『おーぐ、ほしい』 21
『では、贈答用豪華バージョンの不思議が池お気楽饅頭二箱にて、引き受けましたあ。本来、お饅頭が先ですが、まあ、やましんさんなので、特別に仕事先にやります。巨大赤ちゃんを派遣いたしましょう。ジェニーちゃん同行。』
幸子さんが、わけわかんないこと、言いました。
巨大赤ちゃんは、まさに、願ったり叶ったりですが、ジェニーちゃん、て、だれ?
『ああ、そう。前は、名前が出てなかったのよお。誰も、訊かなかったしね。あの、唯一、巨大赤ちゃんを指図できる謎の金髪少女です。正体は、女王さましか知らないみたい。最近、池の女神さま会と契約を結びました。現世も含めて、超常現象に悩んでいる方を援助するプログラムを始めましたあ。』
『ちょっとまて。地獄に所属する池の女神さま会が、人助けですか?』
『ほら、新しい地獄を目指すって、女王さまが言ってたじゃない。あれよ、あれ。』
『お饅頭二箱で?』
『だから、地獄では、あのお饅頭は、相当なプレミアつきなんだよ。ま、やましんさんは、女王さまのお知り合いでもあり、地獄では、けっこう、しられてるよ。』
『ぞお〰️〰️〰️〰️〰️〰️。それは、こわいなあ。』
『まあ、運命ね。はい、オッケー。まもなく、ジェニーと巨大赤ちゃんの到着ですよ。頑張ってね。またね。来週あたり、遊びにゆくよ。みんな、引き連れてね。おーぐ、よろしく。じゃね〰️〰️〰️〰️。』
『あ、ちょっとまて? 引き連れてってなに? 幸子さん? あ。切れた。』
係長さんが、またまた、叫びました。
『あ、あれは、なんだ!』
まだ、燃えている森の中から、まさしく、巨大な影が浮かび上がったのです。
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