4月17日〜4月23日
17日
お父さんと一緒に、ヒカルの将棋のお迎えと夜ごはんの買い出し。
まずはヒカルのお迎え。駐車場に車を止めて待つ。
でも、時間になったけど全然出てこない。
スマホを持たせてるので電話をするけど出ない。
仕方がないので室内までお迎えにいく。せっせと将棋をしていたが、こっちに気がつき、将棋を切り上げてこっちにやってきた。
「スマホ鳴ったの気づいた?」「鳴ってたの?」やっぱりか。普段使わないので、鳴っても気づかない
車に乗ってスーパーへ
つく頃に雨が振り始める。傘は私のと日傘の2本だけ。駐車場は屋外しかない。
私は差したが、2人は差さずに店内へ。濡れてもいいのか?
「ぎょうざのタネの材料を買うぞー」おっ、今日はぎょうざか
ヒカルが
「ギョウザのタネって何?」しょっちゅう食べるのに知らなかった
「ギョウザの中身のことだよ」
「あーなるほどー」興味ない感じ。
ギョウザの皮は、50枚で140円くらいのものと、25枚で130円くらいのものがあった。50枚のは少し怖いので、25枚のものを買う。
外に出ると本降りになっている。
「あいあい傘する?」とは言ったものの2人ともそのまま車まで歩く。濡れるの気にならないのかな
家の駐車場に車を停め、ヒカルが日傘を持った。
日傘をいじったあと
「この傘、開かないよ」
「いやいやいや、そんなわけないでしょ」開かない傘は傘じゃない
「ま、いいか」と本降りの中、傘をささずに家まで歩く。なんで気にしないのか…
ギョウザを包むのを手伝い、あっという間に夜ごはん。
私は手作りの皮のギョウザが好きなので(我が家のギョウザは手作りの皮と、市販の皮がある)そればかり食べていたら、
マコトが
「ギョウザのタネって何?」君も知らないか
「ギョウザの中身のことだよ〜」と、バカにしたような物言いのノゾム
しかも、わざわざキッチンのお母さんのもとまで行って
「すーくん、ギョウザのタネがなにか知らなかったよ」と報告
ヒカルも今日まで知らなかったことは秘密にしておこう
18日
「卓球部に仮入部する!」ヒカルが無事決意しました。科学部に入ると言わなかったのでよかった〜
と思ったのに、
「卓球部がきつかったら、科学部はいるから」シクシク
私の部活動継続届と、ヒカルの入部届をお母さんに記入してもらう。
私のは必要事項は書いたので、サインだけ。20秒で終わる。いつも思うけど、100円で偽造できるハンコになんの意味があるんだろう。
ヒカルの紙はまっさら。お母さんがせっせと記入するのを私が横で眺める。
ってあれ?
「そこは電話番号書くところで、郵便番号じゃないよ」間違えてる
「あっ、こんな時に限ってボールペンで書いちゃった。老眼だから見にくいのよ。」
2本線で消して書き直し。
市外局番を書かないタイプだったから、見間違えたらしい。ってあれ?
「なんで平成なんて書いてあるのかしら?今は令和でしょう」と「平成」の文字を2本線で消している。
「そこは誕生日書くところ、今日の日付じゃないよ」また間違えてる
「老眼なんて言ったけど、説明読んでいないだけね」お母さん、気をつけて。
「なんでそんなに間違えるの」文句を言うヒカル
「書き間違いのプリントを出したくなかったら、自分で書きなさい」
お母さんの言う通り、それならウィンウィンだね。
19日
今日は何も起こらなかったので、毎晩の【今日のイイコト】を書く
我が家では、お父さん以外は同じ部屋で寝ている。布団にもぐって電気を常夜灯にしてから、
お母さんの
「今日のイイコトは?」でスタート
お父さんは「今日の夜ごはんのおかずがたくさんあって美味しかったです」確かにおいしかった
「次の人〜」とお母さん。でも誰も挙手しないので
「今日は天気が良くて、スーパーに行ってクリーニング出せたので嬉しかったです。」
「はい」今日は私もイイコトがあった
「学テ終わった!やったあ!」これが1番嬉しい。だってしばらくテストないもの
続いてノゾム「お昼ごはんのおひたしがおいしかったです」おひたしとか、なかなか渋いな
「そーいえばさ、中学校になってから、給食多くて大変なんだよね」ヒカル、普段は結構食べてるのに
「部活始まって、運動したらお腹すくよ」先輩としてテキトーにフォローしとこう
「あと、部活の卓球が楽しかったです。」よかった。これで科学部には入らなさそう
マコトは布団の中で「%△#?%◎&@□と思いました」聞こえないよ
「マーくんはね、夜ごはんと昼ごはんがおいしくて、ユーチューブが楽しかったって言ったんだよ」久々のノゾム翻訳機
「ちがうよー。夜ごはんは言ってない」聞こえなかったしなんでもいいでしょ
「あーそっかー」ノゾムも軽いな
「それではみなさん」
「「おやすみなさい!」」
20日
今日の給食はカレーだった。
土曜日、お父さんがドライカレーを作った。
いつもと違うので男子には不評。大量に余ったから私とお母さんでコツコツ食べていた。
と、いうわけで今日の朝もカレー。
学校のカレーと家のカレーは味が違うけど、それでも飽きる。
カレーはしばらく食べたくない
なのに、お母さんが
「明日は忙しいから、夜ごはんカレーにするわね」
「カレーはもうイヤ! どうせ4日くらい続くでしょう。もう飽きたよっ。他のものにして!」必死に頼むけど、
「他にいいアイデアがないのよ。なんかアイデアない?」
そんな事言われても、弟たちは好みがバラバラすぎて、みんなが文句を言わすに食べる料理なんて、思いつかない。
結局、私がカレーを作ることになった。なんか変わったものでも入れてみようかな
夜ごはんはフライとポテトサラダ
まず揚がったのはハムポテトフライ。ポテトサラダが中に入っているハムカツ。
あんまりポテト感はなかった。
ポテトサラダがあるのに、ハムポテトフライを揚げていた。でも、フライのポテトサラダは、家のと味付けが違って、おいしかった
お母さんが「カレイのフライ揚がったよ〜」と三角形のフライを持ってきた。
まずは私が
「おいし~」揚げたて熱々で、衣がカリカリしておいしい。竜田揚げっぽいな
「僕も食べる!」男子で唯一魚が好きなノゾム。
フライの入った皿を眺めてから、キッチンのお母さんのところへ
「カレイのフライってどこ?」なんかイントネーションがおかしいような…
でも、ノゾムはいつもイントネーションがおかしいからな
「お姉ちゃんに聞きなさい」ちょうど私の前にお皿がある。こっちにやってきて
「カレー味の魚のフライってどこ?」やっぱりか
「これは、魚のカレイのフライだよ。ヒラメとカレイのカレイ。わかる?」
「あっ。じゃあいらなーい」せっかくだし、食べたらどう?
21日
今日は授業参観。
昨日、
「お父さんかお母さん、どっちが来るの」何気なく聞いたら、
「その後懇談会あるし、2人で行くつもりよ」最悪。思春期女子的には親には来てほしくないけど、イヤって言っても絶対くるもんな〜。
とりあえず授業中は廊下を見ない、発表しない、目立たないを目標に
授業で隣の子の他己紹介をすることになる
「どっちが先に質問するか、ジャンケンね」
「ジャンケンポン!」
私はパー、相手はチョキ
負けたけど、まあいっか
次に4人で班を作って他己紹介
「だれが先に発表するか、ジャンケンね」
「ジャンケンポン!」
私はグー、3人はパー
また負けた…
最後は班で一人、みんなの前で他己紹介。人前で発表したくない
「ジャンケンするか」2連敗したし、勝てるでしょ
「ジャンケンポン!」
私はグー、3人はパー
また負けた… なんでストレート3連敗!?
廊下を見ずに、なんとか発表できたけどツイてないなあ
我が家では、次の日の服を前日の夜に用意するルールがある。
今日も準備をするマコト。明日は遠足なのでどんな格好にしようか悩んでいる。
「その服はダメよ!」というお母さんの声
真っ白い長袖インナーをTシャツの代わりに着ようとしていた。
「なんでダメなの?」
「これはTシャツの中に着るやつよ。あと、明日は25℃になるから長袖だと暑いよ」
「はーい。じゃあこれ」今度は白地の半袖。
「土とかで汚れちゃうかもしれないけど、いいの?」お母さんはそこが気になるよね
「いいよー」でも汚さないでほしい
22日
今日は双子が遠足。本当は校外学習らしいのだが、つい遠足といってしまう(だってお菓子200円分持っていけるもん)
お母さんは早起きしてお弁当つくり。大変そうだけど、4人分一気に作る年もあったのでかなり楽になったそう
私も早めに起きてランニング。毎日すれ違うたびに吠えてくるポメラニアンがいないので、嬉しい
朝ごはんに昨日のカレーを食べて、洗面所で身支度をして出てくると
「なんでそんな格好してるの!」
靴下の色が左右で違うノゾム
「だって同じ色のがないんだもん」
「いやいやいや。2人分で10足はあるはずでしょ」
「じゃあタンス見てみなよ」そんなに言うならほんとにないのかな
ガラッ
「あるじゃん!」しっかりボール状にしてある靴下が3足と片割れの靴下がたくさん。
「あれ〜?」あれ〜?じゃないわ!
学校で、修学旅行のバスレクについて。
あらかじめ競技形式で撮った動画を流すことになり、どの競技に出るか話し合い。
割り箸割り
牛乳食レポ
雑巾がけレース など、不思議なものばかり
やる気がないので眺めていたら、誰も立候補しないのは「エモい写真コンテスト」
先生が「じゃんけんで負けた人に任せよう」なんて言い出した。
「ジャンケンポン!」
私はチョキ、先生はグー
負けた… でもまだたくさんいる
「ジャンケンポン!」
私はグー、先生はパー
また負けた… まだ半分くらいいるし、大丈夫
「ジャンケンポン!」
私はグー、先生はパー
また負けた… 残りは10人くらい。さすがに3連続パーはないでしょ
「ジャンケンポン!」
私はグー、3人はパー
また負けた…あと4人しかいないじゃん。大ピンチ!
「その4人でじゃんけんな」勝つしかないっ!
「ジャンケンポン!」
私はグー、3人はパー
昨日から8連敗。どーゆーこと!?
「トモハに拍手〜。トモハ、頼んだぞ」
「先生、1ついいですか。」
「ん?なんだ?」
「エモいってなんですか?」知らないから、やりたくなかったんだよ
「先生も知らない」あ~もう!
あとからエモいというのは「きれい」に近い意味だと教えてもらった。校内できれいな写真って、どんなの撮ればいいかな?
23日
昨日、学校から【進路希望調査】という紙をもらった。
第2志望校までを公立・私立それぞれ書いて提出する。それを元に三者面談を行うらしい。
私立は家から1番近い学校を書く。
問題は公立。我が家の近くには高校があまりないので、通学には電車が必須だ。
第1志望校は電車で行ける、偏差値が高いR高校を書いた。
第2志望校。ここで迷う。電車で行けて、近いのは北高校と東高校。
北高校は電車の乗り換えが必要だが、駅から10分
東高校は電車1本だが、駅から15分
偏差値は変わらない。制服も大した違いはない。
「お母さん、どうすればいいと思う?」
「R高校と離れている東高校にしたらどう?」じゃあそうするか。
どっちの高校がいいか先生に聞けばいいよね。
夜ごはんのあと、お父さんが
「GWどこ行こっかな〜。お母さん、予定ある?」軽く酔ってる感じがする
「そこにあるでしょ」とテーブルを指差す。
我が家のテーブルは上にシートが敷いてあり、その間にプリントなどを挟んでいる
ひと通り見たら「空港行きたいな」と言い出す
「この間も行ったじゃない」お母さんは色んな所に行きたい
「やっぱりかっこいいんだよ」男のロマン的なものか
「子供が行きたいところも考えて」
「両方行けばいいんだろ?子供が好きな場所ってどこだ?」
「遊園地系かしらね」私は遠出したくない
「ラグーナテンボスかレゴランド」
「レゴランドはもういいわ。あそこ食べ物があんまり」まあ、観光地価格よね
「じゃあ、この間キャンセルしたラグーナ、泊まりで行くか?」
「えっ、行くの?」GWに出かけたことなんかないのに。
「とりあえず、調べて見るか」
「私、変なホテルに泊まってみたい」とお母さん。
さすがにもう埋まってるんじゃない?あと、有名なところは高そう。
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