冷えピタ(青のすみか)
我が家では冷えピタは冷蔵庫で保存している。これがどこの家も同じというわけではないことを知ったのは、高校の頃だった。カバンから冷えピタを出して、徐に額に貼り付けた友達。『熱はないけど。冷えピタってなんか良くない?』と言っていた。そして1枚くれた。額に貼ってみると、確かに冷たかった。そしてそのあと数ヶ月、クラスでなんでもない日の冷えピタが流行した。
今日、1年ぶりにその友達に会った。
何も変わっていなかったけれど、人生のステップを着実に踏んでいた。でもまだ、冷えピタのことは覚えていた。彼女は、あの瞬間がわたしの冷えピタへの認識が変わったことは知らない。
そんな今日の1曲。
キタニタツヤで『青のすみか』
久しぶりに会っても、すぐにあの頃みたいに笑い合えるのが不思議で心地よいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます