幸せの黒猫


生きてさえいればいいなんて

死んでも言わないよ

あなたの身体欲しさに

僕の心が燃えてる 燃えているから


生きてさえいればいいなんて

死んでも思わないよ

あなたの心欲しさに

僕の瞳が燃えてる 燃えているから


ああどうか神様なんて

祈ったりもしないよ

僕はすすけた黒猫を右腕に抱き締めて

あなたを今すぐ迎えに行くんだ


そして僕はあなたの全てと

ただいまを手に入れるんだ

そして黒猫の額越しに僕たちは

永遠にキスをするんだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る