【No. 097】これってもしかして記念すべき100話になったりしますかね?
やあみんな。
久しぶりだね。
私の名前は……おっとそれは言わない約束だった。
なぜならここは匿名コンだから。
でも私とあなたはすでにどこかで会ったことがあるよ。
どこでだったかって?
それは想像にお任せするよ。
私があなたの作品を読んでいるかもしれないし逆も然り。
あるいは君はこのお話を最初に読んだかな?
だとしてもきっと再会になるはずだ。
完全に初めて出会うわけがない。
この世界は狭いから必ずどこかで見たことがあるはずだ。
さてここからは文字数稼ぎをしようか。
なにせ思いつきで書いているからもうネタ切れになってしまった。
おや「思い付き」と聞いて表情が変わったね。
そうか君の知り合いにプロットなしで短編を書く知り合いでもいるんだろう?
だから私もその知り合いだと推測するわけだ。
うーんどうだろうね。
普段は綿密なプロットを組みが今回に限りあえて無計画にやっている可能性もあるよ?
それに実はここまでプロットどおりに進んでいるやもしれない。
真相は板野さえも知らないのさ。
唯一板野が知っていることといえば私が何者かぐらいかな?
私こと作者が誰なのか。
主催者の特権でそれだけは知ってやがる。
しかし知っているのはたかが名前だけ。
そんなちっぽけな情報しか持っていないんじゃなにも知らないのと同じだね。
ちなみに君は私が誰だと予想しているかな?
ぜひコメントしてみてくれ。
ふむまだやっと折り返したところか。
暇なので追加でヒントをあげよう。
一人称ってのも注目できるポイントだ。
君の知り合いに「私」という人称を使う人を思い浮かべてごらん。
少しは絞れるはずだ。
これが「拙者」や「朕」だったらもっと簡単に特定できたのに、残念だね。
さらに厄介なのは「私」だとろくに性別の特定もできないところだね。
今の時代は僕っ娘なんてのもあるくらいだ。
もはや性別を当てるのは不可能に近い。
いやあてずっぽうで推測してみるといいかな?
だって二分の一の確率で当たるんだもの。
けれど気を付けて。
私は普段から「私」と言っているとは限らないから。
そういう意味ではここまでのヒントはぜーんぶ水の泡。
人魚姫のように消えてしまいましたとさ。
めでたしめでたし。
とは終われない。
なぜならまだ100字ほど足りないから。
最後に匿名コンについて話そう。
私はもうすでに二作品提出しているよ。
ジャンルはそうだね、ここじゃ言えないや。
君達に気づかれる材料を与えることになっちゃうからね。
だがノーヒントもかわいそうだな。
男主人公と女主人公それぞれ一つずつ書いたよ。
これでわかるかな?
しまった意地悪をしていたら制限時間だ。
ここらでシンデレラは帰ることにするよ。
それでは諸君また会おう。
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