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2022年10月12日 00:55
最後まで読ませていただきました。掲載されてすぐに読みたかったのですが、ゆっくり読みたかったので少し遅れました。 終盤、3人の持つ心情を描かれていて、特に先輩の友達が、2人を引き離そうとして行動していた事がむず痒く感じましたが、不思議と責めるようには思わなかったです。それは、きっと彼女が本当に彼を好きでいたが為に行った行動だから。彼を私の物にしたいって気持ちは共感できるから、きっと人間の本質だからでしょうか、少し切なく感じました。 幼馴染の彼と彼女が再会を果たした時に、先輩の友人の行動を話したところが彼らしいなとも思い、同時に2人はようやく自分に素直になり、再び2人の時間が動き出すところが、ほっこりというか、安堵の一言につきました。 きっと今も2人、電車の中で笑顔を揺らしていると考えると微笑ましいです。 最後の注釈も時代背景を経験していない自分にとっては、本当にありがたかったです。 読ませて頂いてありがとうございました!コメント長くなってごめんなさい。でも、本当にこの作品好きなのでお許しください。 次の作品もお待ちしてます!
作者からの返信
こんな読みにくい、更にグダグダした小話をお読み頂きありがとうございました。 私が書くものは大抵登場人物が少ないんですが、それは単に各人物をきちんと書ききれる力量がない、という理由からです。 そうは言っても逃げてばかりもいられないので、今回は彼女の友達(日和先輩)もちゃんと書こうと思って最も重要なタイトル回収話である「雪融けを待つプラットホームで」の主人公を担ってもらいました。発想元である「ひまわり」でも隠れて見送る人物が主人公なので。そうなるとつまり、全体の主人公は彼のように見えて実は彼女の先輩ですね。 とは言え、では書ききれたかと言われると……もうちょっとしっかり書きたかったなあ、というのが正直なところです。タイトル回収まで先輩の心情は書かず、あくまでも二人の間に見える影にしておこうという縛りが、自縄自縛になってしまった感があります。うーん、精進が必要。 悪人ではないけれど、それでも自分の気持ちを結局は優先してしまう行動をとってしまう、先輩のどうしようもない想いを描ききれていれば成功なんですが、何とか伝えることができてそのことだけは一安心です。 最後、「1994年、春」でさらっと流してしまいましたが、そのことについて彼にもそれなりに葛藤もあったはずなんですが……そこは書ききれませんでした。後で追記しようかどうか悩むところです。一度書ききれなかったことを、後で書けるのかということもありますので。 それでもとりあえず、十年以上燻り続けた幼馴染を幸せにできたことは良かったかな、と思います。そこが不幸になっちゃうと誰一人幸せを掴めない救いようのない話になっちゃいますので。現実はそういった悲哀はたくさん転がっていますが、架空の話でまで不幸は見たくないですしね。 2022年、彼らはきっと独り立ちした子供の生活が心配だ、なんて話をしながら電車に乗っているのでしょう。そうであったらいいなあ。 PV数が一桁なので、需要ゼロなのかとあわあわしながら更新していましたが、soupanさんに気に入って頂けただけで書いた甲斐がありました。 お付き合い頂き、ありがとうございました。
最後まで読ませていただきました。掲載されてすぐに読みたかったのですが、ゆっくり読みたかったので少し遅れました。
終盤、3人の持つ心情を描かれていて、特に先輩の友達が、2人を引き離そうとして行動していた事がむず痒く感じましたが、不思議と責めるようには思わなかったです。それは、きっと彼女が本当に彼を好きでいたが為に行った行動だから。彼を私の物にしたいって気持ちは共感できるから、きっと人間の本質だからでしょうか、少し切なく感じました。
幼馴染の彼と彼女が再会を果たした時に、先輩の友人の行動を話したところが彼らしいなとも思い、同時に2人はようやく自分に素直になり、再び2人の時間が動き出すところが、ほっこりというか、安堵の一言につきました。
きっと今も2人、電車の中で笑顔を揺らしていると考えると微笑ましいです。
最後の注釈も時代背景を経験していない自分にとっては、本当にありがたかったです。
読ませて頂いてありがとうございました!
コメント長くなってごめんなさい。でも、本当にこの作品好きなのでお許しください。
次の作品もお待ちしてます!
作者からの返信
こんな読みにくい、更にグダグダした小話をお読み頂きありがとうございました。
私が書くものは大抵登場人物が少ないんですが、それは単に各人物をきちんと書ききれる力量がない、という理由からです。
そうは言っても逃げてばかりもいられないので、今回は彼女の友達(日和先輩)もちゃんと書こうと思って最も重要なタイトル回収話である「雪融けを待つプラットホームで」の主人公を担ってもらいました。発想元である「ひまわり」でも隠れて見送る人物が主人公なので。そうなるとつまり、全体の主人公は彼のように見えて実は彼女の先輩ですね。
とは言え、では書ききれたかと言われると……もうちょっとしっかり書きたかったなあ、というのが正直なところです。タイトル回収まで先輩の心情は書かず、あくまでも二人の間に見える影にしておこうという縛りが、自縄自縛になってしまった感があります。うーん、精進が必要。
悪人ではないけれど、それでも自分の気持ちを結局は優先してしまう行動をとってしまう、先輩のどうしようもない想いを描ききれていれば成功なんですが、何とか伝えることができてそのことだけは一安心です。
最後、「1994年、春」でさらっと流してしまいましたが、そのことについて彼にもそれなりに葛藤もあったはずなんですが……そこは書ききれませんでした。後で追記しようかどうか悩むところです。一度書ききれなかったことを、後で書けるのかということもありますので。
それでもとりあえず、十年以上燻り続けた幼馴染を幸せにできたことは良かったかな、と思います。そこが不幸になっちゃうと誰一人幸せを掴めない救いようのない話になっちゃいますので。現実はそういった悲哀はたくさん転がっていますが、架空の話でまで不幸は見たくないですしね。
2022年、彼らはきっと独り立ちした子供の生活が心配だ、なんて話をしながら電車に乗っているのでしょう。そうであったらいいなあ。
PV数が一桁なので、需要ゼロなのかとあわあわしながら更新していましたが、soupanさんに気に入って頂けただけで書いた甲斐がありました。
お付き合い頂き、ありがとうございました。