オーストラリアはメルボルンに在住の筆者、かしこまりこさん。
ユダヤ系の夫と二人の子を持つ彼女は、日々の生活をこのエッセイにて届けてくださっていました。
メルボルンと言えば、多民族が暮らす都市として有名な場所。まりこさんの職場や友人にも、さまざまなバックボーンをもつ方々がいるようです。
まりこさんはそんな方々との生活を、生き生きと描き出しています。そして、そんな日常は私にとってはとても新鮮で、新たな発見があるものばかりでした。
学生時代に行きたいと願い、叶わなかったメルボルン。いつか行きたいという思いが、まりこさんのエッセイを拝読しているとより強くなります。
読んでいて含蓄があり、楽しいエッセイです。カクヨムではいくつかのエッセイをフォローし、追いかけさせてもらっていますがまりこさんのエッセイはとりわけ毎回学びがあり、興味深いです。
100話を区切りに、新たなエッセイ「カクヨム徒然日記」をスタートさせるとのこと。そちらも併せて応援しております。