第4話 善意

それから数日後、全ての準備が整い、待ちに待った本番の日がやって来た。


今回1番苦労したのはいじめっ子の確保だ。


彼女はクラスから孤立をしてしまった為に、精神的に追い詰められ、登校拒否をしていた。


だが、この状態に頭を悩ませていたのは何も俺だけではない。


いじめられっこも同じだった。


仲の良い友人関係が、男ひとりの存在で終わりを迎える。


そんな事あってはならないと、和解を望んでいたのだ。


その為俺は、その事実を、いじめっ子の家を訪ねて伝えた。


すると本人もこのままでは嫌だと泣き始め、互いが実はきっかけを探っていた事を知る。




そんないじめっ子を何とか登校させ、今の時間は放課後。


俺の取り持ちにより、ふたりが学内で使われてない教室の中、遂に顔を合わせた。


だが、そこでふたりは互いに言葉を選んでいるのか、中々口を開かず、無言が続く。


全く何だ、この退屈な時間は。


「仲直りしたいなら、まずはお互いの不満点をしっかりぶつけるのはどうかな?」


話題を提供すると、いじめを受けていた女子が漸く我に帰り、ゆっくりと口を開いた。


「私、キョウちゃんと仲直りしたい」


声は震えて、視線も下を向いていたが何とか口に出す事が出来た一言。


それを聞いて、いじめていた女子は驚いた表情をした。


そして、その言葉に何と答えればいいかわからないのか、俺の方に助けを求める様な視線を送って来る。


だが俺はそれに答えず、笑顔だけを返した。


今は余計な手を加える段階ではない。


そんな俺の思いが通じたのか、俺から視線を逸らし、自分の意思で喋り始めた。


「でも私……やっぱり許せない」


「違うの、私は本当に彼に何もしてない!」


「その話が本当なら尚更じゃない‼︎」


いじめていた子の強い一言に、空気が一気に凍りつく。


「私はずっと前から好きで、何とか好きになって貰おうと色々努力して来たのに、何の努力もしないアンタが好かれて、何なの!?

ひとり頑張っていた私が惨めなじゃない‼︎

ねえ、何で私じゃないの?

何であんたなのよ‼︎」


感情がたかぶり始めたのか、その子はそういうと涙を流し始めた。


あぁ……彼女の気持ちが痛い程によくわかる。


どれだけ求めても手に入らない愛を、目の前の人間はあっさりと手に入れ、しかもあろうことかその愛を突き返した。


コレは、例え友人であってもそう簡単に許す事が出来る問題ではない。


「嫌だよ……このままじゃ嫌だよ……ねぇ、どうしたらキョウちゃんは私を許してくれるの?

私、キョウちゃんに嫌われたくないの。

また、一緒にお弁当食べたり、遊びに行きたいの」


今度はもうひとりも泣き出した。


「そんなの、私だってわからないよ!」


終いには、いじめていた子の逆ギレ。


……どうやら傍観するのもココまでの様だな。


「つまり、その男子がもう一方も好きになれば丸く収まるんだよね」


「え……」


ふたりが驚き、此方を向く。


俺は何かおかしな事でも話したのだろうか。


「俺なら、その男子が君を好きになる様にしてあげられるよ」


「でも、彼は私じゃなくてマオを……」


いじめていた子は、いじめられていた子を指さす。


そう、この事実は変わりようがない。


だから、何日もかけて俺は準備をしてきたんだ。


「大丈夫、そんなの関係ないよ。

君だって彼が大事な友人であるこの子に振り向けば良いって思ってるだろ?」


「それは、そうだけど……」


いじめられていた子も俺の言葉に賛同する。


「ほら、コレで問題はなくなったね。

その男子との関係は俺が取り持つから、ふたりは安心して仲直りしていいよ」


「……本当に、そんな事が出来るの?」


いじめていた子が再度此方に確認をしてくる。


本当に疑い深い女子だ。


「うん、俺を信じて」


そういうと、その子は「良かった」と何度も口にして泣き始めた。


それを見て、いじめられていた子も安心した様に微笑む。


ようやくひと段落ついたか。


コレでやっと行動に移せる。


「じゃぁ仲直りの印にコレを飲んでくれるかな」


そういって、俺は盃をふたつ取り出して、ふたりに手渡した。


「任侠の世界で有名な盃を交わすって言葉は知ってるよね?

共に酒を飲み交わしたら皆兄弟。

実はコレは任侠の世界だけじゃなくて、和装結婚式でも新郎新婦が誓いのキスの代わりに同じ盃を飲み交わすってシチュエーションがある」


そう説明しながら俺は自分のバックから液体の入った小さなボトルを取り出した。


「もう絶対、こんな感じに喧嘩したくないよね?」


そう問いかけると、ふたりは顔を見合わせて小さく頷いた。


あぁ、純粋とはなんと綺麗に輝いて見えるのだろうか。


「安心して、中にはお酒は入ってないから。

コレは形だけの儀式だよ」


最後にそういうと、ふたりの手にある盃に液体を注ぎ、それを見て又ふたりが目を合わせる。


「ずっと、友達だよ」


ひとりがそういうと、ひとりは照れ臭そうに笑った。


「せーの」


そういって、ふたりが盃に入った液体を飲み終えた瞬間。


ふたりの手から空の盃がこぼれ落ちた。


表情を歪ませ、嗚咽を漏らし、喉を自分の手で抑え、床に転がり込むふたりを見て、しっかりと即効性の毒であった事に安堵の溜息をつく。


ふたりは状況が理解できないのか、床でもがきながらも此方に助けを求める様な視線を送ってきた。


「辛いよね、でも大丈夫。

直ぐに楽になるから、約束も守るから安心して」


しゃがみ込み、宥める様にそういうと、少ししてふたりは歪んだ表情のまま動かなくなった。


さて、今はまだ放課後の時間帯だ。


ココから準備すると、少し面倒な事になりそうだし、ひとまずはこのふたりの死体を何処かに隠そう。


周囲を見渡し、教卓の下にある隙間を見つけるとふたりをその中に押し込める。


そして、歪んだ表情を手で整え、普通に眠っているかの様な状況を作り出すと、手を伸ばして背伸びをした。


丁度いい脱力感だ。


そう思いながらカーテンの隙間から外の景色を見ると、何とか持ち堪えていた天気が崩れ、雨が降り始めた事に気づく。


「あぁ、忘れてた」


ふたりの手荷物を漁り、携帯を取り出すと早速中身を確認。


すると、いじめを受けていた方の携帯に、今回話題に出ていた男子らしき人物からメールが来ていた事に気付いた。


何だ、ちゃっかり連絡先を交換していたじゃないか。


文面には『返事は急がなくていいから、俺はいつでも待ってる』と書かれている。


どうやら、告白の返答を先送りにしているらしい。


コレは、都合がいい。


この状況はそのまま使える。


早速その携帯をポケットに忍ばせ、盃の回収や床の汚れの掃除を済ませると、俺は鼻歌を歌いながら教室から廊下へとと出た。


さて、今夜が楽しみだ。



「あれ、リバーシ?」



出たと同時に声をかけられ、心臓が飛び跳ねる。


声の主を見ると、廊下の先にはノッポが立って此方を向いていた。


「その教室って使われてない場所だよね。

何かしていたのか?」


何故このタイミングでコイツが居るんだ。


まずい、このままでは予定が狂いかねない。


「あぁ、ちょっと中は何かあるのか気になって……」


「使われないとは言え、普通の教室とそう変わりないだろ?」


いちいちうるさい男だな。


「ほら、そういう場所って何か秘密基地感っていうのかな、特別な雰囲気があるじゃん。

そんな事より、そっちこそどうしたの?

ココは教室とも、帰る道とも逆方向の場所だよ?」


苦しい言い訳をしているのは自分でも理解できている。


だが咄嗟のこの状況で、殺す以外の選択肢が出て来ない俺としては、この言い訳が限界だった。


「俺は、ちょっとこの先にある家庭科室に忘れ物をして、それを取りに行った帰りなんだよ。

それにしても秘密基地かー、リバーシって意外と少年らしい思考回路あったんだなー」


よし、意外と素直に信じてくれたようだ。


「何だよその言い方……じゃぁ、折角だし一緒に帰る?」


早くこの場から離れたい。


だが、ノッポは何故か俺の入っていた教室が気になる様で、此方へと近づいてくる。


「その前に俺も折角ならリバーシの秘密基地感を見せてくれよ」


ノッポはそう言い、引き戸を俺が止める間もなく開いた。


雨は強く降り始め、落雷の明かりが一瞬教室一帯を照らす。


だが、それ以降は明かりをつけていない事もあり、薄暗い空間だけが広がっていた。


「へー、机や椅子がまとめられたり、何か入っている段ボールがいくつかあって、ごちゃごちゃしているが、基本の作りは普通の教室か」


「何を期待してたんだよ」


「教室から出てきたリバーシの表情がいつになく上機嫌だったから、何か良いものでもあるのかと」


「何だよそれ、秘密基地っていうのは何もないから良いんだよ。

だって、自分でコレから手を加えていけるんだからな」


「それもそうだな、さて帰るか。

このままだと雨が更にヤバくなって帰られなくなりそうだ」


ノッポが引き戸を閉じた事で、漸く自分の中にあった緊張が解けていくのかわかった。


雷が落ちた瞬間、教卓の隙間から見えたスカートの先。


良かった、もしノッポがソレに気付いていたら殺していた所だったよ。





その後、俺たちは他愛もない話をしながら互いに帰路につき、俺は客間のソファーにどっかりと腰を下ろす。


あの一瞬で一気に老け込んだ気分だ。


だが、上手くいったのなら問題はない。


先程持ち帰った携帯を取り出し、送られて来たメッセージを開く。


そこに俺は、携帯の持ち主のふりをして文字を打ち込んだ。


『今日の12時、学校の3階にある使われてない教室で待ってます。

誰にも見つからない様にひとりで侵入してください。

もしそれが成功したら、先延ばしにしたあの答えを、受けさせてもらいます』


「送信っと」


そう口に出しながら送信ボタンを押して、小さく微笑む。


色々あったが、今夜でソレもひと段落だ。


左上にある小さなカメラを見つけ、そちらに向けて手を振る。


「茜さんも、今日はお疲れ様です。

良ければ今回の事が全て終わったら死体を処理して欲しいんですけど、勿論問題ないですよね」


スピーカーが内蔵されていない監視カメラである為、この質問に返答はないが、それでも構わなかった。


コレで来なければ、茜さんは俺を裏切ったという立派な証拠が手に入るだけだ。


まあ、互いにまだ掴めてないこの段階でそうなる事はまだないだろう。


そう思いながら部屋で自由に過ごし、夜が完全に暮れるの待った。




夜の10時、人目を避けながら学校に忍び込むと、使われてない教室に入り、ふたりの死体を取り出す。


そして手袋を装着すると、ふたりの服を脱がして、胸元をゆっくりと撫でた。


確かここら辺だったか。


ナイフを優しく滑らせ、中が傷つかない様に丁寧に切り開く。


死んでからある程度時間が経過している為に、血が飛び散る事もなく、スムーズな展開。


医学書を読み、父の解体で有る程度人間の内部を把握した為か、今回は然程さほど汚れずに取り出す事に成功した。


ふたりのソレを取り替え、ひとりにウエディングドレスを着せて椅子に座らせる。


あとひとりはもう不要だな。


黒いビニールに残りを詰め込み、袋を閉じると俺はソレを教室の隅に追いやった。


そして再度床をきれいに拭き、ウエディング姿の女子の髪を櫛でゆっくりととかす。


髪をハーフアップでまとめて、耳元の赤い薔薇の花を添えると、周囲にも赤い花びらを散りばめる。


胸元から血が滲み、白いドレスが一部赤く染まり始めたが、赤い花びらが綺麗にその場に馴染み、血と混ざり合い、とても綺麗な花嫁姿がそこで完成した。


彼女とこれまで全く接点のなかった俺ですら、この姿に見惚れて恋をしそうな姿。


だが、彼女は今からくる男子のものだ。


きっと彼はこの姿を見て、喜んでくれるに違いない。





暫くその場で待っていると、1つの足音が聞こえた。


さて、いよいよ対面の時間だ。


「マオちゃん?」


男はそう言いながら、中に入って来る。


俺はその男が開けた入り口の真横に明かりを消したまま、静かに息を押し殺す。


今はふたりの大事な対面の時間で、俺が出る幕ではない。


そんな中男は、懐中電灯を片手にゆっくりと足を進めて行った。


「言われた通り、誰にもバレない様にココまで来たよ。

ねえ……え…………」


懐中電灯がウエディングの足元から徐々に照らされ、灯りはスポットライトの様に最後に女子の顔を映し出す。


「ま……マオちゃん……嘘だ……嘘だよな……」


そうして男はその場で立ち尽くし、小刻みに震え始めた。


嘘なものか、今目の前にいる彼女は正真正銘、君の想い人だ。


「どう、喜んでくれた?」


背後から声をかけ、入り口の扉を閉める。


男は驚き、俺に懐中電灯の明かりを照らしてきた。


「黒田……白亜?

何でお前がここにいるんだよ」


「何でって、そもそも君を誘ったのは俺だしね」


そう言って女子の携帯を取り出して見せると、目の前にいる男子の表情がみるみると驚きや混乱に見える表情へと変わっていく。


だがこのままでは、変な誤解を招く可能性もあるか。


「あぁ、勘違いしないで欲しいが、別に俺は彼女を狙ってないからね。

むしろその逆で、君達を応援する為にここに居るんだ」


「応援だと……なら、マオちゃんはどうしちまったんだよ」


「どうって、君の理想の姿になってそこにいるじゃないか」


「生きてるのか?」


「死んでるよ」


「死……嘘だよな、なあ、嘘って言ってくれ‼︎」


男は俺に詰め寄り、胸ぐらを強く掴んで譲って来た。


「痛いよ……そう思うなら、しっかり近づいて確認すれば良いじゃないか」


そう言うと、男は俺から離れて、恐る恐るウエディングドレスを着た女子に近づき、震える手でそっと彼女に触れる。


「ひっ‼︎」


情けない声を男は発して、条件反射のごとく後ろに飛び退き、そのまま床に倒れ込むと、上半身だけを起こしてズルズルと後退していく。


おかしいな、俺の思っていた反応と違う。


「今そこにいる彼女は、君の事が大好きな彼女だ。

何故なら、君の事が好きで好きで堪らないと言う人間の心臓をその身に宿しているからね。

結果として、一生喋れない体になってしまったが、この事実は変わらない。

ね、コレで両思いでしょ?」


多分彼は、その真実を知らないから困惑しているのだ。


そう思い、丁寧に状況を説明するが、その男は懐中電灯をの明かりを常に此方に向けながら怯えた様に俺から距離を取り始めた。


「お前、頭おかしいんじゃないか!?

こんなのただの人殺しだろ‼︎」


「そうだよ? でも、それで両想いになれて愛を手に入れる事が出来たのなら本望じゃないのかな?」


「何言ってんだよ……狂ってる……アンタ狂ってるよ……」


狂っている、彼は何を寝ぼけた事を言っているのだろうか。


不満と苛立ちが徐々に身体中をうごめき始める。


俺はむしろふたりの為にここまで準備をしてやったと言うのに、何故そんな暴言を吐かれないといけないんだ。


だがそう思った次の瞬間、そのうごめきがぴたりと停止した。




あぁ、成る程、そういう事か。




理解が出来たと同時に、ゆっくりと男子に詰め寄る。


「なんだよ……来るな……ヤダ、来るなって‼︎」


男は更に後退し、端にあった黒いビニールにぶつかる。


すると、結び目が緩かったのか、そこから血塗れのもうひとりの女生徒の顔がこぼれ落ちた。


男は体に何か触れた事に気づいたのか、恐る恐る懐中電灯を、その黒いビニールに向ける。


今だ。


一気に距離を詰めて、ナイフを両手で掴むと、心臓目掛けて勢いよく突き立てた。


男は此方に反撃しようと手伸ばして来たが、すかさずナイフを引き抜き、もう一度深く突き刺す。


血が飛び散り、ソレが自分にかかるのも気にせず何度もナイフを男の心臓に突き立てる。


早く、死んでしまえ。


懐中電灯が男の手から転がり落ち、動かなくなった男の亡骸を照らした所で、俺は漸く手を止めた。


「一緒になれなきゃ嫌だよね」


そういって胸元を切り裂き、ナイフで貫かれて傷だらけの心臓を取り出す。


本当は綺麗なままが良かったが、あの状況では仕方がない。


ウエディング姿の女子の元に近づき、服を脱がせると、空いた胸元にもう一つの心臓を押し込め、再度服を綺麗に着せる。


「コレで、皆仲良しだ」


そういうと、一気に疲れが押し寄せ、その場に座り込んだ。


本当にイレギュラーの連続で、予想外に骨が折れる一件だった。


疲れた……茜さんが来るまで少し休むか。


そう思い、俺は死体の転がる教室で静かに目を閉じた。




***




暫くして、誰かが肩を叩きながら声をかけて来ている事に気づき、ゆっくりと目を開く。


目の前には、目元を隠す様な白い仮面を付けた茜さんの姿。


「良かったぁ、やっぱり来てくれたんですねぇ」


心が軽くなりそう微笑むと、茜さんは俺の頭を優しく撫でる。


「お疲れ様、今回は又随分と殺したわね」


「だって、そうでもしないと今回の愛は作れなかったので」


「そうね、確かに必要な死だと私も思うわ。

でも学校の生徒を殺すのはコレ以降なるべく控えてくれるかしら」


「何で?」


「同じ場所で人が大量に死ぬと、少し証拠隠滅に時間がかかるのよ」


「今回、俺は3人が自らの足でこの教室に来る様に誘導して、なるべく痕跡を消したつもりですが、それでも足りませんか?」


「そうね、協力してくれてありがとう。

でも、万が一って言うのも有るし、控えてくれると私は嬉しいかしら」


成る程、どれだけ殺しても証拠隠滅に時間がかる程度で済む可能性があるとは、茜さんの所属する何かはどうやら余程大きな組織の様だな。


最悪国家レベルという可能性もあるか。


「わかりました、コレからは控えますね!」


兎に角今は従う素振りだけは見せておこう。


だが、このまま何もせずに流れに身を任せていては、茜さんを手に入れる事は出来ない。


そろそろ此方も何かするべきか。


そう考えを巡らせている間にも、教室は綺麗に片付けられ、俺の浴びた返り血も綺麗にされると、その日は当たり前の様に呆気なく終わりを迎えた。

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