「陽菜と」
「はぁー、楽しかった。さて、帰ろっか」
「うん、楽しかったね」
なにか陽菜から、いつもとは違うような。何かを感じた。
「陽菜? どうかした?」
「いや、なんでも! ちょっと疲れてて」
そう勢いよく首を振る。
「また来たいね」
「そうだね、流依と、来年も……」
そうして、沢山の紫陽花を見て、笑って、また来ようねって、なんでもないような会話をして帰った。
――その、三日後のことだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます