切ない……切なすぎる……。
とても残酷なお話ですが、美しい言葉から当時の煌びやかな文化背景が見えてきて(中国史は全く無知ですが)、悲惨なだけではない美しさも感じました。
ご両親まで斬ってしまい、主人公はすぐに人を殺し過ぎというのが率直な感想でしたが、殺らねば殺られるという人を信じられない時代に生まれたため、致し方ないのかもしれませんね……。
それにしても悲しいです。
わぉ…美しくも繋がってしまった因果…
切ない。職場の昼休みに読むべき作品ではなかった。泣きました。なんて切ない読後感。
「切なかった賞」に推させていただきます。
あまりにも哀しい結末に胸をきゅうとひきしぼられ、なかなか感想を書けずにおりましたが……なにか言葉にせねば……と思い、筆を執りました。それでもやはり、言葉になりません。
これが二千五百文字とは到底想えません……それほどの重厚感。練りあげられた世界観……ただ、ただ、素晴らしい小説を拝読させていただきましたと頭をさげるばかりです。
あぁ、切ない……!
これも2500文字? と疑うほどに濃密な作品でした。素晴らしい物語でした!
「切なかった賞」に推します!
すれ違いがいいですね
後悔と共に、そして梅の花と共に生きるのでしょうか
志毅よ。情に眼を濁してしまいましたね。
でももし手紙が先に届いていたら、木蓮を屠ることはできなかったでしょう。
まるで本物の彼の国の説話を読んでいるような心地になりました。また梅の花の簪というのがよかった。
ありがとうございました!
この世で最も愚かな男。描ききった作家さまに拍手を。