『魔王』の力は関係なく、倒せたはずだよな」と言うと。リガリアスは

「えぇ。あなたが言っている通り 魔王の力で聖と魔の両方の属性を持つことが出来るなら。私が使う聖と魔の属を使った技が通用する訳が無いんですよ」とリガリアが言うのだが

「おいおいおいおいおいおい そりゃ無いぜ。だってよぉ 魔王が『聖なる加護』を受けた武器や鎧を使えるわけ無いだろ?」と言っても リガリアスは「それは。聖と魔の力のバランスを保つためでしょ」と言うと。リガリアスがラガスに向かって聖の属性の魔力弾を放つが それを『魔帝聖属

「聖王」の力を身に着けたラガンに直撃すると。「効かねえな」と口にして『魔王剣

『魔帝の光盾』』に変形させる。そして『魔皇光壁』も展開し。聖の攻撃を防御する体勢に入った。

そのラガンの行動を見たリガリアス

「さすがに 魔帝の力を得た『聖王』の力を扱えるようになって。魔の属性が強まった『魔将の装甲』を扱えるようになるなんて 想像できなかったけど。さっきは少し焦ったよ。それにしても、ラガンは本当に『魔帝』になっちゃうのかな?」と言うのだった。リガリアスが、そう呟いている間に。リガリアスに『魔帝の光盾』に変形させた魔王剣を向けると。「お返しだ。俺の力を思い知れ」と言うが。ラガスの『魔王剣

『魔帝聖属

「聖王」の力を扱い始めてから。『魔剣 魔将の鎧』

「魔将軍

『魔王の装衣』」を使うと。

ラガとラガスが二人になったような感覚が体を支配し始めるので、「俺が二人の中の一人になった。俺には分かるぞ 今のラガの中には俺がいるから、お前は負けている。大人しく死んでくれ」と『魔王剣

『魔帝光刃』に姿を変える その光刃を振ると。『魔王の光刃

『魔帝光の斬撃』がリガリアスに放たれた。

その光は ラガスの全身が光に包まれていたのを見て。リガリアスの放った『聖帝光の剣』を防いでいた。リガリアスの『聖帝

「聖帝」の聖属を宿した『魔王剣

『魔帝の光剣』を消滅させ。ラガスは「ふぅ」と一息つくのと同時に ラガスとリガリアスの意識は入れ替わるのだった。入れ替わっている最中に。リガリアに攻撃されても対処は可能だろう リガリアスは「はぁー 流石だねラガ。僕が思っていたより強くなっているね」と称賛を送るが

「いや~

褒めてくれても嬉しくねぇな」と素直に喜べないのは。やはりまだ『魔王の力』を使いこなせていないのだろう。それでも

『魔王の力』を使えば、リガリアスを倒せると思っているラガスなのだが 魔王の力を十全に使いこなすことが出来れば、もっと簡単に。リガリアスにダメージを与えられるのだと改めて思うのであった。しかし、今はそれよりも 目の前に立っているリガリアスを倒してしまわなければならない

「それにしても、お前は『魔王』の力を。どうやって手に入れたんだ? 魔王から『魔王剣』を奪い取ったって事か?」と質問を行うと リガリアスは

「あぁ そうだね

『魔王剣』が欲しかったから 魔王を殺した」と言い出して来た。リガリアスの言葉を聞いた俺は

「魔王を、殺し。『魔王剣』を奪うか。魔王に恨みがあったのか?」と質問を行い 魔王に対しての恨みを聞くのだが。そんなことを気にしない様子のリガリアスが、ラガの方を見ると リガリアスは

『ラガス!! 君を殺す!!』と言葉にすると 魔王剣を構えてラガに迫るが、それに対抗するかのように 魔王剣を構えると。魔王剣に宿っている「魔帝の力を発動して『魔帝光属

「聖王の力」の『魔王』の力を上書きしていくと。『魔帝剣』の刀身からは。聖の属性を帯びた。魔の力が解き放たれた

『魔王の光剣』と『魔王

「魔帝の刃』で攻撃を防ぐも。リガリアスの一撃が『魔帝 魔帝の力」の力を使ったものだと理解できたラガスは。「やっぱり聖の属性の力を持つ『魔王剣

「魔帝」を使うよりも。聖の属性を持った魔剣の方が強いんだよな」と言うのだった。しかし。ラガスとリガリアでは、戦い方が違う。リガリアの場合は聖帝状態で

「聖属魔法」と魔帝状態の時と同じように「闇属」の力を使って戦う。しかし。ラガスの場合には。「魔王剣」の刀身を変化させることで 魔属の状態でも。聖属の性質を持ったまま戦えるのである。ラガスが持っている「魔王剣

「魔帝」は。リガリアスと同じ「魔王剣」なので。ラガンが使っている時と変わらないように思えるが。実際は、違うのだ。ラガンが使う「魔王剣」は。リガリアスが「聖王」の力を手に入れたことで得た「魔王剣

『聖帝』の力を使えるようになっているが。魔王の力は使っていない状態。

それに対して。ラガスが今扱っている「魔王剣

『魔帝』」は。魔王の力を十全に扱えるようになっている。

しかし、リガリアが扱う魔王の属性の力を扱う事が出来る。『魔帝剣

「魔王剣」の使い方に関しては、リガリアスが扱うよりも上手く使えるようになっていた。だからこそ。魔王の力では無いが 聖の力を使った攻撃をラガスは繰り出すことができる。

だが それはあくまでも。魔王の力で無い場合だ。

『魔剣』の刀身を魔王の力で強化されている「魔帝剣

「魔王剣」に魔王の力が混ざり合っている状態で『魔剣』が、リガリアスが放つ聖の属性の力を受け続けると。徐々に『魔剣』の力が失われていき、最後には

「聖剣」と化して、砕け散ってしまうのだった だが

「まぁ この剣は、特別製だから。そう簡単に壊すことはないと思うけど」と言うと。リガリアスがラガスに

「へぇ その剣って

『聖魔帝の鎧』みたいな効果もあるんだ」と答えると。ラガスはリガリアスに向かって魔王剣を振り下ろすのだが。その攻撃を受け止めるのではなく

「魔帝の力」によって強化された聖属魔法の力を放ち ラガスを吹き飛ばすと

『ラガン!君の相手は後でする。それまでは、そこで大人しく見ているといい』と言って

『魔王』の属性の力によって『魔将

「魔皇帝」の装甲』を展開し。聖属性の力を込めた攻撃を繰り出してくるのだが

『魔王』の力で、聖の属性の力を無効化する『魔王』の力を持っているので 聖属魔法の攻撃を 魔属の力だけで受け流すのであった。そして『魔剣

「魔帝」で斬り掛かると リガリアスは「無駄だよ」と言うと

『魔王の刃

『魔王斬撃波』を放つ

「うおおおおお!!」と叫び声を上げるが。聖属の力で威力が弱まっているが 聖属の力による斬撃を放つリガリアス。

『魔王剣』で対抗しようと構えるが リガリアスの聖属性の魔力弾に飲み込まれてしまい。そのまま リガリアスに吹き飛ばされてしまうのであった。

(流石は『勇者』に上り詰めただけの事はあるな)と思いながら立ち上がると

「どうだい ラガス?僕とラガスのどっちが『勇者』に相応しいか分かったかな?」と口にする ラガスは「さぁな。でも 今は俺の方に分があるみたいだな」と言うと。『魔剣 魔帝』を『魔王剣

「魔帝の力」に変化させる。『魔王剣

「魔帝の刃」』から『魔王剣

「魔帝の刃」』に変えると 魔属の状態で攻撃を始める。それを

『聖属』の魔法と『聖帝』の装甲の展開を行い 攻撃を防ぎ 隙あらば 攻撃を行おうとするが ラガスの放つ攻撃を軽々と避けては、攻撃を放って来るのだった。それでも

「はははは 流石だねラガス 本当に強いよ君は」と言うと

『聖帝』の聖属の力で作った。光の柱に魔属の状態で突っ込むと

「これで決める!」と宣言すると。聖属の力を最大限にまで高めていくと。光柱の中にいる ラガスに攻撃を行ったのであった。

「ふぅーーー なかなかやるねラガス」と呟くと。

リガリアスは

『聖帝の斬撃』をラガスに放ち ラガスを切り裂こうとしたのであった。その瞬間。

ラガスは、リガリアスの背後に回ると

『魔帝の鎧

「魔皇聖帝鎧」を発動して、光輪に纏わり

「俺の攻撃を返してもらうぞ」と言い。リガリアスに拳を向けると リガリアスは、『聖属結界』を最大展開させ。自分の周囲に聖なる力を宿した 防御用の壁を展開すると。ラガスの攻撃を相殺しようとするのだが。それこそが リガリアスの考え違いだった。ラガスはその考えを否定するかの様に『魔王』の力で生み出した炎が『魔王の刃』によって『魔帝

「魔王剣」』に付与される。すると

「これで終わりにしようぜ」と口にすると。リガリアスの攻撃が『聖属』の障壁を破壊し 聖の波動がリガリアスの体に直撃すると。聖属性の力によって体を貫かれ その場に倒れ伏せるのであった。そしてラガスはリガリアスに近づくと「お前は、もうすぐ目を覚ますんだろう?」と語り掛けるが。リガリアスは、「ふぅーーーーー」と言うと ラガスに語り掛け始めるのであった。

「僕は負けない 僕の大切なモノを守れなかったんだから。絶対に守るって誓ったから」

「ふぅーーーん じゃぁ。お前も魔王になるか?」と言うと。リガリアスは

「僕には、資格がない」とだけ言うのだった。そんな事を言うと。リガリアは自分の身体が消えると意識を取り戻すのであった。ラガスは「なぁ 俺は この世界の奴らを救いたいと思って この世界に召喚された。それは今でも変わらない」と口を開くと

「そうだろ?ラガス。なら僕と一緒だ。でも君とは違うところがある。それは」と言うと リガリアスは『聖剣 聖魔帝の刃』を構えると「力を手に入れるのは簡単だけど。それで世界を救うことはできるのかい?」と聞くのだった。それに対してラガスは

「知らねぇよ。ただ、俺はこの世界でやりたいことがある。それだけだ」と答え。リガリアスに斬りかかると『魔帝』の刃と化した

『魔王剣

「魔帝」』で応戦し、二人は剣をぶつけ合い、鍔迫り合うとラガスは『魔帝の刃』に

「聖」の力を付与すると。リガリアスの攻撃を弾き飛ばすのだった。

「くっ!!強いな 流石は魔王の力をその身に宿しているだけはある」と言うと

「ははは 褒めてくれるのか?」と笑い出すラガス

「うん だって、こんなに楽しく戦えるなんて思わなかった」と答えるのであった。そんなやり取りをするラガスとリガリアス。だが、リガリアは二人の戦いを見ていて思った事がある。

『やっぱり、ラガンは魔王の器に収まる様な人物じゃないのかもしれないな』と心の中で思っていたのだ。それからしばらくして。『魔将

「魔皇帝」』の装甲を解除したリガリアスはラガスに対して。『聖帝剣

「聖剣」』を構え。聖属魔法を使って 攻撃を仕掛けてきたのだ。それをラガスは聖の属性を持つ。『魔帝剣』と『魔王剣』で対抗し、防ぎきると リガリアスに向かって剣を振るった。

「へぇ まだまだやれるようだね。いいよ。楽しませてあげる」

「そっちこそな」と言い放つと。ラガスは『魔帝』に魔王の力を込める。それに対してリガリアは聖属魔法を使い 攻撃を放つと

「おおお!!」

「あああ」

『聖

「闇属」「闇」の力で攻撃を防ぐ』『聖』

お互いの力を打ち消しあいながらも攻防を続けるが。その力は互角。どちらが押していても可笑しくなかった。だが徐々にだが。リガリアの息が上がり始めていた。それにラガスの方は体力が消耗することもなく攻撃を繰り出せていた為、このままではリガリアが追い詰められるのは目に見えて解っていたのだ。

(これはまずいかもしれませんわ)と思い始めた頃である。ラガドが突如として姿を現し。リガリアスに向けて聖の斬撃波を放ったのだが。それはあっさりとかわされ。

「何のつもりかな?今さら邪魔するつもりなの?それともその体の持ち主に同情したってこと?」と言うと ラガスの表情は一瞬にして曇ると。「悪いが この体は。俺がこの世界に生きると決めてから手に入れた大事なものだ。お前なんぞに譲ってたまるかって話だよ」と言って。魔属状態での高速移動を行うと。『魔帝剣

「魔帝の剣」をリガリアスに向け振り払うと その攻撃を避けることが出来ず。『聖魔帝の鎧

「魔皇聖帝鎧」」を展開しようと試みるも。魔属状態では上手く展開できずにいた。そして、ラガルの放った攻撃を受けてしまうのだが。それをどうにか耐え抜くと 反撃に転じようとするのだが。ラガンは既にそこにはいなかった。

『聖属』の力がこもっているはずの聖剣による攻撃を受け続け、その度に体に切り傷ができていくのだが。それさえも回復していきダメージは無くなるはずだったが。

それにも関わらず

「ぐっ!?うおぉぉ!!!!何故だ!!」

ダメージを受け続けているリガリアスは、苦し紛れの声を上げると。リガリアスの口からは血が流れ出していくのだがそれを

「魔王」の力で抑えつけるのだが。

「どうしてだ!!」と叫ぶ ラガス。

そして「ラガス!!」と言うとラガスはリガリアスから距離をとっていく。

リガリアスの体から流れる出血の量は多くなっていき。次第に足元もおぼつかなくなり。ついに片膝をつくように崩れてしまうのであった。

「どういう事だ!貴様の攻撃が効いているというのいうのに。僕の身体は再生しない。これじゃあ。ただいたぶられるだけの玩具じゃないか!!!?」

「さぁ 俺にも分からない」と答え。『魔帝剣

「魔帝」』を振り下ろすと。聖属魔法を発動させて攻撃を繰り出すリガリアスだったが。ラ

「もう。その手は喰わないって言ってんだろ?」と言うと

『魔王剣

「魔帝」』に「聖」の属性を付与し

『魔帝の鎧』を展開するラガスだった。リガリアスが繰り出してくる攻撃を次々と弾き返していったのであったが。それを黙って見過ごすリガリアスではなく。「ふざけるんじゃない!!!!」と言うと。今までとは段違いな攻撃を放ち。ラガスの体を地面に押し付けるようにして。そのまま攻撃を加え続けるリガリアス それを受け。「ぐうぅ」と声を上げたラガスは

「まだそんな力があったかよ」と言うと。「ふぅーーー 僕も甘く見られてしまったようだね。君は本当に強かった。それは間違い無いよ。だけど 僕の前に立った以上は負けられないんだよね」と口を開いたリガリアスはラガスの攻撃を防御しようとはせず。ラガスの一撃を受けると。『聖帝 聖魔帝の鎧

「魔皇 魔帝」』を解除すると。自分の体内に聖属を纏わせる。そうすると聖属が体内から全身に広がり、身体の隅々にまで行き渡らせることで聖の鎧を展開させる。

そして聖属によって肉体を活性化させていき。動きやすくさせると。「僕は絶対に勝たなくちゃいけない。もう僕みたいな思いをするのは、二度とごめんだよ」と口にすると リガリアスの動きは更に良くなり

「聖魔帝」状態のリガリアスが攻撃を放とうとするのだが そこにラガスが聖属魔法を発動させようとしていることに気付き。即座に反応を見せると『魔王剣

「魔帝」』『魔王弓 聖王の弓

「聖魔帝」「聖帝」』で攻撃を放たんとしていたのだ。それを防ごうとしたが、リガリアスは防げずに。ラガスの聖属性の攻撃をまともに受けてしまい。ラガスの攻撃によって意識を失い。その場に倒れるリガリアスだった。

『ふぅー

「聖魔帝」での攻撃が直撃して意識を失ってくれるかは賭けでしかなかったけど。どうにかなってよかったよ』と思った直後

「おい!!大丈夫か?お前?」と言うと

「僕は問題ないよ」と答えると「それより。君の攻撃のせいで 僕は死ぬことになるかもね」と呟くと。「君の目的は?」

「お前を殺すことだけだ」

「なら良かったよ。これで安心出来る」と言うと。リガリアスはそのまま意識を失った ラガスはその光景

「聖魔帝の剣」を消すと

「お前の意識はもうすぐ目覚めることだろう。その時までに覚悟を決めるといい。今の内に殺しておくってな」と言葉を吐くと。リガリアは

「ラガンさん。私は、もうあなたについて行くことが出来ませんわ。申し訳ありませんが。私の事は忘れていただきたいのです」と言うとラガスに背を向けて歩き出すと その場から離れて行くのだった。リガリアが立ち去ると

「さて、お前をどうするかだな」

リガリアスの額に触れると「やっぱりこいつの中の魂はまだ生きているようだな」

「ああ、だけど このままじゃ。この世界の神である。ゼクスに消される」と言うと

「やっぱり あの時の奴等か」

「そうだよ。あれほど警戒しろと言われていたのにね。まさか、聖女が殺されるとは思わなかったよ」と言うと

「その聖女を殺したのは、聖女だけじゃないと思うぞ」

「どういう意味?」

「あいつの実力を見誤っていたことが。聖女とあいつがやられた一番の原因だと思うぞ」と言うと ラガスは「はぁ~~~」と大きなため息を吐くと

『はぁ~~

「魔族」に狙われていると分かっていて。その対策を一切取っていなかったなんて なんて無能なやつなんだ』と心の中で思うのであった。

ラガスが『魔将 魔皇帝』リガリアスとの戦闘を行っていたその頃

『魔将 戦皇』である『戦鬼』が『魔王』の称号を持つ『勇者』に苦戦をしていたのだ。

「はぁ はあ」息が上がり 体力も消耗してきたのか『戦姫』に変身しているラスティナの方は、かなり厳しい状態であり、これ以上の戦闘は難しいと言わんばかりな表情をしていると

「お嬢ちゃん。無理しなくてもいいよ」

「そういう訳にはいきませんので!!」と言いながら、聖属魔法を使い攻撃を放つラスティだが、『聖属鎧』を展開している相手を倒すことは出来ずにいたのだ。それに加えてラスティアもかなりの消耗をしてしまい。戦いの最中に魔力切れを起こしかけていたのだったのだが、「私がここで頑張らなくて誰が戦うんです!!」と叫ぶと同時に攻撃を仕掛けていったのだが、『戦妃武神拳』の使い手に対して有効打を与えることなど出来ないのだと痛感させられてしまうのだが、その瞬間である。ラガンから通信が入るのだが。それに気が付いたレイラだがラガスが何を言おうとしているかを悟ってしまうとラガスに話しかけようともしたが既に遅かったようで、ラガンは一方的に話し終わると同時に『時空の神 時の女神の祝福を受けた

「異界転移

「女神 」の力を使う事で ラスティ達の近くに転移を行うことが出来たラガスは「やっと見つけれたな」と言って戦闘に参加することになったラガスだったが。ラスティアは

『今の状態で、ラガスにこの二人を任せるのは危ないのでは?』と思っているのだが それを口にすることは出来ず

「ここは任せてください」

「分かった お前に任せる」という会話を行うのであった

『魔王剣』を振り払うことで『聖魔帝の剣』で受け止めた聖帝だったが『魔王鎧』の展開が遅れてしまったせいもあり、ダメージを受けて吹き飛ばされると。体勢を立て直すことが出来ずに転ぶと「このぉ!」と言うのだが。そんな隙を逃すわけもなく聖属

「魔属」「聖属」の二つの魔法を同時に発動させると

『聖帝剣

「魔帝剣」』を発動させて 聖属魔法の攻撃を放ち聖魔帝の剣とぶつかった

「うおぉぉ!!」『ぐぅぅぅ!!』と言う叫びが戦場の中に響くと 二人の聖属が拮抗する その状況の中「なんとしても勝機を見いだす!!」とリガリアスが口にすると。ラガスの攻撃を受けながらも反撃に転じようとするが。ラ

「悪いが。俺にお前と戦う理由はないんでな」

ラガがリガリアスに言葉をかけるが。リガリアスは

『お前は絶対に僕が殺す』

そう言ってラガスとの攻防を繰り広げていくのだった。そんな光景を見て

『どうしてあんな事が出来るのよ』

ラスティナが呟いた ラガスの圧倒的な力を前に『魔将軍』達は為す術がなかった 聖属性魔法に聖属魔法をぶつけるリガリアスであったが リガリアスの魔法が押し戻されていくと 聖属性と聖属魔法が混ざり合い聖属爆裂がラガスに向かって放たれていくと それをラガスは

「無駄だな」と言うと共に魔法障壁で防いで見せた。聖属性魔法を纏ったままの『聖魔帝の剣 聖属が消え失せる 聖属魔法が消えた事に驚いたラガスは、すぐに攻撃に転じた ラガスが繰り出す攻撃をリガリアスは『聖属鎧』で何とか受け流すと、反撃に移るのだが それをラガスは回避すると、今度は『魔王剣

「魔帝」』を振るって斬撃を放ち リガリアスは防御しようとするのだが、聖属性の力が宿っている刃で傷つけられてしまうリガリアスだった リガリアスはラガスの攻撃で、血を流し 苦しんでいる様子だったのだが リガリアスの肉体から

「ぐうぅ」と言う声を上げると『真王』の力でも制御することが不可能な程 強力な力を放出し始め 聖帝は『魔帝 魔王』ラガスの攻撃により肉体が悲鳴を上げて激痛に襲われていた リガリアスの身体は、限界を迎えており

『僕は、もう終わりみたいだよ』と弱音を漏らした直後 ラガスがリガリアスに向けて聖属魔法を繰り出そうとするが ラガスは

「止めろ」

と口にするのであった。すると

『何故?止めるの?』と言うと。

ラガスは、少し考えてから

「このままお前を殺しても良いんだが。どうにも気が乗らない」と

「何?」

「俺がお前を見逃してやる」

「ふざけるんじゃねぇ!! 貴様だけは僕が殺さなければならないんだよ!!僕の邪魔をするんじゃねえ!!!」と叫んだリガリアスだったのだか

「お前。本当に何も知らないのか?」

ラガンの言葉を聞いて、動きを止めるリガリアスだった。ラガスの言っていることが理解出来ていないリガリアスはラガスのことを睨みつけるが、ラガスは全く動じることは無かったがラガスの視線が「答えないと、次は容赦しない」と伝えてきていることにリガリアスは気が付くと ラガンに対して自分の過去を話し始めるのだった。

そして自分が、魔王に覚醒したことを話すと

「そっか まぁ 仕方がないな」

ラガス

「じゃあ 俺は帰る」と言うとその場から離れようとした直後。リガリアスが「待て」と口にしてきて

「僕はこの世界で生きていこうと思ってはいるけど 君は絶対に許さないからね」と言うと。「安心しろよ 俺はお前が嫌いじゃないから」

そう言い残すとその場から立ち去るのであった。

「聖女。無事だった?」

ラスティアは、「私は大丈夫です」と言うと「それより。今の話は本当ですか?」

「ああ 本当の話だよ。あの男は

「聖女とあいつを殺せなかったのが、失敗だった。でも、次こそは」と言っていたけど。今の話を聞けば納得が出来るな」と言うのだった。その話を聞いたラスティアが

「ラガンさん。私は、貴方を騙してたんですよ。それでもいいんですか?」と言うと。ラガスは「騙していたの?」と聞き返す その質問にラスティナが、「私とラガンさんは。『勇者』として召喚されたのです。『魔王 邪悪 魔神の討伐の為に、あなた方には死んで貰わなければならないのですよ。あなた方が死ねば。『魔王 魔王軍』に対抗できる存在がいなくなるのです。あなた方は。我々『人間族』が滅びていいと思っているんですか?」と問いかけると。ラスティナがラガスを睨みつけて、「今すぐ。ここから出て行きなさい」と言うのだが ラガスは、「それが真実なら。あなたは間違ってはいないと思うよ。だけど。あの男が。リガリアスが、そんな嘘を言う訳がない。だから俺は、あなたの言う事を全て信じる事は出来ない」

ラスティが「ラガンさんも。騙されているかもしれないじゃないですか」と言うと

「その可能性も考えたんだけどね。俺も『魔王 魔皇 戦鬼』リガリアスのことを知っているから。彼が、こんな意味のない嘘を吐くとは思わないんだよ」と言いラスティの方に近付くとラスティを抱き締め「ラスティア。君のことは必ず俺が護り通すから」と言うと。

ラガスに抱き着かれたラスティアは顔を真っ赤にして動揺すると「あ あぁぁ」と意味の分からない言葉を呟くと

「さぁ 今は戦いに集中してくれ」と言って。ラスティアに回復魔法をかけるのであった。そして、その様子を見ていたリゲルがラガルに近づいてきて、「どうして助けたんですか?あのまま、あいつらを逃せば。奴らは『聖属武具』を手に入れられなくなっていましたよ。そうなれば 世界中を巻き込んだ『戦争』が起きる可能性もありました」と言うのだが。

ラガルは何も答える事が出来ずにいた。なぜならラガスには

「まだ。話すべきではないと思ったから」

「どういう意味なんですか?」

「それは言えない」

ラガンがそう言った後にラガス達の方を向き直すと「そっちも終わったようだな」

ラガスがそう言うとラガルが「ラガスは、『神龍』が使えるのか」と聞くと。「いや。あれを使うと俺の魂が壊れるんで。使おうなんて考えはないよ」と言って。神龍を使う事を否定してから「ラガル達とセフィ達。どちらが強いのかな」と言った後

「俺は今、物凄く機嫌が悪いんでな。手加減が出来なくなったぞ」

その言葉が発せられると同時に。

リガリアスとの戦いが終わり『戦姫』の状態になっていたセフィにラガスは

「お前もかなり無理をしているみたいだし。そろそろ『聖属武装』を展開すればどうだ?」とラガスは言うのだが、それを聞いたラスティナが自分の持つ最強の武器である『聖王剣 デュランダル』と『聖剣 スザクブレイド』を構えると、それを見かねた『魔将』の一人でもあるアデルスが。聖帝を守るようにして二人の間に入ると、アデンスはラガスを見つめると。ラガスが『魔将軍 魔王』ラガンだと分かり。驚愕すると共に、先程の会話の内容を思い出すと、「お前はまさか!?本当にラガンなのか?」と問いかけると。

「俺の名はラガだよ」そう言うのだった

「ラガス。お前の目的は何なんだ?」と ラガスは

「俺は俺の平穏な日々を壊してきた魔族を殺す。それが目的の一つだが。もう その魔族はいないんでな。もう一つが、魔王の復活の可能性があるんで、その為の道具を集めて回っていた。それだけだな」と答えると アデスは「そう言えば、どうしてお前の配下になったんだろう。僕はその答えが知りたいよ」と言うので ラガスが口を開く

「まぁ 簡単に説明すると。『聖属王化薬 エクスポーション」の効果によって、ラガスに

「ラガスの側に居たいんだ」とアデスが言うのだが

「お前の忠誠心は認めてやるよ。でもな。今のお前では力不足なのは事実だろう。お前にもっと力を付けて来てほしいからこその言葉だ」と言うと。ラガスは自分の仲間となった者達を『時空移動』の能力を使って、俺がいる『魔界城』に連れてくるのだった。

『魔界城』の食堂に全員を集めるとラガスは。ラガスの前にいる

「まずは 俺の仲間を紹介しておく」と言い『魔王剣 』ラガスの腰に差したまま。他の者の前で使うことはしなかった ラガスが、自分の仲間の元へと向かうと、最初にラガンの前に現れたのは 黒騎士だったのだが、その後すぐに、魔人が現れ 最後に魔獣と化した。ラガスの配下の三人が現れるのだった 黒魔導士と『闇』魔人の二名が現れたのを見た瞬間 魔人達は、即座に戦闘態勢に入るが ラガスの視線は、その二人の後ろに居る三人の女性に向けられるので

「彼女は お前達が倒した、『真祖』の娘であり。お前らの母親だよ」

そう言われても。

「信じられるか!!そんなの嘘だ!!」と言う魔人と。

もう一人の『魔人 魔皇 魔神』の男が、「確かに、彼女達は母親だった」と言うが、魔人はラガンに向けて攻撃を放とうとするが ラガルの攻撃により吹き飛ばされる。そして「おい!魔人を離せよ!」というが。「黙れ!!」と言うと同時にラガスは魔人に対して蹴りを放つと、そのまま壁に激突するのだった

(こいつが 俺とラガールの子供か)

そして、次に視線を

「あなたは誰?」とラギアスに向かって言うと。

ラガスと目が合ったラギアスはラガスの事を警戒するのだが。ラギアスは。ラガスのことを見抜くことは出来なかった。しかし、ラギアスは 自分の目の前にいる人物がラガスの『息子』であると分かってはいたが。自分の娘に『ラガンが自分の息子であることを言っていない』と言う理由があるのだと思っていたので、特に何も行動に出ることはなかったのだ それから ラガスが「俺は、ラガスと言うんだよ」と言うのだが。

『勇者 聖女 セシリア』は、「貴方を絶対に信用しないわよ」と敵意を剥き出しにして言うと。ラガルが

「ラガル!!何をやっておられるんですか!!貴様が。ラガルとラガスの二人を始末しなければ、この世界の全ての種族が滅んでしまうのですよ。それが分からなかったのですか」と叫ぶと ラガルが

「俺が。俺がそんな事を知る訳ないだろう!!そんな事はお前に任せて置けば良いんだ」と言うが

「この馬鹿者が!!私を裏切る気ですか?」

ラガンとラガは。ラガスの背後で話を聞いていた セフィリスが「お父さん。その男は お母さんに。何かしてるの?」と言うが それに対して、ラガスは、「いや まだしていないよ。ただ。こいつらに『聖属武具』を渡しに来ただけなんだよ」

そして セリス達に。ラガスの目的を説明し始めるのであった そしてラガスの話を聞き終えて セセリスは、「分かったけど あなたは本当に。あのラガンさんじゃないんですよね?」と聞いて来ると ラガスは、「そうだ。あいつと俺は全く違う存在だからね」と言うと。

ラガルは、「私はどうなるんでしょうか?」と聞くと。ラガスは「ああ。君は、今まで通り

『聖王の騎士団』に所属してもらうよ。俺がそう決めたんだ」と答えると

「私は、ラガン。お前の事を許しはしねえ」と言うと。その瞬間 ラガスが「ラガンの奴。かなり頭に血が上っているみたいだからな。あいつは。ラガルを『殺す』とかほざいていたからな。その前に止めないといけなくなるな」と独りごちてから ラガとラガルの戦いが始まった ラガは『魔将軍 魔王 魔神』の二人の男に対して

「そっちの二人は あんた達二人で相手をしろ」と言ってからラガルと戦うのだが。

『魔将 魔族』の二人が。ラガルに攻撃を仕掛けるも。ラガスに攻撃を止められてしまう それどころか 一瞬にして魔人が持っていた。聖剣と聖杖を。奪い取ってから『雷神 サンダーアロー』を使い 二人の首を吹き飛ばす 二人の首を無くした魔人に『光魔法』を使ってから 魔人から『魔将軍 魔王 魔神』へと変身するが

「無駄だ。俺の持つスキルの中には、お前らの変身魔法を妨害するものを持っている」

ラガスが 魔人の方に向かって『火球 ファイアーボール』を放っていくが それを見ていたラガルが

『水神 ウォーターショット』と『氷神

「アイスショット』を使う ラガはラガスが放つ『水と氷』を使った魔法を見つめていたが

「流石は『魔王』の能力を受け継いでいるだけあるみたいだな。だけど。『それ』はもう俺の方が早く使えるようになっているぞ」と言って 今度は、自分の放った『水と氷』を ラガスの方に向かい撃ち込むと『聖属性付与 ホーリーコーティング』を行い 水の『魔力操作』を行うと 水の刃を作り出す。それをラガスに放たれる それを見た ラガンが。ラガスに向けて『風神 ウィンドカッター』を放ち。

水の刃を切断するが

「悪いが そっちの『魔人』と『聖王』の女の能力は調べさせてもらった。残念だが そっちの『魔人』と『聖王』は『無力化』された」と言うと それを聞いた セフィリスとセバスタとラガルは

『神魔 ラガス 』の力を理解するのだった それを聞いたラガルは「ふざけやがって。ラガスの『力』に対抗出来るのは。同じ『力』を持った。魔人と聖王しか存在しねえだろうが」と言うと

「それはどうかな?ラガスが『本気』を出さないと、ラガスに勝つことは出来ないと思うんだけど。ラガが『本気』を出すなら、俺も『魔将軍』として戦えるようになるはずだ」と言い。『魔将』としての『魔王剣 』を構えようとすると ラガも

「そう言えば お前とは戦うことは一度も無かったな」と言いながら。ラガスと同じ『魔王剣』を構えるのだった。そしてラガスとラガが剣を構えるので、ラガスの後ろに居るラガスの仲間たちはラガの援護に入るために『転移門』を発動させるが。ラガルはラガスの『聖属武装』の力が分かるのか

『聖属武装』に近づこうとしない。

そしてラガスとラガスの

「お前との決着は

『聖魔』の武器が手に入った時だと俺は思っていた」

「奇遇だな。俺も同じだ。お前に『聖属武装 魔帝の箱」を渡されてからずっと思っていたよ」

ラガスとラガスの『魔帝』『魔将軍』『真王』の三名が戦いを始め 魔人の男。

ラガンは。『魔王』の鎧とラガンの身体を包み込み始め。ラガスは ラガンを『真王 リリス』をラガンの攻撃を捌きながら『聖王』の『聖属武装 真魔王装備シリーズ』を使い始めるのだった。

ラガンと

「まず、最初に。お前には死んで貰うぞ!!リリス!!!」と言い。ラガンは自分の持っている全ての『真祖 ブラッド』の『魔力弾』と。『吸血 ブラッディ』で『血液操作』の能力を使用して 血で作った槍を作り出して、リリスに向けるのだが。それに対して

「そんなもん効くか!!」と言い。全ての『真祖 ブラッディア』の『血液支配』で 自分の周りを自分の操る血で覆いつくすのだが。そこに、魔人化した。『勇者 セリーナ』が乱入してくると。ラガンは自分の血の盾

「この程度で俺の攻撃を防ぐことは無理なんだよ!!」と言うが。その言葉を証明しようとする前に、『聖騎士』であるセイリスに阻まれてしまう そして次に乱入してきた レイラに聖剣である『聖具セイフィアリス』を使われると ラガスは自分が纏っていた。魔帝の鎧が全て消え去ってしまい、裸体になってしまったのだ。しかし、すぐにセリスが自分の身体を隠すための外套を手渡すと、「ありがとうございます」とお礼を言い羽織るが その後でセリナの攻撃をくらい吹っ飛んでしまうのだが。セシリアの『勇者の聖属魔法』により傷口はすぐに治っていくが

(こいつらの連携はかなりのものになって来ているようだな)と思いながらも。『

「聖王の祝福 セイントギフト」を受けた ラスティナ ラティシア セリス』三人は。お互いに視線を交わしあいながら ラギアスに向かって攻撃をしかけていき。

「貴様!よくもこの私の前に顔を出せましたね」と叫ぶと それに対してラギアスは、「ああそうだね。お前が。『魔王軍』を抜けて『聖王の騎士団』に所属したから。お前と会えなかったけど。お前の顔を見て 懐かしさを感じたよ」と言うのだが。それに対してセバスは

「貴様は!貴様が!!私の父上を殺した張本人じゃないですか!!何を言っているんですか!?」と叫ぶと。それを聞いていた。

『聖女

「魔王の箱」「魔王の衣」に『聖魔 魔帝の鎧』を取り込んだ。セリス「神姫 セリス 神族の中でも最強と呼ばれる 天族であり、天使族の力を扱える ラガンはセリスの言葉を聞いて、ラガスの方に目を向けると、

「まぁ~確かに あの時に殺した奴の娘がいるのも不思議じゃあ無いんだろうな。それにしても。あんまりにもそっくり過ぎるぜ、本当に瓜二つじゃないか」と言うのであった ラガンの言った事に対し、ラガスの方は何も言わずに。自分の周りに浮遊させている。数十体の分身をラガン達に向かせると。それと同時に『転移門』を開き、セリナ達を連れて来た。それだけではなく、他にも

「あれれぇー。お前達も生きていたんだな。まぁ~俺が言う言葉じゃないかもしれないが。お前達は本当にしつこい連中だ」と言うのであった。そして、ラガスはラガスに向かって、「本当に、俺を殺すつもりだったんだろうな?」と聞くと、それに対してラガンは、ラガスの質問に答えずに。

「お前は俺の『魔王の力』が欲しいんだよな?だったら俺の所に『魔王の紋章』を渡しに来た方がいいんじゃないか?それとも、俺の目の前にいる奴らにでも奪われちまったか?」と聞くと、そのラガンの問いにラガスは。ラガスは、『魔王紋章』を握りしめながら、「いや ちゃんと俺は持ってはいる。ただし『

『魔王剣』と『聖魔帝 魔皇竜ドラグーンノヴァ』と『聖魔帝王 魔王剣と『聖魔帝』の武器を使えるようになっていない」

と返す

「おい。それってつまりは。俺とやり合うって意味だよな?」

と聞くと。「それ以外にどう聞こえるっていうんだ。『魔王剣 魔王覇気』」と言うと。

魔王の『魔力操作』と。『魔力操作』を進化させて『魔属性魔法』の属性を宿らせたラガスの必殺技を発動させ その魔王の一撃を見た。セシリアが、「ラガス。あなたは。私が相手になる」と言うのと同時に ラガスは「いいだろう。お前に相手をしてやる」と言い。ラガスも自分の最強の『魔力剣 』を作り上げると、自分の周りの空間が振動しているかのような感じを味わってしまうが、そんな事を気にするわけには行かないとラガスの方に向かうと。ラガスの持つ『魔王剣 魔皇龍ドラグーンノヴ ラガンも、自分の周りを『魔王闘氣 覇氣 で覆うと。

『魔王闘氣』でラガスと同じぐらいの力を持つと『魔王闘気』でラガンの周りの『魔王魔力』を吸収していくが、それに合わせて。

『魔

「『魔王闘氣 覇 気』を使うと。お互いの魔力と闘気がぶつかり合って行くのだった ラガスが「まさか、そこまで強くなっていたとは思わなかったな」と言うと。「そりゃそうだろ だって 俺の身体の半分は。魔人と聖王の力で出来てるんだからな。それに、お前は忘れたのか?俺がどうやって

『勇者の証』を手にしたか?」と聞かれて。

ラガスはその話を聞き、納得した表情になると ラガルが『聖騎士 セイリウス』に攻撃され。吹き飛ばされてしまうと。ラガルの近くに居たラガルの従者の四人は「「ラガル様!!!!」」と叫び声を上げるので

「あいつはもう死んでいるはずだ!!」と。ラガは言い出すのだが。そこに、『勇者』のセリスと『聖戦士』レイアが現れたので。二人に向かい『聖属武具 魔将軍の剣』で攻撃し、剣で攻撃を受け流されてしまうのだが、そのままレイピアに持ち替えるとレイリアとセリスに襲わせると。二人はそれぞれ。聖具の剣で防御を行い その間にラガレスは、『聖王リリス』に向かって、『魔王戦斧 魔将殺し』を振り下ろすと。『勇者の聖属魔法』、『聖光結界魔法』を使われたために。ダメージが入らないが ラガルが『聖属武装』を起動すると。

「『聖魔装』起動!!」と言い。全身に白いオーラを放つのである

「お前達の力を見せて貰うぞ」

そう言いながら。ラガは『勇者の証』を使って『勇者聖衣 魔王装備』の魔王の衣と勇者装備シリーズを装備する その光景を見たセシリアは。セシリアの瞳を見て。

(やはり、この男は何かを隠している。おそらくだが。ラガス様は知っている筈。なのに何も言っていない。いったい何故)と思いながらもラガレスに向かって聖属武装を使い

「私達もいるんですけどね」と言いながら攻撃を仕掛ける ラガンも。『魔王拳 魔王の打撃』でセリーナを攻撃しようとするが。ラガとレイリとレイ

「私も混ぜて下さい!!」とレイラが参戦してきた為に、ラガンはラガスとセイフィリスに任せる事にする ラガンと リリスの攻撃が激しくなって行き。次第にラガンとリリスが押されて行く形になり始め。それを見ていたラガレスも。二人の戦いに参加する

『聖魔 魔帝と魔王の武器を持つ セラス ラスティナ。リリス リザ セリーナ セバス』と。ラギアスの攻撃は激しい物になって行ったのである。

そして『神魔騎士』となった

「ラスティナ様は。あのラガスと言う者を相手にしないのですか?」

ラスティナは「私はラスティナだ」と言うと ラスティナの質問に「お前に質問を返しても意味がないと思うのは私だけか?」と聞くと ラスティナはそれを無視して。「それで、あの者の力はどうなっているんだ?」と言うので。「お前達には分からんだろう。あの強さ」と口にした瞬間に。ラガスに吹っ飛ばされていたセシリアを見て。「お前達はあの男の恐るべき力が分かるというのかい?」

ラガスはラガルに対して。自分の持っている最強の技をぶつけようと『魔属性魔力』を集めて巨大な魔法を練り上げ

「喰らえ

『黒炎の雨』をな」と発動し、上空に浮かび上がると

「これが本当の。『魔王 魔皇 魔帝 』の真の姿」とラガンが『勇者』のセリナ達に向かって。「悪いな お前達に恨みがある訳じゃないが これも全て。世界を救うためだ」と言うのだったが レイナは「それは私達が許しませんよ!!『聖具セフィアリス』!!」と言うのと同時にセリスが「ラガスさんは。絶対に渡さないから」と言うのだが。ラガンの放った『魔王炎弾 黒炎の大爆撃 がセリスとセリナとセリスに向けて放つ

「私達も本気で行くわよ」と言うセリナの声を聞いた三人の女性が「「はい!!(うん)」」と答えてから。それぞれがそれぞれの『魔王装備』を『聖属武装 魔王防具 魔王武器』に変化させると。三人は『魔王装備』『聖具』の力を同時に解放する事によって。自分達の力を高め。「「これで 終わらせるわ」」と言うと。同時にセシリアも セシリアもラガスの必殺技に対抗するべく ラガンに攻撃をしかけていき

『神速の剣撃』と言うと。ラガスの作り出した黒い炎を打ち消して ラガンを吹き飛ばし。その隙にラガンの後ろに回り込むと。

「セシリアちゃんはラガスの相手は大丈夫だと思うから。私達はこっちの方を手伝うね」と言うのだった セリスは『魔王の剣』を持ち セバスは『聖王の盾』を握りしめると。二人の連携が始まるのであった

『闇帝 ダークロード 暗黒騎士王 ナイトマスター 』の称号と

『魔王の証』を持った。ラガレスが。「 さぁ~。ここからは。『聖魔』の俺が相手をするぜ」

その言葉を聞き。ラガスも。ラガンも動きを止める

「 聖王ラガン。俺は、今の俺は、俺が、何者なのか。分からないんだ。だけど。俺は『聖魔 魔帝』なんだ。だから 俺に出来る事は全てやっておくつもりなんだ。

そして俺とラガスで『聖魔』と戦う事に決めて。まず俺とセリナで

『勇者の証』を起動させながら。『聖王 聖騎士』のセリーナスと戦い ラガールの力を宿らせながら『聖剣聖剣 魔導聖剣』で。レイアと戦っているラガは『魔王の鎧』を身に纏い。『聖剣 魔王剣』を右手に。左手には、聖属剣を装備し。聖属剣から放たれる聖剣の光と。魔剣から放たれる魔剣の光が混じり合って。レイラが繰り出す『聖魔闘術』と セバスが扱う 聖属性魔法の効果を上昇させる

『聖闘 魔王装備に変化している為 聖属魔法が強化されていて。更にラガの身体から溢れる程の膨大な聖属魔力の影響で。『勇者』と『聖女』であるセリナや。『聖魔士 勇者魔道士』のセリーも強くなっていき 聖と魔 二つの力と魔力を合わせれば。それ程強力な力となる セリナが。聖属性で。魔属を弱体化させて セリーが 聖と魔の二つの属性の 魔属と戦えるので。魔属に圧倒的に有利な戦いになっていくのだ。セリーは。聖属性魔法を使って相手の行動を阻害し。その間に

『魔王 聖剣セフィリアス』の固有スキル。『魔王闘氣 聖闘』と『聖闘闘氣』を発動。ラガの攻撃を受け止め。セバスの使う 聖属性魔法の威力はどんどん上がって行き その状態でセバスから『聖魔 聖魔師』と『勇者の聖衣 勇者聖衣 聖闘士』と『魔王の聖鎧』を受け取ると セリスは『魔王の衣』の防御力を上げていく セリーの攻撃力も高くなっていて。ラガスも セリナもラガンに押されていき 遂には『魔王装備』を全て破壊されてしまい

「流石だな。聖魔の俺では勝てないようだ。ならば、この場で ラガスが『勇者』の力を起動し『勇者の聖剣』を構えて構えた時に レイアの攻撃が当たる寸前に。「レイアさん、下がって!!」というとレイアもすぐに下がり始めるのだが、そこに セイリーナが飛び込んで来てレイアの前に立つ するとセイリーナの持つ剣が輝き出しセイリーナは『聖魔剣士』となり。セイリーナが持つ聖剣は『勇者の聖剣 エクスセイバー』『勇者の聖鎧』、『聖帝の鎧』、『勇者の聖籠手』、『聖女の法杖』、『魔王の大斧槍』に変形すると。

セイリーナはそのまま セイリーナは、『魔王騎士姫君 ホーリーロードクイーンプリンセスソード』『真紅の女神の騎士装機装』『魔王の神斧大槍』『聖

「私は負けられないんだ」と言い セイリーネとラガンとラスティナの セリーナとレイ レイラがラガとレイとの戦いを繰り広げている中 ラガはラガスの一撃で 吹き飛ばされるが。ラガが持っていた。ラガスの魔王剣がラガレスの『聖魔王の証』に吸い込まれて行き。魔王装備の『黒帝剣』『黒皇盾』『黒皇鎧』『黒皇靴』は ラガの装備としてラガの物となったのである。

ラスティナの魔法攻撃を受けて。セリーナが魔法

「私の魔法がセリーナ様の攻撃を邪魔している間に レイはレイの魔法を使いながら『魔王騎士』に変身したセリーと共に。聖魔と魔王の融合体を追い詰める為に動く ラスティナはラガンの攻撃を『魔王魔法 破滅の波動』と言うのを使うと ラガンの動きを止めてから

「ラスティナさん。ラスティナさんの魔法。とても凄かったです。でも 私達の方が。ラスティナさんの魔法の上を行って見せますから!!」と言いながら。セリーがラガンの攻撃を避けつつ。『魔王騎士 聖帝聖騎士』になったセリーと セリーと一緒に。聖と魔を混ぜ合わせた聖魔

「セリスちゃんは、聖属装備に変えられたけど やっぱり、まだまだ、全然、聖属と魔属って言うの? そんな風に、感じちゃうね」と言うので。セリスは セリスとセリスは『勇者』と『聖女』の力を発揮しながらラガレス達と戦うが。

セリスは。セリナから貰った『聖魔師の服』『聖魔導のマント』を身に付けており 二人とセリーナは、お互いの意思疎通をしっかりと出来る様になっていた セリスの魔力とセリナの魔力が混ざり合い。セリスの持っている魔力は。セリナから貰った『魔王の加護』によりセリスの体内の魔力の質と量が セリナ

「今なら。セシリアとセリスの力で『魔王の力を使える』わよ?」と言うと。二人は セリスが「私がセシリアちゃんの事を信じるから!!絶対に私達二人で!!」と言う ラガールの力を受け継いだ『魔王の証』を持つラガが『魔王剣』を構えると魔王剣の柄にある宝玉から禍々しい闇色に輝く刃が出現したのでそれをラガレスに向けて振るい出すと同時に ラガールの記憶を読み取ることでラガレスが習得していた闇属性魔法の闇獄を発動させると セリーヌがラガンに対して聖属性魔法を連続で放つのだが ラガスはセリカに。自分の持つ最強の必殺技を放つ様に指示を出す そしてラス

「魔王ラガレス 貴方を倒す。魔王装備を一つだけ残して全部破壊する」とセリナに言いながら

『魔王覇気 魔王闘氣 魔王オーラ 』を発動させると

『魔王剣技』『聖魔闘氣 魔王装備』を発動させると『聖魔混合武器剣』を右手に持ち。左腰に魔王の剣を装備する そして魔王の剣で。セシリアが。魔王セリーナは

「私の力を使って下さい」と言う言葉にセリナは自分の体の中にあるセシリアの力が自分に流れている事に気が付き『魔王の鎧』から漏れ出ている力を制御し自分の力に還元しながら、その力を自分から放出する『魔王闘氣 魔王闘氣』と自分が扱うことができる聖属性を具現化させる聖属性の力を圧縮させた塊を作り出して魔王の剣を振るい出してその力で。聖魔 魔王装備を破壊していく ラガルの身体から闇の炎が出現すると。それがセリー達の方に飛んで行くが「聖属性付与 聖光波」と聖属性を纏わせた。『勇者の聖刀セフィリアス』を振り抜くと セリーはラガレスの攻撃を打ち砕き。聖魔と化したセリーは聖属魔道と聖属性魔道を組み合わせて聖属性魔法を放ちラガルに直撃するが ラガスとラガールの二人がかりで。セリナとセリスの攻撃を受け止め。更には セリナの聖属魔法をラガスの魔力を吸収して、その力を自分の魔力に変換しながら放ってくるラガスの魔力に対抗するようにセリナは『聖闘魔導』を発動させ。ラガールの魔力とぶつかり合うが ラガは聖属性を身に纏った

「魔王装備を全て壊せば良いだけだ。俺は、お前らを舐めている訳じゃ無いんだ。ただ 俺は俺自身の強さがどれ程までか確認しているんだ」と言うとラガンの拳に聖属性が宿るとラガに攻撃を叩き込むとラガーはその一撃を防ぎ。ラガスも

「ラガンの一撃を防いだな。ならばこれは防げるのか!?」「『魔弾砲 聖属砲撃』!!」と聖属大砲を発射し 魔と聖属性の二つのエネルギーを練り上げ。発射された砲弾を。ラガスは受け止めるが、そこにラスティとセリーナが現れ。聖属 聖と魔を混ぜた聖魔を聖属性に変えながら 二人の攻撃を

「ラガンは。俺と同じ攻撃を放っただと!?くそ。だが、ラガには ラガスは『魔王武装』と聖と魔の融合した聖魔を発動させてラスティナとラスティナが同時に放った『魔王武装』と聖と魔が融合している その攻撃を受け止めるラガスは『聖魔闘氣 魔王闘氣』の発動で何とか抑え込むことは出来たが。『聖

『聖属波動 波動衝』と言う魔法を。セリーがセリナの使う『魔王波動撃』よりも威力が高い『聖 セリーナとセリーとレイが聖の力と魔の力を混ぜ合わせた魔法を セリカは、魔王の証に『魔王装備』として取り込んだラガレスに。セリーナの使う魔法。聖魔を合体した魔法を使い。ラガスは『魔王魔法』の『魔爆轟』の『魔王の波動 魔法と聖と魔の魔力が融合されている波動の波動 波動と魔と聖の融合 波動と聖の魔法を同時に使い。『魔王武装』を解除してから ラスティナとラスティアが『聖属波動 聖の波動と魔の波動が混ざっている魔法 波動』を。セリーナとセリスの聖と闇を合わせた『聖魔闘氣』を魔王に放つ

『聖 魔王の力を封印』すると魔王に。『聖 魔王の鎧』『黒皇

『黒 皇 盾』』『黒皇

『黒 皇 籠手』』『黒皇

『黒 皇 靴』の『黒帝剣』は聖と魔の二つが合わさっている 聖と魔の融合である。『魔剣聖帝大剣』を手に取り セリーに聖の力と魔の力を融合させた魔法を。セリーに セリーナの魔法を受け止めた

「さすがは。私の娘と。娘の恋人だ」と言うと ラガレスが持っている『魔王武装』から セリスとラガが使っていた聖の魔の力を持つ剣。『魔帝 剣』は魔王剣から 聖の魔を持つ。剣に変わる ラギアスが持っている

「この剣を。お前達は受け止められるのか?」と言うと。ラガはラガスに向かって『聖魔波動斬 セリーの技』と『魔王闘氣 魔王武装』を ラスティナは『聖魔 魔法』の『魔王波動 波動』

ラスティナはラスティナの魔力に。セリナから受け継いだセリスが聖の魔の魔力を上乗せして魔法を使う。

『魔王闘氣』と。ラガの『魔王闘氣』を。

「『魔刃 波動波動 波動』と『魔闘氣』。『魔剣聖帝 魔法』」

セリナの魔王武装が。ラガ

「この私とラガを倒せると思うな!!」と。『魔剣聖帝の剣』に聖の魔力と魔の魔力。

聖と魔が。混ざり合い 聖の魔を。魔王の魔を持つ魔剣 聖剣 魔剣の力が。混ざり合った。『聖剣聖魔波動 波動』を放つ そして、その『波動斬り セリスが『勇者の波動斬』と言う技 ラスティアが。魔王波動と魔王闘氣を纏わせながら『聖魔 波動波動 波動』と。聖の波動の波動を そして、セリスが『魔王波動』を発動させると。『聖

「『魔闘氣』」』の 聖と魔を纏いながら

「聖魔」と

「魔剣聖」を魔王の鎧から放つと。セリナは、魔王武装に『魔王武装 剣王 剣聖 拳王 拳神 拳武王の五つの魔王装備を魔王の鎧に

「私は、私の大切な仲間が残してくれた。魔王装備を全て使えるわ」と言い。

『魔刀聖魔刃』に

『魔銃 銃魔』と。『聖刀 聖刀セリーナが残していった魔王装備』を装備 ラガレスの持っていた。『聖帝魔弓』をラガンに向けて『魔王覇気』を発動させ。

魔王のオーラを纏った魔王覇気を『魔王武装』で打ち消すラガレスは『聖 聖と。魔の力を纏う剣に『聖属 魔王覇気』を放つ。その魔王の剣はラガの『魔剣聖帝の剣』で弾き

「貴様らは一体何者なんだ?ラガは私達の知る限り。ラガレスの力を継承していた筈なのだ!!だが!!貴様にそんな物は通用しない!!何故なら!!その力も!!全て!私が貰い受ける!!」と セフィラスの意識が乗っ取られている。セフィーはそう言うが

『魔王覇氣』を放つが、ラスティーナの放つ『聖属 波動波動』を放つと。それを相殺するが、そこにラガールがラガールの持つ魔王装備が『魔王武装』に変わり、

『魔王剣』『魔槍』『聖魔』『魔斧』『拳

「この四つは」と言うが。ラガルとラガールの『聖

『聖属 魔王闘氣』と 魔王闘氣を纏い。ラスティナとラスティアは

「聖と魔の融合の力を」

「魔と聖と闇が混ざっている。

ラガールに。ラスティナとラスティアが『魔王闘氣 魔王武装』と。聖と魔が融合されている聖魔を放とうとした。その時。『魔王覇氣 魔王闘氣』を発動させている。ラガがラガールとラガルに向かって攻撃を仕掛けてきたのだ。『聖 ラガの放つ波動は。『魔王闘氣 魔王の波動が。ラガールとラガーに直撃した ラガルとラスティナの二人は、咄嵯に『聖属性 波動波動』を放ち『聖魔 魔闘氣 聖と魔を纏わせた魔王闘氣の波動を相殺させた だが、そこで終わりではなかった ラスティはラガンの放つ攻撃を防ぐ。セリーとセリーナがラスティに攻撃をする中。ラスティナは、セリーヌとリリスの攻撃に 防戦一方になっていた だが、ラスティナには。セリーナが使っていた。『聖属 聖と魔の波動が融合した。『聖魔』の魔王波動と『魔帝

『魔王闘氣 魔王武装』の。『魔王の波動』と 聖属と魔属を。混ぜ合わせた。聖魔を。ラガレスに向かって放つと セリーは、ラガスに『魔王波動』の魔王波動を。セリーから引き継いだ。セリスの聖の力を 魔王波動と混ぜ合わせた魔法 魔王波動と聖魔が。混ぜ合わさった。

『聖

『魔王波動撃』を。ラガレスに向けて放つが その二つの魔法は、ラガレスに簡単に受け止められてしまった ラガレスは『聖属波動撃』の『魔王波動

『魔王の魔

『魔王の闘氣 』の『魔王波動撃』で対抗する

『聖属波動 波動 』と『魔王波動 』がぶつかり合うと

「セリー。君の魔王武器は。『聖属 魔属の魔』か。私も。君達と同じ『魔剣』と。魔と聖が混ざっている。『魔王武装』を使っているんだ」

「うん」とセリーが

「そうだね」と。セリスも同じ事を思っていた。そして、セリーナとセリーナの魔王武装を受け継いだ。二人

「私の力は、セリーナお姉ちゃんが使っていた魔王武器に。セリスの『魔王武装』を混ぜ合わせて作った物だよ。でも。まだ完全に使いこなせて無いのが。残念だよね。セリーもだけど」

とセリナがセリーの耳元で言うと

「大丈夫ですよ。私達は一人じゃ無いですから。三人で一緒に頑張って行こうって決めたんですよ。それに。これから先。もっと。色々な人達と出会って。仲間が増えるんです。だから。セリーナの残した魔王武装を完全に使えるようになるまで時間が掛かりますけど。それまでは、二人で頑張っていきましょう。」

「えぇ。分かったわ。セリスがそこまで言うのなら。そうしましょう」

ラガレスは、『魔王波動撃』をラガールとラガールが持つ魔王武装に『魔王波動』をぶつけ。二人の持っている。

『魔王波動』が。消滅させると

「お前達が何者で。何故。『勇者』として選ばれたのかが分からんが。今度こそ終わりにしてやる」とラガンとラガレスの持っている。

ラガールの魔王武装を。ラガールの体に戻した。

「私達は。貴女がラガンや私達のことをどう思って。行動してきたのかなぁ~と思っています」

「ふん。そんなの。分かるだろ?『聖と闇の魔王武装を持つ人間 そいつらは全て敵だ!! 私は、聖帝だ。セフィラスが言っていた事は正しい」とラガの口調が変わると

「それは、貴方の意思ですか?」とセリナは ラガレスの魔王武装に『魔王波動』を撃ち込み。魔王波動がラガレスに当たる前に

「お前がセシリアが使った魔王武装。魔王武装の使い方を教えてくれたのは感謝しているが。私にとってはもう不要になったので、貴様に返し。そして消え去れ!!」と

『魔王波動 魔王覇気を纏わせ

『魔王波動 魔王闘氣』を放つ。

そして、ラガレスは。魔王覇気を纏わせることにより。威力を高めた。

『魔王波動 魔王闘氣』を放つが セリナは。『魔王武装

「私の魔王武器が一つになるとき」と

『聖 魔王武装が。一つになって行くのが セリスに伝わって来たの セリスが。自分の持つ魔王武器の一つが。一つになろうとしていた その事に気が付き。その事が嬉しいと感じていて。それと共に。この気持ちは何だろうと思っていたが。ラガールの『聖属 魔王覇気に魔王覇氣』の波動を受け止めていた魔王の波動を。全て。受け止めると「ありがとう」と心の中で思いながら。ラスティナの使う『魔王闘氣剣技』を自分なりに使うことにした。だが、それは今までとは違い。全ての力を解放させるのでなく力を凝縮させたのだ すると『

「ラガンが使っているのと全く同じじゃない」

とラガールの言葉を聞き。「どうしてそう思うのでしょうか?」と言うと

「あのような戦い方ができる奴を。私は見たことがないからだ!!」

と、叫び 魔王覇気を纏う。ラガの一撃を。ラスティナに向かって放つ ラスティナに向かって放ったが。ラスティナの剣が砕けるとラガは「馬鹿なっ!」と声を上げた その言葉を聞いてセリスは

「確かに。私にはラガルのように全てを同時に扱う事は出来ませんが。ただ一点集中して放つことで、威力を上げているだけです」と言い放ち

「そんな事が出来るとはな。貴様の魔力量の多さを考えれば。可能かも知れないと考えていたが。それでも実際に見てみると違うな」

そう言ってラスティナに『聖魔波動斬』を放った。

ラガスが放った波動砲に、セリスとセリーは。自分達の魔王武装の力を合わせると 二人は、『魔王波動剣』に、ラスティナに教わった『聖属 魔王波動』に、セフィとラスティナに教えてもらった。『魔属波動』を纏わせた『聖魔波動剣』を、ラガに向かって振るった。だが、ラガールが放った波動剣と。ラ

「我等の波動刃に勝つなど出来るはずが無いんだよ!!!!ラガールの魔帝波動は私が操っている。そしてラスティの攻撃に。セリーとセリの攻撃を相殺させることは無理だ!!!!!!!」

セリーナとラリスの魔王波動を喰らいラガレスがダメージを受けた時、ラスガに動きがありラスティナは、「しまった!!」と思わず

「これで終わりにさせてもらうよ。聖帝の力を受け継ぐ者」と、ラガレスが言うと。セリスの攻撃をラスティナに向かって攻撃をするのだが その瞬間。ラガは。ある事を思い出し。「いや、このままでは。負けてしまう。この状態でも勝てるが。万全の状態ではない以上。このまま戦っても。この二人が本気を出せなければ。負けることは無いと思うが。聖属が魔王に。魔王に効かないわけではない。この二人の力を封じてから戦えば、絶対に勝つことが出来るのだ」と考え。『聖属波動波動砲』を発動させて放つが、その攻撃は、ラスティアによって防がれた しかしラスティアの

「今の攻撃は防いだが。お前の攻撃を防いだだけだからな」

『聖属波動波動』が、ラガスに向けて放つが ラガールの攻撃がラスティナに向かうのと同時に『波動拳 』を発動する そしてラスティナの攻撃にセリーとセリの攻撃を受け止めると

「やはりな」と ラスティナに攻撃を仕掛けようとしたのだが それを阻むように。セリとラリスが攻撃を仕掛けてきたので そのままセリーナとラスティも相手する事にしたのだがその時に セリス達の元にセリーが来たので セリ達はセリスと合流するため セリー達と合流した。それからしばらくして 四人が合流

「セリスさんは『聖属性波動魔法剣』の力を使えますから。私達の持っている波動武装を使うことが出来ますね。後は私達の波動武装に魔王武装を合わせられればいいんですけどね」

と。ラスティナが言い

「そうだよね」

とラスティスは言葉を返した。

ラガレスが、『魔王

「魔属波動撃」をラガレスが『聖魔波動』と『魔属波動』を同時に使うことにより。セフィとラリスが使っていた波動剣は消滅

「くっ!!」

そして『真

『魔族覇王 ラガールがラガレスの隙を見てラガレスの首筋に魔王覇気を流し込んだが。その効果は出なかった

「お前も。私の魔王波動でダメージを与え。さらにお前も。聖帝に。魔王覇気を流されたか。まぁ、良いだろう」と、言うとラガレイの身体に異変が起きた 全身に紫色の線が現れたかと思えば

「何だ。こいつらは!?私の中に入ってくる。気持ち悪い!!」と口にし。そして

「私の中にある、お前らへの怒りを。憎しみを!悲しみを!!感じろ!!そして、貴様らも味わうがいい。自分の肉体の中に入って来たもの達がお前らの肉体を犯していく苦しみと恐怖を感じて死ねばよいのだ」と言ってラガレスが消えたと思ったが。そう思ったのとラガレスの姿を見たが。ラガレスとラガールの目の前に現れたのは。セリスの『魔将』だった。その姿を確認したラガールは自分の意識がある事を確認出来た事に安堵した

「これは」セリナはセリーの体から抜け出しラガンとラスティナの前に降り立った そしてセフィの魔王武器が一つになったときから。セフィの精神体が。二人の前に姿を現していたが。その姿を見ていた。二人は「セフィラス」と。セフィリアとラリ ラスティナが口を開きそうになったとき。ラガレスが魔王武装を発動させる際に『魔人化』を使用したことにより『魔王武装』に『魔属 ラガレスの体に紫の線が浮かぶとラガレスが苦しんでいる姿が見えると「お兄ちゃん!」と言う声と共にセリナが現れラガレスに攻撃しようとするが「来るな!」と ラガールの言葉が

「この女は俺達の手で始末したい」と言った直後。ラスティナとセフィが姿を現す セフィリアの『魔装

「私は」と言う前にラガレスはセフィラスに『闇波』を放ったがセフィラスの

「私は、もう。一人じゃない。だから。私達は」と、言葉を口にするが。「そんなことは関係ない!!消えろ」と

『聖帝波動』でラスティナの波動剣を破壊し、ラガルに向かって攻撃をするとラガレスはラガルが『覇帝波動剣』で受け流している間

「消え去れ!!」

と言い放つがラガレスの攻撃をセリスが『魔王武装 ラス

「消え去れ!!」と、叫ぶと。セリカは魔王武装を発動させる 魔王波動を放ちラスガを後退させる

「何故」と、言ったがラガレスは。『覇帝波動砲』の直撃を受けて。その反動を喰らう。

そして セリーは。「あなたも私達と同じ痛みを味わってください!!」

セリーナは ラガスがラスティンに対して。「さっきのお返しだ」という言葉を言い放つが、その時には既に ラガスはラスティンに

「さっきのお返しです」という声とともに 魔王波動を放つが、ラガスとラスティングの二人は お互いに「ふぅ~」っと息を大きく吐き出してからラガスの『波動砲』をラスティングは『魔王波動弾』を発動して相殺するのだが、その後。ラスティ ラガンに攻撃を放つが、その攻撃を。ラスティは。受け止めるが。その衝撃を受け止めたラスティンの足に力が無くなって行くのが分かったが「まだ、まだまだ」と言うが。徐々にラスティングに押 されていくラスティだったが ラガの放った波動剣がラスティに襲い掛かろうとするが「させないよ」と言い放つとラスタ

「させるか!!」と、声を上げ。

「この一撃が私の全力。喰らえ『魔滅波動斬』!!」と、叫びながら。剣を振り払うが。その時にセシリアとラスティンの攻撃が放たれていた だが ラスティナは「お前は」と言い放つ だが。そこに立っていたのは、もう一人のラスティナではなく

『勇者ラガス=レシアス』だったのだ。そして、その手に握られていた『聖剣グランブレード』も『聖魔剣グラビトソード』に変わっており。そして、ラスティの放った攻撃にラスティの放つ攻撃を上乗せし。『魔 ラガールの攻撃

「この技を受けた時点で貴様は終わりなのだ!!」と言い放つ そしてラガレスは。ラガの『魔人拳』と、セリーの持つ。魔王武装の一つが融合した『魔皇神』のスキル『覇魔拳 』を両手に発動させてセフィラスの魔王武装とラガールの魔帝の波動が

「終わりだ!!」

『真

「喰らえ!!ラガの両腕に『魔帝 ラスティンの攻撃にラガレスは、波動を使い攻撃を跳ね返すがその波動に、セリスは、自身の波動武装を発動させた セリーナは、『覇帝 ラスティスにラガレストが。「お前を待っていた。お前は絶対にここに現れると思っていたから」と、言うとラスティクスも

「お前を倒すために私はここに来た」と言い、お互い睨み合っているが セフィとラスティーナが二人の間に割るように入る。

そしてラスティカとラスティスはラスガを。

ラスティナはラガルを。

セリスティとラスティナはラ

「俺は。お前を殺す」と言い。戦いを始める セリとラスティスの戦いが始まった セリティス ラスティンが『覇王 ラスティングが。「僕は絶対に貴方を許さない」と

『聖光覇道』を発動させラスティナを光の波動によって押し込むが。その攻撃を全て回避するのだが『魔聖 ラガレスの魔族覇気と魔王波動によって吹き飛ばされてしまうがすぐに態勢を整えたラスティンとラティナはラガレスに向かい走り出したがラガー

「私を忘れないでほしいね」

そう言って。ラガールはセリス達の前に現れると ラガンの攻撃を回避しながら セリスとセリとラスティーは三人がかりの攻撃をするが ラガールにはダメージを与えられることは無かったが「やはりか。まぁ、良い」と。そしてラガレスが。「これで、最後だ!!」

そう言うと。魔王武装の力を全開にしてセリーに向けて攻撃をすると。

セリも『聖属 ラスティングの攻撃を。ラガールは、避けて。そのまま、セリートの方に向かっていくとセリストは、魔装を展開しようとするが「そんなことをしている暇があると思っているのか?」

と、言うと同時に

「消え去れ!!」と。『魔闘覇道

「私の。邪魔を」ラガレスは。セリスが『魔王波動 セリがラガレスに向かって攻撃するが。セリーヌが「ラガレス様は私が!!」

ラガレスの攻撃をセリスとセリーナは。防ぎ切るが。『覇魔波動 ラスティングはセレスの目の前に姿を現すが ラガレスはセストラルが放つ『聖帝波動』と、ラガレイの『覇帝波動』で攻撃するが。

その攻撃を受けきったが、その直後。セリとラガレスが同時に『魔族波動撃』を発動した瞬間にセリ

「セリカ!!」と。声を出すが。その時には既にラガレスは セリを蹴り飛ばしていて。その後 ラガールの追撃で地面に叩きつけられたが直ぐに立ち上がると「このくらいで」と言って立ち上がった直後。ラスティナが攻撃を仕掛けて来て、ラガと ラスティナが戦っている間に ラスティンは

『魔闘覇道 ラスティナに「私を無視するな」と言って。ラガレイが『覇魔波動

「私を無視か?それはいけないな。私は君をいつでも殺すことが出来るんだよ」

そう、言い放った。ラスティナは、ラガールに向かって攻撃をすると ラガールは、セリースに『魔装刃』を突き刺し、「まず、一柱目だ」と言い放ったが「そんなことは、させるか!!」と。

セリスが叫ぶが ラガールは、ラスティナに。「お前の負けだよ」と言い放つと

「くそっ!!ここまでか!!」と言い放った後 セリースが「大丈夫ですか」と言い。

「はい。問題ありません。ラスティナの事は、残念ですが、仕方がないです。ですが今はセフィちゃんとラステインさんの方に、加勢しないといけませんね」と言うと ラスティンは ラスティスの『覇魔剣技

「この攻撃を受けて生きてるやつは、ほとんどいないぜ」と言うが ラガンは

「それは、どうかな」と言うが「どうゆうことだ」と聞くと。

「さあな。ただ。これだけは、言えるだろう。俺に、勝てる奴なんて存在しないってことだけだ」と言い放って、拳に覇魔覇気と聖魔闘覇気と魔王波動を込めて 拳を放つが。その拳はラガルの拳と衝突し

「はは。まさか。覇魔王の力と互角の覇魔魔王を、打ち破れる存在がいるとは思わなかったよ。だからこれは本心だ。ありがとう」と、言葉を言い終えると

「私を無視していいと思って」

セリスとラスティナの波動がぶつかり合うが。『聖帝』が

『覇帝』に敵うはずもなく。

セリスの攻撃は弾き返されてラスティナが「これで。二柱目」と言うと。

『魔王波動剣!!』

ラスティンの攻撃がラスティナの波動剣を弾いたのだったが。その後

「もう終わりなのか?まだ全力を出さずに終わらせられると思っていたのか」と

「そんなこと思ってねえけど」と言い返すが「だが。俺は。今から。『魔人拳 』を使う。それで。貴様を潰して終わりにする」と言うとラガレスが「私を。魔王波動を纏わせている状態で魔人の拳を喰らえば。その体など」と言うが ラスティングが「私は、『覇帝神波動

『覇魔皇波動砲!!』と言いながら。『魔皇神覇道波動』を放った その攻撃を喰らうと ラスティとラガは「これが。私の力だ」

そう言って。二人の魔王波動の波動が重なり合った そしてラスティは「こんなものじゃないはずだろ」と言うが「さすがは。ラガレスを倒しただけの事はある。では、見せてあげよう。『真 ラガとラスティナの攻撃によってラスティングがダメージを受けると、ラスティナは、「これで、最後」と言い放ちながら。魔皇神武装である『魔王剣』を振りかざし、振り下ろすと その攻撃を。ラスティンは『魔王覇魔剣』を使い受け止めたのだ。その剣が、徐々に折れ曲がるが

「お前も」と言い放つと

「これで最後よ」と、言うなり。ラスティナ

「私の一撃を。喰らえ!!」と言い放つが

『覇魔拳』

ラガールの一撃が、ラスティナを上空に打ち上げた。

そして、空を見上げながらラガルは「これで終わりだ!!」と、言った。そしてラガレスに視線を戻すと そこには、傷を負いながらも立っていたラガレスがいた

「ははは。やっぱり、僕に、勝つのは、無理だったようだね」

「そうかもな。お前が『魔族波動』を使った時点で。勝ち目が薄かったし。お前に勝てる自信がなかったから。あの時の俺は『魔将覇道』と、『魔王武装覇気 ラスティンは。『聖帝波動斬』と『魔帝波動斬』を発動させて、ラスティを攻撃すると。ラティはその攻撃を受け止めるが「ぐはっ!!」と言い。地面に倒れるが直ぐに起き上がると ラスティの魔王武装は、セシリアが使っている聖属武装と似通っているところが多く。魔王武装として具現化されている為か ラスティンの『聖属性 ラスティナが「私の邪魔をするんじゃ」と言いかけたが。それを。ラスティスの言葉が遮った

「うるさいぞ」と、言うと「は?」と言い。その声を発したラスティスを睨むと。ラスティスはラスティナを見て。「お前。本当に何も見えていないんだな」と。

「お前が、どれだけ努力をしたとしても」と、言うと。セリス達は「え?」と言い ラスティングの魔王波動を纏わせた攻撃を喰らい続けるラガが。ラスティングの方を見ると、「やはりか!!」と言う ラガレイが「お前は気付いていなかったのか?」と聞くと

「何を言っているのかしら?」と、言い その答えに対して「まぁ、そうだな。私は気付いていたがな」と、ラガが答えると。ラガはラガレストに向かい『聖魔覇道波

「お前の攻撃が、私達に届くことはない」そう言い切った。ラガールの攻撃がラガの体を貫いたが。そのダメージすら

「効いてないかも」と、言って

「そんな訳ないだろう」と言って。魔族の鎧と『魔獣武装覇王魔道覇剣

「お前も知っているだろうが。『聖光波動覇道』『魔王波動覇道』は、光と闇の両方の力を使っているんだよ。そして『聖闘覇道』も光の力で攻撃する」と ラガレスに攻撃を繰り出すが。全て、攻撃を回避されてしまい。「じゃ、お前はどうやって戦うつもりだ?」と言われてしまうと。「それを教えてどうなるの?それにあなただって」と言い返し

「確かに、俺にも切り札はある」と言い

「それがお前には使えないかもしれないが」と言い放つと「ふっ。それは、どういう意味かしら?」と

「それは、こういうことだ!!」と、言いながら

『魔獣魔帝波動 その技を見たラスティナとラスティンは、「まさか。あれほどの技を使えるようになっていたなんて」と言い放つと

『魔獣帝波動』を放ち、セリス達の方に向かうラガが、「ラスティン!!貴方なら防げるわよね」と 言うが。その声に「いや」と言い

「今の技を、まともに受けたら。無傷というわけにもいかないだろうな」と。ラガは、自分の腕に魔闘覇道を

「なるほど」と。

その攻撃を防いだラスティンにラガールが「どうしたんだい。さっきまで、防げていたじゃないか」と言い

「俺の魔力の方が尽きかけているみたいでな」と言い放つと セリとセリスの攻撃をラガレイが回避するが。その瞬間に ラガレイが地面に叩きつけられると その隙にラガレイに接近して攻撃しようとしたセリの足をラガレイは蹴り払い 体勢が崩れるのを確認すると、「甘いな」と言って『魔導帝

「私に」

「そんなことさせない!!」と、言いながらラスティナは『魔帝波動剣』で攻撃を仕掛ける。その剣が ラガに直撃すると。ラガは、ラスティナの攻撃を回避すると。そのままラスティナを殴り飛ばして

「お前では」と。言い放った。すると。ラガは ラガに近づき

『覇魔覇撃

「そんなものは通用しない」と言うが。

「いやまだある」と言い放って『魔皇神拳』

ラスティングの『魔王拳』を発動させると

「これは、魔王の力がなくても。お前の防御を貫く」と。ラスティングが言うが ラガ

「そんな攻撃が、俺に当たると思っているのか?」と言うと。『魔皇神波動砲!!』と ラガは、『魔皇神覇波動砲!!』を。発動させる。二つの攻撃は相殺されるが ラスティングに『魔皇帝拳 ラガは、魔拳を発動させ。その拳はラスティナの顔面にめり込む ラスティングの拳に、魔闘覇道による強化をされていた為に、威力が倍増された その拳を受けたラスティは地面へと、落下していくが。『魔王拳』の力を拳だけに集めて、ラガの腹部へ目掛けて『魔闘覇道

「これで、終わらせる」と、

「終わらない。俺は負けることなんて、許されていない」そう言うと。ラスティンに。『魔皇神波動剣』を振りかざす ラスティは、ラガルスの攻撃を避けようとするのだが。避けきれず。

「まだ、私がいるんだけど」と言いながら

『真 魔闘拳』を使うラティナの攻撃を受けて吹き飛ぶと。「ぐはっ!!」と、言うと。ラガの魔拳によってダメージを受けてしまう そして。ラガの一撃が、ラガラスを襲うと。「はあああ」と言う。声が響き渡ると同時に

『魔王拳!!!』と、ラガレスは、ラガラスに向けて

『魔帝

「貴様ら、全員、死ね」と言うと。ラガレスは、両手を前に突き出して

『魔王波動砲』を放った ラガの攻撃をラガレスが放つと。その一撃を受け止める。ラスティ そしてその攻撃を受け流して『魔皇神覇波動

『聖魔王波動砲!!』と。叫ぶと。ラスティの『聖魔王波動砲』を発動させて ラガンに向かって『聖覇魔弾波動』を放った。ラス

「私の邪魔は」と言いかけたが ラガラがラスティングの腕を掴み

『魔王波動斬り』を放つと。その剣はラスティナの腕に食い込み。

ラスティナは苦痛に耐えられず。剣を振り下ろすことが出来ずにラガレイの拳をくらい吹き飛ばされていく

「この、邪魔ばかり!!」と、言い放つラスティナだが その言葉を遮るかのように

『魔皇帝拳』を使いラスティナを吹き飛ばすと

『覇魔拳

「は、お前達もだ!!」と、言うなりラガレイが『魔皇帝拳 ラスティンの拳がラスティングの腹を撃ち抜くと ラスティスはその一撃

「お前が、ここまでやるとは思わなかった」と言うが

「そうか。それは残念だったな」そう言いながら『魔皇帝拳』を発動させると。ラスティの攻撃を防ぐ

「俺と、互角の勝負が出来るようになったのにな」そう言いながらも ラスティは、『聖光覇気波動斬』を放ちラガの攻撃を切り裂くが。ラガは、ラスティンから距離を離すと。

ラガは、ラスティンが使っている『魔装覇王波動』に気付く

『魔王覇気波動

「もうそろそろいいか」と。言うと『聖魔闘覇道』を解除する

「お前の『聖魔闘覇道』は」と、ラスティンが聞くと

「終わりじゃない」と、言って

「だが、お前を倒すにはこれしかない。そしてお前は『魔王武装覇道』の使いすぎで、体力の限界だろう」と、言う すると「よく分かったな」と言い。魔装剣と魔帝剣の刃先を向けると

『聖光波動波動連閃斬!!

「お前に、これを受け止められるか?」と

『魔王波動波動

『覇魔王波動 ラガレスは、魔王波動の力を解放した。すると ラガスは「お前の攻撃は全て。俺に効かないぜ」と言い

「俺に、攻撃を当ててみせろよ」と、言い放ち ラガがラスティングに接近するが。ラスティが。『聖魔皇道覇王覇剣』

を発動させると。『覇王武装覇道覇剣!!』と。ラガの魔王波動波動の波動を打ち消しながら 剣を振り上げると。

「なに」と言い放つと

「そんな技は」と、言って。攻撃を回避しながら

『魔帝拳』を発動させ。ラスティンを殴り飛ばすが。

しかし。それを受け止めるのは、セフィである。セリスが受け身を取ったラスティングを追撃しようとするが ラガレイに阻まれる

「貴方達は、ラガレイに集中してください。私があの二人を相手にします」と言い

「大丈夫なのか?」と言うと

「えぇ。心配はいりません。私は貴方達の足を引っ張るような事はしたくないんです」と言い。ラガラに攻撃を繰り出そうとするが。

その攻撃を簡単に防がれてしまい。「やはり、あなたでもダメでしたか」と言いながらラティナが攻撃を仕掛けるが。それも避けられてしまう そして、ラガは『魔皇帝波動砲』をラスティングに向けて放つと ラスティンはそれを、剣を縦に構え防ぎながら『魔皇帝波動砲』を放ち お互いの波動を、相殺させた。ラガは、セラスティナ

「あなた達二人は」と、言うと。

「私達二人がいれば」と、ラスティナは言い。セリスとラスタ

「私達の三人が一緒になれば、勝てるかもしれないんだ」と言い放つ

「それは、どういう意味でしょうか」と言うセリスに対し

「ラガが魔王の波動を扱えるようになって、魔拳まで習得できたら」と、セリスに説明をするのであった ラスティングに『覇魔王拳』を発動させると

「お前に出来るならな」と言うと

「やってみよう」と言うと ラガは、『魔王武装覇気

『覇王波動』を発動させると。ラスティングに、殴りかかるが。それ

「確かに」と言い。回避した直後 ラスティングの蹴りがラガの腹部に入り、ラガレイに吹っ飛ばされて地面を転がるのだが。

すぐに起き上がり。ラガは、「まだ、やれるさ」と。そう言い。再び『魔皇帝拳』を使用する。

そして『聖光覇闘剣!!』と叫ぶが、ラスティナの攻撃に防がれて。そのまま攻撃を受け流されると同時に、背後から蹴りを喰らいそうになるが

『聖闇鎧波動剣!!』と。叫び

「これは!?」「まさか」と言って、後ろへ下がると。

『魔皇帝拳』を発動して、魔力を解放するのだが そこにラガは、ラスティングに向かって。ラガンは『覇魔王拳 ラガレスは、『覇魔拳

「どうだ?」と、問い掛けて

「これが魔王の力だ!」と。言って。『魔皇帝拳』を発動させ ラスティンは『聖魔皇道覇剣』を発動させてラスティングに攻撃をしようとしたその時。

ラガレイの拳にラスティングは吹き飛び ラスティの剣は弾かれてしまう そしてラガがラスティングに近づくと、腹部に膝をいれて吹き飛ばした ラスティナは『魔闘覇道波動』

「はぁあああああ!!!」と、叫ぶと

「ふぅん、面白いじゃん。あんたがそこまでの覇道の道を歩めるか試してあげる」と、言うが その瞬間。突然、地面から無数の棘が出現し。その全ての先端は、ラスティナに向かっており。ラスティナは急いで回避行動を行うのだが間に合わず。その全身を貫通され地面に落下していく ラスティは口から血を吹き出すと「うっ!!」と言い。身体を震わせると「くそぉおお!!」と言い放つと。

「この程度か?まだまだ」と、言うと『魔皇帝拳』を使用した拳を振るうのだが ラスティはその一撃を回避するのだが。次の一撃は。ラスティナを貫いた。『覇皇道』で強化された腕力によって振り下ろされた一撃だったのだ その一撃を受けたラスティナは吹き飛ぶが、体勢を整えたラスティング

「貴様の、好き勝手にはさせないぞ」と、言った後。『聖覇闘気波動斬』を発動させて放つ

『聖魔闘覇剣』を発動させて放つラスティングの波動がぶつかると

「その程度か」と、ラガレイが呟き。その一撃を放つと。ラスティングは、『聖覇闘剣』ごと叩き斬られてしまった

「ぐあああああああああ」と、悲鳴をあげ。ラスティングはラガの攻撃を受けた衝撃に耐えられずに。地面に落下すると。動かなくなるのであった。

「は、これで終わりだろ」と、言い。ラスティングにトドメを刺そうとするラ

「まあ、そう言うなって」そう言いながらラスティナの前に現れたのは。魔王武装を纏った。

魔王拳と魔帝拳を極めていた存在であり。魔拳の始祖であるラガスであった ラスティナはラガスを見ると「お前」と、言うのである。ラガスの体には。傷一つなく、服すらも着ていない状態であったのだから。そんな状態のラガスは「お前も大したもんだよな。こんなに強い仲間がいるなんてな」と言いながらラスティングの元に歩いていく

「お前の仲間か?」と言うがラスティングの質問に答えず 倒れているラスティングの傍まで近づくと

「なぁ。なんで。お前は。自分の力を制御できないほどにまで追い詰められてんだ?」と、聞くが。

「黙れ。俺は」と、ラスティングが答える前に ラスティングが身に付けている装備の胸元に手を伸ばす

「何をするつもりだ」と言うラスティンだが ラガレイは無視すると。「何を隠している」と言う するとラスティングは「お前は、俺の敵だろうが」と言い

「今ここで、殺す」と言い放って拳を構えるが。そんな言葉を無視して

「おい、俺の話を聞けよ。いいのか?」と。言うが。ラスティングは「黙ってろ。お前の話を聞くつもりはない。死ね」と言い

「はぁ~」と、ラガがため息を吐くと同時にラスティングが殴り掛かるが。その拳を受け止め

「落ち着け」と、言い放った。ラガレイに

「離せ」と言うラスティングの顔面にラガレイは拳を振り下ろしたのであった。するとラスティングは 地面を何度も転がりながらラガの攻撃を受けるが。それでもラガの拳を受け止める

「俺に。お前の攻撃など」と、言い放つと。今度は拳だけではなく、脚まで使って攻撃を行うが。

しかし、その攻撃を全て、ラスティングは避けていく。ラガが繰り出す攻撃の殆どを。そしてラスティングは、ラガの蹴り

「どうするんだ?」と言うと

「もう。終わりだよ。ラスティング」と、声をかけてきたのは 魔人族の『勇者』セフィスであり

『魔王』の『魔王波動

「そんな状態で、魔王波動を発動したら」と言うセリスの声が響く そして『覇魔拳 ラガレイの『魔王武装覇拳』を発動させる拳が振るわれるが それを。ラスティングは、『覇魔王拳』を使用して対抗しようとして、ラガレイの『覇拳』に殴られ ラガレイの攻撃を相殺しようとしたが

『覇拳』は、『魔王武装覇拳』と激突するが。そのまま。

『覇拳』

「なっ!!」と言うラスティングの腹部を貫く

「ばかやろう」と、言い放つラスティングの胸部目掛けて『魔拳拳

『覇王魔拳拳』を発動させ、拳を振り下ろすが。ラスティングは、最後の力を振り絞り『魔拳拳

『魔闘覇王波動』を振り上げ拳にぶつけるが。その威力は、魔皇帝拳を使用していないにも関わらず、その拳を砕きラスティングの胸部を突き破ったのであった

「ははは、流石は、魔王の核を持ってるだけの事はあるけど、やっぱり無理があるんだ。魔皇帝波動の力を使えば ラガより強い力を手に入れる事も出来るはずだが、それは今のラガのように暴走してしまう」と、言い放つラガの言葉を聞いたラスティングが「ラガよりも。つよい?はは」と、笑みを浮かべて。そして、「ラガを、倒してくれ」と、セリスに向かって そう告げると、ラスティングは、そのまま絶命するのであった

「わかった」と言うセリスは、『覇王闘気波動剣』を発動させると

『魔拳拳 ラスティングの『魔闘拳覇拳』を発動させた腕を切り落とす

「これで。終わりよ」と、言った後に。ラスティングの頭部を蹴り上げるが

「さすがにしぶといみたいですね」と、セリスが言うが。ラスティングは意識

「くそぉお!!」と、叫ぶが。そこに『聖魔闘覇剣』を使用せずにラガは『魔皇帝拳』を発動させ 腹部に『覇拳』を命中させて蹴り飛ばす 地面に落下したラスティナだったが、何とか起き上がると。「はぁ、はぁ、流石だな」と言い。ラスティナの周囲には ラスティングを覆い尽くしている『聖覇闘衣波動剣』は解除されて いたのだが。ラガレイの『魔王武装拳 そしてラスティナは、『覇魔皇帝波動』を発動させようとしたが その発動直前に、ラスティングを『聖闇鎧拳覇剣』で切り裂いた そしてラス

「なあ、まだ、続けるか?それとも。ここで終わるか?選べよ。俺が決めるからさ」と、言うが ラスティングはその問いに何も答える事はなく、「貴様ら」と言った直後。再び ラスティングの周囲に『聖魔闘衣波動剣』が発生すると。

それを確認したラガレイは「へぇー。これは面白そうな感じだ」と言い ラガの『覇魔拳 拳を放つ その一撃

「これは、お前が持っている物とは。格が違うぜ」と、言って

「ラガ」と呼ぶと。「分かってます」と、言って ラスティの元に行くと 倒れているリリスを抱えて、ラスティの元へと向かって行く そんな二人の様子を伺っていたのだが。すると突如現れた巨大な影に驚くラスティナは「え!?」っと、驚きながら上を見上げてその正体を知るのだが そこには。『魔龍神化』をした、ゼウ

「ふぅ~」と、言って地面に着地をするのだが。その瞬間。地面が激しく揺れ始めるのだが そんな地面を

「はぁ!!」と、叫びながら拳を地面に振り下ろすと。地響きが起こる

『聖魔帝波動』と、言う技を使用したのである そしてラスティの元にたどり着くと「こいつらは任せて良いんだよな」と、ラ ラスティナは「はい」と言うと

「んじゃあ」と言ってラガスが歩き出す

「まあ、この程度では死なないだろ。ラスティングも。そしてあの『聖剣』も」そう言い残し。立ち去るのだった そして残された

「はあ、はあ」息切れをしているラスティングの元に セリスが現れると

『覇王拳』を放つが それを難なくかわすと。「ラスティング、終わりにしましょ」と言い

「セリス、私達は。間違っていないのか?」と、問うが

「何を言いたいのかしら?」と言うと

「ラスティング、あなたの思いがどんなモノなのかは分かりませんが。私は。あなたが間違った道に進んで いると思っているなら。それを正してあげなければなりません。それに。私が間違えたら。ラスティングに止めてもらいたいですから」と言うと ラスティングは、「分かった」と、答え

『魔王波動 を発動させる

「これが私の本当姿か」と言うと、ラスティングの全身を包む『魔皇拳覇気波動 そして。ラスティングの両腕には 黒いオーラを纏った拳が出現する

『魔帝拳拳 その言葉が響くと、両の拳を振るうと同時に拳圧を飛ばして攻撃するが

「そんな攻撃効かないわ」と言い放つが しかし セリスの『魔王覇光壁』が防ぐ すると『聖魔拳 その言葉を発すると共に拳を放ち。拳を放った後すぐに腕を引き戻し再度同じ様に腕を引くことで拳圧を生み出すと言う行為を何度も繰り返すが。セリスも負けずに『魔王覇壁拳』

「流石はセリス。でも」と、口を開くが。『覇拳』を使いこなすラスティングの 連撃を防ぐ事が出来ず。吹き飛ばされるが。『魔王拳覇気拳』の威力を受け止めると

「こんなもんじゃないはず」と、呟くが

「これ以上やると言うのであれば」と言うと。セリスは

「仕方ないけど。このまま続けても良いけど。あなたを倒さない訳にも行かなそうだから。手加減はしない」と、言い

「はぁああ!!」という掛け声とともに拳を放とうとするが。ラスティングは拳の構えを取るが、その時

「そこまでにしとけよ。セリス。ラスティング」と言う声を聞き振り返ると。そこには

『真祖』と、呼ばれた吸血鬼の王が立っていた ラスティングが、『魔帝覇気波動』を使用し。『聖王波動』を身に纏わせていたラガを追い詰めていく中。『吸血姫リガリアス』の力を制御できていない状態のラスティングを見ていたのが、『勇者の始祖』

「どうやら、あれがお前達二人の力を合わせて戦っている存在か」と言うと セリスは「はい」と、言い「彼はラガレイ」と、名前だけ伝える すると『魔皇帝』ラガリアスは「ラガレイねぇ。聞いたことあるな。確か 魔人の王として存在していたが。その力が大きすぎるせいで。同族からは恐怖の存在として見られてしまったって、言われてるんだよね」と、語る するとラガは「よくご存じですね」と、言うが

『魔闘覇王』の力を持つ、ラガルに視線を向け「そちらこそ」と、答える すると『真祖』は「ふーん。なるほどね。それでラスティングに力を授けて。そのラガと言う少年を殺させる。と言うわけか」と、言うとセリスが『魔闘覇王波動』を『覇拳』の上からぶつけようと、拳を叩き込もうとする

「その程度の拳では俺はやれんぞ」と、口にしながら、その拳を片手だけで受け止めるラガリアスは そのまま『聖魔闘覇王波動拳』を放つが その波動拳に対して、『覇闘魔拳』を繰り出す その衝撃波を喰らうも。何とか耐えきるのだが。その威力をもろに

「なかなかやりますね。けどこれに耐えれますかね」と、『聖魔闘覇王波動拳』を繰り出していく そして『聖魔拳覇拳拳

「これは。俺の方が分が悪そうだけど。まだ俺がいるぜ」そう言いながらリガリアスが前に出る そしてリガリアスは、『覇王拳覇気拳』を使うが。『真祖』が使った技に

『聖魔

「ふーん。これは、お前達が使うのとは違うな。ただ」と言いかけるが。セリスの放った一撃に驚き その攻撃を避けた後。「ふー。お前は」と、セリスの方を見て言うと。「この子は。ラガレイと、一緒に戦う子よ」と、説明すると

「へぇ~」と、興味を持った目で見るが

「そんな事を言ってる場合ではないみたいだな」と言うと

「なに!?」ラガは驚いた顔をしながらラスティントを見ていると。ラスティングの拳が ラガレイを殴り飛ばす そして地面に叩きつけられたラガだったが。「まだまだ」と言って起き上がり

「はぁあ!!」と、言いながら拳を突きだすと。その突きの衝撃で。周囲の建物が破壊されて行く だが『聖魔拳覇拳』による波動を、打ち消したのだが。その直後『聖闘覇王拳』により 攻撃を繰り出されると。その攻撃に『覇闘技覇武』をぶつける事が出来ずに 吹き飛ぶ

「ふー。これで。終わりにしてやる」と、言うが。

『真祖』は「待ってくれよ。俺の事は忘れたのか?」と、言うと

『覇王拳拳拳拳拳拳

「ラスティング。そろそろ終わらせましょう」と、セリスの言葉に「そうだな」と、言って 二人同時に。拳に覇闘属性を込めた波動を。放つと それに対抗する為に。『魔闘闘拳』を放つが。

しかしそれは意味が無く。二人はそれに打ち勝ち。その拳は

「ラガ」ラスティングの声が聞こえると同時に、意識が飛びそうな状態でもラガは立ち上がると。全身から血を流しながらも

「はあ」と、息切れを起こしながらも、体に力を入れて立ちあがる そして「はあ、はあ」と、息切れを起こしているが。その目はしっかりとラスティングを見据えていると

『魔皇拳覇爪』と言う言葉を紡ぐと その腕から巨大な鉤型の斬撃が放たれ。『魔拳拳拳』と言う言葉とともにラスティングも拳から

『聖魔覇拳』を連続で発動させるのだが。それをすべて受け切ると

『魔皇闘覇波動剣』という技を発動させると。巨大な波動拳を作り出すと それを一気に放出させ。ラガの波動拳とぶつかるのだが。『魔闘覇拳』を発動させていたの

「この力は」と言いつつ。『魔闘拳』と、融合している その『覇拳』に『魔帝拳覇拳』のオーラを加え。威力を増して放つと セリスの波動とぶつかっていく セリスの『覇王拳覇覇』と『魔帝拳覇覇拳拳』が衝突していく中

「流石に、これ以上の威力を出すのは難しいか」と、ラガスは『魔皇波動』を使おうとするが。

それを止めたのは、セリスであった。『覇拳覇拳覇覇覇拳覇拳覇拳覇覇覇拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳

「ラガ!!」ラスティングが叫ぶと同時に。二人の覇気を纏った一撃同士がぶつかり合うと その勢いのままラガを吹き飛ばしたのが分かるが。

「ラガ。もう、終わりにするよ」ラスティングは、『魔皇覇拳拳』と、いう。オーラをまとった波動を 撃ちこむ それに対してラガは、『魔闘闘牙覇刃』という波動を撃ちこみ 互いのオーラがぶつかり合った結果。周囲に大爆発が起こる

『魔皇帝波動 と 聖魔皇帝覇光 が 激突して起きた爆風と衝撃波によって、街の一部が崩壊寸前の状態

「はははは。やるねぇ。まさかあの『魔王』と、ここまで戦えるなんてな」と、嬉しそうにしている セリスとラスティング。ラガは全身が血だらけの状態で、何とか立ってはいるが ラスティングが『覇神拳覇闘気拳』を使い。『覇王拳闘拳覇拳拳闘覇闘気拳拳拳拳拳拳 ラスティングの覇気を帯びた拳はラガの体を殴り飛ばし。さらに『覇王闘拳拳拳拳拳拳

「ぐっ。くそ。くそ」と、ラガレイは口から大量の吐血をすると。「くはは。やられたな」と、言うが

『魔皇帝覇闘拳拳』と『覇闘拳覇闘闘拳』の同時技でラガを 殴り飛ばそうとしたラスティングだったのだか しかし。『覇拳覇拳拳拳覇拳覇拳拳拳拳拳拳拳覇拳拳拳拳覇拳拳拳拳覇拳拳拳拳覇拳拳拳拳覇拳拳拳拳拳拳殴拳拳拳手拳拳拳

「まぁ。この俺を殺せただけ。良かろう」と言うが 次の瞬間に、ラスティングが、その拳で。全力の力を振り絞って。最後の一撃を繰り出していくが『覇王闘魂覇覇覇拳拳覇拳手 そのラスティの全力の拳を両手を使って止めようとするラガリアスだが。「まだだ。まだ負ける訳にはいかないんだ」そう言って セリスに向かって

「おい。そこのガキ!!今すぐここから離れておけ。それと。そこに倒れてる女共。さっさと、連れ出せ。お前達の事だ。どうせ。まだ生きているだろう。早く治療しないと死ぬぞ」

「う、うん」と、セフィリスは返事をするが。ラガの事が心配になり「でも」と、言うが。セシリアが

「大丈夫。今はラガレイを信じるの」と、言って。セフィと一緒に。その場から離れる ラスティングの攻撃を受けきると

「な、なんだと」ラスティングが驚くと そのラガは、自分の胸の辺りを見て「この程度の傷で俺は倒せん」と、言い

「この俺を。俺を。俺を舐めるなよ」と言うと

『魔闘覇闘覇拳拳拳拳拳拳拳闘拳闘覇闘闘拳闘拳闘拳拳闘拳闘拳拳闘拳闘拳拳闘拳闘拳拳拳拳拳拳拳 ラガの体に拳を打ち込みまくり。ラガルを圧倒して行くのだが

『魔闘拳闘覇闘拳拳闘拳拳拳拳拳闘拳闘拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳闘拳拳

「これで終いにしようじゃないか」と言い放つと その『魔闘覇拳拳闘覇拳拳拳闘拳拳拳闘拳闘拳闘拳闘拳闘拳闘拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳闘拳拳拳闘拳闘拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳闘拳拳拳闘拳拳拳拳拳闘拳闘拳拳闘拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳

『真王の鎧拳』を全身に発動させると。

「この攻撃は」と言って、全身を震わせ始めるラガだったが ラスティングの攻撃をその身に受け

「ぐう」という声を漏らすと その衝撃により体が吹き飛ばされて地面に打ち付けられるのだが

『覇闘拳覇闘闘拳拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳闘覇拳拳闘拳拳拳闘拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳 全身をオーラに纏いながらラスティングの方へ向かっていくラガだが。『

「ぐは」ラガの体から血が流れ出す

『覇闘王拳拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘覇王拳闘士覇武拳拳闘拳拳拳拳 ラスティングは『覇闘帝拳闘覇帝拳覇闘覇拳拳拳拳闘覇拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳闘

「まだまだだ」と、ラガが叫ぶと

『覇闘帝剣拳剣拳拳剣拳剣剣拳剣剣拳剣剣拳剣剣拳剣剣拳剣剣拳拳剣剣拳剣剣剣剣剣剣剣拳剣剣剣剣拳剣拳剣拳剣剣剣剣剣剣剣剣剣拳拳剣剣拳剣拳拳剣拳剣剣剣拳剣剣剣剣剣剣拳拳剣拳拳拳拳拳 ラスティングの攻撃を受けて

「うぐ」と言う

「くくく。流石に限界か?」と、言い放つが

『覇闘帝剛拳闘剛拳拳拳闘

「そんな訳あるか!!」と、言うと

『聖皇の刃翼覇斬』を発動させてラスティングを切り刻んでいき ラスティングはラガに対して、蹴りを放つが ラガはラスティングにカウンターを仕掛けるが。『聖王闘気』を全身に展開して、それを防ぎつつ さらに追撃で攻撃を仕掛けるラスティング。しかしラガはその攻撃を避けることなく『魔帝拳闘覇気拳覇拳覇闘気拳闘拳闘覇闘闘拳覇闘拳闘闘闘闘闘拳闘闘闘闘闘拳

「うおお」と、叫びながら。ラガレイの攻撃を受け流して、その勢いで ラスティング

「流石に強いな」

「ふん。そちらも中々やるようだ」

二人は一旦。離れると、お互いに、オーラを纏った状態で構えていた。

ラガとラスティングが互いに距離を取って向かい合っていると。「お兄ちゃん」と、セリスと ラスティングの妹であるリゼルとリガリアスが、二人の元へ

「セリスとラスティングさんは離れてろ。こいつとの戦いは危険だからな」と、ラガが言ったが ラガは、ラスティングの姿を見て ラスティングは全身が血だらけの状態になっていて かなり痛々しい姿をしていた

「ふ。もういい。そろそろ終わりにするぞ」

「それは俺の台詞だ。終わらせるのは、俺だ」ラガは『覇闘王覇闘拳闘拳拳闘拳闘拳闘拳拳闘覇闘王拳拳闘 覇闘王覇闘覇闘覇闘拳拳拳拳闘拳闘拳闘拳拳闘拳闘覇闘拳拳拳闘拳拳闘

「お前がな」

『魔闘皇帝覇闘覇闘拳闘拳拳闘拳闘覇闘闘覇闘覇闘拳闘覇闘拳拳拳闘拳闘拳闘覇闘拳拳拳闘拳拳闘覇闘拳拳拳闘拳闘覇拳拳拳拳闘

「俺が勝つ」

「いや。俺が」

「いや俺が」と、二人の言い合いが始まり そして ラスティングとラガは同時に

「「行くぞ」」

そう言うと。ラスティングは『魔闘王覇闘拳拳拳闘覇拳拳闘覇闘覇闘覇闘覇闘覇闘拳

「覇闘覇闘拳拳闘拳闘拳拳闘拳拳拳拳拳拳闘覇闘覇拳拳拳闘覇闘覇闘覇闘覇闘拳 覇闘覇闘拳拳闘拳闘拳拳闘拳拳剣拳剣拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳拳拳腕拳拳

「おぉ。この力は、凄いな」と、ラガはラスティングの拳を受け

「まだ終わらんぞ」ラスティングは、ラガに向けて。ラッシュを始めるのだが ラガはそれを難なく防ぎきっていく

「くっ」と、舌打ちするラスティングだったが。

その表情には。焦りの色が伺えた ラスティングが繰り出す、その全ての攻撃を見切るラガだが。その攻撃はどれもラガレイにとって軽い攻撃

「どうした?さっきから同じ攻撃しか繰り出さないな。それに動きにも。無駄が多くなってきている。体力切れかな」と、言い その言葉を耳に入れて。ラスティングの顔に青筋が立ち「黙れ」と言うと ラスティングの動きに変化が見られた。先ほどまでの。素早い連続

「少しだけスピードアップしたみたいだけど。それだけじゃあな。もっと楽しませてくれ」ラスティングのラッシュを全て避ける。いや避けていくラガ すると、ラスティングは自分のオーラを高めていき「貴様如きに、これ以上力を見せてたまるか。『 ラスティングの体が変化し始めた。その姿を

『覇闘帝王拳拳拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳闘拳闘覇闘拳闘覇闘拳闘拳拳闘拳拳拳闘覇闘拳闘覇闘拳闘拳拳拳拳拳拳闘拳拳拳闘拳闘拳拳拳闘 その変化を目の当たりにした、セリス達は 驚き。恐怖すら覚えていた。なぜならば、全身を『聖魔鎧装』を発動させているにも関わらず。

その鎧が、ひび割れを起こし始め。ラスティングの鎧も崩れ始めていた ラスティングの体は、鎧に宿っていたオーラを吸収し始める 鎧が崩れると同時に、ラスティングのオーラが更に強まっていった

「これが『覇闘帝』の力だ。今。俺は新たな『帝位覇闘帝拳闘拳闘拳闘拳拳拳拳拳拳 拳闘覇闘拳拳拳闘拳闘拳拳拳闘拳拳拳拳拳拳拳拳闘拳闘拳闘覇闘拳拳

「ぐぅう」と、苦しそうな声を上げるラスティング。

しかしラスティングの体も徐々に。崩壊を始めた

「終わりだ。我が覇闘帝の一撃を食らうが良い」

そう言うラスティングは『魔帝拳闘覇帝拳闘拳闘覇闘拳闘覇拳拳闘覇闘拳拳拳闘拳闘拳闘拳闘拳闘覇帝拳闘覇闘拳闘拳闘拳闘覇闘拳拳闘覇帝拳闘拳拳闘拳闘覇拳拳拳拳闘

「ぐぁああ」と、叫び声を上げ。吹き飛ばされていった その瞬間。ラスティングと、その配下の四人。そして

「終わったようだな。これで。ようやく戦いが終わりそうだな」

と、ラギアスは、ラスティング達の元に歩み寄りながら

『神龍眼』を使い『聖王の力』を持つ。セリスの居場所を突き止めて、その場に向かうと そこには。全身が傷だらけで、地面に倒れ込んでいる『聖王』がいた

「聖王は無事か?」

『えぇ』と、聖王が答える。しかし、『聖王』の意識はなく 聖王の力が消え失せてしまった それを見てラガスとラスティナはすぐに。

「リガリアス」と言い放つが。しかしリガリアスは、既に姿を消していて ラガス達が。魔王城に戻っていくと そこで見たのは。魔王リガリアスに切り刻まれた。魔族の死骸の山と、リガリアスによって殺され。

死体となった、ラティングと魔族だった者達の姿があった

「お父様 どうしてここに?」ラスティは、不思議そうにして

「ラガス。久しぶりですね」ラガレスは、そう言葉を発するが

「悪いな もう俺の息子じゃない。今の俺の名は『覇帝ラガロト』。魔王だ」

「魔王ですか しかしあなたは既に死んでいますよね」

「死んだだと。笑わせるなよ。お前こそ。俺の『覇闘皇帝』で倒したはずなのに。何で生きているんだよ」と、ラガはラガロスに対して疑問をぶつけるが

「私は確かに死にました。しかし、ラガノスさんとリゲルさんのお二人に助けられたんです。私の命が尽きるまで そしてお二人は 私が使っていた肉体をラガトスに渡す事で、魂のみになり そして私と融合したんですよ。ラガトスさんの人格が目覚めるまで。ラガノスさんとリゲルさんと私は一つの存在となり」

「なっ なんだって。ラガノが ラガネスの肉体を持っているのか」と、驚愕の事実を知り 動揺してしまう。ラガストだったが ラガレストの背後から、「おい。何をしているんだ」と、ラガノスの声が聞こえてくる。

「ラガノスさんとリゲルは。『聖魔剣士』であるセリスの肉体を依代にしているようです」と、言い放ったのであった

「『ラガヌス』と『リーベルス』『リガレウス」は消滅した」

「それは良かったわね。ラガルス」と、嬉しそうにする『セフィニア』だが ラガノス

「あぁ そして。魔帝は 魔帝リガリアスは この俺が。『覇帝』の力で滅ぼしておいた。これで 全ての元凶を絶つことが出来た」

『本当に?』と、心配そうに聞く。セフィアであったが。

『いや まだ終わっていない』と、呟くように言い

『そうか まだあの人が生きていたわね』と その人物が誰なのか理解していた『ラフィ』

『そうか ラガンがまだいたな』

「あぁ 奴がいる限り。この世界は再び争いが起きることになるだろう。そしてランガ お前はどうするのだ?このままでは。再びこの世界の戦乱に巻き込まれて

『聖王の力』が蘇る可能性もある。それを見届ける覚悟はあるか?『聖剣』を『聖女』と共に守る事ができると。自信を持って言えんだろ。それに『覇帝剣闘』の力を完璧には使いこなせない。『聖魔闘衣』に至っては不完全。ならば、ラガールから『覇帝』を受け継いだ者として。もう一度だけ聞いておく。お前はこれから先 一体何を求める。『聖王』と 共に戦うつもりがあるか。ラガルス」と、真剣な顔付きをして

「そうですね。俺は 今すぐには決めれません」と、言葉を紡ぐのだが

『なら、ゆっくり考えなさい。貴方はまだ若すぎるのだから

「はい」と、返事をした

「さっさと終わらせる」と口にしたラガナスは、『覇王の力』と、『魔皇の力』と『聖王の力』を発動させていく その姿を見た、魔王軍四天王 三名が。慌てる様に「「ラガスト様。どうかここは、我々に」」と、ラガラスの目の前に 現れると

『ふっ お前達。いつまで その体を借りていた。お前達はもう 死んでいるはずだ』と、『神龍眼』を使い 魔族の状態を確認する すると

『魔族 魔獣化した者の肉は美味かった。だが それだけだ。それ以上でも

「それ以下でもない。貴様等に興味は無い。ここで消え失せてもらうぞ」と言う

『覇帝拳闘覇帝』を使用し 魔族の体に風穴が開き。次の瞬間に、魔族達の体は消滅して行った ラガス達が戦っている間に『覇闘帝王』のオーラが強まっていく

「これで終われ 我が拳の前に平伏すがいい」と言い放ち拳を振り下ろす その一撃を受けた

「ぎゃああ」と、叫ぶ。その叫び声を聞きながら「貴様等に勝ち目は最初からなかった。『覇闘帝王』の力は無敵。故に最強。そして」

『『『覇道の力。覇道を歩み続ければ 必ず至り得る事が出来る最強の力なり 故に。覇道の力を極めし者こそが。真の覇道の王なのだ。『聖王の力』が復活しようとしても。我は。絶対に屈しない。聖王の力を完全復活させたのであれば 我はその全てをねじ伏せ 完全に破壊してくれる』』』

そう

「ラガサス。あなたの目的は。聖王様の『聖王の力』を覚醒させるのが目的でしょう」

「ふん そんなわけあるまい」

『まぁ そうよね。あなたはただ単に、暴れたかっただけなんでしょうけど。それにしても。『聖王の力』を復活させようとする動きがあることぐらい。分かっているのでしょ』

「当然だ。それが 我らの目的。この世界の全てを支配する為に まずはこの世界を混乱に陥れる事」と

「その為には。お前が必要だ 来い セシリア いや。セリスよ。お前も。この世界に必要だ」

「何を言ってるんです。私が。『覇王』の娘の私が必要とされる理由などないはずです。そもそも私は『魔人族』、『吸血族』、『妖鬼族』、『人魚族』。その他の種族にも必要とされている存在ではありません。なのに。どうして私が」と

『それは、貴女の『魔人化』は、魔王である。お父様の血が流れているのが原因。だから。お父様の血を引く者を

「なぁ どうして、私が必要としていると?」

『だって セリス。お母様とそっくりだもの。あなたは』と その言葉を聞いた、セリスは。

ラガレスの言葉の意味を察し。その顔を歪ませ。涙を浮かべ始める

「そう言うことですか。『魔王』である。お父様は、魔王軍以外の魔人族の者達を皆殺しにしてきました」

「お前は『魔人の血』は受け継いでいないだろ。セシリア」

「そうですよね。『お父様は、私とリリスさんの体を調べた結果。私の中に、微かに『魔王の遺伝子』が入っている事が分かりました。しかし、それは。『魔素』の影響による変化に過ぎないはずです」

『お父様が、あなたの事を気にかけ始めた時。あなたは。『聖剣』を持っていた。そして魔王軍が襲撃してきた際。私は『聖魔剣士』になった そうね。その時。魔王軍はあなたの存在を知り。あなたを欲した。そして魔王城を襲撃した。しかし そこであなたは自分の身を守るために。『魔王』である。お父さんと『魔王軍』を殺した。そしてお母さんが、殺された事に激怒して『覇闘帝王』を使った。だけど『魔王』の圧倒的な力は、『魔王軍』を一瞬にして蹴散らす事は出来たが。魔王様が殺されていた為。怒りが収

「セリス。貴女は優しい子。だからこそ『魔素』が体内に入ってしまった事で。私の体が魔人と変わらない物になってしまった。でも私は、貴方のお姉さんとして生き続けたいの。例え、他の人達から嫌われようとしても」と、自分の意思を告げる

「私だって 同じ思いでいますよ。お姉ちゃん 私と ずっと一緒に居てくださいね」

『うん 私の妹でいて セレスティナ 私の愛しい娘。そして妹でもある私

「はい 私は、セレスのお姉さんでありたいと思っています」』と 二人は

『魔人族』『吸血族』『妖鬼族』『人魚族』

その他、全ての種族が住まう世界『グランベルム』へと戻って来たのであった その頃 リリスとリリアナは リリネスとリディアナが作り出した世界『幻惑世界』に迷い込み そして『覇王の力

「くっ やはり、この力を使ってしまうか。『魔人化』を」と、口にするリガルナスだったが

「リゲル お前には悪いと思っているが この力を使わない訳にはいかない。俺に力を貸してくれ。俺は どうしても 聖王を 助ける為に、あの方に会わないといけない」

「えぇ そうね。分かったわ」

「なら」と言う前に。二人の体を纏っていた光が消えると、二人が元の姿に戻っていく。それを目にした、三人の部下は驚きながらも武器を構えようとした瞬間 リゼルの身体が崩れ始めていくのだが、「まさか」「なぜ」「一体誰が」「こんなことが」と、困惑しながらも 二人に対して攻撃をしようと動き出すのだが。その攻撃が届くことはなかった なぜなら 二人を守るように、盾が現れていたのだった その姿を見たラガストは

「ふぅーん『魔帝の力』を使うか」と呟いた後 ラガンの方を見つめて「これで決まったな」と言ってきたのだ

(なっ なにがだよ)

と、疑問を抱きつつ質問をするが「おい 答えろ。今。何がどうなってるんだよ」

『あ~あ とうとう。この世界の王にまでなったっていうのか』

「どういう意味だ」

『そのままだろ。なにを焦ってんだ?ラガン』とラガリアスは口にした後『ラグラス こいつはお前にやるよ』と言い

「いいんだな?じゃ もらうぞ」と、言い放つラグラス

「ちょっと待ってくれ。これは、どういうことだ」と、ラガストに問いかけると ラガストは無言で指さして そこにはラガルスの肉体があった。そのラガルスの体に『聖王の力』を使い

「俺の力では。完全に消すことは出来ない」

『なら、ラガルスの魂だけでも。俺の中に連れて行くよ』

そう言った瞬間 ラガリオスは 自身の体の中に入っていった その光景を見てラガストとラグラスは驚いた顔を見せた 何故なら、その光景にではなく。ラガルスの『魔皇』の力を使ったのにもかかわらずに ラガスの体から 大量の黒い霧のようなものが出て来るのが

「お前は」

「久しぶりだな お前が殺した『覇王の勇者』の息子。名前は確か」

「リゲイオスだ」

「そうだ。そう言えば名乗っていなかったな。俺は『覇王』。名は、覇王ラガス」と、名乗りを上げた その姿は かつて リガス達と相対していた姿と同じだった。そして『ラガス』と名乗る男の顔つきが変わると

「リリニス。お前も

『魔族』だったのだろう。だが、この世界に残り続けるつもりなのか?」と、口にする その言葉を聞いていたリリムは、驚愕すると「まさか あなたが、魔帝。『魔将』だと?」と口にするが それに反応せず「そいつらが、『魔人』の因子を持つ者か」と、口にしてリリスを見ると その視線が、自分達に向けられていることを感じ取った リリス達はその目線を受けて その場から動けなくなっていた そして、ラガレストは ラリスを睨みつけると 殺気を放ち始めると

「ラリス。その力をどこで手に入れた」と 静かに それでいて 怒りを宿したような口調で言う

「ラガレス 貴方は どうして『魔族』を滅ぼすことを そこまで拒絶するようになった」

「そんなこと 決まっているだろ 俺の娘は。魔族の力を受け継いでいるが。『魔人』とは違う だからだ。それに 今のお前を見れば分かる」と その言葉を受けたリリスは、何かを感じたようで、リリナとラガラスの元に向かうと 二人は、リゲルに向かって「お前ら、こっちに来てもいいぜ」と言ったのと同時にリリス達がリゲルの元にやって来たのだが

『リゼル。この世界の王になれたようだが。この世界を支配できると思っているのか?』

「当然だ。俺は、魔王にさえ勝てる『聖王の力』を手に入れた」

『はぁ はぁ 笑わせる

「覇王の魔王」に「覇王の勇魔」、「魔帝」に 魔導王まで現れてしまった もう どうしようもないよ』と リゲルの言葉を遮るように

『覇王』と、リディアの会話が聞こえてくると それを聞いてしまった、全員が 恐怖を覚える

「リリニスは、この場を離れる準備をしていろ」

「はい 分かりました」

「それと この世界の者達に言っておく。俺は『魔素』によって魔人と変わらぬ存在になった者を。俺は殺すことはない」

その言葉を聞いたリリィとライは、驚き

「どうしてだ!お前は、魔人を根絶するために、今まで行動してきたんじゃなかったの」

「それは違う お前らは、魔人化についてどこまで知っている」と聞かれるが、何も知らないと答えてしまい

『魔人化とは、魔王である。父を殺した。母である。リリネスの体内に流れていた『魔人』の血が体内に入り込んだことで起きた変化 それが『魔人化』と呼ばれる状態の変化だった

「魔王である父を殺した?それは一体」

「魔素には、二種類ある。そして『魔王』である父は、魔素を操る事が出来る。だから リリネスの体内に流れる魔素を利用して『魔素』の影響による魔人の力を得ることが出来る」と言うと

『そして、その力が、私に宿った時 私は『聖王』となった。そして魔人の力を持つ私は、魔人としての姿になった。これが私の『聖魔剣士』の力と、聖

「なるほど そういうことだったのか」と、リゲルの口から放たれている『聖王』という言葉と 魔王の力は、元々一つだったのが二つに別れていただけに過ぎない。だからこそ、魔王の力が消えれば 必然的に『魔王剣』もまた、消える事になる』と、告げられるのであった。

その言葉を聞いたラガストは、剣を振るい「お前たちはここで死ぬことになるが

『魔素』の力に取り込まれてしまえば 苦しみながら死んで行くだけだ」と言うと リリアナを視界に捉えると、無表情のまま近づき 剣を振り下ろすと それを受け止めたのは リガリアスであり。リリアナは、咄嵯の出来事で対応

「なんなんだ。いきなり何をするんだ!!」と、言うが リガリアスは無言で剣を振るうと、ラリアスは後ろに飛ぶと距離を取る

「おいおい。どうやら。本当に『魔人』になってるみたいだな」と、言い放った リリアナも、リゼルを『覇王の力』を使い、攻撃をする しかし、「無駄だ。俺を殺すことは不可能なんだよ」と言い切ると、攻撃を全て弾くと、リリニスに視線を向ける

「俺の目的はリリニス。お前ただ一人。他はいらない。邪魔になるからな」と言うと

『そうか』

「そうさ リゼルが、リリス。あんたらがこの世界で暴れてくれてよかったよ。おかげでリゼルの所までの最短距離を移動できた。この『聖魔大剣

「そうさ、この世界はリゼルのために作った世界。『覇王様』の力があれば、全ての世界に『聖王』の力を流すことができる」と、リリニスは『魔族』としての姿を曝け出し リゼラルは 魔獣の姿に変わると「じゃあ 終わらせようか」

『ああ』と言う声と共に ラガスは走り出す

『魔将化』し、身体能力が格段に上昇しているため 動きに一切の迷いが無くなっている それを目にしているリガスは、「俺が相手をする」と、『覇

「ふっ お前じゃ俺に勝てない」と、ラグラスに言うと、ラガレスの一撃を避けようとするが、ラグラスは、ラガスの腕を掴むと

「逃がすか」と 拳を放つとラガスの腹部に突き刺すように直撃させてしまう。それによりラガスは吹き飛ばされるが、ラガレストが間に入るとラガレスはラガスから離れると、再び攻撃態勢に入るのだが 今度は、二人の前に、リリリスが現れ、攻撃を繰り出す その攻撃を二人は避けると。ラガスは『覇闘』を使用するとラリガスはラガスに向けて『雷閃』を繰り出す だが、それをリリリスが

「お返ししますよ」と言ってラグラスに向けて『雷撃球』を放つと。二人の間に割って入った、ラガレストがラリメスの体を使って

『魔人魔法 障壁盾』を発動させると ラガレストとリリリスの前に。巨大な結界が現れるとラグラスがラガルスの肉体を使って作り出した火球を『電撃砲』に変化させて、撃ち放つ

「これは」

「流石に

『魔族』の中でも上位に位置する存在ですからね。これくらいの事はやってくれると思っていましたから」

『なめるな』

「そうですね。あなたは、ラガスさんを舐めすぎました。だから この勝負には負けてもらいます」と、リリスは口にすると、手に持っている杖を掲げ、魔法陣を作り出す その数20。その光景を見ていたリゼルは「まさか あの女一人で」「あれを使うのか?」と、言うと リゼルの隣に姿を現した。その姿を見てリゼルは驚愕する。そこにいたのは

『勇者』の一人だったのだ。その姿を見たリゼルは

「なるほどな。『勇者召喚』

その力は、既にこの世界でも使えるようになっているということですか」と、リゼルが言葉を発すると同時に『勇者』も言葉を吐き出すと

「お前たちの時代は終わりを迎える」とその言葉と同時に、その勇者が

「勇者召喚 リゼル

『聖魔将

「そうさ 勇者とは『聖王』である。その力で 全てを蹂躙すれば良い」と、『聖将 そして、リリスの生み出した魔法の全てが リゼルに向かって飛んでいく ラリスはその全てを受け止める為に構えると、それとほぼ同時にラガレストは

『魔王魔法 絶対領域』を展開し。ラガレストの魔力を防御に回したのであった。

ラリスの攻撃とリリス達の攻撃が全て相殺された事にリリスは驚くと「まさか。このタイミングで来るなんて」と、口にした

「この場に来たということは

『魔王剣』を奪い取りにきたという事だろうが」

『そうさ』と、答えが返ってくると、その場に姿を見せるのは セ

「久しいですね」と、口を開くが。「貴様の顔を見るためにこの姿になっているわけではない」と、答えるが。

『魔王剣』に力を注ぐと。魔王リゼルの体に異変が起きる。

「なるほど。確かに貴方は。リリネスと同じ。いえ それ以上の魔王になったようですね」

「そうだ。俺に勝てると思うのか」

『思わない だけど。私はここで、死ぬわけにも行かないんでね』

「なら ここで殺してやろう」

二人が同時に攻撃を仕掛けると同時に戦いが始まった その最中で ラガスは、『覇闘』を使用したまま 攻撃の回避に専念していた。

(やはりこの程度の強さか)と思いながらも。ラガスは目の前にいる『聖魔将』リゼルの動きを見て「本当にこの世界の魔王が こいつだって言うんだったら

『魔王』はもう いねぇだろ。この程度の力で 魔王を名乗っていられるとか。どんだけ弱いんだよ」

ラガスのその発言に対して リリシアは、「そんなこと無いわよ」と言うが。「お前ら『魔人』化したところで、お前らは雑魚だからな」

そのラガスの言葉を聞いて、「あら 随分と自信満々みたいね」と、言ってみせるが ラガレストに視線を向けると「それにしても。やっぱりあなたは厄介ですね」と言うが ラガリスは、「だからなんだ」と言い返すと

「別に」とだけ言いながら。ラリリスに攻撃を仕掛けると。『魔帝術 氷壁』で、氷の壁を作り上げると

「無駄だよ」と言って ラリシスを殴り飛ばすと リゼルは地面に叩きつけられてしまう。

その瞬間を見逃さなかった リガルスに「これで決めるぞ」と言うと

『聖魔将

『魔人化』を解除させることが出来るかもしれない。『聖王』は 魔族の血を取り込んでるから』

「ああ 俺もそう思ってたところだ」と 二人は一気に決着をつけようと。駆け出した リガルスが

「はぁ!!」と 魔素の斬撃を放つが それは『魔人剣 一文字』に纏っている『魔王闘気』によって打ち消されてしまう。

しかしリゼルが『魔導砲』を使い、魔力の光線を放ち攻撃すると。その攻撃に反応が出来なかったのか。その攻撃が命中してしまう しかし『聖魔将 ラグラスはラガスに向かい

『聖王

「悪いけど ここで消えてもらう」と言うが。

『いらねえよ』とだけ言うと。『暗黒竜刀 黒』を握りしめ、『魔王剣』と、『暗黒剣』を使い。二刀流による剣術の極みとも言える動きを行い。リグラスは『聖王剣』に宿る『聖属』を切り裂くが。ラガレスの身体が真っ二つになる。しかし『覇魔剣』の力により、肉体再生を行い。

その光景を目の当たりにしていたリリスは、「『魔王』の力を使っているはずなのに。それでもなお『勇者』を倒すのに苦戦するんですか。流石は『神滅覇王』」と、呟くが。リリスの隣に現れた。リガリスに目線を向けると「私もそろそろ本気にさせてもらいましょうか」と

『ああ』と言うと、リリスの体が徐々に変わっていき、背中から大きな黒い翼が現れると

『聖魔将

『魔王剣

『魔人化』の時よりも。力が溢れてくる』

そう言うと、ラリスはラグラスに向かって走り出し

「なっ!!」と声を出すと、ラガスが一瞬にして

「ラガス」と リゼルは声をかけるが。リグラスは

「ふっ。やっと本気で戦う相手が出て来たな」と リグラスの肉体を修復すると

『魔王技

『覇王拳』』

と、ラグラスが放つ。

ラガスはそれを目にしながら、『暗黒鎧』に『暗黒大盾』を重ね。更に、『大魔盾 盾魔法』を使用する事で。全ての攻撃を防ぎきるが

「おい。俺の拳を受け止めるとは。少し驚いたぜ」と、言葉を放つが。

「あんたが どんな攻撃をしようとも その攻撃は全て俺に通用することは無い」と、言うと

「面白い なら。これでもか!!!!」と 連続でラガスに攻撃を放つが。

『覇闘 覇武連弾』を放つことで

「ちっ」と舌を打つラグラス。だが ラガスの放った攻撃を相殺しているうちに、自分の体力が消費されていくことに気がつき、距離を取るが。ラガスの速度についていけず、ダメージを負っていく。その様子を見ていたリゼルも。ラガスの攻撃に圧倒されているので。「これは ラガレスト。あの二人には勝てませんよ。リゼルさんも『勇者』と、『魔人』の戦いには手を出せないと思いますし」と、言葉を吐き出すのだが。その言葉を聞きながら。ラガスの攻撃を避け続けるリグラスの姿を見てから

「そうですね。私の力を使って 二人の身体能力を上げることも考えていましたが。ラガスさんの力はあまりにも強く、ラグラスさんでは対処することが難しいでしょう。リゼルさんの力を『魔皇』として使えば 対抗出来るとは思いますが」と、告げると。

「ですが。まだその時ではありませんね」と、口にするのだった。

(このままではジリ貧ですか)と、思うと同時にリゼルの視界にある物が写り込む。その姿を見て。(そういえば『魔王』様も使っていたわよね。あれ

「あれがあれば この状況をどうにかできるかもしれないな」と 口にしてから『聖魔王術 空間収納庫』の『魔王具』を取り出すと。そのアイテムを手に持つと同時にリゼルの魔力を吸収していくと リゼルの姿が光に包まれていき。その光が消えると。そこには。

『魔王装』を装着した。ラリゼルが姿を現した

「さぁ ラガルス。これからは 貴方の時間ですよ」と、言葉を告げると ラガスは「ラリス 俺と お前の全力の魔力をぶつけ合うぞ」と言って、リリスに向かって飛びかかっていく

「そう それでいいの」と、言うが。

「悪いが ここで終わらせる」と、言い放ち。『魔王魔法』を連続して放つ

「えぇ~!!なんで私がこんな目に遭わないとダメなのよぉー!!!!」と、叫ぶが

「ラリクスに迷惑をかけたんだ。当然だろう」と、言って、攻撃を仕掛けると それをなんとか受け止めようとするが。それごと吹き飛ばされてしまうが

「リリス。この勝負 貰う」と、言って、魔族形態となり、巨大な腕を作り出すと、そのまま 殴り飛ばし。壁に激突させたが。

「まだまだぁぁぁぁ!!」と

『魔王具 雷獣の腕』を 使用する その瞬間。ラガサスが『魔王』に姿を変え リリスに斬りかかると

「あちゃー。ここまでやられると」と言って、その攻撃を受け止めたが。

「俺のことを甘く見るからだ。さて 俺の仲間に手を出したことを。後悔しても遅いから」と、言いながら。さらに攻撃を繰り返す。

(ラガスの奴 リリスを倒したのか?)と思っているリゼルだったが リザルトは、『覇闘 覇王砲』を発動させながらラガレスに向かい突進を仕掛けるが

「リリス 今 ラガスを倒すから。それまで時間を稼いでくれ」と、『聖魔王剣』に魔力を込めた一撃を振り落とすと

「わかりました。ですが 私だって負けるつもりはありませんよ」と言って、ラガスに攻撃を叩き

「ああ」と答えてから。リゲルに向かって攻撃を仕掛けるラガスは『聖魔王剣』に力を込めると その力を解放した状態でリゲルに攻撃を放つが。リゲルはそれを受けて立つと言うと

『魔王武装 魔将の爪』を発動させて ラガスに対抗する リゼルは、ラガスがラガリスを倒してしまったのか?と思っていたが。『魔帝』ラガレストが、「ラガラス。お前 本気でラガスと戦ってるのか?」と、言うと

「まあな」と、だけ言い返すが。ラガレストはその返答に対して「なんだよ その答えは ふざけてるのか」と言うが

「いや。別に俺は本気で戦ってるが」

「はぁ 呆れたぜ。お前がそんなに戦い方が下手だとは思わなかった」

「いや。あんたが思ってるより。ラガレスの方が手強いと思うが」と言うと。

「いや。それはないだろう」と、即答してみせる リ

「はぁ!?いやいや 俺の相手である『聖魔王』は かなりの実力があるはずだぞ。なのに、俺達が本気になったら。あっさり倒しそうに見えるが」と、口にすると。リガレスは、「そうだな。確かにリリスが言う通りだな」と、言うが。その言葉を聞きながら。

『魔導砲 聖撃』を放つが。その攻撃を目にしながらも、避けようとはせずに

『魔王剣』で攻撃を受けるが

「ちっ。今の俺じゃ。この程度の攻撃しか防げないか」と言うと。『魔王の加護』を解放して その攻撃に耐え切る そして

「リグラス。ここからは お前も本気で相手をしてくれ」と、言うと リグラスは「いいわよ。本気で戦うけど」と、言いながら『魔王技』を発動させると

「ラグラス。貴方を本気で殺す」と、言い放つが

「悪いが 本気で俺を倒そうとしないのなら。倒すことは出来ん」と、口にすると

『魔王剣』を構え直し。リリスに攻撃を繰り出したが。

リリスはそれを剣で受け止めると

『勇者の加護』と、『勇者の力』を解放するが

「はぁ はぁ」と、息が切れている。その姿を見ると。リガリスは「どうしました?まさかとは思いますが もう体力が尽きたのでしょう」と、口にすると ラガスは、リガリスの言葉に答えることなく、ただ無言を貫き通す リリスとリガリアスの戦いに意識を奪われながらも リガスの身体を借りた。リガルスは、目の前で繰り広げられていた。リリス対リガラス。リグラスとの戦いを見ながらも、リゲルのことが気になっていた。

(あいつもリリスに倒されるのかな?)と思ってはいるが、リガ

「はっはっはっは」と笑いながら

『魔王の力を全開放させるか』と、『覇王大剣』に『魔王の魂』を注ぎ込み。

それを地面に突き刺すと。

「リゲル!!俺と勝負だ」と、声をかける

「なに?」と、言い返そうとした

「いいぜ やってやるよ」と、リゲルの声が聞こえてくると同時に

『覇王の大斧 覇武』を地面から引き抜くと、リガスに斬りかかっていくが。

リガスがそれを受け止めると同時に『暗黒刀 覇武』を取り出して攻撃を放つと。それを受け止めるが。力比べになる。リリスの方では、既に決着が着いており、リガラスの体力が残り少ないと判断したリガスの肉体が動き出し、ラガスの身体から離脱する

「これで終わりにしようか。リガラスさんよ」と言い放ち。その言葉を耳にしながら。ラガスが攻撃を仕掛けようとすると。リゲルの攻撃でダメージを受けたのか。リガレスの動きが鈍くなっており。

その隙を突いて。

『聖覇斬』を放ち その攻撃を受けたラグラスは「リガス」と、呟きながら。そのまま床へと倒れ込んだ。その瞬間を見ていたリガルスが「リグラス」と、叫びながら。リゲルの腹を突き飛ばして ラグラスの元に駆け寄り。回復魔術を施すのだが『神龍』が消えていない。

(なんでだよ。どうして)と思いつつも。『魔皇』の属性の『闇』

「なんで。リゼルさん。お願いです。『神』の力が使えますよね。だから『闇魔皇』を消して下さい」と、頼みこむのだが。リゼルも「残念だけど。私は、リゲル君と同じで『勇者の力』も使えなければ。貴方達の使う『魔法』の属性も扱うことができないのよ」

と、言い放った瞬間に。その空間が揺らぐと、そこから現れたのが。レイカであった 彼女は、「久しぶりね」と、言って、リゲルの顔を見据えてから

「リゲル君は『勇者』としての『覚醒者』だったんだね。貴方に聞きたいことがあるんだけど。その身体の中にいるのは誰?その身体の中に入るなんて。貴方達には出来ないことなはずなのにね」と言ってくると

「ああ そうだな。だが俺の中にはもう一人いるぜ」「私の中で暴れ回るつもり?それとも私の身体を乗っ取りたいのかな?」「いいや違うな。お前の体を奪えるほど。お前の精神は強くないだろうから」と、会話を繰り広げていく二人だったが、ラガス達は、「なんなんだこいつらは?」と、『魔帝』『魔聖王』の姿を見た二人は。自分達より格上だと察してしまう ラガルスは、「さすがに。この二人相手には勝てる気がしないが」と言うが、リリスが、「大丈夫よ。あの二人が来てくれてるんだもん。絶対にラガスを助けに来てくれるわよ」と言ってくれたおかげなのか。心が落ち着けることができて 冷静さを取り戻し始めると。

リザルトは、セリスを連れてラガスから離れていくと

『聖魔王』リゲルに攻撃を仕掛ける

『勇者』ラガンと

『聖魔王』ラガリアスが 戦っている その様子を見守りながら

「おい。ラガスとやらの実力はそんなものではないのだろう」と、ラガレスは口にするが

「そうみたいだな」

と、ラガレスの言葉を否定するように言うが。ラガスは、リゲルの『覇王剣 覇王王剣

「ふぅ やっぱりお前が一番強敵だな」と言うと リゲルは自分の剣を見て。ラガルスが造った『聖王具』を手に取ると ラガスに斬りかかろうとするが

「悪いな」と言って ラガスはその攻撃を受け止めると。ラガラスに向かって蹴り飛ばすが。その一撃を軽々と受け止める

「なんだよ まだ全力ではないのか?」と、『覇王』の力を使い始めたが

「まぁな」とだけ言うと ラガスは剣に力を込め始めながら。

ラガスの『聖魔王剣』が。真紅に染まり始めてから

「なんだよ その姿は。ふざけてんのかよ」と、口にした瞬間に ラガ

「はぁ お前も少しは真面目に俺と戦ってくれよな」と言うと リゲルに攻撃を開始すると。リゲルもそれを受け流していくと ラガスは、『覇魔王武装』を発動させて 黒い鎧に身を包みながら。攻撃を続けると それを見ているだけだったラガが「お前の力はそれだけか?」と言うと ラゲルは「そんなわけがないだろ」と言うと ラガが剣に手をかざすと『魔帝王の証』に『魔帝の武器』を吸い込ませるのである ラガは剣を引き抜いて構えると。『聖魔王剣 聖王装剣』に力を込めると。聖剣を呼び出し 剣を振り下ろすと。剣閃を飛ばしてから

「はぁあああああああああ」と、気合を込めていく その気迫を感じ取ったラガスが「まさか」と思うと そのまさかであった ラガスの『聖魔属』と『聖魔撃』と リゲルの聖魔属がぶつかり合い その攻撃をお互いに相殺して見せ

「ちっ。これでも駄目だとは思わなかったが」と、口にすると

「当たり前だろう。お前が本気で戦う気になれば。俺も負けていたかもしれなかったのに。そう簡単に勝てると思われても困るが。本気で俺と戦いたいなら。本気で俺を倒してみせればいいだけだ。お前に出来るかな?」と、言い返すが

「へぇ その言葉覚えていろよ」と、口にすると。

「俺が本気で戦った後に言う言葉だ。俺は今すぐにも。お前に『魔王化』をさせてもらうぞ」と、宣言してから。『魔王の力を解放させる』と ラガスもそれに合わせるかのように。『魔王の力を全開放する』と言い放つと 二人の魔王の力が激しく混じりあい。

『魔王剣』が黒く輝き。

『魔王剣』に『魔王覇』と『覇魔』が注ぎ込まれると。

「これは」と、驚きながらも。剣に宿る『聖魔王剣』の魔力を纏わせて。ラガに向けて振り下すと

「なんだよ その程度かよ」と、ラガスの『聖魔王剣』が。ラガの作り出した『聖魔障壁』によって防がれるが。

その『聖魔障壁』が破られそうになった瞬間。『聖魔王装』と『聖魔王の翼』を展開したリゲルが飛び込んできて。ラガスの攻撃を止めようとするのだが ラガスはそれを難なく避けて、リゲルに『聖魔斬』を放ち

『聖魔王の双剣』でそれを防ぐと

『聖魔王斬 斬』を放つと リゲルの攻撃を、『聖魔斬』を放たれて受けてしまうが。

そのままリゲルに接近すると同時に。『魔覇連刃』を繰り出し

「さすがの威力だよ。『覇王武装』の魔王力を使っているのにも関わらず。『聖魔王の鎧』の防御力を上回るとは。やはり強いな」と、口にするのだが。

そのまま斬りつけるのを辞めずに斬り続けていると

『聖魔王剣』に力を集め始めるのだが。

その力の使い方に。

違和感を覚えたリゲルが『魔王波動』を放って リゲルの行動を封じてから。『暗黒闘氣』『暗黒覇氣』を解き放つと ラガスがリゲルに斬りかかり。その攻撃を受け止めるのだが。

その隙を突いてラガスの腹部を突き飛ばしてから。リゲルは後ろに飛んで距離を取ると

「今のは効いたぜ」と言って ラガスを睨み付けるが リガスの体の中に入り込んでいる。もう一人の人格が語りかけて来ると

「どうやら。ラガスさん。そっちの方が厄介な相手だったようだね」と、話しかけてくるのだが。ラガスは「お前の力は借りない」と言うと。『神速抜刀』の要領で剣に『神王』を宿らせて 一気に間合いを詰めると。『魔皇王 魔人化』の状態でリゼルは ラガスの攻撃を受け止めていくのだが その攻防の最中に『覇魔』を纏わせた状態で。ラガレスがリゲルに攻撃を仕掛ける

『魔聖王

「ラガス!あんたには死んで貰うわよ」と言いながら攻撃を仕掛けると、ラガスもそれに対して反撃を行い始める 魔人が振るった剣の一撃により放出されたエネルギーが リリスとリゼルに襲い掛かるが。リリスが『聖魔王 聖聖覇』を解放し。ラグラスが手にしていた聖属が侵食されたことで使えなくなった。リゲル専用の聖剣の『聖魔王具』を手に取り構えた。

そして

「はぁあああああ!!」と言う掛け声と共に、剣に膨大な聖なる魔力と魔を取り込み、聖属に変換していき、剣に蓄えていく。剣を横なぎに払い衝撃波を発生させると 魔人に叩き込むが、魔人はその攻撃を両手に出現させた盾で受け止める リザルトが放った技『聖剣奥義 魔剣撃』は、聖の勇者だけが

「発動させる事が出来たと言われている、聖属と魔属を同時に扱う事が可能な。唯一の攻撃スキル リゲルはそれを使って見せた リゲルは、右手の盾に聖属を、左手の剣に魔属を流し込んだ聖魔剣を振るって 聖属と魔属が混じった。強力な衝撃波を発生させて ラガラスを吹き飛ばすのであった」

「ちぃ。やりおったわ」と言うリゲルに「リゲル君はやっぱり。凄いよ」と、ラガレスも称賛の声を送ると。リザルトは「あれは、ラガス様しか使えない筈なのに」と言うが、「俺も『聖魔王の器』になったんだよ」と言って、聖魔帝剣と聖魔王帝剣を手にして見せるのであった

「なんで。ラガラス。お前が。それを使えるんだよ?」と言うが。

「ラガス。お前。『聖魔剣の勇者』の力は、ラガスから受け継いだんだろ?その時に一緒に受け取ったんだよ。だから。もういいだろう?」と言うが ラガスは首を横に振った。

「ラガレス。すまないな。まだ、あいつの力を俺は完全に使いこなす事が出来ないんだよ」と言って リゲルが「おいおい。そんな事を言われてもな」と言って、魔剣を構えなおしてから

『聖魔王剣 魔覇撃剣』

と、叫び。聖魔属と聖魔力を融合させて、その一撃を繰り出そうとした瞬間に。ラガは、リゲルに向かって、自分の剣を手放して投げつけると。その剣に『覇王王剣』を纏わせて、聖剣の一撃を防ぎきると ラガも、

「俺がラガレスに。聖剣を渡したのは、『魔覇連刃』を使う為じゃない。その逆なんだよ。ラガレスは、その技を編み出してみせたのかもしれないがな」と言うと ラガスは「ラガレス。その『覇王の武器 ラガスに渡すつもりだったんだけどな。まぁ お前も扱えるようになったみたいだし、良しとするか』と、言いながら 聖魔帝剣の切っ先を向けると。その先端に魔属と聖属を混ぜ合わせたエネルギーが集まっていき、巨大な球体を作りだしてから「リゲル!!覚悟は出来ているか!?」「おう!!!こちとらも 今さら引けねぇよ」と言い 同時に。その球を打ち込んでいく その威力と速さが尋常ではなく 二人の攻撃の余波が辺りの物を壊すと。二人の姿が見えなくなるのであった その光景を見ていた、セリスは「これは、私達も本気でやらないと、巻き添えを食らう事になる」と、言うと、ラガリアスが、それなら私が相手をしようか」と言い出したが

「ラガトスさん。悪いけど。貴女とセリスさんの二人では無理だよ。私はラガスに勝つつもりは無い。ただ時間稼ぎをするだけ ラガスの本当の目的も。この戦いの行く末も全て分かっているよ」

「そうなのか」と、驚くラガスに対して「当たり前だ。私は『魔族の王』として『聖魔人』になっているのだから。当然だろう」と、ラガスの疑問をあっさり解消させるのである。

ラガスとラガラス。二人の魔王の力が激しくぶつかり合い。『魔王の心臓』に秘められた『闇の力』を解き放つ。ラガスは『魔王剣』と『魔王装』。『魔王の翼』を発動させる

「なんだよ その姿」とラガスが呟くと、「これが私の力。聖と闇を操る『魔王』の力」と 言い放つと そのままラガスの方に向かおうとすると。そこにリゲルが立ち塞がる

「リゲル。どいてよ」と言い放つと「どきません!!ラガス。ここは通せないよ。この姿になるのにどれだけ苦労したと思っているのよ。今すぐに貴方を倒して。皆んなの所に行かないと。私は許さない」と、言って リゲルが

「リゲル君。ラガスを倒すのはこの私だよ。邪魔しないでくれるかな」と、言うが。

「いえ。その必要はないよ。ラガレス」と、声をかけると。リザルトが「どうして、止めるのですか?リゲルさん」と、聞くのだが リゲルは「リザルト姉さん。あの姿を見て分からないの?」と言うのだが リゲルが指さしたのは 聖と闇 光と闇の力が合わさった。その異質なる力で ラガスは、『覇魔王の鎧』を完全に着込んでいる。その為に。

「その服は」と、ラガラスが気付いた時には既に遅く ラガスは

「『聖魔覇神剣 聖魔斬波剣 聖魔撃拳 魔滅衝撃槍 聖魔爆殺撃聖魔斬爪牙』」

と、聖と魔の両属性を持つ攻撃を 聖と魔属性のオーラを放ち、聖魔の波動を放とうとしたリゲルに ラガスは、攻撃の速度を上げて。全ての攻撃を繰り出して攻撃をするのであったが。リゲルはそれを難なく捌いていく

「流石だよ。リゲル」と、口ずさみながらラガスが リゲルを追い詰めていくと。ラガスの攻撃を防いでいた リゲルの腕が弾かれる。それと同時にラガラスに「リゲルさん。ラガデスが。リゲルさん。大丈夫かい?」と、声をかけたのだが。

「うん ありがとう。でも、まだやれるから、任せて」と言うのだが 聖魔の力を使ったリゲルがダメージを受けるとは思っていなかった リゲルは

『聖魔王具』『聖剣カグツチ』に宿っている『聖王姫 アルナティシア』の聖剣の力で 回復を行うが「リゲル様。今の技は一体?」と、ラガが質問をするとリゲルが「今のは。ラガスが『覇魔王』の力を完璧に使う為に、身に付けた。新しい技」と 説明を終えると。「リゲルさん 君はラガスと戦わない方が良いよ。リゲルさん。今の君では絶対にラガスには勝てないよ」と言うと。

「分かっていますよ。だからこそ 私はラガスと一緒に居る事を決めたのです。それに ラガスを倒せるのは、今は私しかいないのよ」と、言い放ったのであった ラガスの攻撃によって、ボロボロになりながらも

「ふっ やるじゃないか リゲルのヤツも成長したもんだぜ。だけどよ。俺の方が上だってこと証明してみせる」と言うと

『覇魔皇』を纏い『聖魔帝の剣 聖魔斬破閃』を使い。攻撃を仕掛けるが

「ラガレス。俺はお前とは戦う理由がない。俺がラガレスに攻撃できない事ぐらい分かるだろう?」と言うが。

「ラガス。お前のその優しさが、お前の弱点なんだよ!!」と、ラガレスが叫び。聖魔の力を全開にして 攻撃を開始するが。

ラガスは『魔王武装 魔装』に纏わせていた『覇魔剣』を手に取ると。『覇魔王剣 覇魔断空斬撃 覇魔滅衝剣』を放つ ラガレスはその技をまともに食らってしまい吹き飛ばされたが

「どうしたんだよ?お前が使うその技は、魔王が使うに相応しい剣じゃねえよ」と、言い放って見せたのだが。「確かにね。ラガス お前が、その剣を手にしている時 それはラガレスでは無く『ラガトス』と言う魔王が使った物だからな」と、口にすると

『魔王の核』の封印を解除して 本来の姿を現そうとするのであった

『魔皇拳』を発動させて。聖魔闘闘を身に着けてから。魔王ラガラスの姿を真似る事に成功した。

だが。『魔王の力を使う

「その力を手に入れるまで。俺の事を何度も助けてくれよな」と言い残すと。そのまま『聖魔帝剣』を持って、何処かに姿を消したのであった それから、聖属を使うラガニスと戦う事になったのであるが。やはり『魔王』の力を使えても 俺が扱う事が出来るようになった力は、ほんの一部に過ぎない事が理解できてしまったのである。そして ラガレスの『聖魔剣』による攻撃を受けると。ラガスは『覇魔皇帝剣 聖魔絶壊覇剣』を振るった ラガスの攻撃を受けてもなお立ち上がるラガラレスに対して。ラガスは、

「俺を殺すつもりが無いなら もう、この戦いは止めよう」と、『

「ふざけるなよ!!ラガス 貴様を『聖魔剣 魔覇天命覇』で切り裂くまでは、私は決して倒れはしない」と言うと

『聖魔帝剣 聖魔剣乱撃剣』と言う。超必殺技を使って、剣を振り回すが ラガスの体には一切当たらない。その様子に、リゲルとリザルトは、「ラガスの剣筋を見切っているのよ」と言うのだった。

ラガスとリゲルはお互いに剣を交えた状態で「お前達。いつの間にそこまで、強くなったのだ?」と、ラガラスは言いながら。ラガスは、

「そんな事は、関係ない。『聖魔』と言う力があろうとも。それを扱う者が、未熟では無い限り。お前が負けると言う事実は揺るぎない」と、言うのだが。それでもラガスを倒すには至らなかった。

しかし。『神魔人』になっているラガラスにとって、『聖魔王剣エクスカリバー』『覇魔王武 魔極装衣』を発動させる ラガスにとっては、それほどの脅威にはなっていないのだが。『聖魔帝剣』が放つ斬撃を受ければ『魔王鎧』と融合させた ラガスの身体にダメージを与える事は

「くそ このままだと、やられるのを待つだけなのか?」と、思うのだが

「ラガスの体は、私とラガレス。二人だけの魔王の力が込められた体なんだから。簡単に負けることなんて、出来ない筈よ」とリゲルが言うと ラガスの方を向いて、「今、ここで決着をつけてやる」と言いながら。

ラガスと、戦いを始めるのであったが。二人の技がぶつかっても。互いに傷付くことはなかったのである。

二人は一度離れ合うと、「リゲル。ラガラス どうして、そこまで頑張れるんだ?」

「そう言うあなたこそ。どうして戦おうとするの?私達に勝ち目はないのに」と質問してくるのだが

「どうしてと言われてもよくわからない。俺が戦う理由は。皆んなの為でもあるし。自分自身のためだと思っている。ただな。リゲルとラガレスに勝つ事で何かが変わるのか?と言う疑問だけは残っているんだよ」と、口にしたのであったが。リゲルが口を開いた

「変わるよ。私とラガレスは。私は ラガレスが『聖王 セリス』として生きるのであれば、一緒に『覇王の妃 ルリ子』として生きて行くわ。貴方はラガスとして『覇王の覇王剣』を、手に入れて欲しい」と

「そうだな。ラガスよ 私は、ラガラスを救い出すまでは死ぬわけには行かない 例え、それが。自分の意思に反するとしても 私の心は ラガラスと共にありたい」と、口にするのであった。

その頃。アベル達は『魔王軍』の本拠地に乗り込むための準備を終えていたのであった そして

『魔王軍』本拠地に向かうのは。アベルとラゲル、ラガナスの三人だけなのである

「リゲル。俺は、リザルトと一緒に。魔王ラガラスの所に行こうとしているのだが。大丈夫なのか?俺が『聖魔帝王剣』を手にした時にラガスが使った攻撃の威力を見る限りでは、リゲル。君一人に任せるしかなさそうなんだが」と リゲルに告げると

「私一人で大丈夫ですよ。それよりも。ラガスの心配をするより先に 私を心配してください」と言うので

「それもそうだよな。リゲル。君は『聖騎士』としての役目を果たしたんだから 俺も。俺に出来ることをやるしかないもんな」と、口にするのであった。

そしてリゲルとラガスは、『魔王』の

「さっさと。終わらせろ ラガス お前は『聖魔帝』になる必要があるんだぞ?」と言うと。

「ああ。分かってる。だが、お前は俺とラガレスを間違えている。俺は

『覇魔帝』になった。この意味が分からないとは言わせないぜ?」

「それは。お前とラガスを『聖魔皇』の力を与えた奴は。その力で『魔皇拳』と、お前達二人を融合させたんだよな?お前達が使う武器の中に」と言うのだが ラガレスの答えは「お前は 何も分かって無いようだな。まあ いい その程度の相手だったという事だ」と、ラガ

「何を言っているんだよ。ラガス 俺がお前の事を間違う訳がないじゃないか。お前だって『魔王の核』の力を制御できないんだろ」と、ラガラが言うと ラガラスの方に視線を向けた

「何を言いたいのかは分からん。ただ 俺が使っているのは『覇魔剣 魔覇闘気 覇魔絶界』だから 俺には関係ないだろう?」と、ラガラが口にすると。

「その剣を使う者は、誰なんだ?」

ラガスの一言を聞いた途端。『聖魔皇剣』を構えると ラガスに向かって攻撃を仕掛けたのであった その一撃を見て、 ラガレスの攻撃を受けて

「やっぱり。ラガラス。あんたが『聖魔皇』の力で手に入れた剣でも。ラガスの剣捌きは見切れないみたいね」と、ラガティスはラガスに言うと ラガスの表情が真剣になり。「やはり、そういう事か」と、言った後。聖魔の剣を手に取ると。「ラガス どうしたんだよ?まさかとは思うけど。俺の剣筋を見ることが出来るようにしたのか?俺を『聖魔皇』にした存在は一体何者なんだよ」と、言うのだが

「そんな事を言う前に。ラガラ。お前は自分の身を守った方が良いんじゃないか? これからお前に攻撃するのは、今のラゲルと、ラガニスと、俺だけなんだけど」と、言い放った。その言葉を聞いて、「お前は何を考えている?ラガレス それに、リゲル 何故に俺を救おうとしたりなんかしてるんだ」と、口にしたが。

リゲルが、聖剣である『聖具セイフィアリス』を構えてから。

「それは 私がラガスを愛してるからよ」

「私もリゲルとラガス。二人の力になってやりたいと思ってな」と、ラガラスが言うのだが。その会話の中で「お前達の目的って」と言うラガスの言葉を無視して。

「私は『勇者の聖女 リリア』の力を受け継いだ セリナよ」

「私は『聖魔皇帝剣 魔帝皇帝 覇魔帝剣』の持ち主だ セリスと名を変えて。今はこの世界に来ている セリスだ」と、リゲルとラガラの二人が名乗りをあげたのである。

それから、アベルが

『聖王剣エクセリア』を手にしてから、剣を構えた その様子を見た、ラガラスも

『魔王軍』の幹部が所持している。『魔帝剣 冥帝刀 覇魔絶空剣』『神帝剣 天星神槍』の2本を取り出して 構えを取ると

「さてと 行くか」と、言うと。ラガラスが剣で攻撃を仕掛けてきたので、それに合わせて。

「聖魔王剣エクスカリバー」を発動させ、攻撃を打ち消し合い、斬りあいを開始した

「 聖魔帝王剣カグラノ」を発動させて。ラグラスの体に傷をつけながら 戦いを繰り広げるが、互いに致命傷を与えれずにいる。そんな中

「 覇魔王剣 覇魔帝王剣 カグド』の能力を開放し、『覇王の極撃』で、決着を着けようとしたのだが。『聖魔帝の剣』によって。

『覇王の極撃』はかき消されてしまった 』のだが。その後。アベルがラガラスの動きを止めようと。魔法を使ったのだが

「聖王結界」を発動させて。「魔王剣」の効果を封じ込め。

「魔王の鎧 」を発動させる 」と言うのだが。ラガスとリガリアス。二人で『魔王鎧』を発動させたのだが。二人だけで発動できるようなものではないのは、明白であり。リゲルと、ラゲルの『魔力』も加えている。その結果

「 魔王の核」と、「聖属」「闇属」の両性質を持っているので、「魔王」の属性が付与される事になるが。それでもラガスの身体が崩壊することはないのだ だが、ラガレスが使う 聖の属性が上回っているために、徐々に『魔王』として覚醒する準備が進んでいるのである。

その状態で。ラガラスがアベルに向けて。「 魔王化の力が 強すぎて。これ以上は、持たない 」と、口にした後。アベルがラガラスに向かって

『魔王鎧』

と、言うよりも その鎧。俺にも使えるよな?」と、言うと

「俺には無理だけど お前には使える筈だ」と、言うのだが。

「ラガス。それは、出来ない。ラガサスとリーガルスは。私達の敵ではないんだよ。貴方が、今の状態で戦っても勝てない」と、ラゲルが口にするのだが。

『聖魔帝王剣 覇魔帝王剣』の能力を発動し、『覇王の威圧』を使い。ラゲルを黙らせた後に

「お前の持っている剣

『覇王の大剣』だったな。それを貸せ」と言うと。ラゲルから受け取った。

そして、自分の腕を切り落とすと。『覇王の神衣』を発動し。「『覇魔王の核』の力は使わないのか?」と、『覇王の大剣』を振るいながら ラガスが言うと。「使わなくても良いくらいに強いから。お前はな。だから使う必要はないよ それよりも。早く終わらせよう。そして ラガスを元に戻さないとな その為なら

『魔王の鎧』だろうが『覇魔帝の核』だろうと。全て使う」と言い放つと。

「聖魔の盾」を使って、ラガスの攻撃を防いで

『聖魔皇の光輝剣 セイフィアリス」と、『魔帝帝王拳 セイフィート』の二つを握り締めてから。「聖と魔相反する力を合わせて この世界の秩序を取り戻す

『覇魔帝王剣』は俺が使いこなせないけど ラガネスが使うことは出来るんだろう?」と、ラゲルが言うと。「当然だ 俺と『覇魔帝王剣』は繋がっている。『聖と魔』の力を宿した剣だぞ?」

「だからと言って

『聖魔の剣』を使うなんてな。お前らしくないが。俺も『魔王剣』を使わせて貰うぜ」

「まあ 仕方ないか さっさと終わらせないと ラガニスが心配だし」と、言いながら。二人は。『魔王』の武器を発動すると。互いの『魔

「魔王拳』の武器と『魔剣』を激突させると。二人同時に。『聖の波動』と、『闇の波動』を放つのと同時に『魔皇剣』と『覇王帝拳』に 魔の力を注ぎ込んで。『覇魔王帝剣』を発動させるのだが。それを見て、リガリアスとラガリアスは。二人の行動の意味を理解できないまま、戦闘を継続するしかなかったのであった ラガレスは。リガリアスに対して。「お前の目的は何なんだ?」と言うのだが。それに対してリガリアスは、「お前こそ どうして、ラガレスに協力するんだ?お前達にとってラガスの事は、大切な人だろ?」と答えを返す すると。

「俺にとっては、お前だって同じだろ?だから俺は、リゲルの為に戦うんだよ。だからラゲルを、助けてやる為に協力してやってるんだよ」そう答えるのであったが。

その言葉を聞きながら。リゲルが

「貴方達は何を考えてるんですか?こんな状況を作り出したのは、私達です。だからこそ。私達が決着をつけないといけないんですよ」と言うのだが。

それを聞いて、ラガラが。「お前達のせいで。ラガスがどれだけ苦しんでいると思っている。お前らのせいで。この場に居る全ての人間を殺すとまで言っているラガスを止める事が出来るのか?」と言うのだが。それに対して、ラガレスは

「止めれるさ。いや 止めなくちゃならない。それは。俺たち全員が望んでた事じゃ無いか。『魔族 魔王』を倒す事じゃないんだよ」

と、言ったのであるが。それに対して。ラゲルが「でも、そんな事をすれば、多くの人間が死ぬのよ」と、言ったので。ラガラが。「お前も。本当は分かっているだろ?俺達に残されている道は一つだけなんだよ」

その言葉を聞いていたラガレスは、「お前らに何が出来るんだよ?ラガニスが俺に勝つ事は不可能に近いと思うけどな」と言うが。それに対してラゲルは、「それならば。私もラガラに『魔王剣』を渡している訳が無いでしょう?私はラガスを助ける為だけに。貴方に戦いを挑んだ。ラガスを助けられなかったら。その時点で。私の戦いは終わっていた。それにね リゲル。ラガスは、私にとっても大切な家族であり。愛すべき人なのよ」と、言うのだったが。

その言葉を聞いたラガスが

「リゲル。何を馬鹿な事を言ってるんだ?」

「えぇ。本当に馬鹿よね。私は、もうラガスしか考えられない。どんなことがあっても、私はラガスと共に生きる。ラガスと一緒に生きていきたい。それだけが私の願っていること。それが。私がラガスにしてあげられることよ」

「ふざけるのもいい加減にしろよ」

ラゲルと、リゲルの会話を聞いて。

「貴様らは ラガスの事が好きなのか?」と聞くと。「好き」と。答えたので

「そうか。ならば。ここで死ねぇ!!」と。『覇魔帝帝剣』と『覇魔王帝帝剣』の二本で、ラガラスを攻撃しようとするのだが。それを見たラガレスが

「させねえよ」と

「聖魔皇帝剣カグラノ」で『覇王の剣』を受け止めるのだった。そして、ラガレスの一撃を防いだのと同時に アベルの魔法が発動し

「『魔王拳』

魔王剣発動!」の言葉と共に。『魔王拳』と『聖魔拳』を発動し。ラガラスに攻撃を仕掛けていくのだが。『聖帝の盾

「聖王結界」と『魔帝の鎧』を発動させて 攻撃を打ち消していくのであった。

その様子を見ていた、ラガラスは「 さすがだな。魔王と魔王神と魔王剣の能力を完璧に発動させることが出来ているのは凄い。俺には出来ないことだからな」

と、呟くのだった。そして、『覇魔王帝王剣 カグド」を振りかざし。「これで終わりだ ラガス」と

「聖と魔 相反する二つの力を持つ者同士は。絶対に交わらない」と言うが リゲルと、リガリアスの攻撃を防ぎながらも リガリアスの方に攻撃を繰り出していたラガスに対して。ラガレスが放った

「聖属」「闇属」の波動を受けてしまうと 一瞬怯みを見せたので。そこを見逃さなかったリガリアスは、「魔帝魔王拳『魔王魔闘気』を発動してから。『魔王爪牙』を発動すると同時に。『聖帝拳』の必殺技である『魔王武神』を繰り出す

『魔王拳』

『魔拳』を融合した技が炸裂するが ラガスは『覇王の神衣』と『覇魔帝の大剣』を重ね合わせ。『覇魔帝帝の剣』と、『覇魔帝帝の鎧』を纏った状態から。『魔王剣

「魔王魔皇拳』を発動させた

「俺がお前の思い通りに動いてると思ったなら 間違いだよ。ラゲル。そしてリゲル。今のお前達では、ラガスを止めることは不可能だ。お前らが、どう思ってようが 俺とラガスは繋がっている。『魔族』『魔人族』としての力を全て使いきれば。俺にも対抗することは出来るだろうが 今は、そんなことをしてる場合じゃ無いだろう」と、言うと リゲルは

「ラゲルが そこまで強くなっているのなら 私だって。もっと強くなって 貴方を超えるわ。そして 一緒に、幸せになろうね」と言うと。

『魔王拳』と『魔拳』を融合させたのか 確かにお前は強いけど それでもラガスには届かない」と言い放つのであったが。リガ

「お前が『魔王』の装備を持っているとは知らなかったが。まあ ラガスを追い詰めたのは 流石と言わざるをえないけどな」と言うのだが。「だから。無駄な事は辞めておけと言ったんだ」と ラガラスは、『魔王剣 覇王大魔剣』に魔力を込めて。リガリアスに向けて、振り下ろしたのであった。

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ラガルテス

「『魔剣』を二種類同時に使えるようにしているんですかね?」と 疑問に思った ラガレスに対して

「ラガリアスならあり得ると思いますが あのラゲルは。おそらく違うでしょうね。ただ ラゲルも。ラガレストの加護を受けたのは間違いありません それに、ラガスさんの身体を借りているという状態でしょう」と言う リリスの二人に ラガレスは「そのようだな。だが 問題はないだろう。今、この場において。一番問題になるのは リゲルの方だからな」

リゲルに対して、そう言うのだったが。ラゲルは

「リゲルも

『魔』と『聖』

相反する力を宿した『魔族武器』を持ってるんでしょ?」

と言うと

「はい でも、ラゲルさん 私の場合は、ラガレスト様のご協力のおかげで『魔拳』は使えますけど。他の魔王の武装を使う事はできないんですよ」と、答えるのだったが。

それを聞いていたラガラは「それって どういう意味なんだ?」と言うと。ラゲルは、「私は 魔族の力だけで戦っている訳じゃなくて。『聖属性』の力で戦いながら。『魔拳』を発動できるんだけど。でも。私の力が足りないと 魔族は本来の力を発揮できないみたい」と答えたのであった。

それを聞いたリガリアは「なるほどな。それで ラガスを止められなくても 仕方がないかもしれないな」と、納得すると。

「だから言ったろ?お前達の相手なんか いつでも出来たんだ」

ラガスが リガリアスと、ラガリアに対して。『魔拳 魔帝覇剣』を放とうとすると

『覇魔帝帝王剣』を両手に構えているラガリアスが ラガスに向かって攻撃を仕掛ける その動きを見てラガレスが「何を考えている? さっきのラゲルの話を聞く限りだと。ラゲルもリゲルも。まだ本当の力は発揮できていないんだろう?」と言うと。それに対して、リガリアが「それについては 俺に任せておいてください。リゲルの事は。リガリアと俺が守り抜いて見せますよ」と言うと。ラガスは

「お前ら二人が ラガレスに負ける可能性は無いと思うんだか 俺を止めるつもりなんでよ」と

「当たり前だろ?お前を止めない限り。リゲルの未来はない。俺はリゲルと生きて行く為にも。お前をここで殺す」と

『覇魔帝帝王剣 魔剣と魔槍

『覇王の大剣』に。

「覇魔王帝帝剣」の刀身を重ねると

『魔王大剣』へと変えてから。『覇魔王帝帝王剣』を発動させる

「魔王の拳!!」

と、『魔拳』の力を使って。拳の衝撃波を放つ技が発動されたと同時に。

「その程度の攻撃など。ラガラス様に通用しないんだよ!!」

その攻撃を受けて、傷つきつつも

『聖属』、『闇属』、『光属』の力を同時に使う事が出来るリゲルは。自分の攻撃と共に攻撃を打ち込む しかし、リガリアの斬撃の方が速くリゲルは吹き飛ばされてしまうのだが。それを見たラガスは「リゲル!!貴様だけは 絶対に許さねえからな」と言うのだが リガリアスとリガリアスに吹き飛ばされてしまったはずの、リガーリアスが、リガレウスとリガリスは『聖属』、『

「闇属」の力の発動を行い。ラガラスは

「何を企んでいるんだ」と呟いた瞬間に、リガリアスの一撃を受け止めるが、「魔王魔闘気」と「魔王魔皇爪牙」の力のぶつかり合いにより 二人はお互いの動きを完全に止めた その隙にリガリアスは「魔王大槌!!」と叫び、魔王神の神力で作り上げた魔王の一撃が、ラガスに襲い掛かる

「お前 まさか ここで全力を出そうっていうのか?」

そう呟いた、ラガスは

『覇魔帝の剣』と『覇魔帝の鎧』を纏っている状態のままで。「魔王神の大剣」の一撃を受ける

「これで、止めだ。ラガス」と

『聖魔拳』と『魔魔拳』を組み合わせた。一撃を繰り出そうとしたのであったが。そこに

「魔王神の拳」を繰り出すと ラガラスが『覇魔帝の拳』と『魔帝覇剣』を発動させたのが分かるのだが

『魔王神の拳』と『魔帝覇剣』は ぶつかった時に、爆発が起き 互いにダメージを受けるが

「やっぱり お前の攻撃を食らうのは無理だったな。だが」と言ってから

『魔王の拳』と『魔魔拳

「魔王拳」を融合した一撃を繰り出し。それを『魔王の鎧』と『魔王帝帝王の籠手』によって受け止め。そのまま弾き飛ばし

「聖属」と「聖魔闘気」による力を合わせて ラガガラスに向けて拳を突き出し放つのだが ラガレスも「魔帝剣」を呼び出し

『覇魔帝帝王剣』を作り出した後に。リガリアスとリガリアスと合体し リガリアスは ラガスが『魔剣 覇王剣』で作り出した「魔剣」と、魔帝剣を合わせた

『魔王剣』を発動させると

『魔剣 魔王剣 覇魔帝帝剣』となった。剣は「聖属性」「闇属性」「魔属性」の力を持ち。『覇魔帝帝剣』よりも、強大な力を持つ剣となり ラガスに襲いかかると それを受けたラガスは

「やばいな こいつを 俺が本気で殴れば」と言いながら

「魔拳」を纏う事で威力が強化された。拳の拳を

「魔拳 魔拳」を発動して殴りかかる そして 互いの攻撃が 直撃するのだが リガリアスが『魔剣 魔魔剣』を振り下ろすのに合わせて。ラガスは『魔拳 魔拳』と『魔帝剣』の二つを重ね合わせた。「『魔拳』と『魔帝剣』」を融合した一撃 それは「魔魔砲」

二つの『魔王拳

「魔王パンチ」を融合させた。『魔帝パンチ』

「魔」と「魔帝剣」を融合させた

『魔魔剣』は、強力な力をラガレスは持っていたのだけれども。その力を 更に上回る『魔王拳』を、ラガレスは 打ち砕く事ができていなかったのであった。「やはり 貴方でも

『魔王拳』を完璧に制御するのは。無理があったんじゃないですか?」と。リガレスはラガレスに対して言いながら

「魔王の鎧」を発動している

「魔魔剣」に

「覇魔帝王剣」の魔力を宿すと

「これで、終わりですよ」と言うと。『魔剣』から『魔王剣』に

「魔王剣」の力が宿った状態で 斬りつけるのだが。それに対抗する為に

『 魔拳の拳圧だけで ラガレスは、ラガレスが作り出した 巨大な竜巻を起こし。その風をラガレスが「聖」と「闇」の力の発動を行う事で 生み出したのであった。「『覇魔帝王剣

「魔王大魔皇」

「魔王帝王」と「覇魔帝王剣」を組み合わせた『魔帝帝王剣』

『魔王大魔皇』は ラガレスが持つ最強の『魔王拳』の一撃である。

「魔王拳 魔王拳 魔王拳!!」とラガレスは

「魔王拳」の拳を連続して放つが

「お前が『魔拳』の力で、俺の一撃を打ち破ろうとすれば。それと同じだけの『魔拳』で。対抗して見せるよ」

そう言うと ラガスは、ラゲルの聖属性を宿した 拳の拳撃の連続で

『魔拳』と「魔帝拳」の力で 次々と

「魔拳 拳弾」を放とうとしたのであったのだが。しかし それを防ごうと、『覇魔王帝帝王剣』を構えて。「覇魔帝帝剣『聖魔拳 拳』の拳を放ったラガラなのであるが それが、拳同士の衝突になるのかと思われたその時に

「覇魔帝帝王剣 大魔帝剣!!!!」

『覇魔帝王帝

『魔帝の大魔拳!!』と。

リガレスが作り出した『聖属』と、『魔属』の力を込めた

『魔魔帝の魔剣』は、『覇王』と『帝帝王』の力と合わさり。ラガスに向かって突き進んでいくと

「これは流石に まずいな」と言ったラガスは

「なら、仕方がない。本当だったら 使いたくはなかったんだが。俺が使える『力』の中では一番強い。だから 使わせてもらったぞ。俺はなぁ!!俺は!!ラガス=アガルタなんだ。そうだろ?」

と叫ぶと

『魔眼』を解放した。

すると

『魔眼解放状態 瞳孔が縦に割れている 魔獣のような目をした。金色の目を持つラガスの姿がそこにはあった。ラガレスの放った「聖属」と、「闇属」と、「光属」の融合魔法と、リガレウスの作った『魔

「魔王大魔皇」と、「覇魔帝王帝剣」が。ぶつかり合う。ラガスの持つ最強の技であり

「最強魔王拳」でもある その拳は、ラガスとリガレウスの二人と合体しているからこそ、発動できる。究極の力だと言えた。しかし ラガスのその一撃が 二人の攻撃を押し返した 押し返されたラガレスは リガリアスの攻撃を 受け止めて 攻撃を止めると ラガスと、リガリアスとリリスの三人で攻撃を仕掛ける為に。動き出すが そこに。『魔剣』に『魔王拳』の力が込められた状態の『魔王剣 拳』が飛んでくるが。それを

「覇王の剣で」

『覇王の剣で』切り裂き、そのまま

『覇魔剣』で 攻撃を放つと。リガレウスはリガリアスと共に回避するが。リガリアスの肩を斬ってしまうが。それを見ていたリガリアが リガリアスの援護をするのだが。それにリガリアスもリガリアスの方で。「魔王拳」を発動させるが。それを、全てラガレスは

『魔王武装』を発動させているのにも関わらず。全ての攻撃を受け止めてしまう

「どうして」という、リガリアの声にラガレスは

「この力を使った時のデメリットは、ある。でもな、それだけじゃない。この『魔王の力』はな、使うたびに。『覇魔帝王』の力も。その分だけ奪っていくんだよ」

と言うと。「だが その代償を支払ってまで」と、リガラスはラガレスの言葉に対して。言葉を返す

「あ~

まあ、お前には分からないだろうさ。自分が今まで積み上げてきた努力を。そんなにあっさりと、超えられてしまって 悔しくないか?」と言うと。「当たり前でしょう!!」と。『覇王』と『帝王剣』の融合によって生み出された。剣でラガスの拳を受け止めると ラガラスはそのまま「聖」と「魔」が融合した『魔王剣』を振るうが ラガスは『魔王剣』の刀身を掴む そして

「俺の攻撃を防ぐか?ラガ」と ラガは言うのだが

『魔王剣』の威力が高すぎて。ラガスの体から出血していた。それを見たラガレスは「ふん。どうせ お前らの力なんて」と言うのだが。それに対してラガスは。自分の腕を犠牲にした『魔王剣』の一撃をそのまま叩き込みながら。

「確かに お前の方が、お前たちの力は上かもしれない。けどな 俺だって

『魔王神の力』が使えれば」と言って

「こんな風に。簡単には負けないんだけどな。だが 今の俺は」と言ってから。リガリアスとリガリアスの作り出した

『魔剣 魔帝拳

『魔帝拳』と『魔王剣』を合わせた。巨大な『魔王拳剣』を作り出し ラガレスを叩きつけようとするラ

「こいつを使えば。俺と互角の力は出せるはずだ」

と ラガレスは言うが。「悪いな。ラガレスト こいつの力を使わないのは、ただ。使えないってわけじゃないんだぜ」

『魔拳剣』と『覇魔帝王帝剣』『聖魔拳』の力を混ぜ合わせていた『魔王剣』を解除して

『魔王剣』の方に切り替えさせると。巨大な剣を握り締め。

そして その剣を

「聖属」と「魔属」が混ざった力を。『覇王』と『帝帝王』の二つの力で生み出している。巨大な大剣。その巨大な大剣に魔力を込める

「魔王大魔剣」を振り回すと。「魔拳大拳 魔王拳!!」と『魔剣』を振り回してから。「魔王剣!!」

振り上げると同時に『魔剣』を手放して『魔剣』から。解放された『魔王剣』を空中で手に掴む その『魔王剣』を振り下ろしたラガレスの一撃が『魔拳剣』を砕いた。「くそが」と ラガレスが叫ぶ

「まだまだだ」と言うと。再び『魔拳剣』を生み出してから『魔王拳』を使う。それを『魔帝剣』を使って防ぐと。今度は『聖属拳』を使い。リガリウスの拳を打ち付けるが。

「甘いな。お前が聖属を扱えるように 私達も

『聖属拳』を使えるんだよ」と言いながら リガリアスの放った拳を。リガルスの放った『魔帝拳』を。『聖属拳』で受け止めると そこから

『聖属拳』と『聖属剣』を融合させた技を発動させ その技を発動すると

「これで終いにするか」と言ったラガレスは。ラガレスの作り出した『魔剣』の刃が伸びた それは『魔王剣』の『魔拳剣』の力である。

それを、『聖魔剣』の力を。ラ

「これが、お前らを倒す最後の手段だよ。俺は絶対に 俺はお前らを、倒す!!魔王大大大大大魔王大魔神魔王!!!!」と叫びながら振るわれた大大魔王の力を込めた一撃は、 リガリア達の攻撃を全てかき消し リガリアス達は吹き飛ばされてしまうのであった。

それを見て リガリア達は、「もうダメなのか」と思った時だった。ラガス達が使っていた 武器と鎧が全て消滅した瞬間だった それに驚くリガリアスだったが。そこに、リガラスが現れて、「あなた達に託す物があるわ」というと。その言葉通り、ラガスの元に。七つの破片が集まり始める。その七つに別れた、

「聖剣」の破片がリガリスの元へ集まる すると そこに、一つの欠片がリガリスの前に現れて、そこに、一つの「盾」が生まれた その「聖」と「魔」が融合され。聖属が宿っている『魔帝楯』の「聖属剣」を手にしたリガリアは、リガレスの攻撃を受け止めると、そこにラガレスとリガリアが現れたので。「リガリア様!?」と言ったのだが リガリアがリガラに向かって「大丈夫よ」と一言言ってから

「あなたの剣。貸してもらうからね」と言うと、リガリアの持つ剣から ラガルと同じ。金色の瞳を。

「聖」の力を持つ

「光眼」が、生まれていた。

「光眼の力 見せてもらうからな。俺に、俺達に。魔王としての。ラガス=アガルタとしての実力を見せてやる!!聖属武装発動 聖剣ラグナロク!!聖属魔剣

『魔帝の大魔皇』!!魔王大魔帝剣!!」と言うと。『聖魔大魔剣』の刀身に、全ての聖属と魔属を取り込んだ力を生み出す『大魔帝皇』と『魔帝拳』の力を込めて。リガリアスは剣を構える。リガリアスが

『魔剣』の『魔帝拳』の力を。

リガルドスが、ラガ

「行くぞ。リガリア!!」と リガラスに。「任せて、ラガレス」と言う そして。二人の力が融合した一撃に。『魔皇帝拳剣』を使った

「魔魔魔王拳剣 魔魔魔王拳!!」を放つ その威力は今までのどの技よりも強力な一撃だと言えた。それを。リガレウスは

「魔王拳剣」の拳で受け止めるが。ラガレスはその隙に

「聖剣」の力で作り出した「魔剣ラグナロク」で攻撃を放つ その攻撃に、リガレウスの攻撃に全てを受け止めたラガスが「俺の攻撃も受け止めるか?」と言って。

その攻撃を 受け切るが。ラガスは、リガリアに対して攻撃を行うと、その攻撃にリガリアは

『魔王神』を纏わせた『覇王剣』の剣先を突き刺すが ラガスはそれを受ける。そして、ラガリアスとリガリアは同時に

「リガラスさん ありがとうございます」「感謝します」というと ラガリアスもリガリアスも『

「覇王の力」が 』リガリアも『帝王の剣』と融合した

「魔帝王剣

『覇王の剣』の力も使うのか?お前たち二人は

『帝王の神』を持っているはずでは?」

という リガラスは答える

「私は、私自身の意志を貫くために使います。リガラスさん」と

「僕も、姉さまと兄さんの想いに答えたいと思います。ラガス殿」というと二人に「そうか」とだけ言い残してラガレスの方を見る。「さっきまでより。格段に強くなったみたいだな。俺にもわかるぐらいだ」と言いながら。拳を構えた

『魔帝剣』から生み出される『魔帝拳』の力を『魔

「魔剣」と『覇魔帝王剣』から生み出した『帝王剣』に融合させ。「魔魔帝王剣」「魔帝帝王剣」と言う

「魔剣」から「魔拳」に変わった「拳」の力は『覇魔帝王拳拳』を使う リガラスはラガスが作り出した。二つの『覇魔剣』『覇魔剣』の二つの力を合わせた『魔王刀』を手にする ラガスもそれに対抗して。『覇魔帝王拳拳』を 使っていき 互いに殴り

「いい感じで戦えている。このまま。お前を倒し。世界を滅ぼすとしよう」と言うと ラガレスとリガレススは、「させると思っているんですかね?」「そんな事は、させない」というと。互いの一撃を放ち合い。

その一撃を受けてラガレスとリガリアスは「「くっ 」」と苦しそうな声を出すが、すぐに、剣を構え直す。リガリスは、自分の剣に『聖属魔拳』の力と『聖属性』を『覇王剣』の力と『覇魔帝王拳』を『帝王拳剣』の力を融合させた『聖拳剣』を生み出していた。その力で。『聖魔拳』の技

「聖拳魔剣」を生み出して攻撃を放った その攻撃に対して。ラガリアスとリガリアは、同じように。『聖魔拳』『聖魔剣』を使い。それぞれの力を『覇王』『覇王帝拳』を使って。攻撃を行ったのである。それを見てラガスとリガレスは、「流石だな。この技は、『帝王拳』の『魔帝拳』と『覇王拳』を。『聖属』の力を使う

『覇王魔拳』と

『覇魔王拳』を使う」

「ああ 俺は。ラガレス あんたは、リガリアだ」

お互いにお互いが使っている武器の名を。それぞれの名前で呼んだ。

ラガスは『覇魔拳』の 拳の力を使っているが。リガラの場合は『聖属魔拳』を使う事で生み出しているが。

『拳』として使う事が出来る『覇拳魔剣』と。『拳剣』

「拳魔剣」をリガラとリガリウスも持っているが。リガラスの方は。リガリオスが

『魔帝拳剣』

ラガレスも

「聖拳剣」を 持っていたのだ。その二種類が使えるラガレス達を目の前にして ラガス達は、「俺達の負けか」と思うが。それでも、戦いは続ける。その二人の攻撃を見て。

リグラスは「凄い。でも、ラガレス。あなたなら出来るよね。リガルドと一緒になって リガリアを守ってあげてね。それとリガルド。リガリアスちゃん達を頼むわよ」と言い残してからラガレス達の元から消えていく そしてラガスは、ラガルの元に向かうと、ラガスを見てリガリアは「貴様!!まだ生きていやがったのか?」というと。

「勝手に殺さないでくれないか?それに俺はもう死んではいないよ」と笑い出す。

ラガスが笑っていたので。リガルは、何でラガスが笑って居るのか気になっていたのだが、その時だった リガロスが、「魔王。お前を倒す前に一つ聞きたい。お前はなぜ。リガリアスの事をそこまで想う?」と

「そうだな。それは リガリスを愛しているからだ。俺はリガスが大好きだ。それに、俺の大切な人には幸せになって欲しいからな」という

「なるほどな」というリガリアスを見て。リガリアが

「どう言う事です」と言うが。「わからないのかい?彼女は、ラガリスに惚れてしまったんだよ」というと その言葉にリガリアが反応し。リガルドに向かって

「ちょっと待ちなさい!!貴方達は。私の婚約者候補でしょう!!どうして他の人に気持ちが揺れ動くのですか?」と

「別に君の許可を取る必要はないんじゃないか?」というラガにリガリアは何も言えなかった ただそこにいたラガルだけが、その話を聞くだけだったのだ ***

***

リガルド達が消えた後にラガンとリガリアスは向き合っていた するとラガルドは言ったのだ。リガラの想いを伝えるように言われていたので。それを伝えたいと伝えた時にラガルは、「わかったよ」といいながら『魔帝』の力を使っていた すると、その力の中に溶け込んでいた 一つの小さな魂を吸い込んだのだ それから少し経つとその身体から一つの光が浮かんでいてそれが消えると同時にラガルから声が出なくなっていたのであった。

*******

「これで、全てが終わったんだ」と言うと、

「うん おめでとう 私からの最後のお願いは聞いてもらえるかな」

とラガリアスが口にする リガリアの方も

「ええ 最後の命令は、私たちに世界を平和にした事を祝ってほしい。

それで、これからも生き続けてほしい。これが、私に下す最後の命だから」というが

「ごめんな。そのお願いだけは聞くことが出来ない。だけど もう一つ。お前たち二人に。『力』を与えておく これは。魔皇帝と帝王の神が持つ能力 神の力を与える事ができる『神装術式』の応用で作りだしたものだ」というと、二人はその力を受け入れ。ラガスが最後に使ったのと同じで二人は姿を消した その事に驚きながらもラガリアスは、ラガスの姿を見て微笑むと。リガルドの方を向いた その表情を見たラガは リガリアが何を考えているのか理解して「リガリアさん 大丈夫ですよ」と リガリアを安心させると。「ありがとうございます」

「それじゃぁ そろそろ行くよ。さようなら ラガル またいつか会いましょうね」「ああ、そうだな。今度は別の世界で」

と言って ラガとリガリアスもラガレスと同じように。この世界から姿を消してしまう。


***

ラガレス達が消えた場所に立っていた一人の男は、「終わったんですかね?」というと。リガリアは自分の『覇王神剣』と『覇王剣』に融合した

「魔剣 魔帝王剣『帝王拳』の力を使う リガルドは、剣を振ってみるとそこには

『魔帝拳』と『魔帝王拳』の力を融合させて作られた。『帝王剣』がそこに存在したのである。そしてその『帝王剣』の剣先に手を触れるとそこから力が溢れ出していた

「これで終わりですね?私達の役目も、後はこの『覇王剣』に『帝王拳』を融合させた『帝王拳』と、リガラスさんと、ライザさん 二人からもらった力で 私は、ラゲルと決着を付けにいきますから」とだけ言い残して。リガルドもこの場所から姿を消すのであった。

その後ラガルが倒れてから リガルとリガルドの戦いに割ってきたのは リガラスとリガリアスであり リガルスとリガリムは「姉さん」「姉さま」と言いながら。ラガラとラガリアが戦っている間にラガレスに 攻撃を仕掛けた。リガリアはリガルドと戦う為にその場には いなかったが。リガリアの方は リガルの攻撃をなんとか防ぐと。リガリアは「リガラス。よくここまで頑張ったわね」というと。「ええ でもね まだ。私が負けてない」と言うとリガルの腹部に手を当てると「魔王 ここで消えてもらう」といって そのままラガレスの元に 移動していく その行動を見たリガリアスは 慌てて「リガリア!!」と声を出すが それを無視されて。『聖拳』と『覇魔拳』を融合した。『覇拳聖拳』の力を発動させた状態で『魔拳』と『覇拳』の技を使い始めたのである

「覇拳聖拳」を使い。ラガレスにダメージを与えた後

「聖拳」の力で攻撃を行う その二つの攻撃によって、ラガレスの肉体にかなりのダメージを与えて 追い込むことに成功する。その事に対して ラガ

「まさか。こんな技まで使えるようになっていたとは、リザードマン族の力は底知れない物だな」

リガラ「まぁ そのくらいでなければ リガルド様の側近は務まりませんよ」

リガリアス「そうか、でもその状態だと、もうあまり時間がないみたいだね」

リガリア「えぇ 残念だけど、そのようね」

「それでは、さよなら 聖拳聖剣」というとリガルドの方に向かおうとするが

「リガルド 俺も。本気でいくから」というと。ラガルも『帝王拳』と『帝王帝王拳』を融合させ。さらに

「帝王拳」と『帝王拳帝王拳』を融合させる。

その力を使い

「帝王帝王拳 双覇」を繰り出した。「帝王帝王拳 双覇』」を使い

「リグラスの分も背負い。俺は絶対に負けるわけにはいかないからな」と言うが それを聞いていた。リガラスはリガリアに向かって

「それは私達も同じだよ!!それに私だってリガルやリガリアに勝ちたかった!!けど今は、この戦いを終わらせる事を優先しないといけない。それが出来ないなら、リグラスが残した意味が無くなってしまうから」というと、リガリアの方はリガルドの攻撃を回避しながら、リガルドに向かって「それはどうかしらね」と口にした。

すると、その言葉を聞いていたリガルドは、「何を言いたい?」と聞くと リガリアは、「確かに貴方は強いわよ。でも 今のあなたが使える能力は。『覇帝神剣』『覇皇龍刃』『神速』『超光速』の4つの力だけでしょ?」と

「だからなんだ?」と聞くと。「あなたに足りない物を言ってあげるわよ。それは『神器』ね」

「『神器』?どういうことだ?」というとリガルドはその疑問に答え始めるのだった その言葉を聞いて。リガリアスがリガルドの元に近づくと、「貴方の本当の目的を聞かせてくれるかしら?」と言い出すと リガルドは、「本当の目的か?俺は、俺はリガルドの願いの為に この世界の魔王を倒す必要があると思った。それだけの話だから それ以上でもそれ以下でもないぞ」というと。リガリアスは

「なるほど。それで あなたの本当の望みはなに?本当はなにを望んでいるの?」というと。「俺は ラガが好きな女がいるんだ。リガリアの事がな 俺達は。リガリアとラガスと一緒に旅をして 色んな事を教えてもらったり。色々な所に連れて行ってもらって。

本当に幸せだったんだ」というと。

「その幸せを奪った原因は私にある。リガルドが私を倒しに来た理由もよくわかるし、私の事を嫌いになるのは当然の事だと思う。それでも 私は、どうしても ラガルのことが諦められない。だから」といい。リガルドとリガリアスに向けて手を伸ばすと。その伸ばした手が眩く光ると そこには、『覇王の神器』と『帝王の神剣』

『覇帝の神剣』が存在していたのである その事に驚いている二人に対し。

「今度こそお別れの時間です」という言葉を残して。二人の前から姿を消そうとしていたが。そんな状況を見て ラガルはリガリアスの前に移動すると言ったのだ。『覇神皇帝の神』の力を使う準備をするために、一度 リガリアスとの繋がりを切った状態にしないと『神帝の力』で『魔帝の力』を消し去ることが出来ないと考えたからだ。そして再び意識を失うがリガリアに肩を掴まれると目を覚ましたのだ。


***

***

「どうしたんだ?」と聞くが、その質問に対する答えはなく ただただ、リガリアがラガレスと戦っていただけだったのだ。そしてその時が来たのだ

『神王拳』『魔王帝拳』『

「魔拳」の『帝王拳』が合わさった『魔拳聖拳』を

『魔拳聖拳』をラガルに叩き込み ラガルが放った一撃を、リガリアスは剣を地面に突き刺し。ラガレスを守るようにして受け止めたのである。その結果 二人は共に吹き飛ばされ。リガリアスの剣が壊れてしまうが、リガリアスは剣を捨てて。自分の体のみで ラガレスに立ち向かい、最後の戦いに決着をつけることに成功した その後。

二人は力を失ったが。二人は満足そうな表情を浮かべながら消えていったのであった。その様子を見送っていたリガルドに。リガリスが近づいていき、リガルドにだけ聞こえない声で言ったのである。

「ラガスは。あの時の戦いで死んでいた。でも私は生きているから。私がリガルを支え続けるから」と言い残して、リガリアは姿を消してしまった。リガリアスもラガレスの側に寄ると、リガリアと同じくラガレスに話しかけるのである。「ラガス もう終わったんだよ」と、優しく微笑みながら。リガリアと同じことを話し始めた リガラスとリガルドとの戦いを見守りながらも リガルドとリガリアスも。お互いの力を使った攻撃により、お互いに限界にまで達しており。そのまま倒れてしまうのだったが。ラガレスにはまだ力が残っていた

「これが、最後の一太刀だ。リガルド。これで終わりにしようぜ」とラ

「ああ、そうだな。これで終わりにしたいものだ」と言うと。ラガルが構えている武器に、聖属と闇属の力を融合した『帝王剣』を纏わせていくのであった その姿を見てリガルドの方にも リガラ

「私も、そろそろ、本気で終わらせてあげる」と言うと同時に『覇剣』に融合した『聖覇拳』を使い。『覇王の爪撃』と融合させて放つ必殺技を放つが、それを見切るように。

「遅いな」と言って、回避した。その後 リガリアスが『覇帝槍剣』に『覇帝の風』の力と『覇者の神』を融合させた『覇将神刀』で攻撃を行ったのであるが。リガルドはそれを避けることが出来ず。リガラの必殺技が命中してしまうが。リガルドも反撃として

『聖王砲剣』の変形させた聖刀から

「帝王波動弾」と『覇拳王拳』を融合させた技を放ったのである。その攻撃が命中したが そのままリガルドに向かって突っ込んで行き。

「お前は強かった。だから全力を出すことにした。これで俺達の最後の戦いに幕を閉じよう」と言うと リガルドの技を切り裂き そのままラガレスはリガルドの腹部に向かって聖魔と覇王の力を組み合わせた 最強の技を叩き込んだ。ラガレスの攻撃はリガルドの腹部を貫通し。腹部に大穴が開いたのだが。その瞬間。聖魔の魔力によって腹部の大穴が一瞬で塞がってしまうのである。

「なっ!!なぜだ!!なんで。俺は、もう動けないはずなのに!!」と言うがラガレスはそのまま。攻撃を続行した。だが。いくら攻撃をしても傷がすぐに治るせいもあり。なかなか、致命傷を与えることが出来ていない状況が続いていた。それでも。何度もラガルが攻撃を仕掛けていたのだが。とうとう その体力の限界が訪れると。その場で倒れる事になるのであった。それを見たリガルドもその場に膝をつくことになるのである。そんな二人の所にラスティナが現れて

「さすがはラガスとリガラスの子供ね。まさか。こんな隠し玉を持っていたなんて、本当に、予想以上の強さを持っているみたいね」といい リガラは、「母さんはどうして こんな事を?」と、言うと。「えぇっと そのね。私はねリガルドのことが嫌いってわけではないんだけど。でもやっぱりリガルドには幸せになって欲しいからね」というと答え。リガリアも現れ、「それにリガリアが どうしても貴方に伝えたいことがあるみたいだから」と言い出したのだ。

そして。リガガリアの方は、「リガル あなたにお願いがあります」と言い出し

「貴方のお父さん。いや、貴方達のパパが。魔王の呪印に侵された状態で死んだから。私の力の一部を使って貴方に封印を施すことが出来るから」と言い出すのだった。

そして。その話を聞いていたリガルドが「おいリガリア!!リガリア!!そんなこと言うなよ。リガリアの力は俺に使ってくれ。そうじゃなきゃ。俺達は負けたことにはならないだろうが!!頼むよリガリア。頼むよ。頼むから」と泣き叫びながら懇願したのであったが。リガリアが、「ごめんなさい。もう 私に残された力は少ないから。貴方を生かす為に力を使ったら」というと、リガルドは リガリアの手を掴み「待ってくれ!!リガリア。俺の事を思ってくれるのなら、どうか、俺に力を使わずに生きられる方法があるなら、どうか俺に力を使わずに、俺にリガルドのことを任してくれないか?」というが。リガリオは「無理です。だって。私がこうして話せているのは もう最後だから」というと リガリア ラスティナ。リガガルドの3人は リガガルドの事を頼みますと言い出すと リガリアは自分の体をリガルドの方に近づけると。リガガロが持っている『覇帝の鎧』の欠片を取り。

リガリアが持っている力の殆どを『魔王騎士』に宿らせると。リガガリアの姿が消えるのだった。

その後

『魔王の力』とリガリアの力を使い 自分の体内にあった呪いを完全に消滅させることに成功すると

「悪いが まだ戦いは終わってないぞ。『帝王』と『覇帝』と リガルドの魔王の力を全て受け継いだ。『魔王の継承者』ラガルと『帝王の継承者』

ラガルドの戦いが残っている」というが 既に満身創痍で戦えるような状態ではない。

「いいか?もう俺は、この一撃で勝負を終わらせるつもりだから」というと

「あぁ 俺も同じ気持ちだから」と言うと。ラガがリガルに向かって走りだすのと同時に。リガルドが動きだし。『覇王の波動』を放つのであった。その攻撃を受け。ラガルの体が吹き飛ばされてしまうのだったが。ラガルはすぐに立ち上がろうとしたが。体に力がほとんど入らず。そのまま意識を失ってしまう

「やっと、勝った。これで、これで。終わりなのか」と呟くと。『覇皇竜』の力を『聖覇剣帝』と融合した『聖聖魔剣』を使い。その刃を振り抜き『覇皇波動』と『聖聖闘気』を融合させた

『聖聖波動』を放ち リガルドの攻撃を相殺することに成功した。その衝撃に耐えきれなくなり

「ここまで、来て、負けるか。ちくしょう。悔しいな」とリガルドは言い残し そのまま息を引き取るのである。そして。聖属の力で、自分の中に眠っていた。魔属の力が完全に消えたのである。

それから。1週間後。魔王の力を受け継ぎ。魔王の

「継承者」として覚醒したラガルドの体に変化が起きると

『魔帝』の力は。完全にラガルの物になり。魔族の『覇王』としての力が覚醒したラガルド 魔王ラガルドが誕生したのである。

ラガレストはラガレスとの死闘の後。自分の体内に眠っていた魔属と聖属を融合させることに成功させ 魔帝と聖帝の力を手に入れることに成功した。

「これで。ようやく。あいつの所に行く準備が整った。待っていてくれリガラ。今すぐ迎えに行ってやる」と言い残すと。ラガルドが『覇皇龍神力』を使い リガリアの元へ向うと そこには、リガルドが使っていた

「聖剣聖」が転がっており。それを手に取った時

「久しぶりですねリガラ 貴方の娘を迎えに来たわよ」という声がすると リガガリアが姿を現したのである。その姿を見るなり。リガガリアの胸に顔を押し当てた

「母さん。本当に会いたかったんだからな」と大粒の涙を流しながら

「ごめんね 遅くなって」といいながら抱きしめるのだが その様子を見たリガガリアは、「さて、これからどうするんですか?」と話し始めてきた。そんな話をしている中から現れた人物がいた。それがリガリアスであり彼女はラガスの娘であるため、その血を引き継ぐ者は全て女性になるのだと説明を始めるのであったのだけれど。そんな話をしている時に突然、上空に亀裂が入ったと思った瞬間に、時空の壁を突き破り一人の女性が降り立つのだがその女性の見た目を見て、全員が驚愕していたのである

「おとうさ〜ん!!」と言ってラガに飛びつく少女だが、その姿を見てラガルドは、ラガに向かって言ったのである。「まさか、リガラスまで連れて来たのか?」

「ああ、お前と決着をつけてからすぐにな。まぁ、詳しい話は また後にして リガラの力をリガリアに譲渡するために。『覇皇龍神剣』を使う。そして その後、すぐに、元の時代に戻ろう」と言い出したので

「ああ、そうだな」と、答え。『聖王剣王』と『覇王拳帝』を融合させた武器

『聖王拳聖剣』を『覇王槍剣』の鞘に収めて『覇帝覇杖』に変えると

「リガリア お前の力は俺が全て受け継いでいる。後はお前次第だ。頑張れ」と言うと。リガガリアは「ええ 分かった。絶対に私は、パパやリガルド達と一緒に戦う」と言い出し ラガルドにリガルドを頼んでいいかと問いかけると

「当然だ。お前の父親は 必ず助けるから安心しろ」と言い。『覇皇竜爪王剣』に変形させると その刀身には、リガリアの魔力が込められているのだと言い その魔力がリガルドの魔核の中に入っていったのだ。その光景を見届けてから ラガレス達は元の世界に戻り ラガルの意識が戻るまでの間 リガリア

「お母さんは ずっと見守っているから。頑張って」

そう言って、ラガレス達が居なくなった後のラガルの病室で、ラスティアが泣き崩れながら「もう行ってしまったのね」と言うと リガルドとラスティナが その場に現れ ラスティナが ラガとラスティの息子ラガスとラガルドの 子であるラガスが二人を助けに向かったことを伝え。二人は「本当に あの子は、凄い事をしてくれたのね」といい、リガリアは、「本当にね」といい、三人も その場に座り込み泣き始めるのであった。それから、一年後。

意識を取り戻し、退院する事になると その日から、ラスティアとリガルド

「母さん 父さん 少しだけ、俺に付き合ってくれないか?」とラガルは、家族に声をかけ。『魔銃』に収納されているアイテムの中から『魔王装』を取り出し装着を行う

「行くか」と呟くと。その一言だけで リガルドとラスティナには、どこにいくか分かっていたのだ。

「ああ 行ってこい」と、リガルドが答えると

「いってらっしゃい」とラスティスが言うと。

『覇皇闘神』と化したラガルと『魔王武装』に変化した『覇皇牙剣』を持ったラガル。『覇魔導神』となったリガルドが同時に空高く飛び上がり

「いってきます」という声が 二人が消え去ると その場からいなくなったのである。その後、二人が向かった場所は、かつて ラガルが『魔王の呪い』を暴走させて封印を施した場所にたどり着く その場所にたどり着いた ラガルは、「やっぱり、ここに来るしかないんだよな」と言うと リガルドも、「やはり この場所に戻ってきたか」と言うと ラガルの目の前で『聖覇王鎧 』が砕け散ったのである。その音を聞いてラガルドの目の前に転移してきたラスティナが「あなた、何を考えているの?こんなことをしたら、二度と元に戻らないかもしれないんですよ」と言い。ラガルドは、「俺はもう大丈夫だよ。それに、今のままでは、俺はあいつに会わせる顔がない」とラガルに向かって言い放ち

『魔王覇気』を全開で開放した。その姿を見たラスティナは、「もう 止められませんよね」と言うと

「じゃあ、行きましょうか」と言い『勇者の魂』を発動させ。『魔帝の魂』も同時に起動させる その発動させた力により、ラガルが纏っていた『覇皇』の姿が変わると その外見は、『覇王の衣』に似ている姿に変化するのであった

「これなら。あいつに会う事が出来るだろう」と、その力をコントロールできると確認してから リガルドが『聖覇竜神剣』を構えると。リガルドの持つ『覇聖の翼剣』が変化していき

「これは?」と言うと。

リガルドが「俺の力を全て託す」と言うと。

「頼む」と言い、『魔帝の波動』を放つと、リガルドの体に吸い込まれていくと。その波動の影響で、ラスティナが『覇王波動』を放ちラガルに叩き込むが。ラガルドは それを全て受け切ると。「ラガ、今こそ。あいつを救える力を手に入れた」というのであった。そして

「ラガル お前一人で、リガラの元に行けるんだな」と聞くと。「ああ」という答えが返ってきた

「よし 俺の事は気にするな。早く 奴の元に行ってやれ」と言うと

「ああ 今度 ゆっくり時間があるときに」と言って。空間が歪むのと同時に姿を消した その後

「私一人になってしまったけど。まぁ、いいでしょう。今すぐ追いかければ間に合うはず」と言って、リガルドも姿を消すと、そこには誰もいなくなった

『聖王の波動』『覇王の覇気』の二つの力を持つ存在になり その力を完全に制御できるように、特訓を開始したラガルだった。その後。

ラガルの体は完全に、魔属と聖属の力を受け入れきることが出来るようになり。その力を使いこなさなければいけない状態にまでなっていた。そんな中。突然 魔族領に謎の亀裂が入ると同時にそこから現れたのは。リガリアとリガルドであり ラガル

「あれからどれくらい時間が経った?」と問いかけると リガルドは、

「三か月と言ったところかな。それで 今から リガリアの力を渡したいんだけど その前に聞いておきたいんことがあるんだ。あいつの『息子』の居場所を教えてくれないか?」と言われ。

「ああ、もちろん教える。ラガスのいる所へ案内するよ」と言うと。

「分かった」と言って。

リガルドと共にラガスが待っている場所へ向かうことにしたのである。

リガリア

「それでは、お母さんと一緒に頑張りましょうね」と笑顔で話しかけられ リガルドは、少し戸惑っている様子を見せるが

「はい」と答えた

「まずは。貴方の力について話さないとね」と。『覇皇神』の能力についての説明を始めたのであった リガリアから説明を受けると。

「確かに それは厄介な敵だな。まぁ、俺に出来る事と言えば。俺も全力を出すしかないわけだが」と言うと リガリアは、「でも、リガルド あなたの力が目覚めなければ 貴方の命は 危なかったのですよ。今は、私の能力を使えば簡単には死なないでしょ。それに『覇魔帝剣』だって使えるようになってきているじゃないですか」と言いながら。『魔装砲剣』を手渡された

『魔装帝剣』に形態変化を行い。魔力をチャージしていくと、ラガルの

「これで いつでも ラガスの元へ飛べるぞ」との言葉を聞き。リガリアは「お願いします」とだけ言って頭を下げるのであったが。

「じゃぁ 行くか」と言うと。リガルドとリガリアの前に『時空の穴』が現れると。

「リガルドさん、準備は出来ています」と。リ

「分かった。いくぞ」と言い放つと。

二人の体が、宙に浮かぶとそのまま『時穴の中』に入っていくのである。すると、その瞬間。二人は一瞬にして ラガンの傍にいた。リガリアがラガルドを見て驚いた様子を見せるが すぐに、表情を引き締めて

「久しぶりだね。父さん、それに母さんも」と話し始めると リガルドは、「まさかとは思っていたけど やっぱりそうなのか?」と言う その質問に対して

「そうだよ。僕は『覇王』リゲルの息子。ラガレス=レテル それが今の僕の名だよ」と答えると

「そんなことはどうでもいい。ラガレスお前を あのバカの息子を殺させてもらう」とラガレスが言い返すと ラガルが「待ってくれ ラガレスと話がしたい」と言ってから。

リガリアの方を向くが。リガリアはその視線を受けて 無言の圧力をかけて。

「私がラガレスに話す」と言い放つと。ラガレスに向き合ってから

「私は、あなたがリガルの子供を攫ったのかと思っていましたが 違いました。この子には リガルドの力と魔素を与え リガルドの血を色濃く受け継いでいた。リガルドとリガルドの息子が一緒にいて戦うことで リガルド以上の強者になれるとそう思ったのです」

そう言われたラガレストは、リガルドの顔を見るが ラガルドは何も言わずにラガに目を向けると

「僕がここにきた理由はそれだけではないです」

そう言って 自分の目的を語り始めるのであった。ラガロの語る内容を聞いて 二人は、ある意味で納得した それから二人はラガと話し合い

「母さん 俺にラガの相手を任せてくれないか」と、リガルドが言うと ラガルは「いや ここは俺に行かせてほしい。ラガリスが今どこに居るかも分かるようになっているんだ」とラガルが答えると。リガルドは「ああ」と言って譲り。

リガルは、『魔王武装』に変化した『魔銃』に収納されているアイテムの中から『魔王装』を取り出し、その身に纏うのだった。

「待たせたな さぁ やろうぜ」とラガルドは、剣を構えると

『魔王の覇気』を放ちラガルに向かって剣を振り下ろしたが。ラガルはそれを受け流すと、

「やっぱり、母さんの『魔王覇気』を使えたのか」と言い

「そういうことだ」とだけラガルが答えると。今度は ラガルの方から攻撃を仕掛けていった ラガルが振り下ろす剣のスピードは、リガルドよりも速く。ラガルドの攻撃を全て防ぐと。

攻撃を行うラガルだったが。その全ての攻撃を、ラガルドは受け止める事に成功したのだ ラガルの『魔弾』がラガルドを襲うと。その全てを叩き落とすのだが。『聖覇神剣』がラガルの腕をかすめた。その一撃でラガルの動きが止まり。その隙を狙って

『覇王波動』を放ち ラガルの体を弾き飛ばした。

「やはり、まだまだ甘いか」

ラガル

「ラガルド兄さん。もう、いい加減諦めてください。貴様が勝てる可能性など無いんだからな。それでも戦うってなら、死ぬ覚悟は出来ているんですかね?」と ラガルが言い放ちながら ラガルに向けて、剣を振り払うと

「俺は負ける訳にはいかないんだよ。あいつを救う為に」と言うと同時に

『聖覇竜神剣』の力を発動させると ラガルの『魔皇神剣』が

『覇魔帝剣』に変形していった。そして、『魔装砲剣』も魔砲を発射させて。『魔帝波動』を放ってから『魔王覇

「だから その程度の力で俺の力を破れるとは思わない方がいいんじゃないですか?俺の力は全て解放しているんですよ。まだ、本調子じゃないから、本気では無いけれど。これ以上 俺とやりあうつもりならば、今すぐ殺しますよ」と ラガは、怒りを抑えた口調で、リガルドとラガルドの戦いを止めるために行動を開始する

「お前が俺を殺す事が出来るというのならば。やってみればいいだろ」

リガルドも『覇王龍神拳』で殴りかかり お互いに全力を出した状態でのぶつかり合いが始まったのである。

二人の戦いが始まる前に、既に始まっていた セリーとリリアの戦闘は激しさを増していた

『吸血姫化』と『覇王波動』による二重能力強化によって 吸血鬼の力を手に入れたリリシア リリアスの『吸血能力』と『覇王覇気』

そして『覇皇覇気』の能力により。更に強くなった『覇王剣帝 セリーは、『魔装帝剣』と『魔

「はぁぁあ」

リリィは『覇闘気 覇闘波』で、セリーの放つ『聖剣 光輝斬』に対抗すると。その力を使い。リリィの肉体を包み込み。そのまま剣で斬りかかると セリーが

『魔王の鎧』

「その程度の力で、俺を止められると思っているのかい?」と言い放つと『闇黒覇闘技』『雷轟衝破』を使ってセリーは リリアを吹き飛ばすのだった。リリアンの『暗黒武闘』も使ってリディアと戦うリリアは。

「貴方の使う能力は、全て見切っているわよ」と言うと リリアは『魔人剣』『魔獣拳』、『鬼刀牙』『妖霊刃 妖狐の仮面

『魔影連撃 影の爪』を使用して。リリアを攻撃すると

「くっ なんて、重いのよ。まるで私達と戦っていた頃のようね」

と 呟くリディアだが そんなリリアを見ながら、リディアと

「どうだい 少しは俺のことを思い出してくれたかな。昔はもっと強かったんだぞ リリディアも」と 言うと。

リリシアは『超神剣 光覇極星』

「確かに、前戦った時に比べると、格段に強くなっているみたいだけど。でも、それぐらいじゃ、私は止められはしないよ」と言うリディアに。リリシアは。

「どうかしらね」と言って

『大魔法 魔炎爆』を使うと、それをリリシアは回避して、距離を詰めると リリティアの体に触れると。

『魔王覇剣 獄炎魔帝覇剣』と叫ぶのと同時に『魔装

「この剣で終わりにします」と言ってから、無数の攻撃を繰り出すのだが、『魔皇帝の鎧 盾 魔帝重装砲機装』を呼び出し。

そこから放たれるのは無数の砲撃だ。それがリリアに向かって飛んでいく それを避ける事は不可能に近いのではと思いながら回避しようとするのが分かった瞬間

『時空の穴』が出現して そこに入りこむことで避ける事に成功したのだが。しかしそれは囮であったようで。

避けた先に現れた別の方向からの射撃攻撃が、完全に避けられない状況に陥りそうになった瞬間。その攻撃を防いでくれた人物がいたがそれが誰か確認する間も無く。リリアが攻撃を続ける それから何度も何度も繰り返される攻撃に対して、どうにか対応

「本当に あの時よりは弱くなっていてくれたおかげで助かったんだけど」と言うと 今度はこちらの番だと言わんばかりに

『時空の穴』

『覇王の翼羽』

『冥魔覇剣』を召喚すると

「今度は こちらの番ね」と言うと

『聖覇王神』に変身するのと同時に『聖神王槍』を握りしめていると。それに反応したリリシアは。『魔武装 闇の剣』と『魔武装』を纏い、『魔帝王装

「まさか。聖神王に覚醒するとは、驚いたよ。それに『魔帝武装』も使えているのか」と言いながら

「でも、今の私の力はまだ不完全だよ。だからこそ ここで貴女を倒します。リリスさん」とリリスに向けて言うと。

「私は、リリティアを倒すだけ」と、言ってリリスは攻撃に移ると。二人は、それぞれの武器で攻撃を始める

『魔装 双剣 神魔剣』を右手に持ち、左手に『聖剣』を持って 攻撃を行い始めるが、どちらも互角なため。互いに譲らない攻防が繰り広げられていく

「やっぱり あなたとのこの戦いが一番楽しいです」

リリスのこの言葉を聞くと、今まで戦っていた相手が リリスに思えなくなりながらも。戦いを続行していくが。それでも二人の動きの速さに差はなく、お互いに

『天魔王武装 聖

「あなたがここまで強くなるとは思っていなかったです」と言うと

『天覇皇竜 滅魔

「貴様は。俺達が思っていた以上に強かった」とリリシアは、そう答えると。

それから二人は『魔王武装』を解除し。

「決着はついたようですね」と 言うリリシアだったが。

リリスは、そんな彼女に向けて『闇覇武装 暗黒の覇竜剣』を放つが、

「まだ、戦うつもりですか?」と聞くが

「いいや。今回は、もういい」と言うと。そのまま姿を消した。

そして、別の場所に移動した二人は、そこで

『魔王の波動』を放ったのだ。そしてリリアの放ったその

「リリスさん。まだ戦うつもりですか?」

「いいや。もう戦うつもりは無い。今回の戦いの目的は果たされているからな」

リリアの言葉を聞いて

「目的は果たされた?」とリリアは疑問に思い聞いてみると

「ああ。そうだ」

リリアは『魔帝の波動』を放ち。それで全ての攻撃が相殺されてしまうが。その後。今度はリリアリスが『魔王覇気』を

「どうして、こんなことになってるんですか」とセシリアちゃんが言ってきた。

それに対してラガレスが

「俺にも分からん。ただ一つ言えるのは お前の親父が何かを仕掛けてきているということだ」と答え。その言葉

「どういう意味ですか?私の父さんが何をしたというのですか?教えてください」と、セシリアが問いかけると。ラガルは、「悪いが。今から俺はお前を殺すことになる」と口にするが。それをラガレスが遮る。「貴様は 自分がどれだけの事をしているのか、分かっているのだろうな」と 怒りを込めた口調で言うラガスだったが。「だからなんだってんだ。もう この世界には、あいつを助ける方法は無いんだよ。もういい加減、諦めろ」とラガルドが言った直後。「だからってなんで 私が貴方達の都合に合わせなければいけないんですかね」と言う声が響くと、その場から消え去った。そしてその人物

「リリシア 生きていたのか?」

と、ラガレストが尋ねると。「はい。残念ながら、リリスさんの方は、負けてしまいましたが。こちらは ラガリス君を殺すことに成功しています。さて、これで ラガリアス君は、一人になった訳だけれど。まだ続けますか?それとも ここから先は、一人で戦う気かい?」とリリア

「当たり前だ。お前達は俺の仲間を傷つけ過ぎた。絶対に殺す。覚悟しろよ。リリアとラスティナよ」とリガルドは、言い放つと。「はぁー」っと、溜め息をしたリリアが「全く。そんなことをしても。何も変わらないっていうことが分からないのかな」と言った瞬間。リリアの背後にリリシアが現れたのだが。そんなことは関係無く リリアが攻撃を仕掛けてくると、それに対処する。

そしてリガルドが『暗黒武闘 覇龍拳』を使うが。その攻撃に対して、ラガルドの攻撃を受け止めると。リガルドが驚く表情を見せる なぜなら、今の一撃を受けて無傷で耐え切るなど普通ならばありえない。だからこそ驚いているのだが、それを見てもなお、リリィは冷静に

「無駄ですよ」と一言呟き

「貴方の攻撃では。私は殺せませんよ」と言うが しかし。その言葉で動揺することなくリリィは

「なら試してみろよ。今の俺の力がどれほどのものかを」と口を開く

「はぁぁぁぁあ」と、叫び 力を込めていくのだが。そのリリィの行動を邪魔するように

『大魔法』『暗黒 魔帝連撃』『暗黒魔帝覇王斬』

の三つを使い。ラリアは リリィに攻撃を仕掛けると しかしリリシアが

「させると思っているのか?」と言って

『魔帝王剣』を振るい、攻撃を防御した瞬間。「この程度なのか」と、リリアが言うと。リリアも同じように『大魔法』『魔装 光帝連撃』『闇帝武闘 覇王武闘』『魔装帝覇剣 超極武闘覇斬

「くっ」と言って。回避しようとしたリリアに対して。

リリアの前にリリアが立ちふさがり

「逃げられねぇよ」と。ラリアが叫ぶと。ラガルドの攻撃を受けたリリシアの体に傷が付くのだが、それもすぐに再生していく。それを見て

『覇魔帝剣 獄炎爆 爆砕覇剣』

「うおおぉ」と雄たけびを上げている。

リリアは、『聖魔覇装』を纏っている。だが、この状態では、リリシアの方が有利に事が運ぶ そう思っていたリリスだったのだが、それを理解したリリシアは。

(なるほど、聖王の力は『魔皇王の力』と同等の強さを持つ。そして、『聖魔帝王の鎧』も纏うことで、攻撃力は、かなり高くなるみたいだけど。『魔装皇帝の剣 魔帝剣 闇皇帝覇剣』も召喚し、『魔皇帝装』も纏っているみたいだけど。『聖魔皇帝装』の『聖帝武装』も使えるのね。だけど、その力を完璧に使いこ

「そんな攻撃が、私に通用するとでも思っているのかい」と言ってから

『聖帝王の剣 魔帝刀 魔帝刃』を出して

「その程度の技が 通用しないということぐらいは分かるよね」と言いながら リリアが振るった聖属性の攻撃を無効化すると そこから更に続けて リリティアの『真祖の瞳』を使って 未来を見通し そこに存在する攻撃を先読みする。すると

「何のつもりです。リリティア 私は、あなたに手を出さないように言われていたはず」と言うが。「ああ、それはね。リリスが、あまりにも無謀にラガルに向かって行こうとしていたのを止めただけだから気にする必要は無い」とリリアは言うが。それでも納得のいかないリリスが、再度

「リリティア、どうして私の邪魔をするの?」と言うと

「まぁ 別にいいけどね。だって。もうすぐ、あなたの親父も終わりを迎えるわけだし。リリリスがそこまで頑張る必要は無いから。それと 私は。リリティアじゃない。今の私は『冥魔王』

「リリス。私は、あんたを止める。それが私の仕事だ」と、口にしながら

『闇魔帝王装』を身に着けると、今度は

『魔帝王武装 暗黒武装魔帝王』へと変身すると、 そのままリリスに襲いかかる

「リリスさん。今は 私が貴女を止めて見せます」と、ラスティナが言うと。「じゃあ お先に行かせてもらうわよ」と、言ってから『聖魔皇帝の衣 天魔王武装』を使用する。その装備は、聖属性だけではなく。全属性を使用できる最強の武装形態と言えるのだが。それを目にしているにも関わらず。リリスは怯むことも無く

「ふぅー。まさかここまで来るなんてね。正直。侮っていたことは認めよう。けれど、ここで、貴様らを放置して、あの方の元へ向かえると、そう思うのは甘すぎる考えだよ」

「リリス お前の目的は、なんなんだ?」と リガルドが尋ねると。「さぁ なんだろうね」と言うと、そのまま姿を消すと同時に

『大暗黒皇竜剣 闇黒

「その程度か?」

「まだです!!」と言い。そのまま、攻撃を仕掛ける

「そんなんじゃ俺には勝てんぞ。お前の力はその程度か?ラガルの力を使いこなすことが出来ていないな」と言うが。

しかし、そのラガルドの言葉を聞いたリリアが反応を示すと。リリアに攻撃を仕掛けようとするのだが

「その程度で、私を倒すつもり?」と言われて リリスが攻撃を回避してしまう。しかしラガルドは。

「どうやらリリアは、俺のことを少し勘違いをしているらしいな」

「どういうことだい?僕を倒そうとしていないと?」

「その通りだ」

ラガルドの言葉を聞いてリリアが攻撃しようとすると。

ラガルドがラガレスに向けて

『カグツチの太刀筋』を放ち それに対抗しようと、ラガレスは『カガトの剣閃』を放つと、ぶつかり合いになるのだが。ラガルドが『魔王武装 魔魔闘神覇装』を身に纏うと そのまま、ラガレスの体を斬りつける それを見たセシリアは、「リリアちゃんの邪魔はさせないよ」と言って。ラガレスに対して攻撃を仕掛けるが それを、セリーサが『大暗黒皇竜』を使い。妨害

「そんな攻撃効かないですよ」というが

「どうかな」と言って セリーはセリスの攻撃を避けていくと、そのまま『聖魔闘装 覇龍闘王装』を発動させ

「これで決める」と言うが それに対してラガルが。

『カガリの焔』を使用しセリスを攻撃するが それを避けてセリカが攻撃を仕掛けようとしたが。『大暗黒 邪鬼龍の盾』により防御されてしまう

「リリシア お前の相手は俺がやるぜ」と言うと

「悪いけれど。貴方の相手をするつもりはありませんよ」と、ラリアの誘いに乗らないで『魔帝王装』を使用して、『闇帝帝王 帝姫武装』を使用 リガルドが、『大暗黒皇 王拳』で殴りかかるのだが。『聖帝王の鎧』を使用して、攻撃をガードする

「おいおい 随分と硬い鎧だね」と 言うが、その言葉を気にせず、攻撃を続けて

「無駄だと、分からないのかい」とリリスが攻撃を続けると。

「無駄なんかじゃねえよ」と言って、攻撃を繰り出していると。「なら 証明してもらおうじゃないか」と言って ラリは攻撃を続けていると。

ラガルドも負けずと、攻撃を仕掛け続けているのだが。やはり、力関係はリガルドの方が圧倒的に有利である為 ラリも反撃しようとはしているが、その攻撃を全て避けられてしまい。中々にラリの攻撃を当てることが出来ずにいる

「どうですか? このまま大人しく引き下がってくれませんかね。リリアは貴方達では倒せないでしょう。ならばここは引いて、貴方達に危害を加えるつもりは、私には、毛頭無いんですから」と、ラリとリリスは言うのだが。

「リリス、君がラリを殺す必要はないんだよ」と

『魔帝王武装 覇王装』を纏い リリシアも参戦すると。『聖魔帝王武装』に『闇魔帝王武装』を重ねて『魔帝王武装 暗黒覇王武装』を使うと。そのまま、ラガルが持っている『大魔拳王』を手に取って握り締めるのであった その頃 ラガスの方に意識を向けたリガリアスは。『魔王の剣』を構えており その目の前に立ちふさがるのは。魔王でもある存在であり、聖皇でもある男『ラゲル』

「久しぶりだね ラガス」と ラガラスがラガスに対して声をかけるのだが。

「ああ。そうだな」と言いながら 聖剣を構えるが。

そんな様子を見て

「そう警戒しないでよ。今すぐにラガルに攻撃をしようと思っているわけじゃないんだからさ」と言うが。

「それで。用件はなんだ?」と聞くと

「君は、聖帝として覚醒をしたみたいだけど。それは『魔帝』を使えるようになったということなのだろうけど。そんなに急いで、『魔帝の武器』『魔帝の神器』『魔帝の聖具』を集めても大丈夫なのかと思ってね。もし この場で僕が。君を殺してしまえば。全てを手に入れることはできないわけだろ」と口にすると それを聞いていたリガラスは、

「へぇー。ラグラス。貴様 私達の会話が聞こえないのに。私達の話が聞けるという事は、そういう事なんでしょ」とリリスがラリに向かって言うと

「ふっ。確かに。今の僕は、ラリじゃない。今はリリスだけど。君の考えているとおりだよ。ラリとラガルの記憶を持っているから その辺は気を付けていただけると助かるんだけど。それよりも。君達が どうして『魔王』や『聖魔帝』の力が欲しいのかは知らないが。それを手にしたところで、ラガスは殺せるのかい?」と言うと

「ああ ラガラは 僕が必ず殺す。絶対にね」と言い放つ

「なるほど。でもね 僕の話を聞いている限り それは無理だよ」

「どうして?」

「だって。僕達は。同じ肉体を共有していて、僕が死んだ瞬間に、彼の記憶は全て消滅する事になるから。つまり。彼が死を迎えると、必然的に、僕の魂も消滅を迎える」と言うと それを、黙って見ていたセリスも

「そんなことは 分かっています。だから、ラガルさんも。私が貴女を、倒すためにこうして戦っているんです」と口にする それ

「だったら尚更 貴女達が勝てる確率は、ゼロに近いんじゃないですか?」と、リリティアがリリスに質問すると

「ええ そんなこと百も承知です。しかし、貴女達も。魔王の力を手に入れたとはいえ。魔王と魔王の力を合わせたラガルドには勝てなかった。それに。魔王の力を手に入れていないとしても。ラガレスに勝てたのは ラガスさんの、ラガルドへの憎しみと怒りが 強かったおかげだと。ラガンさんやラスティナさんに聞きました。そして、私は。私の命に代えてでも、彼を助けなければならない。それが 今の私の使命だと思います」と、ラリがリリスの

「はぁー 結局のところは 貴様も同じ穴のムジナか」と言ってから そのまま戦闘を始めてしまうのだが。そこに乱入してきた人物が現れると リリアの方を見て「あれれー こんなところに居るなんて驚いたなー」と言葉を放つ

「あなたは?」とセシリアは言いながら攻撃を仕掛けようとすると リリアがその女性に向けて攻撃を繰り出す前に、セリーサが立ちふさがり、『大聖闘姫武装』を使用し 攻撃を止めるのだが。

それを気にすることなく、「私は『大魔皇帝 大魔』の力を宿す存在。『大魔人』である。そこの小娘。邪魔をするでない」と言うが。ラリに

「おいおい。そんなことをしている場合じゃないだろう?なんでお前がここに来たんだよ」と 言われてから

「いや。そいつが

『大暗黒皇竜剣 闇黒』を使い始めたのを確認してきたのですよ。なので 私が、止めなければ、その男は。間違いなく。あの方の障害になりうると判断したからです」と言うと。「お前の、目的は、なんなんだ?」と、ラリが尋ねると その女性は、ラリとリリスを見比べるのだったが その女性の表情からは。リリスが誰なのなのか分からない様子であったが ラリだけは、その正体に気づいており

「貴様。あの方は お前のような奴は相手にはせんぞ」と言うのだが。

その発言を耳にしていたリリスは

「それは どういう意味で?」と口にする

「そのままの意味だ。お前など。相手にするはずがない。そしてリリス。ラリ。お前らはここで死んでもらうぞ」というと、リリは「それは困る。僕が目的としているのは あくまでも。ラガレスなんですから」と言うと リリが「リリス お前の気持ちは分かるが。あの方が求めているのは あくまで。ラガレスであって。リリス 貴様は、邪魔者でしかならない」と言い放たれたリリスは。「なら仕方がありません。『聖帝王武装』」と、言って。聖属装備シリーズを使うのだが。『聖王武装 覇皇装』を使い始めてから ラガレスに話しかけられると

「いい加減に 俺にも、構えたらどうなんだ?」と言われるのだが。ラガスに攻撃を仕掛けようとしていたリガリアスだが、その攻撃を阻まれると。その光景を目の当たりにした、リリスとリリも、動きを止めたのだが。ラリスがラガレストに、

「今すぐに。この場を離れろ。ここは俺が食い止める。お前には、やるべき事があるんだろう」と言うと リガリアスが「いやまだ、俺はラガレストを殺すまで死ぬ訳にはいかない」と言って。攻撃を仕掛けようとしたその時

「そこまでだ! それ以上攻撃を加えるような真似をすれば この場で全員殺してしまう」と声を荒げながら『聖帝王武装』を使用中のリリアが、リガリアとラギレイを引き連れて、リガルドの前に現れると そのまま 攻撃を仕掛けるが その攻撃を難なく避けていくリリアであるが リリシアは、『聖帝王鎧』を発動させてから『魔帝帝王鎧 魔皇帝鎧』を使用 ラガラは、その状況を見ると。「おいおい。いくらなんでもやりすぎじゃないか?」と呟くと。その状況を見ていたリガルは、「ラガラ。君は、ラガレスと、リリスを頼むよ」と言うと。その指示

「分かった」と言うと同時に。自分の分身を10体程生み出すと、それぞれが、それぞれの相手をしに行く そんな様子を見つめているラガス達に向かって リガルドは「久しぶりだね。リガラス君にラリス君」と挨拶をするのであった リガラスは

「お久しぶるだな。リガルド殿」と答え。リリスは「おひさ~リガルドちゃん♪」と言うのであった ラリに憑依したラガルは「リガラス 久しぶりだね」と話しかけると それを聞いていたリガルは「リグラス 君は、ラガスと一緒に、僕と来てくれませんかね」と、お願いをしてみると

「ええ そうですね」と答えたのだった その頃 ラスティアの方に、ラガが近づいていくと

「ラスティナ。少し、話をしないかい?」と聞くと ラスティナは、ラスティアに「分かりました」と答えるのだが そんな二人の様子を見て。ラガラがラガスの所に駆け寄っていき。ラガラに、「なんだよ。いきなり、そんなに慌ててさ」と 声をかけられたので ラガルが、「あいつらの仲間の一人に、『魔帝 魔帝』が混ざっているみたいだから。気をつけないとダメだと思うんだよね」と言うと。ラガンは、それを聞いて、納得してしまうが。

そこに。ラリが駆けつけてくると

「僕も 君達の話に、混ぜてもらっても良いかな」と、言ってきたので ラガルは「ええ 別に構わないわよ」と言う リリは、目の前に現れた人物の顔を確認するなり、突然。その人物に攻撃を加えようとするが。ラリに制止され。その行為を止められてしまう ラガラは、ラガに対して「なにをしに、来たんだよ」と 問いかけてみると ラガラの方を向いたラガレスは「ああ リガルから。君達がここに来ると聞いていたからね。その件について。君達に忠告しようと思ってきたんだけど。その必要は無かったみたいだね」と言う それに対して。リガルドは

「ええ。もう すでに決着はついています。あなた方と敵対してまで手に入れる必要はないでしょうから」と口にすると ラガリスは、「そうだね。まぁ それに関しては、僕も同意見だよ」と言うのだった。そして、ラスティアは ラガスの前に立ち塞がると。

「これ以上 近づかないで」と言い放ったのだが。ラガレストは「悪いんだけどね。僕も用があるのは。君ではなく。そちらにいるラスティナの方だから。邪魔をするな」と口にすると ラリも、「邪魔をするなって そんなこと言える立場でもないのは、知っているでしょ?」と言うと ラガレストは、「ええ でも。私も忙しいんですよ」と口にすると。ラガラに憑依しているラガロが、「俺達を相手にするよりも 重要なことか?それは」と言うと それに答えず。無表情のまま「リガス 貴方には、感謝しています。ですが、今は ラスティナの問題を解決する事の方が重要だと思います」と言うと。ラリも

「それは確かに」と、賛同すると。ラスティナは ラガレスを睨みつけていた ラガスは、その会話を聞くと。「なるほど。そういうことですか。ラガス。僕は 君の考えている事。大体の見当がつくけど ラリさんとラスティナさんの方は どう思うのでしょうか」と言うので。ラリスは、リリを見てから。「うーん。私には分からない。リリスの事も 分からないから」と言うのだったが。リリスは、「分からないのは リリスさんも同じですよ」と言うと。

「それは違います。私が分からないのは なぜ 魔王の力を手にした存在が4人も現れたのか。ということなのです。リリシアさん。貴女だけは分かっています。『大暗黒竜 闇黒』は 私が封印を施しました。しかし『聖帝王』は違う。私は あの娘は封印できなかった」と、言葉を続けると。

ラリが、「あれれ? じゃあ なんで。そっちに居るのは『大暗黒皇竜剣 闇黒』を使っているわけ?」と質問を投げかけると ラガレストは「私は、リリシアの『聖帝王鎧』に干渉し、私の力を一部流し込んだだけで、彼女の中にあった 闇の力を吸収しきれなかったから。あの剣の力を利用させていただいただけですよ。元々。あの剣の力は危険過ぎるのですよ。だからこそ、彼女は封印をしようとしたんでしょうから」と、言うのだが。それに対して。「いや それはどうかしらね」と、言葉を返す者がいた

「貴様は?」と、リガレストが言うと

「俺の名前は、ラガスだ」と名乗ると。

リリスも「私は セリスよ」と、名乗り上げるのだった。その後に続くように、ラガス達は、次々と、自己紹介を始めていき。ラガレスと、リガリアスは。二人の名前を記憶すると。二人は「まさか お前らが生きているとはな」と言って 攻撃を仕掛けようとした瞬間。リリス

「ちょっと待った」と言って。二人の前に、姿を現すが。そのリリスの姿を見て。ラガレスとリガリアスは 驚愕のあまり動けなくなると、「久々ですね。リガリアスさんに、ラガレス君」と声をかけるのだった リガラとラガレスの二人は。お互いの名前を知ると。それぞれを知っていたようで。お互いに視線を合わせると そのまま沈黙を続けてしまうのだが そんな中。

二人の背後から何者かが現れると。「おいおい 何を二人で。楽しげに話をしているんだ?」という声と共に。その男は、リガリアスに向けて、『神

「魔帝の聖盾』を 放つのだが リガリアスは、自分の持っている『魔王の矛 魔王武装』を楯に変化させると。その攻撃を防ぐが。防いだ直後。ラガレストが「なにしてるんですか。貴女は?」と言うと

「いやいや 君に言われたから こうしてやってきたんだぞ」と言うと

「まぁ そうですが。ここは、我々に任せて下さい。という約束だったはずでは?」とラガレストが、言い放つと リガルドは、「ええ もちろん。忘れた訳ではないのだけど。どうしても、この場を譲ってくれなかったから」と その人物の正体は、リ

「リリス殿 お久しぶりですね」と リガルドは言うのだが。それに対して

「えぇ。本当にお久しぶりね。それと。初めまして」と挨拶をする

「ところで。ラガル君は どこにいるのか分かるかしら?」と言われると。リガリアは「いえ。まだ 見つかっていないようですね」と、答えると。「そうなのね。なら 貴方達で処理して貰って構わないわよ」と言うので。リガルドは「わかりました」と言うと。ラガルが憑依しているラリに向かって、「それならば。ラリ君とラガス君は 僕の所に来てください。そして。ラスティナは 僕と一緒に来ていただけませんか?」と。それぞれが返事をすると ラガレスは、「私を放置する気なのか?」と、問い詰めると。ラガルドが「あなた方と。本気で戦いたい気持ちは、あるのは事実ですが。今回は、あなた方に用があるのではなく。ラスティナとリリシア そして。そこの少年に用事があるんですよ」と言うと。ラガレストも「ええ そうね。そう言えば。貴方に渡していた『魔王の衣』が、無くなっていたので。少し心配になって、探させてもらいましたが。無事だったみたいですね」と、話すと ラガレストとリガルドの二人の会話を聞いたラガスが、「ふぅーん。そういうことね。あんたらが。『魔帝 魔帝』に関係してるとは思ってはいなかったんだけど。どうして こんなことをしてるかぐらいは聞かせてくれるんだろうな」と聞くと。

「それを話すのは 今じゃないよ。今は。まずは。僕達の仲間と戦って欲しいんだけど」と言うと リガルも、「そうですね。それくらいなら構いませんよ」と返答するのであった。その後。ラガレストとラガルドと、リリシアの三人が、姿を消すのを確認した後。リガスが、「ラガレスはともかく。リガリアスの奴も一緒なのは意外だな」と言うと ラスティアがそれに答えて「ええ 私も驚きを隠せないのよね。でも リガルとラガラレスが居ないのも」と、疑問に思っていたことを口に出すのだったが。それに対して。ラスティナは「でも、問題ないと思うけど」と 自信を持って話して。その発言を聞いたラガレスとラガレスに寄生したラスティは「「えっ?それ どういう意味ですか」」と同時に 口を開くと

「まぁ。とりあえず。戦う相手が変わっただけのこと。そして。問題はないだろう」と。リガラスは、不敵な笑みを浮かべながら、言葉を紡ぐのだった。

ラスティアは、「確かに、そうかもね」と言いながらも どこか、不安を感じ取っていたのだが。それはラガスも感じていたことなのだが。それはリガラス

「さて。始めようか。まずは 君たちの実力を見させてもらうことにしようかな」と言うと リガレスが「私達が負けた時に備えて、準備をしておいて良かったですね」と言うと。「うん。そうだな」と リガルが答え リガスは「俺達の実力を見せないと、駄目だよな」と言うと。ラスティナが、「リガスさん達と私達には。絶対的な差があると思いますので。特に気にすることないと思いますが」と 冷静沈着な発言をするのだった。

その発言に対して ラガレスが ラガスを見て「ラガス。君たちは、あの『勇者 セリス 魔王』の力は どうするつもりだ?」と 尋ねると ラガスは「うーん。確かに あいつの力は強大だからな。だが ラリさん リリさんも居るわけだし どうにかなるとは思っているんだが」と。言葉を返すのだった リガリスが「リリス。貴女達は 大丈夫だと 思うんですが。私達は、絶対に負けることは出来ないんです」と言うと ラガレスも、「リリスさんとセリスさんの力が。どの程度のものか分かりかねますが。少なくとも。この世界に存在する魔王よりは、遥かに強い存在であることは確実ですから」

リリスが、二人の言葉を聞くと。自分の力に自

「なあ ラスティン」と、リガスが、話し掛けてくると

「なんだ?」と、リガラは返事をしたのだが。「いや なんでもねぇ」と言われてしまい 少し気になっていたリガラだったのだが。すぐに、「それより 俺は、早く暴れてえ」というので。その言葉に同意を示すリガルなのであった。その後で「よし。行くぜ!!」と ラガルが叫び。その声と共に戦闘を開始するのだったが ラガレアが「さっきの言葉は本当だったんだな」と リガス達に言うと ラスティナは、「あの二人は、ラガス様とラリシア様に。何か特別な思い入れでもあるんじゃないでしょうか?」と言うのだが。それに対して「あの二人が????」

「なんで」と 二人は言うのだが「分からないけどね」と言葉を返す リガスは「それよりも 俺らは、目の前にいるこいつらを、倒すだけだ。それさえ達成出来れば、文句はないはずだしな」

と言うと。リガリスは、「そうですよね」と言うが

「それは そうだけど」と答え

「でも」と付け足すのだった その光景を見ていたラガレスに憑依したラスティエスは。「そろそろ 終わらせた方がいいだろ?」とラガラに話しかけると。「そうね」と ラガレスは答えるのであった その頃のセリスと、セリスが憑依されたリリシア

「それじゃあいくよ。『神拳 光牙』」と。リリシアが攻撃を放つと。『魔王の盾 魔王武装』を楯に変化させると『魔王武装

「私の名は セリスだ!!!!」と名乗ると『覇王の大剣 覇王の鎧』を発動させて。ラリに攻撃を仕掛ける

「お前 何者だ!!まさか。貴女も 魔王なのか」と言うと。「魔王?」と言うと。自分のことを、『神 聖帝』と言う。聖帝を名乗らせて貰っているが そう言うが。

リリシアは、「聖帝!? そんなの 聞いたこともないわ」と言うと。「なら この私が、貴方の相手をすればいいの?」とリリシアが聞くと リリスは、「そうしてくれればいいのよ」と言うのだが しかし

「貴方一人で勝てると思ってるの?その思い上がり 叩き潰してあげるから」と言って

「いくよ」と叫ぶと。ラリスは『魔王波動

「その程度の攻撃で。私を倒せると思っているのかしら」

そう言って、リリスの攻撃を全て避けるのだが 避けきれなかった『覇王の大刀 覇王の小盾』で攻撃を防いだのだった。

その攻防は、数十秒程で終わったのだが リリスに、ラリが取り込まれて。

「これが

『魔王』の力?」

リリシアは、自分が戦ってる相手のあまりの弱さに驚いてしまうのだったが それでも 自分の中にある ラガスの力の凄さを実感するのであった その頃。リガラスと、ラガスは、「そっちが本気で来ていないのなら。もう十分だと思うんだけどな。まだ 続けようか」と、ラガスが聞くと。

「いや 充分すぎるよ。これぐらいの相手なら」と リグラスが言うと。ラガスが、リガスに、聖魔帝剣の剣を向けて「なぁ 一つ聞いてもいいか」

「答えられるものだけになるけど」と。答えると。「ああ それだったら大丈夫だろう」と、答えてから質問を口にした

「あんたら。どうやって『魔人』の力を得た?その『魔王の衣』の力ではないだろう。『魔人の心臓』でもないだろうしな。他に方法なんてないはずなんだけどな」

「うん まあね。でもね。それを、話す必要はあるかな?」

「まぁ そうか」と言うと。「とりあえず。これで、お互いの戦い方も理解出来たんだから。続きを始めるとしよう」と、リガスは話すのであった。

「ええ。もちろん」と言うと。リリシアは、「次は こちらから行かせてもらう」と。ラガスに向かって 攻撃を仕掛けようとするが。それに合わせて リガラスも攻撃をしようとするのだが。「おっと そこまでにしておいた方が身のためよ」と言い出すと。二人の間に突然現れた女性が。ラガスの前に現れて、「ふぅーん 面白いことしているんだな」と言うと それに驚いたラガレスが、「貴様!なぜここに来た!」と 怒りながら尋ねると。

女性は、「なに ラガスにちょっと聞きたいことがあってな」と言うと。ラガスも、「なんだ。聞きたい事とは」と聞くのだが。

それに対して「いや 大したことではない」と言うと。その女性の体の中から、『聖獣』が、

「我が名は アルディ。貴殿がラガスであるな。久しいぶりだな」と言うと

「うむ。我も 懐かしいな。久しく会っていなかったが。相変わらず元気にしているようで、なによりだ」と。会話を交わすと ラガレスは、「おい。お前達 いったい何を」と聞くと。アルディは、「それは、私に聞かれても分からぬことなのでな」と、答えた後。続けて、「なあ ラガス。もし この世界を平和にする為に、協力して貰えないか。それが駄目ならせめて。『魔王城』に案内してくれると助かるんだがな」

「別に構わんぞ」と言うと。ラガレスが、アルティの耳元に口を近づけて「本当にそれでいいのか」と、確認するが。それに対して、「私達は、特に問題は起こっていない。このまま、争いごともなく終わることが。一番嬉しいのだがな」と、返すと

「分かった」と言い。「ならば 案内するとしよう」と言うと。

その場を去ろうとするのだが。

「いや 待ってくれないか」と、言うと。ラガレスに近づき「私達が居なくなるまで。ラガレスの体を返さないように、守っていてもらえないだろうか」と頼むのだが

「それは出来ないな」と。言うが。「では仕方がない」と言うと。リガスに対して、「少し、遊びましょうかね」と言うと。「お前には悪いが。ここで消えてくれ!!」と、叫びと同時に『魔王波動』を放ち

「さあ ラガス。私を楽しませてみなさい」と 言い始めると。「いいでしょう」と、リリリシアは、ラガレスとリガラを交互に見やり。リガラに、「少し離れていてください」と言うのだが。リガラが、離れた瞬間。「いくよ」と、叫ぶと。

『光牙連弾』を放つと。リガラスは、それを避けようとしたが 避けられず『魔王波動 光』を放つのだが。『魔王波動

「そんなものが通用すると思っておるのか!!」と、怒鳴り付けるのだが、しかし、『魔王覇気』を使い弾き飛ばすのだった。その光景を見た、ラスティアが、「貴方も、なかなかの使い手ですね。ですが。それだけで勝てると思わない方がいいですよ」と言って ラスティナの憑依を解除してしまうのだが、それと同時に、聖属で攻撃をするのだが、それに対して、『魔王鎧武装』を発動させ『聖武装

『闇纏』を発動させて、ラスティカの攻撃を消滅させると。「さて そろそろ終わりにしましょうか」と

『魔王武器』を使うのだが それは、リリリシアが使ったものではなくラガレスに憑いている

「私は ラガレアだ」と言うのであった

『魔王鎧武装

「俺の名は ラステロだ」と名乗るのであった リガラの目の前に 突如現れたのは、「なんだよ。あんたらは?」というのだが。ラガルが、「お前 あの二人の仲間か?」と問うが。それを聞いたリガラは、「まあね。でも今は、ラガレスの体に、憑依して貰っている」というと。それを聞いたリガルは「そうなのか」と言って、「じゃあ。ラガレストの仲間じゃないの?」と質問をしてくるのだった その問いに対して、「いや。俺はラガレストの部下って訳でもない」と言うと。

「そっか」と言うが。その後。どうしたらいい?と言うので。ラガが「とりあえず リガラスと戦ってくれるか?」と言うと。

「構わないが」と答え。ラガスと戦うことになるのであった。

その様子を見ていた、リガスは、「リリス。お前の相手をするのは誰だ」と言うのだが。それに対して、セリスに憑依しているリリスが「貴方が相手してよ」と言うと。「それもそうだな」と言うのだが。しかし、リリスは

「いえ 貴方は私の相手に相応しくはないから。他の子にしてあげて頂戴」と言ってしまうと、「そうですか。では、ラガン。君の相手を私がしてあげるよ」と言ってしまうのであった。それを聞いていたセリは「どうして 私の名前を知っているの」と、尋ねるのだが。それには、ラガレイスの口から出てきた言葉によって答えるしかなかった

「セリ様!!大丈夫だった?」と言ってしまったのだ それを耳にしたセリが驚愕し。そして、自分の身に起きていることに気付き始め。同時に何故こんな事が起きたのかと考え始めていた ラガレイスは続けて

「大丈夫?もしかして。記憶とかが戻ってきているのかな?」と質問すると。それに関しては、「はい」と答えてしまい

「そうですか。ならよかった。僕と会ったことも。思い出せた?」と言うと。それについては、「ごめん。全然覚えていないんだけど」と答えた。その言葉を聞いたラガレイスは「そうなんですか。まぁ無理もありませんよね。僕は、貴女から逃げてばかりだったので」と言うと。「ところで。これからも一緒に旅を続けるつもりがあるなら まずは貴女の持っている装備を渡して貰えませんか」と言われて、ラガスから借りた。装備を差し出すのだったが。それを確認した後 ラガスの元に戻って行ったのである ラガレスが、セバスに憑依している状態なのに対して、ラガスが憑依している状態の二人なのだったが。「さてと ここから先も まだ戦い続けるのか」と言うと。それを受けた、ラガが、「もちろん」と答えると

「なら。今度は、本気を出してもいいんだな」と、言い放ち 聖魔帝剣『魔王剣 覇王』を取り出すと 聖属性魔法を使い始める 聖属性のオーラに包まれていく『魔将軍 魔族

「ふぅー やっぱり。強いね君は」と、言って、剣を構え始めるのだった。それに対して、聖魔帝の剣を構えた状態で。ラガも攻撃を行う為に構えるのであった。

すると、リガスの方は、「そろそろ、本気でやらせて貰おうかな」と言うと。『魔王武装』を解放して、『魔王武装』の解放を始めるのであったが。解放を行った後に

「『魔王武装解放』」と言い放つと。『聖武装 魔王鎧武装 光』を開放するのと同時に。『魔王武器』である。双刃刀の『天界』の柄の部分にあるトリガーを引いて。『神界の矢』を出現させる

「お前が使っているそれは

『天魔機巧杖』では無いだろう」と、ラガスが聞くと。それに対して、「確かにこれは、『魔王』から与えられた物だけど。今となってはこれの方が、馴染んでいるんだよね」と言うと。その通りだ。これこそが今の自分に合った力だからである

「ならば 貴様をここで、叩き潰してくれる」と、『覇気の鎧』に、『闇覇武装 覇』を装着し、『魔王の覇衣 武装』を展開してから。攻撃を仕掛けるが、しかし。『覇気の鎧』には、ダメージは無く。『魔王の覇装

『闇』』には、『魔王武装 覇王の鎧 黒銀』

「これで貴様にも、ダメージを与えることが出来たようだな」と、言うと

「まさかとは思うけど。この私を倒すつもりでいるの?」と 問いかけてくるのであった。だが それに対する答えを返すことはしなかった 代わりに ラガスが、『聖武器 魔王』に魔力を込めて行くと。そのまま振り抜くと。そこからは 波動

「これが『覇帝の武器』の能力なわけね」と納得するリガスに

「違うな」と否定すると。

「この力は、魔王の力だ」と 言い放つのであった

『聖武器 魔王』

能力

「波動 」「魔王波動砲」

「覇王波動」

効果

「相手の力を減衰させ 自身の力を倍増させることができる」

説明

『覇皇武器 覇帝の武器 能力

「波動」』

「覇波動 」と、「覇波動弾 」を撃つことができる

『魔王鎧武装 覇武装

「ラガレス 貴方の『覇王の鎧』と私の魔王武装。どっちが強いか決めようよ」と言うと

「良いでしょう」と返事をする そして。『魔王の覇闘技』『魔王の剛脚』を使用し蹴りを放ちながら 拳を放つ

『勇者の必殺技 』を使用するが それは、簡単に止められてしまった ラガスの方は、『魔皇帝波動砲撃

「くそが!!ラガレスの奴。俺に何を隠していたんだよ」と言うと

「別に隠してはいないわよ」と言う声が響くのであった

「ラガレス。いつまで俺を待たせるつもりなんだ?」と言うと

「ラガス。あなたに頼みがあるの」と言うと

「なんだよ。急に真面目になったような顔になりやがって」とラガスが言い出すのだが。それに対して、「魔王と魔王神様を救って欲しいの」と言ってしまい その瞬間に。今まで以上に激しい爆発が起こり。辺り一面が煙で見えなくなるのだが

「それで。あいつらの居場所が分かるのか?」と言うと ラガスが「多分 分からないかも」と言ってしまうのだが それに対して、「お前の『魔王眼』なら」と言ってみると

「それも、試したけれど。無理みたいだ」と、言うのだった

「なんでだよ。いつもは、そんな事はないだろう」とラガスが叫ぶと それに対して、リリスが「私の予想だと もう 肉体がないかもしれないからだと思うの」と言うのだった それを聞いて、「おいおい そんな事あるのかよ」と言うと。ラガレスが、「私も。それはありえると思っています」と

「そんなことより。どうしたら、助けに行く事が出来る?」と言う

「ラガレスの体は私が使うから。あなた達は、私について来て貰えないかしら?」と言うのだが

「それは、リリスと、リゲルは?」という問いに対しては、「二人共。お願いします」と言って リリリシアに憑依した状態のままなので。そのままラガスと行動を共にすることになった。ラガレアは、ラガスの体を使うので リゲルの体を借りる事にしたのだった リガラスは

『魔獣武装 覇』と『覇武装 天武』を発動させると。それに加えて『魔王武装』も使用して攻撃を開始する ラガラスも同じように攻撃をすると 二人の攻撃を受け止めると。「やはり。貴様は、あの時の人間なのか?」と言ってきた

「さぁな」と答えると、「ならば、その記憶も奪わせて貰う」と言い。「ラガレス様から頂いたこの力で、貴様を殺す!!」と叫びだすのだが。その言葉を聞いたラガスが、笑い始め。それを見たリガラスの表情が曇り始めると。「そうかそうか。やっぱりお前も『勇者』かよ?」とラガレスに対して 言うと、「ラガレス。どうしてこいつらは、お前の事を知っているんだ?」と質問するのだが。それに対してラガレスは「分かりません。でも」と言うと。ラガスが「分かった。なら」と言い

「そろそろ。こいつの力も限界が近いようだし。一気に勝負を決めさせてもらおうかな?」と言って『魔王武装』を解放するのだった

「ラガレス様の為にも、俺は負けられない」と言うと。ラガラスも『魔武装』を解放した状態で行う『魔武装 覇武装』の発動を行い始めると

『覇武装 双刃刀 天帝』に 聖属性魔法を纏わせるのだった それを見て、「ほう 貴様。その武器の使い方を知っていて さらに。それを使えたのか?ただでは殺さないから覚悟しておけ」と。言い放ち、攻撃を仕掛けるのだったが。それ

「その程度で 貴様の攻撃は当たらねぇーよ」とラガラスは言って 攻撃を避けると同時に、『天覇武装 天帝』のトリガーを引くと。そこからは、光属 聖の波動をラガレスに向けて放つのであった

『聖魔武装』で、『魔王剣』を使いラガスが攻撃を仕掛けると

「そんな単純な方法で勝てると思っているのかしら」と言うのだが

「思ってないさ」と言うのであった。それに対して「ふーん そうですか」と言うのだったが。ラガスの方からは「その余裕。直ぐに消してやるから」と言って 斬りかかって行くのであった

『魔皇帝の盾』

ラガレスが所持している

『魔剣』

能力「防御強化」

「魔力吸収」

説明「魔剣 魔皇の剣」「魔帝の大盾」の二種類の形態に変化することが出来る 魔剣の時は

『魔剣 魔帝の剣』になるのであった

『魔剣 魔帝の鎧』は魔皇帝モード時限定の姿となる 魔王武装の状態の時にしか 使用する事が

「これで終わりにしてあげる」と ラガルスの『魔武器 覇武装』を両手で構えてから『魔皇神波動砲』を発射すると。『覇王魔闘撃』を連続で撃ち続けるのであった そのラガスの行動に対して

「ラガラス。あんまりやり過ぎると。リガスが持たないよ」と言うと ラガレスの方は、無言を貫き。「黙れ」と、一言言うだけで何もしないのだが。ラガスの方は、「お前 俺の知っているリガレスとは少し違うようだから。悪いが。このまま終わらせてもらおうか」と、言って

『魔王武装

『覇王の双爪

「この状態で、貴様に勝てると思わないことだな」と、言って

『覇闘技』を使用してから。そのままラガスに攻撃を仕掛けようとするのだが。「俺の勝ちだな」と ラガスは呟き。「残念だが 今回は。これで終了だ」と言うと 次の瞬間に その場から、ラガスと、リガリアスの気配が消えたのであった ラガレス達がいた場所は

『聖皇城』の上空であり。ラガノスの体に戻ったリガリアスに、リガラスは憑依されているので そのまま移動を始めると そこには、『覇王の鎧』を解除し。その場に倒れ込んだリゲルの姿が見えたのだ

「リゲル!!どうしたの?」と言うが それに対して返事はなかった ラガネスがラガレスからラガニスに乗り替えた理由には。「私は。リゲルにはもう興味がないの」と言われてしまうのだが

「だから ラガラスと リガリアスに任せようと思っただけよ」と言われたのであった

「リゲルの体で何をしていたの?」と言うのであるが。それに対して「私には 時間が無いのよ。この体は。リゲルの体でもあるけど。私の体のコピーなのよ」と言うと そのまま意識を失ってしまうのだった。その後、リガラスも目を覚ましたのである そしてラガン達は

『聖魔の森』の

「この場所って」「ここは。『聖獣の森』のはずですが」「えっ!?なんで」「ここなら。あの二人が来そうなんだけど」「そうだね」「あっ そうか」「なるほど」「あはは」「まさか 本当にここで待っているなんて」「でも まだ来るわけがないよ」「どうしよう」「とりあえず。様子見してみる?」と、話し合った結果。二人は しばらく 様子を見る事にした リガラは、ラガスからリゲルの体に乗り換えて。それからは 自分の肉体を探す為に旅を始めていたのだが。

「あれ? ここは何処なのよ?」と、迷子になっていたのである その頃。リガリウスとラガスの方では、

「やっぱり。お前が一番厄介だよな」と言うのだが、「それは、どういう意味なんだよ?」と言うと。

それに対して、「いや。そのままの意味だよ」と言ってから。「それに。リガス。あいつがどこにいるのか知らないか?」と質問すると

「私も 今。困っているんですよね」と答えるのだが。それに対してラガリスは「お前は、俺達の敵なんだな?」と言うと。ラガラスが、「ラグラス様がそんなことするはずがないだろう」と言ってきても。それに対して「そんな事は 関係ないんだよ」と言うと そのまま「ラガレスに、会いに行くぞ」と言って。その場所

「おい!!待て!!」と声をかけるも遅く。目の前から姿を消したのだった はぁはぁはぁ

『魔王化』を使った状態なのに なんで追いつくことができないんだ!!どうしてだ!! どうしてだ!!!どうしてだ!!!! どうしてなんだ!!!!!どうしてなんだ!!!!どうしてなんだああぁぁぁぁぁぁ!!

(*'ω'

*):;*.\\()/

「ラガレス!!」と、ラガスは叫んで

『魔王眼』を使ってラガレス達がいる場所を見つけるのであった それを見て、「どうして僕の名前を」と ラガラスが言うのだが。それに対して「今はいいだろう。それ所じゃなかった」とラガスが言った後に「お前が ここに居たんなら丁度良い」と言ってラガスに『魔王眼』を使用するようにお願いしてくると ラガスは、ラガレスの肉体の場所まで把握することが出来たのだった。

それを確認したラガレスは、そのまま『覇魔装』を発動させるのだが それを見ていたリガラも「魔剣の魔皇帝様 私に力を貸せ」と

「ラガデス」から奪った「魔王の双角」を使うと。「その双角の使い道はそれで合っていますよ」と 魔皇帝が言ってから。ラガラスとリガリウスに対して。

「では 始めましょうか」と言うのであった。

『魔武装』と『魔王武装』の両方を使用したラガレスに対して ラガスは、『魔王武装

『魔皇武装』を解放した状態で

「悪いが。こっちは時間がないので。お前が何かをする前に 俺がお前を倒させてもらうから」と言って 攻撃を開始すると。それを受けたラガレスは「その言葉 そっくり返してあげますわ」と言って『

「お前の相手は俺ではない。俺と一緒に戦える奴等じゃないとな」と、言い出したのだった。

「ふぅーん。貴方の仲間ですか?私も気になるんですが。そんな事をしている場合ではありませんから」と言って。ラガスに向かって ラガレスの攻撃が始まった ラガレスは『覇闘術』

「この一撃を受けられるか」と言うと 拳圧を放ちながら攻撃を行うのであった その攻撃に対し ラガスは『覇魔防壁』を使用して その攻撃を受け止めてから

「これくらい 俺一人でどうにか出来るさ」と言うと。その攻撃を受けて 後ろに下がることなく。さらに前に出るのであった。それを見ているラガレスは「へぇ~。私の動きについて来れるのね。でも、これはどう対処するつもりかしら?」と言うと そこからは ラガスの方から攻撃を仕掛けるのであった。

『覇武装』を解放した状態のラガスに対してラガレスは「ラガス。この世界に来て。随分と変わったんじゃないですか?」と、話しかけると。それに対して「俺だって、いつまでも昔のままの俺だと思うなよ」と言うと。「確かに その通りですね。あなたにも、いろいろあったようですから」と言うのであった そう言われた後 ラガレスの方は、「そろそろ。終わりにさせて貰うぜ」と言って

『覇闘技 魔皇連牙掌』と言う技を使用してきたのである ラガレスの攻撃に対して ラガスは『魔皇剣』に『魔皇闘魂波動弾』を付与してから

『魔皇闘技 聖皇撃波』を発動させると。ラガスとラガレスの間で。互いの技

「ふふふふ。面白い人。ここまで私を本気にさせる人はいませんでした」と言うのであった。そしてラガレスは「私には、どうしても叶えたい夢があるのです」と言うのであったが。ラガスはそれに対して何も答えずに。「もう、その夢は。お前の物じゃなくなっているはずだ」と その一言を聞いたラガレスは、「えっ!?」と驚くと。それと同時に ラガレスの腹部からは、一振りの『聖刀』が突き刺された それを見たリガスは「お前が、俺の妹を殺した犯人か」と言うのだが。「お前の妹だと!!貴様も『魔帝』ラガスに乗っ取られていたのか?」と言うのである それを聞いて 俺は、この男が何を言っているのか理解できないでいたのだが。

それを聞き終えた後に。『覇王武装』を解除して。俺達の方へと近づいてきたのだ。それを見たラガスは「やっと、ラガリスの居場所を突き止めたみたいだな」と言って 俺の

「ラガリスならそこにいるじゃないかよ」と言うのを無視して こちらに歩みを進めてくると。

そのまま「お待たせ。ラガネス。ようやく 見つけたよ」と言うと。そのままセリーさんの前に立つと ラガスは、「さてと。今度は、君の番だよね。僕の知っている君とは全く違うようだから。覚悟してもらうよ」と言うと そのまま、ラガスの持っている聖刀が光出すのであった

「聖刀か?」

「そうだけど。それがどうしたのかな?」と、言われて そのまま。リゲルが持っていた、あの「聖なる鎧」みたいなのを発動させようとしたが。ラガスの方が発動させた方が早く そのままリゲルに攻撃をしてきた それに対して、リゲルの方も。そのまま『覇王の双盾』『魔帝の双鎧』を発動した

『魔皇鎧装 神魔竜の鎧衣』『魔王剣豪斬』で、防御しようとしたのだが そのまま、ラガスの方に押し負けてしまうのだった ラガスの『魔剣皇帝の神魔剣 邪』に、ラゲルが使っていた あの『魔王装備 聖王の剣 極 聖魔聖装』は、聖と魔属性の武器同士

「なるほどな。お前のその魔装も『聖剣 聖魔剣 』の力によって。聖と魔の両方の能力を持っているのか」と言い。そして お互いに剣を交えている時に、俺達は

『勇者の証』から、「今なら行けるはずです」と声をかけられた為に 俺とセリスはそのまま『覇武装』を開放する事に成功した それを見たラガスは、「まさか、僕と同じような事が出来る人が こんなところにいたとは思わなかったよ」と言うのである だが、それとは別に リガリウスとリガラスは「「どうして。私達は、貴方達に勝てる事が出来ないのよ」」と言うのだが それに対してリガラは、「貴方達も、魔王を受け継いでいるのなら分かるはずでしょう」と言ってから

「魔王が覚醒すると言う事はどういう事なのか」と言うのだが それを聞いても二人は納得できていなかったのだが。

「「どうして ラガデス様が『魔剣の魔皇帝 魔皇帝』を継承していないのに

『魔皇帝の双角』を所持していられるのよ」」と、言うのだが。その質問に対して リガリウスが質問をした内容に対しては、魔皇帝は

「それは 私がまだ生きているからですよ」と答えてから。「それと私は。『魔王継承』に関しては興味はありませんし それにラガスを 裏切ったつもりもないんですよ」と、口にすると。それに対して「嘘を吐くのは止めなさい。貴方が魔王を裏切るはずが

「いいや 私が、魔王を裏切っていたのではなく 私達が魔王なんですよ。この世界を破滅に導き そして魔王のいない新しい世界にしようとしていた。ただ、それだけの事なんですから」」と言うのだった それを聞いた ラガスとラガレスは「そんな事をすれば、世界が崩壊しかねないぞ」「それでも。私は。自分の信じていた未来に、進もうとしているのよ」」と言うと ラガスは、ラガレスの方に剣を振り下ろすのだが。ラガスの放った『魔皇剣』は ラガレスが纏っている『魔武装』に触れただけで その部分が吹き飛んでしまうのだった それを見た ラガレスは「どうして」と 呟き そのまま、ラガスの『魔皇剣』による攻撃を受け止めてから、反撃に移ったのだが。『魔剣皇帝の神魔剣 闇』を 使用しているラガスのスピードは、常人のレベルではなく。ラガレスは、簡単に『魔皇帝剣 暗黒の覇魔皇帝剣 邪』の攻撃を避けようとするが。完全に避けることが出来なかったために

「私の負けのようね」と言うと

「ラガレス!!諦めないでください!!」と 叫ぶ リガリウスの声を聞きながらも。ラガレスは自分の命が残り少ない事に気づき始めていた。だからと言って このまま、ラガスに殺されるわけにはいかない そう思った瞬間に。

「ふぅーん。まだそんな事をしているのか?」と、いきなりラガレスの前に現れると

『魔武装』と、『魔武装』を強制的に解除された状態で現れたのだった。それを確認してから ラガレスの方を見ると。すでに、その体を維持する力すらもなく

「私を殺してもいいわよ」と言うのだった それを見た リガルスは すぐに駆け寄り。

ラガスの方を見ながら

「なぜですか?貴方の望み通り。ここで死ねるではありませんか」と言うと

「馬鹿じゃないの。この場で 殺されれば楽なのは分かっているけど 私は、まだまだ。死ぬには早すぎるの。

それに私は 自分がやりたいことだけをやるだけ。他の奴等の都合なんて知ったこっちゃ無いのよ」と言うのだが それを聞いていたラガスが、「まぁ。確かにそうだが」と答えるのだったが。「とりあえず 俺としては。ラガリスの身柄を確保しておきたいんだよ」というと。「へぇ~。あんた。随分と面白いことを言ってくれるじゃない」と言うと。その一言に リゲルが「それなら、俺と勝負しろ。この場で お前を倒してから。この女の事は お前の好きにするがいい」と言うのである。

それを聞いた ラガスは「ふむ。良い度胸だな」と言うのだった。そしてリゲルの一撃を受けたラガスは そのまま、後方に下がっていった リゲルの方は、「お前に俺が倒せるか」と言うのであったが。それを聞いたラガスは「へぇ~。面白いことを言うね。君になら僕も、手加減なしで戦えそうな感じがするよ」と言って。そのまま攻撃を仕掛けるのだが。

その攻撃は『

「俺の本気を見せてあげるよ」と言うのと同時に、ラガネスの持っている その刀の輝きは増していくと。そしてラガスが、刀を振り下ろしたその先にいる リゲルは そのまま倒れ込むと 意識を失っていた その姿を見ていた、リガリウスとラスティナは「嘘だ。あのリゲルが、あの程度の戦いで 敗北をするだど」と言うのだが。ラガスの実力を知っていたセリーとセリーシアとセシリアと それからリゲルと戦っていた。リゲルの仲間達。それを聞いた ラガスは、「ふふ。やっぱり。リガラスは生きていたか」と口にしたのだ

「なんで その名前を知っているのよ?」と言うのである ラガスはそれを聞くと、「だってさ、この前

『大魔王帝国』に攻め入った時。『勇者』と一緒に『英雄騎士』、『神姫』って呼ばれている二人の冒険者がいたんだけどさ。その中に 君のお姉さんがいたんでしょ?」と言うのであった それを聞きながら リガリウスの方は「そんな情報。どこから手に入れたのよ?」と聞くと。

それに対して ラガスは、「それは秘密だよ」と言って。

それなら「じゃあ。貴方が 本当にラガリス様である証拠を見せなさいよ」と言うのである それを聞いた ラガスは、「仕方がないな」と言って。セリーに近づいていき。

そのまま、ラガスは「今はまだ 君を殺すことは出来ない」と言って、気絶させると。セリスを抱き寄せるとその頬にキスをしてから「また会おうセリスティア皇女殿下」と言い残すとその場から立ち去っていくのだが リゲルの仲間達が、ラガスの後を追う前に。ラガレスによって気絶させられるのである。

それを確認した後で、「それで。貴女達の用事は終わったのかしら?それとも『覇王』としての力を手に入れた『魔王』と戦うつもりかしら?もしそうなら残念だけど私一人で十分よ」と言うと セリナの方も、「そう言うと思ったぜ」「だけどよぉ~。『魔王』はともかくとして、『魔王』の力を継承した『魔皇』を相手にするのは ちょっと難しいんじゃないか?」と言ったのである すると、ラガレスが リガリウスに質問をして、「その男は、一体何者なのか。教えてくれるのなら お前の命だけは見逃してやってもいい」と言うのだった。

その発言に対して リガリウスが答えようとした時に、セリーナがリガリウスの前に立つと。「私達は、あなた達に危害を加えに来たのではない」と言うのであった。それに対して

「では お前達が、ラガスをここまで誘導したというのか!?」と 怒鳴るように声を出すのだった するとセリーナは、それを見て

「そうです。私は、あなたの大切なラガレスが『覇武装』を手に入れる事を止めにここにやって来たのです」と言うと。それを聞いたリガリウスは、「ふざけるなよ」と言い。「ラガデス様をどうするつもりなのだ」と問い詰めてくるのだが それに対して、セリーナは、「大丈夫です。彼は、これからも、ずっと、この世界で生き続けていく事が出来るんですから。それが私の目的であり、私の計画でもあるんですよ」と言うのだった。

それを聞いたラガスは、「君は、僕の味方になってくれるんだね?」と、聞くと。それを聞いてから「いいえ 私が、彼の敵になったところで 私が勝てる保証は何処にもありませんから。ただ、ラガダスが『魔王剣 』を手にしたままだと。『勇者』が、復活してしまい。『覇魔王軍』との戦いに発展していき。世界が混乱に陥ってしまいますから。貴方には悪いと思いますが、私は、ラガスに協力することにしたんですよ」と言うが。それを聞いたリガリウスは、怒りに任せたまま、攻撃をしようと動き出すのだが。その行動を見たラガスが すぐに、「待て!!」と、叫ぶのだった それを聞いたリガリウスは、「どうして止めるんです?」と、聞き返すと それに対してラガスが、「今はその時じゃないからだよ。だから、今は引くといいよ」と言うと。「それは出来ない相談だ。貴方の計画は知らないけれど。ここで貴方を倒すことで。世界の混乱を抑えられる可能性がある以上。私は、退くわけには行かない!!」と言って、攻撃を仕掛けようとするのだが その攻撃は、ラガレスに受け止められると。そのまま投げられてしまい。壁に叩きつけられてしまうのだった

「ふふふ。まだまだですね」と言って。ラガレスが剣を構えるのであるが

「そこまでですよ」と、セリナの声を聞くと。それに続いて「その程度の力しか持たない者が その人に挑むだなんて」と セリーヌも姿を現すのだが。そんな二人に対して リガリウスの方は、「セリーヌと それから その後ろにいる女性は誰なんだ?私達には関係ない話だと思うけど。それでも一応。名を名乗るぐらいのことはしてくれないか?」と言うと それを聞いていた ラガスは「いいや。僕にとっては大事な話だよ」と言うと。それにたいし「どうして」と言うのだが その言葉を聞いたセリーが「ふっーん。ラガスさん。もう、私達に正体を隠していても無駄だって気づいているんじゃないのかな? だったら私の名前を教えてあげるよ。私は『聖天の癒姫』って呼ばれていたのよ。だからね。リガリウスが思っているほど私は弱いわけじゃないの」と言うと。それに続き、「私は『炎帝の戦姫』と呼ばれているわ」と言うのだった その発言を聞いてからリガリウスが その二人が何者かを理解すると。すぐに、「なる程

『勇者』と『魔王』を復活させようと画策していた訳か」と言うと。それにたいして、「違うよ」と、ラガスが言い。「僕は、ラガスとリゲルの二人で、世界を救おうとしていただけだよ」と、口にするのだったが。それを聞いたリガリウスは、「ラガデス様と その女は、まだ死んでいなかったか」とだけを言うのだった。それを聞いた セリナは、「ええ 私は生きているわ。私はラガンとリゲルの二人を助けて。そして、その二人の力を世界に還元しようとしているだけです」と言うのだが。そんなセリナの話を聞いていた、リゲルが、「お前は、俺達の事を騙しているんだな」

「どういう意味ですか?」と ラガリスが言うと。

「俺は知っているんだよ。この女の本当の名前を」と言うと。

その言葉をきいたラガスが「それなら僕も、リゲル君と、それからラガネスさんの真実を知っていますよ」と言うと。

「ふふふ じゃあ 聞かせてもらいましょうか」と言うのだった そして ラガスは、リガリスの目を真っ直ぐに見つめながら。リゲルが、実は『魔王』として覚醒していたこと。

そして、この場に居なかった

『勇者』のラガラスは、既に死亡していることを告げると。

それを聞いたリガリウスが、「そんなバカなことがあるものか。ラガスの奴が『魔王剣 』の力に飲まれるはずが無い。それにラガスは ラガラスを殺せるだけの力が有るはずだ」と言って ラガスのことを疑うと。

「そんなことよりも、貴女たち二人は、一体何をするつもりなのでしょうか」と セリーシアが聞くと「そうだ。答えてもらうぞ」とリゲルが言ったのである ラガネスはその発言を聞くと、セリスの方を一度

「見詰めてから。

セリーシアに、「セリーティア皇女殿下。お久しぶりです」と、言ってから 続けて、「貴女が、ここにいると言う事は あの人は、貴女達の国に帰ったと言う事ですか?」と聞くのであった それに対してセリーシアは、「あの人とは?私達はラガスの事をよく知りません。ただラガスと私達が旅をしていた頃。『魔族』の襲撃で多くの同胞を失った時に ラガスに助けられて 一緒に行動していたんですよ」と答え。

それに対してラガレスは、「ラガスに救われた?それならば『勇者』に命を狙われている筈ではないのか?」

その言葉にたい

「それについては、私はわかりません。ラガスが、『魔王剣』を手に入れてからの話は私達はよくは聞いていませんでしたから。だけど、少なくとも私達がラガスと行動を共にし始めた頃に、『魔皇軍』による襲撃があり。その際に『勇者』のラガスに殺されかけていましたが。そこで現れた『覇王 』のラガガスがラガリスを助けたんです。だけど『勇者』のラガスは、『魔皇王』であるラガラスを殺す事が出来なかった為に見逃されてこの国の地下に逃げ込んでいったんです」と言うのだった ただ。それを聞いたリゲルは「待ってくれ。今の話はおかしくないか!?そもそも。なんでお前らは『勇者の鎧』『覇王の盾』、『魔王武器シリーズ(大)』『魔皇帝の錫杖』を持っているんだよ」と言うと

「ああそれは簡単な話でね?僕も『魔王』でしょ?なら、その力を宿したアイテムを使って何が悪いと言うんだ?」と言うと「それではお前も、『覇武装 』を作れるというのか?」と、言うと その発言にセリナは、「いえ 私は、そこまで詳しくは知らないんですよ。私は、あくまでも『覇武装 』は作れなかったのですが、ラガレスは、『神剣』を作りました。それで『勇刃の神装武具』は作ったみたいです」と言い。

その説明に対して ラガスが、「そうなんです。僕の能力は、他の者の持つ『覇武装 』を作り出す事が出来る能力を持っていましてね。『覇武装』は、その能力を解析する事で作り出したものなんです。それと、僕の持っている『覇武装 』は、この世界には存在しない素材で作られた『覇武器』になります」

ラガリアスは、「さて、質問はそれだけかい?」と言うのだが。それに対して

「最後に教えてくれ、どうして その力を得たときに、その情報を開示してくれ無かったんだ?」と言うと。

「別に 話す必要が無かっただけさ。でも、そっちがそのつもりなら 今から、僕の方からも、話してあげよう。『魔王武装』と『覇武装』は 元々『覇王軍』に残されていた資料の中に書かれていた。そして『覇王様の手記』にも同じ様に記されていた。そしてその能力も『魔王波動魔法剣』に酷似していると言うことは、君達には話さなかったんだけど。その理由は単純だ。

『覇王様』に『魔王』に対抗できる程の力があるとは考えていなかったんだろうな」

その話を聞いたリゲルは、「『覇王』と『魔人』の二つの存在。つまりラガスは『神器』の力を使えると。そういうことだな」と聞くと ラガスは、「まぁ そうだね」と答えたのだった。

その会話を終えたラガスは、リガリス達に「貴方達の計画は知らないし。僕は止める気は無い。貴方達にどんな理由があろうとも、僕は『魔王』だ。だから 世界の混乱を抑える為に、僕は、戦うよ」と宣言すると リガリスが「ふふ そうでしょうとも。貴方は『魔王剣』を手に入れた時から、その心は決まっていたのだから」と言って。その場から離れるのだった。そしてラガラスもそれに続くのだが セリナだけは、「ラガス。貴方の考えもわかるけれど。少し待っていてくれないかしら?私がラガスの気持ちを変える為にも 私は もう一度 この国に戻ってくるから」と言うのだった。

セリナの決意のこめられた言葉を聞いた ラガスは、何も答えずに。無言でその場を離れていったのだった そんなラガスの行動を見たリゲルが「どうするんだよ」と問いかけると セリーは、「決まっているわ」と言うと ラガスを追い駆け始めるのであった それから ラガスに追いついたセリナは、「ねぇ ラガン。私も連れて行って」と頼み込むのだが「駄目ですよ」と あっさり断られてしまうと

「そんな冷たい態度を取るんだね」と言うと

「僕は、『魔将軍』ラガスです。だから『聖剣姫』の貴方を連れて行く訳にもいきません」と きっぱり言い切ってしまうのだった。その言葉をきいたセリナが

「私は、ラガスが『勇者』として生きていた時代の事を知らないの。だからこそ聞きたいの。『魔王』と、『勇者』が協力し合う。それは決して不可能な事では無く。そしてその二人が手を取り合えば 世界を滅ぼせる程の脅威に対抗する事ができるかもしれない。違うかしら」と真剣な眼差しで聞くのだった その言葉にたいしてラガスは「確かに、セリナさんのおっしゃっている事は、可能性が無いわけじゃない。けど それはあまりにも甘い考え方です。だって 考えてみてください。その二人が共闘して戦ったとしても どちらかが死ぬか、或いは片方が相手を騙して自分が生き残る可能性も否定できないんですよ」と言うのだった それを聞いたセリナも、すぐに納得してしまうと。「それなら。これから一緒に強くなればいいんじゃないかしら?」と提案するのだが ラガスはそれを聞いて。「それじゃダメなんだよ。僕は、『魔王武装』と『覇武器』を手に入れて強くなったんだ。それは『魔王』としての義務だと思うんだ」と言う

「ラガスは『魔王剣 』を手にしてから、そんなに変わってしまったの?」と言うと

「ああ。俺は変わったよ。だけど。『魔王剣 』を手に入れる前に。俺と、リゲル君は。一度『魔族』の国に帰っていた事があるんだ」と その事実

「え?『魔人』であるラガネスちゃんを『魔皇軍』が襲ってきたの?」と驚きながら質問をするのだった。

「いや。正確には『覇王城』の方だけど。その当時 俺はまだ、『魔剣帝 』に進化出来ていない時期だったし。それに。あの時、俺は自分の弱さに嫌気がさしていたんだ」と、寂しそうな表情で語り出すのだった そんなラガスの姿を見て。「うん それは分かるかな。『魔王軍』にいた時の私達は 自分達の力を過信して 慢心してしまった部分があったと思うの」と、ラガスを励ますような発言をする ラ

「ありがとう」と言った後に「それでなんだけど。あの時。ラガシス様から聞いた話では。この大陸の魔素の分布のバランスが取れなくなってきたと言う話を聞たんだ。そして魔素が多く溢れ出てくる場所が この大陸の中心にある。その場所を『魔王剣』の力で封印することで 大陸全土の魔素が均衡すると言っていた」と言うと セリーも、その言葉に賛同するように、「ラガネス。その話なら私も聞いています」と言い ラガスに、続けて「だから。魔素の多い場所で戦って欲しい」と願うと。ラガスは、首を縦に振らなかった。しかし。ラガスは自分の過去を語ると。

「その話 私には信じられませんね。何故ならば。ラガネスは『魔王武装 』を作り上げてしまった。それが全ての始まりなのでしょう?」とリゲルは言うが

「その件についてだが 私達は、その当時の事については。詳しくは聞いていない」

とリガラは言うのだった。

「なるほどね。それならば、仕方ないです」と言うのだったが。

その瞬間、セリナは「それだったら、ラガスとラガスが知っているという、リゲルさんの事を話してくれるかしら?」とお願いすると。リゲルは少し悩んだ末に「いいだろう」と言ってから。ラガスとの出会い。そしてラガネス達との戦いを語りだすのだった。

そして、その頃、魔人の国の『魔皇宮』で待機しているリレイヤ達の元に『勇者』であるリレイヤ達を『魔皇帝』のラガレスの命令で捕らえている。『聖騎士隊 』の一人

「ルクスティア」は、『魔装兵機 リザードアーマード』を着込んで、『リザトライザー』を握りしめていた そんな、彼女の目の前では『魔装獣 グライドビースト』に乗って空を飛んでいるラガスがいた

「本当に、あの方は、『魔王剣』を持っているんでしょうか?」と言うのだった。

その問いかけに対して、「さぁ どうなんでしょうね。正直、まだ分からないんですが。ラガネスさんの言葉を聞く限りですと。その可能性が十分にあります。ラガン君が生きているという証拠があれば。その『魔王剣』を奪う事もできるかもしれませんが。ラガスは、自分の『魔王武装』を奪われないように、何か仕掛けをしているみたいですから」と言うのだった そして。ラガスが地上に降り立つと同時に『グライド』の背中から降りるのだが そこには

『覇武装 魔導王杖 ラガルズワンス』を持つラガリアスと、ラガラスに。『覇武装 魔王剣 ラガルダソード』を構えるリガリアスが待ち構えており。セリナ達も、ラガス達の所に辿り着くと。『覇王波動魔法陣』の発動準備

「ふふ やはり。この場に来ましたか」とラガリアスは呟くと。「さて、始めましょうか」と言うと ラガスは、「悪いんだけど。『勇者』の力を全て渡してもらうよ」と。その言葉を聞き入れて。リガリスは、ラガンに「貴方が、私の相手をするんでしたよね」と言いながら構えると「もちろん」と答えたのである。それを見て、セリーは、「私にも協力させて」と言うと、『魔槍』を持ち出すのだが、それを止めたのはラグラスだったのだ。それに対して セリーは、「私だって、『勇者パーティー』のメンバーなんだし。戦う権利はあるはずよ!」と言うと リガードが、『魔装兵機 リザドストライカーII改式』に乗るのを途中で止めさせると、「リゲル殿は、『聖女セリナ』の護衛に徹して欲しい」と言うのだった。そして、「分かったわ」と言う すると今度は

『覇武装 魔王刀 リザードスレイヤー リザードブレード』を持ったリ

「『覇聖剣使い』

セイリーナ

『覇剣姫 セリナ』の相手も頼む」と言うのだった。そして 最後に、リガリスの所に来たラガラスは、「貴女の事は知っていましたが。改めて名乗りを上げさせてもらいます。僕の名は

『魔人王 リガリアス』と」と言うと。

リガリアスが、「あら。私は名乗るつもりはないですよ。ただ、私が貴方を殺すと言うことだけですから」と答えてから。ラガスに向けて「さて。ラガスさん 私も『魔王武装』を手に入れたんですよ」と言うのである ラガスは、「そうか お前がな。『聖武装 』を手に入れて 魔王の力を身に着けたか。面白いな」と言うのであった ラガスは、『魔王剣 』を構えて。『魔魔銃 ラガル

「魔剣帝 のラガル」と、言い合うのだった それから二人は、『魔王武器 』を互いに振りかざしあうと、鍔迫り合いをすると、お互いに後ろに飛び跳ねると。再び激突しては。離れてを何度も繰り返していた そして、その様子を見ていた。セリナとリレイヤ。それからリゲルも。『覇武装』を纏い

『魔闘気』と、『魔魔力』と『覇魔力』を発動してラガスの戦いに参戦すると。リレイヤは

「リザードン!!私に力を貸しなさい!!」と言うと。

『神竜形態』になると。

その光景を見た ラガネス達は、「やっぱり、あれが『魔龍皇』なの?」「ああ。あの時とは姿が違うけど。間違いない」「確かに、そうだな」などと言う会話をしていた すると。

セリナも『勇者』として覚醒すると。「私は セリナ=セリナ」と言うのだった ラガネス達は、『真王モード 聖属』になった状態で、『魔皇拳 真魔王装備シリーズ』を身に着け始めるのであった ラガシスは、『魔王剣 ラグナロク』を構えると。「それでは、ラガスさんは、『魔王武器 』を手にしていない。貴方一人では私には勝てないと思いますが」と言うと

「やってみないとわからないじゃないか」と言い

「『魔王武装 』を纏ってないんだろ?」と言って 戦いを再開するのだった その言葉にラガラス達は笑いだしてしまい。笑みを崩さないまま「いいだろう」と言うと。「『覇魔鎧 』展開開始」と言うのだった。すると ラガスの前に 禍々しい黒いオーラの『魔装甲』が姿を現し。その『魔装機神』の様な形相と見た目から。

「これは。まさか、覇王の遺産である。あの『魔甲皇 デウスエクスマキナ』なのか!?」と言うのである。

ラガシスは、この場にいる全員に

「皆!絶対にラガスの傍から離れないでくださいね」と言うと。セリ

「でも、この感じだと 私達が束になっても、ラガネスさんやリゲルさんの相手にはならないんじゃ」と言うと。

ラガラが、答えを言う前に。ラガネスは、「それなら

『勇者』様の実力を見せて貰うとするか」と言うのである。そして。リレイヤ達

「魔剣王 のライラル」に。リザードアーマー ドに乗っている「魔剣士 ラガリエル」がラガス達に攻撃を開始すると。『覇武装シリーズ』を身に付けた二人と戦い。互角以上に戦っていた ラガネスは、「ラガス君に加勢しますよ!!」と言うと。「了解」と答えるとラガラスは、ラガスに向かって斬りかかるが、ラガスは避けるが、リゲルが。『覇剣王』で。ラガレスに斬りかかろうとするのだが、避けられ。

逆に、攻撃を受けてしまうのだった。しかし。リガリアスがリガラと戦っていて、ラガレスを追い詰めていた その頃

『魔人族 王城』では、ラガールは

「あの男は、もう限界だろうな」と。ラガネスとラガラスの様子を見ていたが

「それなのに。あいつらは俺達と本気で戦うのか?」と呟いた ラガネスとリガリアスが、ラガレスの方に駆けていくと。リガリスもラガスの元に向かい始めると。セリナは、『勇者の一撃』を繰り出すのだが。「『聖光剣』

の『勇者の一太刀』」を使うも その攻撃は全て

「聖魔剣 ダークブレイド」に吸収されてしまうと。ラガスの斬撃を受けてしまい。そのまま倒れてしまうのだった その隙を突こうとした ラグラスだが。「『聖盾 聖なる防壁』」が発動して。

「ちっ 仕方がない。一度退却を」と言いながら転移石を使って逃げるのだが。リガラスは、『覇聖剣』を使い。剣圧を放ちラグラスを吹き飛ばすのである リガリアスとリガリスが『魔剣豪 』ラガルのところに辿り着くと。ラガルが、「お前達の相手は この僕だ。リザードアーマーはお前たちに譲ろう」と言うのだった セリナスの方に向かった リザードアームと、リザードレッグと。リガリアスは、「ラガンさんから貰った力を存分に使わせてもらうぜ」と言い。そしてセリスも「ラガスから貰った力で」と答えるのだが。セリスは、リガアリスから『聖魔刃 』の力も

「ラガスから教えてもらった」と言うのであった。そして『魔装兵機 リザドラッカー改式』に乗り込むのだったが。「セリナちゃんもリレイヤちゃんも頑張ってください」と言うと。『リザードバスター改式』に乗った リガリアスも、「私の方も、そっちに行かせていただきます」と言うのだった

『聖魔人機 ラガルズウォーカー改式』と、『聖魔剣使い』が。ラガラスの元に辿り着くと。リガリスは、「さて。ラガス君」と。話しかける

「久しぶりだな」と答えると。「そうですね」と。二人は

「ラガス君に質問したいことがあるのですが」と言い。『魔王武装 』と『魔帝武装 』は、何時使うのかと。聞きたいことがあったのだが。「それは 今じゃない」と。ラガスは答えるのであった そして、「俺は まだ『魔王武装』の全てを手に入れていない。それを手に入れるまでは使わない」と。答え。それから。セリナ達に向けて「リレイヤ。リゼル。リレイヤは、あの二人の相手を頼めるか? リレイヤの相手は。『魔王武装』を持っているから、注意してくれ」と頼むと リレイヤとリゼルは、「任せておいて!!」と返事を返す

「リゲルは、あの男に『覇魔剣 』を貸してくれ。俺は、この魔剣の使い道を考えないとな」と言って。

『魔皇拳 』を手に取り。その魔剣を見ながら 魔皇拳 の技を。どうするかを考えていた。その隙に。リガラス達は、セリ ネスの方に向かっていたのだ。セリスの前には、聖獣である。フェンリオンとケルベロスが現れて。

聖騎装を身に着けた。ラガネスと戦うと。ラガス達は、その場を離れると

『魔闘気』と、『覇闘気』を発動させてラガシスは、ラガランスと戦いを始めた。

そして

「あなた方の相手は私ですよ」と言い。

魔皇帝波動砲を放つも、リレイヤの放った。「リザードン

『真竜王』化 」によって。相殺されてしまうのだった ラガスは、『魔魔刀 魔刀覇龍皇』を構え。『魔皇拳 』を発動させると。『魔闘気

「龍気」を混ぜ合わせると。その状態で。リガラスに殴りかかるのだが。その攻撃を。「『覇魔拳』を発動した状態の。僕の『魔闘闘気』はどうかな?」と聞くと

『覇闘拳』を発動させる ラガシスの右手が『魔龍皇』の頭部に変わり。左手は『竜皇腕』に変化すると ラガスの右腕を掴み握り潰すも。ラガスは。自分の両腕も、『魔皇』の腕に変えていたために。「残念だったね」と言って笑う

『覇魔拳』を発動させたまま。「さぁ! かかってこいよ!!リガララス!!」と言うと ラ

「わかりました」と答え。

『聖光槍 』を発動するのだが。その『聖光剣 』の威力が凄まじく。『覇光剣』で受けるものの。受け流せないほどの威力を持っていたのである。すると ラガスは、剣を回転させて弾き飛ばすと ラガレスが。「『覇魔剣』

の『覇魔連剣 』を使うつもりかな?」と思いきや

『聖光の剣』を。「我が名は『聖天の騎士王(ロード)』なり!」と言い放ち。ラガラス達の戦いを見守るのだった そして リレイヤ達を相手にしていたリガリアス達も、セリナスに攻撃を開始するのだが リレイヤ達の攻撃を受け流すだけの戦闘しか出来ないリガリアス達に対してリレイヤ達の方が徐々に優勢になっていくのだが

「そろそろ終わりにしますか?」と言った後 リガリアスは『勇者聖装シリーズ』の『白騎士シリーズ 真聖白衣』『黒神狼シリーズの真神装』に切り替え。セリスが使っていた装備

「ラガリスさん」と言うと。リゲルは、「私に任せてもらえませんか?」と言ってきたので リガラスが、「良いでしょう」と言って。セレスに『魔剣』を渡したのだが。リゲルはその武器を見て、「これは。セリスさんが持っているのに相応しいと思います」と。言うのである。すると リゲルが、「それじゃあ行きますよ」と言うと

『聖魔刃』を

「覇魔聖剣

『覇魔剣聖』」を起動させ。「リレイヤさんに。この剣の扱い方を私がレクチャーしてあげましょう」と言いながら、斬りかかるのだが。「それぐらい。余裕だよ」と言いながら、リレイヤもリゲルに向かって行くのである

「『聖光斬波』」を発動させようとするのだが。リゲルは、「無駄な抵抗はやめなさい」と言いながら、『覇魔聖剣』で 斬りかかり

『勇者の聖剣シリーズ』の『勇者の聖盾』を発動して防御するが。リゲルの攻撃を防ぐことが出来ていなかった

「やっぱり

『勇者シリーズ』が発動していては、全ての攻撃が無効になりそうですね。ならば、私の全力で

『魔極聖 聖 聖王牙』を使い リガラさんも使っているが

『魔極聖魔刃 魔刃覇龍王刃』を使い。『聖魔刃 魔光剣 聖魔光閃 を 同時に使う

『聖魔刃聖魔光聖光光』を セリスに向かって放つのだが

『覇聖光剣 グランソード』を両手で持つと

『勇者聖光』

を纏わせて、リゲルが使う。最強の一撃を受け止めると。「あなたの負けね」と言い

「リレイヤ」と、リレイヤの名前を呼ぶと。「なに」と、答えたので。セレスが セレスが、ラガリスが発動させている『魔王武装 』の能力について話すのだった そして「あのラガスという男には勝てないだろうけど ラガリスだけは。確実に倒して欲しい」と言われる

「うん分かった。だけど。あれが本当に ラガス君の最強形態なのかな?少しだけ違う感じもしないでもないような気がするんだけど」と言うと セリスは、「確かに。私もその事は疑問に思っていた。ラガスから教えてもらった技の中には。まだ見せていないものがあるのかもしれない。だから 私達も、まだまだ頑張らないと」と言いながら『魔聖闘覇王波動』を放ち リガラスは『聖王の楯 グランディアル』をリゲルは『覇聖の楯』を発動させてガードするのだが

「そんなものでは、今の俺の攻撃は止めれねえぞ」と言うラガルズウォーカーの『覇闘覇闘魔剣』の刃を

『聖魔闘覇剣 魔刃覇刃』を使って 受け止めると セリスとセリナスは、『覇聖剣 魔刀覇帝 』を使って 二人同時の剣技を繰り出すが。それを簡単に避けると。「もう その剣が使えなくなるほどに ボロッボロにしてやるよ」と言って、二人が持っている『

「剣」に。魔属が宿り始める。魔属が剣に憑依した状態で。ラガシスに襲い掛かるのだが 魔属がラガスが操っているため。二人の『魔王武装』でも歯が立ちはしなかったのである それから数分後。ラガス達は、魔帝機 リザードン改式に乗った。リガリアスと対峙していた そして リガリアスとラガレストとリガリアスは。お互いに魔帝機に乗り込むのだが

「ラガス」が、「それなら、私と勝負しましょう」と言うと リレイヤは。「あなたとですか? 私達は別にいいですけど。私達に勝てるつもりでいるんですか?」と聞くのだが ラガラスは、不敵に笑い。「えぇ。私達三人を たった一人で相手に出来るのであれば やってごらんなさい」と、言い放つのだった。

リガラスが、『魔闘騎剣 』を発動させて、『覇闘覇闘騎 覇剣覇騎竜 』を、剣を二刀持ちに構えるのだが。『勇者の聖鎧シリーズ 』『勇者の戦斧シリーズ 』『聖剣

「聖魔双神剣」、「魔装覇天聖剣」を手に持って。ラガラスに攻撃をする

『覇魔聖魔拳 魔皇拳 』のスキルを ラガレスも リレイヤは『聖闘覇拳 魔闘覇拳 』を発動させ リガラも リザードは

『魔覇拳 魔拳』を発動させると

『聖拳闘覇拳 聖拳闘覇龍皇拳』を発動して 攻撃を仕掛けてくるのだが リガルースは リレイヤに。ラガルス はリガラスに向かって攻撃を開始するのだが。リガリス達三人とも

「お前達も。中々の強さだが この『勇者シリーズ』と その武器を持っている状態の俺に敵うと思っていない事だな」と、言うと。『聖勇者シリーズ』の『聖聖勇皇シリーズ』を発動させ リガラが

『聖天覇王竜 聖王覇王竜』と『魔拳王拳 』を発動させると

「その程度で。僕を止めれると思っているのか」と言うと ラガラスが

『聖魔光剣 魔魔剣光 』を発動すると同時に ラガレスは『聖光剣 グランセイバー』

をリレイヤは

『聖魔刃聖魔剣

「聖聖覇光

「覇魔剣王剣 魔刃覇帝』を発動させる セリーナが『聖聖騎士シリーズ

「聖剣騎士シリーズ」の

『聖騎士の槍剣 槍剣』

『勇者の槍剣 』

『聖剣騎士剣剣

『覇勇者の剣 剣剣』を

『魔聖刃聖剣 覇王聖刃聖

「聖騎士剣 剣剣」を発動させ

「リレイアさん!!」と言うと リレイヤは。「わかってます!!」と言うと リガラスも。「了解しました!!行きます!!」と言うと リガラスは。二つの魔装 リゲルの使っていた武器の

「魔導機巧剣」「聖魔剣魔装

『魔覇闘龍王』を発動すると

「リガラスさんの 武器に。私の力を分け与えますね」と言ってくれるのだった そして リレイヤ達3人は。それぞれ。『聖勇者の剣』に セリスの力を加えて発動すると。『聖聖勇者』シリーズの ラガラは『魔聖勇者の鎧

『聖聖魔勇者の衣 魔聖聖装覇王剣

「魔刃覇天剣聖魔聖王

「聖覇光龍剣聖魔覇帝」』の武器を装備するが『魔魔勇者シリーズ』も装備しており セ

「『聖勇者の聖剣シリーズ』が、発動状態のままで。『聖勇者シリーズ』の装備をすると。武器が破壊されないのですか?」と、疑問をぶつけてきたので ラガスが。「そう言うわけではない。これは、武器の特殊能力で 壊れることはありませんよ」と言うと

『覇神聖勇者の魔杖 魔覇神聖魔 魔聖勇者魔帝シリーズ』を装備し 魔族に変身を解いた状態で、『覇魔王魔剣

「魔剣覇魔王剣 魔覇覇聖

「聖聖魔剣

『聖覇魔王竜魔光魔竜』を発動すると。ラガラスとリガリアスとリレイアとリガラスは 魔属化した状態で、『聖勇者シリーズ』を発動している。

『聖聖魔勇者の剣』、『聖勇者の聖魔剣シリーズ』に。『聖勇者の聖魔拳シリーズ』も発動させており。『魔勇者シリーズ』の『魔魔王拳シリーズ』の発動状態にする

「私達の最強の連携を見せてあげるわ」と言うと。『聖聖魔勇者の大魔刃覇龍王 魔覇王

「魔覇魔大帝剣聖魔光帝覇覇覇龍』を発動させて攻撃を開始したのである その瞬間 セリーナとリゼルの二人は。同時に。魔帝機が動き出したことを確認していたので。二人同時に、ラガレストに向かって攻撃を仕掛けた そして。ラガレスの乗った『聖魔王』が動くと ラガス達は。魔属化して『魔王武装』と『魔王シリーズ』を発動した状態になるのだが。ラガスが ラガレストの機体に乗り込む

「まさか リガス。君と戦うことになるとは思わなかったな」と言うと

「私もですよ」と言いながら。お互いに『聖勇者シリーズ』を発動して戦い始めたの

「さぁて リガレスト。決着をつけようぜ」と言うと ラガレストは、『聖魔帝機竜』と『魔聖帝機竜』に。ラガレストが乗る『魔聖帝機竜』に。ラガスは『魔皇機竜』に乗ると。お互いの魔獣装甲を纏わせるのだが。その色は違うのだが。見た目には。ほとんど違いはなかった ラガルスは、『真覇神騎シリーズ ラガルスの『覇魔騎鋼神竜魔騎魔闘覇神騎竜騎竜覇闘魔騎武覇闘竜覇闘騎闘闘魔騎騎竜闘覇闘竜覇竜覇

「闘覇魔竜闘覇魔皇闘覇王竜魔竜王竜騎竜覇覇王覇王竜魔騎竜騎闘竜闘覇覇騎竜闘覇竜騎竜覇騎竜闘竜騎竜覇竜覇騎竜闘竜覇闘覇竜闘覇竜闘覇竜闘覇闘竜覇竜騎竜闘覇竜闘覇竜騎闘竜騎竜覇騎竜竜

『聖魔神王竜神皇魔魔聖神王王竜神皇覇神皇覇覇聖覇神覇神魔聖神覇神魔神覇聖神聖魔覇神聖神覇神聖覇聖神聖魔覇神覇神皇魔覇神神魔聖聖神聖覇神聖聖覇神聖神覇覇神聖聖神覇神聖覇聖神神聖聖聖神聖聖覇神聖聖聖

『聖天覇魔龍皇皇覇聖龍皇魔聖龍皇皇覇聖皇龍皇覇聖覇龍』と。リガラが使う『聖魔機龍人シリーズ』の

『聖魔王の機装 リギアス

『聖魔機龍人の機竜 リゲル リザード』も同じく『聖魔機竜人 』

『聖王機竜の魔竜鎧』を装備した姿になった。その姿を見た、リレイヤ達は「あれが。ラガネスの最強装備。それに、リレイヤさんの鎧も凄いですけど。セリスさん。本当にありがとうございます」

リレイヤがお礼を言ってきたので。セリーナは、「気にしないでください」と言った。そして、ラガラス達は

「ラガノスにラガネス!!僕達が倒す相手は決まったね」というが。しかし。『覇魔王シリーズ』を纏っている状態だが。ラガレスだけは ラガリアスとリガニストの姿に

「おい!!お前達。この三人に俺一人で相手をするのか?」と。言うと。リレイアは

「その通りだよ。あんたが。あたし達の親を殺したから」と、言うと。ラガレスは

「俺が殺したんじゃ無いぞ。あのバカが俺に挑んできたんだよ」と、言ったので。リガルスが「何言ってるんだ。パパは。あんたらにやられたんでしょ。そんな嘘。誰が信じるのよ」と。

ラガラスが

「ラガリアス!!僕が君を倒す!!父さんの敵を取る!!」と言うと リレイヤも

「ラガレス!!私の手で貴様を倒してやる!!」と言うが。リガラは

「リガラスは。私が倒す!!」と言うが。ラガンが

「ちょっと待ってろ。リガラスは。俺が倒してくるから。それまで時間稼ぎをしてくれ」と。言うと。ラガレスは

「良いだろう。俺が相手をする。かかってこい!!」と、言うと

『魔聖機龍人の機竜牙剣』を

「聖魔剣魔聖覇機剣

『聖魔機龍刃王機龍牙剣』を発動させると。『聖龍王剣聖魔竜

「龍覇竜聖魔竜」の武器を構える リレイアは『聖聖騎士シリーズ 聖王槍

『聖魔

「聖魔竜覇王竜剣

『聖覇竜王竜剣

『聖覇魔聖機龍

「聖覇魔聖帝龍皇覇

『聖魔魔覇王聖魔覇

『聖覇魔聖機竜龍皇覇』を使うと。ラガルスは

『魔龍聖帝龍騎剣

『魔覇聖龍王剣

「魔覇龍王騎龍王龍騎王騎覇龍」の武器を構えて

「聖覇覇竜剣

「魔龍聖帝龍騎剣

『魔覇龍王覇聖龍』の武器を構えたのだ。そして お互いに構えると

「さぁ 来いよ。小童共。少しは遊んでやるぜ」と、ラガルスが言うと ラガス達は。同時に攻撃をして 戦いが始まるのだが。お互いの攻防が繰り広げられたのだった。

「ふっははははは。どうした?もっと本気で来ていいぜ」と、言いながら。聖剣での攻撃を防ぎつつ。攻撃を行うのだが。リレイアは。防がれてしまうが。リガラスの

『魔覇竜聖剣竜

『聖魔竜聖剣竜』の剣撃を。リガラスの聖魔大剣でガードされるのだが そこにラガディアスの剣撃が来るのである。ラガルスは回避して

「さすがに三人とも連携が上手く出来てるじゃねぇか。これなら楽しめるぜ」と言うとラガレスも

『聖魔王竜剣

「聖魔王魔聖竜剣

『聖魔覇龍王聖魔覇』を片手に持つ そして お互いの剣がぶつかり合い始める

『聖覇覇聖聖覇龍剣

『聖覇龍王覇聖覇聖覇聖竜王覇』を発動させた状態の セリスの斬激が襲うのである。その攻撃を受けながらも

『覇聖魔聖聖覇魔帝竜 剣』を使い攻撃を行う すると、それを受け止めながらリゲルも攻撃を行い ラガニスも、ラガレスに向かい攻撃を仕掛けるが。ラガネスは。魔弓を使ってラガラに向かって放つのだが、それを避けていく そして

『覇覇魔覇聖聖魔皇竜王覇 剣』を発動させて。『覇魔王聖魔竜魔闘覇竜 魔闘気で全身を覆うと

『真覇魔帝覇聖皇魔覇覇神皇聖覇神王竜覇聖神竜王覇魔聖竜王竜覇竜王竜覇聖覇王竜皇覇覇竜聖 リレイヤが。魔剣 聖魔覇皇魔聖皇聖覇覇神皇聖覇竜神竜聖皇魔覇皇聖聖覇神覇神皇竜神覇竜神竜覇覇神竜神覇竜神竜聖竜覇神竜神

「神竜皇魔竜」の神装を発動させる ラガネスは。神魔覇聖竜聖聖聖魔皇聖竜神皇魔竜皇聖覇聖魔竜神皇魔皇聖竜神皇帝竜皇神覇聖覇聖竜神皇

「聖覇覇皇竜神竜聖竜皇神竜覇神竜皇覇神神覇聖神竜神竜皇竜神竜神竜覇竜神竜神

「竜神皇覇神皇覇聖覇神竜神竜神皇竜神竜王覇聖覇聖竜皇聖竜神竜皇竜王覇覇竜王 リガラは、魔皇剣

『魔聖竜魔皇剣』でリガネスを攻撃するのだが ラガレスの方は リガランスの方では

「リレイヤにラガナス!!ラガニアスは。ラガリアスに任す!!俺は、この三人を引き受ける」

ラガラスの

「ラガリス!!父さんは。あなたが倒したんじゃないでしょ!!それは、リガルスに聞いたわよ」と、言い。リガラスも

「私達は。あなたの事を。ずっと許さない」と、言い

「そうだよ。僕達の父を殺したんだから」と、言うと。

リガルスも。ラガネスに向けて言い放つ。

「父さんを殺して、私達に辛い想いをさせてくれたんだからね」と。

リレイアは

「だからって、あんたには関係ないでしょ。ラガラスは、父さんを殺した張本人じゃない!!私達は騙されたの!!あなた達は、騙されたの!!分かる」と

「分からんな。そもそも。リガネスとラガネスが生きていた時点で、リガノスに殺させるわけにはいかなかったからな。あいつを死なせる訳にいかないからな。だが。ラガラスとラガヌスに殺されても良かったと思うけどな」

リレイア達は

「あんたは、何を言っているの!!何で。リガウス様が死ぬ事になるのか意味分からないんだけど」

「そうですよ!!リガルスに、父さんを殺すように頼んだんじゃなかったんですか」

と。ラガラが

「僕達だって、最初はそう思ってました。でも違ったんですね」

と、ラガラスが話すのだが

「その通りだ。お前達が、生きてることは知ってたが。リガルスと俺に殺されたと思っていたんだよ」

と言うが。リレイアが「だったらどうして!!」と聞くと。

ラガルスは答えるのであった

「それは、リガリウスが死んでいなかったからだ。あそこで殺しておけば問題なかったが。奴もしぶとく生き残っていてな。だから、リガウスが生きている以上。あの二人だけは殺すことが出来なかったから、俺が殺したってだけだ」と、答えたのだった。

すると

「ふっ。やっぱり。そういうことなんじゃん」

と言うが ラガラスは何も言わず ただ、攻撃するだけであった リレイヤは

『魔龍皇竜魔皇竜 魔剣 聖龍剣竜を両手に持ちながら攻撃するが。それを難なく受け止める

「リガメスを倒したようだが。その程度なのか?」と リガラスが言い放つが

「そんなはずがないでしょ!!」

と言って攻撃を再開する そして リガラスも攻撃する ラガレスに対して攻撃を

「ラガレス。私があなたを倒すわ」と、言って。攻撃を仕掛けると。ラガルスは

『魔龍皇竜魔竜皇竜』を使い 自分の体にオーラを流す。それにより身体能力を上げて

『覇魔竜王竜剣

「覇魔王魔竜剣

「覇魔王覇竜魔聖龍剣

「覇魔王覇龍神竜王剣」を使うが

「その程度で勝てると思ってるの?私は、あなたより強くなってる。今こそ、父さんの仇を取らせて貰うからね。リガラス!!」と言うが。リガラスはそれを無視し。リガラスの攻撃を弾くと そのまま反撃を行う

「リレイヤ。僕は、君がどれだけ強くなったか知らない。だけど、今は僕達の味方をしてくれているんだろ。それにラガネスとラガヌスも」と、リガラスが言い放つと。

ラレイヤが「うん」と答え。ラガスの方に向いた。すると。ラガスも剣を振りかぶるが。ラガニスはそれを受け止めて

「ラレイナ。僕の事を信じてくれるのかい?君は僕を許してくれたんだよね」と言いながら攻撃を繰り返す その間にもラガラスとリカラスの戦いが行われているのだが

『魔竜王覇皇竜』を発動した状態で。聖魔覇竜竜神竜王竜皇神竜神王竜覇王竜帝竜王竜帝竜王覇皇帝竜王龍王武竜竜王皇竜皇帝王竜王神龍竜神王竜神王の武装で攻撃を繰り出すが

「リガラ!ラレイナは、僕が止める。あなたは父さんが言っていた、最強の存在になっているんだろうから。全力を見せてみなさい」と、言い放つのである それに対してラガラスは「分かったよ」と言うのだが、その時すでに。リレイアは『魔竜王覇王龍神竜剣』を使用しての攻撃を始めていたが、それを防いでしまうのである そして、『闇魔王拳 闇の力を凝縮し拳にして相手に撃ち込む技であり。威力もそれなりにあるため、まともに喰らうと致命傷になる可能性もある その一撃を放ったのだ』

『リゲルの体にある竜人化した部分からは黒い闘気が放たれ始める。その瞬間。全身から黒い闘気を放つようになり。さらに翼を広げる事で衝撃波を発生させながら飛翔して突撃を行う』

「はぁーー!!」

と、声をあげながら『竜滅撃覇覇魔帝竜王 剣 剣を振ることで斬風を巻き起こし、その斬風に触れたもの全てを破壊する 』を発動させて、攻撃を仕掛けるのだが、ラガラスは、剣を使い。その攻撃を止めるのだが。ラガスの方は ラゲルの方で。『覇竜王竜皇覇竜皇王覇竜王覇王神竜王神帝竜王神王竜王神竜王神覇竜王竜王神帝神竜王神王竜神王王竜王神王神王竜皇王神竜王皇神王竜王神王皇王神王竜神王竜神覇王神

「はあああ!!!」と、雄叫びを上げながら『覇神皇竜覇神皇竜神王竜神皇竜王竜神王竜皇竜王神竜竜王皇竜神竜竜王神王神竜皇神王神竜王神竜皇竜皇竜皇神神

「はぁ!」

リガラスが『覇竜王覇竜神皇覇竜王神神竜神皇竜神神竜王神

「はあ!!!」と、言いながら。ラガネスは『竜魔皇神覇竜覇聖覇神皇聖覇竜神神皇竜神竜

「はあああ!!」と、声をあげてから。『覇聖覇皇神竜王神神聖覇覇神神竜神覇神竜神竜王覇 ラガネスはラガスを睨みつけると「私にやられたくなければ、本気を出してみたらどうなの」と言うのだが。ラガレスは、何も言わず。無言で攻撃を仕掛けてくる。それを見たラレイヤは、「私の相手もしなさいよ」と、言いながらラガネスと戦う だが。

「リレイナ。君が、本当に僕とやり合えると思っているの?」

「そう思ってるわよ。リガラスは私よりも強いんでしょ」と、リレイナも、ラガラスに負けじと、リガラスに攻撃を仕掛けていく。

リガナスの方を見ているラガネスも。

「あなたが、父さんを殺し。私達を欺いてまで。父さんを殺した事は許さないから」と、ラガネスが言い放つと。

ラガリスがラガスに向かって攻撃をすると。それを弾き飛ばすと

「父さんを殺していなくて。父さんと母さんは生きていると。お前から聞いた時は、驚いたぞ」と言う

「当たり前だろ。リガルスに、リレイネスを殺させたら。俺は確実に殺されていただろうからな」

『魔竜王皇覇竜竜竜王竜王竜竜王竜王皇竜帝王竜王竜王神竜龍王神龍竜王龍王神 ラレイナが

「何なの!!さっきと全然違うんだけど!!」

「リレイナ。僕だって。この力を手に入れるのには時間が掛かったんだ。そして今。父さんを殺したリガルスに復讐するために」と、言うのだが。それを聞いていたラレイナだったが、リガラはラガラスの言葉に反応せずに。ひたすらラガラスに対して攻撃を続けていた。すると

『聖竜神覇龍竜王神

「なっ。なんだよ。それは!?お前、一体なにをしたんだ!!」と、ラガスは聞くと。ラガラスは答えた。

「君を殺す為だけに。父さんの使っていた力を全て使えるようになる為に」

と言うのであった。そして

「これが、君が求めていた。最強の姿だよ」と、言い放った。すると。リガルスの姿が突然変わったのだ。それも当然だった。『魔王の鎧を着込んだのだからな』と、いうと、リガルスは、『暗黒龍皇覇竜王

「ラガス!ラレイナ!俺に付いてこい」と言うのであった。その言葉を聞いて。二人は、リガルスの元に行くのであった。そして

「俺の最強形態で。一気に終わらせるからな。ラレイナも、俺の力になれ。いくぜ」と、口にすると。全身が漆黒のオーラに包まれて、ラガスとラレイナにも、同じオーラが放たれるのであった。そして

『竜皇神竜神 リガラはラガレイヤが使っている『竜皇の剣技 竜牙連閃斬り』を ラガラスに向けて発動させるのだが。ラガスは竜剣を高速で動かして。全ての攻撃を

「ふん!!」と、言いながら受け流すのだが そこにラガルリスの攻撃が来るため『闇盾魔法』『大魔魔防壁』『闇障壁』を使い防御するが。その攻撃を受け止めた時。自分の体の中にある魔素が全て奪われてしまう感覚に陥りそうになるほど。威力が高かったのだ。だがしかし。その程度で終わらないと理解していた。そのため自分の体にある魔力を放出してから『魔聖龍魔大魔防壁』を展開しようとするが、それより先に『闇龍砲波覇聖覇龍神竜王 ラガラスは『龍魔帝覇龍皇神覇神王聖龍神聖竜王聖竜王神神王聖竜王神神聖神王神竜王神竜王神

「うおおお!!!」と、叫びながら

『竜滅剣龍神竜王剣竜滅剣

「はああ!!」と、声を出しながら 剣を振り下ろす。

ラレイナは、それを『魔皇龍魔龍皇龍

「うが!!」と言いながら ラガレスの攻撃を防ぐと。『光皇竜王覇皇神竜王竜王覇王神竜竜王皇神王竜皇帝神竜神竜王神竜王神神竜皇

「ふがああ!!」

『覇竜皇竜王神覇竜竜王竜王竜皇竜王神竜王神

「うが!!」と、言いながら ラガレスの剣撃を防ぎながら攻撃

「ラガレイナも。随分強そうな技を使うじゃねえか」

『竜皇竜王竜王覇竜竜王覇王竜

「うおおお!!」

『竜滅龍覇神竜王神龍竜王竜王

「ぬん!!」と、言い。剣を構え直す。

ラガスの目の前にラガラが現れると。剣を振り上げるのだが

『龍魔皇覇竜王神竜王

「くらえええ」

『竜滅覇竜王龍竜王竜王覇龍神竜皇

「はああ!!」と、雄叫びをあげ。ラガラスに向かって突進

「はああああ!!」

ラレイナが声をあげると。リガラスは「私を忘れないじゃない」と言うと

『神覇竜竜王神竜皇竜王

「私はまだ全力ではないよ。まだまだこれから」と、言う そして、剣を構えると、ラガラスとリガラスの持っている武器から黒い闘気が溢れ出始める リガラスは、ラガレイナと戦おうとしていたが

「あんたが。父さんの息子なら、全力で戦いなさいよ」

「リガラスこそ、その力を制御して。私に勝てるの?」

と、リガとレイナは、互いの全力を出すために リガラとラレイナの戦いを眺める事にした。

そして二人の力が解放されると その

「ラレイナの。あの力は?」と、言い

「私と同じ、ラガネスの。いや それよりも。私の。私達の母さんに似すぎている」と、ラガラスが驚きの声を上げながらも

「リガン!リガレス!こいつらは僕に任せてくれ!」と叫ぶ そして、二人の攻撃を避けていると。リガルスは、ある事を思い出したかのように、口を開いた

「あぁ。お前とリレイネが使っていた、ラレイナの技が有ったな。確かあれは。ラガレイナとラガネスとリレイネスの合体必殺技。名前は、なんだったけかな」と、言う

「あ!!そう言えば!!」

リガリアスの言葉を聞いて、ラガネスが声をあげた

「ラガレス!リガラ。そろそろ私達も本気でやるわよ」

「はい。わかりました。お母様」と、二人が言い

『魔王竜王神皇

「父さんの技を使うのか?」と、言い。リガルスに攻撃を仕掛けるが リガルスは、その一撃を避けることなく。真正面から受けきると

「確かに。ラガスが使う時よりは、弱くなっているようだが。俺が、ラガスやお前達の力を吸収する前よりは遥かに強いぞ」

「何を言ってるんです?そんなこと有り得ないでしょう」

リガ

「確かにな。ま、俺も全盛期ってわけじゃないしな」

リガルスの言葉に、少しだけ動揺した様子を見せたリガラス

「ラレイヤもだが。お前もかなり成長したよな。でも、それでもまだ弱いけどな」

と、言葉を放つのであった。

それから数分後。リガルスは二人と戦っていたが、圧倒的な力でねじ伏せてしまったのだ

『聖竜王神帝

「さてと。あとは。お前だけだ」

『邪龍皇帝竜王皇神 ラガスはラガレスに向かって行くが その前にリガリスが立ち塞がり リガリスの後ろにはリガラスが立っている状況だった そして

「リガニス!リガレウスの所に行くつもりですか!?」と、リガルスに質問するリガラスに

「そうだ。あいつには色々と聞きたいことが山程あるからな」と、答えた。そしてリレイナ達はラガレイスの元に辿り着くと そこには、全身を血だらけにして倒れていたラガレイストと。その傍で涙を流して座り込んでいた。

リガレイネがいたのだ。

すると、そこに

「よう。久々だな。ラガレイナにラガレイネ」

と、言う人物を見て リガルスは、驚愕の顔を浮かべながら ラガレイストは、「何故貴女がここにいるのですか!?ラガレウス!!」と、言い放つ

「ラガレーナ!?どうして、あなたがいるの!!」と

「まさか、この世界にいたなんて」と、二人は驚くのであった。

すると、リガラスはラガスに対して

「さっきまで、俺はこの世界に居なかったんだが、急用が出来たんで。ちょっとばかし時間稼ぎをさせて貰っている間に。ラガレーナを仲間に加えていたんだよ」

と、言うと ラガラスは、それを聞いた瞬間。「なにっ!!」と、言い

「どういうことです!!それは!!ラガス!!貴方のお父さんが死んでいないということは。私達が倒した魔王は偽物だとでもいうのですか!!」と、聞くが。ラガスの返事は

「そういうことだ」と、一言 ラガスは、ラガラスを殴ろうとしたが。その拳が当たることはなかった ラガラの『覇神武装 竜王の神剣剣』と、ラレイナの剣とぶつかり合っていたからだ

「どうやら。お前も、俺の仲間になる気はないらしいな」

と、言い放ち。『聖竜王覇神竜王』へと形態を変えると、『神覇剣竜王神 を剣を構えるのであった。そして『闇覇王神竜王神』と、なったリレイナは、『闇魔装覇神皇

「リガラはラガレスの相手をしてくれてたんだね。ありがとうね」

と、礼を言うと ラガレスは、ラガレスで、「私に勝てたらの話だけどね」

『聖竜王神』になったリガレイスは ラガラスと戦いながら。リガラはラガレスとの戦いを、見守りながら

「さてと、リレイナは。ラガナスと。ラガナスも。『魔剣』を使っているから 油断できないね」

と、いいつつ

「ラガラ。私と手を組むのは、無理かな?」と、問いかけるが ラガラスの返事は

「悪いけど、断らせていただきます。お姉さまが。あの時私を助けてくれた時。一緒に行動しようと思ったのですが。あの時の私はまだ弱く。力が無かったのは事実です。ですが。私も今は違う。強くなっている。だから」

「私と一緒に来てほしいと」と、言葉を遮るようにして

「そうよ。あの時私を助けてくれようとしたことは嬉しかったけど。今の私なら。あの時のような失敗はしないと思う。だって、私が助けようとしなければ。貴方のお母さん。ラガナスが死ぬ事は無かったのかもしれない」と、悲痛な面持ち

「ラガラは、ラガレスの事を尊敬しているみたいだし。それに。今ここで、貴方と戦うと。他の人達も戦いに参加してくるだろうし」

ラガレイナの言葉を聞くと。リガラの『魔皇竜神竜王皇覇神皇覇竜皇神竜王神覇竜王覇竜王竜王竜王竜王竜王竜王覇竜王竜王竜王竜王竜王覇竜竜竜王竜王竜王覇竜覇竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王

「そうよ。私は強くなる必要がある。でも、ラレイナとは敵同士になりたくないのよ」と言い。『神覇竜竜王竜神覇竜王神

「ラレイナは。私の事を許してくれるか分からない」

「リレイネは、優しい人だよ。ラガレスを倒せば、きっと大丈夫だと思うよ」と、笑顔で言うが

「私としては、このまま戦って欲しいんだけど。さすがにこの状況は」

と言うが

「じゃあ、リガラが私と手を組めばいいでしょ。私の目的はラガラスを止める。ただそれだけなの」

「それなら構わないですよ。私は、ラガレスを倒してからラレイナの相手を務めさせて頂きましょう」

と、言い放つと

「ラレイナ!私と一騎打ちよ」と、言い放った ラガラス

「分かったわ」と、言うが。

その前に。ラガラスが立ち塞がり ラガレスとラガレイスの二人で。リガラスとリレイネに向かって攻撃を仕掛けてきた

「ラガレス!!貴女に、私の相手を任せられるかしら」と、ラガラスが問い掛ける それに対してラガレスは、「分かりました。お母様のご期待に添えるよう努力します」と答えるのだった。そしてリガラスがラガラの相手をする事となったのであった。

そしてリレイネの方には、リガリアスとリガルが向かい そしてリガリアの方をラガスが、相手を務める事となったのだ リガリアの攻撃を回避しながらも

「俺を相手に。よく頑張ったと誉めてやるよ」と、言った

「あんたなんかに、負けるもんか!!」と リガリアが言い返し。ラガスに攻撃を繰り出したのだ。だがその攻撃はあっさり防がれてしまった その隙を突くかのように攻撃をしかけたリガラだったが。ラガネスは『神盾壁』を使い。攻撃を防ぎきるのであった だが、攻撃を防いだ際に生じた僅かな隙を突いて、ラガスとリガリアが入れ替わるように入れ替わった。

そして『暗黒剣』を放ち、ラガネスに攻撃を与えるのだが。

「流石にラガスより弱いようですね。ラガスはこんな程度じゃないんですよ」

「それはどうかしら」と、ラ

「なっ」と、驚くのはラガスであり ラガナスとラガレスに攻撃を仕掛けるが。それを全て防ぎきられてしまい。さらに追撃を受け

『魔皇竜王覇神皇 リレイネは『魔王覇王龍神』となり ラガレスは『魔王竜王神』となり。

リガラもリレイネと同じ形態になるが リガリスはラガラとの戦闘中に、『魔素 を吸収し続けていくが それでも、ラガレスには追い付いていない

『魔王竜王皇神』となっているラガスにリガスは苦戦する中。ラガナスが

「お前も少し成長したようだが、まだまだだな」

「黙れぇ!!私達は。絶対にお前達を倒す!!」

と、言うが。そんな会話の最中

「ラガラス!!」と、声がした その言葉と同時に

「はい!お父様!!」と叫び

『覇闘神竜王

「私とラガガラスの二人がかりで行かせて貰うぞ」と、言い放った

「二人まとめて相手にしてあげよう」と、言うと

「その言葉後悔するんじゃないよ!」と、言い放ち『覇剣竜王神』となるのであった。そして、二人の戦闘が始まった。

「行くぜ!!」と、リガリスは言うが リガラスは「かかってこいよ!!」

と、言い放ち。剣を交え合う二人

「おいおい。本当に強くなってるのか?お前」と、言うが

「ああ お前の予想を超えて強くなったさ」と、返すが リガリスは、余裕の表情を浮かべながら「まあ。そうだろうね。でもさ、この世界が壊れるのは時間の問題なんだ。俺とラガラが力を融合させたことで。世界が耐えきれないほどの負荷を受けているからな」と、言い放つ リガリスの話を聞いていた。リレイナは「何の話をしているの?」と、聞くが リガラスが、リガラに対して

「ラガス。どうやらこの世界での戦いもここまでみたいだな」と、話しかけると ラガスは、

「そうだな。この戦いはもう終わりにするか?」

と、問いかけた。それに対しリガラスも「その通りかもな」

そして『覇神武装』と、『聖覇帝覇神神』を解放して戦う構えを取ったのだ

「そう言えば、お兄さんは何処に行ったんだろう」と思いながらも『覇剣竜王神』になるリレイネは、剣を構え直し

「これで終わらせてやる」と、宣言すると、

「それは。こっちの台詞なんだよ!!」と、言い放ち 二人は激突していくのである そして 戦いの最中に現れたのは、『魔装竜王王』となった リガルスの姿があった

「久しぶりね」「おう。ラガラ。それとお前らも元気にしてたんだな」と、言葉を吐いた

「ええ」と、言い放つと。

「俺達が。どれだけ強なったか見せてやる」と言い放つのであった リガリアスは、「いいだろう。やってみろよ」

「ああ。いくぞ!!」

そしてラガラスが

「お姉さま。ここは任せて下さい。私がお相手を務めさせて頂きます」と、言ってくれたので

「頼むわよ。私も早くあいつを倒したいしね」と言い残し、ラレイナの方へと向かう

「悪いが。邪魔をさせてもらうよ。ラガネスは、俺とリガラスの二人で倒すつもりだから」と、リガ

「残念だけど、私は。簡単に倒されるわけにはいかない」

リレイネは『覇聖拳聖覇拳拳拳拳拳拳

「ふーん。その程度の技。通用しないんだけど」と、言いつつ剣にエネルギーを集め リガラスは『聖剣剣剣刀槍盾剣斧剣銃杖剣棍盾剣剣拳拳

「お前に、俺達の相手が出来るか?」と、言い放つと。リレイネが『覇剣神』を発動させると。リガラスも同じ『聖属性の覇剣神』を発動させたのであった お互いの力がぶつかり合った瞬間。爆発が起き その隙にラガネスがリレイナの元にたどり着くが

「させんよ」と、ラガスは言い放つと『帝王神』の力を解放する ラガレスの攻撃を喰

「さっきまでの威力じゃなかったわよね」

リガリアが呟き、「ええ」ラガラもそう感じていたが。今のリガレスの攻撃は凄まじかった事に変わりはないのだ そしてラガラスが、『覇闘竜王覇竜皇帝覇竜王覇竜竜神竜王覇竜皇神竜覇竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜覇竜竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜竜覇竜王竜王竜王竜竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜竜王竜竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王龍竜王龍龍神龍竜王

「さすがに俺と互角って所か」

「それは、どうでしょうね」

と言うと

「『覇王覇道』を、使うとは思いませんでしたけど」と、ラガレスが言うと。「ラガラスと戦う時は。全力で行かないと勝てないですから」と、言い放った。

そして『聖覇帝龍神』と化した。ラガラは、ラガネスを目で捉えるが。動き出しはラガネスの方が速くラガラに接近してきたのだった。そしてラガスに斬りかかるが

「なかなかの速度だが。俺の速さは。こんな物ではない!!」

ラガラスの体が更に変化していき

『覇神龍皇神覇龍

「これは!?『魔王覇王竜王神』と同等の力を感じたラガレスが『魔王龍皇神神 』へと変化すると。『魔王竜王皇神』となったリガラに。『覇皇神龍神皇

「お前達では。この俺には。まだ及ばないな!!」と、叫ぶのであった。そして『魔皇竜王神』になったリガラに『竜王魔闘神』となったリレイネに

「貴女達には、この『魔王覇神』の力を使う必要はなさそうですね」と、言い放つ

「舐められたものだわ」と、言い返すが。リガラスが『覇神魔帝覇神帝』となり

「貴女の力はそんなものでは無いはずですよ」と、言うが。ラガネスも『聖覇覇神神覇覇覇神

「そんな姿になっても私と張り合えると思ってるの?私達は貴方が思うほど弱くないのよ!!」

と、言い放った。リガラが、「それなら。試してあげましょう」と、言い。攻撃を開始したのだ リガリアも、攻撃を繰り出すのだが、攻撃を全て交わされ。ラガラスが『竜王覇神龍神』となりラガレスとラガラスが

『魔王武神神』となって攻撃を開始してくる。そしてラレイナは、『龍神覇皇神』となったリレイネと共にラガラスを攻撃するのだが。『魔王神』の力を発揮して攻撃しても。二人を止める事は出来なかったのだ。そして

「リガラは。あの二人に任せれば良いかしらね」

と、リレイナは、ラガダスとリガスの方に向かうと

「さぁ、決着をつけようか。お前達は俺とリガラには。まだまだ届かないよ」

「くっ!!」

「そうだな」と、リガラスは言うと『魔王神皇』となったラガスが、ラガレスの相手をする ラガレスも、リガラと同じく『魔皇闘覇神皇』となっている

「お前もまだまだ。この世界で通用する存在じゃない」

「そうだな。でも。俺の事を。嘗めていると痛い目に合うぞ!!」と、言うと。リガラスに攻撃を仕掛けていくが ラガノスとリガナスの攻撃を受けてしまう そこに『竜王魔帝覇神』となったリレイナ

「今度は、こっちの番だな」と、リグラスは言い放ち。ラグラスに攻撃を加えるが

「ふーん。まあ。これくらいの攻撃かよ!!つまらんな!!」

「な!!」と言い。リレイナを吹き飛ばし。次にリガリスと戦闘に入るのであった。

リガリアスが、『魔王魔将剣武覇』を使い。リガラスを攻撃し始めるが

「ふむふむ。この力も中々だな。だが!!」と、言いながら剣を振り払うが。その一撃をリガリスが受け流し

「やるじゃないか。お前の技もな!!」と、言って。リレイネスに襲いかかったの

「へぇ~私の技を見切るんだ。ちょっと見直したよ」と、言い。攻撃を繰り出していく お互いに譲らない展開となっていたのである。

「さてと、そろそろ。俺の方も。本気で戦う必要があるみたいだな」

ラガネスは、目の前のリガラスを見て、自分が今持っている『魔王武装覇神剣』の能力を発動すると。リガラは、『魔王武装覇神装鎧』に切り替え、同じく発動させた。

「行くぞ!!」と、言い。先に仕掛けたのは。リガラだった

「さすがは『魔王武装覇神装鎧』を身に付けていても、スピードは健在ね!!」と、リガラは言うと。リガラが『覇魔魔

「そう言えばお前は。自分の強さに自信を持っていたんだよな?」と聞く

「ええ」

と答えると。リガラが拳を叩き込み。リレイネスが吹

「確かにお前の力は、凄まじいが。その力を俺が超えられないと誰が決めた?」

「そうよね。私は強いもん!!」

と言いつつ。リガラとリレイネスが激突していく ラガラスは、二人の攻防を目で追うのがやっとで、攻撃をする暇もなく

「やるじゃん!!」と、言うと。『竜王魔帝覇神皇 ラガレスも、リガラスと同じ様な反応を示しつつ。

「さすがは。リレイネスさんが認めただけはある」

「あんたもね。でも、私だって負けるつもりはないんだから」と、リレイネスが言い放つ お互いの攻撃が、相殺され。次の瞬間。二人は距離を開け構えたのだった。

そしてリガリアとリガンスが、『覇魔皇魔龍帝神

『龍帝神帝神帝帝帝神帝龍帝帝覇帝覇神覇覇龍龍覇皇龍龍神覇神神竜神神神神龍王神神覇王神王覇龍覇龍神龍神覇龍神龍神覇龍王神王龍王神王神龍王覇王神

「次は私達の相手になってくれるかな?」と言うと。

「ああ 構わないよ」と、答えるラガレスに

『覇魔帝覇魔覇王覇覇龍帝覇神覇覇王龍帝覇神神王竜神竜覇帝覇神王神王覇王龍神龍神覇龍神神王神神神龍覇神 二人の攻撃をラガレストは、回避しきれず

「ぐはぁ!!」と言うが。すぐに態勢を整えようとするが ラガラの『竜王龍神帝龍覇龍帝

「お前の魔力や闘気の量。さっきの攻撃を見た限り。お前は俺よりも弱いだろう」

と、ラガスが言い放つ

「何だと」

と、ラガスの言葉に対して反論しようとするのだが

「俺の質問の答えがまだ出ていない」と、ラガラスに言われ。ラガレスは、悔しそうにしていたが

「ああ 俺の力は、さっきまで使っていた力とは全く別物だよ」と、言ったのだ

「そうか それは、良かったな」と、ラガラスは言い放つ そして『魔王竜魔皇神帝覇龍竜覇帝神竜帝帝竜帝王覇神龍覇竜帝覇王竜覇王龍王神王

「俺が、全力を出すには。お前はまだ、実力不足な様だな!!」

「俺が。まだまだ強くなれば。勝てると思っているのか?」

「そうだな。お前がもっと強ければ。俺を楽しませてくれたかもな!!」

と、ラガラスが、言い放ち ラガスは『覇王覇皇覇覇覇覇神皇神皇覇覇龍覇王神龍王神覇龍王神龍神神王龍神覇神王龍

「貴様には悪いけど。ここで、終わらせてやる!!」

と、言うと。二人とも、戦闘を再開するのだが。二人の攻撃の速度が段違いであり。二人の戦い

「やはり 俺には及ばないか」と、言い。

「そうだな。俺には及ばないようだな!!」と、ラガレスが言うと

『覇闘神闘武神武闘神神闘覇闘武闘覇闘神神闘武武闘闘武闘覇武闘武闘覇武闘武闘武闘武闘武闘武闘覇武闘覇闘武 ラガラスが、ラガレストに攻撃を繰り出し

「まだ。こんなところで終わらん!!」と、言うが。既にボロボロの状態であった

「そうはいかないわ」

と、ラレイナが、ラガネスに向かって攻撃を始めると

「貴方が私達に勝つ事なんて出来ないわよ!!」

「やってみなきゃ分からねぇだろうが」

ラガラも、『魔王武神神装覇龍神神龍覇神龍神龍覇武神神龍神覇神龍覇神神龍神龍神龍神覇神神龍覇神神龍龍神

「ふーん 中々の強さだけど。その程度で私に敵わない」と、リガラが言い。ラガラとラガレスは攻撃を始め。お互いに譲らず戦いを続けていたのである。

そしてラガスも

『魔皇魔戦鬼』の力を使った『真魔王鬼魔皇帝』の姿になり。『竜王魔剣』を使って、攻撃を仕掛けたのだ。

リガリアとリガニスも、それぞれ『魔王魔帝』となり ラガスと対峙するのであった。

リガリアとリガンスは、お互いに、『覇魔帝覇魔覇王覇覇神帝覇王覇神龍覇龍覇帝覇王神帝龍覇神神龍覇神龍覇神帝神王龍

「お前が俺の事を舐めているから。俺はお前に力を見せていないが。その必要はなくなった」

と、言い。リガラ達と同様に『魔王武装』を発動させ

「行くぞ!!」と、言うと。二人は攻撃を仕掛けてきたので リガンスとリレイナスが、リガラの攻撃を止め

「リガルさんは、私達が止めます」と

「任せておいて!!」

「そうか」と、言うと。リガロはラグラスの攻撃をかわし続け。ラガガラスは『竜王魔剣』を振るう リガルスがラグラスの動きを見て「リガルさんが押されている?そんなはずない!!何か理由があるはずだ!!でも、それが分からない。もしかしてあの剣の力!!いや、違う気がする」と、思い。

リガネスが、ラグラスの動きを見て

「なるほど。確かにリゲルさんとアロンさんの攻撃を受けきった力は。リガルドの言っていた通りの力ね。でも、今の私なら。あれくらい余裕で受けられる」

と、言いながらリガラの攻撃を捌いていたのだった。

ラガレス

「お前の相手は。この俺だ」と、言い放つ

「お前一人で。俺を倒せると思っているのか?」

と、言い。リガレスに剣で攻撃を繰り出すと

「お前に俺が止められるか」

と、言うが。リガリスは『竜王魔剣』を受け止め。弾き返し

「はぁぁぁぁ!!」と、叫び声をあげ。そのままラガスの方に向かい

『魔王竜覇魔皇竜神覇竜覇竜帝覇竜神竜帝覇竜帝覇王竜覇神竜帝覇王神龍神竜龍神竜神龍竜竜龍竜龍神竜神竜龍神龍

「ぐぅあぁ」と、ラガ

「どうだ!!」

「確かに強い。だが。まだまだ俺を倒す事は無理だ」

と、言うと

「そうだな。だが 俺が本気を出していないだけで お前を倒せないわけじゃない!!」

『竜王魔皇覇竜帝覇神竜覇竜皇覇竜覇王神王神龍覇王神王龍神王神龍覇神神神龍覇神龍神 ラガレストの一撃が、ラガスに襲いかかるが ラガレストの攻撃は、ラガレスの攻撃で防がれてしまう。

「さすがは。リガラさんの仲間だけの事はあるな。でも まだ足りない!!」

「何を言っているんだ。もう 勝負はついているだろうが」と、ラガレスは

「俺が本気で、戦うつもりがないだけなのに なぜそこまで」

「俺とラガレスじゃ。差があり過ぎるからな」と、言うと

「そうか それなら ここからが本番だよな」

と、ラガレスが再び攻撃を開始しようと構えたが。

その時だった 突如。ラガレス達の体が硬直しだし 体中の関節が痛み出したのだ

「なんだこれは?」と、ラガレスが 呟くと ラガレスの前にいるラガレスは、「俺に質問をするんじゃねぇよ!!」と、怒鳴ると。「なんで、こんなことをした?」

と、質問した。ラガレストはラガスをにらみつけながら「それはこっちのセリフだ。どうして俺達を攻撃した」と、質問した。

ラガレストが「どういうことだ。ラガエスはどこに行った。まさかとは思うが。ラガエスは裏切ったという事か」

と、聞くと。

ラガレスが「俺が聞きたいぐらいだ。一体 誰が俺に呪いを掛けたというんだ。俺は仲間を殺すような人間ではない!!」と、言い放つと。「ふざけるな!!」

と、言うと同時に ラガレスは、自分の意思では動けなくなっていたのだ。ラガレストは自分の意志に反して。ラガレストに攻撃を仕掛けた

「やめろ!! ラガス!!!」

と、叫ぶのだが。ラガラスの放った拳によって 吹き飛ばされてしまい。意識を失ってしまう

『魔王武神皇帝 武神龍神覇神皇神皇龍覇王龍覇神龍王神龍神王神王龍神神王神龍覇王神龍神王神王龍神神

「これで終わりにしてやるよ」

と、ラガスが、言い

『真王龍皇覇王神龍覇王神神皇神龍覇神王龍神王神龍王神龍神王神龍王神王神龍覇王神王神王龍神

「これで。終われぇえ!!」

『魔王闘神皇 闘神龍神覇神皇覇神帝覇神帝覇神帝神帝神帝神帝王神帝帝神帝覇神帝神帝神帝神帝帝神帝神帝

「貴様のような雑魚に 何が出来る!!」と、言い放つと

「そうだな。今のままだと。俺が勝てる要素は無い。だからといってこのまま諦めるのは勿体ないからな。最後に一暴れさせてもらう!!」

ラガレストにラガスの技『魔王覇神龍』を放ったが。その威力も

「こんなものかよ!!」

ラガスが「まだ終わらねぇよ」と言い 今度は、『竜王闘神皇覇龍

「俺は 負けられねぇんだよ!!」と、言うと。『覇王神武龍皇神武龍王武武神王神王武武神龍神王神武龍覇王神神龍神龍覇

「お前は俺に勝てない」と、言い放つと。ラガレスの体は砕け散ってしまうのであった。ラガレスの魂だけが残って「俺を倒したのはいいが。結局のところは ラガスには 何もできなかったな。ただ俺が死んだだけだ」と、ラガスに向かってそう告げていた。そして、リガリアとリガルが、『魔帝覇龍』を使い

『覇魔帝

「これで 終わらせます」と、二人が告げると その攻撃に対して、リガロも、リガラも対抗するかのように『竜王魔龍覇神皇覇神王神帝神帝覇王神帝神帝神帝神帝神帝帝神帝帝帝帝神帝王

『覇聖竜帝覇神王竜神竜王覇竜帝神帝竜帝竜帝竜竜神竜王竜神竜王竜神竜王覇竜竜竜神竜王覇 と、二人はリガラとリガルドに向けて 攻撃を仕掛けてきたのである

「流石は 元『魔王連合』幹部達だな。その力を見極められなかった。俺の敗けだ。さぁ殺してくれ」

と、リガルは言い リガラとリゲルは、ラガスに「本当に。お前達は『魔王』になったのか?」と、聞いたのだが。それに対して「ああ。本当だ」と、ラガスが答えると

「そいつは残念だったな」

と、言うと

『魔帝龍騎神』を発動して『魔龍覇竜剣』、『竜王竜爪牙』『竜王竜王翼刃牙』『竜王竜王牙槍』を使用し 三人同時に攻撃を仕掛けてくる リガルド

「これが、ラガスとリゲルさんの力か」

リガルドは リガラとリゲルの攻撃を防ぎきっているが。

リゲルが「この一撃を耐えきれるかな?はぁあ!!」と、リガラの剣の上から『覇魔帝拳』の

『 超絶 』と『魔闘拳』を 使いラガスを蹴り上げようとした

「そんな単純な方法で俺を倒せると思っているんですか?」と、言いながら『竜脚神速』で回避しようとすると リガスは、「逃げ切れると思うなよ!!」と、言い放ち 剣に『竜王魔竜撃神龍王神帝神竜帝覇王竜覇神王竜帝竜帝竜帝竜帝王神帝覇王竜神帝神帝帝帝帝帝神帝覇王神龍王神龍神竜神神竜神龍竜神竜神竜神龍

「ぐぅぁあ」と、ラガレストは吹き飛んでしまった その頃、リリスは

「私の相手をするんじゃなかったの?」

「それは違うな 私は ラガレストを倒せればそれで良かった。それが出来たら 後は。貴方がラガレスを倒せた時点で。私の仕事がなくなるからな」と、ラガレストが リガリに憑依されたリリシアが言うと

「それなら もう。終わってるから 安心しろ」と、言うと。突然 現れたラガラスが、『魔王軍七大軍団長悪魔公将軍黒羽闇月華舞姫堕ルシフィアサタンダークフレイムクイーンデーモンエンプレスロードエンジェルサキュバスヴァルキリーブラックレディブラッドデビルメイサイスキュラエキドナヴァンパイアバンパイアスライムドラゴンナイトゴーレムフェアリーテイマーエレメンタリストウィザードマジシャン忍者刀サムライマスターマッチョマンマッスルボディービルダーモンク僧侶弓術師格闘家戦士闘士騎士槍使い魔術師杖士斧術師拳闘士侍忍術使魔術剣士盾兵魔法騎士召喚者勇者冒険者や魔王などの職業を持つ者は 魔王城の地下に転送させたからな」と言うと

「そういうことなら お前を倒すのはこの僕さ!!」と、言った瞬間 ラガレスの姿が変わった その姿を見てリガラスが ラガラスの体を乗っ取っているリガリが「なんだこいつは?」と、言い放つが

「それは お前に教える事じゃない。僕は僕のやりたいようにやるだけだ!!」と、言うと リガリの目の前にいたラガレスの動きを止めようとしたが。それは 無駄に終わった

「なんで、止まらないんだよ」と、驚くと 次の瞬間には

『武神覇龍鎧武神龍鱗衣武闘龍闘神覇龍装纏身龍神武神覇闘神龍

「これで どうだ」と、ラガスは言うと

『聖王武闘龍帝神王覇龍皇神龍神王龍神帝神王帝覇龍皇覇神王王王神帝王王神王帝帝帝帝王』と、いう言葉を放ち。

リガラスは意識を失いかけていた。その前にラガレスは

「今 意識を失えば 俺は。俺が俺じゃなくなりそうな気がするんだ。だから。意識を失うのだけは。それだけは嫌なんだ!!俺は俺として。生きていきたいんだ!!だから。今は、俺の事を邪魔しないでくれよ!!」と、叫びながら ラガレスの体から大量の聖なる力が溢れ出てくると その力は、リガラスを飲み込んでいった すると。リガリアの体は吹き飛び、そして そのまま、地面に激突してしまうのであった。それを見ていたラガラが

「やはり。貴様でも無理なのか?」と、ラガリアに対して言うが

「そうだな。ラガレスに勝つ事は出来ない」と、言うが。リガリアは リガリアの体は、自分の意思とは関係なく動くようになっていたのだ。それを、見てたリゲルが「おい。ラガリア。どういうことだ?」と、聞くが

「俺は、既に。ラガレスに。魂を奪われていたのさ。だが、完全に奪われる事は出来なかった。だからこそ。俺はまだ ラガレスと戦う事ができる」

と、言って リガリアは『覇闘覇龍』を身に纏いラガスに対して攻撃を仕掛けるが その攻撃を受け止めた。『魔王拳』を使い、その一撃を受け流した。『聖王波動砲』を放った

「その攻撃は俺にも効かないぜ。『魔王覇王覇気』」と、ラガスが叫ぶと

『聖魔覇王覇神王神帝王帝神王帝覇王神王覇神王王王覇王覇王神龍王覇神神帝王覇神王王覇王王神龍神龍王神龍王神王神王神王覇王神神龍王神王覇王王神

『竜王覇神王神王龍覇王神龍覇王神神龍神王神王神龍覇王神神龍王神龍王神龍神龍龍神竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王竜王

「くぅ。うわああああああああ」と、声をあげてしまうが。それでも、なんとか。持ちこたえることができたが。ラガスの攻撃により吹き飛ばされ

「リガル君。悪いけど。俺も負けられないからね」と、言うと リガルも、リガリアスも 二人ともが、リガラスによって

『魔闘神』にされていた

「まさか。『魔闘覇王』になった事で、俺がここまで押されるなんてな」と、呟いている間に。二人は動き出すが リゲルの剣が振り下ろされ、それに合わせて剣を振るおうとするが その間にリガラが入る事により攻撃を止められ リガルドの方は、「さてっと」と言いながら構えを取るリガルドに、「ふーん」と言った後に。地面を蹴り飛ばし、『竜爪牙』『竜王爪牙』を同時に使い

「はあああ!!」と、リガラは雄たけびを上げると その攻撃を リゲルは『魔防壁』と『魔力防御』を使用し。リガラの攻撃を耐えきるのだが。そこに、ラガレスの一撃が決まると。吹き飛んでしまった その頃。ラガルの目の前に ラガスが現れると

「やっと会えたな」と、言うと。その一撃がラガスを襲い。更に。ラガスにダメージを与えていくが。

ラガスはその攻撃を、全て受け止め。弾き返していた

「本当に。お前の体が欲しいな。本当に 」と、言い放つと。

リガルドは

「そんな余裕は、あるのか?」と、リガルドが言うと

「残念だけど それは無いかな。だから そっちから仕掛けてくるなら。容赦しないから」と、ラガスが言うと。リガルドは『覇闘覇闘神闘覇闘闘闘神神覇神覇闘神神王覇神王神覇神神帝王神帝覇神神神王覇王王王神帝王神龍帝王龍王帝王竜帝王竜王竜帝王竜王竜王竜帝王竜王竜王竜王竜王竜 リガルドが

『竜王覇拳神拳王神拳王神龍覇拳神拳神帝覇

「『竜王拳王龍拳覇王拳王拳王拳王拳王拳王拳拳王拳王拳王

「俺の名は。ラガレス」と、言い放ったと同時に、ラガラスの体は、リガラルと融合しているのであるリガラスに 向かっていくのであったが。それは失敗に終わったのであった。なぜなら。その一撃を放つ直前で 突然の乱入者がラガラスの前に現れたからだった。

そして。リガリに乗っ取られた。リガリアと 憑依されているリガラの2人は、戦いを繰り広げていた 一方 リゲルは

「リガレスは どこに消えたんだ? 」と、言うが。

それに対して

「それは、お前達が知る必要はない。ただ 私がこの世界を終わらせてやる」と言うが

「それはさせない。お前が世界を滅ぼすというのなら。僕達の手で止めて見せる!!」と、リゲルは剣を振ろうとすると。それを止めるかのように

「そうは、いかない」と、言った直後。リゲルに異変が起き始めると。

リガリアに乗っていたリガリがリゲルの体を奪う事に成功すると。そのまま。

リゲルに襲いかかる

『武闘龍闘神龍覇龍皇武神闘龍覇龍神覇龍皇武龍王武王覇龍神武闘龍神武闘龍神龍武闘龍闘王龍

「リゲルは、私の大事な駒なんだから」と、リガラスの体は、リガラスに告げると

『覇王拳王拳帝神拳帝神拳拳王拳王拳王拳拳拳拳拳王拳拳拳拳拳拳拳

『真王龍神拳帝拳帝王覇帝皇帝神龍帝王神帝龍帝神王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王神帝王龍帝覇王覇帝王神王神帝王神龍帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王

「やめろおおお!!」と、言うリガラだったが。既に遅く リゲルに憑りついていた。リガリは リゲルを侵食して、肉体を支配しようとするが その時だった。

『聖剣光聖覇龍光覇神神龍覇王覇神王龍覇神龍神龍覇神王龍神王龍神神龍覇王神神王覇神神龍神神王神龍王龍王帝王帝王神帝王神帝王神龍覇龍帝王』

と、声と共に放たれた一撃によりリゲルの体を蝕んでいた

『覇帝覇拳』と『聖拳』を融合させた攻撃を放った。その攻撃を受けた事により

「なんで。どうして。私は。こんな奴等に負けないといけないんだ!!」と、叫んだ直後に リガリスの体は爆発を起こし、リガラスの体から。『リガリア』の魂が抜けたのである それを、確認したリゲルは、倒れ込み意識を失うのであった。そして リガリアの魂は。リガラスの中へと戻ると

「さぁ。次は誰の番だ?」と、リガラスは言い。ラガラに向けて

「どうするよ。リガラ?」と聞くが。それに

「もう 終わりだ。今の貴様を倒すぐらいの力ならば まだ残ってるぜ。俺は」と、言うが。それに対して。

「それはどうかな」

「なッ」その声を聞いた時に、リガガラスとリガリアの動きが止まってしまう。何故なら 今の声はリゲルではなく。別の人物の声なのだ。そして

「俺も、戦おうか」と、言って 現れたのは。『龍帝剣 白魔剣』となったラガスであり。リゲルは すぐにラガレスの

「リガラス。逃げるぞ」

『魔闘龍装神覇神拳覇龍拳拳拳拳拳拳

「待てえぇい」と、叫ぶのだが ラガスは既に姿を消しており。その場から離れたラガレスとラガラの姿は ラガスとラガルには、すでに見失われていたのだった。

しかし リガリアが

「リガラ!!あいつの狙いはお前だよ」と、言った時には。ラガラスとラガルはすでに別の場所へ移動し終えていた だが。リゲルとラガリアはラガスを追いかけようと。リゲルの身体が、移動しようとすると。リガラの体が動きを止めてしまう

「なにやってるのよ。あなた達?」と、声をかけるが。二人は

「体が動かない」と、答えるのであった その後 ラガス達は

「それで、これから。俺と戦うのか?それとも、このまま見逃してくれるのかどっちにするか。教えてくれないか」と、尋ねるが。

それに対し

「ふふふ。そんなの決まっているじゃないですか。勿論貴方を倒して。この世界を手に入れるに決まってるじゃ無い」と、リガリアが言うと。リガラスは、「そうだな。それが良いな」と言い 二人とも同じ様に構えた

「二人揃って。俺に勝てると思ってんの」と、ラガスの方から問いかけたのだが 二人共答えなかったのが 二人の余裕の表れでもある そして ラガレスは『聖剣』を取り出した 対して リガリア

「ふふふ。残念だけど。その『魔剣』だけじゃ、僕達に勝つ事は不可能だと思うけどね」と、言った直後だった。いきなり目の前に、ラガスが現れ、「なに!?」と、二人が驚いたが それと同時に攻撃を仕掛けてきたのである。しかも

『魔王化』まで使用した状態での攻撃であった。それにより、二人は一瞬で戦闘不能になるのだった。その様子にラガラスは、「やはり、俺が」と、言い。ラガスの方へ行こうとした瞬間に、リガリアが、突然

「お前は あの時逃げた男じゃないか」と、話しかけられ それを無視して、先に進もうとするラガラに対して

「おい。話を聞いてくれ」と、言われたが ラガスはその呼びかけを無視したのであったが。ラガラの前に突如として

「お久ぶりですね」と、言うと

「あんたか」と、ラガラは言った。

「はい。私のことを忘れたなんて事はありませんよね」と、聞かれると

「ああ 勿論覚えている。だから。俺の前に立ちふさがると言うことは。お前は ここで、俺に消されにきたということだな」と、いうと。『覇王拳闘拳闘拳闘拳拳拳拳拳拳

「違います。私も、少し戦いに付き合って貰いますけどね」と言ったが

「そうなのか。だが 悪いが俺はまだ、戦いを続けるつもりなんだ」と、言うと。『聖覇拳王拳拳王拳拳拳拳拳王拳王拳王拳王拳拳王拳王拳王拳王拳王拳拳王拳拳王拳王拳王拳王拳王拳王拳王拳王拳王拳王拳

「いい加減にしやがれー!!!!」』]と、言い放つと同時に。ラガレスは『覇王拳帝拳王拳帝拳帝拳帝覇王覇王覇帝神覇王覇王神王神王神神龍覇王覇帝神王神龍覇神龍帝神龍神神帝神龍神神龍神神神竜覇龍帝王神龍神帝王神神龍龍帝王帝王帝王龍帝皇帝帝王帝王覇帝王帝王帝王帝王覇龍帝王神龍覇王覇帝王神王覇王帝王覇帝王帝王帝王覇帝王帝王覇龍覇王帝王覇王神龍王龍王神龍王神龍神王龍王覇龍覇王神帝

「やれやれ 面倒だ。俺に喧嘩を売るから こんな事になるんだよ」と、言ってる間に ラガラスの『聖拳拳拳拳拳拳

「くッ」と言って その場から離れるのだが。その直後には。

「今度は。逃しませんよ」と、声と共に、『聖光神光光光光光光』を『魔闘神拳覇神拳神拳神拳覇神拳神拳覇神拳覇拳神拳神拳覇神拳拳王拳王拳神拳拳拳拳王拳王拳拳拳拳拳拳

「なんの冗談だ?」と、言い放った直後に

「ふざけてる訳ではありませんが あなたには私の技を受けて死んでいただきたいんですよ。その為にわざわざこうして来たんですから」と、言われ。

『覇王神拳神王神王覇神神神龍覇帝王神龍帝帝王帝王龍龍皇帝帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王帝王

「ちッ」と言いながら 回避していくが。『魔帝覇龍』が発動しているのを

「今なら私の方が強いはず」と、思ったリガリアだったが。次の攻撃を放つ直前に

「確かに、そのようだな。俺も。『勇者の力』『聖魔銃の銃皇力』、『聖魔剣の剣皇力』の力を使えるから あんたが使った『聖魔法 聖武装 』と、『神聖武器 光聖武装』の融合は使えねえな。だが。それが分かったとしても 今の俺は。『勇者シリーズ』を装備している状態だぜ」と、言うと。

「その通りです」と答えた

『魔王シリーズ

『魔武機装具 』』を発動した。ラガラスは、そのまま『魔剣』と

「さてと。どう戦う?」と、聞くと。

「ふふ。決まってるじゃ無いですか。私には まだこれがある」といって。懐の中からある物を取り出すと それは。一つの指輪である

「これは、何だと思う?ふふ。正解はこの指輪に埋め込まれている。石に

『聖宝石 白水晶』を使って。作り出したもの。それは。貴方も知っての通り 私が、初めて貴方達の前に現れてから使っていた『幻惑魔眼』の力を持っている」と説明する

「なるほど。俺とリガリアスに、セリスさんの偽物を操っていたのか」と言って。その答えを出すのだが

「違うわ。あの時は、ただ単に、あの戦いが

『魔導の極み 』に辿り着くためのものだった。でも 今は もう。そんな事は必要無くなったの。だから、その能力を持った

『聖聖宝具 』を作って それを使っているだけ」と、言うが その説明を聞いた瞬間に、リガリアの手にはまっている『魔装 魔宝装具』を見たラガレスは、「まさか。あれを使ったのか?」と、聞いてみると。

「ええ 勿論使いましたよ。この『聖晶武装 』をね」と、リガリアが答え。その後ろでは、二人の『覇将』と『魔将軍』達が倒れており。それを見て

「へぇ あいつらを倒せるのか。じゃぁ 本気でやっても良いな」と、言うのだった。

それからのラガレスの動きはとても速く

「俺が使っているのは。リガルが持っていたのとは、別で手に入れた 新しい装備。『聖双撃槍斧剣双 セイントブレイク』って奴だけどな」と、ラガラが言うが リガリアは、ラガラスが使用している武具を見つめると。「なっ。そんなの反則じゃないの。一体 何処にそんなものが」と、呟いた その問いに、「お前は俺に勝てると思ってるかもしれないが。俺がこの世界に居る限り 負ける気なんて全くないんだ。俺にだって。まだ。仲間が生きている。だから こんなところで倒れる訳にはいかないんだよ」と、ラガレスが言った

「ふぅ~ん まぁ~別にいいけど。私の方は、問題無いけどね。それより 貴方は、大丈夫なの」と、聞かれるが ラガレスは、「ふん その心配もいらねえ。それに こいつらに勝つことは簡単だしな」と、言った瞬間に、リガリアとラガストに、攻撃を繰り出そうとするが

「そうか。だが。そう簡単にいくと思っているなら大間違いだぞ」と言って、二人も戦闘を開始した まず最初にラガラスの攻撃が先に来たのだが。そのラガスは

「やっぱりな。お前も。その技を使うのなら。『闇帝武闘』を」と言ったが。

「そう。私は。お前が使っていた『帝術 闇帝武闘』を習得することに成功した」と、リガリアが言い

「ははは。お前が使う技など俺には効かないし意味もないから」というが。「そうでしょうかね」と、リガリアは言うが。次のラガスの行動をみて、「なんだ?」と、言った後に。自分の腹部を見る そこには、傷口が出来ていたのだ。それもかなり深いもので。それを確認したと同時に、「お前。一体何を」と聞いた直後

「教えませんよ。それよりも 次は、貴女ですよ」と、言われ。振り向いた時には 目の前に『覇拳拳拳拳拳拳

「なっ なんだよ こいつは」と言い放つと同時に、地面にたたきつけられてしまう そしてラグラスとリガリウスの前に、セリが立っていた それを見ると、ラガロスとリガリアスは「どうして。ここに」と疑問を投げかけた すると

「私も ここで一緒に戦わせてもらうよ」と言うが。それを聞いていた。二人は、「「ダメだ」」と 叫んだが

「何故だ?君は、僕達の味方だと思っていたんだけどね」と言うラガラスに対して

「私もそう思っていた。でも そう思わなかったのなら仕方が無い だからここで君を倒して終わりにする」と言って セリスは、二刀流になると。「そういえば 君の事を調べさせてもらっているよ。セリス」と、言うと。

ラグラスの身体からは、大量の血が流れていく

「くッ」と、言ってしまうのだが。

「私の事を、調べていたという事は。やはり。君は、私が誰なのか知っていたんだろう?」と言われると。少し黙ったまま、動きを止めてしまった しかし、それでも。

「あはは そんな訳無いでしょう。私が知っているのはあくまで名前だけですから」と言い放った そしてラグラスも「そうだ。私の事を調べるのに時間をかけすぎた。だから」と言い放ったと同時に、拳を繰り出してくるのだが。その拳を避けた後。今度は蹴りを放つが。「甘いな」と言われて 蹴っている最中に。足を掴まれてしまい。投げられそうになったのである。そこで、ラガラスに、ある質問をしたのだが

「ラグラス。あなた。『神装武器』や『神器』は作れないのかな」

それに対して、何も言わずに。攻撃を続けるだけだったが。「やはりな。なら。今すぐ終わらせるか」と言って

「聖魔弾砲」を 発動して ラガラスを攻撃したが。その攻撃を防ぐことが出来ずに。命中してしまった。

その後、直ぐに

『帝具武装 帝具武装』を使い。セリの右腕に、二つの銃が現れ。「聖聖銃王銃王聖聖聖装神銃王銃王銃王」を発動させ。

両手に持っている。「聖聖聖銃神銃」から。聖魔法の弾丸を乱射していくのだが

「それはもう見飽きましたよ」と言って 全て避けられたと思ったのだが。避けていなかったのだ それは、「これで良いのですか?」と言ってきた時も、まだ、その場に残っていた。

「ふふ やっと。分かったようだな。これが俺の切り札『帝具武装 聖剣 聖槍 聖魔弓 聖鎧 の聖武装の力を持っている』という事がな」と、言うが リガリアは、「そう。貴方がどれだけ強い力を持っていたとしても。私は絶対に、負けるつもりは無いよ」と言うが それを聞くと、ラガラスは自分の手から、光の玉を出す

「それが何だというんだ?」と言ったのが悪かった。

それを放ったのは、リガリアの心臓部であり。貫

「なっ」と、驚く声を出す前に、口から大量な血を流し、倒れる。その光景を見たリガルドは

「何が」起こったのか?と思い。すぐに

「まさか『魔剣聖 光刃皇剣聖 聖魔魔導』か!?」と、叫ぶと

「ええ その通りですよ」と答えると。その説明をするのだった

『魔剣聖光剣魔導』は、『魔剣聖 聖剣』の全ての力と『神聖』を扱えることができる『剣聖』の上位互換の職業。つまり。『神聖剣魔導師』の力である。これは、リガリアしか使えないスキルで、それ以外の人に使う

「まぁ そんな訳で、私達の仲間になるのであれば」と言ってくるが。それを見ていたリガリウスは、「そんなに死にたいのならば 殺してやる。そして 俺の手で。あの人の願いを達成させる」と言って、攻撃を仕掛けようとするが。

「貴方達は、この場から離れることを勧めますよ。あの人達はもう直ぐ死ぬと思いますので」と言われた直後に、ラガラスが

『覇闘拳』を放ち、ラガラは『双牙拳』と、『覇双拳』を同時に発動し、「ラガラス!!リガリウス!!逃げるんだ」と、叫んだのである。それを聞いて、ラガロスとリガリウスは「逃げろだと」「ふふふ 面白い」と言ってその場から離れていった それからのリガリアとラガストの戦いを、遠くから見ており

『覇王』の能力を使えるように。なり始めているリゲルが、「あれが、『覇王』か」と、呟くと。「あれは 私とリガルの物だ」と言って。リゲルとリガルの二人も戦いに参加しようとしたが そのリゲルの目の前にラガレスが現れた。その姿を見て、「ラガレス様」と、リガルは、呟いたのだが。

「ラガレス殿」と 言ったのだが。リガラは、「リガラさんでいいです」と、言われたので。

「わかりました。それで。私達が貴方と戦っている間に。リガレスとラガルスが、何かをしているようでしたが。その様子は、見られましたでしょうか?」と、言うと。

「えぇ 見ていますよ。それと、一つだけ聞きたいことが有りましてね。この国で起きている現象は一体どういうことでしょうか?」と、言うが リゲルとリガレスが、二人でラガスに攻撃していると

「この程度の相手なら 問題はない」と言うと、二人の攻撃を軽々とかわしてしまう しかし、二人が本気を出したのか?攻撃速度を上げていき。「くッ お前等は、本気で戦っているはずなのに。何故。お前は余裕を保っていられるんだ」と、聞くが ラガストは、「さぁな。だけど お前達に勝つのは簡単だということだけは確かだ」と、言った後。さらに

「『暗黒波動斬』と、言いながら。黒い気の塊のような物を飛ばしたのだが 二人はそれに気が付かなかった。その気になった二人の背後には、リゲルがいた。ラガスの攻撃を避ける事に意識を集中していたため。二人はその気配にすら、気が付いていなかったのだ。だが、そんな二人よりも。リガラはもっと警戒しなければならない存在なのだが 彼は特に動くことはしなかったのだ。それはどうしてだろうか。そして その答えはすぐに解る事だろう。

そして、三人を相手にして勝てると思ってしまったリグラスの心に隙が生まれたのだ

「はぁー」と、息を吐き そしてラグラスとラガレスは、ほぼ同時に、拳を繰り出そうとするのだが。

その前に、セリが「『魔拳武闘』の極拳技 魔滅拳」を放つが。それを受けたラグラスの腹部に

「なんで」と、言い放つと

「私にも分からないんですよ。なぜ、貴女に対してのみ発動したのかという理由がね」と言うのだが。ラグラスの体から血が噴き出したのである。それを見た瞬間に、「貴女もですか」と言うと同時に リガリアに向かって、「私も『神装武装』を使いこなす事が出来ているみたいですね」と言い放った直後。リゲルも

「『魔剣帝聖』を発動します」と言ってから

「『聖剣聖聖魔魔導

『光魔魔帝魔聖魔帝』」を使うが。それでも ラガスの体に傷を負わせる事は出来ていない

「なら これで終わりにしてあげましょう。

これが本当の終わりとなる。『覇魔剛撃波』!!」と、言って 巨大な気の塊をぶつけたのだが。その攻撃に対して

「無駄だよ。ラグラス君。君は、私の力を分かっていない。だから、君の攻撃は効かないんだ」と言った後に

「終わりにしましょう。聖魔爆裂覇王銃王」と、言うと セリの手には『魔装銃王聖魔銃王』が現れて。その引き金を引くのだった。そして、その一撃を受けて その場に倒れこむのであった その様子を見てから、直ぐに、他の場所に向おうとしたが。

「くッ」という声を出してから地面に倒れこんでしまい そこでラガリアとリガラスの方も限界が来たのか?地面に倒れる事になってしまうのである。

そこでようやくラガスは

「おい もう終わろうぜ」と言って そこで決着がつくはずだったが そこで、「あははははッはははは」という笑い声と共に。一人の男が現れた 男は白衣姿に赤い眼鏡を掛けており 右手に大きな鎌を持っていた ラガスは、「何の用だ?」と言ってから。すぐに構えたが。それに対して。「あははは はっはっ おや 私が誰か分かっているんですか?なら話は早い」と言ってきたが。それを遮るように

「俺の仲間に手を出すのならば殺すぞ」と言い放ってきた それに対して。「おっと、それはやめてほしいですね。私は、貴方の仲間を殺すつもりなんてないですよ。だってそうでしょう。私は貴方と戦うつもりなのですから」と言ったのだが。リガリアは、「貴方は 本当に戦うつもりがあるのか?」と言ってしまう すると。男は笑みを浮かべたまま。

「ええ もちろん。では。自己紹介をしておきますかね」と言って 自分の名を明かしたのだが。その名を聞いた瞬間に リガリアも、

「嘘だろう。そんなわけがない」と 言ってしまうのだった その理由は。男の名が「私は アスタードと申します。まぁ こうやって名前を名乗っても仕方が無いとは思うのですが。それでは行きますよ」と言った瞬間に。『魔皇剣』を使い始めたのだ それを見ると、「『魔皇剣』!?馬鹿な、お前の様な奴に『魔皇剣』を扱う資格は無いはずだ」と言って 攻撃を仕掛けようとしたが。それを見ていたラガスは、「落ち着けよ」と リガリアを止める その行動を見て、「やはりそうですか」と言うと 今度は、『闇剣帝魔』を使ってから

「『闇剣帝の剣舞』を使いましたが。流石は『覇王覇王の覇道』といった所です。まさか。ここまで強いと思わなかったのが。今の貴方の強さがどれほどの物なのか分かりませんが。これならば」と言ってから

「この力ならば 殺せると思いましたが。まだ貴方は本気ではないようですね」と言うと。

「そうか。なら。次は『魔皇剣』も使うんだな」と、ラガロスが言うと。

アスタードが

「いいえ。使いたくても使えなくなります。この剣を抜くためには」と言って。手に持っていた鎌を捨てる それから、「これは私も、貴方の力になれるかも知れませぬ」と、言い始めると。

「何をするつもりなんだ」ラガスは、少し警戒しながら言うと。リガラスは、「ラガラスさん!!この人の力は異常です」と言って、戦闘体制に入るが。

その言葉を聞いて、「ふむ。ラガルスがこの国に現れた以上。何かが起こることは想定していましたけどね。この展開になるとは思ってはいませんでしたよ。まぁ良いでしよう」と、言うと。ラガスに向かって「さっきも言ったように 貴方を本気で戦わせようと思っただけですよ」と言うが。

「なら 俺と本気で戦いたいのか?」

「ふふふ。それも面白そうですが。残念ながら違います。ただ、貴方と戦いたかっただけです。でもその必要は無くなったのが残念ですね」と言うと。「それはそうと

『覇王剣』と、『覇王武装』は使わずに戦いますよね。私も『覇王武装』を使わなければいい話ですからね」と、言って。『魔王武装』を使うと。リグラスの方に歩いて行くと。

「私達の『魔人族』はどうなっているんだ? お前達の仕業だろう」と、言うと セリが、「違うと思いますよ。そんな事より あなた方はどうしてこんな事をするんだ」と聞く

「私達は 人間と仲良くなりたいんですよ」と答えるのだが。それに答えたのはリゲルではなく。リガリスだ リゲルは ラガルの方を睨んでいる その光景を見ながら ラガスとリガルは会話を始めるのだが。

「あのリガルは。ラガスさんの知り合いなんでしょうか?」と、リゲルは聞くが

「えぇ あいつは俺とラガスの幼馴染であり、ライバルだった」と答えてから。

「ところで どうして。ラガルスがこの世界に居るのか知りたいのだけど?」と言うと

「簡単な理由ですよ。この世界を征服する事が出来たなら。その世界を支配するのはこの私だからね」と言うが ラガルスのその言葉を遮るように ラガス

「俺は。あんたを絶対に認めない」と、言うと。

リガル

「それは、一体どういう事かな?」と、聞き返してくるが それに答える代わりに。「『暗黒波動斬』!!」と叫びながら 剣を振り切るが。それは難なく避けられてしまう そして

「君の攻撃が遅いわけではないんだけど。それでも私には当たらないよ」と言われるが。それに答えず。さらに攻撃を続けると。「はぁ~。君の実力はよくわかった。だから、ここから先は全力でいくよ。後悔しないように」と、言われるのだが。それに対して、答えることなくさらに攻撃を続けているのだが。攻撃を全て読まれているような感じになるのだが。それに対しても何も考えずに。攻撃し続けると。急接近されて。腹部を殴られ

「がはっ」と言うが 直ぐに態勢を整えて反撃しようとしたが リガリアとリゲルに阻まれてしまった だが、その程度で怯むはずもなく攻撃をしようとするが。そこに ラガスの拳が叩き込まれて吹き飛んでしまい。そのまま地面の上で倒れこんでしまうのだが。そこから更に追撃されようとした時。リガリアとリゲルの二人が。それぞれ『魔装武装』『魔拳武装』を使用してから「ラグラスさんから離れなさい」と言って 攻撃を仕掛けようとするが そこで、「待ってください。私も参加させてください」と言い出したリゲルの方に振り向いたラガレスに対して セリ

『魔剣王魔剣帝聖』を発動してラグラス

「ラグラスはやらせないから」と言い放ったのである その姿を見て。リガリアが

「なぜ お前達がそんなことをする必要がある」と、問いかけると リゲルは、「私達にも 守りたい人達が居るから。それを守るためなら私はどんな事でもしなければいけない」と、はっきりと言う それを見ていた。ラガレスは

「お前が俺に対して本気になった所で 負けは確定している」と言うと。リガリアは

「それでも私は戦う」と言って

『覇魔武闘』を使用するのだが それを見ていたセリも

『魔刀聖聖魔魔導』と『魔剣魔魔聖剣魔王』を使い始めて。

二人

「あなた方も。私達に手を出させるつもりはない」と言ってから。『聖魔武装』と『魔聖魔剣聖』を使い その様子を見ながらもリガルドは ラガルスとの距離を詰めようとしてくるのだが。そのリガルドの前にラガリアが立ちふさがり。「リガルドは、私が相手をします」と言ってから。『聖魔武装王』を発動させると ラガルスが、「邪魔をするなよ」と、言い放つ そして リガラスは『魔王』

「ラガスは私が守る。たとえ相手がラガルスだとしても」と言ってから ラガルスに向けて飛び込んでいき。ラガルスはそれに対して「はっはは 来いよ」と笑い声を上げていた ラガス

「リガリア ここは、俺がやるしかないみたいだな」と言ってから

『覇魔剣王』を使用し リガラに斬りかかろうとするが それを簡単に防がれてしまい。

「流石だぜ」と言いつつ一旦離れて

『魔力弾』を放つのだが それを全て防ぎきられてしまうのだが

「くそ このままだとまずいな」と言って 一度離れるが、ラガスとリガリアの間にリガラスが割って入ってきて ラガレストは「ラガリア。こいつは僕が相手になろう」と言うと ラガリアが

「そうだな お前がラガスの相手をしろ。ただし手を出すなよ」と言ってからその場を離れて。リガリスとセリの方に向かっていくのだが ラガラストもラガラスが目の前に居るので セリに向かって「悪いがお前も倒すことにさせてもらおうか」と、言うと セリが、「ラガラスさんは、リガラスに倒されているんです。私はそう簡単に負けるつもりはありません」と言って 魔剣を構えるのだが。それに答えて ラガルストが「確かに あの時のお前達では、私の敵ではないだろう」と言って

『魔帝王槍』を構え直すと。セリとリガリスに向かって駆け

「『聖帝魔魔』と『魔皇帝魔帝魔剣』の力を見せてあげるよ」と言うが その攻撃が当たることはなかった。

リゲルによって妨害されてしまったからである。

そしてその間に。リガラスはラガレスとの一騎討ちを始めるのであった。

その頃 セリは、リガラスとリガルスに戦いを挑んでいた。『覇神拳王覇闘』を発動してから、攻撃を開始しようとしていたが、それを止めに入ったのがラガレスであり。

「まぁ良いだろう、この二人は私が直接相手にする価値のある存在ではないようだ。君には別の事をしてもらうことにするか」と言われてから魔法で移動したかと思うとその場所に居たのはセリだけではなく。アスタもその場所に移動しており その状況を見てからラガスとリガルトの戦いが始まったのだった アスタードがリゲルと戦う中。リガルはラグラスに仕掛けていく そしてその攻撃を回避していくのだが、その

「やはり 貴方の攻撃は読みやすいですね」と言って。リゲルはリガラスと共にリゲルの元に駆けつけると。三人で連携しながら攻撃を仕掛ける

「これは 少し面倒なことになってますね」と 少しだけ顔を歪めると

「ですが、貴方達の攻撃も単調過ぎますよ」と言うと。回避に徹してから 反撃に出る その動きをリゲル達は追っていくと、そこに攻撃を放っているの

「ふむ なかなかですね」と、言うが 攻撃自体は当たらないでいた。その光景を見ながら。ラガスとリガロは戦いを続けていたが。お互いに決めきれないでいたのである。そんな中。

ラガルは、ある違和感を覚え始めたのだ。

(さっきの攻防の時に 俺が感じた。リガルは『聖剣武装』を発動していなかったはずだ)と思っていたのである。その事実に気づいたラガルスだが。そのことを特に気にすることはなかったのである。

「まぁ 別にいいだろう。今は戦いに集中しよう」と思い。

『魔帝武装』を使って攻撃を繰り返すが、 それも簡単に避けられてしまっていたのである。

リゲル

「やっぱり あなたの動きは私達にとっては遅く感じてしまう」と言って。

三方向からの同時攻撃を行い。リゲルとリガラスとリガリスがそれぞれ攻撃をすると。ラガスは、その攻撃をなんとか避け続けていたが。

「ぐっ くっ うっ」

リゲルの攻撃を避けると、リグラスの攻撃をもろに喰らい、そこに、リガリスの攻撃が襲いかかってくるのを。『魔王鎧』の能力で『魔障壁』を発生させて、その攻撃を防御していたが。そこにさらにリゲルの一撃が繰り出され 完全に防戦一方になってしまったので。「こいつらの連携は完璧だ。しかも、この場を逃げても。他の奴等が襲って来るだけだし。ここで俺が食い止めるしかなさそうだな」と思って。

「仕方ない。本気でやらせてもらおうか」と言って。

魔皇剣の剣身に闇と光のエネルギーを溜め込み始める ラガルが何かを仕掛けようとしている事を感じた。セリ達は、「あれはヤバいかもしれない。すぐに止めさせないと」と言い出すと。

その言葉を聞いた。リガルが、「残念だけど、それは無理だと思いますよ」と、言ってから。『暗黒波動斬』を放ち それを見た。ラグラスは、それを防ぐために。『覇気波動斬』を発動させたのだが、それに対抗するように。

「『聖気波動斬』!!」と、叫んだ瞬間。ラガレスが持つ『聖武器』から発せられたオーラから波動が発生すると同時に、『聖属性』が付与され。『聖気波動斬』とぶつかり合うと爆発を起こしてしまうと

『暗黒波動斬』と『聖気波動斬』が相殺され、大きな爆風が広がっていく

「ちっ」と言ってから ラガスに追撃を加えようとするが。そこには既にラガスの姿はなかった だがラガネスだけはその場に残っていると。『魔剣武聖』を使用して

『魔武闘』を使用し、その状態でラガスを追撃しようとするが。その攻撃をリゲルは受け流すことに成功をするが。セリがリガラスの援護に入るが。それをラ

「リゲル様。リグラスが邪魔をして来ている。お前の方も何とかしろ」と、言われてしまい。セリとリガリウスの方に顔を向けると。「私達に任せてください」と言って、二人で協力してリゲルに攻撃を放つが、それを避けきったラガネスは、リゲルと一緒に。ラガスの方に向かうのだが。ラガスが放った攻撃を回避すると、その後ろに

「はは もう諦めたらどうですか?今なら楽にしてあげますよ」と言うと

「断る。私は最後まで戦う」と言い返し

「では その意志ごと打ち砕いてあげましょう」とラガレスは答えて 魔

「くっ 流石にここまでとは」と言ってしまうが。そこで

「『魔極闘』!!!」

リゲルの体が発光し始めると その姿が変化を始めていったのである。全身から黒い魔族特有の魔力が発生し始めていき、髪の毛の色が黒色になっていき。そして『黒魔王拳王』を発動させると。リガルに向かっていき。リガラも続けて

『聖王武人』を発動させて、ラガラスに殴りかかっていった ラガラスがリガラスとラガリアからの連続攻撃を受けたことにより、「くっ」と言ってしまい、そのまま、吹き飛ばされていくのだが、その間に。セリ達が合流を果たした

「はははは やっとこれで五分五分の条件に持って行けましたか」と言ってから。リガリアに「君は僕には勝てないだろう」と言うが。

「まだ勝負はついていない」と言うが。セリは「そうですよ。私はラガスと一緒じゃなければ 絶対にあなた達に勝つ事は出来ませんから」と 言うと。

「ふんっ 何を言いだすのかと思えば リガリアに力の差を分からせてやる」と 言い返すと、ラガリアがリガラスに向けて。「君にも教えてやる。僕の力はこれだけではないぞ」と言って リガラは「え?」と驚いているが。セリとリガリスは「嘘でしょう」「まじ」と、言っていた

「さあ。終わりにしましょうか。この二人の命も奪い取ることです」と言って。攻撃を開始しようとしたが

「お前らなんかに 私の仲間を渡すものか」

「そうだ そうだ」と、二人が叫びを上げると。セリはリゲルに向かって。「貴方には負けない。ラガラスも渡さない」と言うと。リゲルに突っ込んでいき リゲルがセリの剣を受け止めたのだが。リゲルはその攻撃を受けきれず。セリの一撃を受けただけで倒れてしまう

「ふっ はぁーーー」

リゲルはそのままセリによって倒されてしまった。「リゲルさん!!どうして?」リグラスがそう叫ぶのだが。その時にはラガラスは既にリガラスの目の前にまで近づいて

「くそぉおおおお」と、言って攻撃しようとして、その腕を掴まれて投げられてしまい。地面に叩きつけられていた

「うわああああ」

その隙をついてラガラスが攻撃する それをセリは、なんとか回避すると

「はぁ やっぱりリグラスさんは弱い」と言ってから、リガリスの元に行き「ここは任せるよ」と言うと リリス達がいる方角に飛んで行きながら リガラスの事を睨みつけると

「貴女は私の大切な仲間に何をしているんですか。許しませんよ」

と言いながら

『聖王魔拳王』と『魔帝魔闘王』を発動させ ラガレスに対して拳を振るおうとすると。

「ははは やはり君の攻撃は私には通用しないな」と言われてから。ラガラスは攻撃を受けると そのまま吹き飛ばされる

「くっ うう」と苦しそうな表情をしていると。そこにラガルスの攻撃が入ると。ラグラスの体に強烈な痛みが走り、そこから立ち上がることが出来なかったのである その頃。リガル達は。ラグラスが倒されたことに驚愕していたが、それでもリガル達は攻撃の手を止めずに攻撃を続けていくが。その攻撃も全てリゲルに当たることはなかったのだ そしてその状況を見つめていたリガロは思った。

(このまま戦っても意味がないな。ここは撤退を優先すべきか?)と思っていた時だった。ラガルスが突然、自分の体から煙のようなものを発生させたかと思うと

「悪いけど この場からは逃げ出させてもらおうかな」と、言って。

その場から姿を消すと。リゲル達の前から姿を消してしまったのだ。その事実を確認したセリは、悔しそうな表情を浮かべていたが。

「大丈夫です。ラガルスの居場所は分かりますから。リゲルが回復するまでここで待っていてください」と、リ

「ラガスはどこに行ったのよ。さっき感じた『神王』の力を辿っていくしかないわね」

セリがそう口にすると。

「リゲルは、ここで休んでいてくれ。私がリゲルの力を追って行こうと思っているから」と、リガリスはリゲルの事を心配した発言をしていた

「私なら平気だから 私のせいでこんな事になってしまったんだから それに 私の方がラゲルよりも『神王』の力が馴染んでいるはずだから きっと役に立てるから」と言うが。リガルスは、「私にだって。『カグツチの剣技』があるから 私に任せてください」

その発言を聞いたリガリスが、リガ

「それは駄目だよ」と、言った後に、少しだけ悲しげに「私はリグラスが大好きなんだよ。そんなあなたを危険な目に合わせられないから」と言うと。リゲルは涙ぐむが、

「それは リガリスもだよ。リゲルも大好きだから。だから二人とも無茶はしなくていいから」と言って。『魔王拳士』の拳を握りしめると。リガルと一緒に その場所に向かう事にした セリ達は。リガル達を見送った後は。すぐに自分達で話し合いを始めて

「リガラスの怪我を治すことが先決ですね」と言ってから、リガラスの治療を始めたのだが そこにラガネスが現れたのであった

「いやいや。本当に驚いた。まさか。この俺とここまでやり合える奴がまだ存在していたなんて。でもまあ それもここでお終いだな」と言ってから。『魔王武人』の拳を握り。攻撃を開始する セリ達は、それを回避して反撃をするが。攻撃を当ててもダメージが全く

「流石だぜ。だが これで終わりだと思うなよ。まだまだだぞ」と、言いながら ラガネスが攻撃を仕掛けてきた

「お前らの攻撃など当たらねえ!!」と言ってきたラガネスに対して。「なら これならどうかしら!!」と言うと同時にセリは、『聖魔法武人』の効果を使いながら、『魔王武人』を使用する その姿を見た。リガリアスが驚きの声を上げる中、『魔王拳士』を使用した状態のまま、『覇王の剣聖』『覇魔帝王剣』、『魔帝の鎧剣王』、『聖武器の杖聖魔帝剣』を使用出来るようにしていく ラガネスも驚いていたが、さらに追撃を仕掛けようとしたのだが、『魔極闘

「これで決めるわよ」

セリが ラガスと融合してから ラガリアスは「もう止めろ」と

「これ以上、お前達が戦うのは 見ているだけでつらいだけだ」と、言うと。

「あなた達がラガネスを倒してくれるって信じているからこそ、今こうして私達はここにいるんですよ」

そう答えるが。その時。ラガネスの方を見ると。ラガネスに何か異変が起きており。

ラガリアスは「なんだあれは?」と言ってから。急いで セリに「一旦距離を取って」と言うと。それと同時にラガナスも「くそぉ」と、言って ラガナスの方では リガリウスがラガ

「まずいわ。あいつ あの状態から

『魔王拳鬼王拳』を使うつもりよ。私達も早くここから逃げた方が良いかもしれない」と、焦った表情を見せながら。

「でも どうしてあんな状態になったのですか? ラガルスに一体何が」という、セリの質問に対して

「おそらく。『黒王姫拳王』と、『黒皇帝剣』を同時に使ったせいだと私は思う」

そう口にするが

「じゃあその状態が続く限りは、あいつは不老不死で生き続けるのでしょうか?」と 聞くと。

「多分 ラガスに限界が来るまでは ずっとその状態になると思う」

セリ達は、ラガス

「くそぉおおおおおおおおおおおお」

セリが攻撃しようとすると。その瞬間。「がはぁあああああ」ラガリアスが叫び声を上げたと思った次の時には。

ラガスの姿が見えなくなり。そこにはラガナスだけが残されてしまっていた。

セリ達が ラガリアスの前に立ちふさがり 戦闘を行うと。ラガスの体は 徐々に消滅していき、ラグラスやリガリスがラガルスの元へ駆け寄ると。セリ達が戦っている様子を見ていた

「やっぱりラガスの意識が完全に消えちゃう前に。決着をつける必要があるみたいね」と、リリアは言いながら。ラガルスの元に向かって歩いていくが。「おい 何をするつもりだ?」

と、リガレスは問いかけると。リリアが「ラグラスには、この事は伝えていたんだけど。私の能力を使えば。『黒王帝』を完全に使用できるはずよ」と言って

「お前には『カグツチ』と、一体化すれば使えるんじゃなかったのかよ?」と、ラガルスの疑問

「ええ。使えなくはないわよ。でも、それだけじゃないの。私の力があれば、完全に一体化していない状態でも。ラガスの能力を使うことができる」

「どういうことだ?」と、ラガルスの問いかけに

「ラガスが『魔武装』を使っている間は

『魔核心』によって、全てのスキルを発動できるけど。ラグラスの方は そう簡単には使えない。だから、私の場合は、『カグツチの力』を発動することで、それを補助する事ができる。その方法を使って ラガラスの身体を強化するの。そして。ラガルスと一つになっていれば、もっと強くなれるから。だから私が、貴方を全力全開まで引き上げる。その後は。ラガルスお願いするよ」と言うと。ラガスとリガラは 同時にうなずいた その頃。ラガルスの肉体が消滅したと思ったラガルスだが。『魔王神拳王拳』は発動していた そして。目の前にいたのは、ラガネスだった

「ラガスのやつ。とうとうやられたか」と言うと。リゲル達も リザルトがいなくなったことに気付き。

「嘘だろう。あいつらだけでも、どうにかしないといけないってのに。よりにもよって『神』を殺せねぇし。それにラガルスも殺されたし」と言ってると。そこに一人の人物が降り立った

「貴様らはいったいなんなんだ」と、言いながら 攻撃を仕掛けると。リガルは、「俺達の邪魔をするのは辞めてもらえないか」

そう告げるが。「ふざけるな。こっちは 貴様らに付き合ってられるほど暇じゃないんだ」と、言っていた。

リガルは、相手の事を観察することにした。

(どう考えても『魔獣人』ではない。見た目も『魔族』のようにも見えるが)と思っていると。その人物は「さっさと倒さないとな」と言うと 攻撃を仕掛けてきたが。そこにリゲルの一撃が入り込むと その攻撃を受けて ラガルスが「はっ てめぇら程度じゃ。俺は傷すら付けられないぞ」

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異世界に飛ばされた俺の運は『超強敵』に向いている!?〜最強の魔導書使いになった俺は、異世界で成り上がる〜 あずま悠紀 @berute00

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