企画へのご参加、ありがとうございます!
カイが星を嫌う理由が分かったとき、胸が締めつけられて苦しくなりました。どこか他人事だと思ってみていた戦争。それがもし、自分事として目の前に広がったら。「お前は、どうする?」と問いかけるカイの声が、私にも聞こえた気がしました。
作者からの返信
近況ノートにも書きましたが、この作品は、都会で孫を連れたおじいちゃんが、銭湯帰りに夜空を見ながら、原爆にあった日を、その時の人々の目を思い出し、星が嫌いだと…そんな話でした。随分前に書いた話です。
それを今回の戦争という現実があって、それに近付けて、どんな話だったかと、思い出しながら書いた反戦の作品です(その時の原稿は残ってなかったんで…)。
最後の問いかけをされるようなことがないことが一番なんだと、読者が読後に思ってくれればと思って書きました。
読んで頂きありがとうございます。
イスラエルから幾度も攻撃を受け続けているパレスチナのことを連想しました。
作者からの返信
この話は元々、銭湯の帰りに夜空を見上げながら、おじいさんが原爆体験から、星は嫌いだと孫に話すというモノでしたが、シチュエーションを変えましたので、素材とした戦争はとくにありません。逆にないことで、読んだ方達が知っている戦争を重ねてもらえれば、現実味を感じるのではと軽い気持ちで考えていました。こちらの思いを汲み取って下さった方がいたことがものすごく嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました。