第36話 南北朝の兄弟

☆ 太平記の兄弟 ☆


 確かに、太平記は兄を支える弟ってパターン、多いですよね。('22/08/14)


 脇屋義助も頑張ってます。兄が討死後も奮戦してますし。太平記は総じて弟が兄想いで優秀。ああなっちゃったけど直義も。('22/04/10)


 みんな基本、仲の良い兄弟ですね。尊氏・直義の後半を除いて。('19/12/29)


 そう言えば、高野山の金剛三昧院、本尊の脇に尊氏・直義の位牌が仲良く安置されていて、朝のお勤めの時に拝見させて頂きました。('19/11/04)


 調べ倒して拝観するのも後悔せず良いのですが、思いがけない出会いも感動です!高野山の宿坊で朝のお勤めしたとき、尊氏・直義の位牌が並んで納められてることを知って感激。ここで仲良しの兄弟に戻ってたんだなと!('20/12/21)


 頼朝と政子の位牌もあり、その政子が建立した国宝の多宝塔や、運慶作と伝わる愛染明王像など、見処たくさんでした。('20/12/21)



☆ 楠木三兄弟 ☆


 桜嵐記考察17 三兄弟のキャラ!

桜嵐記では↓

 正行:情け深く、責任感が強い

 正時:優しく、器用な人(料理)

 正儀:血気盛んな末っ子

正儀伝では↓

 正行:仁の人、責任感が強い

 正時:武の人、勇猛と厚情

 正儀:智の人、深謀遠慮で優しい

 ('22/08/14)


 桜嵐記と正儀伝では、正時・正儀の役どころが逆転してますが、三者三様で補完しあう仲のよい兄弟です。('22/08/14)


 この兄弟って毛利三兄弟と一緒なんですよね。('22/08/14)



☆ 北畠三兄弟 ☆


 北畠親房の三人の息子。つい、楠木三兄弟と対比させたくなる。目覚ましい活躍の後に壮絶な討死をした嫡男(顕家⇔正行)。あまり目立っていない次男(顕信⇔正時)。父兄の後を受けて朝廷(南朝)を支えた三男(顕能⇔正儀)。('22/05/10)


 三男の北畠顕能は伊勢北畠家の祖。父、親房亡き後、従一位右大臣となって廟堂で帝を支えた。父に続いて准三后の地位を与えられたとも伝わる。幕府に対してはいわゆる強硬派で、和睦派の楠木正儀とはバチバチであったと考えられている。('22/05/10)



☆ 足利義満と満詮 ☆


 足利義満と満詮の兄弟ってどうなんだろう。子供まで生んでた正室を義満に寝とられた満詮。おまけに(おそらく兄に憚って)子供らを全て僧籍に入れて子孫を残していない。何故そうまで従順(卑屈?)なのか……。('20/07/28)


 目立たず、兄を内側からサポートしたということでは豊臣秀長にも通じるのだが……あれ。もしかして、秀長も同じように考えて子供をもうけていないの?? ('20/07/28)


追記:秀長の男子は夭折してたんですね。後は女子。

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