さようなら夏休み(ハッピーエンド)

8月31日。

8月の終わりはなんだかいつも特別な気がする。

学校の夏休みの終わりがぴったりこの日だったことなんて、1回もないはずなのに不思議だ。わたしにとってこの日は12/31よりも何か大きな衝撃を持っている。


それは今年、さらに大きくなってわたしにのしかかっている。


内定も就職も、来る給料日も欠かせないものなのにいざとなると怖い。無職とは違う怖さ。

夏休み明けに学校に行けなくなる子の気持ちを、今1番理解できる大人は自分に違いないと心の底から思う。


一度自分だけの小さい世界に気を許してしまうと、集団は恐ろしく大きく得体の知れないものになる。突如ノーベル賞級の創造力が働いて、目の前にないものに対する不安を際限なく大きくしていくのだ。


良い方にも悪い方にも過度な気持ちは抱かない。これが鉄則だと分かっているはずなのに。


だから今日は考えないように、そう努めても湧いてくるこの気持ちを抱えて眠ろう。

きっと明日の今頃はなんてことないじゃん、と思っているだろうから。


そんな今日の1曲。

SHISHAMOで『ハッピーエンド』


誰が何と言おうとこれがわたしのハッピーエンドだと思えばそれは本物のハッピーエンドですよね。

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