My Lady Blue
あなたってなんだか特別
まるでクラブ・ソーダに閉じ込められた海みたい
私にしか聴こえないハンドパンの音色が
胸をしきりに掻き乱してる
そしてあなた、私の横顔をしきりに見てる
スケッチしたいならどうぞ、
キスしたいならどうぞ、ご自由に
青果市場で私の鼻先と同じものを探したことがある?
睫毛の瞬きと同じものを何処かで?
哲学的な話なしで見つめ合おうよ、そろそろ
全部あげる、私の恥ずかしいところ
食べちゃって、私の建前とか全部
飲み込んで、あなたの海に
私を寂しくさせるなんてやめてよ
いつもあなただけが欲しいの
私だけの我儘じゃないはずよ
面白いくらいあなたが必要になった私
チリチリ、灰の音、あなたの青い瞳
かなりの間錯綜された私を見破るように
叩きつけられたタバコの色は、ブルー
知らないことなんてあるよ、沢山
あなたを失ったらどうなっちゃうかとか
ビールの味とか、海鮮物の美味しさとか
クラブ・ソーダをひとつ貰える?
あなたといると熱帯を感じる
全部あげる、全部食べちゃって、
全部飲み込んで、私の恥ずかしいところ
いつもいつもあなただけが欲しいの
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