2022年9月

新生活(9月になること)

帰り道、突然の雨。

でも大丈夫。


今日のわたしは初日という山場を乗り越えた上に折り畳み傘まで持っているスーパーモード。この日のために新調したカバンが可愛くてさらに嬉しい。これまではずっと学生時代から使っていたリュック通勤だったから、新鮮で何度も開けたり閉めたりしてしまう。


最寄り駅から傘を差して、スーパーに向かう。納豆ご飯が食べたい、そう思ったから。歩きながら、買い物を終えて家に着いたら買ったものを冷蔵庫に入れて、お米を洗って炊飯器にセットし、炊けるまでの間にシャワーを浴びるという完璧な段取りを立てる。


想像の中では完璧だった。

いや、今もなお想像はしているから完璧なままかもしれない。わたしは冷蔵庫に食材をしまった後、甘い誘惑に負けてクッションの上で転がっている。


9月になって、また会社員になった。

ただそれだけなのになぜか今日の自分はとても愛おしい。


そんな今日の1曲。

teto で『9月になること』


このエッセイもどきを書き始めてからずっと登場させたくてウズウズしていた1曲です。




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