平日のラジオを聴くことができるのも残り僅かか、と感傷に浸って起きてすぐにラジオをつけた。

せっかくだから、といつもの周波数ではない局を探す。すると、面白い出会いがあった。

日本語が1秒も聞こえてこない、海外ラジオ。ニュースも交通情報も全部英語。

もちろん流れてくる音楽は洋楽のみ。

言っていることが全部分かるわけではないところが面白い。こんなことを言っているのかな、なんでこの曲を流したのかな、そう考える時間がなんだか心地よい。

さらに、わたしの気分にぴったりな曲を唐突に流してくるのだからたまらない。

言わなくても分かってもらえる、相手が全てを語らなくても理解できる。そんな関係に憧れる。

まさかラジオとの間に実現するとは思わなかった。愉快だ。

このラジオを聴き続けていれば英語が上達するかもしれない、そんな淡い期待を抱いている。

今日の1曲。

チャーリー・プースで『One Call Away』

気分にぴったりの曲がラジオから流れてくるとニヤニヤして小躍りしてしまいます。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい