『おーぐ、ほしい』 18


 『ぎょわわわわ〰️〰️〰️〰️〰️〰️❗』


 だいだら王は、最近、地獄ジムで、トレーニングに励んでいました。


 そこで、かつて、やましんちの、くまさんやぱっちゃくんたちが、魔女アマンダとともに乗り込んだ頃より、さらに、強くなっていたのです。(『くまさん宇宙の大冒険』参照』)


 しかし、あの事件以来、だいだら王は、わりに大人しく暮らしていました。


 たしかに、おーぐ、が大好きでしたから、本当は、毎日でも食べたかったのですが、なにしろ、普段のすみかが木星で、そこは、火星の女王さまの設立した地獄の、所管する場所でしたから、あまり、頻繁には買えません。


 でも、それで普通だったのに、なぜ、今回は、怒り狂ってしまったのかが、良く分からないのです。


 さらに、どうやって、ここに来られたのかも、分かりません。


 だいだら王には、出来ないはずなのです。


 さらに、ぱんだ組の攻撃で、余計に燃え上がってしまったのです。


 そうなると、激しく抵抗されたぱんだ組は、消防魂に火がついて、なおさら、持てる秘術を繰り出します。


 大きなスコップをパオペイにしている、ぱんだ朗は、地面から土をばんばん掘り出して、だいだら王に振り掛けました。


 だいだら王の巨体が、忽ちにして、土の山に飲まれて行きます。


 『どんだもんぱんだら〰️〰️〰️〰️❗』


 ぱんだ朗が、叫びました。


 一瞬、だいだら王は、動けなくなったかに見えたのです。


 しかし、パワーアップした、だいだら王を、固めてしまうことはできなかったのです。



        💪


 


 

 

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