第48話 たましい年齢
むかーし、手相占い師のマーコさんという方の記事で「たましい年齢」という言葉を聞いたんですよ。さっきググってみたら、当時の記事がまだネットで見れたのでリンク貼っときます。
https://www.1101.com/maaco_tamashii/2007-07-27.html
「魂年齢」と漢字で検索すると、輪廻転生の話が出てくるんですけど、この記事で話している、ひらがなの「たましい年齢」は、もうちょっとゆるい定義です。
どんな人にも、実際の年齢とは別に「この人ってこのくらい」みたいな年齢ないです? フランス人映画監督のミシェル・ゴンドリーさんは「一生十二歳」とご自分でおっしゃってたし、今年傘寿を迎える私の父は、気持ちはずーっと高校生のままだと言ってます。
2007年の記事なので、もう十六年前ですね。ぎゃー。ってことは、この記事を読んだ頃、私は二十六歳でした。その当時に「自分のたましい年齢はどのくらいかな」と考えたのですが、なんとなーく「四十二歳くらい」と思ったんです。
小学生の頃からちょっとおばちゃんくさかった私。隙あらば誰かのオカン役を買って出るし、将来は子だくさんなイメージをよく持たれてました。
自分自身も、大人になったらお母さんになるのかな〜ってボンヤリ思っていて、小学生くらいの子どもたちにご飯を食べさせる「肝っ玉母ちゃん的なオレ」を容易に想像することができました。
で、今日、私の誕生日なんですよ〜。ふふふ。四十二歳になりました。ぎゃー!
私、今日やっと自分のたましい年齢(←自己判断)になりました。なってみた実感としては……あら、悪くない。むしろいい感じです。色々としっくりくるというか。
小学生の子どもが二人いて。毎日のように近所の子とか学校のお友達とかが、わちゃわちゃと家にいて。若い頃に「こんな感じかな」って想像してた自分とけっこう近いです。
容姿だけは、ちょっと違います。二十代の頃の私が思っていた四十代のイメージって、ちびまる子ちゃんのお母さんみたいな、「くるくるパーマにダサい服」でした。
そんなふうにはなるもんかぁぁぁ〜って、矜持をかけてあがいています(笑)。髪型も服も、おばさん風のダサいやつは今でも嫌です。八十代になっても、その時の自分に似合うおしゃれをしていたいですねぇ。
今日は、もっと他にも色々お話したいことがあったのですが、区切りがいいのでこのへんで。
みなさまの「たましい年齢」はどのくらいですか?
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