第5話 裁きの準備を始めよう
さて…ボクが転生してから3年が経ったよ。え?時間飛びすぎ?いや、ボクの赤ん坊プレイを君たちは見たいのかい?まぁ、だから見せないのさ。ボクはこの3年であまり喋らず感情を見せないキャラをつくったよ。そのほうがやりやすかったし、ボク、元々ほとんどあの娘以外にはなさなかったし、話したとしてもキャラ作って話してたからね。うん。今回作るなら王子様キャラかな?と思ってる。
気配がした。ドアが開いた。
「やぁ、レイリシア、会いに来たよ。」
来たのはキラキラオーラを纏ってるThe、王子様なキャラの今回の兄の一人で第一皇子のフレキア・シンロイド・シアレイジア。シアレイジア帝国の次期皇帝第一候補なんだ。帝国は実力で皇子皇女の中から選ばれるから第一候補なんだよね。皇子の中だとボクが一番末っ子だからなね。しかもボクは星竜の加護を持ってる可能性があるからボクを仲間にしょうとしてる。兄上姉上は多いんだ。ま、ボクは協力なんてする気がないのさ。ボクが皇帝になるのはあの娘が望んだときくらいかな?もしあの子が望むなら世界の全てを上げてもいいや…彼女が望むならもう一回全部支配してあげるよ……。もうそろそろ返事しないとなぁ…。
「ひさしぶりです…フレキア兄上…。」
「あぁ…いや〜仕事が沢山あってね?中々終わらなくてさ、今日は久しぶりに予定ができたからかわいい妹と過ごそうと思ってさ!」
キザな笑顔を浮かべるフレキア。キラキラしてるなぁ…。
「そうですか…わかりました…どこに行くんですか?まさか…どこかののうきんみたいにノープランとかないですよね…?。」
「あ…あぁ…レイリシアってさ、中々毒舌だよねぇ…ま、普通にプランはあるんだけどね、あはは、脳筋って…リレイの事だろ?」「ふふっ…リレイ兄上はもう少しつくえに座ってればいいと思す。たんれんだけではただの脳筋ですよね。ほんっとに。」
「あ〜、まぁ、僕も思わなくはないからね。リレイも僕らと同じ皇帝の子なんだから、それにあの子、第3皇子なのに戦闘だけが取り柄って国民にすら知られてるからねぇ…。」
「…無計画…猪突猛進…脳筋馬鹿…」
「ん〜否定できない…………と、とりあえずさ、僕と一緒に出かけてくれるかい?」
「まぁ…いいですよ…?ひまだし。」
「暇じゃなかったらこないのか…まぁいいかぁ、城下町で遊ぼうか」「ん…了解」
さて…準備しないとね。あ、ボクが兄姉と仲良くしてるのはあの娘を確実に手に入れたいからね。だから兄姉には微妙にツンデレに見えるようなキャラにしてるんだ。おかげで兄姉には好かれてるんだよ…?すごくない?まぁ…リレイにはぜっっったいにデレないけど。てかデれたくない。あいつは無理。あ、準備終わった。さて、フレキあんとこいこうか。ボクの側には護衛がいつも数人いる。ボクは皇子の中で一番弱いことになってるしねぇ、ボクって…。
「…フレキア兄上…参りました…」
「お、来たね…なら…遊ぼうか…?レイリ」「はい…フレア兄…」
(………あー!僕の妹かわいすぎるぅ…僕の弟妹達って頭キレすぎで僕をライバル視してくる子達しかいなかったからなぁ…レイリシアだけが癒やしだよ…!!仕事全力で終わらせて良かったなぁ…レイリシアかわえぇ…)
ボクのさ、全てを支配できるんだ。ついでに心読めたりするんだよね…。強すぎるなぁ…あとボクってこうやって兄姉達に好かれてるんだよなぁ…まぁ皇子達はライバルだからね、皇帝とかどうでもいいボクは兄妹の中でも癒やし枠になるらしいんだ…みんなどんだけ癒しに餓えてるんだ…?姉とか怖いよ…。
まぁ、取り敢えず城下町行くかぁ……。
あの娘の情報…あるといいなぁ…。
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