>一緒に染まることを拒んだだけで、社会不適合者なのだろうか。
最初に拒んだのは自分なのに、相手に拒まれると寂しくなる。人の感情のままならなさを感じますね。
入学式で出会った彼女は「自由でいていいんだ」という気持ちをリイナちゃんに教えてくれて、1年後に気持ちを伝える勇気もくれたんですね。素敵な一目惚れのお話でした!
異端であることが何故かとても恥ずかしかったあの頃……眼鏡がまだ珍しくて初めて掛けた日は教室中からめちゃくちゃ見られて泣きそうになりましたな……「自分らしく」では無く、素の自分が素のままいける場所になって欲しいですよな、学校というものは……
通信制高校の描写がめっちゃリアルだなぁ。そうそう、うんうん、と思いながら読んでました。
伸び伸びと自分らしく。そして素敵な友達を得て、楽しい学生生活を送ってほしい。(めっちゃ、親目線💦)
ああ、すごく素敵な関係……!!
冒頭のクラスになじめない主人公を見て、学生時代のわたしかな?と思うくらい深く共感しておりました。
わたしは親にも学校にも生徒にも逆らえずただうじうじと生きていたけど、この主人公には自分を変えようという意思がありますね。
「みんな同じ」が正義な学校の在り方に違和感を持っていたときに、もし目の前にこんなパンクの女の子が現れたら……。その「自分」を貫く姿がどんなにかっこよく見えただろうと思います。
ピアスを開けるだけのことでも、主人公にとってはどれだけ冒険だったでしょうね。
もし自分が学生時代をやり直せるならこう生きたい、という希望を、このお話で叶えて頂いたような、清々しい気持ちになりました。
ラストも前向きで、あたたかくて、これからの二人の人生を想像させてくれますね。学生時代のわたしがこのお話を読んだら勇気づけられただろうなあ。
「キュンとした賞」と「ほっこりした賞」に推したいです。
カッコイイお友達、二人でお揃いのアクセサリーとか、買いに行ってほしいなぁ
あれ、これにコメントできてなかった!?
好きです、このお話!